美瑛町議会 令和4年第7回定例会 2022年12月15日
(1)農業分野における資材高騰対策について/(2)高齢社会に向けての生活の環境整備について
2022年12月15日、美瑛町議会の一般質問で、山本賢一議員が「農業分野における資材高騰対策について」「高齢社会に向けての生活の環境整備について」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 山本賢一 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 12番 山本賢一
番号12番山本賢一。質問方式、時間制限方式。質問事項1、農業分野における資材高騰対策について。質問の要旨、我が国の食料生産において世界情勢の不安定化は農畜産物の生産現場に多大なる影響を及ぼしています。特にロシアによるウクライナ侵攻の影響は、農畜産物の生産に欠かせない化学肥料や燃料などの急激的な高騰を招いており、この状況はこのまま続くと予測されています。この様な状況を踏まえて農水省は、農業経営への影響緩和の対策として、「肥料価格高騰対策事業」を実施しますが、事業内容では、現状の「肥料使用料の2割低減の取組を行う農業者に対して肥料コスト上昇分の7割を支援」という厳しい内容です。美瑛町の農業において肥料の施用は不可欠なもので、丘陵地帯であるため降雨等で施用した肥料や堆肥が土壌流亡するため肥料の低減は、収量、品質の低下を招き農業経営に影響を及ぼすことが懸念されます。そこで、町としてどの様な対策を考えているか次の2点について伺います。(1)美瑛町は中山間地域に指定されている条件不利地帯であり、肥料支援割合の拡充を国に要請する考えは。(2)肥料、燃料、生産資材等の高騰対策として町の支援策は。質問の相手は町長でございます。質問事項2、高齢社会に向けての生活の環境整備について。国連では、2022年度中に世界の人口が80億人を超え、その後も増加し続け、2080年には104億人になると予測されております。一方、日本では、2008年の1億2,800万人をピークに人口減少に転じており 、2050年には9,500万人、高齢化率は40パーセントとなると予測されております。わが美瑛町においても平成31年4月に1万人を割り込んでから減少に転じ、更に高齢化も進 ん でお りま す。 令和2 年 3月 に策 定さ れた「 美 瑛町 人口 ビジ ョン」 で は、 30 年後 の2050年代には、総人口が6,000人台となると予測されており、特に郊外での人口の減少は、地域の活力の低下だけでなく今まで培ってきた結束力や助け合いといった人と人とのつながりが希薄になり、あらゆる地域活動や生活環境の維持が難しくなることが予測され、行政の役割が今以上に重要になると思われます。そこで、今後、問題となってくる中で次の2点について伺います。(1)高齢者世帯が増加する中で地域における自助、共助、公助を組み合わせた除雪体制の構築について。(2)運転免許の返納などに伴う高齢者の生活環境の変化に対応した住生活の整備について。質問の相手は町長でございます。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 角和浩幸
12番山本議員さんからの2点にわたります、質問に対して答弁を申し上げます。質問事項1点目、農業分野における資材高騰対策についてでございます。本町では、生産者の御協力の下、中山間地域という条件不利地を克服するため、従前より中山間農業振興事業において、全町の土壌診断を5年サイクルで実施し、施肥設計による化学肥料の低減、堆肥や緑肥等による土づくりを積極的に進め、丘の大地で営まれる農業生産を守ってまいりました。議員御指摘のとおり、国の肥料価格高騰対策事業により、これまで取り組まれてきた以上に肥料を低減することは、ゲリラ豪雨等による土壌流亡が避けられない本町の多くの農地において、施肥の効果まで低減させるリスクを抱えることにもなり、収量や品質にも影響を与えるなど、本町の基幹産業である農業にとって大きな痛手となることが懸念されます。1点目につきましては、本町ではすでに肥料低減に取り組まれてきた実績がありますので、生産現場に過大な負担が掛からない方向で申請業務を進めておりますが、今回の肥料価格高騰対策事業では、本町のような中山間地域に対する支援は拡充されておりません。本事業は、次年度におきましても同様に打ち出されることが予想されるため、北海道や経済団体と情報共有を図りながら、国に対して本町の事情を説明するとともに、条件不利地の補助拡充を要請してまいります。2点目につきましては、コロナ禍による物流の混乱やロシアによるウクライナ侵攻、さらに急激な円安により、今まで経験したことがないほど生産資材等の価格が高騰しており、生産者の経営に大きな影響を及ぼしております。それらの対策として、国や北海道の支援策とは別に、町独自の支援策を講じてまいります。本定例会にて御提案させていただきました生産資材の価格高騰に対する助成や燃料高騰により影響を受けた施設野菜に対する助成、小麦の生産者負担軽減を図るため一極集中している小麦の受入機能を分散させる取組に対する助成により、農業経営の安定化と持続可能な農業を推進してまいります。質問事項2点目でございます。高齢社会に向けての生活の環境整備について答弁を申し上げます。本町の将来人口の推移につきましては、議員御指摘のとおり「美瑛町人口ビジョン」において、自然増減・社会増減の要素を含めた人口動態を想定しており、現在、町全体で人口減少の抑制に向けた各種事業を展開しているところです。また、高齢者数自体は、現状がピークであると推定され、今後少しずつ減少に転ずることも予想されますが、団塊世代が後期高齢者となる2025年以降におきましては、高齢者支援サービス等の需要増加が見込まれているところでもあります。1点目につきましては、現在、高齢者への除雪支援として、間口処理を行う高齢者世帯等出入口除雪と、労力確保が困難な方等への除排雪サービス事業を行っています。この公助の部分と自助の組合せの上に、地域ごとの共助の取組が行われています。町内会や近隣住民同士で助け合うなど共助の取組には地域差もあることから、今後はより一層共助の輪が広がるよう、町内会への支援や地域除雪ボランティア体制の整備等を推進してまいります。2点目につきましては、運転免許証を返納する高齢者が増えておりますが、住み慣れた地域で暮らし続けるには、健康と生活維持のための交通手段の確保が重要と捉えており、現在、高齢者等へのハイヤー料金助成事業や患者輸送車運行事業ひまわりバス、スクールバスなどで対応しております。一方で、新たな交通体系に関するニーズの高まりも認識しているところです。デジタル技術の進展に伴い、新たなシステムの開発も進んでいます。現行事業の利用状況を踏まえつつ、より利便性の高い交通システムについて検討を続けてまいります。以上でございます。
質問 12番 山本賢一
12番山本です。答弁いただきました。今回の資材の高騰対策ですけども、なぜね、農業分野だけっていう訳でなくて、他の分野も大変な分野もありますので、これは農業だけではないんですけれども、でもやはり、今年から来年にかけてですね、非常にこの状況悪くなってきますので、どうしてもこの部分について何点か質問させていただきたいなと思っております。まずもってですね、先ほど冒頭でですね、行政報告の中で令和4年度の農業生産見込みというの出ておりまして、この中見ますと、計画対比でいくと全部100%超えていて非常に結果いいということになっていて、町長もおっしゃったとおり、生産者の努力ってのはあるんですけれども、ただこの横にですね、今年の生産費の昨年度から比べてどれだけ上がっているかっていうのを入れてもらえばですね、このせっかくこの努力してきたものは全てこの生産費に奪われていってしまって、実質どこまでこう利益が出てるかっていうのは、非常にこれ難しくなってきてですね、令和5年になればですね、来年、雪が融けて春から開墾が始まりますけれども、この時になると更にこれが厳しくなってくるというような状況でして、もう肥料価格についてはご存じかと思いますけれども、大体倍ぐらいになっていると。ものによっては3倍になってるものがありますけれども、そのような状況な訳ですね。そういうような状況の中で、国はいろんなこう対策を打つという風なことを言っている訳ですけれども、ただその2割、先ほど申しましたけど2割削減してのメニューなんですね。削減しろと簡単に言うんですけども、これ答弁の中にもございましたけれども、土壌診断ですとか生育診断による施肥設計をするですとか、堆肥の利用ですとか、下水汚泥の利用ですとかね、有機質肥料ですとか、緑肥作物の利用といった形のものをですねメニューとして国は挙げてるんですけれども、これ全て美瑛町やってることなんですね。過去にもこういうことをしながら減肥対策というのをやってきたような経緯もある訳でして、またさらにこれをやれと言ってもこれほぼ難しい状況です。そういうことも踏まえてですね、いくとですねこれ、やはり先ほど言った中山間地の問題もありますけれども、美瑛町としてですね、ある意味、国に対してですね、もうちょっとこれ、しっかりと支援体制をですね、要請していくと。もちろん美瑛町だけでは難しいと思いますんで、やはりこの北海道の中でも農業が十分重要な産業ですので、各他の市町村長等もですね協力した形で、こういうものを訴えていかないとなかなかこの内容というのは変わっていかないと思うんですけども、町長その辺どのようにお考えになってるでしょうか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
今年の農作物、交付金入れて168億という、非常に高い良い数字ではございますけれども、議員ご指摘のとおり、その分、いやそれ以上に経費が上がっているんだと、そこの部分をプラスマイナスしたときに、計画費上回っていても、実際の生産者の懐は違うんだというところは十分に認識しているところでございます。国の肥料高騰対策の申請等につきましては、現状、今国が持ってる制度に対して美瑛町としては既に対策を行っているんだよという立場を出す中で、農家、生産者の方々個別の負担がかからないように、再請求を一括で申請をするという、申請のしやすさ、負担にならないような形で今、進めているところでございます。その対策によりまして、現制度の対応についての生産者の皆さまのご負担というのは少し軽減できるのかなと受け止めているところでございます。ただ、この制度ではなくもっとより効果があり、実態に即した制度はないのかというご指摘につきましては、まさに同じ思いでございまして、この広い日本の、しかも様々な田畑の状況が異なる中で、一律の同じ制度の中で補助が出されていくということについては、疑問もあるところでございます。中山間地域特有の特性を踏まえた、より生産者に沿った形の支援制度があってしかるべきではないか、全く同感でございます。美瑛町だけで声が届くかどうか分からない面もあります。でありますので、上川のつながり、また、農協さんと経済団体の皆さまとの連携を図る中で、機会あるごとに、この美瑛町、中山間地域の実情については、国に対して話し掛け、要請してまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
12番山本です。今町長からそういうような形でね、お話いただきましたので、是非ともそういう形で進めていただきたいなという風に思います。それとですねもう1点、この来年度に向けて非常にあまりよくないニュースといいますか状況がもう一つあってですね、肥料の高騰、資材の高騰もあるんですけれども、その他に来年度ですね、令和5年なんですけども、畑作物の直接支払交付金、要はゲタですね、この部分の見直しの年になっておりまして、その年になって今回ですね、その中身が示されたんですけれども、これがですね小麦、大豆、てん菜なんかはですね、この中身が大体5%から25%削減というような形でですね、これもかなり厳しいものを農業者に突きつけてきてる訳なんです。で、本来であれば資材高騰もしてますので、現状維持か逆に増やすというようなことになるのが本来だと思ったんですけれども、そうではなくてですね、特に小麦、大豆なんていうのは品代が上がってるということで、その分減らしてもいいだろうというような安易な考えでこういう形のものが出されているんですね。その他に特にひどいのはビートでして、ビート、てん菜ですね、砂糖原料のビートなんですけども、こちらの方25%削減ということになってまして。要は砂糖余りがあるもんですから、それを調整するためにこういうような政策を打ってる訳でして、これもですねどうも納得いかないのは、自給率を上げようとしているのになぜこれを削減して減らそうとするのかっていう部分もあるんですね。一応、等価調整制度っていうこの制度があるんですけど、これが破綻しかかってるからだという風に言われてるんですけれども、これもどうもですね、今北海道にとって、もうてん菜の栽培というのは輪作体系の中で非常に重要なものでして、これがなくなっていくとか減るということになると、非常にこれも問題が大きくなってくる訳ですね、こういうような問題も出てきているというなことがありまして、これね、町がどうすることではないんですけれども、やはりこういうのを踏まえた上でですね、やっぱり今後農業の部分ですね、町としての対策なんかも考えていかなくちゃいけないことになってくる訳です。ですからそういう部分を厳しいような状況突きつけられてるんですけども、それについて町長どういう風にお考えなってるか伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
