美深町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月29日
特色ある教育の推進について
2023年6月29日、美深町議会の一般質問で、藤原芳幸議員が「特色ある教育の推進について」質問し、教育長 杉本力が答弁しました。
- 質問者
- 藤原芳幸 議員
- 答弁者
- 教育長 杉本力
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 藤原芳幸
2番目は、教育。教育ということで、特色ある教育の推進ということで、これは教育長に伺うものであります。特色ある学校教育の取り組みのさらなる推進ということで、日本の公立学校の教育は、都会も地方も同じ教育を受けられることが基本方針で、その中にあって本町では美深町独自の特色ある教育活動と魅力ある学校づくりとして、英語教育と仁宇布小中学校の山村留学を推進してきています。英語教育は、事業を継続させてきた実績は評価できますけれども、今後はどう成果を上げていく、このことが課題になると思います。本町が行う英語教育は、どのような特徴のある教育になっているのかお伺いします。また、山村留学は恵まれた自然環境の中で、生活、学習をとおして成長できる環境は特色の1つであります。さらには、昨年、新校舎が完成し、一層充実した教育環境となりました。現在、一定数の生徒児童は確保できておりますけれども、継続して留学生を確保していくことは、学校運営に欠くことのできない課題であり、そのためにはより魅力的な学校づくりや効果的なPRを進め、学校を維持していかなければなりません。どのような考え方で課題に対処していくのか教育長に伺うものであります。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 杉本力
藤原議員から、特色ある学校教育の取り組みのさらなる推進についてということでご質問をいただきました。はじめに、英語教育については、美深町の英語教育は平成28年から、英語が使える美深人の育成を教育の目標として、幼児センターから高校、養護学校までの取り組みを進めています。幼児センターでは、ALTと一緒に英語に親しむこと、小学校では、読み書きを含めた初歩的な英語に取り組み、中学・高校では、英語でコミュニケーションを図るなど、英語教育推進担当と英語指導助手、そして2名体制にしたALTが、各学校の英語教員と一体となって、講師間の連携を図りながら目標に向かって推進して参っています。コロナ禍で、英語イベントである英語トライアル等のコミュニケーションに関わる事業が中止になるなど、想定外の面もありましたが、各学校の英語の先生が中心となって組織している美深町英語教育推進研究会において、子どもたちが楽しく興味を持って英語に取り組むよう努めています。次に、山村留学についてご質問ですが、仁宇布小中学校では、少人数の特性を活かし、児童生徒の個性に応じた指導を行うとともに、小学校と中学校の連携を図り、専科教育に取り組むなど学力向上と合わせて、特色のある教育の推進に努めています。山村留学を実施している仁宇布小中学校については、学校運営体制と指導にかかる教員体制を維持するため、一定の児童生徒の確保が必要となります。児童生徒の確保のために、ホームページやパンフレットを活用した情報発信をしている他、ホスターホームなどの改修で住環境の整備も進めています。今年度は、新たに山村留学制度推進協議会が中心となり、親子留学に向けたPR事業を現在検討している他、仁宇布小中学校のPTAが仁宇布の様子をフェイスブックで発信し、仁宇布小中学校のPRを自ら活動していただいてもおります。引き続き、地域の皆様、山村留学制度推進協議会の協力を得ながら特色のある教育の推進に努めて参ります。以上、答弁と致します。
質問 8番 藤原芳幸
はい、今教育長から答弁をいただきまして、美深の英語教育に関しては、それこそ幼児から高校生まで、幅広く様々な取り組みが行われている。そういうことは理解はできるのですけれども、ここ何年間かは、その成果について色々例えば1つの目安としてなっている英語検定がどうかこうかという話もよく聞かれるのですけれども、それだけが全てではないのは承知の上でちょっとお伺いしますけれども、確かに英語教育を取り入れることが1つの特色ある教育ではありますが、今、幼児からはじめまして、平成8年からですから、何年だろう6年、7年かな。そのぐらいになるのかなと思うのですけれども、その幼児たちが例えば1つの目安とされている中学校の検定だとか、そういったもので成果が見られるようになるのは、もう少し時間がかかるのかなと見ているわけなのですけれども、その場合、その英語教育の成果としてどのような形で目標を設定しているのかなという部分でちょっとお伺いしたい。現在の目標、そして今後の目標ということでどのような目標設定で授業を進めているのか伺います。
答弁 教育長 杉本力
今ほど、藤原議員の言ったとおり目標としましては、中学卒業時3級合格、国は50%、美深町は60%を目標にしております。これは数字的な目標です。ただやはり最終の目標はもう1つあって、やっぱり英語、グローバル的な英語社会において、やはりコミュニケーションを高めるという部分も重要でして、その点についてやはり小学校、幼児からやっていくというのをやっておりますので、その辺は中々この英語検定の合格率というのは、特に昨年は低かったのですけれども、コミュニケーション能力というのは、昨日も研修の機会があって、私も中学校に行って参りましたけれども、私の考えていた以上に上がっていますので、中々数値化できないところでは、かなりその辺は成果が上がっているのかなと思います。
