美深町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月12日
洪水の防災対策について
2016年9月12日、美深町議会の一般質問で、藤原芳幸議員が「洪水の防災対策について」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 藤原芳幸 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 藤原芳幸
8月の下旬、道内を襲いました大雨により道内各地で甚大な被害が発生し、3週間余り経過した現在でも復旧すら見通しの立たない地域や個所もあり、改めて被害の大きさを実感するところであります。被害に合われました地域の皆様には、心よりお見舞い申し上げる次第であります。防災に関しましては以前にも質問させていただいておりますけれども、今回の大雨、そして先月新しいハザードマップが更新され配布されたということもありますので、これまでの経緯を踏まえて改めて伺うものであります。それでは質問に入ります。この夏、北海道はまたも大雨に見舞われました。特に今年は過去に例のない複数の台風が短期間に上陸し、大きな災害をもたらしました。幸い、美深町では大規模災害の発生はありませんでしたが、石狩川水系、十勝川水系などでは想定外の災害が発生しました。石狩川の支流、空知川上流の南富良野町でありますけれども、この空知川といいますのは石狩川の支流ということでなかなか表に出てきませんけれども、全長195km、北海道では天塩川に次ぐ長さを誇る大変大きな河川であります。この空知川上流の南富良野町では築堤が決壊し町中に泥流が流れ込む大変大きな災害が発生しました。気象条件が違えば天塩川流域でも同様の災害が発生した可能性も充分考えられました。南富良野町では住民への被害はなかったものの、想定していなかった築堤決壊により様々な課題が浮き彫りになっております。美深町では先月末、新しいハザードマップが13年ぶりに更新され全戸配布されました。ハザードマップが洪水を防ぐわけではありませんけれども、いざという時の備えとして作成・配布されたものでありますので、改めて以下のことについて町長にお伺いをいたします。天塩川では災害を未然に防ぐために、河川改修等を進めてきており、対策は充分出来ているというような見解も町長から聞いておりますけれども、近年の降雨の状況からこれまでと危機に対する認識に変化があるのかどうなのかお伺いをいたします。また、更新されましたハザードマップでは従来の避難所に加えまして一時避難所が追加されておりますが避難所に対する考え方が変わったのか。また、住民の判断でその避難所を選択することになるのか、その辺のことについてお伺いをいたします。緊急情報の発信、これまでは対象となる自治会に発信しておりましたが、その辺に関しても質問をさせていただいたところでありますけれども、今後はどのような形になるのか。以前と同じように対象となる自治会単位として発信していくこととなるのか、その辺についてもお伺いをいたします。また、新しい内容のハザードマップが出て来たわけですけれども、今後はどのようにして町民に内容を周知していくのかお伺いをいたします。次に、都市計画が策定されているこの市街地におきましても、浸水深が2メートル以上の区域に町施設も多くあり、5メートル以上と言われている区域にも住宅があります。この地域は、都市計画上では住居専用地域として指定されているものでありますけれども、これらのものをハザードマップの内容と連動したもの、あるいはハザードマップの内容を組み入れたものに変更していくという必要は無いのかどうなのかお伺いをいたします。もう1点、このハザードマップの低地にあたる浸水深が見込まれる地域の中、標高の低い場所に美深町の特別養護老人ホームがありますけれども、色々な課題の中これで本当に大丈夫なのかという議論もありますけれども、標高の高い場所へ移転することも視野に入れて検討をすべきではないのかと思っております。この点について町長にお伺いをいたします。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今、洪水の防災対策等について藤原議員からご質問を頂いたところでございます。冒頭、行政報告でも若干申し上げましたが、8月には台風が3度ほど北海道に上陸しておりまして、度重なる大雨等で異常気象になり被害が出ているわけであります。本町におきましても、2度にわたり気象庁から土砂災害警戒情報が発令されるとこういう状況でありまして天塩川が増水して避難判断水位72.6mほどでありますけれども、身近な場所での災害の危険性が高まったことに加え全道的に広い範囲で住宅などの建物や道路・農地・農作物の被害が報告されたことから、住民の皆さん方も雨ですとか水に対する関心が非常に高まっていると感じているわけであります。ご質問の1つとして天塩川の改修に関する認識の変化等でありますけれども、我が町の水害の歴史等を見ると天塩川氾濫による浸水被害が昭和30年ごろまでに3度、大きく記録されております。これらは町史ですとかそういう歴史の中でご確認をいただきたいと思っておりますけれども、それ以降は治水対策が非常に進んで参りまして大水害と言われるような大きな氾濫の危険度は低下しております。ただ、近年非常に内水氾濫の対応が主になりつつあります。そういう中でありますけれども昨年の9月、関東東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、更には先月道内においては空知川、札内川などの国が管理する1級河川が相次いで決壊や氾濫をするという状況があるわけであります。従来の考え方といいますか、天塩川でも堤防施設では守り切れない洪水が発生するのではないかという認識は無いわけではなく、新たにしなければならないと思っているわけであります。そこで天塩川を管理する旭川開発建設部の計画といいますか考え方等でありますけれども、鬼怒川等の災害を踏まえ今までも実施してきておりますけれども、河道掘削が非常に有効であると。本町でも河道掘削は現在もかなり進められていて、これが被害を少なくしていく有効手段だと言われています。更に堤防の上部を天端と言うようでありますけれども、保護、更には裏法尻と言いますか、法尻、天塩川の川面に会してですけれども、これの補強工事等を強化するとこういうことがありまして、これらは今もすでに今年の予算からもやっておられるようでありますけれども、平成32年に向かってこれを実施していくというようであります。これらについては非常に大きなお金がかかるわけでありますけれども、国の河川管理のあり方としてそういう方向に向かっていくとこういうことになるわけであります。しかしながら河川でありますから治水の整備というのは特に長時間を要するものでありますので一遍にはなかなかいかないわけでありますけれども着実な実施が求められているということでございまして私ども管内、天塩川治水なら天塩川治水として期成会等も作っておりますので、そういう中でも更にスピードアップと言いますか、予算づけですとかこういうもの等々についても国に向かって声を大きくしながら発信、要望をしていきたいと思っているわけでございます。それとハザードマップで何が変わったのかということであります。一時避難所の追加等もあり、どういうことかということのようでありますけれども、国としては東日本大震災の教訓等から防災制度のあり方等々を受けながら法改正があります。平成25年に改正された災害対策基本法において住民の円滑なかつ安全な避難を確保するため、市町村長は一定期間滞在するための避難場所として区別して、一定の基準を満たす施設または場所を一時的な避難場所として指定することが出来ると法改正があるものですから、一時避難場所というものを設けてうちのハザードマップでそこから更に避難場所へ移動を図っていくと。こういう二段構えと言いますか、そういうことにしているわけであります。それと住民が避難場所を選択することが出来るのかというご質問もあったわけでありますけれども、ハザードマップに記載をしている避難場所が基本となります。基本でありますから必ずそうしなさいということではございません。それぞれのケースバイケースが必要かなと思いますのでこれを基本としてご理解をいただかなければならないと思っております。更に緊急時の発信、これは自治会単位なのかということでございます。大雨警報ですとか洪水警報など町全体に影響する緊急情報等は全戸一斉に発信をしておりますけれども、浸水被害、土砂災害警戒状況、避難に関する指示や勧告などは降雨の状況や天塩川の水位の状況ですとか、天候等を慎重かつ総合的に判断をしながら対象となる地域あるいは戸別に周知をすることが良いのではないかと考えております。必ずしも1つの自治体だけにはならないと思いますけれども、全町といっても広いので全町的にはなかなかそれぞれ条件が違うと思っております。その辺はその時点、その時点で判断をしていかなければならないと思っております。基本的にはそのようなことでありますけれども住民の方に過度な不安と言いますか、そういうことにならないよう措置をして参りたいと思っております。藤原議員さんは自治会長さんも兼ねておられるわけですからご理解をいただきたいと思っております。新しいハザードマップの周知でありますけれども、ハザードマップで洪水時の危険水域や避難先ですとか、心構えなどについては記載をしておりますので、配布しているものは上に穴も開けてあります。穴を開けているのでしまい込むのではなく、出来ることなら紐でも通してどこかに吊るして大事に保管して欲しいと思っておりますし、なかなか解らないですとか、色んな声があるかもしれません。その時は必要があれば出前講座ですとかそういうものを利用しながらでもより具体的なことにしていきたい。ただ、ハザードマップはしまい込んで欲しくないと思い、穴を開けたところでございますのでご理解をいただきたいと思っております。それと、都市計画とハザードマップを連動させる考え方、都市計画というのはハザードマップと一体になるのがベストでしょうけれども、必ずしもそうではなくて都市計画という現状があるものですから、それとハザードマップは水害の災害に対する抑止策として利用する、こういうものでありますから、誘導策としては都市計画法によってそれはあるのですけれども、少しニュアンスが違うわけでご理解を頂いておかなければならないなと思っております。そこで2メートルですとか5メートルですとかそういうところも確かに我が町ではなくて、全国的にどこもこんなことになってくると思っています。ただ、簡単に町を引っ越したり誘導したり、そんな簡単なものではありませんのでご理解を頂いておきたい。ただ、都市計画というのは土地利用に関する規制法が都市計画の主なものでありますからご理解を頂いておきたいと思っております。非常に難しい課題が絡んでいるのだということもご理解を頂いておきたい。具体的に特別養護老人ホームの施設が低地にあるということも話があります。確かに低地にあるわけでありますけれども立派な堤防と言ったらアレですが、堤防が無いときは30年の災害でこの役場自体が水に覆われると、言ってみれば昔の小学校の裏、あの高さがあってこの辺まで水が落ちてきて歴史を読むと警察官も亡くなったとかそういう歴史があるようでありますけれども、心配をしている方がおられるのは事実だと思っていますし私も低地にあると思っています。ただ内水もおかげさまでこの頃あまり溜まるような事は無いのかなと。あそこに内水を汲み出すポンプ場ですとかそういうのも設置しております。道路にも今年あたり見ていますと水が出てこないというようなこともあるものですから、それほど心配はしておりませんけれども、しかしながら特別養護老人ホームも開設以来30年が経過している。そう考えるときにもし色々心配なことがあるのだとすればそれは考慮に入れてかかる必要がある。あそこがどうしてもあそこでなければならない、あそこがベターだということにはならないのかなとそういうことも検討していかなければならない、このように思っているわけでございます。ひと通り深くは無かったわけですけれども答弁をさせていただきました。
質問 6番 藤原芳幸
町長、ありがとうございます。ひと通り回答を頂きまして、ハザードマップに関しましては特別大きな変更はない、基本的には従来と同じような考え方の中で利用されていくという回答であったと思っているところであります。ただ、避難所に関しては法改正との話もあって、今回こういう記載になったということのようでありますけれども、実際のところは、例えば自分の自治会の事で恐縮なのですけれども第5自治会でいきますと従来は小学校が避難所でした。そこに一時避難所という形でSUN21商工会館と美深高校が追加になったわけでありますけれども、これに関してはひょっとしたら自治会の中でも今後、第5自治会だけではなくて各自治会、他の自治会も増えているところ等に関しては、実際どのような形をとっていくのかということは新たな課題として出てきた部分だと思うのですけれども、その辺最終的には避難所、これは従来の避難所が最終的な避難所ということなのですけれども、先ほどその場合の例えば避難所というのは家から近い方が良いと私も思っていたところなのですけれども、それプラス最終的な避難所はやはり従来と同じだということであれば、一時的に避難した人はやはりそちらの方に行くべきなのかと今思ったところなのですけれども、管理等も考えた場合には少ない方が良いわけですが、先ほど言ったようにその辺どこに一時避難をするかも含めて住民の判断もしくは自治会の中でそういう議論があるかも知れませんけれども、あくまでも行政としてそちらの方に関しては住民に判断をお願いしていくようなことに今後なるのかどうか。その場合だと先ほど言ったように住民に対する周知をどうするのかということも出てくると思うのですけれども、その辺に対して確認も含めて町長にお伺いしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
一時避難所と公共的な避難所と区別出来れば、出来ればではなく一時避難所に寄っていただきたいと思っております。それぞれの考え方、近い方が良いという話もちろんあるのかなと思いますけれども、一時避難所を指定しておりますのでそういうところをご利用いただきたいと思っております。特別な理由がない限りうちの指示に従って、責任と言いますか最後、責任の問題だとか色々出てくるのではなかろうかと思いますのでご理解を頂いておきたいと思います。
質問 6番 藤原芳幸
一時避難所も充分活用しながらということかと思うのですが、その辺に関しては聞き取れなくて最後の方がよく解らなかったのですけれども、一時避難所も活用しながら、安全な形をとって最終的には従来の避難所ですよね。そこに避難をしていくというのが基本ということだったのか、ちょっと聞き取りにくかったものですからお願いをしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
うちで最終的に指示は出すのですけれども、一時避難所に寄ってくださいという、とりあえずの指示になると思います。そして、最終的な指示としては避難をする場所という形にもなるかもしれませんけれども、一時的には一時避難所という形になります。緊急を要する一時避難所とそして最終的な避難所と。
質問 6番 藤原芳幸
そうしたら、これまでの避難所プラス一時避難所とは、同等として考えていって、その辺に関しては住民の判断の中で避難をしていくということで良いわけですね。僕の聞き方が悪いのかどうなのか。一時避難所も避難所も同じく皆が利用していって頂きたいということでよろしいのでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
こちらから指示をいたしますので。
質問 6番 藤原芳幸
よく解りました。指示をされたところに避難をして頂くということでよく解りました。避難所に関してはそれ以降従来の見解と同じということで、理解をしたいと思います。最初、天塩川の関係でお話があった、これまでと同様、色々対策は今後も継続して進めていくという中で、今もし心配だからなんとかして欲しいと言っても、すぐ出来るものでもない、長期にわたる対策ということは町長からも話があったわけですけれども、それと同時にここ何年かは雨の降り方ですとか今回は雨の降り方が気だったと思うのですけれども、遡りますと冬も想定外の雪の降り方があって、想定外の対策が必要になったということもありました。昨年の秋をちょっと思い出して頂ければ、非常に強い風が吹いて木が倒れたり、そういう想定外のことが起こっておりまして、ただ単なる雨だけではなく気象の変化というものが美深町でも感じるようになってきているわけで、先ほど天塩川の期成会の話がありましたけれども、そういうものを通じて天塩川をもっとちゃんと整備してほしいという事を国に要望していく、道路の期成会と同じようなものの川の期成会で色んな要望を発信していく場所だとは思うのですが、先ほど言ったように災害というものは単発で起こるのではなくて色々関連があるのかなと私は思っているのです。例えば、今回起きた南富良野を含めて道東十勝の方の被害なのですが、昨年にあの地方というのは強風でものすごく木が倒れております。その話というのはまだ出てきてはいないのですけれども、今後検証していく中で例えば流木があちこちの橋に引っかかって川の流れが変わったとかそういうのは標茶町でも随分あったのですけれども、今回の雨だけの流木なのか。去年の暮、10月に道東へ行く機会があった時に、道路から見てもものすごい数の木が倒れておりました。そういったことも含めて、気象、雨単独ではなくて色んなものがやはり関連しているのではないかと私は思うわけですけれども、今後そういった色んな検証が出てきた中で美深町、天塩川流域が考えた場合には、美深町だけではなくて周りの市町村と天塩川流域の市町村、特に上流部に関してはそういった情報の共有ですとかそういったものの話し合いの機会と言いますか、広域という言葉もありますけれどもそういう中で災害に対して連携を今後取っていくなんだかの機会が必要になっていくと思うのですけれども、その辺に関してはもうすでにやっておられるのかも知れませんが町長はどのように思われるかお伺いをしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
