美深町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月20日
子供達の通学路の安全確保について
2019年6月20日、美深町議会の一般質問で、岩崎泰好議員が「子供達の通学路の安全確保について」質問し、町長 山口信夫、教育長 石田政充が答弁しました。
- 質問者
- 岩崎泰好 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫、教育長 石田政充
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 岩﨑泰好
それでは、只今から一般質問を行います。子供達の通学路の安全確保について最初にお聞きしたいと存じます。全国各地で通学する子供達を取り巻く悲惨な事故が相次いでおります。本日も報道の中では、刃物を持った方が街中を徘徊するというような情報も得ております。私達の町にあっても、そのような悲惨な事故、あるいは事件があってはならないことであるという事で、改めて子供達の通学路の安全確保について現状と対応対策についてお伺いをしたいと存じます。1つ目には、交通安全の観点から通学路の交通標識や表示、あるいは設備等についてその対応が万全であるのかということが1つ目でございます。2つ目には、交通指導員やPTA、学校あるいは警察などの見守りと子供達への交通安全のための指導体制の現状、そしてそれらの対策についてどのようになっているかという事でお聞きします。3つ目には、道路交通環境が変化を致しました。バイパスの利用増ということで、生活道路となりつつあります美深町の市街地の道路環境についてお聞きしたいと思います。制限速度の強化とゾーン30の導入検討の時期ではないかというように思われますが、それらについて考え方をお聞かせください。さらに、今自転車走行についても非常に国にあっても色々走行車線の確保ですとか、様々な対策が行われてきておりますが、これらの走行車線の確保について考え方を伺いたいと思います。以上、4点につきましては町長の所見を伺うものであります。さらに、これらの自転車の安全のためのヘルメット着用について義務化してはどうかという1つの提案でございます。さらには、今「こども110番の家」というのが町内各所に掲示をされている現状でございますが、これらの活動の現状と今後の対応はどのようにされていくのか、これらについて子供達の安全面、防犯の観点から、この2点につきましては教育長に考え方を伺いたいと存じます。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今、岩崎議員の方から行政、項目 交通でありますけれども子供達の通学路の安全対策の確保ということで、全体的に6点の質問を頂きましたけれども、私の方には4点という事でございますので、順を追って答弁を申し上げたいと思っております。まず、1つ目の交通安全の観点からの標識等の対応についてでありますけれども、これは学校であるとか教育委員会、さらには警察、所管の道路管理者等によるスクールゾーンの安全点検が実施されている中で対応して参りますので、改善すべき点等々があればこれらの関係機関との連携により対策を講じて参りたいと、このように思っているわけであります。次に、交通指導員やPTA、学校などの見守りと子供達の交通安全の指導体制の現状ということでございますけれども、交通指導員につきましては幼児センターと小学校の入園、入学式には商工会女性部から贈呈を受けたマスコット等を配布しながら交通安全啓発を実施するなどとともに各学校で交通安全教室、さらには季節ごとの交通安全運動啓発に出動して頂いている状況でございます。また、PTAだとか学校につきましても登校時の街頭指導であるとか、集団下校訓練を行いながら交通安全や防犯のための指導を徹底しているところでございます。これらの地域や学校による交通事故を防ぐための取り組みについて、より児童、幼児、生徒への交通安全に対する知識は根付いているなと認識しているところでありますけれども、今後も通園、通学のみならず日常における安全確保のための啓発活動に万全を期して参りたいと、このように考えているところでございますので、よろしくお願いします。さらに3つ目のバイパスの利用による市街地への生活道路化とゾーン30の導入についてのお話があったわけですけれども、バイパスと言われる名寄美深道路の関係の利用の増加によりまして、国道40号が生活道路化したとのご質問を頂いたのかなと思っておりますけれども、実態としてそうはなっていないのではないかなという認識を持っているところでございます。現段階でのゾーン30の導入は大変難しいと考えているところでございます。さらに自転車歩行車線の確保という4つ目の質問を頂いたところでありますけれども国土交通省道路構造令といいますか、歩道部には自転車走行車線を設けるには、両方向、自動車通行では4mの有効幅員がなければならないと謳われておりまして、電柱や花壇等の付帯するものがあれば、その占用幅をさらに加算するという事になっているわけであります。したがいまして、美深町道の構造の技術的基準を定める条例では3m以上の有効幅員が必要となっているところもあるわけであります。現在、国道40号の歩道幅員が4mから4.5mでありまして、それぞれ標識だとか電柱等が設置されているわけであります。町道の歩道幅員は一部を除いて1.7mから2.5mとなっていることから、現状の歩道に自転車走行車線を確保することについては、歩道幅員等に鑑みて非常に難しい状況となっているのではないかと考えているわけであります。私の方に頂いた質問は4点だと思いますので以上で終わりたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
只今、岩崎議員の方から町長に頂いた質問に引き続きまして、2点程質疑を頂いておりますのでお答えをしたいと思います。初めにヘルメット着用の義務化についてでございます。道路交通法の改正により平成20年6月から13歳未満の児童、幼児に対する自転車乗車の際のヘルメット着用が努力義務とされたところでございます。美深小学校においては、自転車通学の際にヘルメットを着用することとしております。また家庭においても自転車に乗車する際にはヘルメットを着用するよう指導しているという状況でございます。子供は大人に比べて体重に占める頭の重さの割合が高く、転倒した際の頭に怪我をし易い傾向がありますので、13歳未満児童のヘルメット着用や町内児童生徒に対しての交通ルール、マナー、自転車の安全な利用について引き続き指導して参りたいと考えております。次に、「こども110番の家について」でございます。こども110番の家につきましては、青少年育成協議会が中心になって取り組んで頂いている事業であります。地域安全推進協議会や、警察署、町内幼・小・中学校PTA等のご協力を頂きながら子供達が不審者からの声掛けや追いかけられた時の場合の助けを求め、駆け込む避難場所として地域住民のご協力を頂き設置をしているところでございまして、現在70件の登録となっているところでございます。事業実施にあたっては、青少年育成協議会において随時登録家庭の登録や転出等による変更の作業、登録家庭の位置を示したマップの作製、配布等が取り組まれている状況でありますけれども現在のマップが作成されたのが4年ほど前です。その後、移動家庭等の状況を把握しているもののピシッとした整理が進んでいないという状況もありまして、今年度青少年育成協議会の方ではこういった事業について見直しをして各家庭等に対して再度お願いを申し上げていくという作業に取り掛かるという計画をしているところでございます。以上、答弁とさせて頂きます。
質問 5番 岩﨑泰好
まずは、通学路の交通標識あるいは表示あるいは安全のための設備、その辺についてからお伺いしたいと思いますが、事前のヒヤリングの中で教育委員会から頂いた通学路の図面を見て、私はびっくりしました。非常に、私の認識は多分自分の孫が学校に通っている関係もあって、国道から一本東側にある商工会前の道路を中心にして、限られた区域だろうなと考えたのですが、頂いた通学路の図面を見ますと全町的な相当広範囲の通学路の表示でございました。それらについても教育委員会が指定をして通学路として小学校、中学校としっかりと教育委員会の方で協議ののち決めた内容だと思っていますが、実際ここが通学路なのかどうなのかという判断は、今表示や表記類が一切ないと、自分で確認して歩いたのですが、多分ないのが現状だと思います。それらの表示、あるいは表記について今後、先程の町長の答弁ではそれらについてはスクールゾーンの関係から対策を講じたいというようなお話がございましたがそれらについては一定程度の表示、表記というのはこれから進めることが必要なのかなと思います。例えていいますと、固有名詞を出すとあれですが、国道のラルズの前、南も北も両方に路面に走行に対する注意事項がつい最近表示されました。事故が起こってはいけないということですね。それらの表示、同じ様な形でここは入り口だとか、交差点付近に必要なところには、ここは通学路なのですよという表示が1つあれば運転する人はスピードも落として気を付けて運転するのではないかと思います。そのような表示、あるいは設備の部分はこれからの問題でしょうけれども、最低限その通学路の表示というのは、私は取り組むべきだと思いますがその辺の考え方はいかがでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
今、具体的な交通安全の観点から標識といいますか、実際点検してみての話も伺ったところでございます。先程も申し上げました学校だとか教育委員会、警察、所管の道路管理者等々と協議をして改善すべき点があればこれらの関係者との連携の中で協議を進めるということに答弁しておりますので、そういう中で今具体的な話もございましたので、やれるものはやりたいと思っておりますのでご理解を頂きたいと思います。
質問 5番 岩﨑泰好
もう1つ大事な点をお聞きしたいと思いますが、通学路安全確保に関して文科省あるいは国土交通省あるいは警察庁の連名で平成24年に最初の緊急の取り組みについての支持があった後、平成25年の12月に通学路の交通安全の確保に向けた着実かつ効果的な取り組みの推進についてのところで通知が来ていると思います。その中でやはりしっかりと進める中にあっては、通学路の交通安全プログラムを各市町村で策定すべきだというような内容になっていると思います。我が美深町にあっては、その通学路の交通安全プログラムを現在起ち上げて推進をしているのかその辺がHPをいくら検索しても出てきませんので、ちょっと疑問だったものですからそれがどのような現状になっているのか、次の施策の中で推進すべきという形で言われてきたものについて我が町ではどのようになっているのか、まずお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
今、私どもの方に中心で進めている部分もありますので、私の方から答弁をさせて頂きますけれども、緊急点検の指示等があってそれについては、その当時に実施しているわけでありますけれども、その後それぞれの立場で道路の状況等を確認しながら改善が必要な点についてはそれぞれ道路管理者等にも協議を申し上げ進めてきているという状況であります。それで今、通学路の交通安全プログラムという話でございますが、うちの町は実は昨年度末にようやく形にしているところでございます。交通安全プログラムという形ですね。これから実働として動かしていくという形になるのですけれども内容については、先程お話ありました関係機関等の連携により点検等を進めて行くという状況になっているものでございます。
質問 5番 岩﨑泰好
そのプログラムの中にもやはりしっかりと対策を立てなければいけないという事で、PDCAサイクルをしっかり確立しなさいということで書いてございます。これらの計画についてもしっかりこれらの協議の中で進めようとしているのか、そのプログラムが実際に稼働するのはどの時点からなのかということをお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
これから関係機関との協議に入っていく必要があると考えております。言われる通り調査し対応されたのかどうなのか。そういうことも確認をしながら進めて行く必要があると認識しています。
質問 5番 岩崎泰好
先程も通学路の範囲が非常に広い範囲に渡るという事を話しました。町長の方からはゾーン30の導入は非常に難しいというお話がありました。しかしながら、やはり交通事故の部分ではスピードをいかに減速させるかということが死亡事故等を起こらないような状況を作り出すという事が1つの大きな目標だと思います。これについては、つい先般自民党の方からも緊急にゾーン30の導入に向けてしっかりと行動を起こすべきだというようなそのような文章も国の方に挙げられているというような事でございまして、しっかりこれは現状難しいというお話でございましたが、例えば国道に例をとってみますと今プログラムが作られるという事なのですからその中でしっかり協議してほしいこととして今制限速度が50キロなのですね。旧来、国道は40キロであって、これだけ商店や民家が沢山あるところで50キロというのはどう考えても、どうして50キロ。いつの間に50キロになったのということを常々あそこを走るたびに考えてしまうのですね。なおかつ南から入ってきますと神社を過ぎてセブンイレブンの手前までの間には街路灯には減速をと何かそのような標識がちらちらとついているのですね。それであるならば、しっかりと旧来のように40キロ制限に国道は落とすと。既に目的地、美深を通過する車両についてはバイパスを通過するということでも大きな動きになっていますから、それらも含めてしっかり減速の対策をとっていく。あるいはゾーン30が難しいと言われましたが町の中にあって事故が起こってからでは遅いのですね。事故が起こる前にしっかり町の中の通学路の範囲を本当に見ますと9線道路から南は6線道路まで、1、2の間、東は2号道路から、それから西1号道路の間にあって広い範囲で通学路というのを設定しているからには、ちょっとそういうゾーン30までいかなくてもしっかりと減速対策が出来るようなそのような処置をこれから考えていくべきではないかと思いますが所見を伺います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
ゾーン30の考え方について色々お話があったわけでありますけれども、国道40号が40キロから50キロに制限が変わっていると、どうしてだという話もあったわけでありますけれども、実は色々な角度から申し入れ等があって協議をした経過があるわけで、その中で40キロから50キロに協議して町の中を上げたと。それは町内の通り抜けの信号が随分近いわけであって、1回1回何回止まるのだと、そうして色々な意見があってこういう改善を加えたところであります。子供の通学路の感じから言えば岩崎議員の言われる通り、色々な考え方あるものでその辺の調整をしながら関係機関といいますか、団体等とも協議をしながらこういう整備をさせて頂いているということで、中々40キロから50キロに上げた経過含めて、また戻していくという作業については中々難しいのかなと思って、感想でありますけれども協議をしていないから何とも言えないのですけれども、感想で申し上げると何とも難しいのか。それも大昔にやったことではなくて近々やった話でありますからそういう感じがするわけであります。それとそのゾーン30ということについて少し申し上げておきたいと思いますが参考までに。ご承知だと思いますけれども、これは生活道路における歩行者や自転車の安全通行を確保することを目的とした、言ってみれば交通安全対策の1つであるわけでありますね。そういうことでいくとゾーン30というのは、時速30キロにしろということのようでありますけれども、この安全対策、道内でもやっているカ所、町村ないわけではありません。それは承知しているわけでありますけれども、そしてまたこの上川管内というか旭川署管内といいますか、方面本部といいますが、そういうところでやっている場所もあるわけでありますけれども、そういうことも踏まえて、我が町として40号の道路、生活道路という見方もあるかもしれませんけれども、国道でありますのでその辺は中々我々の意見だけでは通っていく、また皆様方のご意見は参考として申し上げるわけでありますけれども、それが通っていくという事にも中々難しいのだという事も踏まえながらご理解頂きたいと思います。
質問 5番 岩崎泰好
世の中は日々変わっていくのですね。その時に必要とされたことも、今必要なくなってきたこともこれからどんどん出てきますこれから。その時にやはり1回作ったものは中々難しいという発想では、物事が変わっていかないと思います。やはり首長としてしっかり、これからの美深町の安心安全を執行方針の中でも二度も三度も繰り返しています。そうした時に子供達の通学の安全確保のためには、今何をしなければいけないかという事については、やはり取り入れられるものはしっかり取り入れて、そして子育て世代に安心してもらえる、子供達が安心して通学できるそのような状況を作り出すのが首長の役目ではないですか。私は、そこをしっかりと捉えて頂いて本当に上川管内1カ所か2カ所かもしれませんが、先鋭的に取り組む事が私は山口町政の役割だと思うのですが、どうでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
関係機関等々と相談しないと言っているわけではございません。非常に感想としては難しいなということを申し上げたつもりでありますのでご理解を頂きたいと思います。
質問 5番 岩崎泰好
それらについては、是非その検討を加えて頂いてとりわけ交通安全プログラムの中では警察署も関わってきます。国の方針でもしっかりと交通標識の表示をしなければいけないという事も謳っています。学校教育の中でもそのプログラムの中には標識、表示はしっかり立てるべきだということを学校教育の関係書類の中からも伺うことができます。そのような形でしっかりとこれは進めていって頂きたいと思うところでございますが、もう1点折角教育委員会にも関わってきますから、教育委員会の活動条件に関する点検評価報告書の中にこの交通安全に関わる部分というのを探してみました。そうすると2の3、児童生徒の健康と安全確保という中で、ここでは施策の評価と総合評価がありますが、ここでは具体的には通学路の問題に触れていないのですね。触れているのはスクールバス事業の問題だけです。しっかりここで今後の問題としては、これらの子供達の安心安全の項目を1つ増やして、しっかり目標立てをして、そして進むべき形を作るべきではないかというように考えますが所見を伺いたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
現在の部分ではスクールバスを総合計画の中の位置づけとして置いているということをまずご理解頂きたいと思います。項目立てをするかしないか、今後の総合計画に向けての議論になってくるわけですけれども、十分検討させて頂きながら必要であればそういった形をとっていきたいというように考えます。