質問 8番 藤原芳幸
今の話でいきますと、よくチョウザメで孵化したらすぐ卵が産むのかっていう話になって、いやいや5年6年かかるんだという話とちょっと似ている部分があると思うのですけれども、着実にその成果が上がっているということを教育長が実感している部分もありますので、期待を持って英語教育については、これからも見守らせていただこうかなと思っています。時間の関係もありますので、山村留学の方もちょっとお伺いしたいと思います。山村留学でいきますと、今、それなりに確保できているうちにしっかりと次の手を打つということは、重要なことであると思っております。仁宇布小中学校は、学校の特徴としては、英語教育も1つの特色ある教育として進めているわけではありますけれども、少人数による生徒が手厚い授業を受けることができるという環境は、これはこの学校の特色だとは思っております。これは生徒だけではなくて、教員側にも非常に利点があると思うのですよね。改築時の校長であった杉山前校長がですね。この学校は、教師がこうしたいだとか、こんな指導をしてみたい、こういうことが全て実践できる学校なんだよねということを言っておられました。児童生徒、そして教師も成長できるそういうことを感じさせる学校であると私は思っておりまして、これは学校の最大の特徴ではないかなという風に思っております。この思想が定着して周知されれば可能性はまだまだ広がるのではないかなと思っているわけですけれども、まず先ほど少人数で魅力もある学校だということも教育長も言っておられましたけれども、この辺に関しても、今の教育長のお考えをちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 杉本力
確かに、中学校の教諭もいますので、専門的な分野での学習も小学生から可能だということで、かなり濃い学習の機会を得られるのはいいのかなと思います。それと、もう1つその学習だけではなくて色々な分野について、生徒が少ない、生徒に対して先生が多いという中で、やはりかなり色々な部分で事情を抱えた子どもたちがいます。そうした中で、その人方の、子どもたちの心の部分へのケアも相当されているという、そういう特色もあるので、やはり先日、運動会の方へ行って、保護者の方の色々な意見を聞いた中では、やはりそこを感謝している方も相当いらっしゃいましたので、やはりそれらを含めた中の山村留学の特質というか、今後も進めていかなければならないのかなと考えております。
質問 8番 藤原芳幸
今の教育長の答弁を聞いて山村留学と言って言っても奥が深いんだなということを改めて認識をした次第でありますけれども、先程のちょっと続きで時間内で喋れるかな。ちょっと喋ってみますけれども、今年の2月にですね、仁宇布中学校の授業報告会という、これが広報委員会が学校に話を持っていった部分だったのですけれども、その中身で生徒たちが町の現状を学習し課題を設定して対策を考えたもの。こういったものの発表会がございました。子どもたち、そして先生も普段の授業ではできない経験だったと思いますけれども、想定を超えるような結果で、発表会で私どももちょっと驚いたのですけれども、そういったことが事細かくできるような、先程言ったように少数人数の学校ならではの教育的効果かなと思って、先々本当に可能性を感じた次第でございます。この学校の可能性というものは、まだまだ色々発見できない部分であるのかなと思いますけれども、是非学校の魅力に加えてですね。今後の山村留学、歴史は長いですけれども、新校舎ではまだ始まったばかりでありますので、是非とも魅力のある学校として発信をしていただいて、全国から子どもたちがこの学校で学んでみたい。そのようになるような学校づくりを目指していっていただきたいと思いますけれども、最後にもう一度教育長にこれからの可能性について、そしてPRについてお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 杉本力
今年の2月に議員さんを交えて、政策提言ということで中学3年生の子どもたちが5提案程いただいている内容について、私も興味深い点もありましたので、就任後全部読ませていただきました。ただ、その対応については、評価とか何かは致しませんが、それは色々な部分で子どもたちが考えて、まちのことも色んな部分を調べてやっているというのは、本当に意義のある政策提言なのかなと評価しております。ただ、この政策提言をつくるにしても、相当、今授業が過密の中でやっておりますので、かなり時間を割いておりますので、その辺については、やはり学校が主導となってやっていただいて、それに対して我々はもしできることがあるならやるのかなということで考えておりまして、そういう特色も学校の方で色々考えているということは、校長さんをはじめ生活指導員というか、ホスターホームの方も色々な協力をいただいているということを聞いておりますので、教育長としてのその辺は感謝と評価をしているところでございます。
質問 8番 藤原芳幸
はい、それでは色々聞きましたけれども時間がきましたので、そのような形で是非とも魅力ある学校づくりに繋がれば嬉しいかなと思っております。そして先ほどの町長にもまちの課題、まだまだこれからこれだけではございません。色々ありますので、第2弾があるかもしれませんけれども、これからも一緒になって知恵を出し合って、住みよいまちづくりに一緒になって協力して進めて行くことが、まず大事だと思っておりますので、色々とこれからも引き続きこのような形で色々お話をさせていただくことがあるかと思いますけれども、今後ともどうぞよろしくお願いするのと、これからのまちのご発展を祈願して終了とさせていただきます。