色々な自治体毎と言いますか、気象に関してお話がありました。他の河川でのお話が出てきましたけれども、充分その状況というのは情報としてはテレビですとかマスコミを通じて持っておりますけれども、それ以上のものを具体的に持ち合わせていないのでどうこういうコメントは私からは避けたいと思っております。天塩川については期成会ですとか天塩川の管理、そういう部分については話し合い等々を開発建設部が中心になりながら持っております。あくまでも天塩川の管理というのは1級河川で国の管理でありますから色々と要望というのが多いわけであります。そこで、今までやっておられたと言われましたけれども、先ほど言いましたように天塩川の新しい堤防の天端の保護であるとか法尻の補強、こういうものは新しい天塩川の治水対策、洪水対策としてやられようとしているのだということをまずもって理解をしてほしい。従前と違って従前はずいぶん砂利をとったのですね。砂利を取った所が下がったという感じがあったわけです。このごろは砂利をあまり取ることがないようで、少し川の底が上がっているのではないかという話も色んな会議の中で出ておりますので、管理している開発建設部、こういうことも認識をしながら彼らは我々にも耳を傾けてくれていると思っております。
質問 6番 藤原芳幸
天塩川に関しては何とか話としてお伺いいたしました。次、都市計画の関係でいきますと、都市計画は都市計画だけど。ハザードマップはハザードマップだと。確かにそうなんでしょうけれども、都市計画は昨年のマスタープランを見ていきますと、第6章の1の3というところが項目としてあるのですけれども、そこを見ますと近年、ゲリラ豪雨や台風の大型化など多量の雨が短時間に集中して降り、土砂災害や河川の水位等が増えて平成26年8月には広島市で大規模な土砂災害が起きていると。本町においても天塩川を始めとした河川や休農区もあるわけですから、溢水・湛水・がけ崩れやその他、災害の発生の可能性がある地区においては防災計画を踏まえた都市化を抑制し、緑地の推進や保全に努め災害の防止を図る。これは1の3の項目として安全を確保するための土地利用の誘導という文言があるわけなのです。そうなりますと先ほど言った色んな低地域なども踏まえてそういうものは当然あって簡単にはいかないということは重々承知していて町長の答弁のとおりだと思うのですが、現在は市街地都市計画そのものがどんどん市街地が拡大していく中で、色々町づくりに対して色んな建築規制ですとか色んな物を集約するための誘導策としてあったわけですけれども、現在は拡張から縮小傾向に移っている現状がある中で、例えばそういう冠水等が予想される地域からより標高の高い安全な地域へ誘導していく上でも、そういった都市計画の線引きというものを今までの既存の道路ですとかそういうものからハザードマップというのは線引きというのはどちらかと言うと標高に沿ったような線引きになっているわけですけれども、そういったものを組み入れた中で安全な方面に誘導を図るというような役割も、この都市計画は果たせるのではないのかと感じているわけですけれども、今年来年すぐどうのこうのというものにはならない。都市計画も何十年も前に作ってそれに沿って少しずつ都市が形成されていっているということを踏まえたら、今すぐの対応策としては当然不備な部分もあるかもしれないですけれども、今後30年、40年という先を見ていった場合にはそういう手法というものも見直しの時期が来た時にはそういうことも含めた安全な地域への誘導も図るという意味でのそういう考えも1つあるのかなと私は思っているのですけれども、全くそれぞれ別物だとは言いますけれどもせっかくハザードマップというものができたのであればそういうものと関連付けをした中での整備というものも今後やはり検討していくというか考えの1つとして入れていくことも可能ではないのかなと思うのですけれどもその辺について町長の考えを伺います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
先ほど補足しておけば良かったのですが、しゃべりませんでしたので追加して補足しておきたいと思います。この間の災害等を受けながら大きな災害であるものですから気象台、開発建設部、上川振興局など諸々入りまして、我々も市町村長も入りまして、状況や課題等話し合って天塩川上流の流域の対策委員会、検討委員会を持っておりますのでご理解を頂いておいて欲しいなと思っています。それと都市計画法、美深の現実、ハザードマップと一遍にまとめて言われるのですが、現実を見て欲しいと思うのです。うちの町で現実に土砂崩れが都市計画区域の中にあるのかどうか。そういうことを踏まえながら必要ならやらなければならないと思っていますが、そこまでうちの現実の都市計画、市街地区域の中でそういうことがあるのかどうかという判断をしながら、都市計画は都市計画法の中で整備しておりますのでご理解をいただきたい。先ほど言いましたように、都市計画市街地区域だけではなく都市計画全体の中で将来の特別養護老人ホームですとか、そういうことの建て替えの時期ですとか、そういうことになったときは一定の心配事のない様な事はその時点で考えなければならないということを申し上げているわけで、現実を見ながらうちの対応をさせて欲しいなと思っておりますのでよろしくお願いします。