まさに、生産者でもいらっしゃる山本議員のその思いが、美瑛町の農業、農家の思いであると受け止めております。一方で国はですね、国は一方でウクライナ情勢を受けて食料安保の重要性が増しているというようなことを盛んに言っておりますし、自給率を上げていくということもこれはもうずっと言っていることでありますが、それに見合った方針、制度になっているのかというと、どうも現場の感覚からすれば逆行しているという風に受け止めております。美瑛町の農業見ましたところでも、ご指摘いただきましたように、一つは輪作の問題があります。ビートだけ、単作だけの問題ではなくて、他の作物への影響も懸念される、そういう事態になっているという風に私も受け止めているところでございます。で、ありますので、この改善につきましては、美瑛町といたしましても改善を求めていくという立場であることはもちろんですが、先ほどと同じように、美瑛町だけでできることには限りもありますので、連携する自治体、経済団体、また北海道、オール北海道での取組も必要になろうかと思っております。そのような非常に広い広域の連携の中で、美瑛町も大きな声を上げていきたいと思っているところでございます。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
12番山本です。質問書にはですね載せてなかったんですけども、もう一つですね今非常に問題になってるという、近々で大変な状況になってるのが酪農関係なんですね。町長もご存じだと思いますけれども、新聞紙上でも出ております。昨日の新聞に出てましたけど加工乳の補給金ですとかそれから集送乳の調整金なんかもこれ値上げしたと言ってもですね、49銭とか6銭の値上げなんですよ。実際問題ですねこの分野においてはですね、まだまだ上げなくちゃいけない。逆に言うと、10倍の4円ですとか6円だとかあげなくちゃいけないぐらいのような状況なのにですね、今、国の回答はこんなような状況になっていると。酪農の関係でいきますと、今本当に餌の高騰がもちろんあったんですけどもその以前にありましたけれども、そのあと円安の影響がさらに追い打ちをかけたということでして、もうさらに苦しくなっている状況でして、ある酪農家の方に聞くとですね、もう絞っても赤字、売っても赤字ということで、もうどうしようも出来ないというようなことをおっしゃってまして、売ってもというのは子牛なんですね、子牛も売ってもお金にならないっていうな状況でして、引取り手がない訳ですね、本来でしたら、例えば10万とか15万とかになるんですけれども、これが100円とかっていう世界になってると。今はもっと酷くなっていて、もう処分しなくちゃいけないとこまで来てるということで、ある酪農家の方おっしゃってたのは、こんなことは今までないというような形で非常に、もう大変な状況になっていると。ある方は言ってたのは、要するに今牛乳が余ってるというような状況ですので、どうしてもそういうような状況でなかなかこれに対して支援があまり行き届かないような部分あってですね、要は、生産調整を農家を離農させることによってしてるんじゃないかというようなこともおっしゃってる方もいるぐらいに、今そういうような状況です。これについてもですね、なかなかこの先ほどの答弁と同じようなことになると思うんですけれども、やはりその美瑛の中でも、酪農の生産というのは非常に割合的に大きなものになってますので、ここがやはり崩れていくようなことになると、先ほど言った肥料のメニューの中にありますけども、例えば、堆肥を利用してなんていうことを言ってるんですけども、この堆肥が出てこなくなってしまうんですね、酪農がなくなれば。ですからこれ、よく言う循環型の農業というような形で美瑛もいろんな形でこの堆肥の関係の支援を行ってますけれども、そういうところも出来なくなっていく、うまくいかなくなっていってしまうということなんですね。例えば美瑛でできることで言えばですね、堆肥の運賃助成なんかやってますね。そういう部分で少しでもこの酪農家の方々に支援の対象をですね何とかして広げていただいてですね、今の状況それで改善するとは思いませんけれども、国に対して言っていかなくちゃいけませんけども、町独自でやれる分はですね、何かしらの形で進めていただきたいなと思うんですけども、それについて町長いかがでしょうか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
美瑛町農業界におきまして酪農の位置付け、当然重いものがあると捉えております。大雑把に言いますと、生産額の3分の1は酪畜であるということでありますので、大変重要な産業の一つであると受け止めております。そして、その重要な酪農家、酪農業界が、農業の分野の中で一際、今苦しい状況に置かれているということについても、理解をしているところでございます。そのために、明日、ご審議していただきますけれども、農業支援策の中で、酪農家の方々への支援策も講じておりますので、補正予算のご審議の中で、また忌憚のないご意見をいただければ幸いでございます。また、それのみならず、酪農だけではございませんけれども、農業全般、この状況がここで改善するとは思ってません。むしろ、年明け以降、より深刻な状況になっていくのではないかという見通しも十分に立つ中でですね、この12月の定例会の中で明日、ご提案しご審議をいただく、農業支援策だけで事足りるとは思っておりません。状況を見ながら、適切に有効な支援策をさらに検討してまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
12番山本です。続きまして、高齢社会に向けての生活の環境整備ということで質問していきたいと思います。まず除雪の関係なんですけれども、もう雪のシーズン始まってしまってですね、非常に今もう、今日もすごい雪降ってるんですけれども、昨シーズンですね、町に対して除雪に関する要請ですとか要望、言ってしまえばクレームを含めてですけれども、いろんなものあったと思うんですけども、それらを踏まえた形で今年の除雪体制をどういう風に構築したのか、どういう風な形に変えたのか、何か具体的に、昨シーズンと今シーズンと大きく何か変えたものですかとね、取り組んでいるものというのがあれば教えていただきたいんですけど。
答弁 町長 角和浩幸
体制についてでございますけれども、事業者さん、委託をしている事業者さんの体制等につきましては、大きな変更はない訳でございますけれども、より状況変化に柔軟に対応していただけるよう、協力体制または情報のやりとりのところをスムーズにいくよう心がけているところでございます。また、広報の中で、道路に雪を出さないでくださいっていうようなお知らせを町民の方にお願いする、より除雪業務がやりやすい状況を整えるために、町民の皆さまへのお願いをさせていただいておりますし、また、事業者さんへの単価の面でもアップをさせていただいて、より働きやすい除雪作業でのやりやすい状況を作っていくなど、いろんな支援策を講じながらスムーズな除雪が実施できるよう取り組んでいるところでございます。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
12番山本です。十分それは理解しておりますし、今後、今年もどういう年になるか分かりませんけれども、しっかりとその辺は取り組んでいただきたいなと思います。過去にも、先輩議員の方から除雪の関係の質問でですね、美瑛町の除雪はいいんだと、きれいだというような形でおっしゃった先輩の方もおられます。私もそれはね、本当にそういう風に思っています。というのはやはり感覚の差なんでしょうけれども、私も子どもの頃からずっと郊外に住んでいて除雪の状況を見てきてる訳ですね、やはり昭和の時代、平成の時代それから今、令和になりましたけれども、それを見ていくと、やはり子どもの時なんかは本当にラッセルが通ってただ道を開けてくだけのような道路でね、車もやっとすれ違えるかどうかぐらいのものの除雪だった訳です、当初は。ところが今はですね、本当に路面清掃といってきれいに削っていってですね、本当に夏場よりも走りやすい道路になってる訳です。というのは、舗装道路が余りにもガタガタなんですけどね、それで雪が乗っかって削ることによって平らになる訳でして、非常に走りやすいんですけども。そういうようなぐらいきれいになっている訳でして、でもですね、先ほど答弁の中の間口処理なんていう言葉が出てきてるんですけども、ただ、多分、国道は間口処理全部していくんですね。ところが道道、町道はしないんで、どうしてもそういうのは残ってしまうと。これは私のことで、大変申し訳ないですけども、別にここで苦情言ってる訳じゃないですけども、私の家の前、間口処理といいますか、家の前、間口にですね、大体毎回、4、50センチぐらいの帯ができるんですよ。どうしても三差路ですができるんだよね。ですけどそれに対して私苦情言うとかそういうことを思ってません。というのは、これどういうことかっていうと、田舎に住んでいる、農家の人特にそうですけれども、自分たちである程度そういうものを対応するというのが昔からの何かこう、流れというのがあったんですね。で、特に昭和の時代なんか特にそうだったんですけども、もう道路も悪い、それから、もうなかなか除雪も来ないということで、やはり自助で自分たちである程度どうにかしなくちゃいけなかったと。特に、仕事の関係もあったんですけども、冬場移動するとか生活する上で車は大事なんですけども、その車自体もですね、今のような乗用車が走れるような状況ではなかったと。もうすぐはまってしまって動けなくなりますから、どうしてたかっていうと、やはり四輪駆動の車高の高い、要はジープタイプのような車をみんな乗ってたんですね。これをみんなこぞって買って乗っていた。要するに、冬場のこういう状況というのは、自分たちでどうにかしないと生活出来ないというのは、郊外に住む前提だったんですね。ところが今は、先ほど言ったとおり除雪が良くなって、今本当に乗用車も走れるようになった、四輪駆動の車も増えましたんで、それで十分生活できるようなった訳ですね。そういう風なことで、ですからやはり郊外に住むというのは移住定住も含めてそうなんですけども、ある程度その辺は覚悟してもらわないといけないんじゃないかなという風に思ってる訳です。ですけれども、今そういう風なことも言えなくなってきてる状況っていうのは、最初に申し上げたとおり、高齢化が進んでいって夫婦2人世帯、1人世帯が増えてくると。いうことになってくると、今まで自分たちで出来たことが出来なくなってる、除雪にしてもそうなんですけれども、特に間口もそうですし道路もそうなんですけども、そういう部分で処理していくのは大変なんで、これをどうするかってことでやはり行政の役割というのは増えてくるということなんですけども、それについて最初に伺いたいのは除雪サービス事業ですが、こういうのを考えているというのは、具体的にどういう風なことを行っていくのか、まずそれを伺いたいと思います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
現行の除排雪サービス事業のことになりますか。現行で言いますと、除排雪サービス事業につきましては、65歳以上のひとり暮らし高齢者及び障がい者世帯で町内に近親者が居住せず、除雪、排雪の能力等の確保が困難な世帯の方に対して行っているサービスでございます。その他、高齢者への除雪支援体制としては、除雪ポールを設置して高齢者の方の間口の処理をしていく、そのような事業も行っているところでございます。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
はい、わかりました。すいません。私が言いたかったのはですね、やはりそういう中でもですね、特に郊外においてもそうなんですけども、今後、町長進めてますけど移住定住を進めていく中でですね、やっぱりこういう部分がなかなかできなくなってくる。自分で出来ないということになれば行政にお願いするということになるんですけれども、ただですね、答弁の中にもあります地域除雪ボランティアなんていう考え方ですね、これ、やっぱり入れていかないといけないと。元々はですね、郊外に住んでる方々っていうのは大体助け合いの中でずっときてましたので、隣近所で何かこういう風な形のものは自然にでき上がっていたんですけれども、ただ最近は、なかなかそうもいかなくなってきてるんじゃないかなということなんですね。やはり移住の方ですとか高齢者もそうですけれども、なかなか人に頼むだとかそういうことはなかなかできないということも今後考えられる訳でして、そういうことも含めてですね、改めてこの地域のつながりを作っていくですとか、そういうものを促すような形のものをですね、考えていかなくちゃいけないんじゃないかなと思ってるんです。例えばですね、町に関する道路の部分でなんですけども、例えば大雪が、今日みたいな大雪が降って除雪が間に合わないとか、あと、排雪があって間に合わないなという時もあると思うんですね。そういう時にはですね、やはり地域の方に、どなたかですねお願いしてですね、緊急時にはそういう方にお願いして行政の方から要請をしてですね、除雪作業を手伝ってもらうというようなシステムを作っていく必要があるんじゃないかなと思うんですね。1人じゃちょっと難しいです。例えば2人、3人の方にお願いしておいてですね、あくまでもボランティアという形でのお願いをしていってですね、そういうような形のものを考えていくっていうことも、今後必要なんじゃないかと思うんですけれども、それについてどういう風にお考えでしょうか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
先日、ちょっと地方都市の方とお話をする機会ありまして、お話をしてそちらも北陸の都市だったので雪があると。その時、この除雪、高齢化の中でどうしてるということになった時にですね、その地方都市は大学がある街なので、大学生が冬場のアルバイト、ボランティアで非常に活躍しているというお話をもらったところです。そこと対比しまして、美瑛町の場合、ボランティアといっても、若者とか学生とかではなくて、やはり地域で担っていかなければいけない。そのボランティアをこれから大切にしていかなければいけないということを認識を新たにしたところでございます。ますます今後、地域のつながりが求められ、また行政の立場から自助ですとか共助の部分を強調してお願いするのは立場的に言いづらいところがあるんですけれども、地域の中で取組を進めていただかないとこれからの自治が回っていかなくなるという懸念も持っています。それだけに、地域の組織の在り方は、常に考えていかなければいけないですし、強化する方向を役場が示していかなければいけないという風に考えております。現状除雪に関しましては、地域差ありますけれども、地域の方のボランティア的な活動が盛んに行われているところもあると聞いてますし、あるいは個人の方が、ある特定の方に対価を払って、一冬やってもらっているというシステムもあると、システムというかそういうやり方をしてる地域もございます。バラバラなので、地域として力を出していただくためにはどうすればいいのか、その時に、ボランティアではありますけれども、一定の対価が、やはりこれからの時代は必要だと思います。その対価をどのような形でやりとりする、お支払いするのが一番効果的なのか、ですとかを検討させていただきたいなと思っております。組織の在り方の中で、今まだ検討中ですけれども、除雪だけに限らず、行政区ごとに一括した交付金を役場からお支払いするという方向性を今検討している最中です。で、これまでは申請に応じてですとか、何についてこう、じゃあ払うよ、だったのを、もう一括して地域に投げる。で、地域の中で交付金を優先的に何に使っていくのかというようなことを決めていただいて、その地域なりの事情に合わせたやり方をしていただく、その時に、除雪をどう行っていくのかというところを地域で皆さんで検討していただくというようなサイクルになっていくことも、一つ今考えられるなとは思っておりますが、まだ、いずれにしましても、補足の交付金、一括交付金化についても検討中でございますので、より地域の力が発揮していただけるような組織づくりについて、引き続き、様々な角度から検討してまいりたいと思います。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
12番山本です。対価という話が出てきたんですけれども、なかなかこれも難しいですよね。なかなかその、どういう風に割り振りするかって各行政区って言ってもですね、なかなか難しいかなと思います。なるべくなら、行政側の方から、特にですね町が管理してる部分という風に私は思ってるんですけども、その部分についてを行政の方からお願いするというような形と、先ほど言ったボランティアという観点からですね、例えばBeコインのポイントを付与するですとか、そういうような方法もあってもいいと思うんですね。あくまでもボランティアという風になればですね、その対価で例えば安いとか高いとかということにならないでしょうし、そういうような観点を持った方が逆にやりやすいのかなという風に思う面もありますんで、その部分はやり方いろいろあると思いますけれども、そういうのも含めてね、検討する必要あると思うんですが、その辺どうでしょう。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
ご指摘いただきましたBeコインの付与は、ご指摘どおりで、今、最も念頭に置いたBeコイン金を活用した地域のつながりづくりというものが出来ないかという観点から、今検討しているところであります。そして、地域の方にお願いしたい、力を発揮してくださいというのは、自助、共助の部分のことのお願いでございまして、公助として町が管理して町がやるべきものというのは、もちろん、責任を持って今後もより良い形で実施していくということはもちろんのことでございます。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
免許の返納の関係なんですけども、前にも私質問いたしました、高齢者の専用住宅の関係の話を一般質問でさせていただいたんですけども。やはり生活ですね、高齢者になって身体が不自由になるといいますか足腰が弱くなった時点でですね、どういう風に生活をしていくかというのは、特に郊外なんか大変なんですけれども、確かに、ひまわりですとかスクールバスあります。ハイヤーの料金の助成等もある訳ですけれども、でもやはり車で何十年も生活している中でですね、急にこういう風な生活に変えれと言ってもなかなか難しい訳でして、そういう場合にはやはり町の方に住み替えたいという方も中におられる訳でして、でもなかなかその場所が見つからなかったり、自分の思ったところに行けないというような形があります。私の地域の方で、前も申し上げましたけれども、中町の公営住宅に入りたいんだけどなかなか空かないということで、町長もおっしゃってましたけど非常に人気が高い部分でなかなかそういう風にならないということだったんですけども、その方とも何回か私もお話したんですけれども、やはりその他にもあるんだよというような話したんですけれども、やはり、そちらの方がいいという形でおっしゃってましたので、しばらく待っていただこうと思って、しばらくそういうような形で待ってもらったんですけども、その後ですねこの方、実は旭川の方に引っ越されていきました。本来、美瑛町でその後過ごしたいという風に思ってたんですけども、結局見つからなくてですね、いいとこが見つかったんで旭川の方に引っ越しますという形で地域の方にご挨拶に参られました。私のところにも来られたんですけれども、非常にね、声掛けれなかったですね、非常に何か役に立てなかったといいますか、いろいろ相談を受けてた訳ですけど結局そういうのが出来なかったということなんです。でねこれね、本人は美瑛に住みたいんですよ、町に。だけど結局住むところはないんですよ。これね担当の課が悪いとか担当の職員が悪い訳じゃないんです。ないものはないんですよ。どうしようも出来ないんですよ、町長。一般的にね民間であれば、人気の高いところには住宅がもしあれば、その近くにまた住宅建てる訳ですよ。普通そういうのは人気があればそういう風にしますよね。ところが、なぜ美瑛は出来ないのかということなんです。こんなような状況で、例えばですよ、この方も長年にわたって美瑛町に、もう50年、60年かな、いろんな形で貢献された方です。その方が最終的に旭川に行かなくちゃいけないこの現状ってどういうことなんだということなんです。それどう思いますか町長。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
町民しかも長く美瑛町に貢献をいただいた方、その方の思いに応えられなかったということは、誠に申し訳なく思ってございます。どうすれば、思いに応えられたのか、今日の今のお話を教訓にずっとこう考え続けていきたいと思っております。中町の公営住宅のご希望であり、ご本人様はそうであった、ただ、町営住宅、公営住宅含めて空いてるところはございます。で、そちらの方ではやっぱり駄目だったのかな。で、そこの、いや駄目なんだ、美瑛から結局出ざるを得ないんだというところのお気持ちまで深く共感することが出来ず、申し訳ない思いでございます。公営住宅につきましては、計画に沿って建築を進めてまいりますし、今住んでる方々のニーズ調査もしてございます。そのような中で、町の住宅施策として、どこをどこに整備していくのかということは、計画に沿ってやっているところではございますが、今のお話を真摯に受け止めさせていただきまして、町民お一人お一人の方、また、転居を希望されている方、あるいは今公営住宅に入居されている方、のより細かくお気持ちに触れていくような形で接しさせていただきたいと思います。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
12番山本です。町長、そういうような形で十分分かっていただけたということですので、今後しっかりと対応していただきたいなと、どうなるか分かりませんけどもね、こういう方、今後増えると思うんですよ。是非ともそれについて細かく対応できる、そういうような町になっていただかないとですね、やはりこの、どうでしょうか、こういうようなことがあって、移住定住を進めていって果たしてこの町のイメージってのはどうなんでしょうかねっていうことなんです。そのイメージというのであればですね、10月にドラマが放送されて、中身的な問題があるということで抗議されましたけれども、イメージの問題ですね、私はそれはねそのとおりだと思います。確かにあの内容からいくと問題あったんですけども、でも今回のこれはね、あれはあくまでもフィクションだと言われたらそれまでなんですけれども、今回起きてることっていうのは、現実に起きてることなんですよ。是非ともですねもうちょっとその辺をね、もう深く考えていただいて、しっかりとこの後対応していただきたいという風に思います。体が不自由になって初めていろんなことが分かるんですが、この方も腰が悪かったんで、どうしても病院に近いところがいいというような形を希望された訳ですから、是非ともその辺はですね、今後検討していただきたいと、十分にですね考えていただきたいなと思います。もう一度答弁お願いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
重ねてではございますが、住宅施策の面であるのは、もちろんのことでございますけれども、この方もしかしたらこう、腰が悪いとかご高齢であるということであれば、福祉等の面でもこう役場との接触はあったかもしれません。そういうような中で、日々の困り事、悩み事に、真摯に町職員が対応させていただき、その悩み苦しみを取り除く形で、形を整えていくということが、我々役場職員の責務でございますので、改めて、町民の方お一人お一人に、接していくっていうその姿勢の在り方について、徹底してまいりたいと思います。