みんなの議会

美深町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月15日

今だから考える教育の在り方について

2020年6月15日、美深町議会の一般質問で、田中真奈美議員が「今だから考える教育の在り方について」質問し、教育長 草野孝治、町長 山口信夫が答弁しました。

質問者
田中真奈美 議員
答弁者
教育長 草野孝治、町長 山口信夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 田中真奈美

それでは2番 田中真奈美です。日本ではいち早く北海道が新型コロナウイルスの影響があり、美深町でも予算が付けられ対策にあたっており今回も一般質問はコロナウイルス1点に当てられた感じになりました。先輩議員たちが広い視野で質問されていますが、私は私が思う視点からの答弁が頂けたらと思っておりますのでよろしくお願いいたします。項目 教育。件名は今だから考える教育の在り方について。質問の要旨を言わせて頂きます。新型コロナウイルス感染症対策のため休校だった学校も始まり徐々に通常の生活に戻ってきたように感じます。しかしながら今回の長い休校期間による学校の対応の仕方や子どもたちの学力への影響、保護者とのコミュニケーションなど様々な課題が出て来たのではないかと思います。今、この時だからこそ考えなければならない教育格差の問題や第6次総合計画の策定に向けてどのような考えを持ち進めていくのか、教育長に所見を伺います。1つ目は、今回のような長期休校に備え学校教育において美深町として取り組まなければいけない課題はどのようなものがあるのか。2つ目、コミュニティ・スクールを導入した中で、これまでの地域との関り方とは違う新たな学校運営の取り組みはできているのか。3つ目は、将来を担う子どもたちに対し、故郷を大切に思う心や逞しく生きていくための力を社会情勢が大きく変化する中において、これからどのように育てて行くのかお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)

田中議員から教育の在り方について3点にわたりご質問を頂きました。まず長期休校に備えて、学校教育において美深町として取り組まなければいけない課題についてのご質問ですが、新型コロナウイルス感染症に対応した学校の臨時休業の長期化により児童・生徒の学習の遅れ、生活のリズムの乱れといいますか昼夜逆転、動画やゲームなどに没頭したという例も聞いているところでございます。そういったリズムの乱れや外出が制限される中で心身への悪影響も懸念しています。この度の対応につきましては、これまでにかつて経験のない非常事態であることから状況が日々変化する中で、臨時休業も含めて決定から実施までに時間がなく、保護者への周知も急を要する対応となったところでございます。6月から学校も再開しておりますので、まずは感染拡大防止に十分配慮しながら様々な工夫を行いつつ学校における教育を充実させていきたいと考えているところでございます。次に、コミュニティ・スクール導入による新たな学校運営の取り組みについてのご質問ですが、コミュニティ・スクールは学校と保護者や地域が共に知恵を出し合い、一緒に協議しながら、子どもたちの豊かな成長を支えていく地域と共にある学校づくりを進める仕組みであることは、ご承知のことと存じます。昨年10月に全小中学校を網羅する美深町学校運営協議会を起ち上げ、各学校ごとに部会を設けスタートいたしましたが、昨年度末からの新型コロナウイルス感染拡大を受け集まることですとか、人との接触を避けるため、やむを得ず会議の開催を延期としたところでございます。まさにこれからの取り組みをスタートさせるところでの中断となった状況でございます。学校も6月から再開しておりますので、感染拡大防止に配慮しながら順次地域との繋がりを更に強めていけるよう取り組みを進めて参りたいと考えております。最後に、3点目の子どもたちの故郷を大切に思う心や、逞しく生きていくための力をどのように育てて行くのかというご質問でございます。本町におきましては、これまでも第5次美深町総合計画の第3章に次代を創る人を育てる町「美深」を掲げ、社会情勢が変化する中にあっても子どもたちの生きる力を育む事や、特色ある教育活動の充実などに努め、施設整備も合わせて進めて参りました。そして毎年の教育行政執行方針において、社会の変化に対応するよう方向付けを行ってきたところでございます。ご質問は第6次美深町総合計画に向けた考え方をも含まれてございます。あまりにも内容が大きすぎて町として議論を進めている段階で具体的な答弁には至りませんが、現時点で考えられることを申し上げるとすれば、1つには国、文部科学省が描く将来像は新しくなっており例えばICTを活用した新たな社会(ソサエティ5.0)やグローバル化の進展などが想定され、それに対応するためのプログラミング学習、情報処理能力、英語教育など新たな要素や力点が加わると考えられます。今の子どもたちが大人になった時を考えると自然な流れと考えているところでございます。一方でご質問にあり美深町学校教育目標にもある故郷を思う心や人を思いやる心の大切さも益々重要になると私は考えております。そしてこれらを実現していくための教育行政の骨組みといいますか、方向性には継続性も必要でありまた普遍的であると思います。教育の手法であり国の教育目標である学校指導要領、そして家庭・地域・学校の連携による教育活動という進め方は引き続き重要なものなるのではないかと考えており、行政としてそのための環境づくりが必要であると考えております。命の大切さはもちろんのこと、まさに今後起き得る様々な難局にも生き抜き、社会に貢献できる子どもたちを学校、家庭、地域をあげてつくり育てていくことが大切であります。以上答弁と致します。

質問 2番 田中真奈美

まず1点目、伺いさせていただいたことについて美深町で取り組まなければならない課題ということで学習の遅れ、生活の乱れがあるということを今回小学校、中学校の通信の方でも校長先生の通信の方で読ませて頂いておりまして、先生方、また教育委員会については色々考えて対応してくれているのだなというところを見受けさせて頂いたところであります。今回、予算でタブレットやインターネット環境にこの予算を付けて頂いたことで今後の教育の取り組みが少しずつ変わっていく事も期待ができるのではないかと考えています。それで岩崎議員の方で述べていた部分のところでちょっと気になったことが1点ありまして、その答弁の中でですね。1人1台ずつのタブレットを子どもたちに支給ということになっているみたいなのですけれども、あくまでもが学校の中でのそのタブレットを使用のような答弁だったような気が致します。その同じく答弁の中でオンライン授業に関しては、その授業時間には換算されないということも申し上げておりまして、私ちょっとその話はちょっと知らなかったものですからオンライン授業が結局今回みたいな長い間の休校の場合に関しては学校のそのタブレットを貸与で持って帰って頂いて子どもたちに授業を受けてもらうというのはどうなのだろうというように考えていたところだったのですよね。その辺りについては、今後そういうことも考えているのかということをお伺いしたいです。

答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)

元々、今回の1人1台の部分につきましては、これまでICT教育を推進していくというそういった中でギガスクール構想の実現ということで、まずは学校の通信回線そういったものを整備していこう。そして児童・生徒一人ひとりが持ち運び可能な端末の整備。これ子どもたちに支給するのではなくて学校で備えるといったことが基本になっております。まずは。そうした形で進めてきました。本町においても将来ギガスクールの部分については新しい総合計画、新年度以降で対応していくというような考え方で本年度は今までのパソコンを更新すると。そして1クラス分美深小学校と仁宇布小中学校分ここの部分をまずはタブレット化1クラス分をということで考えていたのですけれども、今回前倒しという事で新たにそういった学校にある端末等を自宅、そういった形に持ち帰ってそういった学習環境を確立するというようなことで後付けといいますか、緊急経済対策でそういった部分を加わったということになってございます。それでまだ文部科学省の方ではあくまでもオンライン授業、これは公立の小学校・中学校の部分しか承知していないのですけれども、これはまだ補完的な授業ということで当然臨時休業中に休みですからそれをオンラインでやって授業にカウントされないというか出来ないというような仕組みにまだなっています。これは今後の議論になってくるのかなというように思います。だけど大学ですとか専門学校、また市立についてはそういった部分はまた違う扱いになっているのかなといったように考えられていますので合わせてそういった仕組みを見直していただかないとオンライン授業、そういった災害時の長期休業になったとしても課題を出すですとか、先程岩﨑議員の答弁もしましたけれどもオンラインがなくてもそういう端末を必要に応じては貸与して自宅に持ち帰っていいですよと、そういったことを特別認めてその中にデータと、例えば予習の課題をプリントではなくて、そこに入れるですとか、場合によっては先生の動画を入れるだとかそういったことも将来的にと言いますか今後考えられるのかなと思っています。また先程もお話しましたけれども中教審の中で、そういったオンライン、今までは対面授業だっただけですけれども今後は対面とそういった授業も将来的にというような意見が出されています。それにはやはり教員の養成段階から必要だということで教職課程で具体的な学習場面でのICT教育を盛り込むとか教職課程でも情報機器の活用そういった新たな先生の教育大等の科目が新たに加わったというようなことになってございまして、機器を効果的に使える技術を身に着けられるといいますか、それはまだまだ本町にあっても来年、再来年ということにはならないかなと。やはり段階を追って順次進めていく必要があるかなというように思っておりますのでご理解の方をよろしくお願いしたいと思います。

質問 2番 田中真奈美

積極的な取り組み、本当に素晴らしいと思います。それで今回本当に長期の休みで先生方に関しても初めてのことで色々本当に大変なことも出て来たのではないかと思います。そんな中、答弁の中にも先にはあった心身の乱れだったりとか生活の乱れや何かがあった中でちょっと保護者の中から話をちょっと聞いた中で、道教委から色々規制があって色々なことができないのはわかるのですが、町独自で色々考えて先生方が大変な中であっても子どもたちに関わっていくような時間を教育委員会の方から指導したりとかってすることがちょっと出来なかったのかなという部分がちょっと1点気にかかったところでありました。今回の長期の時にですね。今後、どのようなことでまた色々な今回みたいなことが起きてくるかわからない事態も出てくる時に確かに対応がこう中々出来ないということも出てくるとは思うのですが、美深独自で色々やっていけること考えていけること、何か少しずつあって取り組めていけたらいいのかなとちょっと今回の長い休みの間で保護者の方々から聞かせて頂いた部分で思ったところであります。そのような中でちょっと2つ目の質問の中にコミュニティ・スクールの導入ということでお話したものの中で、実際にこういう取り組みをやりだしたのは、昨年の10月からというようになっていますが、美深に関しては元々小さい町の中ということもあって農業の実習だったりとか、あと町の方々との一緒に取り組む姿勢だったりとか事前にそういう色々な取り組みをされて教育委員会の方も学校側も町全体で子どもたちを育てていくという取り組みは事前にしていったのかなというように考えています。そんな中で今回のその長期の休校の時や何かにそういうものを上手に活かせることが出来ればよかったのかな。これはちょっと私の考えだったのですけれども例えば、今美深町は農業が主流の町だなというようにちょっと考えさせて頂いています。その中で学校には色々な取り決めの中で行けないにしても、例えば農業体験をちょっとしてみるような話をもっていったりということを上手にこの町全体で取り組むものの一環として考えていったりするのはいかがなものかなというように考えてしまって、これは提案みたいな形になってしまって申し訳ないのですけれども、何かそのコミュニティ・スクールに関しても今後何か新たに先程会議や何かも中断してしまってという話があったのですけれども何か考えあるのかをお聞かせいただきたいなと思います。

答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)

保護者の意見をお伺いした中で町独自に色々な取り組みは出来ないのかといった部分ございました。保護者の意見本当に色々あります。美深町の保護者、本当に真面目なのかなと私は思います。他の町だと教育委員会に相当何が出来ないとかですとか言ってくるそうですけれども、うちの教育委員会には例えば分散登校まだ危険なのに実施するのかというそういった不安な保護者の意見や中には昼食の準備が大変なので早く再開してくれと、そういった保護者も中には沢山ではないですけれどもいます。本当に数件しか直接教育委員会には届かないで本当に耐え忍んだというか、やっぱり子どもの命を守るのは保護者ですからそういった面がしっかりしていたのかなと思っているところでございます。その中で町独自に何が出来るのか、集まらないで接触しないで何が出来るのかと非常に悩ましいところではございます。先程、感染発生はないと言いつつも感染の確認がされて、もしかすると未発症の方がいるかもしれない。そういった状況の中で学校側としてもできるだけ外部との接触は避けたいとそういった思いもあります。そして教育委員会としてもやはり子どもたちの命を守るのが第一で、それは保護者も同じことかなと。そういったことを第一に今取り進めてきましたので、今後は授業は再開しろ、経済もやるぞと。だけど感染対策は万全にしろと、何というのですかね。アクセルを踏みながらブレーキをかると。何か3歩進んで2歩下がるみたいなそういった本当に辛い状況が続くかなと思いますけれども1日も早い治療薬ですとかワクチン、この開発を待つしかないのかなというように私は思っています。そうはいっても今言ったようにアクセルを踏む部分も出てくるかなと思ってございます。冒頭おっしゃいましたこれまでも本当に美深町コミュニティ・スクールそういった部分では高齢者の農業者の方々と連携しての農業体験ですとか、農業者の方の家に行かれた部分、そして花いっぱいそういった運動も続けてられますし、事業所の職場体験ですとかスキーや柔道や水泳の指導員が学校の授業の指導役をかって頂いたり、今後はその中でもしかするとICTのそういった知見を持った方がそういったコミュニティ・スクールの活動で関わってくれるのかもしれません。何か地域の方々と共に行うことは見いだせるのかどうか。徐々に制限も解除になるにしたがってそういった動きも出てくるのかなというように思っていますけれども、これまで行っていた部分を土台にその辺につきましてもコミュニティ・スクールはそれぞれ学校ごと部会が分かれています。6人の委員さんがいますので、その委員さん今新たにPTAの役員も決まりまして、今後具体的に動いていきますのでそういった制限のある中、何かできるのかという意見もあれば伺って進めていかなければならないかなというように思っています。まずは子どもたちを地域をあげて見守る体制作り、これも1つ大切かなというように思っております。

質問 2番 田中真奈美

そうですね、コミュニティ・スクール本当先程ICT教育の方で地域の方という話もありました。実際に美深町には移住して来てくれた方々も沢山おりまして、その中には色々隠れた技術を持ってらっしゃる方多くいらっしゃると思うのです。是非、教育委員会の方で色々なその町民の方々の視野を広げて頂いて、お話して頂いてそういう人材の方々を地方から呼ぶのではなく、できればその町民の方々からそういう人達を見出して頂いて、町に関わらせて頂けるような形をとって頂けたらいいかなと思っております。さらに地方から呼ぶのではなくて言っておきながら、またそのような話をするのもおかしのですが、地方の方で活躍されていらっしゃるプロの方々専門の方々を呼ぶことで子どもたちが新たな可能性を見出して、新たに興味を持つことも沢山出てくると思うのです。そういう部分についても色々考えて頂いて子どもたちを伸ばして頂けたらと思いますので是非是非よろしくお願いいたします。3番目の将来を担う子どもたちという部分でちょっとお話をさせて頂きたいと思います。本当に今美深にいる子どもたちが、このまま美深に残ってもらって美深を担っていくとは限らないかもしれません。ただ大きなところに出て行って、地方に出て行って沢山経験して、やはり故郷を愛して戻ってきてくれて美深町を支えてくれるというのがやっぱり私の、また町民の願いなのではないかと思っています。またその美深は素晴らしいというように伝えてくれるインフルエンサーになってくれることを望んでいきたいと考えています。その中では、やっぱり子どもたち自身そして保護者達が美深で教育して凄く良かったよと思ってもらうこと、本当興味を持ってもらうが大事なのではないかと思うのですね。こういうことをしてくれた、ああいうことがあった大人になってから思う事って沢山あると思うのです。そのような中、まず私たちが改めて学び、子どもたちに伝えていければいいかなと思うのですね。先程、社会情勢が大きく変化する中で文部科学省のお話でグローバル化が進んできたという話もありました。その中で藤原議員もおっしゃっていた別に都会に出なくても今色々な仕事ができる。そういうものをもっと子どもたちにわかって頂いて、美深を支えて頂く、美深を愛してもらう子どもたちをつくっていけたら良いなとおもいます。特色ある美深を活かした子どもたちの成長を見ていくこと、あと施設整備を考えているとのことですので、その辺りをちょっと改めてお話を聞かせて頂きたいと思います。ちょっとざっくばらんになってしまって申し訳ありません。

答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)

移住者そういった試験ですとか、また美深出身者、ふるさと出身者の活躍されている方これはこれまでも色々ご来町頂いてご指導いただいた経過もございますのでその辺についてはご意見として頂戴いたしたいなというように思います。また美深に残って頂くといった部分、私もですね、やはり小学校・中学校・高校と、この美深で学び育ち美深が大好きで美深に残ったとそういった部分、そういった気持ちに保護者もそうですけれども子どもたち、一旦はやはり仕事がなくて出て行ったとしても、またその先で、その地で美深自慢そういったことを伝えて頂くということもありますし、またUターンそういった形も出てくるのかなというように思っております。リモートワークの話もございましたけれども、前にもお話したかと思いますけれども今回新学習指導要領、本年度から小学校、新年度は中学校見直しになるというような形で進んでいますけれども、今後10年から20年で今社会の半数近くの仕事が自動化される可能性が高い。また子どもたちの多くは将来今は存在していない職業に就くと。そういったことを受けて文科省でICT教育、またはギガスクールですとかそういった施策をどんどん進めてきているところでございます。本町におきましてもやはりふるさと教育、そういった部分も非常に大切かというように思っています。その辺についても意を配して努力して参りたいなと考えてございます。特色ある教育活動の充実などということにありますけれども本当に何が起こっても乗り越えていく、そういう生きる力これが何よりも大切かなと思っておりますので1つご理解の方をよろしくお願いしたいと思います。

質問 2番 田中真奈美

失礼いたしました。子どもは町の宝だと思っておりますので今後もよろしくお願いいたします。それでは次の質問をさせていただきます。項目は行政。件名は新型コロナウイルス感染症に対する医療体制についてです。4月の国の緊急事態宣言から約2カ月が経ち、ようやく緊急事態宣言は解除にはなりましたが、まだ予断を許さない状態が続いています。美深町も新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、今後に備えた対策を行っているところではありますが、わが町には美深厚生病院があり体調不良時の緊急搬送先には、まず美深厚生病院にいくことになると思います。高齢者の多い美深町において新型コロナウイルスの感染が疑われるような症状で搬送される場合、救急隊員の感染症対策や美深厚生病院の受入体制など新型コロナウイルス感染症への医療体制は現在どのようになっているのか。また今後の余波や感染者が万が一出た場合に備えた医療体制をどのように整えていくのか町長の所見を伺います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

田中議員から、今、行政、新型コロナウイルス感染症に対する医療体制についてご質問を頂いたところでございます。特に美深厚生病院の受入体制等でどうなっているのかということでございます。救急隊員の感染症対策について申し上げますけれども、救急隊の感染防止対策マニュアル、感染症患者の移送の手引きこういうものに基づきながら手指消毒、手指というのは手や指でありますけれども手袋着用などにより感染防止の徹底を図りながら業務にあたっているという状況でございます。次に現在の医療体制の状況ですが発熱や強い倦怠感、咳などの呼吸器障害症状が出た場合、まず帰国者さらには接触者相談センターである名寄保健所あるいは北海道保健福祉部に連絡をしてから一般の医療機関または感染症指定医療機関を受診することになるわけでございます。これが通常の流れでありますけれども受診については様々なケースがあるわけでございます。厚生病院の受け入れ体制の1つの例でありますけれども連絡なく町民が受診した場合は美深厚生病院では、まず玄関先での検温や問診について状況を確認しております。熱が高い場合などは保健所に相談してから帰国者・接触者外来への受診を進めているような状況であります。帰国者・接触者外来では新型コロナウイルス感染症以外の病気がないかどうか、まず選別といいますか鑑別をしてから医師の診断にもよりますけれどもPCR検査を実施するかどうか図ることになるわけでございます。その際、帰国者・接触者外来へ自分で行く事が出来ない場合、家族が搬送出来ない場合については名寄保健所において搬送することがありますけれども、救急隊が搬送することも予想としては考えられるわけであります。2つ目としては救急搬送で町民を病院へ運ばなければならない場合でありますけれども救急隊は通報時、現場到着時に感染症の疑いが判明した場合、保健所に相談をして帰国者・接触者外来へ搬送することになりますけれども、これら全ては保健所の支持のもとに行動することになっているわけでございます。さらに医療体制、今後の発生した場合等が万が一出た場合等、医療体制がどのようになっていくのかということもお尋ねでございますからお答え致しますけれども、医療体制についてでありますけれども町内に感染者を確認した場合でも現状では今まで通り保健所の指示のもとに協力体制をとって行動することになるわけで、この原則を曲げられることはありません。受診者の陽性が判明した場合、陽性者が受診した病院では一般治療に支障がでたり医療従事者の他、病院関係者においても14日間、外来がストップしたり消毒作業に追われたりとかいうことで他の医療業務が停滞してしまうことになるわけであります。町内で感染者が確認されないことが1番でありますけれども、例え確認したとしても不安を煽ることなく差別や偏見のないように町民の皆様方に落ち着いて対応していただくよう周知をして参りたいと今後考えているわけでございます。以上を申し上げて答弁とさせていただきます。

質問 2番 田中真奈美

まず救急の方に関しては、通報があってもしそういうコロナウイルス感染症の可能性や何かがあった場合に関しては、そのまま保健所の方に指示をするということで厚生病院の方に一旦受入ということがないということでよろしいのでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

患者さんというか救急隊員のやり取りの関係もありますけれども、そこには家族が介在するのかもしれませんけれども、その場合病院とのやりとりもあるし、保健所とのやり取りもあるでしょうし、その辺の判断に救急隊がどう判断するかと、その場合当然それぞれ病院側の判断、保健所の判断等々も出てくる。ケースバイケースによる形になると思います。一概には言えません。

質問 2番 田中真奈美

とりあえず、例えば先程ですね。例えば何の、例えば救急車ではなく、ただ体調不良で病院に行った場合に関しては、その玄関口で検温だったり問診だったりをされると。もしその感染者である可能性がある場合については厚生病院の方では見ないという形になって、他の病院にというようになっていくわけですよね。でも、救急車を呼んだ場合に関しては、必ず一旦厚生病院の方に連れて行かなければならないというものがあったような気がするのですが、今回の感染に関して言えば別になるのでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

お尋ねの件でありますけれども、必ずしもそうではないのだと、ケースバイケースなのだということを申し上げておきたいなと思います。実は1件程、コロナではないのかなという疑いで、厚生病院というか救急車が出動したケースが実はこの間あるわけでありますけれども、救急隊と保健所等々、また病院等々のやり取りの中ですぐに運んだという、ただ運ばれたけれども感染ではなくて、言ってみれば言葉が適当かどうかわかりませんけれどもセーフだったということで帰られて、私も心配したのですけれどもそういう例があったのは事実でございますけれども、そういうことで必ずしも救急隊の判断、当然でありますけれども病院の判断、さらには保健所の判断等々があるわけでございます。

質問 2番 田中真奈美

わかりました。大きな美深の個人病院があるにしても入院ができる病院、唯一の大きな病院でありますので、救急マニュアル等もあるとの話ですので今一度他の入院患者の方々の安全だったり、また感染を防いでいくにも色々な対応をして頂けたらと思います。それでですね、病院の方ではその防護服、フェイスガード、着衣の予備などは十分にあるのかということをお伺いしたいです。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

十分というのは、私も言い切れるかどうかわからないのですけれども、ある程度は揃っているという認識に立っております。消防の方は直接関わっておりますので、揃っているという状況は言えると思います。

質問 2番 田中真奈美

大きな病院を持っている美深町です。コロナだけでなく、色々な病気がこれから出てくるのではないかと思っている中で、今回コロナのことについて色々お話をお伺いさせていただきました。自粛も解除になって緩和された途端に札幌では小さなクラスターなども起きておりまして第2波、第3波とくるとも限りません。幸いにしてJA北はるかの中瀬 省代表理事組合長が今回北海道厚生連の会長に6月の総会で正式決定される記事を見させて頂きました。美深町としても地元の人材が厚生連のトップになるということは素晴らしいことだなと思っております。コロナウイルスだけではなく高齢者も多い美深町なので町民が頼れる医療機関として美深厚生病院の充実を望んでいきたいところであります。美深町経営に大きな予算を見ている長側としての意見を最後にお聞きして終わりにしたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

地元のJAの組合長さんが厚生連の会長ということになるようでありますから、非常に我々も喜んでおるわけであります。しかしながら今後どう展開していくか、厚生病院の赤字含めて、どう展開してくか非常に心配をしているわけであります。美深の厚生病院は厚生連の中では非常に小さな厚生病院であります。したがいまして将来どういう形になっていくのか常に危惧をしている状況でございます。ただ、美深の町民が美深の厚生病院さらには名寄の市立病院、旭川の厚生病院、旭川の市立病院、さらには民間に所在するそれぞれの個人病院等々にかかる割合を見ますと美深の厚生病院が必ずしも断トツで多いという状況にはないわけで、特に農家におかれてもその傾向がないわけではございません。ドックにおいても然りであります。そういうことを考える時に色々私としての心配もないわけでございませんので、予め期待だけはしますけれどもそういうこともご理解を頂いておきたいと思っております。

質問 2番 田中真奈美

すみません。最後と言ったのですけれども、是非是非本当に大きな予算を組んでいる厚生病院であります長側としても素晴らしいお医者様を連れて来ていただけるようにご指導頂けたらと思います。よろしくお願いいたします。終わりにします、ありがとうございました。

質問 2番 田中真奈美

答弁お願いしてよろしいですか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

あの素晴らしいお医者さんと言われたら何を言って答弁をしていいのかわかりません。素晴らしいお医者さんを今お招きしていると思っておりますけれども、さらに、さらに素晴らしいお医者さんを要望されているのかと思っておりますので、ご理解のほどをしたいというように思います。

質問 2番 田中真奈美

以上で終わります。

出典:美深町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月15日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる