みんなの議会

美瑛町議会 令和4年第7回定例会 2022年12月15日

任期満了に伴う町政執行の次期姿勢について

2022年12月15日、美瑛町議会の一般質問で、野村祐司議員が「任期満了に伴う町政執行の次期姿勢について」質問し、町長 角和浩幸、教育長 鈴木貴久が答弁しました。

質問者
野村祐司 議員
答弁者
町長 角和浩幸、教育長 鈴木貴久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 野村祐司

おはようございます。よろしくお願いいたします。番号10番野村祐司。質問方式、時間制限方式。質問事項、質問の要旨の順に述べさせていただきます。任期満了に伴う町政執行の次期姿勢について。町長は2019年4月に美瑛町の町長選挙史上に歴史を記す激戦を制して、町政を託されました。若い新リーダーの誕生に期待が寄せられ、逞しい美瑛町の将来を託す声と、これに反目する厳しい声が寄せられているのも事実で、期待と逆境の中で4年目の節目を迎えます。町長は公約のトップに「町民の声を聞いて訊いて」福祉や教育・経済産業の振興を基本に「みんなでつくる」「世界に誇れる」「しあわせな」そして「未来につなぐ」を町政のビジョンとして掲げてきたものの、新型コロナの発症により経済や産業の振興、教育・福祉まで未曾有の打撃を受け、健康状態への深刻な影響を危惧し、社会構造の変化を余儀なくされ、今なお終息の兆しさえ見えない不透明な中で、残念ながらウイルスと共生する「ウィズコロナ」と呼ばれる新しい生活様式を迫られています。本町の9月末の人口は9,608人で、前月比世帯数、人口は微少ながらもやや増加に転じていますが、残念ながら 1 万人の大台に乗ることは至難でありハードルが高いと認めざるを得ません。ここは大胆な人口増加の施策、公共事業を含めた経済再生策に手を打たなければ美瑛町民の皆さんの所得向上、経済の活性化につながらないとの町民の声も日増しに「不満の声」として大きくなりつつあります。さて、町長は令和4年度の執行方針でポストコロナを見据えた施策を強調し、「活力ある美瑛町づくり」は道半ばと判断される事項が盛り込まれており、次期町政を担う意欲は垣間見えますが、次期への挑戦意欲と次の点について伺います。(1)企業誘致を念頭にした、人口増加に向けての考え方について。(2)町民の所得確保を前提とした、公共事業についてと域内循環型経済再生について。質問の相手は町長でございます。2.新教育長の教育理念等について。美瑛町教育委員会教育長の任期満了に伴い、新たに鈴木教育長が就任され、美瑛町の教育行政の方向付けに役割発揮と、その手腕に期待が寄せられています。本年5月に公表された本町の学校数は、小中合わせて7校で児童生徒数641名が在籍し美瑛町の将来方向を担う人格の醸成、人材の育成に向けた行政支援は社会教育と併せ、異論を唱える者はいないと考えるものであります。教育は人格の完成を目指し平和で民主的な国づくりに極めて重要な信念のもとで進められるべきで、組織の頂点で方向付けを図る教育長には策励と並行し指導性が特に求められると思うものであります。さて、教育長は先の町広報紙での就任挨拶で、時代の変化に対応する教育行政の展開に、令和2年作成の第2次美瑛町教育基本方針に則り、教育の目標や重点の実現に向け誠心誠意取り組むとの姿勢を示されました。具体的な年度ごとの実践に向けては令和4年度に示された「美瑛町の教育」で捕捉されておりますが、この中で教育行政には常に将来を展望し、実践・検証・改善を繰り返し、学校や地域の持続可能性を追求する姿勢が必要と強調しております。少子高齢化、コロナ禍など急変する時代変化の中で従来型発想では郷土への愛着や誇りを持ちながら持続可能な地域を支える人材育成は至難であり、より高い指導性が求められるものと考えるものです。教育行政には検証と改善の繰り返しが必要としておりますが、その前段にある課題検証についての考え方について、新教育長の教育理念と合わせて考えを伺います。質問の相手は教育長でございます。3.公衆浴場維持促進と行政支援について。2017年の統計資料によると全国の公衆浴場はこの20年間で半分以下に転じた約3,700軒で、その要因は家庭風呂普及による入浴者減、経営の悪化、後継者難での廃業、事業転換などと報告されています。本町の公衆浴場も1970年代では4軒を数えていたものの現在では1軒と貴重な存在となっています。公衆浴場は町民の肉体的、精神衛生上欠くことのできない施設で、非日常を感じられるレジャー施設、体調を整える健康増進施設でもあり、地域住民の日常生活においては、保健衛生上必要なものとして利用され、地域から愛される施設でもあります。しかし、一方では施設の性格上、昭和23年に定められた公衆浴場法によって営業者には公衆浴場について換気、採光、照明、保温及び清潔その他入浴者に衛生や風紀に必要な措置をも義務付けています。公衆浴場は物価統制令によって入浴料金が定められ上限枠の中で経営を余儀なくされながら、地域住民の利用機会と公衆衛生の確保が求められています。これらから本町では「美瑛町公衆浴場確保対策事業補助金交付規則」に則り事業継承に向けての支援が施されていますが、人口減は利用者の減少に拍車をかけ、最近の急速な燃料・光熱費の高騰はコストカットも限界点に達しているとの切実な声を受けています。公共的な役割を担う浴場の事業維持に向け、地域住民に安心感のある行政支援に関連する美瑛町公衆浴場確保対策事業補助金交付規則における経営補助金、設備整備補助金の基準見直しについて町長の考えを伺います。質問の相手は町長でございます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 角和浩幸

10番野村議員さんよりの3項目にわたる質問のうち、まず私からは、質問事項1項目目、任期満了に伴う町政執行の次期姿勢について答弁を申し上げます。2019年4月に町民の皆さまからの信託をいただき、町長として町政を担わせていただきました。4年間の任期も残り4か月余りとなりました。「聞いて、訊いて、効いていく。」をキャッチフレーズに町民の皆さまが主役となる町政の実現に努めてまいりました。町民の皆さまの願いや思い、夢をかたちにするということを常に念頭に置いています。まだ任期半ばではありますが、この間に賜りました議会議員の皆さまを始め、町民の皆さま、関係機関等からの御指導、御協力に心より感謝申し上げます。町長就任1年目の冬に新型コロナウイルス感染症が発現し、いまなお最優先課題として対応に当たっている状況です。町長就任前、就任時とは社会情勢が一変、社会構造から人々の価値観までが非連続的に変化するという経験のない事態に、全庁一丸となって町民のため、町のためという一念で職務にまい進しているところです。このような中、人口減少課題につきましては、移住定住推進室を新設し、一元窓口として様々な新規事業を展開。その結果、マイナスだった社会増減が均衡から増加を見込むまでに成果を上げてまいりました。町内経済対策では、コロナ禍の被害を軽減する支援策を多々講じる一方、電子地域通貨「Beコイン」を発行して地域内経済の循環を実現したところです。ただ、なお成果や効果の出現に時間を要することやコロナ禍により早急なる対応を迫られている事業もございます。これまでどおり町民の皆さまの様々な声を謙虚に受け止めつつ、コロナ中・後の美瑛町の発展に尽くすため、町民の皆さまの御理解と御支援を賜れるのであれば、次期も町政運営を担わせていただきたいと存じます。1点目につきましては、企業や事業所が本町に進出することで、地元の雇用機会が拡大するほか、新卒人材の雇用にもつながり、地元就職やUIJターンによる町外からの人材を呼び込みやすくなります。一方で、昨今では、「転職なき移住者」といわれる働き場所を問わない企業・業種の方が本町へ移住されるケースが増えてきています。従来の企業誘致とは別のアプローチが効果的であり、サテライトオフィスやコ・ワーケーションスペースの開設支援等を強化してまいります。本年度、町内に新たなワーケーション施設も開設されているほか、遊休公共施設2か所で民間事業者が事業展開しており、これら以外にも事業進出の相談が寄せられているなど、企業との連携は急速に拡大しています。この流れを追い風に、人口増加へと結びつけてまいります。2点目につきましては、町道や上下水道、公共施設の整備、維持修繕等の町による公共事業の実施において、これまでも事業の必要性や緊急性等を十分検討した上で、補助金や起債等の必要な財源を含め、年度ごとの建設事業計画を作成し、順次実施しております。今後におきましても、公共事業が有する地域経済、企業への効果を十分に考慮しつつ、町内業者の活用を図りながら計画的な事業実施を進めてまいりたいと考えております。地域内経済循環につきましては、電子地域通貨「Beコイン」を導入し、他の施策と協調させながら、町内経済循環を高める取組を展開しているところです。また、効果的な域内経済循環を実現するには、いわゆる「漏れバケツ」を塞ぎ、産業経済自給率を高めることが重要であると認識しています。経済政策は、特にEBPM(証拠に基づく政策立案)が大切であり、客観的なデータや分析結果を基に、町内各産業間の連携強化や不足する産業分野を担うための企業誘致や起業支援等を進めてまいります。以上でございます。

答弁 教育長 鈴木貴久(教育長は2025年9月まで)

おはようございます。質問事項2の新教育長の教育理念等について答弁を申し上げます。初めての一般質問の答弁でございます。どうぞお手柔らかにお願いいたします。この度、教育長を拝命し、その重責に身の引き締まる思いであり、誠心誠意職務を全うしてまいりたいと存じます。今日の教育を取り巻く環境は、少子高齢化、国際化、情報化など、急速に変化をしています。また、新型コロナウイルス感染症に伴う「新しい生活様式」により様々な制約が求められるなど、予測が困難な時代となっています。このような中、これからの学校には、一人一人の児童生徒が、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切りひらき、持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められています。このため、本町の学校教育では、子ども一人一人の可能性を伸ばすために、一人一台情報端末の活用、特別支援教育の充実を図るとともに、郷土への愛着や誇りが持てるよう、ふるさと学習やキャリア教育などに取り組み、また、社会教育では、多くの町民が地域の担い手として活躍し、持続可能な活力ある地域づくりに参画できるよう、出会いふれあい祭りなどの交流事業や、すずらん大学、大人のカルチャースクールなどの生きがいの持てる学習活動などに取り組んでいるところです。こうした取組の成果と課題の検証につきましては、学校では、教育活動について、保護者アンケートや教職員による自己評価、学校運営協議会による評価など、学校評価を実施しています。また、教育委員会としても、学校訪問を通して、学校経営や教育活動の状況、児童生徒の状況等を把握するとともに、各種調査や学校評価等の結果を分析し、成果と課題を明確にして学校改善に資する指導助言を行っています。さらに教育委員会では、学校教育、社会教育とも、事業ごとに自己点検、自己評価し、課題を見つけ、「事務点検・評価報告書」を議会に提出しているところであり、毎年度、事業の検証をすることで、精度を高めて、実施効果を引き出せるよう常に改善を図っていくことが必要であると考えます。私が考える教育は、子どもたち個々の能力や可能性を伸ばし、長い人生を生きていく上で困難に立ち向かうための生きる力を育むことであると考えています。また、教育とは、「人づくり」と言われますように、学校教育はもちろんのこと、地域社会全体で、美瑛町の未来を担っていく人材の育成が重要であり、町長部局、そして関係機関と協力しながら、本町の教育が発展するよう邁進してまいりたいと存じます。

答弁 町長 角和浩幸

質問事項の3点目、公衆浴場維持促進と行政支援についてお答えをいたします。公衆浴場の確保対策につきましては、「公衆浴場の確保のための特別措置に関する法律」の趣旨により、北海道及び本町からそれぞれ補助金が交付されているところです。北海道からの確保対策事業費補助金につきましては、北海道公衆浴場問題協議会での意見を踏まえ、知事が定める基準入浴客数が60パーセントに満たない施設であるなど一定の条件により定額が交付されており、設備整備費補助金につきましては、その基準入浴客数に対する割合に応じ、対象経費の2分の1または3分の1が交付されています。本町からの経営補助金につきましては、北海道からの確保対策事業費補助金の基準額と同額を交付しており、平成25年度からは、継続的な経営支援を目的に基準入浴客数などの条件を廃止しております。設備整備費補助金につきましては、北海道からの補助金が2分の1であれば、その補助金などを差し引いた額の3分の1、北海道からの補助金が3分の1であれば、その補助金などを差し引いた額の4分の1を交付することとしております。公衆浴場の入浴料金につきましては、議員御指摘のとおり、物価統制令により自由な価格設定が認められていないため、原油価格高騰による燃料費などの上昇分を入浴料金に転嫁することができないことから、本年10月に北海道における大人の入浴料金の統制額が30円値上げされてはいるものの、経営は厳しいものと思われます。本定例会にて原油価格高騰に伴う追加支援も提案させていただいておりますが、公衆浴場の確保対策につきましては、これまでの補助金を継続しながら、様々な社会情勢の変化に応じ、柔軟かつ適切な支援策を講じてまいります。以上です。

質問 10番 野村祐司

10番野村です。よろしくお願いいたします。今回3問、質問させてもらいました。特に目玉になるのは、時期的にどうしても迫ってくるんですが、来年の町政執行をどうするのかといったところで、町長に質問させていただきました。ここのところの要旨は、町長の次期の意思確認とそれから現時点での企業誘致だとか人口増の考え方、それから、私今回は特にその域内の循環経済というか、循環型経済という言葉をつけたんですが、公共事業を中心とした経済再生をどうするのかっていうようなところで、今回質問を設定をさせていただきました。最初のところの町長の意思確認というところでは、町民の理解と支援をいただければとの言葉つきでありますけど、当然担うという風な、意思を確認させていただきました。さて、あの、答弁書にあるように、社会構造はこのコロナが全てを変えてしまったと。角和町長も就任当時から、こんなもの予期しない出来事でありますので、これに終始して思う存分力を発揮出来なかったんではないかともちろん思いますけど、やっぱりその、町民健康を重視にするという点で言えば、本当にご苦労されたなというところでございます。私は産業経済常任委員会に入ってるもんですから、このことを中心にしてちょっと質問させてもらいます。どうしてもその人口増というところで、いろんなことを考えていったら、やっぱり、経済再生には何かったら、人口のパイがどんどんどんどん小さくなっていくのが大きな原因であるともう、どうしてもここに行きついてしまうということありますので、答弁書にあるように、新しい形のサテライトオフィスでの事業支援といいますか、別な形での人口の移入とかそういうのはよく理解出来ます。今回も新たな形で出てきておりますけど、特に町民からの切実な声として、こう上がってるのが、やはり、建設、商工、いわゆる、この人たちから声が出るのは、人口の減少は、やっぱり、大きく経営に打撃するんだと。これは、特に美瑛町だけではなくて、他の町村も同じような悩みであるんですが、特に、企業や事業所が美瑛町に進出できるような体制づくりは、口で言うほど簡単ではない、何回もこれ他の委員会の質問で出ておりますので、簡単ではないという風に十分理解はできるんですが、それを前提として、やはり、乗り越えなければならないのは、やはり企業や事業所が、美瑛町に誘致、進出できる、しやすい体制を行政側がきちんと作るというようなことが、やはり重要ではないかなと考えております。例えば現在もやっておりますけど、固定資産税の大幅な減免ですとか、その土地の斬新的な価格で提供するだとか、いうようないわゆる本当に斬新的な取組が必要であると。近隣でもそのような町村がありますので、これはやっぱり十分参考になると思いますので、今後また施政の中に取り入れていきたいと思います。特に町長からお話しいただきたいのは、既存の事業者も育成支援すると、サテライトも悪くないですよ、悪くないんだけどもやっぱり既存の事業者をきちっと支援する。こういうところの町長の大きな腹づもりがなければ、どうしてもその業者も町長から離反してしまうということも想定されますので、これについてどのようにお考えか、まずお伺いをいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

大きく人口問題を元に、大きな経済のお話の質問をいただいたと理解しているところでございます。経済の発展、振興において、人口の増減が与える影響というのはもちろん大きいということは認識をしておりますし、美瑛町の現状を見た時に、人口の増加を図っていかなければならない、その姿勢は、私も強く持ち、現在も対策を講じているところでございます。どっかでお話、答弁させてもらったか、書いたかもしれませんけど、日本国内全体の人口が減っている中で、全国、日本国で見れば、移民とかという形を考えなければいけないかもしれませんけれども、その是非は別としましても考えなければいけませんが、自治体レベルでいえば、他の自治体から人に来ていただくという政策をとることができる自治体レベルの移民といいますか、多く移住をしていただくという政策を講じていくことができるのでありますので、その部分力を入れてまいりたいと思っております。先ほど申し上げました通りでございますけれども、一つは、企業の誘致の関係でございますけれども、もちろん、旧来型の企業誘致であります事業所そのものですとか、あるいは工場の誘致というものについても、力を入れていくところでございますし、現に様々な形で、ご相談は今寄せられており、その事業者さんたちが美瑛町で事業を展開できるように、相談を厚く、今乗っており、できる手だてを講じさせていきたいと考えているところでございます。ただ、現在のところは、今議員ご指摘いただきました、固定資産税の減免措置ですとか、あるいは起こす業につきましては起こす業に対する支援策なども今新たに講じさせていただいて、取組を進めているところでございます。この制度を有効に活用しながら、更なる企業誘致に取り組んでまいりたいと思っているところでございます。斬新な取組をというご指摘でございます。今この場で、これが、こういう斬新さがあるアイデアがあるとは申し上げられませんけれども、議員からのご指摘をいただき、新しい形、今のある制度より以上の企業誘致に有効なる手だてを講じてまいりたいなと思っているところでございます。もう1点、議員からご質問だと受け止めておりますのが、公共事業に対する考え方であると思っております。公共事業につきましても、先ほど答弁申し上げました必要性・緊急性等が前提になるのは、当然のことでございますけれども、公共事業が持つ社会経済に対する影響力、役割というものは私も十分に認識しているところでございます。今まで美瑛町で行ってまいりました事業に対する起債の償還が当然、これまでもある訳でございまして、その起債償還額のピークが本年度でございます。そしてその前後に係って計算します、実質公債比率につきましては、令和5年度がピークになる計算になっております。そのことをまずは、私就任をさせていただいてから念頭に置きながら進める中で、やはり財源が厳しい、起債の償還も必要となっている状況の中で、どのように事業展開していけばいいのかというところも、考慮をさせていただいたところでございます。しかし、それぞれのピークが令和4年、令和5年で超えていくとなりますと、財政的にも違う考え方がとれる、そういう条件が整うのかなと考えておりますので、その時代時代にふさわしい、事業展開の在り方が、今後、新たな発想としてできるのかなという風に思っているところでございます。(「はい」の声)

質問 10番 野村祐司

公共事業の話出ましたので、ここで域内循環型経済政策を、これ私の造語なんです。お願いしたいんですが、いわゆるその公共事業の大切さ、無節操なと言ったら、そんなんじゃなくて、先般、議長からも冒頭ありましたように、この前意見交換会あったんですね。私の横は丁度、町内の建設業者の方で、冒頭私、言われたのはですね、美瑛町の水道事業のインフラ、これはもう喫緊の状態にあると。で、今の設備業者も非常に少なくなってきたということで、ちょっと大きな事故があれば、これ相当、町民に生活インフラを整備しなければ、町民に重大なその影響があるよというようなことをいただきました。で、私もそれは業者の方からもいろいろ聞いていましたので、こういったところも早急に、年次的にきちんとやるってのは非常に、否定はしないんですが、やはり優先順位をきちっと整えていかなければ、やがては大きな事故になってしまうということをですね、これ町長に分かってもらいたいと思って特に挙げさせていただきます。そんなところで水道インフラ、これをきちんと整備をするというところで、年次的に数値目標を立てて整備をするというところは私非常に重要ではないかと思うんですが、そんなところの考えをひとつお伺いをしたいと思ってます。それと、参考にはなるかどうか分かりませんけど、私のちょうど家の近くだったもんですから、今駐在所を、美瑛交番を新築しておりますけど、そこの水道のところから水吹き出しちゃったんですよね。業者の方に聞いてみたら、事故でも何でもなくて、何か止水栓を変えたらビューって吹き出して、実はこういう状況ばかりだというようなところでありますので、この部分は町長には特に重く受け止めていただきたくて、特にこの公共事業という言葉を使ってインフラの整備をすべきだというところを挙げさせていただきました。町長の考えを伺います。

答弁 町長 角和浩幸

水道インフラの今後の対策というものは、これまでも議会の中でご質問いただき、お答えをさせていただきましたが、大変重要なことであると認識しております。財源、財政的にも、大きな今後の負担になっていくという、見込まれることでございますので、ご指摘のように、計画的に対処していくのがもちろん原点の対策であるという風に考えております。建設事業計画の中で近い将来の事業化につきましては、計画を立てているところでございますし、公共施設等総合管理計画、また個別計画の中でも水道インフラの今後の改修に係る費用見込み、そして、その軽減策についても計画をまとめさせていただいたところでございます。そのような計画に基づきまして、順次、入替え、修繕等を行っていく方針でございます。水道でございますのでもちろん経営戦略にも関わるところがございますので、経営の部分、ストックマネジメント計画などにも基づきながら進めてまいります。現状のやり方といたしましては、道路工事等々ございました時に、適宜そこの古くなっている場所があれば入替えていくというやり方をしておりますが、さらにより精度の高い計画を講じていかないと、将来的に、一挙に大きな負担が来ることも想定されないことではありませんので、ご指摘のとおり、順次、計画をしっかりと持ち、実行させていただきたいと思います。事業者さん、水道関係の事業者さんの問題ももちろん認識しているところでございまして、現在、美瑛町内で事業展開していらっしゃる、水道事業者さんではないですけど、他の事業者さんにも水道事業出来ないだろうかという協力のお願いをさせていただいたり、お話合いをさせていただいております。ただ、民間事業者さんの資格のある話でございますので、美瑛町といたしましても、なるべく早く、美瑛町内でその事業展開をしていただけるそういう事業者さんお見えになればいいなと思っているところでございます。そういう事業者さんが美瑛で事業展開しやすいように、美瑛としても誘致を更に進めてまいりたいと考えているところでございます。(「はい」の声)

質問 10番 野村祐司

分かりました、よろしくお願いいたします。質問事項の2番目に、教育長に質問させていただきます。理念はこのような形で、よくわかりました。特に令和4年度の美瑛町の教育、あるいはその先般の美瑛町教育基本方針を基本にしてということで、これも見てみますとですね、特にその実践とか検証とか、改善の繰り返しということがよく出てきております。私は基本的にはそのPDCAのサイクルということを繰り返していい方向に向かうという、よく出るんですが、この実践、検証、改善、この繰り返しは誰がどのように行うのか、まずお答えをいただきたいと思います。(「はい」の声)

答弁 教育長 鈴木貴久(教育長は2025年9月まで)

PDCA、その名のとおり、プラン、ドゥ、チェック、アクションということで、それぞれ事業を計画して実際にやってみて、実際に出来たかどうかを評価、チェックする、そして検討し改善を図っていく、これはPDCAサイクルの基本であり、そのプロセスを経て精度を高めるとても有効な方法であると認識しております。ご質問の実践、検証、改善についての記述につきましては、美瑛町の教育の6頁に、令和4年度の学校教育推進の重点の中で、それぞれ記載しておりまして、本年の3月の、令和4年の教育行政執行方針の中で申し上げたものを、それぞれ記載しているものでございます。お尋ねのこの課題検証等を誰がどのように行うかということの質問でございます。毎年度、昨年になりますけど、今年の場合は昨年になりますけども、令和3年度の実施、教育委員会が実施しました。学校教育、それから社会教育についての事務事業の評価点検を、毎年9月議会だと思うんですが、そちらに評価報告書を提出しております。その中の点検に応じまして、それぞれ見ますと、推進事項、実施事項、主な取組状況、今後の課題・問題点・方策といったそういったところを、それぞれの管理課、また文化スポーツ課内でそれぞれ評価し、それぞれどこが出来たか、どこが出来なかったか、どういった問題点があるかどういった、そういったことを抽出評価しまして、今後より良い方策がないか、改善策がないかといったことを、評価報告書としてまとめます。それを更に町内の2名いらっしゃるんですけども、第三者的に元美瑛中学校の先生2名にこの作りました評価報告書の評価をいただきまして、8月に開催しております教育委員会定例会議において、委員の皆さまに諮りそこで議論し、最終決定をそこで行う、というような仕組みであります。以上でございます。(「はい」の声)

質問 10番 野村祐司

分かりました。よく、児童・生徒の親御さんがよく言うのは、学力の向上、特にやっぱり望んでいるんですよね。そこで特にこの中で評価報告書の中では、習熟度別の学習を積極的に取り入れていくという風に載ってるんですが、要するに学力の向上に向けては、もう少しきちんとその方法を数値目標を立てて進めるべきだとは思うんですが、この評価報告書の中では、習熟度に向けてはA評価でしてるんですが、具体的にその学力の向上に向けて、今度はその数値目標などを立てれないのかどうかというところをお伺いをいたします。(「はい」の声)

答弁 教育長 鈴木貴久(教育長は2025年9月まで)

毎年、4月でありますけども、子どもたちの学力調査を図るために全国的に小学校6年生それから中学校3年生を対象にした学力調査を行っております。その中で今年におきましては、国語、算数、数学、中学3年生は数学になります。それと理科、その3科目であります。年によって英語も入ってくる場合もあると思うんですが、今年の場合は、国語、算数、理科ということで3教科を実施しております。こちらの中で美瑛町の成績がどうだったかといいますと、両方、算数については小学校、中学校とも若干全国平均をして下回った状態で、逆に、理科と国語につきましては全国平均を上回ってるといった状況にあるようです。当面は、この全国学力テストの数値目標を基本として、全国と比べて上回ってるか下回ってるか、この基準を数値目標として当面は捉えていきたいと思っております。それから、学力のための、そのための学力の向上についてでございますけども、それではこの全国、3年生、中学3年生、小学校6年生の対象を見て、美瑛町での分析を行っております。その中で、小学校では、記述式問題の正答率が全国より低い、それから中学校の方では、上位に位置する子どもたちのはいいんだけども、あくまでも平均点ですので、階層、下にいる層の子どもたちが数多いということでそちらの子どもたち、生徒たちを引き上げる、今度、授業っていうかな、それについて、先生方の教えを説いて、力を入れていかなきゃなというようなことであります。そのため、教育委員会では、私も10月に就任しまして、学校に何回か訪問して、学校の授業を見させていただいておりますけども、多人数学級ということで、今現在、基本は学校義務教育法で40人学級なんですが、今、段階的に2025年まで、小学校のうち35人学級にするべく今進めております。今、2022年は小学校で3年生までが35人学級をしいてそれ以降は40人学級なんですが、その年によって、子どもたちの数が60人ってのは2クラスになって、単純に30人ずつといったことになるんですけども、そういったところで人数が1学級になる場合に、例えば35人ほどなる場合もございます。そういった場合の多人学級で現状一人の先生が35人を教えるよりも、教育助手ということで一人入って、また、特別支援の支援ということで一人入って、とてもびっくりしたのは、1クラスに3人が、クラス全員との理解度、理解している子どもがいないかどうかを確かめるために、担任の先生がいながら2人の支援が入って、3人で決め細やかな授業をやってるということにびっくりしております。また教科によっては、習熟度に合わしてやっぱり理解の遅い子もいますので、特別にもう1個クラスを作って特別にその子に応じた学習を進めていく授業を行うということで、個人個人の学力のアップ状況に応じて取組を行っているところでございます。以上でございます。(「はい」の声)

質問 10番 野村祐司

次の公衆浴場の関係についてお伺いをさせていただきます。今回、原油高騰価格高騰に対する追加支援を全面的に支援をいたします。よろしくお願いしたいと思います。そこで最後でありますけど、公衆浴場についての当たり前の話なんですけど、その役割とかそういうところを、再度、町長の所見をお伺いをさせていただきます。よろしくお願いします。(「はい」の声)角和町長。

答弁 町長 角和浩幸

はい。公衆浴場、先ほども答弁をさせていただきましたが、もちろん一義的には、自宅に浴室、浴場がない方々が日常的にご利用なさる、日々の生活の疲れを癒す、衛生面上不可欠な施設であると認識しております。のみならず、例え自宅にお風呂があったといたしましても、広い大きなお湯の中で浸かることで、心身ともにリフレッシュできる、そういうような、レジャーではございませんけれども、レジャー的な機能を持つ、必要だから行くという方々だけではなくて、多くの方に親しまれている施設であり、美瑛町にとって不可欠な施設、存在であると思っております。

出典:美瑛町議会 令和4年第7回定例会 2022年12月15日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる