美瑛町議会 令和4年第2回定例会 2022年3月14日
執行方針に付随する産業の振興と組織管理について
2022年3月14日、美瑛町議会の一般質問で、野村祐司議員が「執行方針に付随する産業の振興と組織管理について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 野村祐司 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 10番 野村祐司
おはようございます。令和4年第2回定例会、本日10名の質問でございますが、議員に先駆けて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。10番野村祐司、質問方式、時間制限方式、質問事項、執行方針に付随する産業の振興と組織管理について。質問の要旨、町長は、美瑛町政を担ってから4年目に入る総仕上げ年度の町政執行方針を示しました。方針では、コロナリスクを背景に町民の暮らしと経済を守る施策に試練が山積し、未曽有の難しい局面への取り組み姿勢が示され、町民各位の経済振興や暮らし、教育、福祉などに加え、第1次から第3次産業まで、多様な要望を満たす司令塔として、理事者、職員総ぐるみの役割が期待され、正に真価が試される年度でもあります。さて、執行方針を裏付ける令和4年度予算が一般会計に加え、5特別会計と2企業会計を加えた総額を127億7千万円余として示されました。一般会計の当初予算が100億円を超えるのは4年振りとしておりますが、農林、商工、観光産業の基幹となる労働人口の減少や生産コストの上昇、そして消費低迷など、悪材料には枚挙に暇がありません。先の提案説明で町長は「コロナ後を見据えたデジタル化や人口対策に主眼を置き地域経済を発展させて賑わいある町づくりを進める」と決意を示したところですが、主幹産業を農林業とする本町の産業振興、人口増加対策、行政組織に対する基本的な考えについて、次の3点を伺います。(1)国が示す「水田活用の直接支払交付金の見直し」は、地域農業振興への障壁が予見される。地方農林業振興に向けた国が示す各種政策、支援対策に即応する体制づくりについて。(2)町づくりの柱のひとつ「日本で最も美しい村」の予算措置と関連した今後の基本的な位置づけについて。(3)「美瑛町まち・ひと・しごと創生総合戦略」と連動する再生可能エネルギーの普及推進と考え方について。質問の相手は、町長でございます。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 角和浩幸
皆さま、おはようございます。本日の一般質問10名の議員の皆さまからご質問を頂戴しております。議員の皆さま、そして町民の皆さまの声を直接拝聴する大変貴重な機会と、もちろん心得ているところでございますので、誠心誠意お答えをさせていただき、貴重な質疑の場とさせていただきたいと存ずる次第でございます。よろしくお願いいたします。では、10番野村祐司議員からの質問事項、執行方針に付随する産業の振興と組織管理について答弁を申し上げます。いまだ新型コロナウイルス感染症拡大の影響による厳しい状況が続いているとともに、社会が大きく変化し続けておりますが、残された今任期の約1年、先の町政執行方針でお示しした考え方を基本として、基幹産業の農林業を始めとする産業振興など、引き続き町民の皆さまが将来にわたって安心して幸せに暮らすことができるまちづくりを推進してまいります。1点目につきましては、水田活用の直接支払交付金の見直しは、減反政策に協力してきた全国の生産者と関係機関、関係団体に大きな影響が予想され、開会中の今国会審議の大きな争点の一つと認識しております。全国レベルの話ですので、近隣町村と連携を図りながら、生産者に不利益が生じないようオール北海道の取り組みに歩調を合わせてまいります。また、状況が急展開しましても即応できるよう、農林課を中心に農業振興機構、農業再生協議会、農業協同組合等とのネットワークを活用し、情報収集と情報共有に努めているところです。2点目につきましては、「失ったら二度と取り戻せない景観・文化を守りつつ自立を目指す」という「日本で最も美しい村」の理念は、これからも本町のまちづくりの基本であると考えております。既に町民の皆さま一人一人の活動の積み重ねもあり、今後さらに環境美化や景観育成などの取り組みを通して、地域の価値をより深く知り、磨き上げ、真価を発揮させていくことにつなげてまいりたいと考えております。3点目につきましては、再生可能エネルギーの普及推進は、本町の未来図を描いていく上でも重要なテーマの一つです。20年後の本町の在りたい姿を定めた「美瑛町共有ビジョン」の中でも、「エネルギーを自給し、資源と経済を循環できるまち」と盛り込まれました。地域の持続的発展のためには、エネルギーの安定供給と環境負荷の軽減、地域内の経済循環が必須だと考えます。本町の環境的価値のみならず、新たな社会的、経済的価値の創出にもつながっていくゼロカーボンやSDGsといった潮流からも、再生可能エネルギーの普及は急がれており、利用可能な資源や技術的な課題を検討するなど、地方創生と脱炭素の好循環のまちづくりに向けて取り組んでまいります。以上でございます。
質問 10番 野村祐司
10番野村です。町民の幸せという点で言えば、やっぱりその、福祉から教育に至るまで全てがこの産業の振興をどうするかと、町民の経済がどうなるかっていうのは、やっぱり基本になってくると思いますので、この産業という部分に合わせて、質問を書かせていただきました。町長の最終年度でありますので、ゴールというかその最終年度に向かっての総仕上げ年でありますので、それぞれまた、どのようにこの執行方針を具体化するかというところで再質問させていただきます。前段でありますけど、その未だ収束が見えないコロナの関係でありますけど、報道でしか私共その詳しいことは分からないというのがありますけど、第6波は出口は見えたと。だけど、第7波が心配であって、これ、どこまでどういう風になるかっていうのは、本当に不安に苛まれる毎日でありまして、これは私だけでなく町長も同じだと思っております。その間、各関係のそのワクチンに関しては、町民の命と健康を守るというところで、不眠不休の職員には対応していただくと、この部分については本当に敬意を表するところでございます。総仕上げに向けてのその政治姿勢について、お伺いをさせてもらいますが、今回、特に農林、商工、それから観光、移住定住、白金泉源対策、挙げておりますけど、これ私だけかもしれませんけど、たくさん文言並んでおりますけど、私としては執行方針に具体性がちょっと欠けて、インパクトが足りないという風に思ったところでございます。よく言うのは、100の理論よりは1つの実践ということで、特に実践という部分について、町長の思いを伺うところでございます。本題に入りますが、この水田活用直接支払交付金は今の答弁のそのとおりでございます。それで、議論に向けて論議が急展開に進めばそれぞれ対応するというところでありますので、私もそれについては異論はないんですが、やはりもう少し深く掘り下げて、その水田活用直接払交付金というの様相が大きく変わってしまうというとこが1つありまして、水田転作で今後5年間、令和4年から8年までの間ですけど、水張りを行わない農地についてはこれ対象から外すと。美瑛町の影響金額というのは、私も積算をしておりませんけど、大きな影響が出るっていうのは事実であります。で、どんな事実に出るかっていうと、やはり主食米の水張りをしないと、奨励金が出ないということで、どうしてもその主食米の過剰作付が出てくるだろうということは、当然、値段の値崩れが起きてくると、需給バランスが崩れると。最終的には、今の生産者に大きな影響があると。それから恐らくは、飼料米も増えるだろうと。そうすると財源が失ってくるだろうと、そんな懸念なところあるんですが、それは懸念は懸念として、やはり私がお伺いしたいのは、どうしてもこれから国が示す、あるいは道が示す支援策、各種施策が出てまいります。この時の農林行政、農林課としての人的対応ができるのかというのが心配なところでございます。特に、役場職員、早期退職というのか、途中退職が多いという風に聞いておりますので、人的な充足部分、これができるのかどうかっていうようなところを特に伺うところであります。町長の考えを伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、基本的な水田活用の交付金に係るご質問と受け止めております。その中で、それに対応できる人的体制を整えているのか、しっかりしているのかというご指摘かなと受け止めさせていただいたところでございます。水田活用直接支払交付金につきましては、議員ご指摘のとおり、多方面への影響が懸念されているところでございまして、であるからこそ、北海道も主導的な体制を組みまして、オール北海道、全道一丸となって取り組んでいこうという姿勢を示しており、私共美瑛町としても、その体制の中で影響がないよう対応をしっかり図ってまいる所存でございます。その体制を組んでいただいている中で、美瑛町の農林課の職員がしっかり対応できるかということでございますけれども、もちろんこれまでも農水省をはじめ北海道、各機関と連携をとりながら、地元の農林業のための行政を進めているところでございまして、各機関とのパイプというものは当然存在しております。そういう、これまで築いてきた、国・北海道との関係性をこれからも保って、しっかりと国あるいは北海道の方針が示された場合、また、示されるという情報なんかが入った場合に、いち早く率先して取り組んでまいる、そういう体制を整えてまいりたいと考えております。農林課だけでございませんけれども、今ご質問の中で、美瑛町役場の中で退職者、途中退職者もいるというご指摘もいただきました。ご指摘のとおりでございます。確かに、特に本年度、途中退職していく職員もいるところでございます。この途中退職、中途退職される職員の方々の対応といたしまして、定期採用をやっておりますけれども、その後、社会人の採用、あるいは資格を持っている方の採用など、様々なチャンネルを使った採用に今取り組んでいるところでございまして、令和4年度におきましても、万全の体制で町行政に臨んでいく所存でございます。(「はい」の声)
質問 10番 野村祐司
10番野村です。この答弁書の中ではね、近隣町村と、それから連携をとってきちんとやってくよ、オール北海道で取り組むよと。それから、ネットワーク活用で情報収集に努めるということでございます。私ね、これだけではね解決しない心配どころがあるのはね、やっぱり今町長おっしゃったベテラン職員が欠けていく、これから本当に今までの経験を生かしてもらって、発展的な仕事をしていただこうという、そういう職員が欠けていく。非常に私は財産としては、失うものが多いという風に思っております。それで、今回の農林課体制のことで申し上げますけど、やはり振興機構だとか、農業再生協議会だとか、農業団体と連携をとる、これは当然のことだと思っておりますけど、やはり農林課という課が、やはりその司令塔となるべき課でありますので、職員が減ってく中で、その司令塔としての役割を果たせる職員を充足できるのかというようなところを、特に危惧してるところでありますので、この辺について、町長としては、やはり町長の責任として充足していくという決意を頂きたいところでありますけど、その辺をまたお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
農林行政の中心は議員ご指摘いただきましたとおり、美瑛町役場の農林課が中心となって司令塔となるということは当然のことでございます。そして関係機関の方々のご協力を得ながら、トータルとして美瑛町の基幹産業である農林業を振興していくという立場でございます。農林課の人的な面でございますけれども、現在でももちろん、様々な課題がある中で、農林業振興のために全力で取り組んでいただいていると私は認識しておりますし、今いる方々が今後変わられていっても、その美瑛町農林課がこれまで培ってきた様々な経験ですとか、チャンネル、ルート、それぞれを生かしつつ、今後も発展させていくために、若手の職員を担当にさせて、その場で現場で学び、研修し、いずれ農林課を中核を担っていけるべく、そういう人材になっていただくという計画的な配置も心がけているところでございますので、議員ご心配、ご配慮いただいておりますけれども、美瑛町の基幹産業である農林業をしっかりさせていく人的体制を今後も整えていくという観点はもちろん失わず、職務に当たらさせていただきたいと思います。(「はい」の声)
質問 10番 野村祐司
10番野村です。美しい村にいかせていただきます。今回の町長の執行方針の中で、パッと見て気になったのは、美しい村連合という言葉を含めてですけど、美しい村づくりっていう文言が一行もないんですよね、1個もない。見当たらなかったって言った方が良いかもしれませんけど。町のホームページなんか見たら美しい村、詳細がこうだっていって、バタバタバタッと美しい村の、よく取り組みが紹介されておりますけど、やはり、この辺まちづくりの柱として美しい村、持ってきてるはずですから、この辺がちょっとその、町長の執行方針の中に入っても良かったのではないかと思うんですが、その辺、町長の思いをまず一つお伺いをさせていただきます。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、冒頭、野村議員さんから執行方針全体でも迫力不足だったというようなご指摘もいただいたところで、そのお声は謙虚に受け止めさせていただきたいと存じます。また、美しい村への言及が少なかったという点も謙虚に受け止めさせていただきます。執行方針を述べさせていただきましたけれども、どうしても総花的というご批判がございます。そして今回も、総花的ではないとは申しませんけれども、総花的なりがちな、長くなりがちな執行方針を少しでもコンパクトに、そして分かりやすくお伝えしようとする意図が、これまでの年度でもいろいろ試行錯誤してきているところでございます。そのうちの一つが、従来から取り組んでいる事業については割愛をさせていただいて、なるべく新規の取り組み、新しい事業について指摘をさせていただくというような形をとってきているところでございまして、ある意味で、当然の前提として町の行政の前提となっている部分について、触れられないという傾向になるのかなという風に今ご指摘をいただきながら、反省もしていたところでございます。その中で、美しい村連合への取り組みでございますけれども、先ほどご答弁申し上げましたとおり、美しい村の理念というものが、我が美瑛町のまちづくりの基本的なところと当然重なっているところでございまして、今後も美しい村連合の取り組みには力を尽くして、そして美瑛町の発展のために美しい村の連合の運動が成果を結ぶように、力を尽くしてまいりたいと考えているところでございます。(「はい」の声)
質問 10番 野村祐司
10番野村です。今のように答弁が来るのではないかと予測はしておりましたけど、やはりあの方針、町長の思いと、それから担当部局がある訳ですから、やっぱりある程度、何て言うか、町長の思いが伝わるような方針でなければ、担当部局と中々歯車が合わないのではないかと。その業務の推進ができないのではないか、こんな思いで私質問させていただきました。そんなところで、その美しい村については、今後とも一つの柱をしていくと、一つの柱として持っていくと。これまでの大きな財産をかけてきた対応でありますから、これを中心にしてまた対応していただきたいと思っております。この点についてはこれで終了いたしますので、次に進みますね、いかせていただきます。3番目の再生可能エネルギーの普及推進ということで、質問させていただきます。今回、令和2年度に美瑛町のまち・ひと・しごと創生総合戦略、これを示されておりますけど、やはり、これをどうするかっていうのは私、まちづくりの施策展開の中心の鍵を握るんではないかなと思っております。この中で示しているのは、令和6年度で6,000人を、要するに、地域産業の活性化を目指す、雇用を生み出すとしておりますけど、令和6年度では、4,000人を目指すと。それから、美瑛町への移住定住についても触れておりますけど、この移住定住でちょっと私質問させてもらいますけど、まあ結構、結構っていうか、非常に美瑛町に移住・定住の関心が非常に深いという風に聞いております。一方では、そのようなことは関心はあるんですけど、逆に、美瑛町に仕事がないだとか、住むべきところがないだとか、あっても、賃貸が賃貸料高過ぎるとか、色んなウィークポイントが挙げられております。この辺がやっぱり人口増加に向ける一つの大きな解決すべき課題、問題で今、ウィークポイントになっているということでありますので、これが1つ大きなその解決に向けて大きな課題になるのではないかと、指針になるんではないかと。それで、答弁書の中では、エネルギーの安定供給、地域内経済循環は必要としていると、再生可能エネルギーが必要であると。加えて、利用可能な資源や技術的な課題を検討するという答弁をいただいております。問題は、この主人公が誰になるのかということで、このようなところを肝心な実践を、誰がいつ、どのように取り組むのかというようなところの一番キーとするところが欠けておりますので、この辺、また町長の思いを一つ伺わせていただきます。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
実践者と申しますのは役場本体が、もちろん指導力、リーダーシップを持って取り組んでいくと、お答えをさせていただいて、もし、質問のご趣旨と違いましたら、また、ご質問いただきたいと思います。再生可能エネルギー、様々な論点からお話ができると思います。移住定住、今ご指摘いただきましたように移住定住という面、そことどう結びつけるかということもあろうかなと思って聞かせていただきました。また、今年度、そして、令和4年度もそうでございますけれども、大きなテーマになっております、ゼロカーボンの取り組みという面からももちろんエネルギー問題を論ずることもできるかなと思っております。ゼロカーボンという、カーボンニュートラルという言葉ができまして、そこに向かってもうはっきりと取り組んでいくんだという姿勢が、国も北海道も示しているところでございます。もちろん、美瑛町といたしましてもその流れを受けまして、ゼロカーボンの取り組み、様々な観点から取り組もうと思っております。令和4年度、ゼロカーボンの具体的に美瑛町どうしていくのかということにつきまして、令和4年度職員の中でプロジェクトチーム的なものを組織を立ち上げまして、具体的な検討に入りますので、1つには、そのチームがゼロカーボンを実現していく過程の中で、再生可能エネルギーをどのように位置づけ、どのように、具体化していくのかというところの議論が進まれるだろうと思っております。そのような幅広い観点の中で、再生可能エネルギーの可能性について探ってまいりたいなと思っているところでございます。(「はい」の声)
質問 10番 野村祐司
10番野村です。企業誘致するとか産業を興すっていうのは本当に難しいっていうの私、認識してます。中々相手がいる話ですから非常に難しい。ここでやっぱり、ちょっとまたバックしますけど、移住定住の話と関連するんだけど、やはり、良いところまで行くんだけど、仕事がないっていうところで何か大きく挫折してしまうっていうのが担当課の話ありますので、私は一つ、このようなその再生可能エネルギー、こういうところが非常に大きなポイントになるのではないかと思っております。あんまり他町村の話したら、また町長も気悪くするかもしれないんですけど、山越えの鹿追町では、いわゆるその家畜ふん尿を利用して、再生可能エネルギー、水素を使うだとか色んなところが進んでる訳であります。これ全てがという訳にはいきませんけど、やはり美瑛町も、戸数はちょっと少なくなってきましたけど、畜産のふん尿については非常に困ってる処理もありますので、何とかこの辺は産業の振興に結びつくことはできないのかというようなところで、その地域資源をきちんと活用するというところで新たな雇用が生まれないのかというようなところで、ちょっとしつこいようですけど、町長の考えをお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
移住定住という観点から見た現状の課題というところは、仕事と住居にあるということは議員ご指摘のとおりでございまして、具体的な今、移住定住推進室の中で、具体的な事業を様々執り行っておりますけれども、実際に移住希望の方、定住希望の方とお会いして、お話して、どうしてもやっぱりネックになっているところはその2点であるということは、役場の中で共通認識として持っているところでございます。一方で、美瑛町内の仕事、雇用の現状ですけれども、こちらも各産業、どのような業種の方も人手不足なんだというお話を聞かされます。片や働いてほしい方々、事業者さんが多くいる、片や仕事を求めているんだけれども働く場がないという、このミスマッチが起きていて、課題の解決になっていかないというのが今、美瑛町の現状なのかなという風に、両面から見ているところでございます。ではどのようにして、そのミスマッチを解消していくのかというところになりますと、1つの解決策は、今議員からご提案いただきました、新しい働き場の分野をつくっていくべきじゃないかというお話だと思います。そのとおりと受け止めさせていただいております。先日もある町民の方とお話をしていたところで、美瑛町の農業の現場からいくと、廃棄の野菜類が非常に多く出ると。その廃棄野菜、あるいは残渣、収穫後の残渣も含めてですけれども、そのようなものを何とかエネルギー化できないだろうかねというご提案を町民の方からもいただき ましたけれども、本当にご指摘のとおりでありまして、これまで無駄だとか、ごみだとか、処理しなければいけないと思われていた分野、そういうものの中から新たな価値を見出してきて、そこを産業化していくことにつなげていけば、新たな雇用にも結びついていくという、理想的な循環に回っていくという風に考えております。今具体的にこの分野、この資源を何にというところまでお答えはできませんけれども、議員からのご指摘を受けまして、再生可能エネルギー、様々な資源が美瑛町内ございますので、多くの資源を利用して、新しい雇用の場につながるような、そのような新しい産業の創出についても検討、取り組んでまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 10番 野村祐司
野村です。産業の振興だとか、人口を増やすだとか、本当に難しいというのは本当に重々承知しておりますので、それは町長オンリーだけじゃなくて、私共もきちんと提案、企画をしながら進めていきたいと思っております。いずれしても、執行方針という1つの、執行方針を起爆剤として、色んな産業から福祉から教育から全てに至るところまで、それが充実っていうか、実が結ぶように特にお願いするところでありますけど、これ私最後の質問になりますので、七福神の中で布袋様が袋をしょってるんですけど、ある人が布袋様に向かって、その袋の中には何が入ってるんですかと聞いたそうであります。そしたら布袋様は、いや、この中には皆を幸せする道具が入ってるということを言ったそうです。真意は分かりませんけど、いわゆるその布袋様の袋の中には、町の執行方針という色んな道具が入ってて、これがどのように実践するかっていうのは一番大事なところでありますので、最後、やはり町長はじめ、理事者、職員に期待するところを、町民はそう思っておりますので、そういう夢のある、それから実現性のある執行方針にしていただきたいと思いまして、私の質問を終わります。以上です。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、自治体行政の目標というのは様々な表現の仕方あろうかと思いますけれども、そのうちの1つに、町民の幸福度を高めるということが行政に求められている一番の役割であろうと思っております。もちろん私も、また、町職員全員一丸となりまして、その町民の幸福度を高めていく、町民福祉の向上に取り組んでいくという意識を持って、この1年も取り組んでまいります。執行方針の中での書き方、表現の仕方の中で様々ご指摘をいただきました。先ほども申しましたが、新規事業を中心に、そして、これまで種を蒔いていて、令和4年度に形になっていくだろうと思われるものもありますけれども、令和4年度の中の予算措置という意味では、予算措置がなかったり、多くの予算がないけれども形になっていくものも、令和4年度中にはたくさんございます。そういうようなものまで含めて、執行方針の中に盛り込むことができませんでしたけれども、最終の目標につきましては今申しましたとおり、町民の皆さまの幸福度を高めていくところでございますので、気を引締め、役場職員一丸となりまして、取り組んでまいることをお誓いさせていただきます。