美深町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日
町の賑わいと活性化について
2025年12月10日、美深町議会の一般質問で、田中真奈美議員が「町の賑わいと活性化について」質問し、町長 草野孝治が答弁しました。
- 質問者
- 田中真奈美 議員
- 答弁者
- 町長 草野孝治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 田中真奈美
それでは一般質問をはじめます。項目は行政。件名 町の賑わいと活性化について。質問の要旨を話します。今年に入ってから美深町の商店の閉店が続き、メインストリートである国道沿いの商店街はシャッターが閉まっている店が増え寂しさも増し、重ねて空き店舗も増える中で、解体が進まず空き店舗利用がなければ、そのまま朽ちる危険家屋も増えていく懸念もあります。閑散とした商店街、町内で買い物ができなくなっている状況のため、次のことをお伺いします。1、町の景観と商店街の賑わいを取り戻すために、美深町快適な住まいづくりと商工業振興条例と併せて美深町商工業担い手支援条例の見直しと拡充の必要があると考えるがいかがか。2、地域おこし協力隊の可能性を活用するため、募集の考え方を改めて検討し、移住定住へ繋げる取り組みや空き店舗の利用促進をする考えはないか町長に伺います。よろしくお願いします。
答弁 町長 草野孝治
田中議員の町の賑わいと活性化についてご答弁申し上げます。1点目の商工業関連条例の見直しや拡充につきましては、先月、美深町商工会から新年度予算等の要望を受け、空き地・空き店舗の取得費用や増改築費用の負担軽減を図るため、補助割合と補助限度額の引き上げが要望されておりまして、現在、具体的な見直しについて、実務者レベルで商工会と協議を進めている最中でございます。美深町快適な住まいづくりと商工業振興条例につきましては、令和5年度から令和8年度まで時限条例として制定されております。物価高騰などを考慮した見直しも必要かと思いますし、目的を果たす内容を検討しているところでございます。美深町商工業担い手支援条例の改正につきましては、具体的に新規開業を考えている方の背中を押せる制度として、今後も商工会等と協議をして参りますし、経営継続支援に加え住民の暮らしを支える取り組みであるという点でも大切な制度と認識しているところでございます。次に2点目の地域おこし協力隊につきましては、令和7年度は提案型で新たに3名を採用し、現在はチョウザメ飼育とチョウザメ・キャビアPR活動を担う隊員を募集している最中でございます。次年度は移住・定住に繋げる取り組みや、店舗活用型というのでしょうか、空き店舗の利用促進に取り組む人材の募集について検討を進めているところでございます。以上答弁と致します。
質問 6番 田中真奈美
快適な住まいづくりと商工業の振興条例については町長の方でも色々お考えいただいているということで、商工会の方でもそういうお話があったということでちょっと安心しているところではあります。やはり町長もおっしゃっておりましたが、どうしても物価高騰で解体などの費用がかさむ、それから今新築を建てる方よりも、どうしても改築を進める方の方が増えているということも町の様々なお話から伺っているところでございます。やはり空き家問題に関しましても今後どうしても考えていかないといけない取り組みになってくるなと思っているので、時限立法ではありますので、こちらの今の改定というのは難しいと思いますけれども、今後各団体や職員の方々とお話しいただいてお考えいただきたいなと思っております。それで担い手支援条例の方につきましても、美深は各自治体から見ても早くこちらについてはとり進めているなと思っておりますし、補助についても充実している方だなとは思っていますが、先ほどの町長からのお話もあったように新規事業をするのに考えられているメニューであるなと私も捉えております。メニューにつきましては、事業継承を目的としているものもあるのですけれど、ちょっとお伺いすると経営安定補助金だったり、人材育成の方にも使われたりとかされることも多いと。チャレンジ事業の方とかもちょっと見させていただいた中で、やはり技術の習得や何かで研究をされたりとかする部分、ちょっと細かいところなのですけれども、本当にこのパーセントとか限度額が妥当かなというところもちょっと考えるところがあったりしますので、ちょっとこちら今一度中身の方をもう一回ご検討いただけたら嬉しいなと思った次第です。それと新規だけではなくて、経営継続の支援の中で少しお話をさせていただきますと、こちらその今後美深町はどうしても小さい店舗が多いなという印象があるのですね。継承していくというよりもあともう少し何か補助をしていただけたらもう少し続けていけるのではないかなと思っている部分がありまして、例えば自分の今使っている備品だったり何だったりがもう古くなってしまって、そちらを更新できればもう少し商店が持続していくのではないかとか、収益を上げることができるのではないかというようなお店を継続していく補助金をもう少しちょっと考えてみてはいかがかなと思うのですけれどもいかがでしょうか。
