みんなの議会

美深町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月11日

学力向上の対策について

2016年3月11日、美深町議会の一般質問で、小口英治議員が「学力向上の対策について」質問し、教育長 石田政充が答弁しました。

質問者
小口英治 議員
答弁者
教育長 石田政充

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 小口英治

それでは通告書に従って説明いたします。項目1、教育。件名、学力向上の対策について、質問の要旨です。①27年度全国学力学習状況における小・中学校の結果を見ると数学、理科の科目で全道全国の平均を下回っておりますが、これの改善の方策。②英語教育に基点を置き、特色のある教育を目指す姿勢を示しましたが、全国的には幼児からの教育を取り入れる中、当町においてはどのような取り組みを考えているのか。3番目、公設での学習塾、町内の人材活用、インターネットなどを利用した授業を取り入れる方策に対しての考え。4つ目、昨年12月定例会で、美深高校奨学金制度が立ち上がった。評価は数年を得なければ判断は時期尚早の認識ではありますが、美深高校存続に向けたさらなる取り組みについて伺います。1から4までですが重なる場合もありますので総合的な質問になると思いますのでその旨を申し添え、以上質問の要旨といたします。

質問 1番 小口英治

答弁者は教育長です。よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

只今、小口議員の方から学力向上対策についてのご質疑をいただきました。まず、平成27年度の全国学力学習状況調書におけるこれらの結果に対する改善方策ということでございます。全国学力学習状況調査については、議員もご承知の通り年に1回、4月に例年開催されているということです。対象は小学校の6年生、それから中学校の3年生を対象に実施されている状況でありますけれども、これらの授業改善ということですが、各小、中学校についてはこれらの結果を分析して、そしてその年の子供たちや6年生それから中学校3年生というと5年生までそれから中学校2年生までに習ってきた部分でどこか不足している部分であるのかというようなことになろうかと思います。そういったものを分析しながら、4月以降の授業改善に繋げてきているというのが現状でございます。過去の例から行きますと、総じて小学校では算数の力が少し低い傾向が見られたということで習熟度別の授業を取り入れるといった具体的な対策がとられてきていると、教育委員会としましてもこれらの分析を踏まえて子供たちの学力向上に必要な経費の予算措置をさせて頂いているということでございます。27年度の予算では26年度等の調査の結果を受けて、読み書きという国語の部分での力が必要だということでそういった部分の意識付けとして漢字検定等の取り組みという事を実施し、27年度ではそういう予算も付けさせて頂いているということでございまして、色々なテキストとかの部分を予算計上させて頂いている。そして今後も引き続き対策については努めていきたいと思っているところございます。次に特色ある教育としての英語教育の取り組みということでありますけれども、今年度の方針の中で美深町の特色ある教育として英語教育を柱とした推進を図りたいという事の考え方を示させていただきました。この取り組みに付きましては、幼児の段階から英語に親しみ小、中、高を通じて一貫した学習到達目標を設定しながら豊かな語学力とコミュニケーション能力の向上を目指していきたいと考えているところございます。そういったことから28年度についてはそういったものの組み立てをしていきたいということで、幼児センター、小、中学校、高等学校の英語指導に関わる教職員に集まって頂いて、どういった形で進めていくことが実のある英語教育の推進充実につながるかということを組み立てして頂いて、それぞれの学校での体制づくりですとか先方の先生方の研修に取り組むこととかを考えていきたいと考えています。次に公設の学習塾、それから町内の人材活用等についてであります。現在本町では、民間の方が学習塾を経営されているという状況がございまして基本的には公設の学習塾を設置していくという考え方には立ってございません。ただこれまでも、小、中学校の学習の中で特に地域の方の力を借りて、地域資源という形の中で農業ですとか歴史ですとかスポーツですとか各方面での地域の方々のご協力を頂いて子供たちへの教育活動がなされているという状況にございます。また、インターネットにつきましても先程も質問があった通りですが、学習の中でパソコン等を利用する中でインターネットを通して調べ学習ですとかそういった部分で実際に使われているという状況にございます。最後に美深高校の存続に向けたさらなる取り組みということでございます。昨年の12月で美深高等学校卒業生に対する奨学金制度を皆様のご協力をいただきながら制度化させていただきました。それがいよいよ今年の4月からスタートという形になります。併せて、美深町の特色ある教育ということで先程申し上げましたが、英語教育を1つの柱としてその取り組みが結果として美深高校の魅力づくりにつながっていくような形で町内の各小、中学校と協力をしながら連携していければと考えているところでございます。特色づくりということについては非常に特色づくり魅力づくりそういった部分では非常に頭の痛いといいますか色々な資料出していかなければいけない部分だろうと思っています。以上で答弁とさせていただきます。

再々質問 1番 小口英治

教育問題は、私は2、3回目の質問だと思うのですけれども大変これは難しい問題で本当に調べる内に頭が混乱するくらい人材育成に関しての教育は本当に難しいものだと思っています。近郊の道教委発表の学力のどこが弱いかという表がホームページ上で公開されているのですが、美深の場合は小学校においては国語A、話す、聞くこと、また、算数では数量関係、量の測定とかちょっと弱いと、中学校に関しても数学、資料の活用、数学A、式と数という項目の中が全体的に落ちると。他の近郊を見てみると、ちょっと距離が遠いかもしれないですけれども札幌は万度に大体、全道、全国並みのレベルになっています。名寄市を見ると美深ほどでもないですけれども美深よりは学力が上だと。何点かサンプリング的に調べてみましたら足寄町は先程の学習塾、公設あれは町立でおそらくやっているのだと思うのですけれども、そこはやはり美深と比較したらその効果が出ているのか、どうなのかは詳しい分析を待たれるところだと思いますけれども、アップしていると。過去から比べると学力がアップしていると。先生方、小学校・中学校の先生に直接お話を聞いたのですけれども指導も中学校の先生においては毎回カード式の小さい宿題を出して、習慣付けをしているのだと。小学校もそのような努力をされているというお話を聞いたのですけれども、その中で各町村の取り組みなのですけれども、今、学力の名寄・足寄・札幌市の教育委員会と具体的な学力向上の取り組みの中で、学校と家庭と地域が一体となった取り組みを目指していると。そこのところが共通しているのですね。中学校の「いぼた」という中学校の広報誌と言いますか学校通信の12月にアンケート調査を取っているのですけれども、学校の様子が分かりますかということなのです。それはその項目でやると生徒は38%が学校の様子はもちろん解っていると。保護者の方は解っていますかというのが42%なのですね。先生は93%ほとんど100%に近い、通信を出しているけれども保護者が半分以下の人しか理解をしていないと。これはやはりそこら辺の家庭のあり方というのも含めて、まだまだ、ただ単に学校ではなくて教育委員会としてのこちらのほうも目を向けていただかないとダメだなと私は思うのですけれども、それと合わせて学習時間の調査というのもあるのですね。全国平均から言いますと美深の学習時間これは小学校ですけれども1時間以上学習をしていますかという中で28%の方が1時間以上していると。全国で言うと62%ですね、これは大幅な開きがあります。1時間未満も43%という美深町の数字が出ていますけれども、あとゲームの時間、ゲームも結構今、お子様していますけれどもゲームの時間、3時間以上という項目を見ますと美深町は26%ゲームをしていると。全国的には17%、これを見るとあまり学習時間がない、ゲームに費やす時間がない、家庭と学校が一体化なってないのではないかと思われるのですが、そこら辺の考えをお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

学習の問題は非常に大切な問題ですし、難しい問題であると思っています。27年度の学力学習状況の分析等を拝見されて1つ1つのお話ありました。基本的にその年、その年によって状況は変わります。先程申し上げられた札幌市ですとかそういった規模になると美深の場合は極論を言うと町の成績イコール1つの学校の成績に近い状態が有りますので、そういう見方をしますと札幌市においても色々な形があるだろうと。ですから端的に札幌はこうで、名寄はこうでと比較が適切かどうかは一概に言えない部分もあるのかなと感じているところですし、それよりはその学校、その学校での課題は何かということを的確に捉えていくという事が必要だろうと思っています。今、議員のお話の中で学習に取り組むスタイルとして、家庭と学校が同じ方向を向いていくのだという取り組み、これは美深の学校についても同じように取り組んでいます。子供たちに対しても学習の進み方ということでの手引き等も出していますし、それに沿った形で保護者向けにも同じように学習の目標ですとか、そういったものを時間の部分もそうです、そういった目標を持たせて取り組んでいくということは同じように啓発をさせて頂いていると。各家庭にそういった部分については配布をされ、それをしっかりと見て、取り組まれる家庭、またはそういった部分に少し関心が薄い家庭もあるかもしれません。ただ基本的にはそういう同じ方向性で取り組んでいるという事をまずご理解いただきたいと思います。そういった中で特に今、ご指摘あった通り家庭での学習時間が特に全国に比べて低いということでこの間、北海道の調査結果が全国に比べて都道府県の中でも下位のほうに入るという状況を踏まえて北海道教育委員会の方も、そういった生活習慣それから学習習慣をつけていこうということで大分改善がされてきた状況にありますけれども、その中でもやはりまだまだ行き着いていない部分があるのだろうと思います。正直言って地域性の問題ですとか色々な社会的な問題もあるのかなと思うのですが、そういった中で子供たちそれぞれの家庭がそういった意識を持って頂いて進めていく、そういったことをこれからも訴えていかなければならないし、私もPTAの集まりですとか色々な場面の中で毎回そういったお話をさせていただきながら、そういった部分に努力をして頂くような形で推進をしてきているという状況でございます。

再々質問 1番 小口英治

放課後子ども教室というのがありますよね。私も昨日、休みだったのですけれどもちょっと見せて頂いて、良い場所だなと思いました。教育の評価の報告書には児童クラブですか、それと一緒にすることも考えていかなければならない旨の教育長の報告もありますけれども、平均すると250日ぐらいの利用日数だったと思いますけれども、平均すると6人ぐらいの方が利用されているのではないかというような、事業報告書を見るとそういう判断がされるのですけれども、これは3番目に絡んでしまうかもしれないですけれども公設のものが美深にあるからそれまでは考えていないというような教育長の考えだったですけれども、よその例を出させてもらいますと上勝町ですとか、これはテレビ電話ですね、インターネットを通じたテレビネットで東大生との交信で授業の向上を図っているですとか、島根県の海士町は人材のそういう退職した方ですとかそういう方が村立ですけれどもそこで指導しているですとか。日本全国色々そういう例もあるわけですよね。やはりせっかく放課後児童教室の中を見るとパソコンも整備されていますし、15人ぐらいは収容できるのではないかと。あの利用方法もこれからの学力向上には有効に利用すべきだと。話は全然違いますけれども旭町ふれあいステーションで勉強している方も、平均は出していないですけれども結構な数はいます。ただ、ご覧の通りパソコン1台あるわけではないですから、あそこの有効利用の考え方と色々な学習向上における、先程の7番議員はタブレットのことも質問されていましたけれども、ここら辺の考えもちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

今、放課後子ども教室のお話を中心にお話がありました。1つご理解を頂いておきたいなと思う事は、放課後子ども教室は、放課後の子どもたちの居場所づくりということで、児童館でやっています児童クラブの方と同じような性質を持って取り組んでいる事業であるということで、その中で学習機会の提供ということで例えばALTですとか教職員の資格を持った方ですとか、そういった事をこれまでもプログラムを組む中で取り組んできたという経緯もございます。そういった部分で、今あるそういった取り組みの中でできる部分については工夫をしながらやっていく事は必要なことだろうと思っています。そういった前提の中で、今、お話のありました町としての放課後ですとかそういった部分を使っての学習活動をやる事はどうかというような質問になるのだろうと思います。1つの方法論としては実際にそういった取り組みをしているというところもございますし、1つの方法だろうと思います。今、それをやるということでは無いのですが、色々な方法の中で機会を見ながら、そういった取り組みをしていくということも選択肢としてはあるのかもしれません。ただ、やはり先程お話しあった通り、まず家庭での学習をしっかりして頂くという事が基本になってこようかと思います。どうしてもそういった部分での生活習慣といいますか、そんなことが大切な部分だろうと思いますので、そういったことをさらに力を入れていければなと考えているところです。それからタブレットについては先程ご答弁申し上げた通りでございます。どこかの時点ではそういったことが必要になるというか、そういったことを主体的にやっていくような時代が来るだろうと思っています。以上です。

再々質問 1番 小口英治

それでは小学校も絡んでくるのですけれども今は小学校5年生から英語教育に取り組んでいますけれども今後、何年先になるか分からないですが近い将来小学校3年生から英語教育の過程も入ると。時間数も年間は小3、今現在やっているのは5時間から35時間ぐらい多くなると。小学校5年は現在35時間、70時間多くなると。美深町は語学指導員のALTという制度を利用していますけれども、他の町村で、大きいところは別かもしれないですけれどもALTが1人でこんなに英語の時間が多くなるとALTが1人で大丈夫なのだろうかと私も考えがあるのですよ。1番初めに私も議員になって初めて質問したときにはALTのことを質問した記憶があるのですけれども、なぜアメリカばかりなのでしょうかと、アジア圏でも良いのではないのですかというような質問を調べているうちに思い出したのですけれども、採用の方法も色々調べていくとALTと言うとAssistant Language TeacherというのがALTの略称でその次にNLTというのもあるのですね、これ調べてみると。NLTとは何かと思ったらNative Language Teacher、その母国語として話す外国語教師。あとJTE、これは日本人の英語指導助手。これはその各自治体がどれを選ぶかは自由の裁量だと思いますけれども、ALTの弊害ですとかALTの欄を調べるとすごくあるのです。うまくいっているところもあるし教師間とALTがうまくいっていないですとか、色々なALTの項目を拾い上げるとあるのですけれども、現状のALTの位置づけとしては人数的にも足りているのか、そこらへん幼児からですかね、これからだんだん幼児の方も英語の先生が行って、ALTが行っているみたいですけれども、現状はおそらくわずかな時間だと思いますけれども、そこら辺ちょっと教えていただきたいと思います。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

英語教育ということでございますけれども、これはこれから今、英語指導助手ALTなのですけれどもそういった部分の活用状況と学校の中でも再度分析をして頂いてどうしていくかという形になります。そもそも中学校教育で活用するということが基本で英語教育についての取り組みの中でALTという制度が始まったわけですけれども、昨今、その英語教育を推進していくという国の方針等の中でやはり低年齢化をして、早い段階から英語力を身につけていく必要性があるだろうと。逆に言えばそのほうが有効だろうという考え方が根底にあると思っています。美深町の場合は、従前から幼児センター、小中学校、高等学校にも行って幅広く、そういった主旨的なものは異文化に触れて頂くということが基本的に大切なことだろうと思っています。そういった中で、これからの英語教育という部分を考えていくと、いかに早い時期にネイティブな発音での英語を子供たちの耳に聞かせていくか、そういったことが1つのポイントになってくるのかなと思っています。そして現在のALTの活用状況ですけれども、相当年数が経っていますから、当時から比べますと学校数も減っています、それから学年数も減っています。こういう事を考えると今の状態が過度な状態なのかどうなのか、これは一概に言い切れないと思っています。必要とする授業をしていくためにどう活用していくか、その時に必要とされる部分が確保できるかどうかという部分は、これはまたこれからの課題としてしっかりと検証して行かなければならないと思っています。そういったことを踏まえて、どういうような組立をして行くのか、それから質問の当初にいつごろからというお話がありましたけれども、今、国の方で進められている学習指導要領の見直しが進められていますけれども、小学校の進学指導要領の導入枠、多分、平成30年度からスタートになるだろうと思っています。そのときには今、先程、議員がおっしゃられた授業実数がそれぞれ学年に割り振られてくるような形になりますので、できればそれに間に合うように、しっかり体制を組んでければと考えているところです。以上です。

再々質問 1番 小口英治

上智大学が去年ALTに関してのアンケート調査というのがあったのですけれども、ALTが児童・生徒に何分ぐらい平均して対面でお話出来るかという調査なのですけれども、項目は200ページぐらいすごく膨大な資料なのですけれども、この中で話しかける時間が10分以下というのが大体7割ぐらいだそうです。そして、グループ、小グループを作った中での会話というかその対面の時間は10分から20分という調査が出ています。それとALTに関して3割近いALTの先生が地元の美深で言えば幼児センターから含めて高校まであるのでしょうけれども、そこの意思コミュニケーションがなかなか3割ぐらい難しいのだというようなアンケートの結果がありますけれども、美深はそんな事はないのだろうなと思いますけれども、そこら辺の確認ですけれどもどんなものでしょう。その時間帯、私はまだまだこれから時間帯も授業も増えていくのだから果たして回りきれるのかなという前段の質問だったのですけれども、そこも併せてお願いします。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

今、言われたその10分というのは、どういった規模での多分中学生を主体としたお話なのかなと思いますけれども、幸いにもうちの場合はそういった部分では今、言われたような状況ではなくて、もう少し子供達と接する機会というのがあると思っています。それでALTが美深町で、先生方それから地域を含めてどんな状況にあるかということでございますが、幸い日本語が一定程度できる方がこれまでも数多く来て頂いておりますので、その中で先生方と充分なコミュニケーションを取りながら、一定の形を作ってきています。そういった部分で、コミュニケーションが取れなくて授業にならないとか、そういった状況ではないという事をまずご理解いただきたいと思います。ただそのALTになられる先生方というのは、各国でかなり厳しい試験を合格されて、目的意識なりそういった物をしっかり持ってこられる先生が多いですから、それとやはり社会性の違いと言いますかそういったものがありますから、そういった部分で日本に来て満足される方、もっともっと自分として求めて行かれる方、色々な方がいらっしゃいますのでそういった部分で先程言われた調査結果が出てきているのだろうなと思うわけですけれども、美深町においては総じて良好な関係でやって頂いていると。ただ、やはり高みを目指していく方もいらっしゃいますから、短期間で次のステップに進んでいかれるALTさんもいらっしゃいます。それは人それぞれのものがありますので、一概にそのことが良いとか悪いとかいう問題ではないと認識をしています。以上です。

再々質問 1番 小口英治

学力向上に関して教育委員会の会議でこういうことをやったとホームページで公開されていますけれども、議題というのですか、その中身は具体的には公表されていません。それで、この学力向上に対して、道教委から発表があった時点で公表の発表は教育委員会の皆さんに公表はしています。それに対しての向上策というのは話していないように私は思いますし、教育委員のある方から聞いても、そういう話は無いと。これはある程度、学校運営評議員、これは学校長が招集するものだと私は思っているのですけれども、間違っていたら言ってください。その中の委員の方にもお聞きすると、具体的なそういうお話はなかなかない。学力向上は先程、何回も言っているように家庭と一体となった取り組みが必要でなかろうかと。それでなければなかなか上がるものではないなと思うのですけれども、そこら辺の教育委員会として、なぜその向上策が練られていないのかなと私は思うのですけれども、まだまだ具体的な例を挙げてこういうようなことで進めたいというような美深町もこういうので取り組むというのは解っています。具体的なもう少し細かい話の中で、そういうのを公表すべきだと思いますけれども、そんな会議・委員会の内容をもう少し煮詰めるというか深く入り込むべきだと思いますけれども、それに関してはいかがでしょう。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

どういう観点でお話を聞かれたか分かりませんけれども、そういったものが話されていないということでは無いと考えています。学力学習状況等の結果についても概要についてお話をさせて頂いて、その中でどういう点に力が今年の場合はこういった部分が不足しています、というお話をさせて頂いて、予算に向けた段階ではそういったものを踏まえて学校の中でどういう取り組みをしていますと、ですからこういった予算が必要ですと。そして一般的にこういったことで学校が取り組んで、先程申し上げた習熟度別授業等についても、これについても説明をさせて頂いているという状況でございますし、学校で学校評議員会が開催されますけれども、その中でも学校評価と言われる部分で当然、学校自身がやっている評価についても説明をしますし、その中でやはり色々な取り組みについても説明していきますから、学力がこうだからこうだという部分の説明がどういった形で、聞かれた方もどういう説明で言われている部分、説明された、されていないという捉え方の問題があるのだろうと思いますが、その部分が全く協議されていなくて進んでいっているということではございませんし、そういったことを基本的に踏まえて頂いた中で予算についても協議をされているということでございますので、どこまで求められているか解りませんけれども、一定の説明、協議をされているということでご理解をいただきたいと思います。

再々質問 1番 小口英治

学力の無さがこういう質問になるかと思うのですけれども、教育委員会の中で学校運営審議会、そこも同じだと思うのですけれども、やはりその町の予算をこういう風に先生と協議した中で、こういうものに力を入れるからという説明はあるように私は聞いています。だけど具体的に、先程もタブレットの話も出ましたし、公設の話も出ましたし、人材の話も色々出ている中で、もう少し具体的に掘り下げて、学力向上をどう引っ張っていくのだというのが教育委員会の会議ではあまり聞かない、ということだったものですからもう一度お願いします。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

教育そのものの具体的な指導内容について、美深の教育委員会として具体的にこうしていくという部分については、残念ながらその部分を具体的に議論できる状況ではございません、残念ながら。というのはやはり教員という専門分野になってきます。例えば管内でいけば旭川市内に指導主事、学校で教鞭をとられた先生方が数名教育委員会の中に入って教育のあり方を考えていく、そういったセクションがあって進めていければ具体的な授業の中における学習学力向上策なり、そういったものが一定程度協議できると思うのですが、残念ながら管内の市町村ほとんどの場合、指導主事を置いていませんのでそういった部分の協議についてこれは管内でいけば上川教育局の中で指導主事、市町村を回って指導する立場の先生がいらっしゃいますから、そういった中で管内の状況、それから市町村の状況を相談頂いてそして、具体的な指導の推進にあたると。現場の先生方はそういったとこから色々な部分を勉強させて頂いて、それからもう一つは、先生方の取り組みとして研究会等を持っておりますので、そういった中で具体的な指導方法ですとか、そういった部分について研鑽をされていくというのが実態でございます。そういった部分で、教育委員会が美深の教育委員会の中で、授業に対して事細かに一つ一つをこういう風に改善していくという事は、残念ながらできる環境にはないということでご理解いただきたいと思います。

再々質問 1番 小口英治

それで、その色々向上に対して考える中で、小中一環教育という分野もまた出てくるのですね。これはメリット、デメリット色々あるみたいですけれども、間違いなく感じとして私の調べた範囲では、向上に結びつくのではないかと思っているのですけれども、美深の場合は色々な一環でも場所が離れていてももちろん良いですし、体育館を共有するとか色々あるみたいですけれども、そこの一環教育に関してはどの様なお考えかお聞きします。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

小中一環教育ですね。今回の議案にもありましたけれども、義務教育学校という形で条例改正も一部出ていますけれども、この4月から小中一環教育の制度といいますか、そういった部分が国の方で制度化されて、スタートするという状況でございます。国の段階で小中一環教育がなぜ必要かという議論の出発点というのが、小学校から中学校に入った時の中一ギャップという問題があって、特に不登校等の子供が時期的に増えるという社会的な問題があって、そこをいかにどう解決していくかということが1つの手法として小中一環教育というものに結びついたというのも実態としてはあります。そしてもう一つは、その小学校、中学校、9年間を通してその9年間で身に付けさせる力をその状況に応じて、どこにそのポイントを置いて持っていくかというようなことで、小中一環教育ということでこれまで取り組まれてきた経緯もあります。そういった部分で特に小中一環教育を通した中で義務教育学校等については6・3制の区切りを自由に動かしていくということが出来たり、色々なことがあって、そういったことが今のうちの町に於いて必要かどうかいうことを考えていくことになるのですけれども、幸いな事と言いますか小学校、中学校、美深町の場合は1校ずつ、町の中では。そういった部分では仁宇布小中学校は仁宇布小中学校の学区がありますから、そこはそこの学校ですが、それ以外は小学校、中学校同じ学区ですから、小学校から中学校に入ったことによって、学校の環境なり授業の環境は変わりますけれども、友達関係ですとかそういう人間関係が大きく変わるという事はあまりありません。そういった部分で、一環教育の中での必要性というかそういった部分は他の町に比べるとそう大きくは無いのではないかと思っています。ただ教育の進め方として、その教育のあり方として、小中一環教育、要するに小学校・中学校いかに連携させて9年間の中で子供たちを教えていくかと、そういった部分については、やはり今後、小学校・中学校の連携というのがこれまで以上に必要ですし、それの1つの表れが英語教育にあるのかなと思っています。そういった部分で連携をしていくことによって、子供たちの教育環境、指導をどう進めていくかということを考えていく必要があるかと思っています。以上です。

再々質問 1番 小口英治

高校の方でちょっとお聞きしたいと思いますけれども27年度、中学校の卒業生が38名で、美深高校に願書を出した方が14名で名寄高校が13名、後は養護学校3名、名寄産業高校3名、後は旭川で1名というようなことになっていますけれども、これは中学校の先生ともお話をしましたけれども、なぜ美深高校を選ばないのだろうねというような話の中から、生徒の声として生徒数が少ないと。それと部活がなかなか少ないが故にできないと。それと声としては進学率がちょっと問題と。人数の加減で言えば進学率が決して悪いわけではないという認識はありますけれども、そういうような子どもたちが行かない理由だというようなお話を聞いたのですけれども、来年、今年はこれで2年続けて20人を割ってしまったと。来年度の今の2年生が26名ですから、来年は中学生26人が上がってくるわけです。これは本当に相当な覚悟を決めないと、せっかく奨学金制度も作ったのに大変な事になるという思いですけれども、そこら辺の先程から小・中、含めた学力向上、小・中の学力向上が上がれば私は必然的にそちらも高校の方にもいくのではないかというような思いもあるのですけれども、さらなる取り組み、まだまだやってもらわないと困るのですけれども、どういうような取り組み具体的にお願いします。

再々質問 1番 小口英治

本当に大きな、頭の痛い問題だなと思っています。先程、子供たちが地元の高校を選択しない、いくつかの理由がありました。それは、それぞれにそういった状況はあるだろうと思っています。ただ、その中で進学率が低いからというようなお話もありました。それは今議員の認識はそうではないとお話がありました。残念ながら町の中全体でそういう雰囲気があるのではないかなというのは、これは残念ながらそういう状況だろうと思います。ただ、やはりその部分についても、決して隣町の高校と比べてそれが低いかというと近年の数字を見るとそういう状況ではないと。かえって地元の高校の方が上回る部分もたくさんあるという認識をしています。その中でやはり子供たちが少なくて、なかなか集団的に色々なことをやりたくてもできないということについては、本当にそれは現場の中では克服のできない状況であります。そういった中で、魅力ある学校づくりと、どうしてもやはり地元の高校に入って次にこういくのだという一つの夢が描けるような形というのは必要なのだろうなと思うのですが、それをどう作っていくのかが大きな課題だと思っています。これは非常に大きな課題であって、次にどうしていく、ということを矢継ぎ早にできる状況ではありません。残念ながら。ただ、その1つの方法として、先程から言っている英語教育を1つの柱として、そういったものを魅力付けできないかと。ひいてはそれが美深高校の魅力につながっていかないかということでの取り組みございます。そういった部分で議員の立場からも色々な形でご協力を頂ければ有り難いと思っています。それ以外にどうしていくのだというところについては、まだまだ学校の方とも協議をして行かなければならない課題だろうと思っています。以上です。

再々質問 1番 小口英治

酷なようですけれども、今年、1年ぐらい前から募集や何かをご尽力して頂いているのは解りますけれども、今から更に努力をしないと来年度は大変厳しくなる情勢の中で、中学校から教育をどんどん向上に向けての努力をして高校につなげるのだと。それか英語に力を入れるのでしたらALTの時間を高校に振り向ける、先程言った、空き教室を利用して補習をやる、そういうような考えで特色あるのをどんどん出していかないと奨学金だけの魅力で果たして存続に結びつくのか。大変本当、人数を見ると上川の北区の学区、人数から見ると美深に来てくれる要素というのは本当に厳しい情勢です。ですから、もう入学20人を切った今から、どのように具体的にやっていくのか。それをやはり早急だとかそういうようなことではなくて、切羽詰まっているわけですから、ここはなんとしてもやるのだというようなものは示せないですか。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

ALTの問題については、うちの町のALTも高校に入って頂いていますけれども、高校は高校で道教委の方から別にALTが来て授業をしています。授業をやっているというか、あくまでも教員のアシスタントとして入りますから、その中でそういった体制は取られているということです。それから空き時間、空き教室を使ってというお話ですけれども、現実に高校も今、習熟度別をやっています。これは今、美深高校での定員配置から行くとかなり先生方に負担がかかっているというのが現実です。それから授業が終わった後も毎日ではないですが7時間、8時間という設定もしながら、それから土曜日も毎週、補習授業をやっています。そういった形で、現場の先生方、非常に努力をして頂いている。そのことがいってみれば近隣の高校に比べて近年、進学率等も上がっているという結果に表れていると思いますし、例えば就職についても道職員含めて早々近隣に負けている状況ではありません。もっと言えば、こういう言い方をすると大変失礼になるのですが、やはり中学校で一定程度、力を持っている子供たちは、やはり外に出ていっているというのが現実です。そういったことを考えますと高校の頑張りというのは非常に今、頑張ってやって頂いているという状況でありますから、更に、そこにどういう魅力をつけていくのか、これが本当に悩ましい問題でありますし、そういった頑張りをしている状況をいかに支えていくかということも、これは地元のできる範囲でやっていかなければならない問題と思っています。議員が言われる、本当に明日は無いのですよという気持ちは、議員もそうですし私共も十分そういった気持ちでいます。そういった中で、やはり何をどうしていくのか、毎日、毎日、明日はどうしようかなということをよく考えながら、今年1年も過ごしてきたわけですけれども、そういった部分でなかなかその良案がない、要するに特攻的にそういったものを引きつけていく魅力のあるものというのはないというのが残念ながら現実だろうと思っています。ただ、今、議員がおっしゃられた通り、出来るところは1つでも努力していくという事をしていかなければならないと思っています。

再々質問 1番 小口英治

特効薬がない、それは解ります。十分わかるのですけれども、処方しないと死んでしまうということですよね。特効薬がない、黙っていたら死んでしまう。それが年3回、教育懇談会、幼児センターから高校までの懇談会等もやっておられるようですけれども、その中で、ぜひその先程の教育委員会の話を出しましたけれども、掘り下げた議論をどんどん拾って少しでも向上に結びつく、または美深高校につながる施策、これはなんとしてもやっていただかないと困りますので、よろしくとは私もそんな逃げるわけではなく、出来ることは精一杯やらせてもらいますけれども、やはりそういうような色々な団体を網羅して、何踏ん張りもしていただかないと大変な事態だということの認識だけは、特効薬は無いのだ、だけでは私はもう大変な事だと思いますけれども、それで最後にしますけれども、そこの決意のほどお聞かせ頂いて質問を終わりにしたいと思います。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

議員も私も同じ気持ちでいると思っています。年に3回と言いましたが、年に4回なのですけれども、町内の各学校、当面は管理職に集まっていただく中で連携を取ってきていました。ただ美深高校とは別に日常的に本当に行ったり来たりしながら、頭を抱えながら、どうするという事を何回も、何回も積んできたというのが実態でございます。そういった部分で議員の気持ちもよく解りますし、そういったことを十分認識しながら、ただ私達もそういった部分で取り組んできているということも理解をいただきながら、さらに、これは教育委員会と学校だけではなくて広く皆様からもご協力を頂けなければできない部分も多々出てこようかと思いますが私の立場からもよろしくお願い申し上げておきたいと思います。よろしくお願い致します。

出典:美深町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月11日 議事録 PDF(61ページ) 間違いを知らせる