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ニセコ町議会 令和4年第9回定例会 2022年12月16日

ニセコ町の児童・生徒の学力向上への取組について

2022年12月16日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「ニセコ町の児童・生徒の学力向上への取組について」質問し、教育長 片岡辰三が答弁しました。

質問者
斉藤うめ子 議員
答弁者
教育長 片岡辰三

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

3 件目にはいります。ニセコ町の児童・生徒の学力向上への取組について、教育長に伺います。今年度の全国学力テストの結果が公表されました。後志管内の平均正答率は、小学校 6 年生と中学校 3 年生の 3 教科、国語・算数・数学・理科、いずれも全国・全道平均を下回ったとありますが、ニセコ町は小学校の算数を除き、国語・理科で全国を上回っています。中学校では 3教科が管内・全道・全国を若干上回っていますが、この結果をどのように分析して、今後の児童・生徒の学力向上への取組みをお考えか教育長に伺います。

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

ただいまの斉藤議員のご質問にお答えをいたします。全国学力学習状況調査は義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善を図25り、このような取組みを通じて教育に関する継続的な検証・改善サイクルを確立することを目的に行われております。この度の実施状況につきましては、先般行われました議会の教育行政報告にて報告させていただいているところでございますが、議員ご指摘のとおり、小学校では算数を除き国語・理科で全国・全道の平均を上回った結果となりました。また中学校では、国語・数学・理科の 3 教科で全国・全道の平均を若干上回ったという状況でございます。もう少し詳細に見ますと、小学校・中学校の国語において、話すこと聞くことや読むことで全国・全道を上回り、書くことが全道・全国の平均を下回る結果となっております。また、算数・数学において小学校の変化と関係、中学校の関数が全国・全道の平均を下回る結果となっていることなどから、各教科の平均点を比べるだけではなく、細かな分野での結果を分析し、弱点となっている分野に対して次年度以降指導の重点とするなどして、授業力の向上・授業改善などに取り組んでいくことが必要であると考えてございます。一方、本学力調査のみだけではなく、児童・生徒の学習習慣・環境、生活習慣のほか、学習の興味・関心・理解度・自尊意識・規範意識・地域社会に関わる活動状況も調査してございます。教育行政報告においても概略説明したところでございますけれども、授業以外に一日 1 時間以上学習すると回答した児童・生徒が、本町においては全国・全道平均を下回っていると。また、中学校では数学と理科の勉強が好きだと回答した割合が、全道・全国の平均を下回っているなどのことから、児童・生徒の学習の興味・関心を高めたり、家庭学習が重要であることを踏まえ、保護者への啓発や、学校の取組みを支援してまいりたいと考えてございます。ご理解のほどお願いいたします。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

毎年の全国学力テストのことなんですけれども、ニセコ町の場合は大体こんな感じかな、去年はもっと成績がよかったように思います。私がこの質問をした目的は、本当に 1点しかないんですけれども、教育長、本当にニセコ町の小学生・中学生の学力、全国トップにするぐらいの気持ちはおありになりますか。と申しますのは、私は今それこそアドリブじゃないですけども、思いついた質問なんですけれども、新聞記事によりますとね、積丹町が断トツすごい成績がいいんですね。その理由はちゃんと書いてあるんですけれども、積丹町では中 3 の正答率が全国平均を理科が17.7 ポイント、国語が 11.0 ポイント、数学が 8.6 ポイント上回った。その理由としては、ちゃんと 2017 年から中学生を対象に、放課後に学習指導を行うT&Gサポートゼミナールを実施して、22年度、今年度ですか、塾講師の経験がある地域おこし協力隊が講師となって、開講回数を増やした上で個別指導を強化している。これ、もうまず間違いなく一人一人の子どもに即した教育指導をすれば、成績は絶対伸びるんですね。よほどの理由がない限りは、小学生・中学生は義務教育であって、それをきちっと個別指導すると成績は上がります。そして、どちらかというと規模の小さい学校のほうが行き届きがいいのか、成績がいいと言われてますけれども、ニセコ町はニセコみらいラボというのが発足しましたね、もう 2 年ぐらい経ってると思うんですけれども、今は学力向上への取組みはまだしてないという話なんですけれども、何も学力が全てではないし、このみらいラボの趣旨としてはまずはいろんな体験をしましょうと、ダンスを踊ったり自然観察をおこなったり、山に行ったりいろんなことをやってるんですけど、それはそれで非常にいいことだと思いますけれども、やはりこういうかたちで学力の成績が出てくるわけですから、それに対してやはり生徒も自信がつくと思うんですね。26小学校・中学校ですから、この成績が将来高校から大人になってどういうふうに反映されるかというのは、まだはっきりはわからない部分もあるんですけれども、ただ先ほど申し上げたように義務教育ですから、やはりこれはしっかりと学んでおくべきことを学習するわけですから、もう少し、もう少しというか目標を持ってですね、少なくてももっと学力を伸ばす方法はあると思います。それで私はいつも思うんですけれども、ニセコ町に移住してきた方とかに、私の周囲がたまたまそうだったのかもしれませんけど、学校を退職してきた校長先生とか、そういう学校教員の方がたくさんいらっしゃるんですね。私はそれこそ先ほどのボランティアではないですけれども、そういう方たちを放課後に個別指導、理科の先生もいらっしゃいますし、理数系の先生も結構いらっしゃるんですね、ですからそういう方たちに協力していただくとか活用していただいて、一人一人の指導すれば必ず成績は間違いなく上がります。積丹町どころじゃなく上がるんじゃないかと私は思っています。ぜひ教育長、そういう試みを来年に向けてやってみてはいかがかなと思ってます。ボランティアを活用する、そして生徒の学力を上げる、確実に積丹町以上に上げる、これは可能です。ですからそこを考えていただきたいんですけれども、いかがですか。

