みんなの議会

美深町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月18日

行政評価システムと地域おこし協力隊の活用ビジョンについて

2015年6月18日、美深町議会の一般質問で、長岐和彦議員が「行政評価システムと地域おこし協力隊の活用ビジョンについて」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。

質問者
長岐和彦 議員
答弁者
町長 山口信夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 長岐和彦

私はこれからの山口町政3期12年をどのような姿勢で臨もうとしているのか行政評価システムの取り組みと国の制度である地域おこし協力隊の活用ビジョンの2点から考えを資したいと思います。まず行政評価システムについてです。山口町政の任期中に取り組みを進めてきた行政評価システムは導入から概ね10年になります。事務事業から施策評価、さらには政策評価へと段階的に取り組む中で美深町第5次総合計画の進捗に直接的に関係する行政評価システム導入の成果をどのように認識しているのか伺います。項目を3点挙げています。まず町民に対してですが、町民への説明責任は果たせているか。もう1点は、町民の意見を施策に反映できているか。次に職員、町職員についてです。1つ目に、職員の意識改革の有無をどのように判断しているか。2つ目に、行革による少数精鋭主義の中、振興策に対応する専門性、政策能力開発など求められる資質が万全な体制か。3点目は、評価システムについてです。政策評価の取り組みをいつから考えているか。2つ目に外部評価委員会の現状をどのように認識しているか。これらについて考えを資したいと思います。次に総務省が平成21年度から取り組みを開始した地域おこし協力隊の活用についてです。地域おこし協力隊の制度は隊員、地域、地方公共団体の三方よしが効果として見込まれており美深町では平成24年度から導入されていますが、制度活用ビジョンをどのように設定しているのか。次の3点から考えを資したいと思います。1つ目に、総合計画での位置づけはどのようにしているか。次に美深町における活用実績をどう評価しているか。3つ目は任務終了後の隊員についてどのような関係を展望しているか、であります。山口町長は教育長の経験も含めると町のリーダーとしての経験はおよそ10年のキャリアであると思います。長年の町職員としての経験とリーダーとしての洞察で現在の山口町長が形成されているものと推察致します。といっても大半は私自身、現場で見てきておりますので概ね理解しているところではあります。ただ、2期8年の任期中は、公務員にも多額の国費が回ってきた事もあって、総合計画の前倒しで実績を継ぐ機会に恵まれたと言っても過言ではないと思いますが、この先、地域創生、人口対策のように重い課題に対しては知恵と工夫で立ち向かう状況にあると思います。11日、町政執行方針が表明されました。3期目の執行方針は意欲的で挑戦的なビジョンがまとめられているものと期待したのですが目新しさ、確信的発想、町職員の期待、町の潜在力を掘り起こすような期待に満ちたものではありませんでした。執行方針を読んだ若い職員も残念に思ったのではないでしょうか。この物足りなさの根源は何か資していきたいと思います。町長のしびれるような回答をいただいてから再質問をしたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

ただいま長岐議員から大きく2つのご質問を頂いたところであります。1つは行政評価システムの導入の成果等々とあります。もう1つは地域おこし協力隊制度の活用の成果、さらには執行方針に対する今後の展開といいますか、今後の考え方等々が付け加えられたと思って聞いていましたけれども順を追って答弁を申し上げたいという風に思っています。まず行政評価システムの導入の評価、これについて大きく3点でありますけれども6項目の質問がありますのでそれぞれご答弁を申し上げたいという風に思います。まず1つ目の説明責任と言いますか、町民への説明責任、これは行政評価、行政が様々な分野で性質ごとの必要性なり経済性なり交換性なり有効性なり、などの共通の物差しを持って検証しながらその結果を行政運営の改善等に活かしていこうという取り組みでありまして総合計画の進行管理であるとか評価プロセスを住民にそれぞれ公開をしているわけでありまして、なかなか専門的な言葉、さらに専門的な話があるわけでありますからなかなかストンと落ちない部分もあるかも知れませんけれども一定の評価、説明責任を果たしていると言えるという風に思っているわけであります。わが町の行政評価は、先の議員さんにも答弁したのですけれども我が町として先進的に取り組んだ経過があるわけでありまして18年度には事務事業の評価を施行したのに始まって、20年からは本施行ということで町民委員会なる、長岐さんは外部委員会という表現を取りましたけれども外部委員会だいぶ前に町民委員会に切り替わっておりますのでご理解を頂きたいと。長岐さん知らないのかなと心配になりましたのでご理解を頂きたいなとそんなふうに思っております。政策評価も町民委員会の中で評価をいただいて、これらを通してやっているわけでこれらの状況についても町の広報であるとかホームページ等々を通してさらには決算委員会での活用までやっているわけでありまして一定の説明責任と言いますか、そういうものも果たしていると考えているわけであります。その結果としてそれらが必要なら必要と判断しながら政策として予算だとかそういうものに反映できているのかということでありますけれどもそれはそれとして踏まえながら次年度等々に役立つようにまた町民の意思を反映できるようにそれぞれ取り組んでいる所でありますのでご理解頂きたいとそんなふうに思っているわけであります。町民に対しての説明責任なり意見の反映、こういう部分については以上のようなことであります。それとその職員の意識改革の有無をどのように判断しているのかと言うことであります。そしてまた振興策に対応する職員の資質は万全かと、物事を万全かベストかと、こういう問われ方をするとなかなか答えとしては、万全ですと、最高ですと言い切れない部分があるわけでありますけれども一定の評価と言いますかそういうものをして も良いのではないかとそんなふうに思っております。職員1人ひとりの意識改革を判断するに当たっては正直言って簡単なことではありません。先ほどから申し上げているような前の議員の答弁と絡むわけでありますけども本当に非常に難しい話があるわけであります。行政評価の執行の過程としては御案内のように役場の内部に課長クラスで会をもっております政策会議、さらには管理職で持っている主管課長会議、こういった定例の会議やさらには総合計画のローリングにおけるヒヤリングであるとか地方推進の裏付けとなる予算編成等々の作業においては若い職員を含めて考え方を聞き出しながら対話する機会を持っているのはご理解をいただいているのかなとそんなふうに思っています。さらには、なるべく課長や管理職だけではなく、私のところに必要な場合については決済も来るわけでありましてそういう機会も捉えながら若い職員についても意見の交換等々をする努力をしているところでございます。こういう機会を通しながら職員がどういう意識どういう仕事を望んでいるのかなとそんなことも散策しているような状況であります。その中で自分の考え方を率直に真剣に訴える姿、こういうものもあるわけでありまして個々の職員の努力が進化を徐々にでありますけれども感じ取っているわけであります。そういうことが町民に成果として具体的には申し上げませんけれども少しずつ喜んでもらえる形になっているのかなとそんなふうに感じているところでございます。なかなか意識改革と言う部分について見えない部分もあるかも知れませんけれども、そういう部分をまずもって評価をして頂きたいなと。だいぶ努力をしているのだということを理解はされているのだというふうに思いますけれどもご理解を頂きたいとこのように思っております。議員のおっしゃる万全な資質、なかなかこれは難しい話でお答えするのは難しいんわけでありますけれどもそれぞれの職員にはそれぞれの特技もありますし、また苦手もあるわけであります。しかしながらそれぞれの職員のもてる能力を最大限に努力しながら課題解決に当たっている、努力している姿があるのだろうと思っておりますので議員におかれてもご理解を頂きたいなとそんなふうに思っております。もちろんその職員その職員それぞれに非常に長けた部分もありますし、逆に弱い部分もありますのでそれらは全体の行政機構の中で取り組んで行くことになるわけであります。ご理解を頂きたいなとそんなふうに思っております。なかなか万全かと言われましてもこれはそれぞれの皆様の評価を待ちたいなとそんなふうに思っております。町民委員会なるものはどんな委員会だということについては15の委員会、3部会に分けて丁重な議論を行っているということについてはご理解をいただいていると思いますので答弁は避けたいなとそんなふうに思っております。政策評価等々については私が2期8年をやったわけでありまして、そして今、3期目に向かっているわけであります。4年に1度に行われる選挙等々を通じながら一定の政策評価、これらをその都度受けているのかなとそんなふうに認識をしているところでございます。以上、行政評価システム等々についての答弁にしたいと言うふうに思っております。次に、地域おこし協力体制度の活用、成果等々とありますけれども位置づけとしては人口減少や高齢化の進行が著しい地方において都市部の人材を招致し、定住、定着を図ることで地域力の維持強化を図っていくことを目的としている、これはご理解をいただいているわけでありまして最長3年間の在任中に隊員自らが就業先や起業家を目指していくと、こういう制度でありますからご理解をいただいているという風に思っております。しかしながらそれぞれの協力隊員のそれぞれの考え方等々またその人の性質、性格、地域にきての思い、今後についての思い等々があるわけであります。それは大事にしながら今後についてそれを活かすようなことで、できることなら定着、定住をする方向でなんとか残ってほしいと、これが率直な気持ちであります。実績評価についてはそれぞれご理解をいただいていると思いますけども24年には1人、25年については4人、平成26年には24年、25年の経過を含めて5人であります。主な分野についてはそれぞれ議員がご理解いただいている部門だろうと思いますので改めての重複は避けたいとこのように思っております。それぞれの専門分野の知識、これは協力隊といえども若い協力隊もおりまして人生経験も浅い人間もいるわけでありますから専門知識といってもなかなかこれからという部分もありますし、色々、熟度と言いますかそういうものについては一概に言えない。ただ一定の活躍と言いますか成果をあげていただいていると、そういうことで活性化を一応、担ってやっていただいているということについては評価をしているところでございます。一応、地域おこし協力隊の関係についても協力隊員自らが努力をしながら、また私どもも努力をしながら町民に受け入れられていると思っておりますけれども、ともともに受け入れられるようさらに定着をする努力をして行かなければならないとこう思っているわけであります。以上です。

質問 2番 長岐和彦

まず町民への説明責任についての部分から質問したいと思いますが町の立場として結果をまとめて提示していくという事は当然のことですから、それはそれで説明の形としてはあるわけです。その説明が町民にどこまで伝わっているのかという問題はそこなわけです。改めて町民への説明責任が果たされているのかということを聞いたのは、例えば町の広報誌で町民のみなさんの意見を聞いた結果このような評価になりましたと言う1文がページとして載っていく訳です。それを読んだ町民が全部理解できるかと言う、そういう部分でもあります。つまり町としては、まとめたものを公表した、終わったという感じでは駄目だと思うのです。つまり町民には読む力というかその差があるわけですから書かれている内容を、逐一理解をすると言うのはやはり難しい問題があるわけです。なのでほとほと丁寧な説明をしろと言っている訳では無いのですがどこまで説明をすることが必要かというような意味でその町民の説明責任を果たせているのですかと言うことを聞いたわけです。考えて欲しいのは、文字であるいは表で、グラフで説明すると言うのは簡単なのですがやはり17の自治会それぞれ赴いて行って職員がパソコンで画面を壁に映しながらこのようなことで結果が出ましたよ、ということを説明するくらいの気構えそういうのがあってもいいのではないかと思うわけです。その点どう思われますか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

