みんなの議会

むかわ町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月8日

特色ある高校教育現場の検討について

2021年3月8日、むかわ町議会の一般質問で、東千吉議員が「特色ある高校教育現場の検討について」質問し、教育長 長谷川孝雄、教育振興室長 田口博、恐竜ワールド戦略室長 加藤英樹が答弁しました。

質問者
東千吉 議員
答弁者
教育長 長谷川孝雄、教育振興室長 田口博、恐竜ワールド戦略室長 加藤英樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 東千吉

1番、東 千吉が、通告によりまして大きく4点に分けて質問をさせていただきたいと思います。答弁方、よろしくお願いをいたしたいと思います。まず、1点目ですけれども、特色ある高校教育現場の検討についてでございます。特色を生かすことによる生徒の確保及び予算等の支援策をどのように考えているか伺いたいと思います。例えば、鵡川高校は野球、それから穂別高校は博物館とかの連携及び地元資源の活用等について、どういうふうに考えているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 教育長 長谷川孝雄

ただいまの質問にお答えします。これまで、高校振興対策として、保護者の経済的支援、例えば通学費助成ですとか学習支援ツールの導入費用支援などの方法で生徒を確保し、高校を存続させるという手法が取られてきました。しかし、全国的な少子化は歯止めがかかっておりません。生徒の確保は、より難しくなってきております。そのような状況下、今後も生徒を確保するためには、経済的支援だけではなく、議員のおっしゃるとおり、地元の資源や特色を生かし、独自のカリキュラムを編成するといった高校そのものの魅力化を向上させる必要があります。生徒が行きたい、保護者が行かせたいと思う学校、生徒も地域と積極的に関わり、地域も生徒を受け入れる学校になることで、生徒を確保するというものであります。先ほどの教育行政執行方針でも述べましたが、鵡川高校、穂別高校両校は、以前からこのような取組を進めております。鵡川高校で野球をやりたいという目的で多くの生徒が入学しておりますし、穂別高校においても、生徒寮、穂星寮を設置し、地域との深い関わりを持って活動してきました。また、来年度からむかわ町内の高校生を対象に公営塾を開設する予算を計上させていただいております。この取組も、町内高校でも高い学力を養うことができ、大学受験に挑戦できるという魅力の一つにしていきたいと考えております。今後も、経済的支援を継続し、地域の特色を生かしながら高校の魅力化を進め、生徒が行きたいと思うような学校づくりを支援してまいりたいと思っております。御理解をお願いします。

質問 1番 東千吉

先ほどの町長の行政執行方針及び教育長の教育行政の執行方針についてお伺いをしたところでございます。北海道でも、三笠高校のように非常に特化した高校があると思っております。それらは、特にそこへ行きたいという人が来れるようなカリキュラム、来れる、行きたい、授業を受けられるという状況をつくっての高校の教育方針でございます。そういう部分を含めますと、今、鵡川高校については、町長の行政方針もありましたように、非常に具体的な内容も盛り込まれてございました。穂別高校については、やはり今、日本でも特化できる恐竜、こういう関係を特化したカリキュラムをつくる、そういう高校の特色を生かしてはいかがかなというふうに実は思っているんです。そのことをすることで、地域の活性化にもつながりますし、生徒の確保にもつながるのではないか。さきに資料を見たところ、穂別高校については、10人のところ20人の生徒募集の目標を掲げているようですけれども、その具体的な内容については書かれてございませんでした。簡単に10人を20人にするということは、これ大変なことで、しかもこのコロナの中で、生徒募集活動を先般からしていないといううわさを聞いておりますから、なかなか町外に向けての生徒の募集の活動ができていないように思ったりもしております。そういった中で、やはり魅力ある、特色ある高校の実現ということでは、地元の資源をしっかりと使っていく、そしてまた、そのことにいろいろなところからの賛同をもらいながらつくっていくということが大事なのかなというふうに思っておりました。そういう意味では、今まで恐竜ワールド戦略室等でいろいろ培ってまいりました富山の砺波市との交流、あるいはまた日本恐竜協議会の8自治体組織体、あるいはまた北海道恐竜化石ネットワーク研究会、これが6自治体組織体でございますけれども、それらに声をかけながら、何というんですか、しっかりとやっていく。子どもたちでも、うちの孫もそうなんですけれども、うちの孫も車より、何か知らん、恐竜のおもちゃ買っていくと非常に喜んでございます。4歳ですけれども、これが10年間続く子どももいるわけですよね、日本全国ずっと見ていったら。そういう部分を、子どもの夢をずっと高校まで持っていって勉強させる。それは、やがて、その特化された知識、学習を世に出せるという可能性もあるという、非常に奥深い教育状況が実現させられるのではないかというふうに考えるものですから、特にうちの穂別高校の特色というのはそこにあるのではないかというふうに思っておりますので、もう一度お伺いしたいと思います。

答弁 教育振興室長 田口博(教育振興室長は2022年3月まで)

これまでの穂別高校の特色ある具体的な取組を御紹介したいと思います。平成27年から29年間の3年間につきましては、小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業としまして、むかわ町穂別博物館を会場に、穂別高校生が穂別中学校生徒とグループを組みまして、穂別小学校児童を対象に、恐竜化石を含む地元で発掘された化石について、解説などの学習内容を発表したりしております。また、令和2年度につきましても同様なキャリア教育を実践しておりまして、令和2年度の10月29日に、穂別中学校におきまして、穂別高校生が地元の中澤農園、それから苫小牧広域森林組合だとか穂別博物館等の恐竜についてとか、勉強したことについて、小学校と中学生に向けてクイズを交えてプレゼンテーションなどを行って、キャリア教育を実施してきている経過がございます。また、平成26年度から、地域連携特例校、協力校事業の一環としまして、協力校であります苫小牧西高吹奏楽部と特例校である穂別高校吹奏楽部とのジョイントコンサートを穂別高校体育館で開催し、地元小学生や中学生及び地域住民を招待し練習の成果を発表するなど、穂別高校の魅力を紹介し、PRしているところでございます。令和元年につきましては令和元年12月16日に開催しておりますが、令和2年度につきましてはコロナ禍によりちょっと中止というふうになっておりまして、カリキュラムとしてはありませんが、キャリア教育という形で、地域の資源を生かしたキャリア教育を実践しているということを御報告させていただきたいと思います。あと、生徒募集につきましても、毎年ですが、札幌地区、千歳地区のほうを学校訪問いたしまして生徒を募集するような形で、学校訪問を実施している状況でございます。まだまだ地元の小中学校に対しますPRが不足している部分もございますけれども、これまでも学校訪問をして生徒募集をするなどの対策を取ってきたということを御報告させていただきたいと思います。

答弁 恐竜ワールド戦略室長 加藤英樹

議員から恐竜ワールド戦略のことにつきましても一部触れていただきましたので、私のほうからも御回答させていただきたいと思います。恐竜ワールド構想推進計画の中では、高校教育に対するそういった抜本的な、また具体的な戦略を持ってはいないところはあるんですけれども、この間、地域の皆様からもそのような御要望が多々寄せられてきております。町といたしましても、それらの要望にお答えはしたいと考えてはいるんですけれども、どうしても高校との、理化学の先生との連携とかというのがそこまではまだ至っていないという状況がございます。新たな推進計画の中では、できれば我々としては、町としても、今、子ども化石くらぶはあるんですが、シニア層、いわゆる中高の部分についてもぜひ触れていければなという思いはございますが、これの実現についてはまだまだいろいろな機関との連携というか、調整をしていかなくちゃいけないかというふうに思っております。恐竜を題材にした地域のむかわ学ということでは、教育委員会とも連携をしながら、今後とも進めていきたいと考えております。以上です。

質問 1番 東千吉

計画の中では、観光産業としての位置づけも恐竜ワールドの中ではあるというふうに見ております。しかしながら、教育施設としてのいわゆるむかわ竜の活用は、全国でも類を見ないぐらい要素の高い部分というふうに思っております。したがいまして、前にも一度、地球体験館のことでお話ししたことがあると思いますけれども、高校生になっても地球体験館みたいなところを非常に、僕なんか1回しか行かないんだけれども、非常に何回も高校生が来て、本当にどこ見るんだろうと思うぐらいに、何回も何回も穂別に来て地球体験館を見た子どもがおりました。その子は京都大学行きましたけれども、そういう子どもたちを育成、そして、そういうふうに育てられる現状の地域資源があるということを十分に踏まえて、中にはやっぱり全国見たら、九州か四国かどこかあっちのほうでも、そういう恐竜に対して小さい頃からの思いを高校生になってもしっかりとやっていきたいという、専門職を求めるぐらいの知識を求めたいという子どもたちに対しての特色ある教育をぜひやっていただきたいというふうに念願をいたしますので、ちょっと頭に置いてよろしくお願いしたいというふうに思います。答弁は要りません。

出典:むかわ町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月8日 議事録 PDF(63ページ) 間違いを知らせる