みんなの議会

富良野市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月8日

(1)コミュニティスクールと地域学校協働活動について/(2)第一次富良野市教育振興基本計画の策定について/(3)富良野市学校施設長寿命化計画について

2020年12月8日、富良野市議会の一般質問で、松下寿美枝議員が「コミュニティスクールと地域学校協働活動について」「第一次富良野市教育振興基本計画の策定について」「富良野市学校施設長寿命化計画について」について質問し、教育委員会教育長 近内栄一、教育委員会教育部長 亀渕雅彦が答弁しました。

質問者
松下寿美枝 議員
答弁者
教育委員会教育長 近内栄一、教育委員会教育部長 亀渕雅彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 松下寿美枝

-登壇-通告に従い、一般質問いたします。今回は、富良野市の教育行政について、3件質問いたします。まず、1件目は、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動について伺います。2件目は、第1次富良野市教育振興基本計画の策定について、3件目は、富良野市学校施設長寿命化計画について、順番に伺います。まず、1件目は、コミュニティ・スクールの成果と課題、地域学校協働活動について伺います。コミュニティ・スクールは、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる、地域とともにある学校への転換を図るため、有効な仕組みとして平成16年度に法制化されました。富良野市では、平成29年度に全小学校に、平成30年度には中学校全てに学校運営協議会が設置され、小学校では4年、中学校では3年が経過しました。コミュニティ・スクールの委員の方に話を聞きますと、制度はよいものだと思う、地域で子供たちを育てるということで地域活性化につながると思う、自分の子供はもう成人しているが、学校にかかわることができてうれしいといったコミュニティ・スクールに対して前向きな意見、これからの地域づくりに期待する意見を聞くことができました。一方では、会議だけで終わってしまっていること、地域から発信できる機会が見出せないこと、何のためにやっているのか今後の方向性も含めて見えない部分がある、横のつながりや情報交換の場が欲しいといった声もありました。また、学校側からは、コミュニティ・スクール制度を通して、地域や保護者の方には学校の応援団でいてほしいといった意見もありました。地域の委員の方たちが、子供たちのため、学校のために何かしたい、それがひいては地域のためになるといった気持ちを持ち、かかわってくれていることを実感しているところですが、その次の一歩がどうしたらよいかわからない、かかわりたい気持ちと学校に遠慮する気持ちとの葛藤など、話を聞きながら感じたところです。近年の日本では、人口減少、コミュニティーの崩壊、人間関係の希薄化、核家族化などが社会問題となり、地方消滅といった言葉も耳にするようになりました。富良野市においても、担い手不足といった言葉はさまざまな分野で耳にしています。市の個別目標にもあるような、心豊かでたくましい子供たちを育む教育の推進や、みんなで子供たちを育む地域づくり、そして、豊かな心身を育む社会教育活動の環境づくりが合わさり、形になっていったときに人が育ち、地域も育つ、そんな期待をコミュニティ・スクールに持っている方も少なくないと感じています。地域全体の未来を考えたときに、地域を支える人材育成には、コミュニティ・スクールも大いに役に立つのではないかと考えます。地域とともにある学校づくりのために、学校、家庭、地域の連携を図る取り組みが進められていると思いますが、コミュニティ・スクールを導入して3年、4年が経過し、見えてきた成果について伺います。また、取り組みが進められてきた中では、課題も見えてきていると思います。どのような課題が把握されているのか、伺います。コミュニティ・スクールで地域とともにある学校づくりを実現していくために、学校運営協議会の機能と地域・学校協働活動が両輪となり、学校と地域の連携・協働を推進していくことが大切と言われています。学校運営協議会は学校教育課、地域学校協働活動は社会教育課と担当課が分かれていますが、以前から学社融合という形で連携が図られてきたと認識しています。学社融合事業は、平成11年度から学校と地域の連携で事業展開されてきました。富良野市においては、学校支援ボランティアに登録している280名がさまざまな教育活動を支えていると聞いています。平成29年度からは、支援から連携・協働を目指す新たな体制構築を図るため、地域学校協働本部に改め、さらに、令和2年度からは、学社融合推進委員会を基盤に、名称を地域学校協働活動推進委員会に改めた経過があります。このように、富良野市の学校と地域の連携の取り組みには20年以上の歴史があり、さらにコミュニティ・スクールを通じて、学校教育や地域の教育力がより充実していくことにつながるものと期待しています。以上を踏まえて、3点質問いたします。1点目は、多様で継続的な地域学校協働活動を実施するために、どのようにコミュニティ・スクールとの連携を図ってきたのか、伺います。2点目は、推進体制の中では、コーディネート機能の強化が上げられています。いままでの体制より強化された部分はどんな部分になるのか、伺います。3点目は、人づくりを主眼とする社会教育の力をもっとコミュニティ・スクールに活用することで、連携・協働に厚みが出ると考えますが、見解を伺います。次に、2件目は、第1次富良野市教育振興基本計画の策定について伺います。令和2年度をもって富良野市第3次学校教育中期計画及び富良野市第7次社会教育中期計画の最終年度となり、次期計画の策定に当たっては、学校教育と社会教育がより一体となった第1次富良野市教育振興基本計画を策定することとなっています。今回は、その中の社会教育計画分野に絞って質問いたします。社会教育は、もともと生活や地域の課題を重要な学習課題として捉えてきており、そうした課題を解決するために人材を育成すること、人づくりはまちづくりが社会教育の重要な使命の一つであると考えます。国が策定している第3期教育振興基本計画の中では、人生100年時代を見据えた生涯学習の推進もうたわれています。また、平成30年に中央教育審議会が取りまとめた人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策の中で、地域における社会教育の意義と果たすべき役割として、社会教育の推進を基盤とした人づくり、つながりづくり、地域づくりが上げられており、新たな社会教育の方向性としては、開かれ、つながる社会教育の実現が上げられています。これから複雑多様化する時代に、人づくりの視点は欠かせないものと感じています。富良野市で現在策定中の教育振興基本計画の進捗状況と、1回目の計画策定委員会のてんまつの中で富良野市の独自性を出していくということが書かれておりましたので、この富良野市の独自性をどのように打ち出していくのか、見解を伺います。3件目の質問に移ります。富良野市学校施設長寿命化計画について、計画の進捗状況と今後のスケジュールについて伺います。令和2年1月に策定された富良野市学校施設長寿命化計画では、令和2年度には樹海小学校、扇山小学校の改修、部位修繕等が行われ、令和3年度には富良野小学校の改修が予定されています。初めに、令和2年度の事業の進捗状況を伺います。また、計画策定時に子供たちへアンケートをとっていましたが、子供たちの意見は計画にどのように反映されたのか、伺います。最後に、令和3年度の改修予定の富良野小学校の改修に向けてのスケジュールを伺い、以上で1回目の質問とさせていただきます。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-松下議員の御質問にお答えいたします。1件目のコミュニティ・スクールと、地域学校協働活動についてのコミュニティ・スクールの成果と課題についてでありますが、本市では、学校運営や学校の課題を解決するために、保護者や地域住民が参画する制度として、コミュニティ・スクール、学校運営協議会制度を平成29年度から小学校で、平成30年度から中学校で導入し、各学校に設置されている学校運営協議会において、学校運営に関する基本方針の承認、学校評価や課題に関する意見交換、地域との協働による教育活動の推進などについて協議するなど、学校と地域が一体となって子供たちを育む、地域とともにある学校づくりを進めております。コミュニティ・スクール導入後の成果につきましては、学校に対する地域住民の理解が深まり、地域人材を活用した教育活動の充実、登下校時の見守りなどのボランティア活動の広がり、地域イベントを学校と連携して実施することにより、地域コミュニティーの活性化が図られたことなどが挙げられます。課題につきましては、コミュニティ・スクールの取り組みが保護者や一部の地域住民の理解と協力にとどまっている学校もあることから、地域全体の取り組みにつながるよう、学校便りやホームページなどを活用した情報発信に努めるとともに、研修会や地域住民との意見交換の場を設け、地域ぐるみで子供たちの教育ができる環境づくりを進めてまいります。2点目の地域学校協働活動についてのコミュニティ・スクールとの連携についてでありますが、本市では、平成11年から、道内でも先駆的な取り組みとして、学校の教育活動に地域の教育資源を活用することを目的に、学校教育と社会教育が連携する学社融合事業を展開してまいりました。実施に当たっては、教育委員会に学社融合推進委員会を設置し、市内八つの地区ごとに学校支援地区本部を配置し、学校支援ボランティア活動や生涯学習の推進に取り組んでまいりました。平成29年の社会教育法改正により、これまでの学校支援地区本部を地域学校協働本部に改編、令和2年度からは学社融合推進委員会を地域学校協働活動推進委員会に改編し、地域学校協働活動として、地域住民、保護者、PTA、地域の団体など幅広い地域住民の参画により、地域全体で子供たちの学びや成長を育み、学校を核とした地域づくりを目指して、地域と学校が連携、協働したさまざまな活動を進めております。学校協働活動の推進に当たっては、コミュニティ・スクール(学校運営協議会)委員、地域学校協働活動推進委員、学校関係者などを対象とした研修会の開催や、各コミュニティ・スクールによる情報紙の発行を行ってきたところであります。次に、コーディネート機能の強化についてでありますが、地域と学校が連携した活動を行うためにはコーディネート機能が求められることから、地域学校協働本部にコーディネーターとして社会教育課及び生涯学習センターの職員を地区ごとに配置し、個別の活動ごとに調整を図っております。今後も、より多くの地域住民、団体が参画し、地域の実情に応じた特色ある活動ができるようネットワーク化を図ってまいります。次に、コミュニティ・スクールへの社会教育の力の活用についてでありますが、社会教育の主な目的は、地域づくりに向けた人づくりときずなづくりであり、人口減少、少子高齢化が進み、変化の激しい社会環境にある地域社会においては、これらの重要性が高まっていることから、学校を核とした地域づくりを進めるため、引き続き、学校教育と社会教育が一体となった教育環境づくりを進めてまいります。2件目の第1次富良野市教育振興基本計画の策定についてでありますが、教育基本法においては、地方公共団体が教育の振興のための施策に関する基本的な計画を定めるよう努めることとなっており、本市では、これまで、学校教育中期計画及び社会教育中期計画を策定しておりますが、社会を取り巻く教育環境の変化に伴い、学校教育と社会教育の一層の一体的推進が求められることから、令和3年度からは両計画を一体化し、第1次富良野市教育振興基本計画を策定することといたしました。計画策定の進捗状況についてでありますが、本年6月に、学校教育指導委員会及び社会教育委員会により構成された基本計画策定委員会を設置し、策定作業を行っております。計画策定に当たっては、現行計画における成果と課題を踏まえ、国及び北海道の教育振興基本計画の考えを参考にするととともに、現在、策定中の第6次富良野市総合計画との整合を図りながら、本市の目指す教育の目標及び推進施策について検討しているところであります。次に、本市の独自性についてでありますが、学校教育と社会教育の一体的推進による、地域の教育資源を生かした地域ぐるみの教育活動を進めるとともに、教育と一体的に推進すべき児童福祉施策についても含めることとしていることから、幅広い教育ニーズに応える計画になるものと考えております。3件目の富良野市学校施設長寿命化計画についての計画の進捗状況と、今後のスケジュールについてでありますが、令和2年度の進捗状況につきましては、学校施設長寿命化計画の実施計画に基づき、令和4年4月開校予定の樹海義務教育学校の校舎増築及び改修と、富良野小学校長寿命化改修の設計を実施しております。樹海義務教育学校については、増築部分は教室3室と児童生徒が一斉に給食をとれるようなミーティングルームを設置し、さらに保健室、図書室などを改修し、義務教育学校に対応した施設として設計を進めております。また、富良野小学校については、平成31年2月に行ったアンケート調査による教室の狭さ、夏場の暑さ対応や、トイレ等に不快感があるなどの意見を参考にしながら設計を進めております。次に、令和3年度以降の改修スケジュールにつきましては、樹海義務教育学校の整備を最優先に増築改修工事を進めるとともに、富良野小学校の改修に当たりましては、児童が教育活動を行いながらの工事となり、2年程度の工期を見込むことから、工程や改修内容を精査するとともに、他の事業との調整など実施時期を総合的に判断し、進めてまいります。以上でございます。

再質問 4番 松下寿美枝

それでは、順次、再質問させていただきます。コミュニティ・スクールの成果ということで、地域、学校が一体となって進め、地域住民の理解が深まってきているということで、いい成果が出てきていて非常によかったなと感じています。また、課題についてですが、一部の方に偏っていたりだとか、周知に関して、まだまだという部分があるかとは思うのですが、この広報や周知、また研修といった部分に関しては、以前に後藤議員がコミュニティ・スクールについて質問されたときも、同じようにそれを課題として捉えていたかと思います。今回、そこはまた課題として上がってきているということなのですが、この間、全く何もしなかったということはなかったと思うのですが、教育委員会としては、どういった取り組みを進めてきたのか、伺います。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。コミュニティ・スクールの成果と課題の部分について、以前、後藤議員等への答弁の後、どのように取り組んできたかということでございます。これにつきましては、それぞれが研修会を通じた中で認識を深めること、さらにまた、各コミュニティ・スクールごとの取り組みについて意見交換する場ということで答弁させていただきましたが、ちょうど令和元年度から、そしてことしというコロナ禍の部分で、その研修会、場を持つことができなかった状況であります。そんな中で、今後におきましては少しでもその取り組みを進めていきたいということで、課題ということで今回もまた御説明をさせていただいたところでございます。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

計画はされていたけれども、できなかったということだったのですが、地域の委員の方からも、研修の場が欲しいですとか、情報共有、交換できる場所が欲しいといった意見も聞いておりますので、ぜひこういった場は設けていただいたほうがいいのかなと感じています。また、人づくりという意味では、地域の方が学校にかかわる、そういったことを継続的にずっとやっていく上では、研修ということが必要かなと思っております。なぜ、コミュニティ・スクールをやるのか、どういったことが必要なのか、そういった基礎的な部分のことを毎年勉強できるような研修も必要かなと感じているのですが、そういうコミュニティ・スクール委員の育成という部分はどのように考えられていますか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。コミュニティ・スクール委員の育成ということでございます。これにつきましては、各地域のコミュニティ・スクールの委員になられた方は、それぞれ地域の中で、過去においても、現在においても、いろいろな部分で活躍されている方だというふうに思っています。そんな面では、広い見識を持たれている方ではありますけれども、コミュニティ・スクール本来の意味であったり、その部分がまだちょっと薄いのかなというふうにも思っております。それらにつきましては、毎年、春の段階でそれぞれコミュニティ・スクールの会議に教育委員会も参加をさせていただいておりますので、そこで少しお時間をいただいたりする中で説明する場を設けながら、それぞれの役割等々について見識を深めていただきたいというふうに思っております。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

各学校の特色を出すために各地域の委員の力を発揮してもらうということで、コミュニティ・スクールに関しては、教育委員会は余り積極的にかかわらないようにしている、各学校に取り組みを任せているということも以前に聞いたことがあったのですが、周知ですとか、研修ですとか、そういった課題に対してリーダーシップをとっていくのは教育委員会という理解でよろしいですか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。いま、コミュニティ・スクールの取り組みの部分でリーダーシップを取るのが教育委員会ではないかということでありますけれども、基本的に、コミュニティ・スクールの意義等々を進めていくのは教育委員会だというふうに思っています。そんな中で、あとは、各学校の運営協議会の中で特色ある活動につなげていっていただければなというふうに思っております。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

コミュニティ・スクールの活動を行っていく上で、活動について活動費の助成はないのかといった声も聞こえてきています。こういった費用の助成に関しては、教育委員会ではどのようにお考えでしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えします。コミュニティ・スクールの費用の関係でございます。これにつきましては、いま現在のところ、コミュニティ・スクールということでの予算は計上していないところでありますけれども、学校におきましてはそれぞれ配当予算等々もあるところであります。その部分で柔軟な対応ということもできるのかなというふうに思っておりますので、その中で、一部、予算の活用なども考えていただきたいなというふうに思っているところであります。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

では、地域学校協働活動のほうの質問に移らせていただきます。コミュニティ・スクールとの連携を図ってきているという部分は理解いたしました。また、推進体制という中では、コーディネートの機能ということで、こちらのコーディネート機能は社会教育課、生涯学習センターの方たちが担ってくれているということですが、これに関しては、学校支援ボランティアの関係もあるかとは思うのですが、地域ぐるみで子供を育てていくということを考えたときに、地域の委員の方にコーディネーター役を担っていただく、そういった取り組みも今後必要になってくるのではないかなと感じているところですが、そういった考え方についてはどのようにお考えでしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の質問にお答えいたします。地域学校協働活動の中でのコーディネーターの関係でございます。これにつきましては、松下議員が御指摘のとおり、まず、メーンとなって活動する部分は社会教育課等々の職員が対応いたしますけれども、やはり、それぞれの中で地域の方がコーディネーターを補佐するといいますか、そんな形で携わっていただくことが大切だというふうに思っています。ぜひ、そういう地域の方々がコーディネーターの補佐となるような形で取り組んでいけるように今後考えていきたいというふうに思っております。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

