みんなの議会

美深町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日

保健予防対策の充実について

2018年12月11日、美深町議会の一般質問で、長岐和彦議員が「保健予防対策の充実について」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。

質問者
長岐和彦 議員
答弁者
町長 山口信夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 長岐和彦

それでは、項目 行政、保健予防対策の充実について質問したいと思います。通告文を読み上げます。健康づくりには、町民・関係団体・地域・職場・学校・町においての役割がある。町民は、一人一人が家族と共に健康について考え、行政などが実施する各種保健事業への積極的な参加や、正しい知識の習得及び生活習慣の改善等が大切である。地域では、自治会を始めとした各種団体、地域の実状に応じた自主的な活動を通じて、町や関係機関などと連携し、健康づくりに取り組む事が必要である。町は、それぞれと連携を図り、保健センターを拠点に、保健事業を通して病気の早期発見、早期治療に繋がる健診の促進に努めるとともに、地域において健康づくりを推進する保健推進員や、食生活改善推進員などの組織を育成し、健康づくりを計画に基づいて推進している。それぞれの役割のうち、特に町民・地域・町の関わりを検証する中から、美深町において必要な保健予防対策の充実について考え方を伺います。まず1つ目、医療費が上昇する原因について、です。国保加入者の過去3年間の医療費が上昇しています。医療給付費は3億5,800万円から、3億7,600万円、一人当たりの費用額は34万円から38万円になりました。こうした実態は、加入者の高齢化や治療に要する費用の高額化が原因なのか、保健指導の人材確保が困難なことが原因なのか、あるいは現代人が抱える特有の生活習慣の在り方が変わらない限り現状維持なのか、いつ不在になるか不安を抱える医師不足が治療を遠のかせるのか、他の理由も含めて様々な見方がある。次のことについて伺います。1つ目、予防対策を講じても医療費が上昇する原因をどう捉えているか。2つ目、レセプトの分析は各種の予防対策に向き合う上で重要だと思うが、その業務を行う保健師が不足している。補完する対策など、どのような行政の体制づくりを進めるのか、以上2点、伺います。次に、2つ目、町が取り組む、相談体制について、です。予防には的確な情報を町民に伝える事が欠かせません。病気の予防や治療に要する情報を充分町民に伝えるために、行政がどれだけ情報を持っているかが重要であり、医療機関と連携して、解りやすく情報を町民に伝える取り組みはニーズが高いものがあります。また、罹患した場合の本人及び家族の精神的ケアは、医療機関に依存するだけではなく、行政として取り組む事も求められています。次のことについて伺います。1つ目、病気と治療の現在をわかりやすく伝えることは予防の入り口である。医師や専門家などと連携した情報提供の継続的取り組みについて、どのように考えているか。2つ目、評価調書の主要施策の現状分析に基づく改善等においては、長期にわたり町民が安心できる相談体制づくりが挙げられている。現状をどのように認識して、今後の体制作りの充実を図るのか。3点目です。複眼的な予防施策の必要性について。予防についての意識は、地味な上に持続性が要求されて長続きしない課題もある。しかしながら、高齢化社会により、医療福祉対策として、消費税増税が必要になる時代であり、美深町の医療給付費が上昇している実態があるなか、幅広い年代を対象にした美深町独自の充実した保健予防施策が求められる。次のことについて伺います。1つ目、行政・地域・団体・個人がアイディアを出し合い、相互に連携した外出への動機付けとなる快適な歩行空間整備の考えは。2つ目、他の自治体で事例がみられる健康ポイントの導入による扶助的制度など、付加価値をもった予防制度導入の考え方について伺います。最後、4番目ですが、各種計画の進捗について伺います。町民の保健予防を効率的、かつ効果的に推進する為には、行政と町民双方の計画の立案と実績の共有が必要である。第5次総合計画策定時に、自治会ごとの地域計画策定が取り組まれました。また、平成29年度から33年度までの第3次美深町食育推進計画が策定されています。次のことについて伺います。まず、自治会地域計画についてです。自治会ごとの地域計画において地域住民の保健予防事業は、取り組まれていると思います。1つ目、計画の進捗は総合計画の保健予防施策にどのように反映されているか。2つ目、未策定の自治会に対する協力、支援は進んでいるのか。第3次美深町食育推進計画の進捗に関してです。1つ目、計画書の前文にある、相互の連携・協力が、どのような施策となって町民の保健予防に活かされているのか。2つ目、推進計画進捗の確認方法ならびにその成果はどのように町民に報告されるのか、以上について伺います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

只今、長岐議員の方から保健予防対策の充実についてということで、ご質問をいただいたところでございます。沢山の項目がある訳ですけれども、一つ一つ順を追って答弁を申し上げたいと思っております。まず初めに、予防対策を講じても医療費が上昇する原因についてのお答えであります。これまでも保健予防対策に地道に取り組み、特定健診の受診率においては、一定の水準に達していると認識しているわけでありますけれども、国民健康保険被保険者の高齢化も背景にある中、医療費の上昇を抑える事は容易なことではない、こう思っているわけであります。これまでの十年問をみると医療費が非常に高い時期がありました。平成20年度が最も高く、その後、予防事業の取り組みの効果もあって、減少を続けてきております。平成27年度には、一人当たりの医療費もこの十年で最低の水準になったところであります。現在も、長期的には減少傾向にあることをご理解いただきたいと思いますけれども、全道的にも決して高い水準にあるという認識ではありません。また、この3年間の上昇要因としては、医療費が高額となる循環器系疾患、言ってみれば癌などの特定な患者が数人発生したことにより、医療費を押し上げていると捉えているわけであります。2つ目のレセプト分析業務に係る行政の体制づくりというご質問をいただいているわけでありますけれども、国民健康保険では、レセプトの電子化によるデータ分析の取り組みが進められておりまして、市町村ごとの傾向が分析できる時代となっております。これらにより、町の健康課題を解決していくよう取り組んでいるところであります。保健師の確保は厳しい状況が続いておりますけれども、ご質問にあるレセプト分析業務のための保健師を確保する、という考え方はもっておりません。次に、2つ目の町が取り組む相談体制の考え方が問われているわけでありますけれども、一つの病気と治療の情報提供についてであります。保健予防や医療の動向の情報収集については、保健師等の知識はもとより、研修等により充実に努めており、これらの情報は広報に連載の、こんにちは保健師です、等や自治会などへの出前講座などで提供し、保健予防の普及に取り組んでいるところでございます。また、個人からの相談対応などで必要な場合は医師等からの指導を仰ぐことも行っており、これらは継続して取り組んでいかなければならない、継続して取り組んで行くということでございます。なお、一年おきに健康づくり講演会として、美深厚生病院の医師による講演会を開催しておりますけれども、今後も継続して参りたいと考えているところでございます。2つ目の相談体制づくりについて、でありますけれども、現状では、保健師、保健係4名、包括支援センターの保健師1名、栄養士1名、こういう体制でありますけれども、日常的な相談や保健センターと恩根内出張所での定期的な相談を行っているほか、必要に応じて訪問活動を行っている状況にあるわけであります。安心出来る相談体制としては、顔がわかる身近な関係を築くことがより効果が得られると感じております。今後も継続出来るように、体制作りにも努めて参りたいと思っております。次に、3つ目の複眼的な予防施策の必要性について、まず1つ目の、歩行空間の整備のご質問でありますけれども、本町では保健センターを整備して、これらを拠点として、これまでも二十歳からの基本健診の導入であるとか、歯科検診、がん検診体制など、保健予防の充実に努めて参ったところでございます。ご質問の外出や歩行についても、保健予防に有効であり、本町は自然環境に恵まれており、歩行空間として利用できる場所は多くあると考えております。歩行などの運動による健康づくりについて、動機付けなどによる推進は必要と考えますが、新たな歩行空間の整備は今のところ考えてはいないという状況でございます。2つ目の、健康ポイント制度の導入についてでありますけれども、本町においても、平成29年度から北海道健康マイレージ事業を利用させていただき、ポイント制度を始めたところであります。取り組みを始めてから、まだ、2年目であり、今後、参加状況や効果について、評価を加えながら、進めて参りたいと考えているところでございます。自治会地域計画についてお尋ねがありました。自治会地域計画については、各自治会で作成されていますけれども、それぞれの自治会で保健予防事業も盛り込まれており、各自治会独自に取り組みが進んでいるものと理解しているところであります。このことは、総合計画にある住民の自主的な健康づくりが進められ、定着していることによるものと考えているものであります。各自治会には出前講座や保健教育などの予防事業により、積極的に協力を行っており、地域計画が未策定の自治会に対しても同様に協力・支援を行っているところでございます。第3次美深町食育推進計画の進捗等についてのご質問をいただいたところでございます。この家庭における食育の推進でありますけれども、地域における食育の推進では、親子食育料理教室、離乳食教室、高齢者食育料理教室、各自治会の出前講座など、様々な機会に栄養士を派遣すると共に食生活改善協議会を始め、教育委員会・自治会などと連携し、保健予防事業を展開しているところであります。食育推進計画の進捗、確認と町民への報告についてでありますけれども、現段階では、各機関の共通認識のもと、それぞれの役割をもって事業を推進していただいている状況であり、全体での事業の進捗状況や確認は行っておりません。そのため、進捗状況などを取りまとめて、町民への報告は行っておりませんけれども、各関係機関においては、それぞれの成果について検証し、課題整理を図り、必要に応じて町民への周知を行いながら事業を推進しているところでもあります。以上が、冒頭の質問に対する答弁を一括して申し上げたものであります。あと、具体的には、再質問等をいただきながらご答弁を申し上げたいと思います。

質問 2番 長岐和彦

まず、1つ目、医療費が上昇している部分の原因についてなのですけれども、以前にも聞いた事があるのが、美深町民、循環器系に疾患が多いのだという事は聞いておりました。多分これは、土地柄なのか、美深町の町の町民の生活習慣によることなのか、やはり循環器系の疾患が、体内というところは今後、集中的に予防対策をとる上で、ある意味、包括ポイントがはっきりした訳ですから、集中的にその健康予防というところで、食生活も含めた生活全体の予防対策を強化していくということが必要なのだろうと思うのです。今回の質問で、一番重点に考えているのは、どういう治療を受けるか、ということよりも、どうやって病気にならないように予防するのかと、そこに着眼して、行政はどう取り組むのかというところの質問をしていきたいと思っています。その中でレセプトの話なのですけれども、電子化が進んでいて、昔のように一枚、一枚紙をめくって調べるということは無くなっているというのを聞いて、非常に進化したと。ある意味、保健師にしてみれば、一人一人の町民の健康を良い意味でコントロールしていくためには、良い環境になっているのかと思います。このことが解らなかったので、保健師を補完する意味で、ということを聞いたのですが、このように状況が整っていれば、例えば循環器系の病気に疾患しないようにするために、どのような食生活、日常生活をしていけば良いのかという、健康指導という部分が明確になってきたのではないのかと思います。関係して質問、聞いてみたいと思ったのが、先程聞いたのは国民健康保険の加入者の部分での医療費の上昇ということだったのですが、美深町として町民全体の健康を福祉と健康を守るという意味から言うと、社会保険の加入者というところも、関係してくると思います。国保だけではなくて社保加入、保険の加入者を含めた、町民全体の健康の保健指導を含めた体制を整えて行く上で、どのようなことを考えられているかということについて伺ってみたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

予防対策を講じても医療費がなぜ上昇する、原因であるかということについては先程答弁で申し上げてあるわけでありますけれども、循環器系疾患の癌の傾向が高いのだと、そういう答弁をしたわけでありますけれども、それに対して、予防をどう取り組むのかと、更にはどのような指導をするのだと、こういうご質問もいただいたところであります。しかしながら、非常に難しい、一言で言って、難しいと。こういうのが率直な答弁であります。難しいから何もしなくて良いのかということではないわけでありますけれども、やれる体制の中で、充分これらを意識しながら予防という観点に立って、取り組んで参りたい、こう思っております。ただ、限られた体制でありますから、その辺のところ、ご承知置きをいただきたいと思っております。更に、ご質問がありました、健康保険だけではなくて、社会保険も含めた全体的な健康の観点、予防の観点等々をご指摘いただいたところでありますけれども、正直言って、健康保険のことは大体、データがあるものですから押さえることが出来るのですけれども、社会保険制度、言ってみれば、これはそれぞれ特定健診にしても特定保健指導についても、一部は言ってくる、保健係に、保健師に入ってくる業務もあるわけでありますけれども、多くは入って来ません。そこで、中々、町が国民健康保険以外の社会保険加入者の実態を把握するということには、非常に困難が伴うのだということもご承知置きいただきたいと思っております。かと言って、それはどうでも良いのかということには中々ならないと思っております。心配はしておりますけれども、今、押さえている状況については、健康保険の部分の分析でありますのでご理解をいただきたいと思っております。

質問 2番 長岐和彦

社保に関しては、町長の言う通り、解りますけれども、努力して、美深町民全体の部分でみていただければと思います。次に、町が取り組む保健体制の部分についてなのですけれども、まず、一年おきにお医者さんの講演が行われているということでありますが、出来れば、これが毎年ということにならないのかと思っているわけです。自分もかつて環境衛生の仕事をしていた時代もあって、これがいつのことだったかは、はっきりしないのですけれども、厚生病院の院長先生と、当時、内科医には二人の先生がいらっしゃいました。そのうち一人の先生のお二人が、文化会館の文化ホールで映像を交えた講演をされたのです。そこに沢山の方が集まっていたのですけれども、美深町民の保健とか、福祉とか、意識が高いと思うのは、包括支援の講演の時にも100人近い町民が集まってお話を聞くと。多分、身近に感じているから、関心が高いのだと思うのです。明日は我が身みたいなところがあるのだと思うのです。知らないどこかの先生が来て、お話を聞くというよりは、我が町の先生のお話を聞くというのは、町民にしてみれば非常に心強いし、関心も高いと思うわけです。医師を招聘した講演会という部分で、美深の厚生病院だけではなくて、場合によっては中核病院である名寄市立総合病院の医師とか、多分、主治医としてその病院にかかっている患者さんもいるのではないかと思うのですが、美深厚生病院、名寄市立総合病院の連携の中で医師のお話を聞く、これが隔年ではなく、毎年ということにならないのかどうか、その辺はいかがでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

今、長岐さんから大事なお話を伺ったと思っているわけであります。一年おきに実施した傾向があるわけでありますけれども、今年は特に120年という節目の年であったということもありますけれども、旭川医大の長谷部先生にお願いして、健康づくり講演会、更にはやはり先生ですが、道北病院の、こういう方々にもおいでいただいて、講演をしていただいた経緯があるわけでありまして、非常に、長岐さんから言われるように、好評でありました。出来る事なら今後もこういうことを続けて参りたい、近くには、昔、名寄の斉藤先生ですか、やった時代もありますし、そういうこともありますから、厚生病院も、常勤二人体制になっておりますので、そういうことも相談しながら進めることが出来ればよいと思っております。

質問 2番 長岐和彦

毎回、文化会館の文化ホールということではなくても、小ホールでも、何人集めるかよりは、どのくらい熱心に聞いてもらったか、の中身の方が大事かと思います。相談の件で、先程、日常的に保健師の活動でお話をされていたところでもあるのですけれども、安心出来る相談体制づくりの、私の感覚の中で質問を代えますと、昨年か、一昨年かの、当時、倉兼議長が、自身の病気のことを決算委員会か、予算委員会だと思うのですけれども、町民の方から、どうしてそんなに元気でいらっしゃるの、いることができるのかと相談を受けたのだという話があって、この事、実は非常に重たい発言なのですね。行政として、ここは本当に真摯に受け止めなければいけない部分なのです。例えば、癌の話ばかりしても仕方ないのですが、重たい病気にかかるということに関して、病院ではケア体制をとっているわけです。病院では。だけど、患者は毎回、病院に行って、そのケアを受ける訳ではないので、そうすると、この町の、美深町内のそういう相談体制が整っていれば、そこで相談を受けたいというのがあるわけです。例えば、では、どういう相談かということなのですが、検査を受けて、医師から病名の宣告を受けるとき、本人だけ、あるいは家族を寄せて、ということは病院が必ずします。重大な病気の場合は、必ず家族を同席させて病名を宣告するということがあります。その際に、病名を受けた本人は、とりあえずは気丈に振る舞うし、その事実を真摯に受け止めるのですが、これが、一人になる時、深刻になるのです。多分、当時の倉兼議長に町民の方が、どうしてそんなに明るくいられるのか聞いたのは、一人でいるときに、どう対応したのですか、ということだと思うのです。ここに心の拠り所としての、家族にも言えないというのも当然あると思いますし、兄弟にも相談が出来ない、だけど、自分が思っている、その抱えている悩みを誰かに相談したいというのは、あるのです。現実に私自身が17年前に癌を告知された時に、その時は素直に受けましたけれども、一人になると本当に深刻になるのです。手術の一週間前まで、家族にも兄弟にも知人にも言わなかったのですが、そういうその体制を含めた時に、行政の中で、行政のスタッフが相談相手になるということだけではなくて、どういう構成でもって相談体制を確立するのかということを今、急がれているような気がするのです。そこで、その保健師が日常的に保健業務で町内に出る、そこは良いのですけれども、そうではない部分での安心出来る相談体制という部分については、やはり行政としてもう少し真摯に考えていって体制を本当に確立していく必要があるのではないかと思うのですが、そこはいかがですか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

非常に、その相談体制というのは難しい話かと思っておりますけれども、参考までに申し上げたいと思いますけれども、癌の診療連携拠点病院というのが実はあるのですね。地域間拠点病院として上川管内では旭川医大、旭川厚生病院、そして旭川市立病院、更に北海道のがん検診連携指定病院というのもあるのですね。その中に旭川赤十字病院、旭川医療センター、そして名寄市立総合病院があるわけであります。名寄市立総合病院は、言って見れば近場にあって、通える範囲かと、相談出来る範囲かと思っております。中々、行政の中で保健師が行き交いしながらしていることには中々難しいと思っておりますけれども、こういう近場の、場合によっては旭川の部分もあるのですけれども、名寄市立総合病院に癌の専門指定病院もありますので、そういうところを利用されるのが一番良いのかと思っているわけでありますけれども、相談だとか情報の提供だとか、そういう役割も専門的な話でありますし、保健師等々も、保健センターと言いますか、相談にのるようにして、そして、そちらに出向いてもらうようなことも場合によっては考えなければならないのかと思っておりますので、今は明確な答弁になりませんけれども、そういうことも含めて名寄市立総合病院が近場にあるのということもご承知置きいただければ有り難いと思います。

質問 2番 長岐和彦

今の、相談体制の確立に対しては、是非、病院に頼るだけではないところの相談体制と指摘しましたので、時間をかけてでも取り組んでいただきたいと思います。複眼的な予防施策の必要性の部分で、外出への動機付けとなる快適な歩行空間という部分のことなのですけれども、町長、先程、新たな事については考えていませんというお話でありましたが、これはハードなものを作ってくださいと言っていることではなくて、例えば、快適な歩行空間とは何ぞやというところでお話をしますと、これは、オリンピックのフィジカルトレーナーの方の言葉なのですが、お腹をへこませたいなら、腹筋100回よりは、まず歩こう、ということなのですね。これは非常にやりやすいというか、腹筋100回は、とてもじゃないけど、やれないですけれども、歩くのだったら出来ると。保健師が口を酸っぱくして言っているのは、一日30分の徒歩と言っているのですね。これは10分を3回でも良いと言っているわけです。ですから、歩くという事に関する認識をもう少し美深町として捉えて、歩く場所というのが、歩いていて楽しいと、視覚的に楽しい、見ていて楽しい、そういう意味での歩行空間というのを考えてみてはどうでしょうか、ということなのです。考えていますか、ということなのですが、例えば、例えばですけれども、ついこの間も、雪が降る前ですが、歩道の縁石に腰かけているお年寄りを3人、見たのです。歩いていたのですけれども、突然3人、腰を下ろしたのです。これは1回だけではないのです。何回か見たのです。事情があって座っているのだけれども、ベンチがあればな、と思いました。健康のために町中を歩くということに関しては、人の動きが町の中に出来るでしょうと。今、駅前通りも、国道も、8線通りも人が歩いていないというお話もありましたけれども、歩くということを啓発すれば、町中に人の動きが出来るでしょうと。これが、まず中心部のイメージとしてです。それから、例えば文化会館前の中央分離帯のグリーンベルトと言うのでしょうか、あの部分に関しても、シーズンが過ぎると非常に醜い状態になってたりします。そういう意味ではあそこに植栽がされたら、花が咲くような、そういった植栽がされたら、環境は変わるだろうと思いますし、9線通りのななかまど、それから駅前のイチョウ並木、こういったところの枡、根元の枡、あそこには花が植えてあるのですけれども、そういう所をもっと積極的に視覚として、歩いていて、目について、綺麗だなというような感じの環境を整備するという。例えば、町の中の話なのですが、歩くのは町の中だけではないはずです。私がしょっちゅう歩いているのは、天塩川の堤防なのですね。この堤防が275号のカヌーポートから3線まで歩くのですけれども、非常に気持ちが良いところです。併せて農村地区、私は吉野と西里の農村景観が非常に好きなので行くのですけれども、こういうところ、それから、恩根内、例えば仁宇布であれば、トロッコの駅からUターンするところまで、高広の滝までですけれども、ここも歩くコースとしては考えられるのではないかと。そういうことを考えると、その歩行空間というのはハードではなくて、このコースを歩けば何分、何十キロでエネルギーは何キロカロリー消費します、みたいなそういったものについての整備のことを言っています。そういうことを行政なり、関係団体、色んな組織と協力しながら整備して行く必要があるのではないでしょうかということなのですが、それについてはいかがでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

