美深町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月16日
高齢者の見守りについて
2021年6月16日、美深町議会の一般質問で、名取明美議員が「高齢者の見守りについて」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 名取明美 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 名取明美
高齢者の見守り強化は安心して生活できる町づくりに繋がります。項目 社会福祉。件名 高齢者の見守りについて。質問の要旨 美深町においては、高齢化が進展する中、一人暮らしの高齢者又は高齢者のみの世帯割合が増加することが見込まれます。その中で地域の力で支え、早期に異常に気づき、命を守る仕組みである「見守り」は、高齢者が安心して在宅生活を継続していく上での基盤となるものです。現在見守り活動については、地域の実情に応じて自治会、民生委員など様々な取り組みが行われており、そのひとつとして美深町と事業所との「美深町地域見守り活動に関する協定」が締結され、孤立の防止及び支援の必要なものを把握することにより、地域福祉の向上を図っています。協定を結んだ事業所は支援が必要な高齢者を把握などしたとき美深町「地域包括支援センター」へ連絡し、その後高齢者宅への訪問が行われることになります。また緊急な状態(病変等)の場合は、消防および警察に連絡し対応することとなっています。このような見守り体制の構築により高齢者の孤立を防ぎ、住み慣れた地域で安心して在宅生活が継続できるよう取り組みが進められています。今後、見守り体制の強化のため、協力事業所をはじめ、さらにボランティアと各自治会、行政など関係機関が相互に連携・協力していかなければならないと思いますが、町長の所見を伺います。1、美深町の見守り体制の強化について、今後の在り方をどのように考えているのか。2、事業所との協定を更に広げていく考えはあるのか。3、充実した見守りとして現在行われている協力事業所による「安否確認」や「異変時対応」に加え、行政も含めた「こころのケア」を行う考えはないのか。また、メリハリある、効果的な見守り強化として「春の見守り月間」「秋の見守り月間」を行ってはいかがか。町長所見よろしくお願いいたします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今、名取議員の方から高齢者の見守り対策等についてのご質問をいただいたところでございます。具体的には3点ほどでありましたけれども、1つずつお答えをしたいと思っております。まず1点目の高齢者の見守り対策、更には今後の在り方。2点目の高齢者事業所との協定の拡大についてのご質問でありますけれども、現在北海道新聞、更にセブンイレブン、コープ宅配システムトドックですか。更に郵便局との4社の協定を持っているところでございます。先程のお話の通り訪問時における異変がある場合には連絡をしていただく。こういうことになっております。新たな事業所との提携については、今のところ特別予定はないわけでありますけれども、協定という段階ではありませんけれども、協力をいただける事業者とは更に締結をすることもやぶさかでないのかなと思っております。高齢者の異変の早期発見に努めたいと考えているわけでございます。また町内の商店だとか金融機関だとかこういうところとは締結をしておりませんけれども、現在高齢者に異変が見られる場合等については、包括支援センターに連絡をしていただいて、支援に繋がることがなにかないのかなと考えているわけであります。更に町で実施しております買い物宅配サービス、更には配食サービス、移送サービス事業の委託事業者にも連携を図って参りたいとこのように考えております。今後とも民間事業者との連携を図りながら高齢者の方の異変を早期に発見をし孤独死、孤立死の防止だとか認知症の人の早期支援に繋げたいと考えているわけであります。見守り対策の今後の在り方についてでありますけれども、新たな対策として社会福祉協議会の生活支援体制整備事業の中で、生活支援コーディネーターと連絡をしながらボランティアによるお話ボランティア、訪問ボランティアなどによる見守り活動についても現在検討をしているところでございます。特に閉じこもりがちな高齢者については、人との接点が少なく、更に要介護状態になりやすい傾向があるため、定期的に見守りを行い、早期の支援や定期的な人との繋がりを持つことが介護状態の予防や悪化防止に繋げることが出来ると考えております。これが1、2の質問に対する答弁でありますけれども、最後の3つ目のこころのケアという部分について、高齢者の心のケアの部分について申し上げますけれども、効果的な見守り強化月間についてでありますけれども、昨年はコロナ禍の中で、包括支援センターの事業として80歳以上の独居の方に電話での実態調査をさせていただいたところでございます。今後も80歳以上の独居の方については、必要時に包括支援センターから生活状態の確認を行いながら、早期の支援が出来るよう継続して取り組んで参りたいとこのように思っております。その見守り対策として1つは、民生委員による安心ほっとカプセルの配布だとか確認の訪問についても継続して行って参りたいとこう考えているところでございます。先程答弁いたしましたけれども、ボランティアによります訪問や声掛けなどの新たな取り組みについても検討して、高齢者のこころのケアを中心とした効果的な見守り対策を行って参りたいと思っているわけで、民間事業者をはじめ様々な関係機関と連携を図りながら、町に住む高齢者が安心して住み続けられるように取り組んで参りたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいなと思っております。なお、我が町の独居高齢者数、令和3年3月の数字でありますけれども、352人程というように抑えております。あと民間業者との見守り協定の関係等については、協定の締結等については先程申し上げましたけれども、北海道新聞だとかコープの宅配のトドックだとかセブンイレブンだとか、郵便局等々、残念ながらこれらからの通報といいますか、という部分は残念ながら1件しか今までのところなかったという状況でございます。新たな民間業者に想定できるのは残念ながら佐川急便はこれらの事業に取り組んでいない。しかしながらクロネコヤマトだとかセイコーマートだとかそういうところも取り組んでいるように聞いておりますので、そういうことは出来るのかどうか、これについても調査、考え方等を追及して参りたい。孤独死についても若干申し上げましたけれども、孤独死というのは一般的に言われているのは7日以上の放置している状況を言うようでありますけれども、今までのところ年度によって異なるわけでありますけれども、本当にその年、その年でありますけれども年度1、2件という状況でございます。具体的に言えば30年度で2件ほどあったわけでありますけれども、31年度は1件、令和元年度は1件という状況でございます。今年の状況については、今のところまだ出ていない。ほっとカプセル等の設置の状況については、今までも設置の数等々については発表してきておりますけれども、400以上の設置数になっておりまして、それらも少しずつ増えてきているという状況にあることを申し上げましておきたいと思います。民生委員の訪問件数でありますけれども、1,740件ほど昨年度の数でなっているのだという報告も受けているところでございます。以上であります。
質問 1番 名取明美
第6次総合計画のまちづくりアンケート調査において、今後も美深町に住み続けたい、どちらかと言えば住み続けたいと回答した人は、約70%になっており、多くの人は出来る限り住み慣れた地域や自宅で暮らし続けることを望んでいます。町長がおっしゃいました通り、協力事業所により体制が整えられていると感じております。事業所の見守りについては、安否確認と異変時対応がメインと私は思うのですが、町長もその辺はどのように思われていますか。お願いいたします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
安否確認だとかその辺のことも非常に大切だと考えておりまして、そのような方向で答弁したつもりでもあるのですけれども、そのように感じております。
質問 1番 名取明美
先程も町長が言われておりましたように、前回の一般質問において、80歳以上の独居の高齢者に電話にて状況把握を行ったことは、高齢者が行政に期待する見守りの形として理想的でした。コロナ禍の中で顔を合わせなくても行政が私たちを心配してくれたことに対して感謝し、安心して自分の家で生活できることの喜びに繋がりました。これが行政の役割であり見守りの形だと私は思います。町長いかがでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
高齢者へのそれぞれの電話だとか、そういうものを高い評価を頂いたところについては非常に感謝を申し上げたいなと思っております。またこれらのことが非常に重要だということも付け加えさせておきたいなと思っておりますのでよろしくお願いします。
質問 1番 名取明美
北海道新聞にて各市町村で事業所との協定を結んでいる記事を見ました。美深町はどうなのか。ホームページで調べましたところ、先程も町長も言われておりましたが、4点の事業所と協定を結んでいました。その時、はじめて見守り体制が整っていることを知りました。このことは美深町の高齢者の方々の多くは知らないと思います。勿体ないです。何故かというと行政が高齢者の見守り活動の協定を結んでいることを知らないからです。また十分な広報がされていないのではないかとも思います。高齢者にとっては重要な情報であるのに、伝わっていないことが勿体ないのです。協定を結んだ事業所の存在は助かる命を助けるという役割があり、高齢者が安心して在宅生活を継続するための基本となります。更に事業所を増やし、より多くの人の目で見守り体制を強化していただきたいと思います。町長いかがでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
それなりに見守り体制が整っているのだよと。ただ残念ながら十分に知らせていないと言いますか、広報等が不十分ではないのかというご指摘でありますので、その辺も意識しながら今後の対応等について十分対応をとっていきたいと思っております。
質問 1番 名取明美
現在、地域の見守り活動については、各自治会、民生委員などを中心に情報交換しながら行っています。しかし、各自治会の会員数が美深町の人口減少に伴い減少しています。また高齢世帯の割合も増加している中、自治会の活動世代も減少しています。つまり若い人が少なくなっているのが現実です。地域力が徐々に低下する傾向が心配されます。今まで各自治会が行ってきた見守りが徐々に難しい状況になると思われます。地域力を高め、美深町民が安心して暮らせるよう行政も含めた地域全体で見守り体制を構築していって頂きたいと思います。つまり行政も見守り体制に連携、協力し進めていかなければ地域力は維持できません。町長どのように思われますか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
言ってみれば、人口減少、更には高齢化という社会にあって地域力が非常に落ちてきているのでないかという心配がありました。そういう中にあって、我が町の連携と高齢者に対する見守りの連携といいますか、そういう部分について行政だけでは中々手が回らない部分もありますから、各団体等に訴えながらより充実するような形で取り組んで参りたいと思っておりますので、より充実させる方向で努力して参りたいと思っておりますので、よろしくお願いをします。ただその中で、各団体におかれても組織におかれても、町の考え方等々もこのようにあるわけでありますので、ご理解ご協力のほどよろしく申し上げておきたいなと思っております。ただ決して協力がないということを申し上げているわけではありませんので、その辺の誤解のないようにもお願いしたい。より進めてほしいということでございますのでよろしくお願いします。
質問 1番 名取明美
高齢者だけにとどまらず、様々な相談窓口が行政に設置されていますが、高齢者の困り事相談もより使いやすくなるよう願っています。このようなことを相談してもいいのだろうか。また今、相談しなくてもいいやと思ってしまい、解決しないまま徐々に不安が高まっています。これをケアするため相談窓口をアピールし、見守りの充実として春の見守り月間、秋の見守り月間などにより、メリハリのある効果的な見守り強化を行ってはいかがでしょうか。美深ニューパブリック協議会は、防災情報端末機により定期的に流しています。美深ニューパブリック協議会の会員も増えていると聞きます。このように春、秋の見守り月間の期間中に、度々防災情報端末機により定期的に流すことで相談窓口の利用を促していただきたい。これが今年から準備期間に入りました、困り事相談事業にも繋がると思います。つまり、高齢者がとりあえず相談してみようか。また見守り月間だから相談してみようかなど、相談しやすい環境づくりをしていただきたいと思います。町長いかがでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
言ってみれば、相談しやすい体制づくりをどうするかということでありますけれども、非常に大事なことが今言われておるなと思っているわけで、そういうことを意識しながら月間のこともありますけれども、そういうことも含めながら将来に向かって検討していく年にさせていただければ、有難いなと思っております。高齢者の方々がこんなことを相談したらいいのかと、そういうことではなくて相談しやすい体制、私自身もたまには相談受けることもあるのですけれども、的確な回答ができない場合もあるのですけれども担当の方にきちっと相談する、そして相談窓口を設けるということも意識してかかっていかなければならない。高齢者の見守り体制の中で十分検討を加えていきたいと思っております。
質問 1番 名取明美
ある高齢者の方が行政が高齢者のために行ってくれることがうれしく感じ、美深町で生活できることに感謝し安心して暮らせることを有難いと思います。とおっしゃっておられました。これが最後の質問となります。協力事業所が美深町の見守りの基本となり、各自治会、民生委員など関係機関と行政も含めた見守り体制が構築され、高齢者が困ったときは、相談しやすい環境が整った安心して暮らせるまちづくりとして、見守りの強化をしていただきたいと思います。最後の質問です。町長いかがでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
十分に言われましたことをしっかりと聞き留めておいて、そしてまた担当課も出席しているわけでありますけれども、これらのことに十分伝わるように努力して行政の中でも、ただ行政の中では限りがございますので、それぞれの団体、ボランティアを含めてでありますけれども、ご協力、ご指導のほどをよろしくお願い申し上げて答弁とさせていただきたいと。
質問 1番 名取明美
緊急事態宣言の中ですので、簡潔・明瞭に質問させていただきました。これで一般質問を終わります。