答弁 町長 草野孝治
経営計画の支援の云々ということでご質問をいただいたところでございますけれども、商店街のちょっと参考までにお話しいたしますが、商店街の担い手支援補助や町の支援制度を利用してこの平成26年の条例制定以降、手元の資料によりますと新たに28件ほどこれ以外も農業関係の補助も入れて28店舗ほど新たに新規開業、異業種進出というような状況になっております。冒頭ご質問ありましたけれども私が町長に就いた令和5年からこれまで私の手元の資料では16店舗が閉店されたというような状況になっています。令和5年・6年はそれぞれ4店舗ほど、これは主にお亡くなりになられたり、高齢で跡取りさんがいないという形で閉店されたのが5年・6年と各4件ほどあったのですけれども、ご承知のとおり令和7年度に入りまして8店舗ほど倍増してございます。この理由も主にお亡くなりになられたという方と高齢で後継者がいないなどでお店をやむなくシャッターを下ろすということで、特に冒頭お話ございましたけれども大通りの商店街、本当に憂慮しているところでございます。このような言い方をしてどうかと思うのですけれども、本当に大通り商店街の緊急事態宣言なのかなといったように感じているところでございます。そういった中で冒頭お話ございましたけれども美深町の担い手支援条例、また新規店舗の改築、そういった条例等については管内、全道でも先進的な事業、美深町においては農業の担い手支援、さらに商工業の担い手支援という形で両睨みで支援策を講じてきました。ここの部分は全道各地から、道外からも議会の視察、また自治体の視察等もあるということで先進的な事例として、これまで認められてきた部分なのかなと思っています。そんな中で既存店舗に継続支援を考えることによって、さらにシャッターを閉じずに済むのではないかというようなご質問をいただきました。また、実は今の商工業の担い手支援条例と快適住まいづくりの商工業の振興条例、これ様々な部分で支援内容をちょっと改めて認識を深めたところ、今それぞれ経営安定補助金、あと建物、店舗を取得した場合の経営自立補助金ですとか、人材育成、従業員を雇った場合の2分の1以内の補助金ですとか、2年間継続して出されるものと店舗近代化では店舗の増改築ですとか、そういった部分の費用を改めて見てみますと全体でいくとそれぞれの部分で、例えば土地、店舗の取得費は20%以内になっていますよね。そして店舗の増改築等も20%以内になっていますけれども、総合的に経営安定とか総体的に見ますと全体で33%ほどの支援になっているのかなと思っています。また、例えばこの間の店舗の購入で1千万程度の部分が大体何軒かございます。例えば1千万円程度で店舗を購入して様々な施策を講じた場合、移住者への加算を含めると約45%ほどの支援になっております。さらに移住者加算がないとしても40%を超える支援率と全体的にはなっているのかなと思っています。具体的に今商工会さんの方もそうですけれども、どこの部分をどのように見直したら、拡充したら背中を押されるような支援になるのだろうという部分については、実務者レベルでの協議はこれからだと思うのですけれども、私の方には直接どういった部分を見直してほしいというのはまだ伺ってございません。もし議員からそういった部分があれば、どこを具体的にやることによってさらに背中を押されるような制度に見直すことが可能なのかなという部分もご提案いただければ有難いなと思います。また、既存店舗の経営支援の考え方でございますけれども、その辺についてもまだ商工会等からも相談はございません。さらに実は現在新しく新規開業等を具体的な相談がまとまった部分とまだ相談始まった部分ということで、現在町内において4・5件ほど担当の方と相談しております。そういった中でこの支援制度について有難いというような声はいただいているのですけれども、具体的にここをもうちょっと見直してくれたら開店できるんだよね、そういった話まではそういった協議は今のところないと伺っているところでございますので、どうしたらさらに今の店舗を有効活用できるのかという部分もありますし、また今ご承知のとおり併用住宅、店舗兼住宅になっていますので、そういった部分もネックになる部分もあるのかなと思っています。あと令和7年度の空き家の部分の調査でございますけれども、昨年より7件増えて120件ほどになっております。そして、今すぐもし上手くマッチングして入居できるという住宅はほとんどございません。失礼しました。入居可能なのが12件ほどになっております。そして、古いですけれども改修を進めて入居可能だというのが50件ほど、今年度の調査で出ているところでございます。以上答弁と致します。
質問 6番 田中真奈美
町長の方からその支援率などをお教えいただきまして、そうですね、私の方でもちょっと色々調べて研究した中で、色々な話が今後進めていけたらいいかなと思っております。また、美深町で新規開業を考えている方が4・5件いらっしゃるということで、是非今後とも美深の町楽しいよと思ってくれるような方々が増えることを願うばかりです。今回はやはり美深の顔ともいえるような部分の国道沿いの商店街について私ちょっとピックアップさせていただいた次第です。やはりその美深町に来ていただいてバイパス道路や何かも進んでいるとはいえ、やはり私としては町内に車を走らせる観光客だったりとか、通り過ぎてくれる方がいればいいなと思っておりまして、やはりどうしてもシャッターが閉まっていると寂しく感じる、通り過ぎてしまう人もいるのではないかなと思っています。そこをやはり空き店舗を利用して何かをしたいという方々もきっといらっしゃると思うので、地域おこし協力隊の可能性についてちょっとお話させていただきたいと思いますが、現在活動提案型としているところでありまして、美深町の地域おこし協力隊の設置要綱も会計年度任用職員型となっている状況と伺っております。こちらを例えば自分で色々なことをやってみるための起業型の方に募集をちょっと広げてみるのはいかがでしょうかと思っているのですけれども。いかがでしょうか。
答弁 町長 草野孝治
起業型に広げてみてはということで、まだ新年度に向けての地域おこし協力隊の部分については、今はまだ新年度に向けてチョウザメの部分を募集してございます。新年度は先ほど答弁申し上げましたけれども移住・定住に繋がる取り組みや空き店舗の利用促進に取り組む人材の募集、検討を詰めてございますので、店舗活用型、提案型というイメージでいるのですけれども、起業型という部分も含めて担当とともに検討して参りたいなと思っております。
質問 6番 田中真奈美
是非よろしくお願いいたします。何故私がこの起業型を推すのかという点につきましては、考えがありまして、やはり自分で色々なやりたいことを提案していずれ自分で事業主としてやっていこうと思った時に、やはり色々なことを自分で考えていく力がある程度ないと、本当に地域おこし協力隊として来ても何年か後にまた違う新しい場所を求めてとなってしまうのであれば、美深にはこういう魅力があります、こういう楽しいところがあります、空き店舗を使いながら自分のやりたいことがありますということを深く強くPRした中で、自分のやってみたいことというのをよりやっていってもらいたいなと思う気持ちがありました。そこでまた地域おこし協力隊が終わった時に新しい担い手とまた新しい人が来ることで、また新しい使い方というのが出てくるのではないかなと思っているところです。今の商店を取り戻していく、色々買い物ができなくなってしまったなどの問題とかもあるとは思うのですけれども、やはり今後これからの世代に合わせたまちの在り方を考えていくのも手なのかなと思っているところです。ちょっと地域おこし協力隊については、今後また令和8年度に向けて色々協議をしていただくというお話をいただいたので、ここについては強くどうですかということにはならないとは思うのですけれども、期待していますので是非考えを進めていただきたいなと思っております。ちょっとごめんなさい。続けて話をさせていただきますが、今実は美深自体がどんどん少しずつ形を変えていく時代がもしかしたら始まっているのではないかなと思っているところです。町長も子どもたちとの未来トークや何かを進めている中で、今の学生たちが望むものというのは、集まれる場所が欲しいとか遊べる場所が欲しいなどの要望を聞いたことがあると思うのですけれども、これを例えば今の国道沿いの空き店舗を利用しながらそういう集える場所も作っていけるのではないかなと考えています。町の方がそれを進めるというよりもこれを今ある既存の商店に促してみて、新しいものをはじめるとか地域おこし協力隊が本当はちょっと今回の質問でもお話させていただきましたが、こういうところでこの地域おこし協力隊を上手く利用するとか思っているのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 草野孝治
先ほどもご答弁申し上げましたけれども令和7年度につきましては、3名提案型という形で任用してございますので、この方々が同様に先ほど起業型というようなことでお話ありましたけれども、提案型の形、また店舗活用型の形で募集することは可能かなと思っております。さらに地域おこし協力隊から空き店舗を活用してデザインカフェを開業された方もいますので、そういった部分上手くマッチングできれば可能なのかなと思っています。所有者、さらに関係する商店街と相談していくことも可能かなと思っていますし、先日、住民自治福祉大会で新しい特別養護老人ホームなどの新施設の開設の中でもフリースペースというか、キッズスペース等を持った計画も持っているといったようなことで地域の方も利用できる施設があるのかなと思っています。その辺も踏まえて相談できる部分については関係者とどうだろうということで協議することも考えていければなと思っております。
質問 6番 田中真奈美
是非賑わいが取り戻せるような話し合いがどんどん進んでいく事を私は望んでいます。今、先ほどもいいましたが形を変えていく時代が少しずつ始まっている気がしますとお話をしましたが、実はそういうのが本当は少しずつチャンスになっていけるのかなとも思っています。一番初めの快適な住まいづくりの方もちょっと今後お考えいただけるということも照らし合わせながら古い物を新たにゼロにしてみたり使えるものを新しい事業や店舗に活かしてみたりとか、あと地域おこし協力隊が次の事業を始めるための地盤作りをしながら美深を盛り上げていこうと思った時にそこにこの町民が集って楽しみ続けることで美深の関係人口ももしかしたら増えてくるかもしれないなと思っています。その関係人口が増えることでその色々な人との出会いだったりとか、繋がりでまた新しいものが始まっていけるのではないかなとも少し考えています。余談にはなりますけれども、ちょっと質問の要旨にも書かせていただきましたが、買い物ができない状態になってきているということで交通弱者がいることも変わらないかもしれないのですけれども、そこでまた別の方法を考えるチャンスがあるかもしれないと考えております。結局今、買い物支援が美深町でもありますが、その別の方法で新しい風が事業として成り立つことを考えることも出てくるかもしれないとちょっと期待しているところであります。町に賑わいと活性化ということについては、今回美深町の顔の1つである国道沿いの商店街について質問させていただいたところです。町長の話の中で美しく深いまちとおっしゃっている、これから先も今の若い子たちがずっと美深にいたい、ずっと美深で楽しんでいきたい、住み続けてよかったと思えるまちになれば良いなと私も考えている1人です。その中でやはり色々な話し合いを進めていきながらこれからも課題が出てくると思うのですけれど、きっと色々な話し合いの中で1つずつ課題も解決できていくと私は思っています。その中で安全・安心、優しいまちづくりを持続していくために町長は今後何が必要か、どうお考えなのかということをお伺いして質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 草野孝治
先ほどの起業型の部分のお話もございましたけれども、私も実は上川町で銀行後ですとか薬屋さん後に地域おこし協力隊の方々が自らリフォームしてまちの賑わいの場所、案内インフォメーション役を担ってるというのも実際視察してきています。そういった芽に繋がっていけるような人が協力隊等、協力隊に限らず核となる人が来てくれたら、また生まれてくれたら有難いなと思っております。買い物ができないというか、私的にはやはりここ急に買い物が不便になってきたのかというような部分は特に薬屋さんとか自転車屋さんがシャッターを下ろしたという部分は特にその部分では感じて、今年に入っての8店舗ほどシャッターを下ろされたということで、その部分についても先ほども申しましたけれども、憂慮しているところでございますので、何とも形を変えていくというようなお話ございましたけれども、そういう商店街、街中についてもそういう時代を迎えているのかなと今再認識させていただいたところです。今、安心・安全で優しいまちづくりということで、今、町民体育館の大改修工事をしてございます。これも長寿命化を図るということもありますし、災害避難所としても機能をしっかりと確保していくという部分もございます。そして来年度から始まります特別養護老人ホームそしてデイサービスセンター、さらにB型の支援事業所、そしてキッズスペース等も備えた部分、複合的な施設を整備するということでそういった部分も今後安全・安心なまちづくり、優しいまちづくりの1つとして捉えて考えているところでございます。20年後・30年後を見据えたまちづくり、そして子どもたちが一旦学校を卒業して他のまちに住んだとしてもいずれ安心して戻って来れるようなまちづくりをしっかりと進めて、次の世代にこの美しく深いまちを繋げていきたいなと考えているところでございます。以上答弁と致します。
質問 6番 田中真奈美
ごめんなさい。美深町は本当に良いまちだと、私思っています。これからも絶対楽しいまちになると信じているので、みんなで協力しながら美深町をいいまちにしていけたら良いなと思っております。以上で質問を終わります。