このコミュニティ・スクールというのは、地域と学校が一体となって子供たちの教育を見ていくという部分もあり、行政が一方的に指導するというのは違うと思いますし、また、地域だけに頼るというのも違うと思っているのです。やっぱり、地域の方々にもいずれ主体性を持って動いていただく、このコミュニティ・スクールということに取り組んでいる先進地域ではそういった事例も見られていますので、そういった取り組みも必要かと思います。やはり、そこは人材育成という形になっていくのかなと思っているのですが、そういったコーディネーターという方を養成する講座というのも必要かなとは思うのですが、そういった養成の講座というのは、いまのところ、どうでしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

コーディネーターの育成という部分でございます。これにつきましては、先ほど言いましたように、やはり、職員だけではなくて、地域の方々に、そういうコーディネーターの能力といいますか、資質を高めていただくということは重要だというふうに思っております。今後の研修といいますか、その部分も含めながら、そういう人材育成につなげられるような形を考えてまいりたいというふうに思います。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

いまの人材育成という部分では、やはり、そこは社会教育課の腕の見せどころなのかなと感じているところです。いま、学校教育課のほうの力といいますか、コミュニティ・スクールにおいては学校教育課という部分ではすごく見えてきているのですが、人づくりという部分では社会教育課の力をもっと発揮していただけたらなと。支援というのは、ボランティア活動で一方的に学校に入っていく、学校をお手伝いするという意味だったと思うのですが、連携・協働となると、やはり、お互いにそこで学び合い、高め合っていく、そういった意味もあるかと思います。今後、そういったほうに力を入れていくというのも一つ大事な部分かなと思いますが、お考えをお聞かせください。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

松下議員の再々質問にお答えいたします。学校運営協議会制度自体は、学校のありようをどのようにしていくのかということで、地域住民の皆さんにも学校の運営に参画していただいてということで議論する、そういった場でございます。それに対して地域学校協働活動、その主体となる協働本部の活動というのは、これは実際に動くほうということであります。そういった中で、これまでの取り組みとしては、議員がおっしゃるように、行政、教育委員会が中心となって地域コーディネーターといった形で進めてきておりますけれども、先ほど私から答弁させていただいたとおり、今後に向けては、ネットワーク化を図り、そしてまた、単体の事業ということではなくて、いろいろな組み合わせで事業をするためには、やはり、地域の皆さんが学校と一緒になって主体的に取り組むということが大切であります。また、議員がおっしゃられていた社会教育の本来の役割というのは、地域のいろいろな課題について地域住民の皆さんがいろいろ話し合い、考え、そして、必要な知識、あるいは研修が必要だといったときに、社会教育のほうで必要な情報を提供する、あるいは、講師を呼んできてみんなで学び、そして、その学びの成果を地域の活動に生かしていく、そういった中でコーディネーターあるいは地域のリーダーというのが育成されるものというふうに考えております。現在のところ、その途中経過というふうなことでございますので、そういった中で、より地域に密着した、地域とともにある学校づくりであり、なおかつ、地域の核であり、地域のコミュニティーづくりにも資するような、そういった活動に今後進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 4番 松下寿美枝

それでは、次の質問に移ります。富良野市で現在策定中の第1次富良野市教育振興基本計画について伺います。現在、策定中の経過がホームページにアップされておりまして、私も拝見しました。その中で、いままでの教育計画の中にありました体系図、この教育計画を立てるに当たっての体系図の中で、いままでの社会教育計画の中には富良野市教育目標というものも入っていたのですが、今回の教育振興基本計画の中には富良野市教育目標が入っていません。これについてはどういった意図があるのか、伺います。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の質問にお答えいたします。教育基本計画の体系図の中に教育目標が示されていないということでありますけれども、これにつきましては、教育目標は教育振興基本計画の上位に位置する本市の目標でありまして、そこがあってこの計画があるということになりますので、そこについては、今後きちんと体系の中にのってくる形になります。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

これから入っていくということですね。わかりました。あと、まだ策定経過の途中だとは思うのですが、新しい計画といいますか、12月4日にホームページに上がっていた最新のものを拝見したのですが、例えば、生涯学習についての部分が示されていなかったと感じています。その部分はどのあたりの位置づけになるのか、伺います。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再々質問にお答えいたします。教育基本振興計画の中で、社会教育、生涯学習の部分がどこに含まれるのかということでありますけれども、これにつきましては、社会教育関係では大きく三つの施策目標を挙げております。その中の一つに、人々の暮らしの向上と人生100年時代を見据えた生涯学習の推進という項目を設けてございます。その中で、生涯学習の部分が掲載されてくる予定になっているところでございます。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