今、長岐さんの方から歩行空間について整備の考え方はないかというご質問をいただいたところで、新たな整備等々が伴うのかなと思って、新たな歩行空間の整備は考えておりませんという答弁をさせていただいたところなのですけれども、今ほど詳しく色々な町の中にある景観を利用した、30分程度の歩くコースですとか、とういう提起もありました。ただ、中々こういう今の時期、冬場のこともありますし、難しいなとは思っておりますけれども、天塩川の堤防であるとか、西里の農村景観であるとか、恩根内の景観であるとか、そういうところも提起されているわけでありまして、一つの空間を利用する、それはもう、私も大賛成であります。ただ、何と言っても、ここの何キロ歩いたら、何キロカロリー、エネルギーを消費するだとか、そういうポイントは作れない訳ではないなと思っておりますけれども、それらに向けては今後の検討にさせてほしいと思います。先程、冒頭で、考えておりませんと申し上げておりますけれども、新たな空間整備をするという提案ではありませんので、既存のそういう堤防ですとか、農村景観であるとか、更には町の中の路面だとか、そういうところを利用して何とかならないかというお話ですから、これは検討に値するという考えを今、新しくもっているところでございます。ただ、これは担当課と充分整理しながら、冬場のこともありますので、マラソンコースのように、堤防のマラソンコースのように、ただ杭を立てればいい、看板を立てればいいものでもないのかもしれませんけれども、そのことはこれから検討させていただきたいと思っております。

質問 2番 長岐和彦

是非、行政と体育協会、観光協会、保健推進員、関係機関団体と協議して、マップを作ることをお勧めしたいと思います。先程、ポイントの件で質問しましたら、北海道マイレージに参加をしているという話でありました。ちょっとだけ、これは聞いたものなので、うすら覚えではあるのですが、多分、これ、ポイントを貯めて景品か何かが貰えるシステムかと思うのですが、多分、その景品は北海道から来るのであって、美深町で購入するような感じのものではないように思うのですね。今ほど言った、その歩行空間の整備で、歩くコースが決まった時に、一万歩歩いたら、1ポイント貰えるとか、何かそのようなポイント制度を作りながら、マップは出来るし、歩くのは楽しいし、ポイントが貯まって特典が貰えるし、という何かそういう面白がるというところの仕掛けというのをやっていって必要ではないのかと思うのですけれども、その北海道マイレージというのは継続しつつも、美深町独自で、その健康ポイントというようなものを制度として立ち上げて運用して行くという考えは、ないでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

まず、北海道のマイレージ事業の美深町の参加率と言いますか、2年目でありますけれども、29年度で217人ほど美深町で参加している。今、30年度、9月現在でありますけれども、263人ほど参加している、実績として報告を私は頂いているところであります。管内のこのポイント制度を利用していると言いますか、士別市においては癌の無料券の発行、これもポイントカードでやっているとか、名寄市においては、商品券の贈呈があるとか、更には下川では、特定健診の3年連続受診者には500円の商品券を贈呈しているとか、中川町では減塩食品を贈呈しているとか、色んな取り組みがあるようであります。したがいまして、町村独自の物となるかどうか、更には、道のやつとタイアップしながらどうするか、そういうことをもう少し私も十分承知しているわけではありませんので、担当課と少し、議論を重ねてこの辺のことを将来に向けて検討していく。ただ、中々、私がここでこう言ったからといって、すぐ、ちょっと時間がほしいと思っております。

