美深町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月10日
文化財の伝承と観光対策について
2013年12月10日、美深町議会の一般質問で、諸岡勇議員が「文化財の伝承と観光対策について」質問し、町長 山口信夫、教育長 石田政充が答弁しました。
- 質問者
- 諸岡勇 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫、教育長 石田政充
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 諸岡勇
項目、商工観光でありまして、件名につきましては文化財の伝承と観光対策ということでお伺いをいたします。質問の要旨でありますが、美深町の開拓につきましては明治32年でありますから115年の今年は節目の年ということであります。そういう中で、今まで発掘をされました遺跡とか遺物によって美深町にはいろいろ歴史があるわけでありますが、中によっては1千年または1万年または2万年の歴史があるということで美深町の町史にも書かれております。その中でも富岡の遺跡につきましては昭和36年全国遺跡所在調査ということが行われました。そして、紋穂内の遺跡調査は関係者調べで昭和32年、楠の遺跡については55年に4年間にわたって発掘調査が行われ、竪穴住居跡39カ所が発見されております。これらについては貴重でありますがこの場所については剥片石器、黒曜石製ということで140点ほど採取されておりまして、これはすでに博物館等に展示をしているところであります。これらの出土の多くは天塩川を中心としまして北方文化は上流へ向かっていく、そしてまた上川・石狩等の文化については下流に向かって天塩の方に向かっていくという中で美深町はその通過点ということでいろいろな遺跡が出ているという事実があります。特に、美深町史の中で記述されている松浦武四郎の前回発行された前史には5ページ、今回は10ページにわたって式部さんが中心に作られた内容でありますが、天塩日誌の内容が紹介をされています。北海道の名付け親またはアイヌとの交流で、生活や苦しみなど民族との理解を深めた貴重な資料なども残されているわけであります。これらについては博物館等に展示されているわけでありますが今一つ文化教育、観光資料として宣伝強化すべきではないかと考えまして今回8つの項目について質問をしております。1番目から3番目については教育長に答弁を求めたいと、それから4番目から8番目までは町長の答弁を求めたいと考えております。もちろんそれぞれ補完をしていくということで教育長の答弁のあと町長が補完をされても構わないと、そして町長の答弁では足らなければ教育長にも答弁をお願いしたいということでお願いをしたいと思います。まず1番目であります。松浦武四郎の宿営の地でご承知だと思うのですが松浦武四郎というのは1818年生まれでありまして1888年70歳で亡くなられているわけでありますが、1857年に天塩川流域を調査して今年で154年になるのですけれども今年は松浦武四郎の恩根内に特に観光とあわせて武四郎の足跡ということで天塩に渡って松坂市から30名の団体の皆さんが来ているところでありますが、そういった中で、この恩根内の宿営地については昭和58年に美深町の文化財に指定をされております。また、武四郎踏査之地ということで温泉のアイランドのところに詩文をつけてその功績とその偉業を記した銘板を添えて石碑の建立があるわけでありましてそれらの遺徳を後世に伝えたいということで町内外へのPRをされているところでありますがどうもこういったことに対して私は不足を感じています。2番目に入りますけれども、あの森林公園にはテッシ天塩川のちょうど鮭が上る場所があるわけですがそのミニチュア版を公園のところにも作っているわけでありますが、その天塩川と名付けたのもあのテッシから来てもちろんアイヌ語でありますけれどもPRをすべきだと思うのですが訴えに欠けていたり不足する部分がありましてこれらについて所見を伺うものであります。それから、3番目紋穂内の関係でありますが、これは西里の厚生小学校跡に伝承遊学館ということで遺跡の展示をしております。美深町の博物館の別館という形で展示がされているわけですがこれらについても案内等の工夫が必要ではないかと思っております。現在、土・日または祭日等には開館をしているようでありますがこれらのあり方等について考えを伺うものであります。4番目でありますが、2018年に武四郎生誕200年、先ほども言いましたが松阪市にあります武四郎博物館等について生誕200年にお祭りをしようということで1818年生まれでありますから2018年、今から5年後に200年祭を行おうという動きがあります。松阪市には美深出身のお医者さんも最近でありますが誕生して団体の皆さんから美深出身のお医者がいますという話がありまして新聞等にも報道されているところでありますが、そういった身近な松阪市などは町長あたりはよく知っているそうですが高瀬さん夫婦などは3回ほど来ているということで、町長と函岳の頂上で会ったということもお聞きをしたのですがまさに友好のきっかけがあるようでありますからこの辺のテクニックといいますかこれからの創造等についてお答えをいただきたいと思います。5番目でありますが天塩川流域の関係であります。天塩川につきましては中頓別を加えると13が流域の町村の中でそれぞれ記念誌といいますか季刊誌等を出しているようでありまして、さらにはそういう生活文化を共有しながらイベント等の取り組みなどがみられるということであります。これらも大切な活動だと考えておりまして地域の公益的な活動でありますのでこれらの現状とすすめ等についてお伺いをするものであります。6番目の美深アイランドの現状については、総体的に美深アイランドという形で観光対策を温泉を通じてやっておられるわけですがこれらの観光対策等については現状等を含めてどのように考えているのかお聞きをします。7番目、三日月湖の活用であります。私はあの場所を天塩川の源流を含めて三日月湖の活用を考えるべきだと、時にはホタルをということも言ったことがあるのですが最近は北大の足立先生とお話しをして交流を2度ほど持たせていただいたり函館の七飯町に視察に行ったりしている中でお聞きをするのですが、特にチョウザメ等について先ほど同僚議員からも質問があったようでありますが最近は2,500万円の予算をつけて活用しようとしているわけでありましてこれも活用、飼育等、場所についての考えを伺うものであります。8番目なのですが、アイランドと同じ場所にあります恩穂山でありますが、環境整備を温泉に委託されているようでありますがこれらについて観光的な要素は十分にあります。もちろん環境整備をやっているわけでありますがこれも対策について質問をしたいと思います。後は自席から質問をいたします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今、諸岡議員から商工観光ということで文化財の伝承、さらには観光対策等々についてご質問をいただいたところでございます。具体的には8点ほどにわたっているわけでありますけれども、全般の3点については教育長ということでありますので私は後半の4番目以降についてご答弁を申し上げたいと思います。まず、松浦武四郎生誕200年祭に向けた美深町と松阪市の交流関係ということでありますけれども、今年の10月上旬に松浦武四郎生誕200年への会ということで先程お話しの通り約30名近くの方々が松浦武四郎の足跡を訪ねる旅ということで美深町を訪問されたわけであります。美深町郷土研究会のご案内で未開の地、それぞれの町村の地を回られたわけでありまして、美深温泉での交流では私も参加をさせていただきまして松阪市の山中市長さんからの親書も携えて渡されたわけであります。そういうわけで平成23年には山中松阪市長が美深町を訪れている状況でありますし、同じ年の23年に松阪市で開催された地域ブランドサミットにも私も参加をさせていただいたわけであります。平成30年、これから5年後になりますけれども松浦武四郎生誕200年祭を迎えるわけでありますので、これらのつながり、関係を大切にしながら記念となる年に向けて交流を続けてまいりたいという方向で進めてまいりたいと思っております。次に、天塩川流域町村でのイベント等の取り組みについてでありますけれども、流域での連携事業についての事務局は名寄市にあるわけですけれどもテッシ・オ・ペッ賑わい創出協議会がありまして昨年から13市町村が関わる中で天塩川学セミナーや天塩川フォーラムなどの各事業を展開しておりまして、わが町美深町も参加している状況であります。美深町の広域連携事業は音威子府・中川とのきたいっしょ推進協議会における移住観光事業を展開してきておりますのでこの地域の魅力にさらに磨きをかけられるよう天塩川を中心として今後も引き続き、連携を深めてまいりたいと考えているわけであります。次に、美深アイランドの現状と観光対策ということであります。ここ数年の取り組みとして観光協会を中心に新たな事業を展開させていただいております。その中で、東京のエージェントに町の職員とともに営業に出向いていただいたり観光商品を積極的に売り込むなど取り組みを強化させていただいております。これらの効果もございまして、今年の7月から8月にかけては東京からのツアー客330名ほどが美深温泉に2泊するなど目に見える形で実績も上がってくるようになったとみているわけでございます。今後においても先般東京でのエージェントの営業において来年も東京ツアーを継続したいという前向きな話もいただきましたので教育旅行の誘致活動やきたいっしょ推進協議会での観光事業、これらとも相計りながらガイドの受け入れ態勢の整備など重点的な課題を整理しながら取り組んでまいりたいと思っているわけであります。次に、三日月湖のチョウザメ養殖はいかがかという話をいただいたところでありますけども、過去もチョウザメの飼育を始めたころ、三日月湖に放流したことがスタートになっております。しかしながら、水の環境が悪く、水の濁り、流水でないこともありましてチョウザメの飼育には適さないという判断をしておりますのでこの状況は現在においても変わる状況ではございません。従いまして、チョウザメを三日月湖で今後養殖するということにはならないと思っております。チョウザメ事業については議員からも前向きな応援をいただいていると認識しておりますけれども、旧恩根内小学校のプール跡で事業を進めたいと、今ある施設は当然使えますけれどもそちらの方に拡大をしていきたいと、また民間の方にもお世話になりたいという考え方をもっておりますのでご理解をいただきたいと思っております。最後、8番目の恩穂山の環境整備と観光対策ということでございますけども、今年の6月と10月に恩穂山で開催されました上川北部森林サポーターの会、会長は議員さんでありますけども12名ほどの方が参加をされて研修会が開催されたと聞いております。これには中川の林業試験場や上川北部森林室の協力をいただいたと承っております。その中で、樹木樹脂の判定であるとか森林の手入れ、枝打ち、筋切りなどの方法を実技として学ばれておられたと聞いておりますし、その中で野外講座、そういうことも実施されたと伺っているわけでございます。恩穂山の環境整備については町有林の十分な管理を行っているとは言い切れない状況があると思っております。ただ、森林サポーターの会による環境整備のご協力をいただいている状況でありまして今後も専門家による森林の整備環境を手掛けてまいりたいと、こういうところにも期待もしておりますけれども、手がけてまいりたいと思っております。恩穂山は環境が良くなることによって森林内を散策し森林浴等もできるような場所となってくれればありがたいと、全体的にアイランドの一帯でありますから道路をはさんでおりますけれどもひとつの観光資源的なものになってくれれば良いと思っています。高いところに見晴らし台もありますので桜も老木になってきているところもありますけれどもそういうところも含めてさらに環境整備等を図っていくことができればと思っているところでございます。以上、答弁とさせていただきます。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
諸岡議員から3点ほどのご質疑をいただきました。議員がおっしゃられる通り本町にはたくさんの遺跡があるわけですけれども特に富岡遺跡あたりは擦文時代の大きな集落として注目されているのだろうと思っています。そういった中で文化財史跡等の指定等を進めてきたところでございますけれども、まず文化財の関係でありますけれども天塩川由来の地テッシにつきましては昭和58年の10月に美深町の文化財に指定をしております。また松浦武四郎宿営之地につきましては平成10年の10月に美深町の史跡として指定をしているという現状でございます。これらのPRについてどうなのかというご質問でございます。教育委員会としては以前からまとめた形が出来ないのかというご指摘をいただく中で平成23年に美深町の文化財史跡というパンフレットを作成いたしまして各方面にPRをしてきているところでございます。また、今ご指摘のありましたテッシですとか松浦武四郎の踏査の地については上川総合振興局のホームページですとか北海道開発局等のホームページにも美深町のこういったものがあるという紹介がされております。そういった部分では近年かなり認知がされてきているのかと思っています。その中で、ご指摘の町内外への発信という部分でさらにどういったことができるのか、今不足している部分にはどういった部分があるのかということを考えながらさらなる努力をしていく必要があるのかと考えているところでございます。それから、伝承遊学館の展示の関係でございます。これについては、近年、平成22年、23年にかけて展示の全体的な見直し、再整備ということで進めてきたところでございます。そういった中で議員の言われる遺跡等についても整備がされて展示を進めているという状況でございます。特に、遊学館、それからこういった史跡等を含めて議員がいろいろな活動の中でお客さんをお招きしたりとか、そういった形でつぶさに見られておりますのでそういった中で必要だという部分が何点かあるのだろうと思っています。そういったことを十分考えあわせながら特に遺跡の展示等についても展示そのものは整然とされており十分に見られる状況にあると思っていますけれども、言われる部分としてはそれらにかかわるいろいろな背景ですとかいろいろなことがあると良いのかという趣旨もあるのだろうと思います。そういったものを考えあわせながら必要とされるものがあるとすれば検討してまいりたいと思っております。議員がいろいろな活動の中で携わっていただいておりますので議員としてのいろいろな活動の中で感じられる点についてもご意見をいただきながら協議ができれば良いと思っておりますのでよろしくお願いしたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 7番 諸岡勇
1番から順を追って再質問をしたいと思います。まず1番目ですけれども、教育長の答弁の中で最近も整地をしたりいろいろやっておられるわけですが、宿営之地、確かに国道40号の恩根内の駅から約400メートルの場所になるわけです。今年も松阪市から来られたときに一緒に大型バスで行ったのですが他の車は交差ができないわけです。農機具の大きな車でありましたからその点もありましたけれども、それにしても旧国道のわきにある中で駐車のスペースもないわけです。それと地元の人たちはわかると思いますが観光地としては不便でないかと思っていますが、これらについてあそこに至った理由等がお分かりでしたら説明と、あそこに至って建てた経過とあわせて現状の駐車スペースもないことについても伺いたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
あそこに至った経過ということで多分議員の方が詳しく押さえておられてそういう質問をされているのかと思うのですけれども、武四郎の西の中棟の中であの場所はということでなった経過だろうと思っています。駐車スペースの問題でありますけれども、そういった形で来ていただいたということは本当にありがたいことだと思っております。ただ、これまでの状況の中でそういった状況が多々あったのかと考えますと現在までの中でなかなかそのように至らなかったというのが現実だろうと思っています。今お話しの中でそういったものが認知をされて入り込みが増えてくるという状況であれば当然将来に向けてはそういったことが課題になってくるということも十分考えられると思いますけれども、状況をみながら必要な段階で必要な整備をしていくことが必要だろうと思っています。
再質問 7番 諸岡勇
整備を考えておられるようでありますから良いのですが、あの場所は特に武四郎が感動したアイヌの一家とエカシテカニという一家の中ですごく感動している部分があるわけです。アイヌの人たちが大変苦労をしてお金の物流もいろいろあるようですがそのようないろいろな過程の中で苦労をしていることについて解放をうたって結果的には成し得なくて自ら手を引いたということが文庫にあるわけですが、そういった中身ではアイヌとの交流は美深町も結構やっているわけですがそういう人たちがいるということだけ背景の中に入れて整備を図ってほしいと私は考えておりますし、それから今松阪市に研究されているメンバーが200人います。これは伊勢神宮へ行ったときにお会いしましたが30名の方のうち半分近くが私たちの20名の団体を歓迎してくれたわけです。美深町の人たちだからということで集めてくれたわけです。その中で非常にあそこも脚光を浴びるだろうと考えています。それからアイヌの関係でも重要な場所になってくると思いますのでぜひその点について考えを深くしていただきたいと思います。2番目、確かに森林公園の中にありますミニチュアのテッシ、あの場所は前はヤナを打つ場所でアイヌがアイヌの装束でテッシの上に鮭が浮かんでそこを熊が獲りに入るわけです。その熊を射るアイヌがいるという場所があったわけです。あのような表現の仕方が大切だと思うのですが現状の中ではどのようになっているのかお聞きをいたします。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
まず武四郎宿営之地、エカシテカニというご家族が武四郎さんを非常に歓迎してその歓迎に武四郎が感動をしてということでその調査の帰り道にまた寄ったと、そういったかかわり、そのことを十分認識しながらということであります。言われる通りそのようなことをどのように今後の展開として意味を負荷していくのかそのようなことも考えていくひとつの手当てなのかと思います。駐車場の整備については即実施ということではありませんけれども、そういう状況が必要であればということを申し上げたつもりでございます。それからテッシの関係でありますけれども、言われる通り実際のテッシの位置からは少し北側に移った場所でミニチュアで再現をしてこの地域が天塩の発祥の地であるとの意味をつけているわけでございます。その中で、今言われたテッシそのものの意味合いといいますかそのようなこともまだまだ表現としては物足りないのかもしれません。そういったことも今後の課題とさせていただきたいと思っています。いずれにしても今言われた町の歴史を伝える、その中にアイヌの方が大きくかかわってきたという歴史は美深町にとっても北海道にとってもそうだと思うのですけれどもそういったことをしっかり受け止めながら考えていく必要があるのかという認識をもっております。
再質問 7番 諸岡勇
3番目に入らせていただくのですが、厚生小学校の跡の遊学館の関係なのですが、この地域の内容を冊子にすべきではないか、ということは、案内パンフレット程度のものはあるのですがやはりあの地域にはたくさんの石碑があったり、いろいろな像があったり、いろいろなことがあるわけです。特に西里の大手地区などの開拓は早いのでしょうか、そういう意味ではいろいろなものがありまして、せっかくやるのでしたらそういったものを紹介したものを分析して資料として置くべきではないかと考えていますがどのように考えて進めていくのかお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
非常に大きなご提案をいただいたと思っております。言われる通りあの地域に限らずそれぞれの地域にいろいろな歴史があるのだろうと思っています。特にそういったものが集中している地域なのかもしれません。美深町の歴史総体にかかわってくるようなものでございますから一朝一夕にできるとは認識はしないわけですけれどもひとつのチャレンジとしてはそういったことも検討に入ってくるのかというイメージを持っています。今やるとかやらないとか即答はできませんけれども貴重なご提案と認識をさせていただきたいと思います。
再質問 7番 諸岡勇
研究をされて良いと思うのですが、例えば、ここに美深の郷土研究会の資料等がありますが紋穂内地区について研究がされているわけですが、少なくとも温泉地帯の中で下村湖人の文学碑があります。それから松浦武四郎に関するものもあります。それからこの地区の地元の皆さん方が恩穂山を八十八箇所、それから西国三十三所観音霊場というのも作っておられるわけです。ですから、もちろん開拓の記念碑はありますけれどもこれをやはり作られている内容を後世に伝えるには非常に大切な場所だと私は考えていましてぜひともそういう面で研究をされて現職の教育長の時代に何とかしてほしいと思いますが答弁をお願いいたします。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
今お話しあった通り郷土研究会は非常に幅広く研究をいただいてその資料を毎年残していっていただいているところでございます。町の方も毎年事業をお願いする中でいろいろな分野におよんでの資料を残していただいているというのが現実でございます。そういったものをトータル的に考えあわせながら将来町の大きな財産となっていくものと思います。そういったものをしっかりと後世に伝えていく努力をしていきたいと思っております。
再質問 7番 諸岡勇
4番目に入らせていただきます。町長答弁の中で具体的には市長さんの話や交流の関係の話もありましてこれらについては可能性があると私は認識をさせていただきました。やはり考えの中でこの松浦武四郎生誕の関係の祭り的なイベントがやはり1番分かりよいのではないかと思いますが、町長はどのような考えなのか。交流は深めていきたいといわれますが具体的に5年先の2018年には200年祭があるわけでありまして毎年のようにこれらを盛り上げていく手立てが必要だと思いますが音威子府も中川もいろいろなものを作り上げて武四郎の歓迎をしているところでありますがこれらを含めた考え方をお聞きいたします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
天塩川の歴史そのものだけではなくて松浦武四郎はずっと北海道を探検された方であります。そのほか全国あちこち探検をされた方でありますから中川、音威子府もそれ相応に、音威子府には北海道の命名の地ということで看板を立てているわけでありますけれども、わが町としては今持っているものを新たにどうするということではなくて松阪市から交流団も来ていただいているということで認識をさらに深めておりますけれども今の段階でこうするというところまでは持ち合わせていないわけでありまして、あまりわが町だけで具体的にやってしまうと他の町村に大変失礼なことになってくるのかと、わが町だけの松浦武四郎ではないと考えながらバランスをとりながら進めていかなければならないと、松浦武四郎の生誕200年に向けてはまだ時間はありますけれども具体的にどのようなことがやれるのか、また交流ができるのか取り組んでまいりたいと、そういう基本的な押さえでいるところでございます。
再質問 7番 諸岡勇
5番目ですが、13町でやられている天塩川を流域とした中での取り組み、これからの課題としては特に教育旅行の関係できたいっしょも良いわけですけれどもそういった中身の課題、ガイドの育成という話もありましたがこれらについてはやはり具体的に進めていかなければならないと考えているわけであります。特に、東京周辺から来た330名は毎日のようにきたわけですが、その時私も立ち会って2〜3日見ていたわけであります。それで、特に川下りなどはずぶぬれになりながらも楽しんでおられました。これらについては来年度こういった旅行が増えていくと思いますが観光協会が中心になってやっているからやりきれているのかと思ったりしているのですが、行政としてはどのように考えて来年度の取り組みをやるのかという段階になっているのかについてお聞きをしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
教育旅行の発想だとかそういうものについては観光協会だけではなくて行政ともども参加をしながら進んでいるという認識で良いのかと思っております。従前と違い、観光というのは観光業としてこの地域でマッチするのかという時代があったわけでありますけれどもここ数年にわかに観光という部分がウエートを増してきておりますのでなかなか採算が取れるという状況にはならないわけでありますけれどもなんとか観光というものをわが町に定着させる努力をしたいと、そのためには恵まれた川であるとか山であるとか、その他農村もそうでありますけれどもそういう資源があるわけでありますからそれを活用していきたいと、そのためには観光協会だけではなくて商工会の皆さんもそうでありますし農協、農家の皆様方にも参加をしてお手伝いをいただいてご理解をいただかなければならないと思っております。もちろん行政も取り組んでおりますのでそれ相応の支援をしなければなりませんし、また国・道の支援を受けるための努力・計画づくりというものも挑戦していきたいと思っております。
再質問 7番 諸岡勇
この関係についてお聞きをするのですが、これからの教育旅行については修学旅行という名前を使わなくなって教育旅行になりつつあると思います。中身は何なのかといいますとやはり本物の体験ということであります。特に美深町は農村もありますし北限のコメ作りもありましてさらに酪農も十分機能した中でやっているわけでありますから、現在の農法でも構わないのですがやはり伝えられている農法というものをすごく欲しがっているわけです。そういった本物の体験事業というものを組んでいく、川あり山ありそういったことについては十分機能できると思いますがこういった中身というのは視点を変えていった方がよいのではないかと思いますが今の考え方について再度お聞きいたします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
視点を変えるという意味で従前の観光に対する考え方と今の考え方は変わってきましたという視点で申し上げたつもりでいたのですけれども、今議員が言われる視点というのはどういうところかと今押さえきれていない部分がありますのでもう1度聞かせていただければと思います。
再質問 7番 諸岡勇
時間がありませんのでもう1度はやりません。三日月湖の活用に移らせていただきます。足立先生と最近お会いした中でチョウザメについては地中海の系統が3,000匹ほど美深にいるわけですが、できたらロシア系のものを広げていきたいと。それから考え方が深くて足立先生は飼育のことでいろいろ研究をされているのですがさらにコラーゲンの先生方にも会ってきたわけです。何年も研究されている中で1型コラーゲンというのは世界的に出ているのですが2型コラーゲンというのはチョウザメの中でもずいぶん獲れるわけです。これは市販されていないということであります。美深町にはまさにそういうチョウザメでしか獲れないという材料があるわけですからこれは世界一になるには三日月湖で飼育をして温度が高いわけですから地下水を上げるよりずっと良いというお話しを聞いています。町長の先ほどの答弁での水の濁りが悪いというのはほかに方法があると思うのですが、更に水温が適していないというのはどこの博士が言ったのか分かりませんけれども適しておりますので違うのではないかと思っていますがかみ合わそうとは思っておりませんが考え方が違うような気がしますので三日月湖の考え方について世界一になるには三日月湖しかないと言っている先生がいるということだけの認識でよろしいですからお聞きをしておきたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
先生も学者でありますからいろいろなことを言われるわけでありますけれども、これはちょっと慎重に聞いておかなければならないという話などいろいろあるわけですけれども、三日月湖で飼ったから世界一になれるとは思っておりません。水の濁りもあそこを入れてから30年ぐらい経つのですけれども水質検査をしながら協議をしたり、水草の研究等、いろいろやってきた経過がありますけれども水質を改善していく、天塩川から流水を入れるということも開発と協議したり、水質の先生方ともやってきた経過がありますけれどもなかなかそうはならないという1つの方向が出ております。また、莫大な投資をかけてあそこでチョウザメを飼うようなことにしていくということにはなかなかならないということであります。それと、水温についても言われましたけれども、恩根内で飼う場合、プールで飼う場合は水温を上げる方法はやはりあそこと違って人工的にやれるわけでありまして、それは地下水を使うにしてもそれはそれとして人工的に加熱する方法がありますので三日月湖を使うのとは少し違って、よりベターな方法ではないかと、コラーゲンにしてもキャビアにしても魚肉を使うにしても魚の数が今より大量に必要ということでありますので大量に飼う方向に挑戦をしていくという段取りで取り組んでいるということでございますのでご理解をいただきたいと思います。
再質問 7番 諸岡勇
随分考え方が違うのでこれ以上はお聞きしませんが、ひとつだけお聞きしておきたいのは、今国から1,000万円が今回の恩根内の関係でつきましたけれども11月12日に決定をしたとお聞きをしたのですけれどもこれは何年間か継続されるものなのか、またはこれで終わりなのか、次の手は何か考えているのか、国なり道なりそういった関係から予算を組み立てるとしたらどうなのか、チョウザメの飼育等についての考えについてお聞きをしておきたいと思います。最後の8番目ですが、町長の考え方の中で恩根内に前の前の町長、長谷部さんの銅像があるわけでご承知だと思うのですが、これは何か移転の約束があるとお聞きしたのですが恩根内の環境整備等については今町長も答弁をいただきましたし森林サポーターの会、実はこの森林サポーターの会は仁宇布のスキー場のあとのサポーターをやるべきところだったのですがあそこはもう自然林が生えてきてあの場所は手をかけてきても人力ではどうにもならないという状況が出て新たな活動の拠点として今恩根内という形になっているわけですが、とりあえずそういった中で続いて今の件だけお願いいたします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
三日月湖の件はお互いに食い違うようでありますけれどもご理解をしてほしいのと、これからも継続して国の補助等が入ってくるのかというお話しですけれども、とりあえず今年受けているお金はそれで終わりです。従って、町が1,000万円と国から来るお金が1,000万円ということで、2,000万円で事業を展開していくということで、新たな管理運営を含めて運営をする場合については新たな財源を見いだすことができればそれに越したことはないわけでありますけれども今のところないものだと腹構えをしながら運営していく段取りにしているところでございます。できることなら少しお金がかかりますので新たな財源を探す努力はしていきたいと思っております。それと、恩穂山の関係で森林サポートのお話し等もありましたけれども、これは森林サポートの皆様方に大変お世話にならなくてはならないと思っております。そういう意味であそこを環境整備して利用していきたいと、そしていろいろなものもあるということも認識しております。その中に長谷部前町長の銅像があるということも承知をしておりますし私も何回か見ております。ただ、その銅像がなぜあそこにできたのかということについては長くは申しませんけれども、それぞれでいろいろな事情があって街の中に作らないで出身地といわれるあの地域の方々のご好意等々もいただきながらあの地に長谷部家の自費であそこに建てたという経過があるようであります。銅像を建てるにあたって所有地を分筆する形で成り立っているわけでありますけれども、長谷部さんとつながる方々また地域の方々についていつまでもここにこういう形で置くのが良いのかどうかという疑問視的な発言をいただいているのは事実でございます。従って、今お話しの銅像の移転について約束しているのではないかというお話しをいただいたわけでありますけれども、約束という形はないわけでありますけれども将来に向けてそういうお話しがあるのだとすればみんなでどこが良いのか、またどこかに移すのが良いのかということをみんなの共通理解ができるものだとすれば考えていかなければならないという状況であります。ただ、あそこをあえて開いて作ったという経過等もありますし、長谷部家の考え方もあるのだろうと思います。ただ地域の方、長谷部家につながる方々の考え方がいろいろあるようでありますからそれは大事にしながら調整をして、移すようなことになってくるのだとすれば町としても一定の考え方を示して取り組んでいかなければならないと思っております。これらについてはあそこに作るにあたっての議論等については私の時代とは違って相当前の時代でありますから議会の議論もあったように聞いております。正規の議論かどうかわかりませんけれどもそういう話も聞いておりますのでそれらの改善策、将来について考えていかなければならないということは承っております。正規の形ではなくていろいろな話し合い等懇談の中でそういう話も承っているということを申し上げておきたいと思います。
再質問 7番 諸岡勇
あの地につきましては先程も言いましたけれども、かなり地元の皆さん方があそこを開拓するときも新興宗教で心を癒すための部分とかまたは息子さんが亡くなってそのために自分の体も悪くなってという経過があってということが文庫の中でも出てくるのですが宗教といいますかその開拓魂の中で作られたものが多いと思っておりまして非常にそういう点では歴史的な場所であり神聖な場所でもあると思います。今町長が言われるようにその地域の中の銅像の関係もありますが上の方へ行くと東屋もあるわけですけれどもそういう中で将来的な整備を含めて地元の皆さんとも協議をしていく必要があると思っておりますが、具体的には地元の人たちは、あと2年も置けないという話を言われたこともあるわけですがその点についてはどのようにされていくのかお伺いいたします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
先ほど申し上げましたように耳に入っているということはその通りでありますから良いわけですけれども、それを具体的にひとつの形にしてどうするこうするという場合、先に町が動いてよいのかという心配があります。議会の皆様方の意向もそうでありますけれども、住民感情も含めてそういうことをどうするか、仕掛けが必要かと思っております。仕掛ける部分として町が真っ先に動くのが果たしてよいかどうか、従って、それら長谷部家なり長谷部さんをとりまく人がたまたま地域の方々がひとつの世話人的な形等々ができてきて動くことになって町もという形になってくれればありがたいと、町から仕掛けるということは難しいのかと思っております。確認でありますけれども、議員にお尋ねしておきたいのは何とかあそこから動かすという方向でこういう意味の質問をされているのかと伺っているのですけれども、また逆の考え方も中にはいろいろあるわけでございますのでどちらの方向かということだけ確認をさせていただきたいと思います。
再質問 7番 諸岡勇
時間を伸ばしてもらわなければならないのが要点にあるのですが、私は議員を昭和50年から58年まで最初やりました。そのころの理論ですから申し上げますが、私はあの場所は町の景観が損なわれるから反対した1人です。ですから、長谷部さんに楯突いたわけでありますからあまり詳しく聞かないでいただきたいのですが、随分考え方が変わりましたが、地域の中で温泉が2万人を超えるような盛況になったことは事実であります。とりあえずそういう立場であることは間違いありません。地元のためにやはり私は尽すべきだと考えておりまして良い方法があるのなら私は賛同をしたいと考えております。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
若干わからないところもあったのですけれども、なんとなく機が熟せば、段取りができれば動かすことが良いのではないかとそのようにおさえてました。