基本施策の中に、人々の暮らしの向上と人生100年を見据えた生涯学習の推進という文言は確かにあります。ただ、この推進項目の中で、いままでの社会教育の計画では社会教育推進の基盤整備といった部分で生涯学習というものをうたっていました。きっとこれからいろいろ議論されていく経過だとは思うのですが、そういった部分が今回の計画の中には入っていないように見受けられたので、そこがいま確認したかったところです。これから入ってくるという理解でよろしいでしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再々質問にお答えいたします。議員の御指摘のとおりでございます。先ほど言いましたとおり、人生100年時代を見据えた生涯学習という部分、それから、もう一つには、伝統と文化財保護、社会教育施設整備の推進というような施設の推進という項目もございます。そんな中でのってくる形になってまいるというふうに思っております。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

では、この社会教育の推進基盤整備というのは、今後入ってくるということですよね。先ほど教育長からも答弁いただいたように、学びの成果を地域で発揮していく、生かしていくですとか、リーダーの育成ですとか、そういったところはやはり生涯学習の部分に含まれてくるのかなと思っていまして、ないのがすごく残念だなと思っていたので、いまお聞きしました。今後は入ってくるという理解でよろしいですか。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

いま御質問いただいた件についてでございますけれども、具体的な内容については、現計画の検証、そして今後の方向性ということで、社会教育委員を中心とした部会のほうでしっかり議論がされていまして、その中にはしっかり入っております。これはどういうことかといいますと、今回のこの体系については、それを整理してどこかに入れていこうということであります。具体的なものは今後入りますけれども、この中で、1番目については子供たち、青少年までを対象としていますが、その後、成人、高齢者と、これは2番目の人々の暮らしの向上と人生100年時代を見据えた生涯学習の推進ということで、要は区分けの問題であって、そういった中で中身はしっかり入って既に議論されておりますので、今後、成果品を見ていただければそのあたりがわかるようになっております。以上でございます。

再質問 4番 松下寿美枝

しつこくて申しわけないのですが、先ほど質問でも出しました地域学校協働活動、そういった部分もこの中に位置づけられていくという理解でよろしいですか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再々質問にお答えいたします。いま御指摘のありましたように、地域学校協働活動につきましてもきちんとのってまいりますので、でき上がりを確認いただければというふうに思います。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

この件で最後に1点だけなのですが、これも確認したいことなのですが、人材育成や人づくり、コーディネート力の向上など、いままで社会教育がやってきたこと、担ってきた部分という文言もこちらに入ってくるという理解で大丈夫でしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再々質問にお答えいたします。人材育成等々につきましても、具体的施策の中で網羅してまいります。

再質問 4番 松下寿美枝

社会教育計画のほうについては理解しました。続いて、次の質問に移ります。学校施設長寿命化計画について、令和2年度は着々と事業が進んでいるということでした。富良野小学校の子供たちにも答えてもらったアンケートについては、やはり、トイレでしたり、教室が狭い、快適さという部分に不快感がある、そういった意見が多くありました。やはり、そういったところが計画に反映されるよということを子供たちにもしっかりと示していただきたいなと思っています。最後の質問の富良野小学校の改修予定のスケジュールと合わせてでもいいので、子供たちの意見をこうやって反映するよといったことの周知、そういった周知の仕方をどのように考えていくのか、伺います。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再々質問にお答えいたします。富良野小学校の改修において、子供たちの意見をどのように反映していくのかということでございますけれども、これにつきましては、先ほど御指摘もありましたように、また、教育長からも答弁がありましたように、教室の狭さ、それから夏場の暑さ、トイレの不快感などという意見がございます。その部分を解消するために、いま、設計をしているところであります。子供たちの部分につきまして、どう周知をしていくかということでありますけれども、実際に工事のスケジュールが決まった段階では、こんな学校になりますよということは子供たちにも周知をしていくことになろうかと思います。ただ、先ほど教育長から答弁をさせていただきましたとおり、今後の市のほかの各種事業との調整等々もありまして、長寿命化計画の中ではうたってはおりますけれども、いまの段階で来年すぐ着工できるかどうかということはまだわかりませんので、その時期が来ましたら、こんな学校になっていくよということを子供たちにはお知らせしたいというふうに思っております。以上です。

出典:富良野市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月8日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる