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厚岸町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月8日

任期満了に伴う町長選挙について

2021年3月8日、厚岸町議会の一般質問で、佐藤淳一議員が「任期満了に伴う町長選挙について」質問し、町長 若狹が答弁しました。

質問者
佐藤淳一 議員
答弁者
町長 若狹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 佐藤

先に御提出をいたしました通告に従い、御質問をさせていただきます。今回の私の質問は、任期満了に伴う町長選挙についてと、それに関連する質問であります。本年、平成13年の初当選から5期20年の任期満了を迎えられます。当時振り返って、私も議員の補欠選挙に立候補をしたことから、当時を鮮明に記憶をいたしております。若狹町長には、この5期20年の町政運営に当たり、少し振り返っていただき、厚岸町の確かな未来について、どのような思いで取り組まれましたでしょうか。お聞かせをいただきたいと思います。昨今、日本全体が人口減少社会を迎えています。厚岸町もその例外ではありません。かつて、2万人超の人口は、現在9,000人余りとなりました。人口を増加させることは難しい課題でありますが、厚岸町も町政執行120周年を迎え、今後も厚岸町が厚岸町としてあり続けなければなりません。そのためには基幹産業の振興、交流人口の拡大による観光振興あるいは子育て支援、千島海溝沿いでの巨大地震に対する防災対策、福祉対策の充実等々、様々考えられるところでありますが、5期20年の貴重な経験を踏まえ、今後の取り組むべき課題をどのようにお考えでしょうか。お伺いをさせていただきます。この20年、財政も厳しい中、特に近年は住民要望も多く、全てに応えることは難しい時代にあって、取捨選択の中で様々な政策の実現に努めてこられましたことに、心から敬意を表するところであります。思い出すままで大変恐縮に存じますが、町長就任以降、味覚ターミナルの累積赤字の解消、真龍小学校の建て替え、太田活性化施設の建設、津波避難階段の整備、消防本部庁舎の高台移転、しんりゅう保育所の移転、また現在進捗中のあっけし保育所や消防第2分団庁舎の建設、基幹産業の一つである漁業の課題を見据えた衛生管理型漁港の整備、厚岸町の将来を担う子ども・子育て支援対策の拡充、長年の悲願でありました厚岸道立自然公園の国定公園化も実情決定し、道東道尾幌糸魚沢間道路も着工に向けて現在進行中であります。その実績は高く評価をされるところであります。町長任期も4カ月余りとなりました。厚岸町のリーダーを選ぶ町長選挙は町民の高い関心事であります。この5期20年の経験と、そして実績を踏まえ、ふるさと厚岸町のさらなる発展のため、6期目に向けて厚岸町を愛する町長の熱い思いをぜひ表明していただきたいと思います。以上でございます。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

6番、佐藤議員のご質問にお答えいたします。「任期満了に伴う町長選挙について」のうち、(1)の5期20年の総括について、「平成13年の初当選から5期20年の任期満了を迎えるが、厚岸町の確かな未来について、どのような思いで取り組まれたのか」についてでありますが、私は「政治こそが愛する郷土の発展と、人々の幸せをもたらすもの」との固い信念を持ち、故郷、厚岸町のために役に立ちたいとの思いから、平成13年6月の町長選挙において、町民の皆様から温かいご支援を賜り、町長に就任させていただきました。以来、本年7月12日で、私の5期目の任期満了を迎えます。町長として20年、何よりも大好きなこの厚岸町を「もっともっと元気なまちにしていきたい」1期4年ごとに、その「初心」と「原点」を一時たりとも忘れることなく、町民の皆さんの幸せと、厚岸町の発展のため、まちの将来をしっかりと見据え、全身全霊で職務に力を注いでまいりました。この間、町議会議員各位や町民の皆様の温かいご協力により、着実に町政を進めることができましたことに、心から感謝を申し上げます。続いて、(2)の「今後の厚岸町の取り組む課題」についてでありますが、先日、令和3年度の町政執行方針を申し上げたところでありますが、昨年4月からスタートさせた「第6期厚岸町総合計画」、「第2期厚岸町未来創生総合戦略」が2年目を迎え、これらに掲げた施策や取組を総合的に実行することを基本としながら、まず、依然として収束のめどが立たない新型コロナウイルス感染症は、今後も町民の日常生活や地域経済にさらに多大な影響を及ぼす恐れがあると考えます。町民の日常生活や地域経済を維持し、将来へつなげていくためには、引き続き感染防止対策を徹底するほか、ワクチン接種の適切な実施に向けた体制を整備するとともに、必要に応じた経済対策を講じてまいります。次に、防災・減災対策の強化であります。東日本大震災から10年が経ち、全国各地で大規模な自然災害が発生している中、昨年4月に内閣府の中央防災会議が公表した予測では、千島海溝沿いの巨大地震が発生した場合、厚岸町付近では震度7の激しい揺れが起こるとされております。私に課せられた最大に使命は、地域に暮らす人々の命と暮らしを守ることであります。喫緊の課題である防災・減災対策をさらに進め、安全・安心なまちづくりに、しっかりと取り組んでまいります。次に、人口減少対策であります。昨年実施した国勢調査では、現段階の独自集計によると、少子化や転出超過から、人口が8,893人と9,000人を割る見通しとなっていますが、本年1月に総務省が発表した住民基本台帳に基づき、転入転出の人口移動状況を表す2020年人口移動報告では、これまで町独自で積極的に実施してきた子ども医療費の無料化、小中学校児童生徒の給食費や保育所・幼稚園の保育料の無償化などの子育て支援策が功を奏し、子育て世代となる20歳代から40歳代で転入超過となり、全体では、毎年100人を超える転出超過であったものが、昨年は9人でありました。今後も人口減少に歯止めをかけ、町の活力を高めていくために、積極的に子育て支援策と移住定住策を進めてまいります。次に、「観光振興」の推進であります。私が長年にわたり力を注いできた「厚岸道立自然公園」の国定公園化は、今月「厚岸霧多布昆布森国定公園」として誕生いたします。国定公園化による、全国的な知名度向上や、周遊ルートの構築、さらに観光関連施設の整備を進めることで、釧路町、浜中町、標茶町の4町にわたって増加が期待される関係人口の活用を図り、観光産業と地場産業の活性化につなげてまいります。次に、「産業振興の推進」であります。水産業と酪農業を基幹産業とする当町は、これまでも「町政の最重要課題」として様々な対策に取り組んできましたが、今後も地域資源を活かした活力ある基幹産業の振興にさらに取り組んでまいります。また、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、令和5年に当町で開催する、地域の水産物を全国に知らしめ、その経済効果も大きいとされる「全国豊かな海づくり大会」の実施に向け、北海道や厚岸漁業協同組合と連携し、各種事業の実施など、万全な準備を進めてまいります。このほか、北海道横断自動車道根室線「尾幌糸魚沢道路」の早期完成など、多くの町政課題について、厳しい行財政環境の中ではありますが、厚岸町の新時代を切り拓き、町民の皆さんが心から誇りを持てる町を目指すため、諸施策の実現に全力を注いでまいります。続いて、(3)の「残りの任期も4カ月余りとなった。厚岸町のリーダーを選ぶ町長選挙は町民の関心事であるが、厚岸町を愛する若狹町長の熱い思いを伺いたい」についてでありますが、去る1月30日に、私の後援会から、次期町長選挙への出馬の要請を受けたところであります。私といたしましても、新型コロナウイルス感染症が町民生活にこれまでにない大きな影響を及ぼしている中、これまで実施してきた様々な施策や事業が、将来の厚岸町発展の鍵を握るものであり、これらの施策をさらに進めていくことが、現職の町長である私の使命であります。私の今日まで培ってきた政治家としての経験と人脈を最大限に活かし、気力と体力をさらに奮い立たせ、もっと豊かな、もっと元気な「みんなの“あっけし”新時代の創造に向かって」町の未来を切り拓いてゆく覚悟であります。6月13日に予定される町長選挙に、6選を目指して挑戦し、さらなる意欲を持って、これからのまちづくりの舵取りをいたしたいとの決意をさせていただきます。皆様のご理解をよろしくお願い申し上げます。以上でございます。

出典:厚岸町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月8日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる