みんなの議会

美瑛町議会 令和5年第4回定例会 2023年6月22日

農畜産物の生産現場における観光について

2023年6月22日、美瑛町議会の一般質問で、山本賢一議員が「農畜産物の生産現場における観光について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
山本賢一 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 12番 山本賢一

12番、山本賢一。質問方式、時間制限方式。質問事項、農畜産物の生産現場における観光について。質問の要旨。美瑛町持続可能な観光目的地実現条例(以下「観光条例」という。)が4月1日から施行され、美瑛町の観光の方向性や理念が示されました。新型コロナウイルスの影響により、減少していた観光客も徐々に回復し、昨年は181万人とコロナ禍以前に戻りつつあり、今後観光事業を含め町全体の活力に繋がると思われます。しかしながら観光客の増加に伴いオーバーツーリズムによる観光公害が懸念されます。特に農畜産物の生産地帯における観光客の増加は、農地への無断侵入、ごみの投棄、冬期間においても観光スポット周辺における車の駐車や写真撮影を行う多くの観光客により地域住民の通行の妨げになるなどの問題を抱えております。今回、施行された観光条例に基づいて、これらの問題解決に向けての取り組みが重要になると思いますが次の3点について伺います。(1)農地への侵入によるジャガイモシストセンチュウなどを代表とする病害虫の持ち込みや発生した圃場からの持ち出し拡散が懸念されますが、これらについての防疫対策について。(2)観光スポット周辺において観光コースを整備し、それ以外の場所への立入の制限などを行い、周辺住民の交通の妨げ解消や農作業の支障にならない対策を実施すべきでは。(3)通過型の観光から、今後は、オーバーツーリズムや病害虫などの防疫対策を考慮し、DMOを活用した観光へと移行していく考えは。質問の相手は町長でございます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 角和浩幸

12番、山本議員さんからのご質問、農畜産物の生産現場における観光について答弁を申し上げます。本町の観光入込は、現在も徐々に増加しており、飲食業や宿泊業を中心に今後の経済効果が期待されておりますが、一方では、農地への無断侵入や車両駐車による交通障害に対する問い合わせが増えてきていることも事実です。1点目につきましては、農地における病害虫の発生は、本町の経済に大きな影響を及ぼすものであると認識しております。看板の設置や観光アドバイザーによる注意喚起といった対策を行ってはおりますが、現状は、各個人のモラルに頼っているところが大きいと言わざるを得ません。今後、持続可能な観光目的地実現条例に基づく観光ルール策定に向けた検討が始まりますが、その議論の中で具体的な行動基準を示してまいります。また、この問題は、我々町民だけの努力で解決できるものではないと思っておりますので、国や北海道とも連携しつつ、ツアーを催行する観光事業者や交通事業者に協力を仰ぐことも視野に入れてまいります。2点目につきましては、立入りを認める畑や散策路を整備することで一般の耕作農地と一線を画したり、見晴らしの良い視点場へ誘導するという発想は、私も有効であると考えております。実現のためには、農地を所有する方の御協力や例えば町営観光農園とする案であれば農地の取得など、克服すべき課題が多くありますが、観光と農業の両立のために具体策を検討してまいります。また、丘のまちびえいDMOと連携し、周辺の土地利用の状況や交通量など各観光スポットの状況を的確に捉えるとともに、それぞれの場所ごとの課題の洗い出しを進めてまいります。3点目につきましては、本町の観光振興策を進める上で、ただ観光入込数を求めるという方向が誤りであることは明らかです。観光客の方にも責任ある観光をお願いし、持続可能な質の高い観光地を目指してまいります。そのためには、農業や景観の保全に対する理解促進が不可欠であると認識しており、丘のまちびえいDMOが行う農作業・収穫体験や畑でフットパスなどのプログラムに加え、新たに、スマートフォンやデジタルサイネージを活用した観光ルールやマナーの啓発にも努めてまいります。以上でございます。

質問 12番 山本賢一

12番、山本でございます。まずこの観光の関係についてなんですけれども以前にも質問させていただいておりますけれども、今回につきましては、新たにこの観光条例が制定されたということで、改めてですね、町長にいろんな部分で伺いたいなという風に思っております。まず、この条例がまず制定されたということがですね、まず、この観光についてのある一定の区切りといいますか、全てのものについてこれから新たなものを示されてくるということで非常に有益なものだったなと思っております。その中で、いろんな部分でこの前段でですね観光条例の前段で協議されている部分で、丘のまちびえい観光ルール策定委員会というのがこれが行われておりまして、その中の会議録を私も見さしていただいたんですけれども、全部で4回の開催が行われていまして、各委員の方々、各立場からいろんなこう、ご意見がが語られてその中で議論されているわけなんですけれども、ただ残念だなと思ったのはこの中に、農業者の方はいないんですね。例えばこれ観光スポットですとか、いろんな部分でその中で農業を営んでる方がこの中に入っていただいて意見を述べてもらうというのは、そういうことがあればよかったなという風なことも思っております。やっぱり実情ですとか現場の状況というのはやっぱりその中で働いている方、また農業を営んでる方がやっぱり分かっているわけでして、それがやはりこの条例の中に生かされてない訳ではないんですけれども、そういうのが入ってくればもうちょっとよかったのかなという部分も思っております。そのようなこともありまして私も観光地で農業を営んでるものとして、どういうような状況があるのか、具体的なものですとか、限定的にはなるかと思いますけどそれについて説明と、それから質問と両方合わせた形でこの後、進めていきたいと思っております。まず最初にですねこの策定ルールの委員会の中でも、各農業関係者の委員の方から、指摘をされています。よく言う病害虫の問題なんですけれども、特にこのよく言われるのはこのジャガイモシセンチュウの話がよく出ます。これどういうことなのかということなんですけども、実際これ北海道内でも40か所以上の市町村のほうで発生しておりまして、こういうものが持ち込まれたり発見されてしまうとかなりこの美瑛町にも、答弁の中にもございますけれども影響が出るということになります。実際具体的にどういうことになってくるのかということなんですけれども、行政の対応ですとか農業者の対応いろんな対応しなくちゃいけないんですけども、その中でもこの道の北海道のですねジャガイモシセンチュウの防疫対策基本方針なんてございまして、もしこういうものが発見されたり、そういうのがあったりするとですねまず対策チームをつくらなくちゃいけない。これはですね町、それから農業協同組合、それから農業改良普及センターなどが入った形での対策チームを発足させて、その中でロードマップをつくっていくということになります。これはどういうことかといいますと、発生している圃場ももちろん調べるということなんですけれども、そのほかの圃場も調べなくちゃいけない。それから継続的に何年もですねこれ調べていって、検出限界といって、検出出来なくなるまで調べなくちゃいけないということになりますので、数年かかるわけですね。そういう対策を打たなくてはいけなくなるということですので、そうなってきますとそこにかかる、人員なんかも配置しなくちゃいけない、それから予算もつけなくちゃいけないということになりますので、事務的な部分でいきますとこういうものが必要になってくる。それから、現場の対応なんですけどもこれも大変でして、やはりその圃場の封鎖ですとか、立入りの制限ですとかをしなくちゃいけない。この中で言われてるのは看板を立てて、農業者ですとか、農業関係者、それから地域住民の方に周知すればいいんですけども、この美瑛の場合に関してはそれだけでは進まないと。農業地帯が観光地になってますので、ここに不特定多数の方がたくさん訪れるということになりますと、この人たちにどういう風に周知していくかという問題が出てきます。ですから、本来であれば役場のほうであれば農林課の対応ということになるんでしょうけれども、ここに商工観光課も入ってくるということになります。そういうような形の対策チームといっても美瑛町の場合はやっぱり、ちょっとほかの町とは違う、同じ農村地帯でも、こういうものが発生した場合については、かなりの影響が出てくるということになります。例えばこの、プレスといいますか、報道の仕方ですとか、周知の仕方なんですけれども、これも難しい部分がありまして、例えば、変な形でと言ったら言い方おかしいんですけれども、速やかに情報発信すればいいんですけども、誤った形で情報が流れてしまった場合には、風評被害につながる可能性もありますので、その辺についての対策ですとか、やはりしっかりと誤った形にならないように、例えば白金地区ですとか、そういうところは一切関係ないので、例えば白金温泉ですとかビルケの森、青い池なんか全然関係ないですけども、そういうところにまで立ち入っていけないんじゃないかなという間違った情報が流れたりしますので、市街地もそうなんですけれども、そういうようなことがあります。こういうような形のものっていうのが今のところ考えられるんですけども、町として今までこういうような対策ですとか防疫対策として、感染させないということがまず大事なんですけれども、こういうようなことの話合いですと協議されたとかっていうそういう経過はあるんでしょうか。まず最初に、それについて質問したいと思います。

答弁 町長 角和浩幸

ジャガイモシストセンチュウの被害被害といいますか、防止ですよね、防疫というものは、大変重要であるということはもちろん、町、農林サイド、もちろん観光をサイドも認識しているところでございます。で、畑の立入りが何が1番問題なのかといえば、やはり何においてもこのシストセンチュウの侵入を防ぐためには、この立入りをどうにか留めなければいけないという認識で、これまでも農業、観光、両サイドが共になって一緒に活動をしてきたところでございます。今、山本議員ご指摘いただきましたシストセンチュウの方針でございますけれども、もちろん、美瑛町といたしましても北海道ジャガイモシストチュウ類防疫対策基本方針に存じておりますし、万が一シストセンチュウが発見された場合の対応、今議員がご指摘いただきました、各関係機関にによるチームをつくり、3年目、6年目ごとの土壌の検診等、そして6年間の計画を策定しなければならない。この手順については、重々承知をしているところでございます。ただ、ご指摘いただきました本当に風評被害ですとか、観光面、観光を抱えている美瑛町として、万が一見つかってしまった場合どうしていくのかという、細かいシミュレーションを組んでいるわけではございませんので、今の本当の真実味のある、ご指摘をいただいて、シストセンチュウ類の検出が万が一出たときのマニュアル化といいますか、について作成してまいりたいと考えております。一方で、農業分野におきましてはシストセンチュウ、観光客の立入り禁止だけではなくて、農業としましてよくご存じだと思いますけど畑作構造転換事業等で抵抗性のある芋類の植付けを支援するというような、農業サイドからのシストセンチュウ対策も、重々講じているところでございます。

質問 12番 山本賢一

12番、山本です。答弁いただきましたとおりですね、そのような形で今はまだ発生してませんので今後こういうことがないように、観光がどうしても観光これからまた復活していきますと、多くの方々が訪れるということなんですけれども、ただ我々農業者が例えばほかの町に視察に行くですとか、農業地帯に足を踏みれるって言った場合には、オーバーブーツといってブーツカバーですね、これをつけていくのは当たり前のことでして、そして、バスですとか車から降りてそして視察をするという形になります。もちろん、圃場に入る場合もそうなんです。ただ、今の美瑛町の観光の状況の中で観光客がそういう形でしていただいてる方はそうではないわけでして、そんな中で土足でというわけじゃないですけどそのまま農地に入り込んでしまっているという部分も身受けられるということで、非常にその辺はやっぱり懸念される部分なのかなという風に思います。ただですね最近YouTube等もそうですけれども、観光マナーの対策ということで町のほうでかなりこう、各関係機関いろんな形で情報発信していただいてるおかげで、かなりその辺については改善はされてきてるわけなんですけれども、ただなかなかまだやっぱり一部の方でそういう方もいるというようなこともあります。それからですね先ほど言い忘れたんですけど、もし感染が見つかった場合についてなんですけども、農地へのこの進入の規制をかけるんですけれども、これ実はその看板を立ててですかそういう周知するということも必要なんですけどもこれ24時間体制で監視しなくちゃいけないというようなことも考えられます。というのは、私も結構夜遅くまで仕事することがあるんですけど一般の方の車、結構夜もいるんです。これ、何かといいますと星空観察をしてる方多いんです。それから、星空の写真撮影をしてる方も多いんですね。特に写真撮影をされてる方なんかは道路からとりますとどうしても車が来ると光が入ってしまって、写真を撮れなくなってしまうするということだと思うんですけども、作道ですとかそういうところに入り込んでる方が結構おられるんですね、夜ですか。ですからそういう部分でも気をつけなくちゃいけないということですので非常にこれ厄介な問題になってくるということになります。ですからこれらについてはどういう風に対応するかということもやっぱり考えていかなくちゃいけないのかなと思います。それからシストセンチュウとは別ですけども、家畜伝染病の関係なんかもあります。これも今、最近ですね近隣の国で結構口蹄疫ですとか例えばアフリカ豚熱ですかいろんなものが発生しているというような状況もありますので、観光についてもそうなんですけど人の入り込むということはやはりいろんなリスクを抱えるということ。やはり農村地帯というのはあくまでも人がいないというか人が来ないようなところで行っていることによって、成り立っている部分もあるのかなと思いますし、それから、食という部分の1番大事な部分を担っているということですので、そこはやはり新聖な場所だと私は思ってますし、そこにやはり多くの方々が来るということはいろんな問題が起きるということが起きるのではないかなと思ってます。ですのでやっぱりこの辺のところの注意喚起、それから防疫対策をしっかり行わなくちゃいけないのかなと思うんですけれども、その辺について、町長改めてどういう考えだとか伺います。

答弁 町長 角和浩幸

ご指摘はごもっともでございまして食、食料をつくる、生産現場である農地、そこの大切なところに人が入り込んでくる。入り込むといいますか、そこが観光スポットになっている、美瑛町特有の課題がまさに端的にお示しいただいたと思っております。マナー対策につきましては、これまでも観光事業者、バス会社等々、様々なところの機関に協力を呼びかける中で、一定の効果が現れてきているかなという風に感じているところでございます。先日も在札幌の韓国の総領事の方が表敬訪問をいただきまして、領事のほうから総領事のほうから、韓国の国民が美瑛の方々に迷惑をかけるわけにはいかない。私どももしっかりとそういうことを周知していきますよというお話を総領事のほうからもしていただき、大変心強い思いをいたしたところでございます。それだけやはり畑への立入りが問題を引き起こすということの認識が広がってきているのかなと思っておりまして、このことによる、マナーの向上という人の善意に訴えかけるところの取組が広がるところには期待をしているところでございます。一方でしかし、ご指摘いただきましたように、星空観察、写真撮影、別に悪いことしようと思ってるわけでもなく、自分の思いできて楽しんでいらっしゃるんですけれども、そのこととの兼ね合い等がやはりまだこれからも出てきてくるところでございます。条例の中で、立入り制限できるという規定を設けさせていただき、お認めいただいたおかげで、かなり強い武器を手にしたいなと思っております。ただ、それはまだ、文脈上だけでありまして実際に発令したわけでもございませんし、実際に制限したときどのような問題課題が起きるのかも検証しているわけではございません。先ほどのマニュアル化ではないですけれども、実践という言葉悪いですけれども、万が一発令したときにどういうような体制を組んでいくのかということを、これから想定を今のうちに想定をしていくことが大事であると認識しております。現時点まだつくれておりませんので、より具体的な事案を想定したものを考えてまいりたいと思っております。家畜伝染病院につきましても、この一緒のセットの中で、家畜伝染病を防ぐための対策、立入りの制限の在り方というものも具体的に検討してまいりたいと考えております。

質問 12番 山本賢一

12番、山本です。検討の中といいますか対策の中にもう一つ入れていただきたいなと思うのは、イベントの開催なんです。これイベント美瑛町内でも丘をめぐるというような形でヘルシーマラソンですとか、センチュリーライド行われてるわけなんですけれども、今現在はセンチュウとか発生してないのでコースとか設定はそんな制限をされてこないかなと思うんですけれども、ただ今後そういうのが起きた場合についてのどういう風なコース設定ですとか、どういう風にするのかということも十分検討していただきたいなという風に思っております。やはりこういうのが発見されて非常に大変な苦労をしている町というのはあるなということで、十勝管内の上士幌町なんかではですねこれ、ここの町はシストセンチュウ発生しておりまして、イベントなんか行われてる中で特に有名なものですと、バルーンフェスティバルといって熱気球を上げる大会といいますか行われてまして、これ8月の10日以降に行われて小麦の刈りとった後に行われてるんですけれども、その中で大会要項とかあるんですけども、その中での注意書きの中にこういう文面があるんですね。農地の保全対策というのがあって、上士幌町内の畑作農家からジャガイモストセンチュウという病害虫が発生して確認されていると。まん延防止のため土の移動について禁止されていますと。また酪農牛舎内における感染等の予防のため全て農地への離着陸の際はオーバーブーツ、先ほど言いましたカバーですね、をつけてということで、また農地に着陸した場合にはゴンドラについた土の除去、水での洗浄等をしっかり行った上でそこから出てくださいと。またチェイスカーといってこのサービスが回収する車なんですけどもこれについても随時洗浄してくださいというようなこの注意書きがあるわけでして、こういうものを行わないと、このイベントに参加出来ない、守らないと出来ないということになってます。どうしても農地に着陸してしまいますんでどうしてもそういうことになるんですけど、美瑛町の場合はそこまではならない。イベントのときにもないんですけれども、そういうような注意書きがある。これは2018年もちょっと古いんですけどもその次の中に2019年のこういう文言もあるんです。同じような形で感染対策の部分の中に、注意書きの中でこういう部分もあって、天候により農作物の生育状況が変化した場合に、着陸フィールドにも影響が生じると思います。また、この一部のバルーンニスト。これ熱気球を上げる方々のことなんですけども、バルーンニストを行い、括弧書きで車両の移動に対して口ごたえをする。ごみを畑に捨てていく。作物に被害を与えても黙って帰ってしまう。土壌管理に希望配っている農地へ無断で車両乗り入れ等が熱気球の愛好家のイメージを悪くし、ふだん気楽にフライトしている人たちが、着陸後に猛烈な勢いで怒られたり、苦情言われたりする事例が起きているというような形の注意がけがあるわけですね。ですから、こういうような形でこのバルーンニストの部分を観光客に変えればこれ美瑛町のことなんです。やはり、どこでもそうなんですけれども、農業地帯にこういう形で人が入ってきたりイベントを行うというのはかなりやはり、地域の農家の方がとってみたらリスキーな部分なんだなということが分かってもらえると思います。ですのでこの美瑛町においてのイベント事についてのこれらの対策も同じような形で検討していただきたいと思うんですがいかがでしょうか。

答弁 町長 角和浩幸

まず、狭い意味の競技のイベントという意味ではセンチュリー、ヘルシー、宮様3大イベントございますけれども、それぞれの大会開催に当たりまして農作業の繁忙期、シーズン等様々な面から考慮をして、時期やコース設定。特に宮様の場合は、積雪期ではありますけれども、畑を横断するというコースも過去をつくってきておりますのでその部分につきましては、所有者、生産者の皆様の承諾、ご理解というものを綿密に打合せをさせていただきながら、コース設定をしてきているところでございます。ただ、今の上士幌の実例を紹介をしていただきますと、美瑛町のイベントの例えばパンフレット類とかで、そこまで詳しい注意喚起といいますか、お願いというものはしているわけでは正直ございません。ここがやはり、実際に本当にシストセンチュウが検出された地域と、されてない地域のこの危機感の持ち方の差が表れているかなという風に思いながら、聞かせていただきました。より一層、危機感、強い危機感を持った上で、人が集まるイベント事を開催するときに当たりましては、この部分の注意喚起について徹底をして、今後まいりたいと思っております。そして、ご指摘のとおり、これはバルーンの参加者じゃなくて観光客とすれば美瑛の問題だということはまさにそのとおりでございまして、今美瑛町では、美瑛町の条例の制定を受けまして観光ルールや行動基準をつくっていくそういう作業に入っております。イベント時に注意喚起をするだけではなくて、観光で来た方々に美瑛町での観光の時にはこれを守ってくださいと、これをお願いしますというルールづくり、行動基準づくりを、今急ぎ策定している最中でございます。このルール行動基準が明確に決まりましたら、これを広くお示しをし、守っていただく。そのことに努めてまいりたいと考えております。

質問 12番 山本賢一

12番、山本です。ちょっとまた質問変えます。今回ですねこの観光ルートですとかそれから、新たなものを、町長も町営観光農園なんていうこともおっしゃってますけれども、要するにどうしてこのオーバーツーリズムといいますか通行する時に支障をきたしたり、時間がかかったりですとか、それから、いろいろ精神的に皆さん、農家の方々、気を使ってる部分があるということなんです。実際なぜこういうことが私申し上げるかといいますと、実はこのコロナで2年半の間、観光客の方々がほぼほぼ来なかったといいますか、ゼロになったんです。誰も来なくなったんです。もう寂しいぐらいに来なくなった。そのときに何が起きたかと言いますと、現場でどういうことが起きてるかといいますと、実は農家の方が私も感じていたんですけれども、非常に仕事がスムーズに行えるんです。皆さん言うのは、早く移動できる。仕事が早く終わる。非常に畑まで行くのが圃場まで行くのが楽だというようなことをおっしゃるわけです、皆さん。で、どういうことなのかということなんですけど、やっぱりそういうことというのはこれだけ今までですね、もう30年間以上こういうのがずっと続いてきていて、普段といいますか通常の状態が分からなかったもんですから、コロナによってこのことが皆さん気づいたんです。皆さんおっしゃるのはまた観光が始まると、また始まるなというようなこともおっしゃるんですけども、実際どういうことなのかということなかなかこの苦情でですね先ほどもありましたけども、交通障害に対する問合せ等があるんだということで答弁いただいてますけども、これってどういうことなのか具体的にどういうことなのかと申し上げますと、私もちょっと実証実験じゃないですけどちょっと時間はかってみたんです。実際どういう風になるのかということで、農作業春から秋までいろいろあります播き付けから秋の収穫まで。それからあるんですけども、ただ、管理作業として今6月7月8月がちょうど観光のピークになってくるんですけどもこの時期、観光客の方は非常に多くなります。観光スポット周辺、特に人が多くなって通りづらくなるんですけれども、その時期で今管理作業の時期なんですけど、特に道路を通行するのが多くなるのが今の時期でして農薬の散布なんか特にそうなんですけれども、行う場合にはですね、自宅ですとかそこから給水場所から圃場まで行って散布してまた帰ってくるというこの繰り返しなんですけれども、このときにですね私も測ってみて通常ですと、例えば自宅のほうから、給水してそして圃場まで5分、作業時間が大体15分ですね、大体10a当たり120Lの水量を散布して、農家の方分かると思うんですけど大体1回1haぐらいの作業能率と。また帰ってくる5分ですから、1回大体25分なんです。ところがですね、これ人が多くなってきますと、行き帰りの往復の中で、車が多かったり例えばバスがどんと停まって人がどっと車道路に出て道路に出てきて中々避けていただけなかったりなんだり、また、車がたくさん停まっていって、通行に時間がかかってしまうと、行き帰りで例えば5分ぐらい余分にかかってしまうんですね。5分余分にかかってしまって、例えばこれが私そこの圃場がマイルドセブンとこなんですけども、その先には圃場があるんですけれども、5haありますから5往復するんです。ですから1回5分ずつ余分に時間かかると。5×5、25で25分、先ほど言ったとおり、何もない状況で、スムーズに仕事ができれば25分ですからちょうど1回分変わってくるんです。こういうような状況になってるんですね。これが例えば5分や25分いいじゃないかと思うかもしれませんけれども、これが例えば農薬散布は1週間に1回ずつ行いますので、少ないものでも3回から4回。それが多いもんでもこの時期ですから、6回7回ってあるんですけども、例えば、中間とって5回としても、25×5ですから、125分。要するに、2時間ぐらい変わってくるんです。こういうような状況が日常的に起きてくるということなんです。それから通行についてもそうなんですけれども、通常の車とは違いますので農業機械ですので、どうしても幅が広がったりそれから、突起物があったりしますので、どうしてもその気をつけながらいかなくちゃいけない。人ですとか車に接触事故なんか起こした大変ですので、かなり気をつけながら通行するなんてことがありますので、そういう部分でも非常に精神的にも疲れるわけです。そういうようなことが日常的に起きているということが、この農家の方々が非常に困ってるとこなんですね。で、これが1年間続くわけでして、他の作業でも同じようなことが言えると。これから、1か月後ぐらいには、麦の刈取りシーズン始まりますけども、大型コンバインの移動なんかほぼほぼ無理です。そこは立ち入れないってことになりますので、違う道を迂回したりなんかしているわけです。ですから農家の方々のいろんな協力ですね、なければこれ観光進んでないと思うんですね。ですからそういうことも含めてこのようなこと、状況があるということを理解していただきたい。先ほど谷本議員からありましたけどスマート農業の部分話ありましたけれども、そういう形で時間がとられてしまっているということになるわけですから、少しでも作業中の、作業の内容を軽減してもらうということで言えばスマート農業の機器の導入ですとかそういうのにも、やはり町独自の対応としてしっかりとした形で進めていくということもあってもいいんじゃないかなという風に思うわけです。例えばその作業時間も実は延びたりなんかもします。僕もこれ、私も経験あるんですけども、作業を始めようと思ったらですね農薬散布しようと思ったらすぐそばに人がいて、出来ないんです、なかなか。1番困ったのはご夫婦の方でお母さんがですね、赤ちゃんを抱っこされていて、そのすぐそばにこられてしまった。もの珍しくあったんでしょうけども、こられていてもう出来ないと。降りていってすいませんから離れてくださいというようなことを申し上げて、しばらくの間ちょっと待った形で作業を始めるなんてことはしょっちゅうある。また自転車で来られたり歩いてる方もおられたりするとなかなか進められないというようなこともあります。ですのでそういう形でいろんな形で時間を取られていってしまうということがありますので、何とかそれについてどうにかしなくちゃいけないんですけども、でもそうは言ってもどうしても出来ませんから、今の現状を対応するために、先ほど言ったとおりスマート農業の導入とかそういうのがあってもいいかなと思います。今後そういうようなことも含めて町として国や道に対して、美瑛町独自の対策としてですね。こういうものの導入に向けて働きかけというのは出来ないのかどうか、それについて伺いたいと思います。

答弁 町長 角和浩幸

今縷々切実な、生産者の側から見た農業の問題点について、ご説明をいただきました。美瑛町の観光の宿命であり、課題である部分であると認識しております。農家生産者にとっての仕事の場、生産の場が、そのことが観光スポットになってしまっている。そこに人が集まってくるということの根本的な問題。本当にもう、30年続いているこの課題の解消というものは、簡単ではございませんけれども、しかし粘り強く取り組んでいかなければ、持続可能な美瑛町、美瑛町農業ということにはなりませんので、私どもも、生産者の皆様の声を受けながら、ご指導いただきながら、この問題課題解消に努めてまいりたいと考えております。一方で観光客邪魔だから、もう観光はやらなくていい、美瑛町は観光に取り組まなくていいということでもないと思っております。ここは、生産者の方、農家の方もご理解をいただいていると思っております。であるからこそ、そういうご協力をいただいている。農家・生産者の皆様のお気持ちにこたえるためにも、行政ができる限りのことをして、課題解消に努めてまいる、そういう決意でございます。国・道に対する対策・要望でございますけれども、今ご指摘いただいた観点から要望活動していくのは、有効であると思っております。様々な面で国・道への要望活動ってほぼ日常的にやってるような感じでありますけれども、これが美瑛独自の何なんだっていうところがあるのとないのでやっぱり、受け手側の対応も変わってきます。これ美瑛だからこその、こういう個別の事情があるんだからどうにかしてくださいというような要望の要請の仕方というのは、ある意味効果的な部分もあろうかなと思っておりますので、これから様々な要請活動をしていく中でやはり、美瑛独自の問題点。他にはないんだと、ここだけにしいかない課題であるからこそ、力をくれという形で、国にさらに、強く求めるところを要請するところを要請していきたいと考えております。

質問 12番 山本賢一

12番、山本でございます。そういう形で進めていただきたいなという風に思います。それから続きまして、続きましてDMOの関係なんですけれども、先ほどからずっと、センチュウですとかそれから、移動に時間がかかるなんていうことを申し上げたんですけれども、観光ルートを作ってくれというのはそういうような部分もあるんですけれども、あくまでもやはり分散型といいますか、1回駐車場もどこでもいいんですけども降り立った後、ばーっと人が広がってしまうですとか道路にあふれてしまうってことのないように例えば、観光のコースをしっかりと設けてそこ通路を設けてですねそれ以外のところには出ないようにするですとか、そういうような形の対策を打っていくということも必要ではないかなと思ってます。それと同時に逆にですね、今度は逆にDMOを活用した形のものに観光に変えてもらうということですね。あくまでも無償のものでなくて有償であるということで考えていくということで、今の既存の状況でいけばただ単にどこでもいいってどこでも見れるんですけども、ただこれね農業景観、美瑛の場合は非常に苦労して、農家の方々、農家行ってるわけでして私はねこれをね、無償というのはどうなのかなという風に思ってます。どうにかしてこれを有償化して、何かこのDMOなんかも活用した形の観光に切替えていくと。それから観光アドバイザーなんかもついていただいた形で少人数での形の観光のスタイルに変えていってですね、やはりそういうものをどんどん広めていただいて、今まで見れなかったような部分ですとか、写真撮影もそうなんですけれども、そういうものをしっかりと行うと。その代わり、アドバイザーの方には、防疫対策ですとか農家の事情ですとか、それから地域の方ですとかそういう方にしっかりとした形で信頼を得られてる方がですね、その中を担っていただくというような形で進めていくということが私は今後必要ではないかなと思ってます。それからもっと言えば農家の方としっかりとした契約を結んで、そういう形で立ち入る場合についても防疫をし対策をしっかりと行った上で、契約を結んでそれで契約の料金を払ってですねそして観光を進めていくですとか、そういうような方向に進めていかないとなかなかこの今の状況ってのは改善していかないのかなという風に思います。ぜひともそのような形での進めていくということが大事だと思うんですけども、今後の進め方について、町長どういうお考えでしょうか。

答弁 町長 角和浩幸

ご指摘のとおりでございまして、まず有償無償有償という意味でいきますと、これからの観光の在り方というのは、観光客の皆様にも応分の負担といいますか対価をお支払いいただいて、しかしそれをいただいた財源お金で、よりいい豊かで魅力ある観光地づくりに、整備に役立てていくと、その循環の流れが大切であろうかなと思っております。その対価いただく負担をいただくときには、人と人のやりとりが必ず生じるわけなので、その場を通じて、より一層のマナーや啓発、向上に努めていくというのも、貴重な機会になるかなと考えております。ご指摘いただきましたとおり、DMOで既に、体験型ツアーで畑の中入っていただく、あえて畑の中入ってもらおうというようなツアーも構成しておりますし、今年はアドベンチャーツーリズム、大きな大会北海道で開かれますので、より一層の、見るだけではなくて観光客の方自らが体験してもらう、そういうような観光に、脚光が集まってくるかなと思っております。そういうような有利な条件が、今、美瑛町にも訪れているわけでございまして、様々な形で、観光客の方にルール、マナーを知っていただく機会をつくっていく、そして一方でご負担をいただいてそれをさらに魅力的な観光地づくりに活用していく。両面からの取組が求められているなと思っております。また、前段のお話あった観光ルートですとか、駐車場。特に駐車場につきましては、本当に周辺の日常生活に影響が出ているところが、ある地点もあるのは認識しております。なかなか、町有地ではなくて私有地がそのまま周辺でありますので、所有者の方のご協力が得られないと整備とはなりませんけれども、なるべく力を入れて駐車場の整備、日常生活に影響が出ないような形で町が変わるということも、力を入れてまいりたいと思います。また最初答弁申し上げたとおり、観光ルート誘導する、ここを見てくださいという町のほうが主体的に観光客を誘導して、そちらにのみ集まってもらうというようなことも有効であると思っておりますので、そのような政策づくりについても取り組んでまいりたいと考えております。

質問 12番 山本賢一

12番、山本でございます。景観というのは非常に大事ですし、これからも美瑛町にとっても、重要な観光業、それから観光事業、いろんなものがございますけれども、そういうものを発展していく上で非常に重要なものだという風に思っております。その中でなんですけれども、やはり観光客の方々は私どもは昔からずっといるので、そんなに大きな大きな感動を、持ってるというもんではなかったなという風に思うんですけども、ただ、先ほど来申し上げてマイルドセブンの丘で木が切られたわけですけれども、状況を見たときに私自身がですね、物心ついたというかずっと見ていた景色がある日突然なくなってしまってですね、非常に何か違うとこにきたような感じで、毎朝見ていて、今慣れましたけれども、そんなような気分になったということがございます。これ私だけかなと思ったらそうではなくてですね、実はこれ、観光客の方の中でも非常に残念がってる方もおられます。これ地元私ども地元の方なんですけれども、犬の散歩をしてマイルドセブンの下を通りかかったら、男性の方3人がですね、何かこう戸惑ったような形でおられたと。話しかけられたそうなんです。ここに並んでいた木が生えてたんですけどどうしたんですかと言われたそうです。実はいろいろあって切ったんですということを言うとですね、その方1人の方がもう倒れそうになるぐらいショックを受けていて、残念がってたそうです。いろいろ話を聞いたらその方は10年ぶりに東京から来られたそうです。10年前に見た景色が感動してですねもうぜひとも見に来ようと思っていたんですけどもなかなか仕事が忙しくて来れなかったと。定年になってようやく来ることが出来て、見に来らなかったということで、ショックを受けておられる。1人で来られないで、友人の方2人も連れだってこられたということで、リピーターであり、また、さらに人を一緒にこられているということです。こういう方がいるんですね。もう一つもう1点あるのは、もう一つあるのは昨年の11月に東京びえい会ございました。そのときに、参加した方からも、そのことを聞かれました。どこの木が切られたんですかって話がやってマイルドセブンのとこですっていう風な話をしたらですね、あの景色好きだったんですと。なぜそんな風になったんですかなんて話をされました。いろんな方今も来られてる方たくさんおられるわけですけども、中にはそういう風な形でこられてる方もいるのかなと思います。一つの景色がこれだけいろんな人たちに感動を与えてまた来ようと、この美瑛に来ようと思ってたときにその景色がなかったというのは、やはりこれは残念なことになります。どうにかしてこの景観というのを維持していくために努力をするということも必要でないかと思います。条例の前文にもございます。より美しいまちの姿を次世代に引き継ぐためにこの条例を制定しますとなってます。今後はこの条例をもとにですね、やはりこういうようなことが起きないように、哲学の木、マイルドセブンの丘、こういうことが起きてくるようなことのないような、やはりこのしっかりとした町の対応、対策ってのは必要だと思います。ぜひともそれについて、今後、しっかりと行っていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 角和浩幸

マイルドセブンの丘の木が切られたこと。当然私も知っておりますし、当時は、私は町長職ではなくて議員職でございましたけれども、そのときの経過、所有者の方のお話を伺ったりする中で、その当時、町としてもう少し出来たことがあるだろうなという思いを実は持っていたことも当時ございました。やはり、景観が、これも先ほどのお話の繰り返しですけれども、農家にとりましては、ある意味でもしかしたら邪魔な木である、ということも場合によっては起こり得ることであります。それが、観光客にとってはすばらしい景観を形づくっている木であるということもございます。そこの兼ね合いをどうつけていくのかというところが非常に難しいとこでございますけれどもそこで役割を果たすのが町行政へのお仕事かなというふうに思っております。ただ現在景観の重要樹木として、僅かながらでございますけれども保護、維持について援助している制度もございますけれども果たしてそれで十分なのかどうなのか、より、その支援策を手厚くすることで、この景観を守ることができるのかというようなことも考えることも出来ますし、今ご指摘いただきました条例が新しく制定されました。そしてその条例を根拠に新しい支援策、新しい事業を生み出していくということが可能になりましたので、この美しい観光目的地、これを維持していく。そのために、新たな財源を伴う事業も、可能となってございますので、最初の話、生産者の皆さん、農家の皆さんの声を聞いてくれと、自分たちの実情も知ってくれということでございますので観光客、そして、農家生産者の皆様の声をぜひともいただきながら、ご指導いただきながら、どのようにすれば、全ての方が丸くこの景観を維持できるのかということについて、引き続き、町も主体的に関わってまいりたいと考えております。

出典:美瑛町議会 令和5年第4回定例会 2023年6月22日 議事録 PDF(66ページ) 間違いを知らせる