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

まず学力トップになる気持ちはあるかというような斉藤議員のご指摘だったんですけれども、学力、そういう点数にこだわり過ぎると、ややもすると町村の状況によりましては、対象母数が少ない場合、その年度によって大きな変化があったりということで、私どももその点は極めて留意して見てございます。そういう中でもニセコ町は近年、令和 2 年はコロナで実施しておりませんけれども、デコボコしながらも着実に右肩上がりで伸びてきているという結果も出ております。そういうところで、学力を伸ばすということでは、小・中の連携を図って教育課程を継続的に組むということで、より効果的に効率的に事業を推進するということもできますし、実際には道も全国に向けて非常に遅れているということで、学力向上のためのロードマップというのを作成しておりますし、この後志管内でもそういう施策を持ってございます。そしてまた、先ほど答弁させていただいたように、ニセコ町はニセコ町の課題ということもありますので、ニセコ町としてはそれらの具体的な学校が抱える課題をより細かく分析して、それを重点にして具体的に取り組むと。授業改善を図っていくということが大事だと思います。議員ご指摘のように、今学校では人材不足ということで、退職教員とか特別支援教育ですとか、学力も含めて学習支援員とか、そういったことで活用させていただいております。もしそういうような方がいらっしゃれば、ぜひ委員会のほうに申し出ていただければ、活用していくことは十分可能だと思ってございます。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

ただいまの教育長の答弁を聞いておりますと、周囲のバランスというか、そういうことに非常に配慮して、ニセコ町だけ積丹町のように目立ってはいけないような感じを受けたんですけれども、確かに点数が全てでないことは間違いないです。間違いないんですけれども、もう少し力を入れてもいいのではないか、能力とか潜在的なものはいろいろとあるのにもかかわらず、何かわざわざ抑えているような、周りに配慮して、それをあまり目立たないようにしているような印象を受けますけれども、もっと堂々と、逆にニセコ町もこんなに上がったんだったら私たちも頑27張れるっていう他町村への影響っていうのも大きいかと思うんですね。また全国・全道いろんなところで、いろんな試みをやっていることは事実です。やっぱりそういうことをすると成績は上がりますし、成績イコール、ただの成績じゃなくて全てのことには影響をすると言われてるんですね。例えば、スポーツの選手というのは非常にIQが高いとか、能力が高いってよく言われるんですけど、これバランスの問題なんで、非常にやっぱり学力、学校の成績っていうのは、何度も申し上げるように義務教育ですからね、そこはきちっと学んでいくことは、これから社会人として行くのに大事なところだと思いますのでね、セーブすることなくニセコ町の子どもたちの学力を上げるような、無理をすることはないんですけれども、されてもいいかと思います。ぜひ検討していただきたいのですが、いかがですか。

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

セーブするというつもりは毛頭ございません。私自身もやはりニセコ町の学力向上っていうことは高等学校も含め、小・中の積み重ねがあって高校にということもありますし、ニセコ町としては幼・小・中・高連携というようなニセコスタイルの教育スタンスで取り組んでいるところもございます。実際に学力調査につきましてはいろんな課題もあり、事前にそういう練習をして点数を上げたといったようなこともありますので、あまり点数ということよりも、着実にニセコ町の教育を推進するという観点で、学力向上に向けて教育執行方針等でも具体的な施策を打ち出して、取り組んでまいりたいと考えています。

出典:ニセコ町議会 令和4年第9回定例会 2022年12月16日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる