美瑛町議会 令和4年第5回定例会 2022年9月12日
美瑛・芦別道路の早期開通に係る産業振興について
2022年9月12日、美瑛町議会の一般質問で、野村祐司議員が「美瑛・芦別道路の早期開通に係る産業振興について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 野村祐司 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 野村祐司
10番野村祐司。質問方式、時間制限方式。質問事項、要旨の順に発言をいたします。美瑛・芦別道路の早期開通に係る産業振興について。本町に限らず地域経済が急速な勢いで沈んでいます。昨年3月に示された美瑛町産業連関構造分析では、アフターコロナ、ウィズコロナに向けた経済対策、人口減少・少子高齢化の進展を踏まえた中長期的なまちづくり、産業振興策が急務と提言しているものの、町財政負担の負荷軽減と連動し難しい課題が課せられています。この分析の中で本町の町内産業の消費需要や公共事業など町内で発生する財貨、サービスの需要総額は693億円で、町内需要に対して町内産業によって供給される額は307億円で、町内需要に対する町内供給額の割合が自給率で示され、44.3%と報告されています。この自給率が高くなるほど町内産業が活発であることの裏返しであり、国や地方自治体の積極策が求められるところでありますが、これらを補完する交通・運輸にする対応について伺うものであります。本町旭地区から五稜を経由して芦別に至る国道452号ですが、平成5年に国道昇格してからの美瑛町側の工事進捗率は90%超えとされていますが、いわゆる盤の沢道路、五稜道路の18.5kmが未開通です。この区間の軟弱地盤による難工事のため全面開通の行く手を阻んでいるとしていますが、この開通は物流の効率化、地域間交流の活性化、新たな周遊観光ルートなど本町産業・経済活性化の起爆剤として有効なルートであり、早期開通に向けて次の3点について伺います。(1)令和4年度旭川開発建設部管内事業概要では、五稜道路の不通区間の解消を公表していますが、現時点での執行状況について。(2)観光振興・産業の活性化に関連するこのルートの早期開通に向けた町長の考えについて。(3)建設整備に向け、4市2町による期成会を構成していますが、要望事項に対する国の対応について。質問の相手は町長でございます。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 角和浩幸
10番野村議員さんからの、美瑛・芦別道路の早期開通に係る産業振興についてのご質問にお答えをさせていただきます。一般国道452号につきましては、旭川市を起点とし、美瑛町、芦別市などを経由して夕張市に至る計画延長123.2キロメートルの路線であり、新たな道路ネットワークの形成により、道北地域と道央地域の連絡機能の強化を図り、地域間の物流、観光等の産業経済の連携・活性化、災害時の輸送網確保、医療の広域化など、大きな役割が期待されておりますが、議員御指摘のとおり一部に未開通区間があることから、本町を含む関係4市2町で建設促進期成会を組織し、早期開通に向けた活動を展開しているところであります。1点目につきましては、令和4年3月31日現在における未開通区間は、12.9キロメートルであり、そのうち旭川開発建設部が所管する美瑛町側の五稜道路の未開通区間は、6.1キロメートルとなっております。令和4年度におきましては、芦別市側の盤の沢道路部分のトンネル工事、道路設計及び道路改良工事と、五稜道路の測量設計及び道路改良工事が予定されております。2点目につきましては、先に述べましたように新たな道路ネットワークの形成による観光振興等の経済効果を大きく期待するものであり、本町としましても、引き続き建設促進期成会の構成市町や関係機関と連携協力し、早期の開通に向けた取り組みを強く推し進めてまいりたいと考えております。3点目につきましては、建設促進期成会において、北海道開発局等の関係機関や国土交通省等の関係省庁、北海道内選出の国会議員に対して、「北海道及び沿線地域の産業と経済の発展を担う重要な基幹道路となることから、未開通区間の全線開通に向けた建設促進」との要望活動を毎年度実施し、令和4年度につきましては、盤の沢道路及び五稜道路のトンネル工事、道路改良工事等で29億7千万円の予算が計上されております。今後におきましても、一般国道452号の早期開通に向けて、関係市町及び関係機関と協力し、要望活動等を推進してまいります。以上でございます。
質問 10番 野村祐司
国道ですから、これは国の直轄事業ということでございますけど、やはりこの道路の開通については、沿線市町村から非常に、要望といいますか、経済効果が高いということで、一時的に非常に盛り上がった道路というところでございます。早期完成についてまた再質問させていただきますが、この452号については、少々見てみるとね、角和町長の前の前の町長からいろんな答弁があったり、議員さんの発言があったり、非常に歴史的に時間を要してるっていうか、時間を要するがいいことではないんですけど、非常に35年も経過してるこの道路でございます。昭和62年に道道が昇格したと、町内区間は平成2年からという風に記されておりますが、この452号については、非常に、早期開通を望む声が大きいということ、これは共通認識でございます。それでこの道路に対して町長に再度お願いしたいのは、やはりどこの町村もそうですけど、例えばその、人口減少を食い止める具体策、決定策がないというのが共通の悩み。それから、企業誘致、産業振興も、やはり決定打がなかなか見つからないっていうのが、今の現況。更には、観光振興についてもなかなか決定打がない。いろんな悩みがあるんですけど、私はこの国道については、令和4年度の旭川開建の事業の概要を見ても非常に公表しておりますけど、非常に期待できるようなルートの開設について説明されています。ちょっと重複するかもしれませんが、このいろんな産業振興、あるいは自治体の景気増政策に障がいを持つ中で、この道路の開通について、町長再度期待するところの認識をまずは伺いたいんですが、この辺からお願いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
改めての答弁となってしまうかもしれませんけれども、国道452につきましてはもちろん、一刻も早い早期開通を願っているところでございます。野村議員さんおっしゃられるとおり、経済面、観光面からの寄与が非常に大きく期待されるという道路でございますし、それだけでなく、期成会の話先ほどさせていただきましたけれども、期成会で中央要望等を行った際にはですね、芦別側からの市・町の方々のお話としては、命の道なんだと。病院、旭川の医療圏へ直接結ぶ命の道でもあるんだ。そういう面からも、国はしっかりと認識をしていただき、工事を進めていただきたいというお話をされています。私もそこに同席をしていて、なるほどなと。美瑛町は幸い、旭川市近いので、すごく医療の面の恩恵を受けておりますけれども、芦別側からいきますと、富良野を通って、美瑛を通って、旭川に行かなければいけない、これを直結出来た時に、市民・町民への恩恵は非常に大きいんだというお話も聞かされております。経済面、観光面、もちろんでございますけれどもその医療の面というところも非常に期待をされている道路であります。一方で、先ほど野村議員もご指摘いただき、お話させていただきましたけれども、軟弱なところがあって工事的に非常に難しい区間があるというようなお話を国、機関からはされるところでございますけれども、そこも新しい技術というものが出来ているということも聞かされておりますので、とにかく美瑛町といたしましては、期成会の他のメンバーとともに一刻も早い早期開通、全面開通を望んでいるところでございますし、更に強く働きかけをしてまいる、そういう所存でございます。(「はい」の声)
再質問 10番 野村祐司
町民との情報共有という形で、答弁書の1点目について再質問させてもらいますけど、令和4年度事業で予算がついたと。芦別側の盤の沢道路トンネル工事と道路設計工事、道路改良工事が予定されているという風にお答えをいただきました。これ具体的に工事は今進んでるか、この現況について分かる範囲でお願いしたい。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
予算ついている道路につきましては、着実に工事が進められていると認識しておりますが、直接そこの道路部分に関わるものか、あとその前段の作業道を作らなければいけないというところで、主にはその作業道をまず作っていくという工事が進んでいると認識しているところでございます。(「はい」の声)
再質問 10番 野村祐司
これ国の直轄事業であるってことも十分認識して、ちょっとまた伺うんですが、これ、開通の見通しっていうの全く立っていない現況なのか。例えば徐々に予算をつけて、あと5年後に開通させるとか、3年後に開通させるとか、その辺の状況は、開建からは入っていないんでしょうか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
現時点で、全面開通の時期、見通しというものは示されてません。ただ着実に進めていくというお話は常に、国、開発側とお話しするたびに、そういうお話にはなりますけれども、具体的に何年の何月というところまでは出ておりません。ただ、美瑛側からもトンネル工事が必要となりますが、それが5年後ぐらいにはその工事に入りたいというようなお話もありますので、目処としては5年後の工事、それが開通した際には、芦別側からのと結ばさっていくのかなという風に受け止めているところであります。(「はい」の声)
再質問 10番 野村祐司
遅々として進まないという、そういう印象で終わっちゃうんだけど。ちょっとまた町長の所感と重複するんですけど、やっぱりその期成会を通じてね、やはり早期開通に向けて、やっぱり沿線関連市町村と連携をして、やはり期成会の要請事項はいいんだけど、強力にやっぱり国会議員、あるいは道議会議員も含めて、やはりこの道路との基幹の道路、人間で言えば血液の血流みたいなもんですから非常に大事だと。こんな観点から、この辺を早期に動かすのは、町長の腕どころであると思うんですけど、いわゆるそのトップマネジメントというかトップセールスっていうか、国が相手ではありますけど、この辺の意欲について、町長の手腕の出しどころについてちょっとお伺いをいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい。452の期成会、4市2町で構成しておりますけれども、この立場を務めさせてもらいますと様々な要望活動を様々な面で行っておりますけれども、この期成会がかなり本腰を入れた、本当に力の入ってる期成会でありまして、各構成の首長さんたちも、熱い思いで、北海道もそうですけど、国に対しても要望しているところでございます。例えば普通の要望でありましたら、要望書を持って行ってこれをお願いしますという形で、交付で終わるような要望の場もありますけれども、452におきましては、プロモーションビデオみたいなものを作りましてですね、パソコンでそれを持ち込んで、現状が目で見て分かりやすいように作ったものを、それも毎年更新をして、新しい情報を入れながら、交渉の場、要望の場に持っていってまずそれを見てもらうと。目で動画で見てもらった後に、我々が言葉で更に補足してお願いをしていくというような、要望といいますか要請の仕方をしておりまして、他にはない力の入ってる期成会の取組だと思っておりますので、そのような取組を更に継続して進めてまいりたいと思っております。一方で、先ほども議員もご指摘の軟弱地盤というところが、どうしても国からも返ってくるところでございまして、それに伴って工事費も高額になってくるという側面もあるようでございます。そのことも、そういう現状にあるということも十分踏まえながら、しかし必要な道路でありますということを力強く、これからも訴えかけ、また、国そして国会に政権与党の先生方皆さまにもお力をいただきながら、一刻も早い開通を目指して取り組んでまいりたいと考えております。(「はい」の声)
再質問 10番 野村祐司
今、町長後段でおっしゃったね、国会議員とのやりとりっていうのは重要になってきて、もう少し平たく考えたら、空知管内の選出の先生と上川管内でこちらの先生とっていうか、この動きっていうのは非常に大事だと私は思ってます。そういうことで、今の要請事項についてはそれぞれ特色を持ったっていうようなご案内ありましたけど、やはり、要請事項については一番大事な動きをしてくれる先生方に直接何らかの形で首長がお願いをすると。この道も早いんじゃないかと私は思っております。そういった意味では、やっぱり期成会活動、形骸化しないように、特に、首長さんから、今、立派な首長さんばっかりでありますので、特にその辺をお願いしたいと思っております。町長の考えをまたお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
ここ北海道6区におきましては、東くによし先生お働きをいただいているところでございまして、よく東京に行った折は、もう表敬訪問も含めて顔を出させていただきまして、私どもの思いを伝えさせていただいているところでございます。もちろんその中でこの452のお話というのは柱の一つとして、常に私もお話をさせていただいております。旭川開発建設部側の予算、工事の規模と、札幌側と旭川側で予算規模、工事規模がちょっといびつな感じになっているという部分もございます。これが、どういういきさつであるかというのは私はつまびらかには分かりませんけれども、なるべく同規模で同じように進んでいき、そのことで1日も早く早期開通が実現する、そのために様々な国会議員の先生方のお力もお借りしながら、私たちもお願いをしながら進めてまいりたいと考えているところでございます。(「はい」の声)
再質問 10番 野村祐司
答弁書の3点目でね、盤の沢道路、それから五稜道路トンネル工事っていう答弁がここで初めて出てきてるんですけど、それに対して29億7,000万の予算がついたと。トンネル工事で29億。五稜側でトンネルができるってのはちょっと私今初めて聞いたんですけど、このトンネル工事で29億7,000万といったらまたまたこれ相当縁遠い話ではない、住宅でいえば、新築住宅でいえば、宅地に取付道路を付けたみたいな、そんなようなイメージなんですけど、この辺はやっぱり、盤の沢道路と五稜道路のトンネル工事というものは本当に設計段階の事前調査の費用にしか見えないんですが、この辺また、開建の事業ですから、分かってる範囲でいいんですけど、お答えをいただければと思います。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
トンネル工事でございますけれども、五稜道路につきましては、今、令和4年度予算で着工という訳ではなくて、ご指摘のとおり、調査、地質調査、計画の検討などが行われる予定になっています、五稜道路側につきましては。芦別側の盤の沢道路につきましては既にトンネル工事には入っております。そこの、更に進めていくための予算として、令和4年度に計上をしているという風に理解をしております。(「はい」の声)
再質問 10番 野村祐司
分かりました。最後の質問になりますけど、ちょっとしつこいようですけど、やっぱり産業振興だとか、さっき町長後段でおっしゃられたように、やっぱり命の道路である、そういった点で言えば、この道路というのは非常に重要性が増してくると思っています。芦別の先生方、議会の先生方の話聞いてみると、こっちもちろんその盛り上がりがあるんですけど、向こうの方が、向こうといいますか、芦別の方の方が非常に盛り上がりがあると聞いています。いわゆるその旭川空港との直結道路を向こうは非常に早く望んでるわけですから、そういった意味で特に、最後でもありますけど、やっぱり首長さんの腕の見せどころというところで、私は質問を終わります。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
私どもも、この道路の重要性というのは、再度、何度も申し上げますが、美瑛町にとりましても非常に重要な幹線であるという風な認識を持っているところでございます。こと美瑛町に見ますと、旧五稜小学校、企業の方が活用して今、新たな動きを出ているところでございます。そういう美瑛町内で生まれている経済活動を更にバックアップする意味でも、ここの452というのは非常に重要な位置にあるという思いでおりますので、私自身ももちろん、力強く働きかけてまいりますけれども、期成会がございます。期成会の中で温度差がないよう、まあ、ないと思っております。もうみんな必死で取り組んでいるところでございますけれども、期成会一丸となって、各関係機関、また国会議員の先生方はじめあらゆるところに働きかけをして、1日も早い全部開通に向けて引き続き取り組んでまいりたいと決意をしているところでございます。