美深町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月12日
ゼロカーボンシティ宣言後の美深町の取り組みについて
2022年9月12日、美深町議会の一般質問で、岩崎泰好議員が「ゼロカーボンシティ宣言後の美深町の取り組みについて」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 岩崎泰好 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 岩崎泰好
それでは一般質問に入ります。一般質問にあたりまして、今回の質問内容のある4番、次期一般廃棄物中間処理施設建設に関わります資料の配布をしたいと存じますが、許可を頂ければと思います。
質問 5番 岩崎泰好
今回の項目は行政に関わる問題です。ゼロカーボンシティ宣言後の美深町の取り組み、進み具合に不安を感じています。美深町は、2022年3月15日、地方公共団体として2050年の温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンシティ宣言を表明し、国内では645番目の地方公共団体となったところであります。近年、国内各地はもとより地球規模で温暖化の進行に伴う大規模な災害が多発し、私たちの生存基盤を揺るがす気象危機は激しさを増して進むことが予想されています。美深町、宣言表明から半年が過ぎようとしています。美深町としての地域脱炭素への取り組みの具体化・加速化について、不安を抱く町民の1人として次の点について伺うものであります。1つ目は、取り組みに向けた進み具合が見えてこない。推進体制そのものがどのような内容になっているのか、という点について伺いたいと存じます。2点目は、実行計画策定など具体的なロードマップは作成していく考えにあるのか伺います。3点目は、環境省は今までの延長線上ではない、社会全体の行動変容を図ることとしているところですが、我が町にあっては、まずは町民や事業者、関係団体への周知と理解、さらにはそれの行動を促すアクションが重要かと思うところですが、これらについてどうされるのかということについてお聞きします。4点目は、名寄市を中心にした次期一般廃棄物中間処理施設建設と脱炭素の取り組みというものの整合性が図れるのかという点について、お聞きしたいと思います。また、更なるごみの再生可能資源の分別・資源化、減量化に取り組む考えはあるのかお聞きするものであります。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今、岩崎議員から、ゼロカーボンシティの宣言後の美深町の取り組み、進み具合、こういうご質問を頂いたところでございます。具体的には4点程あるわけでありますけれども、まず美深町におけるCO2といいますか排出量、これの吸収量の関係についてご報告を申し上げたいと思います。本町は、ご承知の通り面積の約8割を超える広大な森林に囲まれているわけであります。この森林によって吸収されるCO2の量は、本町における生活、経済活動で排出されるCO2の量を大きく上回っている状況にあるわけであります。令和元年度に、環境省が試算した美深町におけるCO2の年間排出量は、約3万8千トンとされております。これに対して本町の森林が吸収するCO2の量は概算値でありますけれども、排出量の倍近い数字になると算定をしており、カーボンニュートラルという観点では、既に達成しているこういう考えを持っているところでございます。しかし、環境負荷低減の取り組みは進めていかなければならない、こう考えているわけでございます。本町はこれまでも産業分野、生活分野において取り組みを進めておりますけれども、更にCO2排出の抑制と吸収の助長に向けた取り組みを進めていかなければならないところ考えているわけであります。それでは、具体的な質問に入るわけでありますけれども、質問にお答えするわけでありますけれども、まず1つとしては取り組みに向けた進み具合、推進体制、その内容について申し上げるわけであります。まず、4月にゼロカーボン推進室を設置し、住民生活課生活環境グループにおいて推進しているわけであります。現在進めている内容は、これまでの事務事業において実施してきているゼロカーボンに貢献する事業の洗い出しを進めておりまして、これを体系的に整理し、一層の環境負荷の低減に向けた事業を展開とするよう方針化を考えているわけであります。次に、2つ目の実行計画策定などの件でありますけれども、具体的にロードマップの作成についてのご質問でありますけれども、実行計画については、先に申し上げました通り、これまで取り組んできた成果・課題を整理し更なる取り組みへと繋げていくことであり、それぞれの事業展開において、より目的を明確に位置付けていくことが大事と考えております。これまでの取り組みはそれぞれの事業の中でのものでありましたが、これをゼロカーボンの取り組みとして特化したものとしてまとめ上げ、更に全町的な取り組みとしていくよう方針化する必要があると考えているわけであります。次に、3つ目の町民や事業者、関係団体への周知と理解、行動を促すアクションについてのご質問を頂いたところでございます。既に町民や事業者、関係団体のゼロカーボンシティとしての宣言を町としても宣言をし、周知をし、出来ることを取り組んでもらうよう呼び掛けているところでもございます。引き続きゼロカーボンに向けた行動の周知を行い、行動を促して参りたい。事業者、関係団体、こういう皆様方にゼロカーボンに向けた行動の周知を促して参りたいとこういうことでございます。最後になりますけれども、次期一般廃棄物中間処理施設建設と脱炭素の取り組みの整合性についてでありますけれども、議員もご承知だと思いますけれども、先般はあのような形で議員協議会の方で説明の方で説明をさせて頂いたところでございますけれども、施設の建設にあたっては環境省との協議の中で進められておりまして、その辺の整合性はとられるものと考えているわけでございます。分別については、中間処理施設建設との関連で検討を要するものとされておりまして、資源化、減量化については町民の皆様方の協力を求めながら一層推進していかなければならないと考えているわけでございます。以上が、とりあえず答弁として申し上げておきたいと思います。
質問 5番 岩崎泰好
今、町長の答弁にもありました9月2日の次期一般廃棄物中間処理施設建設にあたっての基本設計の概要説明がございました。これには基本方針でごみの減量・減容化、資源化、エネルギー回収を推進と謳ってございますが、建設時や稼働後の新たなCO2発生量、あるいはCO2の削減量についての記載がございません。実際にそういうものがあるのかどうかも含めてお聞きしたいところですが、環境省はエネルギー回収能力の増強の手法の他に、省エネルギーによる温暖化対策もメニューに加えることとしております。提案された内容について検討してみたところですが、1つは水噴射方式による熱の回収というのは、実際はほとんどCO2回収にはならないのではないかという風に、この中身を見る限りでは思うところです。例えば千歳市なんかも旧来の水噴射方式から、排熱ボイラー方式への変更をして蒸気の有効利用を図り、CO2削減量は1,924トン年間削減を進めているようなことも見聞きします。また稼働時間が16時間であるために、炉の立ち上げのための補助燃料が必要になってくると。それが脱炭素の取り組みとの整合性がどうも疑われる。そんなことを感じるところです。これらについては、先程は整合性が環境省のお墨付きだということであるということだったのですが、これらを具体的について町長の見解はどのように考えておられますか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
私の見解というよりも、何と言いますか。広域の管理者であります名寄市長といいますか、そちらの見解を求めるべきであってね、私の見解をどうだとかという部分ではないような気はします。また細かい数字的な、今ございましたけれどもね。今、その数字を持ち合わせていませんので、何とも申し上げる段階ではないのかな。なお、質問等があれば議員を通して、議会議員もそっちの議会にも参加している議会の仲間としているわけでありますので、そちらの方に伺いを立ててみる必要があるのではないのかなと思うわけであります。なお、議員協議会等の説明の中でね。担当課長等々も出席しておりましたのでね。そういう部分での質問なら受けておきたいと思うわけであります。私からの見解というよりも、そういう広域の部分でありますので、管理者、私も副管理者ではありますけれどもね。そういうまず、管理者の考え方をもっていかないとならないとこう考えているわけであります。
質問 5番 岩崎泰好
町長が言われるように、町長は副管理者の1人です。この次期の一般廃棄物中間処理施設建設という問題は、この脱炭素という国の施策の進み具合とある意味年を並行して動き始めていますよね。中々それが脱炭素の動きが表面に出てこない中で、焼却という施設を造るということの進め方がしてきました。その辺のところで、まさに建築をまもなくはじまるというような段階に来ておりますけれども、しかし、今の世の中の社会状況をがらっと変わってきてですね。やっぱりそれ脱炭素を中心にした例えば公共施設の建設にあたっても、そういうものがやっぱり重要視されなきゃいけないというところにあって、ちょっと立ち止まってね。今までの一般廃棄物の処理の仕方が、果たして今進んできた焼却という方法でいいのかということもですね。考える時期にあるのではないかと。だからあえて副管理者である町長の発言が大きいから、だから組合は違うから事務組合の中で当然協議もしなければいけないけれども、そういったことは今まではなかったけど、それが新たな課題として出てきたのだと。そうであるならば、それについて一度協議してみる必要があるのではないかと思うところです。それで先程お配りした資料なのです。これ、月刊廃棄物という雑誌が出ていますが、それのですね今年の1月号の巻頭言にあります。文章長いのであれですが、用立てて話しますと、2019年の日本の、これは中間、中ほどに書いてありますが、日本の二酸化炭素排出量11億8,000万トン、その内2.8%、3,090万トンが廃棄物の焼却由来によるものであると。環境型社会の形成を促進し、3Rを進める中で廃棄物の焼却処理よりは発電や給湯などの排熱回収という免罪符で正当化されてきたと。一般廃棄物の焼却処分の在り方の再考が、まず求められているのではないか。というそのような見解を示しております。色々書いてありますが。ゼロカーボンを進める中でですね。あと様々な全国の自治体がごみの処理の仕方について、方向転換をし始めています。例えば横浜市では今まで5カ所の焼却炉がございましたが、それを4カ所にまずは集約して減らしたと。将来は、焼却処分場は1カ所にすると。そしてごみを資源化に進めていくという方向性をですね。ヨコハマ3R夢プラン、3R夢と書くのですが、スリムプランという中で示して実行に移しています。今、そういう時期にあるので、いざ建設が始まってしまったら、これは後に引けないということはもちろん分かっておりますが、建設する直前であるということを考えると、それらのことをしっかりやっぱりもう一度検討する必要があるのではないかと思っているところですが、それについて是非、町長の考え方をお聞きしたいということなのです。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
具体的なこの巻頭言、更には横浜市の状況等々についてお話がありました。もう一度検討したらどうだというお話も伺ったところでございますけれども、広域で取り組んでおられる。そして、うちの議会も議員さんも賛成しておられる。そういう立場であります。そして変更でありますので、財源の捻出の方法だとかそういうこともあろうかと思いますけれどもね。今の段階で再検討ということには中々ならないのではないのかな。そう思っているわけであります。色々な考え方あるわけでありますけれどもね。その辺のことについては、私は、論評は避けておきたい、今の段階では避けておきたい、こう思っております。
質問 5番 岩﨑泰好
今まで議題に載らなかった中身だと、私は思っています。名寄市にあっては、2021年の11月にゼロカーボンシティ宣言をして、その主な取組の中で市内公共施設の二酸化炭素排出量削減に向けた取り組みを推進するということを1番目に掲げています。組合を構成する美深町、下川町、中川町もゼロカーボンシティ宣言をしています。時代の流れの中で、やっぱり計画の途中にあっても並行して進んできた、この脱炭素という取り組みはですね。やっぱりここに本当にこういう形で焼却炉をつくったらいいのかということの議論に一度戻す必要が、見直しをというのではないですよ。戻して、例えば今この施設で先程具体的に言いましたけれども、たとえ水噴射方式で熱回収は、実際は出来ないものになっていますよね。本来は環境省でいう、このごみの処理方法の2つの方法の1つなのですけれども、大方はきちっとした排熱処理を出来るいわゆる発電に回すとか、あるいは温水に回して有効活用して、それによってCO2の削減を図っていくという方向性がほとんどなのですね。ただ、この炉は燃やす量が少ないがために、24時間稼働ではないのですね。そんなことも考えると中々の発電に結び付けないとあるのかもしれないけど、でも基本的にこういう施策の中で、焼却施設を造るなら造るとしても、そういった環境にきちっと脱炭素に向けた取り組みの中で理解されるような焼却炉にすべきだと私は思うところなのですが、やっぱり問題が出来た時に、これは名寄市を中心にした問題、あるいは名寄地域の事務組合の問題だと投げないでですね。1構成員として、美深町もそこにお金を出す。あるいは今後供用とする20年間、そこを使うわけですから。それに対して今発言しないと、これはずっと後々禍根を残すことになるのではないかと思うのですが、どんなもんでしょうね。町長。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
今、発言のありました件についてね。それぞれ協議する場がありますので、担当を含めてゼロカーボンのこと、もう一度そういう話が本会議の中で、説明の段階ではなかったのですけれどもね。質問もなかったのですけれどね。本会議の中で、そういう意見が出たのだということを踏まえて名寄市の方に事務局を通してお話を申し上げたい。お聞きしたいと、このように思います。
質問 5番 岩﨑泰好
是非、改めた検討をしっかりして、将来に禍根のない未来を担う子どもたちのためにこの施設が有効に活用できる方法を是非取り組みをお願いしたいと思っています。ここで4番目の中で、もう1つごみの更なる再生可能資源への分別資源化、あるいは減量化についてお聞きしたところですが、町長の方からは一層の推進を進めるというご答弁を頂きました。私が言うまでもないですが、ごみの減量には排出する側の意識の問題と取り組みの姿勢が大事なところで、それをリードする自治体の姿勢とより一層の工夫が必要と考えています。今、リサイクル率全国1位の町は鹿児島県にあるのですが、そこは名寄市よりも幾分小さな自治体です。大崎町といいましたかね。そこは、このごみの問題、やはり同じ頭を悩ませながら、当初は焼却によるごみ処分と考えて計画を立てたところですが、しかし、掛かるお金が膨大で維持管理にも相当なお金が掛かるということが分かった段階で、この処分場をつくるのをやめました。如何にしたらですね。ごみを分別して資源化することが出来るかという形の取り組みを始めて、今、全国1のリサイクル率を誇る町になっています。そんな取り組みもございます。1つには、その中で生ごみの処理のというのは非常に大きなウエイトを示すと思います。今、その中間処理施設を建設してもごみの総量は変わらないのですよね。そこに生ごみを焼却するというような形に進んでいくと思いますが、しかし、この生ごみの処理にあたっては、この建設にあたっても下川町は、もう既に自分たちが出す生ごみはこの施設には出さないということで、自分たちで堆肥化を進めようというそんな動きもしています。構成する町の中で美深町もそれらのことをやっぱりこれから考えて実行していく、そういう時期に今あるのではないかと思っていますが、とりわけ今ここを肥料の高騰の問題が出ています。高騰する肥料をどうするかという対策も必要ですし、あるいはしっかりした土づくりには堆肥が1番だということも先般の作況調査でもそんな事例が2、3紹介されてきたと思っています。そういう意味では、生ごみをきちっと堆肥化する。あるいは今ある堆肥舎をしっかりと生ごみ、あるいは汚泥も含めて処理できるような施設にしっかり作り上げるということも私たちに与えられた課題ではないかと思っていますが、それらの取り組みどのようにされるか町長の考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
この施設の考え方等については、先の議会等で了解を頂きながら今回は設備費用といいますか、建設費用といいますか、そういうものの財源を含めてでありますけれども、変更になるということを申し上げてきたわけであります。そして相談してきた。そういう経過からいくと中々再度検討するとか、そういうゼロカーボンの話が出ていますけれどもね。それはそれとして、理解はしているつもりなのですけれどもね。そういうことになるのかな。そういう声が議員仲間といいますか、うちの議会から参加している議員もいるわけでありますからね。そういう空気になっているのかな。その辺を読んでいかないとならないなこう思っているわけであります。
質問 5番 岩崎泰好
分かりました。それについては分かりましたが、中々納得はできないですが、次に移ります。今回のこの一般質問にあたって質問の要旨を作り上げて、ある機会にある町民の方とお話をする機会がありました。その時に、ゼロカーボンって何ですかって聞かれたんですね。私の用いる限りの説明はさせて頂きました。その一般町民の問いかけに町長どう答えられますか。ゼロカーボンって何ですかと聞かれた時に。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
これまた難しい話で、答弁するのも困ったのですけれども、ゼロカーボンで質問しといて、ゼロカーボンって何ですかって聞く方もどうかなと思って今聞いていたのですけれども、僕も何とも言いようないと思っている。何かねちょっとね。ちょっと変でないかなと思って。以上です。
質問 5番 岩崎泰好
多分、面食らうと思って今、質問しました。誠に申し訳ないけれども、しかしですね。この問題は環境省は今までの延長線上ではいけないと。そして行動変容を図るというそういう立場から、この事業を推進しなければいけないということを町長いただきましたよね、環境大臣から。ちょっと出てきませんが、これですね。環境大臣名で、国内で645番目の地方公共団体となったということの文書ですね。その中でも出てきていると思いますが、今の延長線上ではいけないと。更には、行動変容を図るそんな取り組みが必要だと書いてございます。町民はやっぱり毎日、年とともに気象変動が起こって、美深町でも温暖化が進み、時折豪雨が降ったり、ちょっと今までにないような気象状況だなということは体で感じながらも、そんな不安を抱きながらも、しかしこの地球上で起きている様々なよりもっと大きな災害や人災や人種問題や紛争やそういった問題に対してやっぱりまだまだ当事者じゃないこともあって、対岸の火事だと思っているのがほとんどだと思います。私も含めて。ただね、そこにしっかりと行動変容を促すような施策を打っていかなければ、これ宣言した以上は、2050年までに実質ゼロにするという形で、先程、冒頭町長は美深は既にそれは達成しているのだと言われましたが、そういう問題ではないと思いますね。でありますから、この行動変容についてですね。やっぱりしっかりとした取り組みを進めなきゃいけないと思うところですが、それらの取り組みについて具体的にどうするこうするということも含めてね、どの時点からそういったことを出発させるのか。先程、実行計画等についても町長の方からは全町的な取り組みとして、これらを旧来のものを整理して次の実行計画を作るようなニュアンスの発言をされましたが、これらについては、いつまでに作り上げて実際にスタートするのか、その辺についてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
ゼロカーボンの話でありますけれどもね。美深のような、いってみれば農村地帯といいますか、山林地帯といいますか。そういうものと大都会のいう大都市でのゼロカーボンの認識というのは少し違うのかな。そして国でいうところのやつが違うのかな。そんな考え方を基本的には持っております。ただ、そうは言うものの、うちは長年に渡って特に私の時代になりまして、ゼロカーボンといいますか色々な施策を打ってきたつもりであります。例えば、堆肥化の問題だとか、土づくりの問題だとか、山づくりの問題だとか、更にはLEDといいますか、そういう問題だとか、ただ色々な対策を打ってきたのだけれども、その辺の整理は各課でやる必要があると。そしてそれを事務局で整理をしながらさらに、次の段階で何をするかということを具体的にするには少し時間が掛かるよと、こういうことを申し上げているわけでございますけれども、少しニュアンスが違うのではないか。先程の質問もそうでありますけれども、ゼロカーボンの話の中で町民は、町民といいますか、議員さんもそうでありますけれども、何をするのだろうというような話もありましたけれども、私としては、そのやってきた仕事を整理しながらね。そして山の吸収量もCO2の吸収量もそうでありますけれどもね。新たなことには、その何というのですか。50年まで何をしなければならないと具体的な話になるわけでありますけれどもね。例えばここで火力発電をするとか、やめるとかそういう話にはなっていかないのではないのかな。そして、先の議会の質問でもありましたけれども、全国、道内1、2で手を挙げている市町村のようにそれについては、手上げ方式はやらないと、ということは申し上げてきてね。大体そんなことで理解はされているのかなとそんな風に思っています。だけど、気候変動のことを含めてね。分別だとか、物の分別だとかということも含めてね。これ進めていかなきゃならない。そしてただ、我が町の取り組みとしては進んでいる。進んできたと、進んでいると。進めてきたという施策で、ずっと進めてきているわけでありますからね。その辺については、理解をしてもらわなきゃならないなと思っている訳です。ただ、今の段階では新たな項目について具体的に、こうこうしたいという事は中々、それは構想はありますよ。いっぱい。色々な構想を持っておりますけれども、構想1を実現するにも4年も5年も長いものでは10年もかかるわけでありますから、そう簡単にポンポン、ポンポンとする、出来るものでもないかなと思っている訳であります。
質問 5番 岩崎泰好
前回の一般質問の中では、推進室を設けて取り組んでいくと。3月議会、前々会ですかね。という答えはありました。様々な計画やロードマップについては、そこを作り上げて、それからしっかり内容を詰めていくという話はございました。その時に私は、2050年が目標なのだけれども、2030年目標達成に向けた全国の取り組みについて手を挙げていく必要はないのかとお話を最後にしました。それも含めて、検討するということにお聞きしました。それに手を挙げてやらないということは、いつの時点で発表したのですか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
その時点で言ったじゃないですか。
質問 5番 岩﨑泰好
手を挙げないということだったのですか。それはじゃ、私の聞き違いですね。そうですか。分かりました。今、町長は様々なことを先進的に進めているという話をされました。美深町にあっては、平成24年3月に策定した地球温暖化対策実行計画美深町CO2排出量削減計画というのがございます。それについては、10年のスパンで終わりが平成32年度までの10年間とした計画です。それぞれこれについての評価等も出してきたと思いますが、それ以降、様々な町村では第2次の実行計画というのを策定して進んできた自治体も沢山あります。ところが、美深町は第2次も策定しないまま今日まで至っているんじゃないですか。それが、色々な様々なことを積極的に推進してきたとはならないと思いますよね。ましてや、これらの結果についての報告書もどうなのか、報告書を出したのかもどうなのかもよく分からない。こんな状態が、実は美深の実態だと私は思っています。町長は自分でやって、推進的にやったと自慢しておられるけれど、申し訳ないけどこれが現実じゃないですか。やってきたのであれば、これも第2次の取り組みしっかりと取り組んで今日まであり、そこにゼロカーボンシティ宣言というのが繋がってくるんじゃないかと思っていますが、どうなんでしょうね。それ以上に、疑問に思っています。これらの取り組みについても、要するに既にこのゼロカーボンは達成しているから、そんな大した取り組みをしなくても良いというような、そんなニュアンスに聞こえてきますが、それで良いのでしょうかね。本当はこの取り組みと言うのは、今日出した問題よりももっと大きな問題、地域のエネルギーの問題が実はあるのですね。そこのところをどうするのかということも限られた時間ですから、中々出来ないので今回はこれはそのエネルギーの問題は省きました。省いて、いま現実に町が進めているホームページだとか、あるいは7月号の広報で示したような町民へお願いする取り組みについてですね。書き出している部分について中心に今進めてきたつもりですが、何とかですね。これ皆で、やっぱりきちっとした方向性と、あるいは推進室も中身どうなっているのですか。誰々が構成して、どんな会議を何回開いて、今日に至っているのですか。そんなことも含めてですね。しっかり町民に示していくことが必要なのではないかと思いますが、いかがですか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
前回、答弁していると思いますけれども、ゼロカーボンの推進室といいますか、推進体制を整理するよということを申し上げてきたつもりであります。それで具体的に4月1日の人事の中で、住民課長を事務局長とするという推進室の室長です、という形。具体的には各課長、まだ発令はしておりませんけれども、各課長に推進室の会員になってもらおうと、こういう考え方を基本的にもっております。それがこの議会が終わって、なるべく早い時期に整理をしたいと思っているわけでございます。それと、ちょっと不満といいますか、課題といいますか、その事業者といいますか、起業家といいますか、そういう一般町民もそうでありますけれども、ゼロカーボンの取り組みが過去何年もゼロカーボンという言い方をしてなかったと思いますけれども、堆肥をつくって、使用だとかそういう部分、LED等は一定の進み具合を示しておりますけれどもね。分別の仕方だとかごみの分別の仕方だとか、そういうものもあるかと思います。例えば、そういう面ではいち早く我が町としては取り組んできたつもりであります。そういう意味で、一定の企業といいますか、事業者といいますか、そういう方、町民さらには、そういう面でも新しいゼロカーボンという考え方として出てきたので、より一層それが理解されるように担当課といいますか、推進室を通じてこの辺のことを進めていきたい。そう思っているわけであります。若干の本当に岩崎さんが心配されるような面も、中にはあるのではないかな。ただ、そのためにはやっぱり起業家なり町民なりが一層ゼロカーボンといいますか、そういう温暖化といいますか、そういうものについて理解を進める必要があるのではないかと思っております。その辺については、理解しているつもりでございます。
質問 5番 岩崎泰好
その通りなのですね。多くの方にやっぱり1つは、きちっとした啓発をしなければいけない。そして1つは理解をしてもらわなきゃいけない。そして、ではどう取り組むかということを主導するのは行政ですよね。行政がしっかりしないと、それは進んでいかないという風に思っていますが。同じことの繰り返しになりますので、そのことは是非検討課題として取り上げて下さい。それと、環境省に提出したゼロカーボンへの取り組みの一覧表があります。全国で、8月末現在ですかね。766自治体がこれに参加して、人口カバー率にすると94%、総人口に占める割合が上がってきています。町長がそのこの取り組み大都市がどうのこうのとか、小さなうちらのような環境のところがどうのこうのという話をされるけれども、これ全国的な取り組みなんですね。それは先程から何度も言っているように、行動変容を起こさせると。旧来の取り組みでは駄目だと言っているのですね。そこを美深町として、どう取り組むかということをしっかり方針と方向性を示してですね。具体的にこれをすれば、これだけ減るのですよということを示していくようなそんなことを取り組みとしてしなければいけないと思うところですが、それについてご意見を頂くことと、時間ありませんからもう1点だけ。3月の議会では、私はゼロカーボンシティ宣言をすべきだということで質問をしました。町長は、ゼロカーボンシティ宣言は、方針の中で推進するという形でもう既に進めているのだというような答弁だったと理解します。それについては、ホームページの4月15日付でしたかね。ゼロカーボンシティ宣言しましたということを書かれています。ごめんなさい、そうですね。それともう1点は、7月号の広報びふかで一面使って、ゼロカーボンシティ宣言のことを触れています。
質問 5番 岩崎泰好
はい。それなので、最後にですね。この推進にあたっては、実は宣言文がないのですね美深町。近隣町村を見ても名寄市、あるいは中川町、下川町もそれぞれ自筆で署名しながらしっかりとしたゼロカーボン宣言を出しているのですね。宣言した以上は、これらの宣言文をしっかり改めて文章化してしっかり残しておくという必要かと思いますが、それについてお聞きして最後にします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
ゼロカーボンの宣言の方法については、前回もお話し申し上げた通りでありまして、色々な方向があるのだと。そして国に向けても議会等で宣言しました。宣言といいますか、やるという方向を出しましたと。進めると。こういうことで理解をされて環境省からお墨付きももらったということでありますからね。色々な方法はあると。近隣も宣言文を1枚の紙でありますけれども、中身がそれぞれ濃いのだと思いますけれどもね。それなりの宣言をしていると思っております。ただ我が町においては具体的な昔からの取り組み等があるものですからね。それを整理するのが先で、総合計画なり更には行政評価調書ですか。国に出すやつ等々で17の取り組み等々について整理して少しは出したつもりでおりますけれどもね。まだまだ事業者といいますか、個人といいますか、町民といいますか、という部分でね、取り組みが弱いのかな。弱ければ、こういう意味だよという事を、更に広報等で発表しなければならないな。そして協力を求めていかなきゃならんな。ただ行政として我が町の町民もそうでありますけれども、企業なり事業者は何でも行政に自分たちでやろうとする考え方というのは、あまりないような気が。そういう町の雰囲気があるのかなと感じがしているところがあるなと。まず自分たちでそういうことをね。改善する考え方を持たないと物事は進んでいかないのではないか。そういうことを含めてね。ゼロカーボンの取り組みを、更に更に進めていかなきゃならんと、このように思っています。