美深町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月11日
(1)快適住まいづくりと商工業振興補助金について/(2)高齢者支援の充実について
2012年6月11日、美深町議会の一般質問で、藤原芳幸議員が「快適住まいづくりと商工業振興補助金について」「高齢者支援の充実について」について質問し、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 藤原芳幸 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 3番 藤原芳幸
それでは一般質問をさせていただきます。この時間にはじめて質問に立つわけですけれども、いささか緊張しておりますが町長の方も元気に戻ってきておられますので安心して質問をさせていただきたいと思います。2項目質問をさせていただきます。1項目目は行政の中から快適住まいづくりと商工業振興補助金。2項目目として社会福祉、高齢者支援の充実についてお尋ねいたします。まず、1項目目、快適住まいづくりと商工業振興補助金についてですが、この事業は平成22年度に制定され町民が安心して快適に暮らすための住宅整備及び商工業の魅力ある店舗づくりを促進するため費用の一部を助成することにより住環境の整備及び定住の促進、商工業の活動を推進するという目的を持って制定されておりますがこれまで一定の効果は上がってきているものと考えております。この制度は本年が最終年ということもありまだ継続中の条例ではありますがこれまでの実績を評価し問題点あるいは課題点を洗い出して次年度以降何らかの形で継続できるよう今から準備をすべきものと考えておりますがどのように対応されるのか次の3点について伺います。1、過去2年間の実績を現在どのように評価されているのか。2、実施してきたことにあたり問題点、課題点等はなかったのか。あればどのようなことが現在上がっているのか。3、制度の延長または新制度として再度導入の考えはあるのかどうか、この3点についてお尋ねをいたします。2項目目、ほっとカプセル事業ということで今年度高齢者安心ほっとカプセル配布事業を実施することになり高齢単身者にとっては大変心強いことになると思います。このことを広報や自治会等に出向き説明をしてきておりますが説明の中から町民からはどのような反応があったのか気になるところであります。といいますのは、緊急時本人からの情報が取れないときにこのカプセルから情報が取れるということでこれは大変結構なことでありますが、いかんせん独居者ということを考えますと緊急時の連絡をどう取るのかということもあわせて大変重要なことではないかと思います。カプセル自体が緊急情報を発信するという仕組みにはなっておりませんので、緊急時に備えた普段からの体制づくりというものも重要だと思います。このことから2点についてお伺いいたします。ほっとカプセル事業を説明してきた中で町民からどのような反応があったのかという点と、1人暮らしという状況を考えた場合、ほっとカプセルによる情報伝達というものも大変大事なわけですが日ごろの安否情報の集約、確認というものも現在設置しております防災端末機等を有効に活用することで色々なことができると思いますけれども、同時にこれを整備していくという考えはないのかどうか、この2点についてお伺いをいたします。以降は自席で質問をさせていただきます。よろしくお願いします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今、3番 藤原議員から行政そして社会福祉2点についてご質問をいただきました。1点目の快適住まいづくりと商工業振興補助金等についてご説明を申し上げたいと思います。具体的に3点ほどのご質問であります。実績評価という部分でありますけれども、制度の利用実績等について報告をしてご理解をいただいておきたいと思っております。まず、22年度の実績でありますけれども件数にして54件、補助金にして1,554万円、23年度の実績としては件数として52件、補助金として2,594万円となっております。今年度につきましても只今申し込み等が出ている状況でありましてかなりのペースで申請が上がっている状況でございます。問題はこの利用実績を評価する場合、投資額といいますか工事額がどの程度の目安になっているのかと、先程申しました件数であるとか補助金の額だけではなくて工事費全体がどの程度になっているのかということをみなければならないと思っているわけでございますけれども、先ほど申し上げました平成22年度の54件1,554万円ほどの補助金に対しそれぞれ投資した額といいますか工事費全体でみると22年度では1億5,300万円という工事費になるわけであります。さらに、23年度につきましては52件2,594万円の補助金に対し3億3,700万円程度の工事投資額になると考えております。従いまして、今年の分は別にしまして2年間のトータルでありますけれども4億9,000万円程度になるとみているわけでございます。この前身であります過去に実施した店舗近代化補助事業は8年間で3億1,400万円であることから商工業への経済波及効果等からみて非常に現行制度は効果的でかつ有効な事業であると私どもは評価をしているわけでございます。さらに、問題点・課題点はあるのかということでありますけれども、この制度は魅力ある店舗づくりや住宅関連産業に活力を与える住宅のリフォームさらには老朽化住宅の解体など利用者ニーズに幅広く対応できる制度として進めておりまして大きな問題点は少ないと考えております。次に、この制度の延長そして新制度はどうするのだというお尋ねでございますけれども、今年度只今実施しているところであります。そして今現在年度が始まったばかりの6月であります。商工業をとりまく環境、人口の減少、長引く景気の低迷、消費者の流出とさまざまな要因等からみて商工業を取り巻く現況というものは大変厳しいものがあるのではないかと思っておりますし、これからもその傾向が続くとみております。しかしながら、商工業の活性化に向けてこの地域の特性に合った店づくりや民間需要を喚起するための住宅関連産業への支援だとか経済を活性化をさせるために将来に向けてどのような制度をつくっていくのか、今の段階では検討課題としていかなければならないと考えております。次に、2つ目の社会福祉、高齢者支援の充実等でございます。具体的にほっとカプセル事業へのご質問でございました。2つの質問でありますけれども、社会福祉、高齢者の支援の充実として安心していただくために安心ほっとカプセルというものを実施していくということで美深町民生委員協議会において65歳以上の独居の高齢者や障害者世帯を中心にこのカプセルを設置する進めとしているものでございます。緊急時に本人が意思を示すことができない場合ということでありますけれども、カプセルの内容を確認することにより適切な対応がとれることを目的としているところでございます。事業の住民周知につきましては広報紙であるのか民生委員協議会の会報であるとか防災端末機やさらには町内会の役員会等についてそれぞれ説明をおこなってきているところでございます。この事業の説明における段階においては特段のご意見・要望は伺っておりません。従いまして、おおむねご理解をいただいていると考えております。次に、防災を使った安否確認といいますか同時整備という部分があるわけですけれども、カプセル事業は緊急時の際に備えるものとして取り組むものでありまして地域から孤立した状況となっている高齢者等の孤独死というものが社会問題となりつつあるということも理解をしているところでございまして、孤立させないことがなによりも大事なことだということでそういう支援をする必要があると。カプセル事業とあわせてこういうことを認識しながら地域の見守り・支える体制づくりを具体的にどう作っていくのかということが大事になってくると思っております。ただ、ともすれば現代社会でありますから非常に機械が進んでおりますのであまりにも機械に頼りすぎている面があるのかと、機械を否定するわけではありませんけれどもそういう部分があるのかと思ったりしております。従いまして、昔ながらの隣近所の気配りという部分が大事になってくるのかと、支え合う社会構造、地域づくり、自治会だとか町内会、行政がそれぞれの立場でできることをやるということではないかと思っております。そういうためにはご近所や自治会・町内会の現状確認で課題を具体的に話す場をつくっていくということが大事だと思っております。そして、高齢者の方々に安心してもらうことが第一歩目の取り組みではないかと、地域の気配り体制をどうつくっていくのか、これにつきるのかと思っているわけでございます。以上、大きく行政・社会福祉についてのご質問について答弁とさせていただきます。
質問 3番 藤原芳幸
今の回答の中で実績に関しては非常に効果があったということで理解をさせていただきました。中身については色々町長も言っておられましたけれども、運用上としては実績も上がり条例を運用するにあたっては課題・問題点は特に発生はしていないという話ではありましたが、運用としては問題はないのかもしれませんけれども現状色々とみさせていただきましたら確かに新築でありますとかリフォームに関しては非常に利用されているということでこれは美深町に住むという選択がそういう形につながっているのであれば本当に定住促進に対しては効果が表れているのかという気もしております。ただ、解体というのが2年間で17件となっております。解体がたくさん進むということは寂しいことではあるわけですがこの中には危険家屋等もおそらく入っていると思いますけれどもまだ町内にはたくさんの空き家ですとか危険家屋等も存在しております。そちらの方がなかなか新築や改築と同様に進まない現状には色々な事情があるのかと思っております。特に、解体に関しては所在地の関係だとか住民がそこに必ずしも解体する家の家主が町内にいない場合が結構あるわけでそういうものについては現状として危険家屋であってもなかなか進まないという話も聞いているわけですけれども、全体の額の中で占めていくと解体というのは上限が10万円と決まっておりますので事業費に対する割合がどうしても小さくなるのかと思います。近年は解体に対しては結構な金額もかかりますので私としてはぜひともこういう制度を何とか残していただきたい中にまるっきり同じというよりももう少し解体の方が何とかスムーズに運べるようにもう少し支援を充実させて次年度以降に進められないかと思うわけでありますけれども、その辺に関して現状の中では無理な部分を条例等を整理することによってプラスして何らかの形で存続していくということを考えてみてはどうかと思うのですがいかがでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
現行条例と将来の課題と混ぜてご質問をいただいているのかと聞いていたわけですけれども、現行条例は時限立法でありますけれども只今のところそれで実施しておりますので、ただ、これが切れた段階でそういう部分について先ほど答弁いたしましたように新たな段階に迎える場合については将来の課題として検討してまいりたいと答弁を申し上げたつもりであります。そして、ご質問のありました解体等につきましてはひとつの課題といいますか問題点を議員もご質問のように私もそういう部分については若干問題を抱えていると、そういう部分については課題として残っていくと、将来新しい制度なりを検討する場合そういうことも加えて考えていかなければならないということで理解をしているところであります。
質問 3番 藤原芳幸
そういう形で町長も認識としては同じように思っているということで確認できましたので、そうなりますと私もそれ以上はどうなのだということが言えないわけですけれども、そういう部分も含めて次年度に考えていける形になれば非常によいのかと思っていましたのでこの質問をさせていただいたところであります。順調に今年も実績が上がりそうだということですのでこの条例等に関しては次年度以降期待をして見守っていきたいと思っております。2番目にほっとカプセルの件ですけれども機械に頼り過ぎているばかりではなかなかとそういうことではなくて地域の連携だとかそういうことも確かに大事だということはまさにその通りで私たちも思っておりまして町内会等の中でも独居訪問だとかということを今一生懸命にやっているところでありますけれども、その中でカプセルによって情報を残したいということが出てきたということは機械とは違いますけれども地域の見守りだけではなかなか手の届かないところも現状としては出てきているということの裏返しなのかと思っておりますので、先ほど言いましたようにカプセルには病気の情報だとかそういうことが主になろうかと思うわけで見つかったときに亡くなっていたのではカプセルが役に立たないわけで、そうなるとカプセルには死後はどうしてほしいということまで書いた方が有効なのかということになってしまいますので、そうではなくて先ほど言いましたように当然地域の見守り、情報収集も大変大事なのですけれども防災端末というのは双方向で使えるということでどのように利活用するかということは昨年も色々な話が出たわけですけれども一歩進んで特に独居の希望者等に関してこういうものを勧めてみてはいかがかと、発信をしたことによって何かで返信をするとかそういうことで毎日が良いのかどうかというのは別ですけれども送ったものに対して返信をもらって確認を取るという形の対策が可能ではないかと思うのです。そのことに関して防災端末機を今後の活用も含めて利用できないかという質問なのですけれどもその点についてもう一度町長に質問をいたします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
先ほども答弁をしたわけでありますけれども、あまり機械に頼り過ぎてしまってよいのかという部分がどうしても残るわけであります。ただ、防災端末という非常に便利な機械を設置しておりますのでその有効活用という部分で具体的にどう活用できるのか、そして独居の方々の安否確認としてそういうことがやりきれるのか、そしてどこがやるのか、どういう状況なのか、いってみればそういう高齢者の方々がこれを使いこなすことができるのかという課題が残るような気がいたします。そこで、そういうことも含めて民生委員協議会であるとか町内会であるとか色々な場所で相談をしながらということにしたいと思います。しかしながら、先ほども申し上げましたように今の段階でおおむね理解をされながら大きな課題としては上がってきていないという状況でございますから少し様子を見ながら、様子を見ていく時間はあまりないのかもしれませんけれどもそういうことも含めて色々相談をして考えていかなければならないということを申し上げているつもりでございます。問題は具体的にどこがだれがどう確認をしていくのかという作業が必要になってくるのかと思っております。
質問 3番 藤原芳幸
カプセルに関しては先日色々説明があって、まず希望者に配布をしてそこからスタートをしたいという話ではなかったかと思っておりますけれども、実際に実施となると具体的に計画としていつごろから配布作業を始めるのか。そして、目標としてまず65歳以上の独居者を目標に行くわけですけれどもそれ以降の目標は現段階ではまだないのかどうか、その辺に関してお伺いいたします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
今取りまとめをしている最中でございまして、対象世帯等を行政としては見込みながら取り組んでいるわけで当初370世帯ほど見込みながらやっているわけでございます。ただ、親族と同居だとか色々その中で調べていくとありまして具体的に370でありますけれども320台に絞れるのかと思っておりまして、すでに設置済み世帯については48%程度で160世帯ほどがすでに設置済みで、ただ、希望しないという世帯も2%近くあるということで10世帯に満たない世帯でありますけれども出ているという調査結果が出ております。残りの160位の世帯が未設置状態にしているということで、そこで対象世帯へ感想といいますか状況を少し聞き取りをやっているわけでありますけれどもやってもらってよかったという声を多数いただいている状況でございます。それと、まだまだ私は元気なので希望しないという方も中にはおられます。対象範囲を増やしたらどうかというご意見も一部でありますけれどもいただいているという取り組みの状況についても説明をしておきたいと思います。
質問 3番 藤原芳幸
まだ取り組みの最中ということでこれから色々課題等が出てくる部分ではないのかと思いますけれども、一応65歳以上の対象という形でそれ以下でももし希望する方があればそういう形で安心というものができるのであればぜひとも考えていただきたいと思います。私もひとりものですのでまだ大丈夫でありますけれども何かがあったときには起きていけないのかなと思いますけれども、65歳まで待たないでもできないのかという希望者があるようであればぜひそういう形も広げていただければ良いかと思っております。2点こういう形で質問をさせていただいたのですけれどもおおむね町長の方から前向きな回答をいただいておりますので時間は少し残っておりますけれども私の質問はこれで終了させていただきます。ありがとうございました。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
質問は終わったわけでありますけれども、含みのあるご質問が何件かありましたのでその辺の答弁をキチンとしておかなければならないかと思っております。自分も含めて年齢は若いけれどもその辺はできないかということですとか範囲を広めてということに対して今答弁を持ち合わせておりません。さらに、それらをやるとすれば制度を改めていかなければならないと、今作ったばかりの制度でありましてその辺のご質問は議員各位と相談をしながら作っていると思っておりますので今の段階でそこまで言われるとあまり含みを持たされると答弁が苦しくなって、言ったことと私の質問と違うのではないかということになってきて、この場でありますのでご理解をいただいておきたいと思います。明確にするものは明確にしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。