美深町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月15日
新型コロナウイルスによる小、中、高校の影響と課題
2020年6月15日、美深町議会の一般質問で、小口英治議員が「新型コロナウイルスによる小、中、高校の影響と課題」について質問し、教育長 草野孝治が答弁しました。
- 質問者
- 小口英治 議員
- 答弁者
- 教育長 草野孝治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 小口英治
それでは一般質問を始めさせていただきます。項目1 教育。件名 新型コロナウイルスによる小、中、高校の影響と課題。質問の要旨を申し上げます。2月に国内で発生が確認された新型コロナウイルスにより小、中、高校が休校になったため様々な課題が出て来ている。これらの課題解決に向けた取り組み等をお伺いします。1つ目には、学力低下の懸念。2つ目、休校中の居場所。3番目、集団生活・スポーツ活動等の中止による影響。4つ目、遠隔操作による通信機器の授業等の取り組みについて。以上、教育長にお願いしたいと思います。宜しくお願い致します。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
小口議員から新型コロナウイルス感染拡大に伴う学校の休校による影響と課題について4点にわたりご質問頂きました。小、中、高校の影響と課題とございますが、まずは小中学校所管してございますのでこちらについてご答弁させて頂きたいと思います。この度の新型コロナウイルス感染拡大に伴う学校の臨時休業は北海道知事、そして北海道教育委員会の要請により2月27日からはじまり、さらに全国にも拡大され春休みを挟んで一時再開されて入学式・始業式は行われたものの4月20日再度臨時休業となり分散登校も経ながらこの6月1日からようやく学校再開されたところでございます。このように長期の休業による子どもたちへの影響は全国的にもかつて経験したことのないものでございます。まず、質問の1つ目、学力低下の懸念についてですがご質問では学力の低下とありますが、どこと比較しての低下なのかということもあり私の答弁としては学習の遅れと表現させて頂きたいと思います。臨時休業に伴い学校への登校による学習が困難となり、各学校においては家庭で実施する予習や学習課題、プリントなどを作成、配布したほか、国、文部科学省や道教育委員会の学習支援コンテンツを周知するとともに、分散登校の場や電話連絡を通じて子どもたちの健康状況ですとか学習状況の把握に努めて参りました。この間の学習の遅れを取り戻すため学校現場では多くの努力が必要になると考えております。また、岩崎議員への答弁でも申し上げました通り、既に夏休み、冬休みの学習登校も必要になってきております。これらは文部科学省、北海道教育委員会の方針が基本になるものですが、これまでの歴史にない事態の中、感染予防対策と学習環境の整備を両立させ、現場を支援し子どもたちの学習の確保に努めて参ります。次に学校の臨時休業中の子どもたちの居場所についてですが、感染症発生当初はウイルスの動きなどが解明されていないことから、子どもたちの安全、命を第一に考え臨時休業の実行性を担保するため北海道教育委員会からは自宅で過ごすようにとの指導がなされました。これに合わせ2月末の臨時休業の始まり時点では、児童館における放課後児童クラブとCOM100で実施する子ども教室を休業としておりました。その後3月5日からの全国での臨時休業中は厚生労働省の要請もあり、保護者の就労などやむを得ない事情のある児童を対象に児童館において開設している放課後児童クラブを時間を延長しながら臨時開館の対応し保護者の承諾の下、受け入れをおこなったところでございます。保護者の新型コロナ感染症に対する不安、ご心配もあってか利用は通常よりは極めて少ない状況でありましたが、保護者の就労支援と合わせ子どもたちの居場所の確保に努めたところでございます。学校は教員との対面による座学学習の場であるだけでなく、文化やスポーツ活動そして何よりも友達との日常的な交流の場であり、長期の臨時休業は学習の遅れと同様に体力の維持と身体や心の発達そして子どもたちの交流にも大きな影響を与えてしまったと考えます。通常の授業は元より部活動や各行事、スポーツ大会なども中止や縮小を余儀なくされ現場の先生方も我々以上に子どもたちへの影響を目にされていると思いますが、今後の取り組みに期待するとともにこれらの課題についても北海道教育委員会等の通知も受けながら必要な環境づくりに努めて参りたいと考えております。最後4番目、遠隔操作による通信機器の授業等の取り組みについてのご質問ですが、通信機器を活用した遠隔による授業のことと判断し遠隔授業の取り組みとして答弁を申し上げたいと思います。今朝ほどのニュースでは、オンラインの議会審議の取り組みが話題になっていたかな思いますけれども、先程岩崎議員への答弁でも申し上げたところですが、この度の臨時休業に際し、先進的な取り組みではオンラインにより家庭で学習する遠隔授業を行った事例もニュース等で紹介されていますが、大学や高校の一部で行われている状況で文部科学省の調査によると新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休校を決めた自治体のうち、4月16日時点の調査ですが、双方向でのオンライン指導に取り組まれているのはわずか5%というような結果になってございます。これはまだ1人1台タブレット等の端末が整備されていないことも大きな要因なのかなと思ってございます。また、まだ先程も答弁申し上げましたが正式な授業時間数として算入されていないなど全国的には未だ環境整備はこれからであるということをまずもってご理解頂きたいと思います。今議会にあたりまして1人1台のタブレット端末を整備することを予算提案させて頂いており、学習指導要領にもございます。プログラミング学習や子どもたちの情報処理能力の育成などに向けた学習環境を前倒しで整備しようとするものでございます。また北海道教育委員会においても本年度新たにICT教育推進局を設け本格的に体制整備をスタートさせたところでございます。タブレットの導入につきましては、まず学校内での学習に有効利用することが初期の目的であり、ご質問の趣旨であります臨時休業中の遠隔授業につきましては、タブレットの貸し出し等は考えられるものの現場の先生の取り組み状況やそれぞれの家庭のインターネット環境にも左右されるものであり学校関係者と研究を進めていく必要があると考えてございます。以上で答弁と致します。
質問 7番 小口英治
同じような質問で大変申し訳ないのですけれども、この2番目の休校中の居場所作りというようなことは質問の項目で上げさせてもらったのですが、最近の報道によりますと公園等が全くこの新型ウイルスに対しては安全だというようなことで実際公園や何か開放している動きになっていますよね。国ではね。そこら辺の判断基準をまずはお聞きして、それとこれはもうやむを得ないと思うのですよね。その道の教育委員会の指示のもとに動くというのは。美深だけでは動けないのは重々承知ですけれども、2番議員もありましたように何とかできる範囲で美深で安全確保はもちろんのことですが授業の方法ですとかそこら辺の模索、もちろんしていたのであろうと思いますけれども、これからもいつまでで終息するかわかりませんので、そこら辺の内部の今までのこの4つに対して総括的な質問になろうかと思いますけれども、どのような検討で第2波、第3波に備えているかそれだけお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
現在その公園等について解放されているということだと思うのですけれども、先程ご答弁申し上げたと思いますけれども、発症初期といいますか最初はそのコロナウイルス、ここの部分の動きなどが解明されていないということで文部科学省、道教委から子どもたちの命、安全第一に考えて臨時休業の時間中は自宅で過ごすようにとの徹底指導が入ってございます。それを受けてその後徐々に完全に家にいるのではなくて、家の周りなるべく人混みのないところで外に出て軽い運動だとかそういったことはしてもいいですよと。段階的にそのコロナの動きがわかる中で解放されてきたのかなというように思っています。ですから、当初は児童館における放課後児童クラブ等もそういう感染のリスクがあるということで臨時閉館していましたけれども、その後その市町村の判断でそういった子どもたちの居場所ということで開館するような流れになっているということをまずもっとご理解頂ければなと思います。それとこの間学校長と10回以上の臨時校長会議を開きながらどうやって対応していくかということを協議模索してきた状況でございます。そういった中で子どもたちやはり子どもたちの安全、そして学校としてはそれが第一ということに尽きるかなというように思っております。今後の対応につきましてもそれぞれ特に連絡体制やはり緊急連絡網ですとかまちコミメールとかってやはり文量が限らえるので、細かな情報まで伝達できないという部分があります。そういった部分については今後将来的にホームページ以外でも周知出来るようになってくるのかなと思いますし、既に美深高校ではzoomというシステムを使って、朝のホームページ、分散登校して分散登校していない家での待機組の生徒もそういうzoomの中で一緒に朝のミーティングの中で健康確認を行うとか、そういった徐々にそういった端末を活用した動きも出て来ていますので、そういったものを参考にしながら今後の将来的対応をマニュアルが必要なものについては、マニュアル。既に再度発生した場合のマニュアルについては北海道教育委員会の方で示されておりまして、それを小学校、中学校、高校、高等養護学校とも共有しながら非常事態の連絡網を整備しながら対応していきたいなと考えております。
質問 7番 小口英治金
私も四六時中マスクを着用しているわけではございませんが、小中学生、高校生も含めて家の前やら裏通りやら通る時には、元気でお話しながら通行するのは本当に微笑ましい限りではありますけれども、ほとんどのそういう児童・生徒がマスクの着用はされていない状況は見受けられます。学校でも分散登校やら机の位置や何かもある程度の距離を離した配置になっているのではなかろうかと推測はしておりますけれども、そこら辺の指導体制はどうなっているかもお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
学校についても先程ご答弁申し上げましたけれども教室、机と机の間を距離を置くということで、そして中学三年生の37人いる部分については2クラスに分けて間隔を取る中で授業を進めています。通学、登校下校中等についても基本的には、マスクを着用しておりますけれども通学途中で息苦しくなったりとか、また他の大人たちだとか多数の人とすれ違ったとかそういった場合についてはマスクをするようにという指導がなされているのかなと思いますけれども、その辺再度また校長会とも予定しておりますので確認して対応を進めて参りたいと思いますのでご理解の方をよろしくお願いしたいと思います。
質問 7番 小口英治
もう一点だけお聞きしますけれども、4つ目の遠隔操作、私はギガスクールの事も含めてなのですけれども他もあるのですけれども、これから本会議で補正の予算の中にも出てくるのでその時に聞いてもいいのですけれども、ただ私も資料はちょっと調べて見たのですけれども、これ一番大事なのは双方向が上手くできる機器なのかなというのが一番心配というか、もしくは双方向で出来るものだとは思いますけれどもそこらのタイムスケジュール的にマンツーマンになりますからある程度相談する方は、そこら辺の時間割だとか生徒に対する指導体制だとかそれ可能なのかどうなのかどういう方法でやるのかなとちょっと危惧あるものですから、まだその補正の時は改めて聞くかもしれませんけれども今わかっている範囲でどのような方向性で導入するかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
先程、田中議員の時にも答弁申し上げましたけども、まずは学校内で1人1台のタブレット型のキーボード付きの端末を整備していくという事です。そして今回コロナ対策の予算の中で前倒しでついたということで、これは後からの部分というように区切って考えていきたいなと思っております。ですからマンツーマンでのオンライン授業とかということは現段階ではまだ整理ついていません。基本的に端末を持っていれば教室でもし先生が画像で家にいる子どもたち、それぞれの顔を見ながら健康確認だとかそういったものが徐々に出来てくるかなと思いますけれども、場合によってはその画像が乱れたりですとか、断片的になったりとかそういったこともまだ想定されますので、その辺も含めて環境整備をしていかなければならないかなと思います。それについてはまだ3年度以降の話になるかなと思います。またそしてその指導する先生、その指導の機械の使い方ですとかその指導の先程申し上げましたが先生のその環境操作する能力を高めるというかそういった部分も今後必要になってきますので、それらも含めて来年度すぐ始まったからマンツーマンでそのオンラインできるそういった状況にはないということをまずご理解頂いて、後細かい点は予算の時に担当の方に質問して頂ければ幸いだと思います。