美深町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日
「子ども権利条約」への取り組みについて
2021年12月14日、美深町議会の一般質問で、小口英治議員が質問し、町長 山口信夫、教育長 草野孝治が答弁しました。
- 質問者
- 小口英治 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫、教育長 草野孝治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 小口英治
次の質問に移ります。項目は行政・教育。件名 「子ども権利条約」への取り組みについて。「子ども権利条約」では4つの原則があります。1つに、命が守られ成長できること。2、子どもにとって最も良いこと。3、意見を表明し参加できること。4、差別のないことがあり、我が国では1994年同条約を発効している。しかし、一方でいじめが原因と思われる不幸な事件が全国的に起きている。次の項目について、町長にお伺いします。1つ目、4つの原則に照らし我が町の取り組みについて。2つ目には、子どもが自由に意見を表明し、参加できる機会の提供や、取り組みの実情について。2つ目には、教育長に伺います。我が町にいじめの発生はないのか。万が一起きた場合の取り組みは整備されているのかです。以上です。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
先に私の方から答弁させていただきたいと思いますけれども、子ども権利条約に関しての質問をいただいたところでございます。世界の多くの児童が今日、なお貧困だとか飢餓だとか困難な状況に置かれている。こういうことを鑑みて世界的な視野、1つの視野を持って世界の児童の人権の尊重、保護の促進を目指したものでありますけれども、1994人に日本も批准しているわけであります。中を見ますと、本条約は基本的人権の尊重を基本理念に掲げると同時に日本国憲法さらには経済的、社会的及び文化権利に関する国際規約ですね。及び市民的政治的権利に関する国際規約や国内法と軌を1つにするものかなと認識しているわけであります。従いまして、美深町の子どもに関わる施策の全てがこの条約に基づいて取り組みが進められているというように理解をしているところでもあります。2つ目のご質問にありましたように、子どもが自由に意見を表明し、参加できる機会の提供だとか取り組みの実施についてはどうなんだということでありますけれども、子どもが自由に意見を表明し参加できる機会の提供だとか取り組みの事情についての質問でありますけれども、まちづくりを進める上で子どもたちの意見を尊重といいますか、否定をしているわけではありません。そういう意味では先生だとか、保護者だとかそういう部分に委ねておりますけれども反映されていると。子育て。今後もあらゆる機会を通して子どもたちの意見を尊重、意見を反映させるように努めて参りたい。このように考えているわけであります。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
小口議員から子ども権利条約に関わって、いじめに関してのご質問をいただきました。報道等でいじめ問題、事件について知るところでございますが、いじめの未然防止、いじめが深刻化する前の早期発見、早期対応がまずもって重要とされております。町内各小中学校におけるいじめの問題につきましては、毎年春と秋の2回、学校において全児童生徒を対象に全道統一のアンケート調査を実施してございます。以前の質問項目では、いじめられたことがあるという直接的な質問項目でございましたが、悪口やからかいなどを受けていて、いやな思いをしていても遊びや悪ふざけなどと受け止め、いじめがあるとは答えられずにいる場合があることから、平成29年度の秋からは嫌な思いをしたことがあるというように質問項目が変更され、いじめの芽を早期につむため、積極的に認知するような取扱いになりました。アンケート調査の結果、嫌な思いをしたことがあると答えた児童生徒に対し、学校において詳細を聞き取る中、即解消に向けて取り組んでおり、学校を休んだり長期に渡って嫌な思いをしている児童生徒は現在いないと報告を受けているところでございます。未然防止の取り組みとしては、学級活動や道徳科の授業のほか、令和元年度から実施しているQ-Uテストにより児童生徒の心の状態を把握する中、いじめや学級崩壊の予防や早期発見につとめ、より良い学級づくりに取り組んでいるところであります。町では、平成28年1月、美深町いじめ防止基本方針を定め、万が一の事態が起きた場合につきましては、この方針で美深町青少年問題協議会をいじめ防止等対策組織及び調査組織に位置づけているところでございます。いじめが発生し、児童生徒の命、生命、心身や財産に重大な被害が生じた疑いがある場合や、いじめにより連続して学校を欠席しなければならない状況がある場合には、青少年問題協議会の委員の皆様にご協力いただきながら事実関係を明確にするための調査を進めるよう体制を構築しているところでございます。また犯罪行為として取り扱われるべきものが想定される時は、直ちに警察に相談していくこととしているところであります。以上、答弁といたします。
質問 7番 小口英治
答弁をお聞きして、大変満足、私はしておりますけれども、子どもにとって、子ども権利条約の中の2つ目に、子どもにとって最も良いことをやりなさいというような指導があるのですよね。条約の中に。その中で、どういうことなのかなと思って、私なりに町で出しているのを見たら、子育て支援に関するアンケート調査、これは平成31年3月に報告書が出されていますけれども、その中を色々見ると先ほどの名取議員等もこども庁も含めた質問等もありましたけれども、その中で色々その重要意見の中に居場所がない子どもの放課後の居場所ですとか。休日、あと公園のことだとかが指摘があります。そこら辺の私も体育館前の公園は整備されましたけれども、他にある公住の側にあったのは撤去されたり、残っている何年か前に指摘のあった老朽化したところは撤去したりしていますけれども、子どもたちが学校から帰ってからほとんど子どもを見ないですよね。今ね。私の付近ではですよ。ほとんど、昔とは全く様子が変わっています。それで子どもにとって最も良いことは何なんだということの意見聴取は、先生やら親やらから得られているというようなお話でしたけれども、直接町長が、子どもらに向かい合って聞くことも、教育長でもいいですけれども、私はそういうことも大事な視点ではないかなと思いますので、そこの考えをお2人にちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
私の立場としてお答えしますけれども、ここ2年間、本当にコロナの対応等で中々そういう場を設定するのが難しかったというところが本音かなと思います。各学校と教育の現場において、例えば総合的な学習そういった中で町の未来について考えるとか、そういう単元といいますか。コマがございまして、その中で私が教育長についた元年ですかね。最初の頃、町長さんに来てもらうのはおこがましいので、教育長来ていただけないかという、そういう総合的な学習の中で、町の未来について勉強するコマがあると。それも何時間も積み重ねて、最後その体育館で全体での集まった中、その中に美深高校の生徒も入って一緒に子どもたちとも交流しながら町の将来について話す授業がございました。その中で、私に対して町の将来について子どもの色々な意見を頂戴し、その後町長に報告したというような案件といいますか、対応をしているところで、今後そういった総合学習的な中で、そういう話を子どもから私も直接聞いていく機会があるのかなと思っております。また今年は中止になりましたけれども、少年の主張そういった発表会の中にも私も参加して、子どもたちの意見を聴いたりとか、社会を明るくする運動の月間の中でそういういじめだとか非行防止だとかそういった作品を募集したりとか色々なことを対応しているということもご理解いただければなと思っており、今後もそういった機会があれば私も子どもの声を聞いていきたいなと思っておりますので、ご理解の方をよろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
教育長から答弁ありましたので、二番煎じは避けますけれども子どもの青少年のコロナでここ1、2年やれていないのですけれども、青年の主張だとかそういう中で中学生なりそういう考え方を聞いております。その中でいじめの問題が出てきたり、そして将来の志が出てきたり色々あるわけでありますけれども、今の子どもたちこういうことを考えているのかなと、そういう機会を私も勉強する機会をつくっていただいているわけであります。施設的には満足とは言えませんけれども、それなりに一定の規模の施設等々は揃えているつもりでございます。以上です。
質問 7番 小口英治
ありがとうございます。最後にしたいと思いますけれども、先程来アンケート調査のことも言いましたけれども、これは教育長でもいいですけれども、どちらでも答えられる方でいいですけれども、この結果の自由意見に対して、これから取り組むべき課題のおさえですね。アンケートの結果のもとのおさえをどのように感じておられるかだけ、お聞きしておきたいと思いますので、お願いします。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
自由意見という中身が分からないのですけれども、今回嫌な思いをしたという質問に変わったことから、多分我々の時代もそうでしたし、議員さんの時代もそうでしたけれども、このいじめの法案出来る前は子どもたち6年間にさかのぼって調査したところ、9割の子どもが嫌な思いをしたというのと嫌なことをしたというのも9割ほどいたというような結果を受けて、この法律、そして道の条例、そして町のそういった方針に至っているということで、先程お話しましたけれども、まずは相手の立場になって考える。そういった道徳の授業等も特に大事なのかなと思っています。アンケート、それとQ-Uテストというものについては、こういう隠れたいじめらしきことをされたというのが、いじめのアンケートで分からない中で、Q-Uテストの中で、そういう傾向が見られるということで本人はそう思っていなくても、周りがそういう嫌な思いをしているのではないかなというようなこともわかると。そういった未然に防ぐ、芽を摘むというようなテストも行っているところでございます。特に小学校辺りで多いのは、やはり冷やかしだとか、からかい、悪口、無視されたとか、わざとぶつけられたとか、それがあまり限度を超えるといじめになっていくのかなと。そういう早期の段階で芽を摘むということが一番大事なのかなと言われていますので、そのベースごとに学校内においていじめ防止推進委員会をそれぞれの学校内に持ってございますので、そういった中で対応され、今後とも案件によってそれぞれ対応していくしかないのかなと思ってございます。私からは以上です。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
議員さんが冒頭おっしゃられておりましたように、子どもが非常に少ない、あまり見ないという感覚。私もそんな感じを持っていないわけでもない。そして時代とともに子どもの数が少なくなってきて、私たちの育った子どもの時代とは様子が変わってきている。今、教育長がおっしゃられたようないじめの問題だとか、そういう諸々が事件として、事故として出てきている。これは1つの社会現象かなと見ているわけであります。そういう中にあって、国はこども庁ですか。こういうものも模索をして今課題として取り組んでいるような状況であります。そういうことは承知しているつもりであります。しかし、1つの課題があるのだと思いますけれども、そういうことをやっぱり国がしていく、我々は我々の世代としてクリアしていく。そういうことも心掛けていかなければならない。大事な子ども、子どもは財産と言われるわけでありますから、そういうことを念頭にこれからも取り組んでいきたい。こども庁、国が発足。法律的にも役所的にも整理をつけて、発足になれば、それに従って我々も進んでいこうとこう考えているわけであります。
質問 7番 小口英治
まさに私も今の町長の意見と同感であります。今、言おうと思ったことも既に述べられていますので、あれですけれどもあえて言いますけれども、このこども庁設立に向けて12月12日、北海道新聞社説において、ついこの間ですけれども、政府の有識者会議では先月こども政策を政府の重要課題として協力に推進すべきとの報告書を出しております。政府も呼応するように2023年度の設置を目指しているという報道であります。予算拡充こそ最優先すべきだとの報道もありますが、その基盤になっているのも子どもの権利条約です。子どもの権利条約も2015年から2030年までの達成を目標に14の目的を定めてSDGsの開発指針にも載っております。それが基盤になっていると私は思っています。ですから、コロナのちょっと違うかもしれないですけれども、地域の実情も見て、美深の10万円支給の云々の報道もありましたけれども、私は美深町が率先して子どもの住みよいまちづくりに是非ともやっていただいて、これから少子高齢化で美深も人口は減るし大変ですけれども、それこそやっぱり今の時代だからこそ子どもは宝だと、私も常々そう思っていますので、この先んじて美深町は子どものために色々高校の教育の助成の話やら色々今日は出ましたけれども、子育てに関しては美深町はもう心配ないんだというように是非なるように、町長の決意をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。それで最後にしたいと思います。力強いお言葉で頼みます。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
決意と言われても、そんなに大きな声で決意表明が出来ないわけでありますけれども、一生懸命子どもの問題等々に取り組んで参りたいと。そのためには子どもは宝だと言われるような我が町。そして先進的に取り組んでおられる子ども権利条例等も作っておる市町村、道内的にですけれどもね。そして近隣のつくっている条例等も参考に見せてもらっているわけであります。しかしながら、それが全てかな。何でも作ればいいというのではなくて、問題はそこに魂が入って行かないと本当の意味の子育てなり何かにならないと。問題はそういうことが大事になってくるのか。何でも作ればいいということではないのかなそう思ったりもしないわけではありません。以上、感想を含めて申し上げるので答弁にならないのかもしれないけれども申し上げます。
質問 7番 小口英治
あまり答弁になっていない。決意を聞きたかったのだけれども。答弁になっていない。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
これが決意であります。
質問 7番 小口英治
以上で終わります。