質問 2番 長岐和彦

この健康ポイントの活用というか、来年すぐに立ち上げてという話でもないのですけれども、充分協議しながら商工会と協議もして、ポイントが貯まったら、町内の品物を美深町が買って与えるかということだけではなく、商品券で還付するような、その運用からすると地域経済にも健康予防のシステムが地域経済にも波及するということを考えたら、この応用というのは、北海道マイレージをやりつつ、独自のということは検討に値するのではないかと思いますので是非、考えていただきたいと思います。一つ、エピソードというか、残念な話ではありますけれども、お話をしたいのは、ついこの間、体育協会のスポーツ賞の授賞式がありまして、そのことを思うと本当に心が痛むのですが、一年前のスポーツ賞の授賞式のあとに、町内の飲食店に食事に行ったのですね。そうすると、そこに倉兼前議長がいて、一緒に食事を始めました。向かいに座っているご主人がシャリを握りながら、3人で町づくり、経済の話、自分の老後のこと、健康の事、色々話をしていたのですね。その中で、シャリを握っていた職人さんがチョウザメの料理に関して、俺はすごいアイディアを持っているのだけれど、全く俺のところには話が来ないんだ、残念だ、と言っていたのですね。それから1年経って、ついこの間の授賞式です。その授賞式が終わったあとに食事に行こうと思っても、議長もいないし、その職人さんも、お亡くなりになっていない、わずか1年でこんなことが起きるのか、ということなのですね。本当に、その病気の予防と自身の健康管理ということに関しては、口うるさく行政が言わないと、駄目なのではないかと思うわけです。自分の身におこって、もっと早くに検診を受けていれば、という9月の決算委員会には、要精検となっていても受診をしない人がいるぐらい、という状態を考えると、もっと本当にあなたがた来なくていいから、というくらい口を酸っぱく、検診受けなさいと言うくらいの事が必要なのだろうと思うわけです。そういった自己防衛的なもののほかに、行政が美深町民の福祉・健康というところを最大限担負していくためには、やはり計画というのは絶対に必要なわけで、その計画にどのような組織・個人・団体が関わるのかというのは、どうしても避けられないし、必要な話だと思います。先程、自治会連合会の、自治会の地域計画について、計画はしているという話でありましたが、ちょっと、町長の認識、もしかしたら違っていると思うのですが、ついこの間、自治会連合会との懇談会があったのです。そこで地域計画について、私、質問したのです。ご存知ですか、と。知らない、と言うのです。計画は立てたけど、棚に上げたままだと。ある会長さんは、何だそれは、という話です。その前の決算委員会でも聞いた話なのですが、ローリングをしているのですかと聞きましたら、していないという話。これは、深刻な状態だと思います。もし、町長がその辺の認識をしていないのであれば、現時点で、地域計画というのは、17中13は、あったとしても、ローリングもされていないし、新しく会長に就任した自治会においては、場合によっては、認識もされていない、という事実です。そこに関しては、充分に確認をして頂きたいと思うのですけれども、当然、町長は確認されているでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

まず、後半の部分で、自治会の懇談会をやった時に、残念な、自治会長さんからのお話があったということのようでありますけれども、私、その場に実はいないわけでありまして、どのような場で、どのようなお尋ねになったのか、わかりませんけれども、人間の感情でありますから、問われてストレートに答える人もいるでしょうし、癖玉を投げる人もいるでしょうし、色々なパターンがあるのではないかと思っております。人間の感情というのは本当に困った物で、ストレートに解釈してくれる人と、色々いるなと思っておりますので、私も、一つの癖玉に議員さんも当ったのかなと思っておりますけれども、そこは一定の評価をしているつもりであります。それと、先程、残念な事案として、予防の事を話されました。予防というものは早く、手遅れにならないようにということを我々も心がけている、心構えているわけですけれども、中々、その個人の考えがあるものですから、そして、我々も機会あるごとに、私も知っている人でありますから、病院に行った方がいいよとおすすめもしたりするわけですけれども、中々、これまた個人の感情なり、状況があって、難しい部分もあり。ただ、言われることについては、全く同感であります。解るわけでありますので、その辺は皆で気に留めながら、早く、手遅れにならないように、特に、癌等のやつは早く処置すると、今は完治する時代に向かっているという時代のようでありますから、そういうことも考えてほしいと願っているところであります。ここ1年、2年の間にそういう情報の方が随分おられますし、また、同じような年代がそういう病気にかかること、非常に病んでいると思います。私自身も病んでおります。そういうことでご理解いただければと思っております。答弁にならないと思いますけれども、答弁とさせていただきたいと思います。

質問 2番 長岐和彦

総合計画を具体的にしていくためには、本当に行政だけの計画だけではなくて、現在の総合計画の中にある、17の自治会の計画がそこにリンクしていくというのが非常に大切なことだと思います。初めての試みで、計画の当初は、自分自身も現役でしたけれども、非常に難しいことをやるな、実現しないだろうなと思ったのですけれども、現実にあるわけですし、これを活用して、保健推進員の活動が17の自治会の中で明確になるようにする必要がありますし、食生活改善委員会のメンバーの活動がもっと多岐に渡るような、そういうことも考えて行く必要がある。そういう意味では、総合計画が軸で、そこに地域計画がきちんとリンクしているという体制、それがまだ出来ていないというところがあれば、あと1年であったとしても、作って、それに保健予防についてどんな事をするのか、ということがきちんと整理していく必要があるだろうと思います。併せて、計画に関して、どうしても勿体ないと思うのは、食育の計画です。中身を何度か自分も読んでみたのですが、書かれてあることは真っ当なのです。正にそれですって。これが、例えば食生活の会員の方々の力量とか、道の補助も貰うかもしれませんけれども、それが食育として食事をすることによって、こうなりますよみたいなことについて、町民が良く解り、それが予防に繋がっていくということであれば、この計画の具体化ということは、真剣にするべきだと思うのですね。どこが中心になるかは別として、町長が諮問した結果の成果品ですから、これが、とりあえず作ったけれども置いたままで、報告についても、どこがやるかわからない、というのではなくて、やはり1年ごとの検証をして、これが計画期間中に、中間年に、町民にこういう実態だから、医療費も含めてこうだから、介護も含めてこうだから、というところで広報していく。そういう体制というのは、きちんと立てるべきだと思うのですね。いかがでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

先程の自治会での計画と言いますか、地域計画と言いますか、その部分についても、棚上げされている部分というお話も聞かせていただきました。そしてまた、この食育についても中々真っ当な事が書いてあるけれども、実際、利用計画、推進計画としていかがなものかという観点のお話もいただいたところございます。本当に、物事、私、昔からよく言うのですけれども、計画を作る作業については、我々、非常に汗をかくわけでありますけれども、その後のケア、連携、そういう部分について、少し弱い面があるかと思っております。したがいまして、行政だけの問題・課題としてではなくて、皆でこの辺のことを考えていけることにならないかと思っております。ただ、そうは言っても、言い出しっぺというのは、やはり行政がやらなければならないと思っております。したがいまして、先程の災害の部門でもお答えしたのですけれども、やはり行政には地域担当員も配置しているような状況でありますから、そういうことをもう一度、地域担当員にもその辺のことを理解していただいて、物事の計画ですとか、そういうものは野ざらしにならないように、真剣に、これも一つの計画ごとを推進して行くのだという立場に立ち返りながら、努力していく、していかなければならないのではないかと思っております。そんなことで、ちょっと答弁としては物足りないかもしれませんけれども、ご勘弁をいただきたいと思います。

質問 2番 長岐和彦

最後の質問にしたいと思います。高校生が参政権を得られる時代になりました。美深町の各種の計画、それから、その進捗に係って町民からの意見などを聞く際に、是非、今後、高校生もこういった組織に名を連ねるようなことを考えてはどうかと思いますのですけれども、最後に町長、その辺どうですか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

今、高校生という話が出たわけでありますけれども、近隣で子供議会ですとか、そういう話も聞かされるときがあるわけでありますけれども、高校生を対象にした、そういう懇談ですとか計画ごと、これも一考に値するのかなと、こう思っております。ただ、ここで、今、直ちにやるとか、やらないとかということは差し控えたいと思いますけれども、今、議員からのお話を承りましたので、それは承っておきたいと思っております。

質問 2番 長岐和彦

是非、次の任期に実施しなければと。終わります。

出典:美深町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日 議事録 PDF(59ページ) 間違いを知らせる