なんといいますか非常に簡単なようで非常に難しいことだというふうに今、聞いていたのです。結果としてまとめて公表する、お知らせをするそして議員が言うところの町民にどれだけの読む力というか読みとる力と言いますかそういうところまで行くとこれは非常に難しい話でありますし、そして私どももそこまでなるべく平易な言葉を使って説明のコメント等々、場合によっては必要かと、工夫も必要かと思いますけれども非常に難しい話であると聞いておりました。議員も行政30年、40年の経験の中で自分の経験もあるのでしょう。その辺のこと率直に受け止めながらそういうことを今、求められているのだとすればそれはそれで考えていく。ただ私は少し意識と言いますかそういう行政改革といいますか、それはという部分がないわけでもありません。

質問 2番 長岐和彦

新年度の予算が編成されたときに地域担当員は資料を持ってそれぞれの自治会に赴きます。その資料の説明をするわけです。同様に決算が終わればその説明をしたらいかがですかと言うそういう視点です。広報誌に載せたからおしまいだということではなく直接、担当員が地域に赴いて予算の説明をするのと同じように決算の説明をしたどうですかとそういうことです。つまり町民の評価の結果という行政のサービスを受ける側の結果というのはこういうものでしたと言う事を、サービスを提供する側の結果も踏まえて直接職員が現地に赴いて説明をするということが決して難しいとかの判断では無いはずなのです。だとすると予算のそれぞれの地域のそういう総会の時に説明をするのも本来であれば難しいという観点になってしまうはずなのです。ですから積極的にそういうような取り組みと言うのは行ってほしいと思いますし町長も分かっていると思いますが職員のパソコンの駆使力、大変なものなのですよ。実際に研修をして、研修の成果を職員に発表する時含めて画像のつくり方説明の仕方持ってるのです。そういうものを大いに活かしてはいかがですかと言うそういう意味で話をしているのです。どうですか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

いろんな会議であるとか懇談会であるとか行政の進めといいますかそういうものをもとに周知していると。言ってみれば懇談といいますか町の住民の庶民の声といいますか、そういうものを吸い上げる場所がいかがなものかなとそういう風に聞こえてきたわけでありますけれども、それは懇談会なり会議の中で一定程度やらざるを得ない部分もあるのですけれども、そこにウエイトを置くだけではなくて懇談の部分というか話し合いの部分を大事にしているわけでありまして職員にも私、求めている部分もあります。ただ住民に色んな会議なり懇談に臨んだ場合、私も参加するわけでありますけれども意外にその話が出てこない、提起がされてこない。話し合いに乗ってこない、入ってこないそういう残念な経過があるわけでありまして、その部分については先程の意識改革とまぜこぜになるかもしれませんけれども、その辺はお互いに努力をして直していかないと良い議論になってはいかないのではないかと。一方的だと言われるかもしれませんが逆に町政に対するご意見なり考え方なりそういうものが出てこない、出てきていない。今、議員が言われますけれどもそういう経過があるということについてはご理解ご承知おきしているのではないかとそんなふうに思っております。

質問 2番 長岐和彦

職員があるいは議員が10人、20人居るところの中で、手を挙げて発言をするというのは出来るかもしれません。しかし町民がそういう機会にあまりない場合、隣近所の2、3人でのお茶話であれば色々言うかもしれない。だけど町政懇談会やその他の団体の集まりの中で、複数いる中で手を挙げて発言をするというのはとても勇気がいるものです。まとまった自分の考えを順序立てて説明をすると言うのは大変なことです。その辺のところも充分参酌しながら説明をどうすればいいのかと考えていく必要があると私は思います。それでその町民の意見をどれだけ行政施策の中に反映するのかと言う部分に関しても結果的にそういう姿勢であればなかなか町民の、実はこうしてほしいのだという要望も含めて意見を吸い上げていくのは難しいだろうなと改めて思いますし、そういう声を聞いた実態を含めてやはりあるのだなと言うように思いました。是非、気持ちを変えてその説明に関する感覚をもう少し前向きになって頂きたいなと思います。次に町民に対しての部分に関しては終了します。時間の関係もありますので職員の意識改革等についてに移りますが、今まで再三、先輩議員たちが意識改革について質問してきていて、私も偶然といいますかこういう質問になったのですが意識改革という言葉はとても強い言葉で、そう簡単に言っちゃっていいのかなと言うところで自分でも思うところはあります。誰かに対して意識改革しているのですかとか、しなさいとかというのは自分も含めてそう簡単に言える話ではないと。だけど項目として上がっている以上、それは言わなければならない。その行政評価システムの導入の中に職員の意識改革を表現しているわけですから、それがどうなっているのかということは聞かなければなりません。いろんな意味で町長は気づきだとか積極的にとかおっしゃっていますが底の部分については誰もが言う部分なのです。その次の部分なのですよ。聞きたいのは。それで、最近の新聞の中で囲記事ですので、もしかしたら見落としたかもしれませんが増毛町の職員の事、それから下川町の職員の事、中川町、名寄市それぞれの役所の職員のことが記事になっていました。大変大きな記事なのです。そういうその新聞の記事を見て美深町の職員はどう思ったのだろうというところと、町長自身がどんな風に思ったのかと。それが職員の意識改革にどう関わるのかという部分に関係するのですが、つまり職員の意欲とか職員同士のコミュニケーションとか、そういうその環境が現在うちの役場にあるのですかと言う部分です。パソコンに一生懸命向かっていて隣同士の話が、昔の20年前、30年前の役場の気風とは全く違ってしまっている状況にあってそういうものが果たして残っているのか。まだあるのかどうか。そこから、もしかすると職員の意識改革と言うのは変えて行かなければならないのかもしれないなと思うわけです。以前に町長は職員同士、情報の共有を図れとか、「ほうれんそう」報告、連絡、相談、そういうようなこともきちんとしなさいとそういうような事もよくおっしゃっておりましたがいずれにしても職員同士が職場の中であるいは係同士の中で活気に満ちた話が現在出ているそういう環境かどうか、その辺について町長等認識されますか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

職員の仲間意識だとかコミュニケーションという部分にも触れられましたので敢えて申し上げたいと思いますが、昔と違ってそれは少し稀薄になってきているなと思うところは率直に言ってないわけではありません。しかしながらそういうことも含めて、そして、わが町で育った職員ばかりではありませんので、他所から来ている職員も相当いるわけでありますから、まずもって人を覚えること、町を覚えることそういうことを含めて職員に言っているつもりであります。そして職員のコミュニケーションなり仲間意識、これは職員に、あなたが職員の時代からも含めて厳しく言ってきたはずですし、努力してもらったつもりでおります。残念ながら聞いてくれない幹部も中にはいたわけでありましてそれに従順な職員もいないなとそれは仲間意識としていかがなものかなと思って心配をするような状況もないわけではありませんので敢えて付け加えておきたいというふうに思います。

質問 2番 長岐和彦

私が役場に入った当時の昭和47年と平成25年の違いというのはもうはっきりとわかるわけです。職員同士がお互いに話をしながら仕事について形作っていくという作業が難しい時代になってきているかなと言う感じを強く受けます。それで先ほど資質が万全な体制か、というところで難しいことを言うなと腸煮えくり返っているかもしれませんが聞かざるを得ない部分なのですね。つまりその職員が100人そこそこ、場合によってはこの先、人口が減っていけば100人切っていくわけです。そうなっていった場合に本当に少数精鋭で自治体の業務をやっていかなければいけない、という時に町の形態としては、より一層専門性が高まっていくし、そういうニーズを非常に持つわけです。そうなった時にどうやって資質を高めるかというところもありますし体制を整えるのかというのも行政の大きな役割だと思います。それで現在、行政改革の一環で再任用の凍結が続いているはずです。私、今回退職した職員の話を聞いて残念だと思ったのはやはり国家試験の資格を持つ職員というのはそう簡単には得られないと思うのです。例えばそういう職員が定年退職をするということは2、3年前から解るわけですから、どういう風にしてその職員の専門性を維持していくかということを考えるのは必要なことだと思うのです。直ちに人事で、試験でもってその職員を採用するという考えはあったにしても、その分野の取得が難しい専門職員であれば募集かけてもなかなか来てもらえないという難しさがあるわけです。とすると今現在、職員としている人が、定年退職を迎えるのであれば、やはり再任用を凍結解除して再び使う、あるいは臨時職員としてその時に来てもらうくらいの気構えを持って対応すべきではないかと。大きな言葉で体制は万全かと聞きましたけどやはりそういう視点を持って行政の運営に当たらなければならないのではないかと。以前には教育委員会に北海道派遣からの社会教育主事というのがありました。そういった専門職員が滞在した後、その職員がいなくなった後、その業務がどうなったのか維持されているのか下降したのか、上昇したのかそういう部分も含めて体制が万全なのかという視点なわけです。改めて伺いたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

2、3点、お話があったわけですけれども私どもも意識改革という面では職員共々に万全だという風には思っておりません。一生懸命努力をしたいと思っております。また庶民にも求めたい。同時に今ご質問の議員さん方にもそうでありますけれども町に入ること、努力すること、これはおんなじ目線で努力をして欲しいなと。私が聞いている範囲では意識改革、共々に進めてほしいと言う観点に立っているのだということも私からも逆に申し上げておきたいと思っているわけであります。それと町の職員に対する専門性だとか将来のことだとか色々お話がございました。それはそれとして本当に今、専門職を雇用するというのは大変な時代でありまして、特に上川管内で北部に位置するようなところがなかなか募集をしても集まらない状況があるわけであります。それは技術職だけではなく専門職だけではなくて一般職でもそうでありますけれども、特に技術だとか専門だとかそういう部分がそうであります。しかしながらこれも困ったことでありまして、そういう方が予告3ヶ月だとか6ヶ月だとか1年くらい色々行政の事を考えてくれるわけでありますけれども、なかなかそういうことを考えてくれないでポツンと唐突にという感じもされる方もいるわけであります。そういうことで非常に頭の痛い問題でありますけれども、いろんな組織があってその中で努力をしていることもありますけれども意見の反映もしながら努力をしてまいりたいと言うふうに思います。1番心配なのはいま触れられませんでしたけれども体調崩している職員だとかという方々もいるのだということを含めて内部で抱えている課題と言いますかそういうのも持っているのだということも認識を頂きたいと言うふうに思います。

質問 2番 長岐和彦

町長にしてみれば突然言われて、何故もうちょっとなんとかならないのか、というところあると思うのです。先程言いましたけど職場の中で職員同士のコミュニケーションが取れているのかというところに結局帰結するのです。職員が諸般の事情であるいは身上の都合でその職を辞しなければならないという話が昨日今日出ていきなりというのではなく、ちゃんとそのことを話せる上下関係あるいは横の関係含めて整っているのかというところを危惧するのです。そうでなければやはり専門的な職員という立場のある人を直ちに採用するというのは難しいけれど、難しいほど今の職務の体制を含めて点検を大いにする必要があるのではないかなと思います。行政評価の部分で最後にさらっとお聞きしていますけれども政策の評価のシステムの部分ですが4年ごとの選挙で受けているという話ではありますが町長自身のということではなくて町の行政評価システムの在り方として現在、事務事業なり施策なり、次は政策というところがあって実はその政策の評価というところまで行き着く自治体はそうは無いのですが、それでもこういう自己責任、自己決定をしなければならない自治体であるからこそ政策までたどりついて、きちんと評価を受けると言う仕組みを完成させる事は必要じゃないのかと思うのです。そういう部分でどうですかと言うことを聞いたわけです。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

後半の政策評価の部分について言われる事は分からないわけではないのですけれどもなかなか政策評価という部分について現実的にやりきらないと言うかやれない、どうもそうでありますけれどもそういう状況であるのだということもご理解をいただいておかなければならないという風に思っております。それと私と議員との間で、意識改革だとかそういう諸々の話のやりとりをずいぶんしたわけでありますけれどもこれは私と議員とやり取りしている姿を職員みんなが聞いている。先輩でありますから議員も先輩の言う事はなるほどなと、聞いておられるのだろうと思います。また傍聴席の裏の控え室の方で聞いている職員も相当いるのではないかなと思っておりますけれども職員間のコミュニケーションと言いますかそういう部分については非常に課題があると。それを今、改善しつつあるということを、ご理解を頂きたい。それはやはり先輩を含めてその辺の配慮と言いますか、私が職員に意識改革だとかコミュニケーションだとかそうではなくて自らがどう作っていくのかということが大事なわけでありますから。その辺のこともご理解を頂いておきたい。私に言われるのも結構でございますけれども、これは全体で受け止めていきたいというふうに思っております。そういう評価もさせて頂きたいと言うふうに思います。

質問 2番 長岐和彦

今日の一般質問の冒頭に言おうか言うまいか迷ったあげく言わなかったのですが、自分が今回の質問をするにあたって、どこに視点を置いて質問するのかというその部分を改めて言おうと思います。職員の潜在力をもっと引き出しましょうよという、そういう視点です。自分が思うには、例えば歌って踊れて芝居ができてという職員、カヌーで川にこぎ出してという職員、ギターを弾いて演奏するという職員、いるわけです。こういう職員と言うのは単眼では物を見ないのです。絶対、複眼を持っているのです。そういうような目の位置、高さ含めて多様な感覚を持っている職員が実は他にもいるでしょうということです。実際に自分の立っている場所がそこからこっちに変わって見てみると大変な数がいるわけです。こんなところで議員たち頑張ったのだなと改めて思うのですがこの職員の皆の力量というのをもっと町長、リーダーなのですからその職員の潜在力をもっと引き出す仕組みというのを作っていかなければいけないと思うのです。やっているからとか気付きなさいとかそれは当たり前のことです。その先のことなのです、必要なのは。すぐに何を取り組むのかというのは難しい話であるのですけれどもその政策の会議とか施策の会議とか事務事業の会議とかそういう会議をするのはいいです。ただ、職員からの提案を受けるくらいのそういう取り組みはどんどんするべきです。事務事業があってもいいけれども政策の提案があってもいい、場合によっては政策提案があってもいい、そういう気風を作って職員の能力をどんどん引き出して行くと言う、そのことをやっていく必要があるのだろうと思います。町長は実際それができる人なのだと思うのです。8年です、これから3期12年やっていこうと言う時に通常民間の会社で十年やっていれば重役じゃないですか。それくらいの経験を職員、実は40年くらいまでいくわけですから、それから考えたらできないとか待つ、ではなくどうすればそういう方向に行くのかということを真剣に考えていく必要があるのではないかと思います。何よりも私は職員の潜在力というのを私は大いに期待したいし、その政策がこれはどうだというくらいに出て欲しいわけです。先程公園の、のぞみ学園の反対側に新たに花の公園を作るとアイディアを持っているのだという、それは町長の考えなのですがそういう考えが職員から出るくらいあったっていいとおもうのです。でてくるはずです。

質問 2番 長岐和彦

職員の資質というのはそういう部分でありますので是非そういった考えでもって行政評価システムの在り方について、今一度、検討願いたいと思います。では次に、地域おこし協力隊の部分です。総合計画の位置づけの中で先ほど人口減少、定住、それから最長3年というところの中で導入を位置付けているというお話がありました。それは招致しているわけでありますけれども、2番、3番含めてやはり総合計画の中で地域おこし協力隊というのはこの町にとっては必要な人材であり、この先も制度が続く限り導入していくのだろうと思うのですけれども改めてこの町での地域おこし協力隊の位置づけについて、どういうものであるかもう一度伺ってみたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

地域おこし協力隊の関係から答弁したいと思います。先ほど申し上げましたように都市部からの人材誘致によって総合計画に搭載された、それの実施手段の1つとして地域おこし協力隊を配置しながら努力していただいているわけでありますけれども総合計画等については、その本文そのものには地域おこし協力隊の位置づけをきちんと書いていない部分もあるわけでありますけれども必要な予算措置だとかそういうものをやりながらつけておりますので協力隊の部分につきましてはご理解をいただいている、そう思っております。意識改革といいますかその辺について何度か言われるのでありますけれども職員は先ほど冒頭申し上げましたように長けた部分、苦手な部分それぞれあるわけでありますけれども、過去の例を見ていると、長けた部分は一所懸命あるのだけれども苦手な部分と言うのにはあまり積極にはならないと。そういう部分が100人ぐらいの職場でありますから非常に大きな何万人もいる職場であればそういう部分も克服していけるわけでありますけれども、そういう職員が多いと組織、行政としては厳しくなるわけであります。従って今、職員に求めているのはそういうことではなくて自分の苦手とする部分もあるでしょうけれども行政の中で、人事の中で一生懸命努力をしてくれよと、こういう姿を求めているわけでありますのでなかなかこれは100%という形にはならないかもしれませんけれども、職員間のコミュニケーションがとか色んな事を大事にしながら努力をさせて頂きたい。言葉適当ではありませんけれどもOB議員という立場としては理解してもらっていないなと寂しく感じるわけであります。

質問 2番 長岐和彦

地域おこし協力隊の話の前に今の部分が出ましたけども戻るわけではないですが行政評価システムについて本質的なところを話すにはやはり行政姿勢に行ってしまうわけです。ギリギリのところで質問していたわけでありますので私としては正しい質問をしたと思っております。地域おこし協力隊の話に戻りますが、この町にせっかく来てくれているのに、いずれいなくなっちゃうということだけは避けたいと思うわけです。多分、面接の時にもどうしてこの町を選びましたかと聞くのだろうと思いますし、良さを含めてこの町に留まりたいというその意思を伝えたのだと思うんです。ですからその3年と言わず一生この町にいてくださいと言う、そういう気持ちになると思います。そのために、どのブログを見てもどの協力隊のコメント聞いても3年というタイムリミットの後、自分の身の置き場をどこにすればいいのかとなかなか難しいと。和寒町や下川町のように、表向き成功しているかもしれない状態ですけれども相当厳しい環境に置かれていると聞いています。美深町においてもその協力隊のブログを読む限りにおいて非常に面白い視点でこの町を見ているわけです。ですので是非その任務終了後、美深町にとどまってなんとか良好な関係を続けてもらいたいと思うわけですけれども今ひとつこの町に地域おこし協力隊を呼んで、3年間任務についてもらうと言う美深町のビジョンがどういうものなのかというのが敢然としないのです。例えば町長自身がその協力隊に寄せる期待それからその事によってこの町がどうなるのかと言う所についてその考えをお聞かせ頂きたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

これは私が、私がと言う話でありますけれども、これは地域おこし協力隊の趣旨がありますから、それでいいのだという風に思っています。先程言われましたように我が町の足りないところ、それを都会から呼んで都会の感覚も含めて地域おこし協力隊の専門性なり知識の中で努力をして欲しいと、町おこしに協力してほしいと。そんなに大きく期待をしたら逆に外れた時の辛さがありますので、ぼくは、期待はしております。大いに期待はしておりますけれども、そんなに期待するのであればそれこそ専門職でも雇う訳でありますからそうではなくて補完的なあり意味でありますのでそれは理解をして頂きたいとそう思っております。

質問 2番 長岐和彦

非常にもう質問したくなくなっちゃうような回答でありまして、そうか、そういう風に協力隊を見ていたのかと思いました。以上で一般質問終わります。

出典:美深町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月18日 議事録 PDF(60ページ) 間違いを知らせる