美深町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月28日
町民のためのより良い町役場づくりについて
2023年6月28日、美深町議会の一般質問で、小口英治議員が「町民のためのより良い町役場づくりについて」質問し、町長 草野孝治が答弁しました。
- 質問者
- 小口英治 議員
- 答弁者
- 町長 草野孝治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 小口英治
それでは、項目2つ目の行政に移ります。件名は、町民のためのより良い町役場づくりについて。これも草野たかはる後援会討議資料の中に、職員の能力開発・研修体制の構築、人事評価制度の運用と適材適所の人事配置が掲載されておりますが、具体的な実施方法を伺います。
答弁 町長 草野孝治
小口議員から2件目として町民のためのより良い町役場づくりについて、職員の能力開発、研修体制の構築、人事評価制度の運用と適材適所の人事配置の具体的な実施方法についてご質問をいただきました。職員研修につきましては、毎年経験年数や勤務年数に応じた派遣研修として計画を立て、令和5年度は25の研修に54人の職員を派遣しているところでございます。また、研修計画の他に職員自らが企画立案する自主研修制度を設け、職員の自主性を重んじながら研鑽を奨励しているところでございます。さらに今定例会では、まちづくり自主研修事業についてご提案させていただいております。この研修を通して職員が広く異業種の町民の皆さんと交流を深めることで、視野の拡大やコミュニケーション能力の向上など、成長を期待するところでございます。人事評価制度については、個々の職員が課の組織目標に沿って立てた個人目標に基づき上司が期首と中間に面談を行い、年度末にその達成度について評価を行っております。評価という言葉から想像すると、どうしてもできる職員ですとか、できない職員等に振り分けることが目的のように聞こえますが、これはあくまでも住民サービス、良質な住民サービスを提供するために職員の能力を引き出すこと、導き出すことを狙いとした人材育成に重点をおいた人事評価制度として運用しておりますことをご理解いただきたいと思います。こうしたことにより職員それぞれに適した配置を検討し、職員の能力向上と良好な職場環境づくりに結び付けていけたらいいなという風に考えているところでございます。以上、答弁といたします。
質問 7番 小口英治
これ自主研修、私の間違いであったら申し訳ありませんが、自主研修確か事務報告書では皆無に近いような結果だったと思いますけれども、これをどのように引っ張って参加、ゼロに近くなければさらに大きくするためにはどのような方策でやろうかと考えているかが1点と、あと人事評価制度を今人材育成の能力向上のためだということは、今説明があったのですけれども、これはちょっと言いづらいことなのですが、これは手当等に反映させる何かがあるのかどうなのか。ただ能力向上だけでやっていくのか。それと3つ目には、これ適材適所それはやっぱり勤務されている方は、得意分野、不得意分野、恐らく職務の中でもきっとあると思います。それどこまで持っていくのか、調整を図るのか、上限何年とか設けるのか、その具体的な適材適所の考え方、それをちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 町長 草野孝治
1番目の自主研修制度がゼロだったというのは、多分コロナ禍の中での年度のことかなと思いますので、令和5年度については、まだコロナは続いていますけれども、一定程度コロナ明けということで5年度は使われると思っておりますし、もう既に2件、職員研修制度を自主研修制度で研修を積んでいるということで、報告を受けているところでございますので、さらに活用されるのかという風に思っているところでございます。続いて、人事評価によって具体的に手当てに反映されるのかということでございますが、先程発信したとおり、人材育成能力向上そういった部分を主としてございます。場合によってはですね。その評価の中で、心身体調を崩したというそういった部分も反映される場合もあるかもしれませんけれども、基本的にこの直接この評価が上がったからといって、手当を上乗せするとかそういった仕組みにはなってございません。適材適所という部分が、1番難しいところでございます。一定程度ですね、その職員の向き、不向きもないわけではないと思いますけれども、その辺、総務課長、副町長ともですね、十分協議しながら配置を人事異動を進めているところでございます。場合によってはですね。自分はこれ向かないのではないか。だけど自分はこういうところに行きたいという職員もいるかもしれませんけれども、その辺は職員研修等々で、やはり我々は自治体職員、公務員の中にあって定期的な人事異動、人事配置は当然のことかなと思っています。常に私は、職員に対して住民に必要とされる職員となって下さいと、そういったことを伝えておりますので、何とか異動された、配置された場所で能力を発揮していただければなという風に思っているところでございます。
質問 7番 小口英治
わかりましたけれども、まず後段の適材適所の関係ですけれども、これやっぱり任命されたら、もちろんそのポジションにはいるわけですけれども、ある程度の目安がないと働いている方も不安になるというような考えも私はあるのではないかなと思うのですけれども、最長何年だとか、ただその異動するのはわかりますけれども、もう少し具体的なマニュアル的なものも必要でないかなと思いますけれども、そこをまずもう1つ1点聞きたいと思います。それと人事評価制度の人材育成云々のところでしたけれども、手当等はないというようなことだったのだけれども、私は思うのはこれも議員になりたてのころですね。職員の中でもボランティア活動を一生懸命やって下さっている方もいるし、何もやっていない方もいますよ。そこら辺のメリハリをですね、やっぱり難しいのかもしれないけれども、それが能力向上に結び付く1つの方法論ではなかろうかなと今でも思っていますので、合わせて同じ答弁ならばいいですけれども、私はそうやって、あるべき表彰規定もきっとあるでしょうからその時にその一生懸命やっている職員にはですね。一生懸命やっていない職員いないとは思っていないですよ。ただ、さらに一生懸命やっている職員も私の見ている目ではいる認識です。ですから、そこら辺のメリハリをきちっとつけてやれば張り合いもあるし、これからのその町の役人としてでもいいんでないかなと思っているものですから。今あえてもう1回お聞きしたいです。よろしくお願いします。
答弁 町長 草野孝治
人事異動なり適材適所の部分について、特に人事の部分は役場本庁・教育委員会含めてやはり組織の活性化を促すうえでは必要不可欠な部分かなと思っています。今、若年世代の職員については、新採用から2年から3年で色々な職場を回ってもらって勉強していただくと。そういった考えで人事異動を行っているということでご理解いただきたいなという風に思います。また職員の能力向上といいますか、やはりこういう小さなまちで住民からすぐ誰が役場職員だというのはわかりますので、できる限り最近他町村から就職で美深に移住された方も段々増えてきていますので、できる限り地域活動に参加して地域の方とコミュニケーションを深めてほしい。それが将来職員として色々な場面にプラスになってくるよと、そういったことを職員にはなるべく伝えるようにしていますので、今後とも期待していただければいいかなという風に思ってございます。以上です。
質問 7番 小口英治
それ以上は言いません。それでは件名 美深振興公社の健全経営について。美深振興公社は昨年7月に資本金の増資とアウルの合併で営業基盤の強化を目指したところですが、結果は1,817万円の損失を計上いたしました。これからの黒字化に向けての運営手法と経営責任はどのように考えておられるかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 草野孝治
はい、小口議員から最後3件目として美深振興公社の健全経営についてのご質問をいただきました。昨年、7月、7月3日から新体制ですね。合併を機に改めてサービスの向上と経営改善に向けて体制を強化するとともに、増資により財政基盤を強化し、安定的な事業運営を目指してきたところですが、令和4年度の決算状況としては、美深振興公社と旧道の駅アウルで1,817万円の損失計上となり、合併前の旧道の駅アウル、4月から7月2日までの利益を足しても1,645万円の損失となったところでございます。売り上げに関して令和3年度と比較するとびふか温泉は1,362万円増加。道の駅びふかは1,560万円増加しており、まだまだ回復途上、コロナ明けての回復、入り込み等を含めた売り上げが回復途上ではございますが、コロナ禍の厳しい状況から脱却しつつあるのかなという風に抑えております。一方で、販管費、販売管理費ですか。エネルギー価格の高騰、燃料、光熱水費、原材料費、消耗品など大幅値上げ、そして最低賃金の上昇による人件費などの増加などで経費はかさみ、びふか温泉では1,987万円の増。道の駅びふかでは、1,443万円増加していることから、統合効果以上に経費が急増しており、赤字決算となったところでございます。今後もエネルギー価格や物価高止まりが予想されることから、公社の営業努力だけでの黒字化は、大変厳しいと考えております。従いまして、価格転嫁を基本とする料金改定、これには条例改正が伴います。料金改定を行うことがまず必要なことと考えております。利用者の皆様には、ご負担が増えますが、施設運営を継続するためには避けて通れないことと考えております。それでもなお、厳しい状況が続くなら経営安定資金の投入も検討しなければならないのではないかと考えているところでございます。びふか温泉、道の駅を含む美深アイランドは、美深町のみならず北北海道の観光拠点であり、町民にとっては憩いの場であり、地域振興には欠かすことのできない施設でございます。特に町内業者、商店からの販管費、仕入れですとか、購入、令和4年度で約1億2千万円ほどとなっており、本町経済にとっても大変影響が大きいものでございます。公社のみならず町としましての6月の人事異動で第三セクター担当職員を配置いたしましたので、より連携を密にしながらこの難局を乗り越えていきたいと考えているところでございます。
質問 7番 小口英治
この問題は、令和元年に議会広報の速報版というかたちでセンセーショナルな経営は大丈夫か美深振興公社という見出しで出した記憶があります。ここに持ってきています。こんな普通の町民が見たらびっくりするようなものを発行させてもらいましたけれども、これに関しては本当に私も何度も質問して大丈夫か、大丈夫かといった最終の12月の定例会のこれは、定例会のこれ一般質問、違いますね。これは委員会ですね。これ定例会の。これはあれですね。指定管理の5年のことだったと思いますけれども、その中でこれは私が発言している内容ですが、本来の目的である地場産品の販路拡大、商品開発、情報発信など本町の産業活性化を担うべき重要な役割を持つ施設であり、雇用の創出にも繋がる積極的運営が求められていると思います。2つ目の理由としては、本年4月の統合において町から2千万、株主5社から300万、統合されたアウルの株式700万円と合わせ、既存資本額6千万円となりました。しかし、3年度決算においては町職員派遣にかかる費用が営業外収入と修繕経費は指定管理料の追加という形になっています。また、国・道から経営回復支援金、緊急事態宣言措置協力支援金などがありました。これで討論まで行って少数意見も留保させていただきましたけれども、職員決め派遣して増資もし、その後ではもうこれ以上の助成金になるものはないというような町長の、当時の町長の発言もあります。今いった支援金の云々という現町長の話は、私はそう簡単には認めるわけにはいかないと思いますけれども、根本的な解決策というのですか。これは町内業者の云々というような、今説明がありましたけれども、物品の納入なんてほとんどないと思いますよ。私は調査しているのかしてないのかわかりませんけれども。燃料屋さんですよ。ほとんどは。はっきり言うと。違ったら言ってください。それで、やっぱり極端に言えば売り上げが伸びて赤字だというならば経費の節減しかないわけですよね。普通は。経費の節減となったら仕入れ価格の減少と、あとは人件費に手をつけていくか、解体して他所に身売りするか、極論からいえば私はそういうような選択肢しかないように思いますけれども、他の道があるのでしたらちょっとお伺いするのと今の答弁ではそう簡単に赤字解決策は示されていないなという印象ですけれども、合わせてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 草野孝治
はい、令和4年度の仕入れ等々、びふか温泉の部分で燃料費だけではございません。各種食材等ございますし、業者の修繕もございます。そういった部分含めて販管費から町内の業者との取引については、約6,800万ほどございます。道の駅の部分につきましては、地元の農家さん、農協さん含めてそういうところからの仕入れ、そういったものが約5千万ございますので、約1億2千万円ほど地元からの仕入れ等の支出になっているのかなという風に思っております。この内、燃料ですとか、そういった部分も含まれておりますけれども、それについては約3,000万ほどですかね、4年度については。そういった形となっておりますので、本当に町内のお店屋さん等々からの仕入れも多くございますので、影響が大きいのかなと思っているところでございます。ご承知のとおりコロナ禍にあってですね、交付金等、あとレストランが休んだ部分の国からの交付金等があって2021年、2020年についてはですね、実際黒字計上になってございますけれども、今回4年度の単年度の収支では大きな赤字だったと。これは、私本当に6月8日に株主総会があって新しく代表取締役に পেট্রきました。その中の株主総会の中でも、やはりパート含めて39人の従業員を雇用していると。この方、家族を含めた部分の生活がかかっている大きな事業所ですよと。こういった部分をしっかり従業員の方にも認識していただいて、合併の経緯、なぜ合併したのか、そういったことを再認識していただいて従事していただきたいという部分でございます。その中において、まさかそのロシアのウクライナ侵攻によって、こういった形でエネルギー価格が急騰するということは想定もしていませんでしたし、尚且つ物価高騰が続いていますので、逆にいうとお客さんが戻ってきて増えたとしてもさらに経費がそれに合わせて増えていると。そういったところが大きな原因かなという風に思っておりますので、その部分をどうやってこのあと何とかプラスに向けてしていくかという、今、手法・対応を今詰めている最中でございます。本当にコロナ禍にあってはですね、温泉さんにおいてはオードブルですとか、弁当ですとかテイクアウトを通じ休んでいる部分を頑張っていただいている経過もございますし、本当に最低賃金が上がっていますので、従業員も最低賃金以下で使用することにはなりませんので、そこのところでも本当にご理解いただきながら対応しているという実態もないわけではございません。議員さんも本当にお店を経営しているので十分わかっていると思いますけれども、本当に働く従業員の確保、一杯いっぱいでやっている部分と本当に働き方改革、最低賃金の見直しによる接遇の改善ですとか、インボイス制度の導入そういった部分で電子帳簿の取り扱い、またインボイス制度に向けたセキュリティの強化、そして公社のシステムを4年度、アウルと一本化にしています。そのクラウド化によってですね、200万円ぐらい余分にというか、臨時的な支出をしているというのが実態でございます。その中で実は株主総会の中でも営業計画、これだけでは中々簡単にはプラスにならないよと。営業計画が不十分ではないですかというようなご指摘も受けておりますので、株主さん、取締役さんのベテランの経営者からね、ご助言を賜りながら今営業計画を補強、見直しを図っているという状況にございます。本当に統合によって経費等を節減したものを物価の極端な高騰によって利用料収入が追いつかない状況ということはご理解頂けるのかなと思いますし、最低賃金の部分にプラスして人手不足の時に、昨年人材派遣会社を通して来ていただいたと。さらにそういった経費がかかっているというのを調べましたら判明してきました。あと施設が老朽化していますので、町で整備している部分もございますけれども、美深振興公社独自で老朽化の整備をしているという部分でございます。その分、統合効果以上に経費が急増している部分については、やはり先程も話しましたけれども、利用者にご理解いただくということで、条例改正等を含めて収入を増やす道を探すしかないのかなと思っています。それから先程いいましたけれども、人員は最低でやっていますので、上手くローテーションをしていかなければならない。そういったテクニックも必要になってきてございます。またスバルさん、スバルさんの木質チップそういった部分の支援等も引き続き受けている中で、何とかそのエネルギー価格、燃料価格の高騰に対応していくしかないのかなという風に思います。人が沢山来ようが、少なかろうがお風呂はきちんと準備しなければなりませんし、電気はちゃんと確保しなければなりませんし、掃除もきちんとしなければならないと。その辺の部分は最低進めて行かないとならない部分でございますけれども、本当に食事についてもですね、なるべく加工物を買わないで、手作り作業を心掛けてきた。本当は冷凍食品を使えばもっと楽だろうなということなのですけれども経費がかかってくるのかなと。そういった部分も含めて、昨年まで町から2人職員を派遣して、細かいことまで見直す中で進めてきたというところを本当に想定していなかった緊急事態ということも、価格の高騰ということもあってですね、こういう赤字決算になったのかなと思っていますので、本当に本年度どのような形で、最後営業計画を補強していくかということにしかないのかなと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 7番 小口英治
指定管理の部分は、色々問題があって議決したので、議会で議決をしたので、それについては私は何も言うあれがないですけれども、ただ他所の近郊でもですね、この厳しい情勢の中でも黒字化になっているところもあるというのも1つ大事な視点であると。抑えていただきたいと思うし、これやっぱりずっとこの今言われたとおり経営計画もしっかり立てて議会にも報告がきっとなされるのではないかなと思いますけれども、そこら辺のやっぱり言いづらいですけれども、どんな会社でもやっぱり経営責任というのはついて回ると思います。そこら辺の経営責任に対しての考えを聞いて終わりにしたいと思いますけれども、ただ町費を使っていればいいというものでは決してないと思います。やっぱり駄目なら駄目で他のことを考えて模索していかないと、やっぱり駄目だと思います。そこの1点だけ聞いて、まだまだ聞きたいですけれども、この程度に今回はしておきます。
答弁 町長 草野孝治
はい、私も第三セクター、町が大部分の株を出資しているということで、代表取締役に就かなくてはならないということで、本当に責任を感じています。本当に第三セクターと言えども株式会社である限り、経営者は常にお客様、利用者様、株主様、そして従業員、そして先程ご説明申し上げました仕入れ先など、自らの会社に関係する人々に対し責任を持ち続ける義務があると思っております。自分はそれを預かっているのだという厳しい自覚を持つこと、責任を持つことが経営責任かなという風に思っているところでございます。そのことを肝に銘じて、小口議員の今後ともご指導、ご助言をいただければなという風に思って答弁といたします。
質問 7番 小口英治
終わります。