質問 6番 藤原芳幸
町長が今おっしゃったように、確かに現実としてどこかそういうことで大変な被害が出ているわけではないのですけれども、逆に言いますとそういうことも想定をして、今後色んな計画を立てていくということが必要になるのかと。今、そういうことで何かすぐ起こさなければならないという事態ではないのは重々承知していますが、対策というものはいくら立てても困らない。都市計画ばかりが対策ではないですけれども、常に状況が変化しているという中で物事の視点を変えて見ていく必要があるのかなと感じているところであります。それと特別養護老人ホームの話でも、町長も先ほどおっしゃってくれましたけれども、低い、高いばかりの問題では無い。築30年も経過している中で建て替え等の話が出てきたときには立地条件等も検討していかなくてはいけないだろうというようなお話がありました。その辺に関しては同感でありまして、今は洪水の観点から申し上げていたところでありますけれども、建物等に関しましては30年以上経過していまして、当時の入居者状況と現在の入居者状況はすごく実態が変わってきているというのは町長もご存知の通りでありまして、例えば自分の話で申し訳ないのですけれども、私が22年前に美深町に来たとき最初にその特別養護老人ホームの仕事をさせて頂いたのです。その時の仕事というのが手すりを使わないと浴槽に入れない高齢者が増えてきたものですから、今付いている手すりでは実態が合わないということで、掴まって入れるように改良するという仕事をさせて頂いたのが美深町に来て最初の仕事でした。それからもう20年経ちまして、現在色んな形で特別養護老人ホームの方へ行きますと、今ほとんどの人が車椅子になり、車椅子で避難訓練等をした場合に防火扉を閉めてしまうと車椅子が通れないという現状がある。ずいぶん時代が変わってしまって、実態がこうなのですよという話も聞くわけですけれども、そういう現状もありながら、こういった場所の問題等もあって是非、特別養護老人ホームに関してはそういうことも頭に入れて早い形に何か将来像を示していく時期にそろそろ来ているのかなと思っておりますけれども、特別養護老人ホームに関しては、聞いたからまた町長に一言貰わなければならないのかと思いますけれども、あまり今の段階でどうするこうするという部分はないと思いますけれども、この機会ですので特別養護老人ホームの将来像に関してももう一言、町長からいただければと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
先ほどの答弁の追加はございません。
質問 6番 藤原芳幸
最後に全体を通しまして、この近年の気候変化というのは美深だけではなく地球規模でも確認されていて、美深町でも実感出来るほど変わってきている状況で、異常気象、これが異常ではなくて普通になりつつあるのかなという印象さえあるわけであります。美深町というのは開拓以来、美深憲章にも載っておりますけれども厳しい自然を克服し、当時はこの寒さをどうするかということで町の発展をずっと続けてきた経緯があると思っております。これからもこの地球相手の自然環境の変化というものをどう克服していくかということは続いていくものだと考えておりますけれども、例えば先ほど言った洪水対策で天塩川のことも充分やっていると。内水もポンプで充分想定をしてやっていくのだと。そういうことをやってきて、これからも当然なのでしょうけれども、これらに加えて町の中では、例えば水が溢れ内水が溜まっても、被害が大きくならないとか町の機能が失われないような、そういった具体的なまちづくりというものも進めなければならない状況になってきているのかなと感じております。自然と共に生きていけるまちづくりというものを、具体的に目指すということも考えていくべきではないかと私は思うわけですけれども、これらに関して最後、町長の考え方を聞かせていただければと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
非常に難しい話だと聞いていたのですけれども、具体的な話ではありませんので、具体的なものがそういう形が出た場合、それはそれで具体的に対応していかなければならないのかなと思っております。なんと答弁して良いか解らない。具体的な物には具体的に答弁をしたいと思います。
質問 6番 藤原芳幸
解りました。町長の答弁ということで理解をします。以上です。