美深町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月12日
(1)チョウザメ事業の内容について/(2)コミュニティスクールを中心とした子供達の育成について
2018年3月12日、美深町議会の一般質問で、藤原芳幸議員が「チョウザメ事業の内容について」「コミュニティスクールを中心とした子供達の育成について」について質問し、町長 山口信夫、教育長 石田政充が答弁しました。
- 質問者
- 藤原芳幸 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫、教育長 石田政充
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 6番 藤原芳幸
昨日3月11日は東日本大震災から丸7年を経過した日であります。また一昨年4月には熊本におきましても大地震が発生し現状としては復興には程遠い状況であります。1日も早く被災地が復興出来たと実感できる日が来ることを心から願っております。それでは質問に入らせて頂きます。私からは、産業と教育について2問質問させて頂きます。まず産業から。チョウザメ事業の内容について町長にお伺いするものであります。午前中の同僚議員の中で相当数私の質問の内容にも町長は答えておられたのかなと気もしますけれども改めてお伺いしますのでどうぞよろしくお願い致します。新たな施設が完成間近となりまして、チョウザメ事業もまた一歩踏み出しました。町にとっても大事な事業であり、みんなで知恵を出し合い軌道に乗せていかなければならないものと思っております。町執行方針では現在飼育中のチョウザメを町の管理下に置き、町直営として事業を進めていく計画が召されました。次の事について町長に所見を伺います。1、事業がはじめり当初の予定通り進めることが出来そうな状況なのか。これからの年次ごとの施設整備の範囲と考え方について改めてお伺いをいたします。2、孵化事業の現状と今後の見込み、購入をする稚魚数との関係など稚魚獲得の計画をどのように進めていくのか。3番、低い水温にも強い道北沿岸で網にかかったチョウザメは美深での繁殖に非常に有効とされておりますが、しっかりと獲得できるような対策を考えていく必要があるのではないかと思います。この件について町長の考えを伺います。4番、直営により振興公社は販売先の1つとなりますが、新たな販売先確保の営業戦略と体制はどのように行っていくのか。5、直営により飼育、管理、営業の各部門はどの部署が責任を持って行っていくのか。この5点について町長の方の所見を伺います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今、藤原議員の方からチョウザメ事業についてのご質問を頂いたところでございます。大きく5点程通告を頂いております。順序に従いながら答弁をさせて頂きたいと思います。まず初めに1つ目の関係でありますけれども今後の施設運営にあたってでありますがご承知の通り平成29年度においては取水、排水樋門、稚魚孵化施設等さらには井戸などの整備を行っており、6月ころには稚魚孵化施設等が稼働できるのではないかと考えております。稚魚孵化施設の稼動後には毎年5千匹の稚魚を生産する計画としておりまして、年々増加するチョウザメの飼育に関しては野外水槽にて対応していく予定でございます。今後の施設整備計画については飼育数チョウザメの数や財源確保の状況を勘案しながら進めて参りますが、平成30年度においては取水水門からの水を施設内に流すための水路であるとか、更に辺渓、仁宇布川に排水する水路、排出前に水を純化する沈砂池更にはビオトープ、資材や車両などを収納する倉庫、車庫、そして野外水槽の一部を整備する計画となっております。また平成31年度以降については残りの野外水槽の整備を行う考えでありますけれども本格的な飼育、養殖につなげていく計画としておりますが財源の関係等もありまして町が実施する整備についてはこの辺までが限界であるのではないかと考えております。その後については事業が確立をし、公社等へ経営を引き継いだ後に事業の収益収支等を勘案しながら整備を行って参りたいと考えております。2つ目の孵化事業の現状と今後の見込み、購入する稚魚数との関係でありますけれども先程申し上げました通り毎年度5,000匹の稚魚を生産する計画でありますけれども、これらについては北海道大学等々の連携等々が必要になってくると思っております。現在の孵化の状況等については平成28年度に孵化したものが1年後の生存数は只今のところ大体800と、ただ平成29年度は3万匹程孵化しているわけでありますけれども現在の数は大体1,300程度となっておるわけであります。SAF恩根内の施設を含め現状の施設では水槽が小さいことや地下水の水質、水量など飼育環境が万全な状況にならないことから孵化後の生存率が低くなる場合やその後の飼育場所が現段階では確保できていないことからあえて抑えているという状況にあります。今後新しい稚魚孵化施設等において孵化作業を行うわけでありますけれども生育事業に合わせて飼育環境を調整しながら稚魚の生産を行うことが可能になりますので計画している数については確立できるのではないかと考えております。尚、稚魚について自前での孵化を基本としておりますが今後購入する計画はもっておりませんけれども何らかの不測の事態といいますか、そういうことがありましたら北海道大学等からの購入といいますか、補填も考えていかなければならないということも検討していかないとならないと考えております。3点目の道北沿岸での網にかかったチョウザメについては各漁協と言いますか漁業協同組合との協力により只今のところ株式会社美深振興公社に一報がはいることになっておりこれまでも連絡を受けて、あった場合には貴重な親魚候補でありますから振興公社で購入してという状況であります。新年度からは町で購入することに変わっていくわけでありますがしっかりとこの辺のことについても獲得していけるような予算提案としているところでございます。道北沿岸の各漁協といますか協同組合の方とも継続して協力を頂けるよう改めてこれらについて協議をして詰めて参りたいとこのように思っておるわけであります。4つ目の振興公社の販売先の確保、営業戦略等の体制でありますけれども町が事業主体となっている当面の間においては基本的には町所有のチョウザメは株式会社美深振興公社のみに下ろしていきたい。これは活魚と言いますか活かして下ろしていきたい。振興公社はそこで血抜きをしながら更には神経締めと言いますか、そういう締めをしながらフィレといいますか、三枚に下ろすとかということも加工作業を行ってそれぞれの販売先に出荷する考え方で臨んでいきたいとこう思っております。この販売先の確保や営業戦略については振興公社が中心になるわけでありますが、まずは町内の飲食店等に提供してもらえるような出荷体制を構築していくことが優先されるといった課題になってくると思っております。新たな販売先については振興公社、町で定例会を開催するような形でしっかりとニーズを把握しながら、どのように運ぶなどのことも含めて検討して参りたいと思っております。振興公社には現段階で置いているのもありますけれども高級レストランであるとかリゾートホテルであるとかどちらかというとキャビアの問い合わせが多いわけでありまして、チョウザメの引きがあるという状況であります。そこまでたくさんあるわけではありませんけれども結構な数がきているという状況であります。尚、これらの情報については双方で町と振興公社等々で情報を共有しながら将来的販売、先の確保であるとか連携について進めて参りたいと思っております。最後に直営による飼育管理、営業の各部門はどの部門が責任を持って行うかという問いでありますが、町の直営として担当するのは総務課に専任の担当部署を設けて参りたいと専任の人間を配置していきたいと考えているわけであります。施設における飼育管理についてはノウハウを持っている振興公社、更には民間養殖業者等の委託を計画しており、今もやっておりますけれども製品の販売などの戦略については振興公社が中心になるわけでありますけれども必要な加工を施しながら付加価値を高めて販売に努めて参りたいとこのように思っておるわけであります。いずれに致しましてもチョウザメ事業の推進にあたっては町のみならず北海道大学だとか水産試験場、美深振興公社、民間企業等々と連携を密にしながら進めて参りたいと考えておるわけであります。
質問 6番 藤原芳幸
町長から今頂きまして、午前中にも同じような形でだいぶ答えている部分と重複している部分がありますのでその辺は整理をしながら町長に伺っていきたいと思います。1番目に今後の予定等も回答頂きましたがまさにその通りだろうと思いますがやはり町長のお話からいくと、どう進むかは予算の獲得次第と言いますか予算によるところがやはり左右される部分があるのかなと思います。それで計画を進めるために今年はこれだけの施設が必要だということは5,000匹という話がありましたけれども、稚魚を毎年5,000匹ずつやっていってトータルでは沢山の数にするわけですがそれに当面必要な施設整備というものは今年も来年も必要になるのかなと思いますけれども、それをするための予算措置というものが一緒についてこないとやはり実際は半分しか施設は作れませんということになると計画と狂いが生じてくるなかで予算に対しての獲得の見通し、これは5年先、6年先はわからないかもしれませんがここ何年か先程いった町直営でやっている間にある程度の施設整備はしていきたいというお話がございましたがそれに対しての見通しというものは今現状どのように感じておられるのかをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
既に28年、29年投資した部分等についてご理解を頂いているのかなと、そしてその財源等についてもご理解を頂いているのかな。ただ長い将来といいますか来年、再来年、その後という話もあるようでありますが、なかなかきちっとした見通しを持てないのが現状でございます。今29年度といいますかここへ来て補助金というか交付金等々が当たる当たらないせめぎ合いをしておるわけでございます。大体今年の分については見通しがたったわけでありますけれども残念ながら過疎債等をあてにして、まだ予算にはきちっと出しておりませんけれどもそういう部分がありました。しかしここ1日1両日の間に過疎債の予定も地方創生の中で認可しますよと。午前中に銀行からお金を借りるのも大変なことだと、過疎債で借りるのも大変なことでありますけれども、お陰様でそういう認可も頂いて、補正にも出しておりませんが追加の補正で更に3,000万くらい過疎債を借りるような。その後については色々ざっとした計画はもっておりますけれども明確に言える段階には、何を当てたいかにを当てたいという段階には至っておりません。ご理解頂きたいと思います。
質問 6番 藤原芳幸
現状として言えるのは、これからが30年度の予算の審議をする中でおいて象徴と言えるのは精一杯そこまでなのかなと思いますが、計画を進める中でどうしても施設整備が追い付かない部分がもし発生した場合においては町の基金等も使いながらでも整備を優先することもケースバイケースによってはあり得るのかなと思うのですが、その辺は状況に応じて多分町長が判断されていくとは思いますが計画を進める方を重点的にここ何年かは見据えていくのか、それとも事業の状況、稼働の状況等を見ながら施設整備に対する補助金等の状況を見ながら進めていくのか、その辺に関して町長はどのように今現状では考えているでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
これも非常に長期でどの程度投資をしていくことができるかと。前回の協議と言いますか等々では、1期工事で6億程度かなと申し上げておったわけでありますけれども町費としてはどこまで、そこまでやれるかどうか、また国費と言いますかなかなか道費はつかないわけであります。国費がいくら認められて更には起債等が認められていくのかどうか、こういうことも加味しながら事業をそれぞれ考えていなければならないなと思っております。ただそうは言っても稚魚をある程度の数を揃えて飼育していくようなことになっていかないとこの事業は非常に進んでいきませんので何とかその辺の支障のないように財源の確保等々に全力を挙げながら進めて行きたいとこう思っております。先程申し上げませんでしたけれども29年度では、既にご承知かと思いますけれども約3億近い数字が町費として投資をしておりまして国費としても1億を超える整備交付金という形で頂いております。そのようなことで進めていくわけでありますけれども、その他町費約3億円と言いましたけれども、先程言ったように過疎債にこれから借りることが出来ていく額が約3千万を越える数字がここへ来てまた目安が立ってきておりますので、そういうことも加味して色々考えていかなければならないと思っております。更に道の総合交付金の事業等で来年度は全体で2億程度になっていくのかなと思っておりますけれども、その財源の区分等については出来ることなら基金だとかそういうものはなるべく使わないというか、先延ばしにしてでも現状を少しずつ乗り切っていく努力をしていかなければならない。そうしないとこの事業は、みなさんから色々ご批判が出るのではないかなというように考えております。ただどうしても野外の池だとかはある程度整備していくことが必要かなと思っております。
質問 6番 藤原芳幸
町長の話の中で5千匹というのが1つの目安として午前中からも出てきているわけでありますが、お話を聞いていますと今年は1,300くらいが孵化できたということで5千には程遠いけれどもその分は稚魚を購入しながら、ゆくゆくはそういう見通しがついているようだというように認識をしていて、その辺については非常にいい話だなと言いますか私自身も事業のいく鍵というのはたくさんある中で1つは自前の稚魚をどれだけ確保できるか、全て確保できれば1番いいわけですけれどもどうもそういうようなのが北大等の協力もありながら現実として近づいているというのが状況的にわかって非常にいい材料だなと感じているところであります。その中であるいは稚魚を色々場合によっては購入をせざるを得ない時もあるかもしれないという話もありましたがその中で北大の方も稚魚をもっておられますので現状としては北大の方からそのような形で協力体制をしながら孵化と稚魚の獲得という形は見通しがどうもついているような感じに町長の話として聞こえたわけですけれどもちょっとその辺について状況をもう少し説明をお願いしたいです。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
先程、答弁したのではないかと思いますけれども27年度ぐらいまでさかのぼっていきますけれども27年度では3千匹程孵化をしております。ただ、今1年魚と言われて部分で残ったのが350程度と、そして28年度これが3万匹ほど孵化をしております。しかしながら8百程度となっています。そして29年度は3万程孵化させておりますけれども施設の関係だとか諸々ありまして今現在1,300程度となっております。したがって今後施設が拡大していくには何とか、この1年後と言いますか5千匹を確保して参りたいということを申し上げているところであり、出来ることならこのペースでいけば、5千匹というペースでいけば北大だとかそういうところから稚魚を購入することにはならないと思っておりますけれどもしかし万が一という話を先程申し上げたところでございます。
質問 6番 藤原芳幸
町長に説明受けている間に頭の中がちょっと整理つきましたので、要するに卵は結構捕れているけれども歩留まりというか、まだまだ効率を上げていかなければならない部分が多分課題としてあるのだろうな。それが今後の施設の整備によって上昇してくれることを願うわけでありますけれども、今、今年は3万匹程捕れたと、それが何匹から捕れるのかはわからないのですが、聞くところによると卵を採卵できるやつは2匹か3匹くらいだというようにお伺いをしているのですが、この数としては僕としてはまだまだ必要ではないのかなと感じているのですが、その辺の見通しと合わせまして先程言った道北のチョウザメが、道北沿岸のチョウザメがその役割を担う部分が持っているのではないかという話も聞くわけですよ。それで卵の持てる個体をどう増やしていくかということが1つの施設が大きくなるにおいての課題の1つでもあろうと思うのですがその辺に対しては現状プラス予定として町長はどのようにして情報を持っているのか教えて頂ければと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
先程28年、29年3万匹程の孵化をしましたと、これは採卵した数ではなくて孵化した数のことを言って、そして更に色々落ちていくものですから、そして生後今1年なら1年経って役場にも1年経ったやつを置いていますけれどもこのぐらいになると安心なのですよね。生まれたばかりの小さい時はバタバタと落ちていくものなのです。だから排卵の数で言えば何万というか僕もきちっと数えるわけにもいきませんしあれですが、聞くところによると相当な10万ぐらいになるのかな。そして孵化するのは3万とその程度。そしてその中の3%、4%ぐらいがサケもそうでありますけれどもそのようなものが残っていかないのだということであります。ただ今後についてはその辺の1年後と言いますか生存の稚魚5千匹をなんとか育てて行きたいと、3万匹で孵化させても5千匹以上これが恐らく1匹2匹という2匹3匹と話をされましたけれど親魚として使えるのは何匹かいますが時期があって、上手く成熟するやつしないやつそして掛け合わせも色々あるものですから、そう一概にこうだとは言い切れない、先生方もそうでありますけれども時期があるものですから、きちっと何日に生まれるだとかどうするかとかなかなかならないものですから、希望としては5千匹を何とか確保していきたいという状況であります。親魚としては採卵できるような魚は2、3匹ということでありますけれども、これも卵を捕るようになって孵化させるようになるには約10年近くかかる話でありますから、そして海から仮に上がったとしてもすぐ売れるようなそのような状況に簡単なものではないのだということも抑えてほしいな。色々そして掛け合わせ、どのようなサメがどのような状況で上がるか、ここ1、2年で上がった、それから弱って上がる、網にかかって弱り死んで上がる場合もあるのですけれども、そういう部分は1年飼ってみて、2年飼ってみて普通卵は3年たたないと吸収したやつがまた卵として使えるということにはならないわけでありますから1回サケと違って排卵はしないのですが体内に吸収してしまいますので、その期間だけで3年もかかるということでありますからなかなかわかりにくい話かもしれませんけれども、専門的な話でありますからご理解頂きたいと思います。
質問 6番 藤原芳幸
詳しく説明して頂いたので、私は理解を出来たとは思いますけれども卵から孵して育てて行く中で6年、7年のサイクルが必要だというのと同じように卵に関しても同じような当然サイクルの中でやっていくということでありますのでそれに関してはわかるわけですが、それプラス美深町として孵化だけではなくてキャビアというものも当然その中で確保もしていきたいということであるので、ある程度やはり数がまとまらないことにはキャビアにある部分も難しいのかなと思うのですが、そういうことでいくと今の取り組みの延長上に結局はそういった個体の確保、安定的な飼育、そしてキャビアにも繋がる。そしてその結果として軌道に乗っかっていくというそういう流れになろうかなとは思うわけですけれども。キャビアに関しはまだまだ現状はそこまでは行ってないのかなと思うわけですけれども、キャビアに関しての見通しも町長、今どのくらいになったら美深のキャビアがひょっとしたら出来るようになると今お考えでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
魚肉として、ここ1、2年というか使っている個体の数で大、小は色々あるのですけれども300匹程度は個体として使っておる。ただキャビア生産も0ではありません。やってはいるのですが1匹程度を今のところやっておる。それも十分な量を捕れているかというとそうはならないと。そういう状況でありますから、出来ればキャビアを生産するには7年も8年もかかる話でありますけれども何匹か個体を大事にしながら育てていければなと思っております。ただ1匹のキャビアを捕る個体でも色々な言い方があるのですが、それこそ2割も3割も10Kgの魚とすれば2Kgも3Kgもキャビアが捕れるよという話になりますから、キャビアが先程午前中にも言ったように3万円だったとすれば1匹の魚から1匹の個体からキャビアが50万も60万も場合によっては100万も捕れという話でありますから、そういう計算を見込みながら進めているということをご理解頂きたいです。ただ、何10匹もキャビアを捕れると思っているのかといえば、今は1匹2匹しかいないのだと、それを孵化させながら更にはキャビアを捕り、それもキャビアを捕る時期更には孵化させる時期も観察をしながら、それが早まったり遅くなったりして、なかなかいつと簡単に言い切れない、これは本当に至難の業であるということだけはご理解頂きたいと思います。
質問 6番 藤原芳幸
続きまして私の方から今振興公社というのが町営に移ることによって販売先の1つとなるのではないかということに対して町長の方から回答を頂いて、そうではなくて振興公社も加工し負荷を付けて色々営業等も行いながら販売先をやっていくのだという話も伺いました。ということは町としては当面振興公社には魚、個体を納入するという形になろうかと思うのですが、その場合生産計画等の中でどのくらいの魚を大体引き取ってもらったらという目標は多分あるのだと思いますが振興公社の方としては今度、今までは自分たちが飼育して自分達が料理を使う中でどのようにしたら沢山チョウザメを出せるかだとか色々企画等もしたと思いますが今後においてはその振興公社が行ってほしいという部分だけを町が納入することになるのでしょうか。それともある程度の数、このくらいは購入してもらいたいというある程度の数を決めてその中で振興公社も売り先を見つけていくだとか自分達の中で販売をしていくいだとかということになるのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
その辺のことになれば需要と供給の関係ですから、需要がないのにそんなに供給をしても、そして魚の大きさも大体魚肉として使えるのは最低でも4、5年はかかるわけですからそれも2Kgくらいから4Kg5Kgといいますか、そのぐらいが適当だろうというように思っておりますけれども全て需要と供給の関係で沢山需要があるような努力を我々は振興公社も含めてしていかなければいけないと思っております。だからそれに需要に間に合うような供給体制もつくっていかなければならない、逆に供給の方が上回るような生産体制になるかもしれませんけれども、それは需要の方でも頑張ってもらう。両方で頑張らないといけないと思っております。
質問 6番 藤原芳幸
午前中にもちょっと触れていた部分なのですが、その中で町営になった中でも町としても営業的なことも部門を作って今後をやっていかなければならないみたいな話もしていきたいと町長からありましたけれども、これはすぐとはならないかもしれませんが、追々そういう時期を見てやっていきたいという話があったと思うのですが、そのようなことに関しては30年度からすぐ取り組むのか次年度以降でそういうことにしていきたいという考えなのかその辺をちょっとお伺いしたいのですが。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
先程の答弁で総務課の中に専門的なセクションを設けながら専任を付けたいという話を申し上げたところでございます。これは将来の話ではなくて、4月と言いますか次の人事等々で考えていかなければならないなと思っておりまして、公社共々に公社のチョウザメ専門員という統括と言いますかそういう方々と更に色々な事業所、大学だとかそういうところと協定をしながら民間へ向かって販売もする戦略も立てなければならないし、今これから作る、買っていく事業の展開等についても相談と言いますか詰めていく作業になるわけであります。そういう意味で午前中も色々質問がありましたけれども町の行政主導もそこでしていかなければならないということでございます。
質問 6番 藤原芳幸
チョウザメに関しては午前中からの続きで町長には何度も同じような答弁になってしまっておりますけれども、チョウザメを30年以上続けてきておられるということで継続は力なりと町長はよく言いますけれども継続していく事で本当に力になることを期待するわけでありますけれども、郷土資料等を訪れますとチョウザメに関しては色々な歴史や何かを当然展示していますし、表も展示しています。これは過去の魚になって展示されているのですよね。確かに過去の魚で現状としては天塩川には確認できないわけで、それで天塩川にいたというようなことの話の紹介でチョウザメは過去の魚として展示されているわけなのですが実際、今美深町がこのように取り組んで将来的には天塩川に放したいという夢を持っている人も沢山いるなかでこの事業というのは経済面でも学術面的にも非常に意義があるということだと私は思っております。そしてこの事業が軌道に乗ることによって、この地の大きな魅力となり可能性が広がるのではないのかな。私個人的には天塩川にチョウザメが泳いでそこをカヌー浮かべるということは、すごい話だなと思って、そのような日が本当に来てもらいたいなと願うわけですが町長がこれからチョウザメを進める中にそういったチョウザメに対する町長の思いは沢山あると思います。午前中はなかなか言える範囲、言えない範囲がある中で言える範囲としてはとちょっと苦しい答弁もあったのですが、これに関してはチョウザメに対する思いは町長の言える範囲でいいのでちょっとここで町長に話して頂ければ有難いなと思うのですが、チョウザメに関してはこれで最後にしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
チョウザメに対する思いと言いますか、そういうことは随分今までも語ってきたつもりでおりますし、こうやって予算も組んで事業も進めるということでご理解を頂いているのかなと思っています。ただ一方では天塩川におったから夢としてチョウザメが天塩川で泳げるようになったらと、それは夢としてはそういう形もよろしいかもしれませんが、なかなか難しい話でありまして夢として持つのは結構ですよ。私もそうは思っておりますけれども、しかしながらそう簡単なものでもないのだということもご理解を頂いて、ただ思いは色々あるのだということだけ。それと学術的な博物館だとか何とかはもちろんありますし、過去のやつも展示したりやこれから展示する部分もあるのですが今現存しているチョウザメ等についてはチョウザメ館だとかで見てほしいな。そして今回と言いますか昨年の秋ぐらいから役場だとかそういうところでも飼っておりますし、先ずもって僕の思いだけではなくて町民が共有してもらえれば有難いなとこう思っております。
質問 6番 藤原芳幸
それでは2問目としまして、教育から次世代の人材育成の為の学校教育の充実ということで教育長にお伺いを致します。教育執行方針で子供達に対しこれからの地域を支える人材の育成が教育の役割として増々重要になってきていると述べられています。日本は今後急速に採算人口が減少すると予測されております。次世代の人材育成は日本にとっても重要な課題であり国の課題のしわ寄せは真っ先にこういう地方に表れて参ります。美深町の子供達に将来郷土に愛着を持ち地域を支える力となる人材が育つ環境を作り続けていかなければならないと考えております。先日仁宇布小中学校の議論の過程においてコミュニティースクール導入の計画が示されました。美深小学校、美深中学校こそ早期導入を図り地域総がかりで子供達を育む新たな学校と地域連携の仕組みを確立すべきと考えております。教育長に所見をお伺い致します。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
只今、藤原議員の方からコミュニティースクールを中心とした子供達の育成についての質問を頂きました。今お話がありました通り社会的には子供達を育成する環境ということが非常に大きな課題を持っているというお話がされているわけでございます。そう言った中でこのコミュニティースクールと言うのが今中心となって教育として進めるという状況になっています。この制度につきましては平成16年に地方教育行政の組織および運営に関する法律が改正をされまして、地域住民や学校関係者などのご意見を頂く中で学校運営についてご協力をというそういう仕組みを制度化されたというように認識をしているところでございます。学校が地域住民や保護者と教育目標を共有し地域一体となって子供達を育む地域づくり、それが言ってみればコミュニティースクールであるということでありまして、地域とともにある開かれた学校づくりを推進していく上で必要な制度であると認識をしているところであります。美深町ではこれまでも地域のご協力を頂く中で色々な体験活動、例えば農作業ですとかそれからスキーや例えば太鼓ですとか色々な活動にご協力を頂いております。また特に仁宇布小中学校の方では山村留学制度推進協議会等の協力も頂きながらいかだ下りや歩くスキーなど地域の皆様、それから保護者の皆様から色々なご協力を頂きながら学校運営をしてきているという現状がございます。そう言った部分では取り組む下地はかなり出来てきているという状況にあるかなと思います。今後学校や保護者それから関係機関と連携しながらコミュニティースクールの導入に向けて具体的な協議を進めていく必要があるというように認識をしているところです。
質問 6番 藤原芳幸
今の教育長の話から考えますと美深町ではこれまでも色々な形で地域との連携をとりながら教育も進めてきておりますし、私も以前も言ったことがありますが地域の教育ということでもそれなりに進めてきている現状がある。当然コミュニティースクールというものを導入するかしないかというのは、これは一線を超えるか超えないかという部分でありますけれどもそれに近いものはしっかりと出来てきているというのは、これはそういう状況だろうと私も思っております。その中で地域教育ということでいきますと今までずっと学校の中でやってきているものをもう一段何か違う形で進めていく必要があるのではないのかなと感じております。というのはちょっと町の中の少し僕の子供何かよりも若干下の子なのですが色々な話をする機会があったところ非常に町に対して関心を持っていると、きっかけはどういうことだったのかと聞くと美深の歴史を色々目にする機会、勉強する機会があってそれから町に対して非常に関心が向くようになり今現在二十歳を過ぎていますが、僕はこの町に残って何かをやっぱりやってみたいというような意気込みがすごくあって、自分達の子供でさえそこまで物を言わないのに若いのにたいしたものだなということで色々話をさせて頂いたのですが、きっかけはやはり子供の時に町のことをどう習ったかという部分が大きいのかなと。10人習って10人がみんなそういうことを思うかどうか、そのことを思ったうちにまた何人が残るのかというのは色々そう簡単にはいかない部分ではあろうと思いますけれどもそういう中でのこれまでやってきた地域の教育というものをもう少し色々な形の中で良いものにしていく、充実させていくという中ではこのコミュニティースクールというものを1つの材料としてやっていけるのではないのかなというように感じております。道教委等の中の話、教育長も多分ご存知だと思いますけれども昨年の暮れに議員の研修の中で旭川の鷹栖で色々講演を頂いた中で上川振興局の教育長、中島さんと言いましてなんと美深高校出身の教育局長でしたか、そういう方が講演を頂いた中でコミュニティースクールというのは道としては29年の4月に導入の努力義務というように位置付けられて現状ではやるかやらないかではなくて、いつやるか、そういう段階にきているのですよというようなお話を伺ったところでありますけれども、美深町はそういう下地はもう十分できているのだけれども、そういう制度に乗っかるというのは色々とまた繰り上げをしていかなければならない部分が沢山あるとは思うのですが、その辺を導入に向けて環境整備を図っていくというような考えは教育長どのように思われるでしょうか。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
今色々とお話がありましたけれども、まさしくその通りだなというように思っています。コミュニティースクール平成16年に制度化されましたけれども実は近年まで大きな動きがなかったということが教育界の現状です。どちらかというと都市部においてやはり地域や子供達を育てるという意識が必要であるということから出発しているものですから、そういった部分で美深町の教育環境はどうかというと都市部に比べるとまだまだ地域の皆さん方のご協力を頂いているというのがこれまでの現状でありますし現在もそうだと思っております。ただ今議員がおっしゃられた通り、そうは言いながらもやはり地域の中全体でしっかりと子供達を育てていくという仕組みというのがやはり求められているという部分については、大きさの大小はあるのかもしれませんけれども美深町も決してそれが望まれない状況ではなくてやはり必要な状況があるということでございます。そう言った中で平成29年、昨年に実は法律改正があってこれが市町村の努力義務になったと言うことです。そういった部分で道教委の方でもやる、やらないではなくて、いつやるかという話であります。私どもの協議会としてもやはりこれについてはここ数年来の課題として考え方をしてきています。そういった中で仁宇布小中学校のこれからの問題等もあったりして、少しこれらの協議に時間をかけてきたというところがございます。今後言われる通りコミュニティースクールの導入というのは基本的にしていくという立場に立っていますので今後具体的な協議をこれは学校だけでも出来るわけでもありませんし、教育委員会がやれと言ったからといってできるということでもありません。地域の方々や関係する皆様方のご協力いただく中で進めて行くものですからそういった理解を頂く協議にこれから入っていく必要があるというように考えています。以上です。
質問 6番 藤原芳幸
今まさに学校だけ教育委員会だけでは出来るものではない、地域のそういった理解、協力がなければというのは、まさにその通りだなと思うのですがそこで地域のものが入るということはただ地域の者がメンバーとしていればいいということではなくて、我々地域住民もやっぱりこの美深の郷土に対しての関心をまず持たなければ、やはり子供達には伝えられないのではないのかなと思います。その中で大人にももう一度郷土を見直すという機会をどこかで持つべきではないのかなというように考えております。例えば生涯学習の中でも色々自分の趣味だとか好みの事は沢山取り組んでいるのですが、そういったもう一度美深の郷土について見直す機会を何かの形で設定するとかそういうことがあってもいいのかなと。特に生涯学習は少し脱線気味になるかもしれませんけれども生涯学習に関しては男性の参加が非常に少ないというようなことがずっと言われてきているのですが、どうしてなのかなと男性と話をすると何か男の場合は目標を持ってどこかでこれが使われるというか何かそういうものがあると入りやすいと言ったらおかしいですけれども、ただ行って話を聞いて会話をして帰ってくるだけだったら物足りないのではないのか、何か習うことに対しての目標というのが見える方が男は参加しやすいのではないかという意見を聞いたことがあります。考えますと男性辺りにも何か郷土のことについて目標を持って学習をする、それがどこかで、コミュニティーを作るかどうかわからないけれども地域の中で子供達にとってすごく役に立つ場合が出てくるというような形だとまた違った形での郷土に対する教育の循環と言いますかそういったものもいて、子供達にも直接住民から色々なものが伝わるというようなものが可能なのではないのかなというように私はちょっと思うわけですけれども郷土の知識を高める、これは子供達だけではなくて大人も含めてやはりどんどん人が少なくなっていく中で何とか町を守っていきたいという中では必要なことと私は思いますけれどもその辺はどのように感じるでしょうか。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
大変幅の広いなかなか難しい質問を頂いたなと思っているところございます。言われる通り本当に学校教育に限らず社会教育全体で、そういった地域に関する色々な学習なり取り組みなりがしていくというのは本当に必要なことですし、例えば道においても色々な検定をやったりだとか、そういった形で道民に対しての取り組む、それから町内で言えば郷土研究会等が中心になって色々な歴史を発掘するような取り組みをされています。そういったものを機会あるごとにお知らせをして触れて頂くということは必要なことだろうと思います。学校教育の子供達の関りの中でも例えばこういったことが出来るのではないかという以前にご提案を頂いたこともございます。そういったことも含めて、それが授業で使える、使えないという問題はまた趣旨選択が出てきますからあるのですけれども言ってみればそういったことを含めてコミュニティースクールという中での取り組みになってこようかと思います。コミュニティースクールそのものがただ言われてやるとか、そういうことではなくてやはり学校の経営に関してのそれを理解してもらうと、その中で地域の方々と出来るかと言ったことの協力を頂くということは基本ですので、その辺は十分協議をしていかないといけない部分だと思います。先程のお話の中で男性の参加が悪いというお話があって、これは学校教育社会教育全てに限らず全ての活動の中で言われる部分かなと思います。教育委員会の評価の中でも、男女共同参画の中で逆に指摘を受けるのは、男性どうなのですかという指摘を受ける状況でございます。これらについても教育委員会としては1つの課題かなと思いますけれども、これはもっと広く全体皆さんが共通で考えて頂かないといけない課題かなと思っていますのでそういった部分でそれぞれの立場からもまた参加の部分ですとか色々なご指導ご協力を頂ければなと思いますのでよろしくお願い申し上げます。以上です。
質問 6番 藤原芳幸
地域に力になる人材を育てる、これに関しては先程からずっと言ってきておられた中で何も美深に残ることだけが全てではないと、当然残って活躍してもらえれば1番いいわけですけれども美深を離れても美深のことを思って力になってくれる人が1人でも2人でも多くなればいい、それの事として実践しているのは美深高校の貢献してもらえる者にと奨学金の関係がありますけれども、そういった形で子供達の中に郷土愛というものが芽生えれば美深を離れても、この美深に対する思いが何らかの形となって町づくりの力になってくれるのではないのかなと期待をするわけでありますけれども、先程このコミュニティスクールの制度というのはまだ始まって日が浅いということで北海道では165校程、率にしますとまだ1割弱でありますけれどもただ形だけ導入すればいいというのであれば沢山増えるとは思いますが折角進める以上は実のなるもの、中身の伴うものに当然なって頂きたいと考えるわけでありますけれども、最後になりますけれども教育長の中から郷土教育が子供達に対する色々なものの役割と言いますか、そのようなものを私は非常にあると思うのですけれどももう一度その辺に関して教育長の考えを聞いて質問を終了とさせて頂きたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
郷土を愛してもらう、そういった部分というのは非常に大切なことだと思っています。学習の部分ではこれまでも道徳の副読本等で郷土の歴史を綴った美深町独自の資料を作っております。こういったことも子供達は勉強していただきながら成長して頂いているのかなと思うわけですけれども、お陰様で例えば成人式等でも子供達のお話等を聞くと美深町に戻りたいですとか色々なお話を聞かせて頂きますそういった部分では教育環境と言いますか、そういった部分では子供達も安心をして学べる地域だと思っていますし、言ってみればそういったことが広く言えば山村留学等にも繋がっているのではないかなと思っています。そういった部分でやはり地域を大切にする心、地域を思う心と言いますか、そういったことは大切ですし、そういったことは教育の中でしっかりと学んでいってほしい、そしてそのことが将来の地域づくり町づくりに繋がっていくということは議員と同じように強く願っているところでございます。以上です。