美瑛町議会 令和4年第2回定例会 2022年3月14日
十勝岳噴火防災対策について
2022年3月14日、美瑛町議会の一般質問で、桑谷覺議員が「十勝岳噴火防災対策について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 桑谷覺 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 桑谷覺
番号8番桑谷覺、質問方式、時間制限方式、質問事項、十勝岳噴火防災対策について。質問の要旨、「災害は忘れたころにやってくる」とは言いますが、我々美瑛町で暮らすものにとって、十勝岳噴火に対する防災意識は常に持ち続ける必要があると考えます。今から96年前の大正15年5月の噴火では、泥流で多くの犠牲者が出ました。最近では昭和63年12月の噴火で火砕流が避難小屋付近まで達し、白金温泉街関係者が一斉避難を余儀なくされました。その後、火山砂防事業や、毎年2月には隣町上富良野町や警察、自衛隊、国等関係機関と合同の防災訓練を実施し、来る災害に備えていると思います。一方、60年前の昭和37年7月の噴火では、硫黄採掘をしていた町民を含む作業員が犠牲となり、噴出した降灰も広範囲にわたり、この時は、風向きの関係で東の方へ流れていきましたが、風向きによっては、美瑛町全域に降灰の被害があったと思います。人体への影響や、農作物、工場生産等への被害や移動手段である車両等も機能せず、社会生活全てが機能停止する恐れがあり、また、観光面でも風評被害等、大打撃を受けるものと思います。そこで、次の3点について伺います。(1)十勝岳噴火総合防災訓練を通して、避難区域の町民及び町職員の防災に対する意識について、訓練当初と比べ変化はあるか。(2)白金温泉街の町道避難階段は、十勝岳火山砂防情報センターへの避難路ですが、階段が急なことから、高齢者や体の不自由な方への避難対応は。(3)町全域に降灰した際の被害規模や被害額、また、具体的な被害対策等想定されていると思いますが、最近の国内外で発生している被災状況を参考にした最新の対策はあるか。質問の相手は町長。よろしくお願いします。
答弁 町長 角和浩幸
それでは、8番桑谷覺議員よりの質問事項、十勝岳噴火防災対策について、答弁申し上げます。昭和63年の噴火以降、十勝岳では、噴火に伴う泥流災害に備えるため、国や北海道により砂防ダムの建設や泥流監視装置の設置が行われ、本町におきましても、噴石から登山者等の安全を確保するため、平成28年に十勝岳望岳台防災シェルターを整備しました。また、平成8年から「十勝岳噴火総合防災訓練」を継続して実施しており、噴火時の対応方法等を検証しつつ見直しを図るといったことを関係機関とともに毎年取り組んでおります。1点目につきましては、十勝岳噴火総合防災訓練では、関係機関のみならず白金と美沢地区の住民の方にも御協力をいただき、毎年約160人の方々が避難訓練に参加していただいております。噴火に対する意識は決して薄れることなく、防災意識を高めていただいていると認識しております。また、職員につきましても、各自の役割を再確認する機会として真剣に取り組んでいることはもちろんですが、本訓練以外でも防災研修会を実施しながら「火山と共生するまち」の職員として意識の高揚を図っております。2点目につきましては、過去の噴火においては、段階的に火山活動が活発化し噴火に至ることが確認されています。そこで本町の対策としては、大規模な噴火の前の「噴火警戒レベル4高齢者等避難」の段階で、高齢者や体が不自由な方々へ避難を促し、必要に応じて自衛隊や警察の協力を得ながら車両で避難所まで避難してもらうことを想定しております。町道避難階段の使用を想定する大規模噴火「噴火警戒レベル5」時には、既に避難が完了していることを見込んでいますが、万が一の際は消防等による避難支援を行います。3点目につきましては、近年の噴火では町内の降灰による被害の記録は無く、季節によっても被害状況が大きく変わることが予想され、被害額やその規模を事前に想定することは困難です。しかし、各関係機関からは、5ミリ以上の降灰で交通障害が発生する可能性があることや送電線に火山灰が積もることにより停電の可能性があることなどが十勝岳噴火総合防災訓練の中で報告されております。国や北海道、あるいは北海道電力と連携し対処していく協力体制が構築されていますので、あらゆる事態を想定しつつ、今後におきましても最新の情報の収集と最良の対策を講じることができるよう努めてまいります。以上です。
質問 8番 桑谷覺
8番桑谷です。では、1点目についてお伺いします。昭和63年の一時避難から34年が経過し、白金温泉街も様変わりしていると思います。ホテル等の経営者やお土産店や、住んでる人も変わったりしており、当時を知る人は減ってきていると思います。しかし、日頃から隣同士が助け合って、避難訓練や防犯活動等の地域の活動は大事だと思います。そして、有事の際には日頃からの訓練が役に立ち、ホテルを中心としたお客様の避難もスムーズに行われていると思います。合わせて、今後においても、白金温泉街が活気に満ちたコミュニティの形になるのではと思います。その点、町長に、白金地区のコミュニティ活動を通しての防災意識の醸成づくりについてお伺いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
白金地区におかれましては、もちろん、お住まいになられている方もいらっしゃいますし、また温泉の事業者さんとしてまして事業展開をされている方、様々な方が白金地区でお暮らしになられております。当然、町内会、行政区ございますし、温泉に関しましては、温泉の組合もあるところでございます。それぞれの活動を通しまして地域の住民の皆さま、また事業者の皆さまのコミュニケーションも図られ、地域の活性化に結びついていただいているという風に認識しているところでございます。防災面の、ご指摘のように意識の向上ですとか醸成につきましても、日頃からの行政区活動、また、温泉組合さんの活動の中で、より向上を図っていただきたいなという風に考えているところでございます。この避難訓練につきましても、組合の皆さまからも積極的に参加をいただいているところでございますので、こうした取り組みを通じて、より一層の危機意識を高めていただき防災への心構え、意識を高めていただければと考えているところでございます。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
はい、8番桑谷です。続きまして、白金は分かりましたので、美沢地区につきまして。美沢地区においても、同様で新規就農者や移住者が多くなり、ただ単に訓練に参加してる人も少なくないような気がします。率直に町長、今の現状はどう考えますか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
美沢地区の移住者、あるいは新規就農の方々の意識でございますけれども、もちろん正確なところはそれぞれのお方にお話をお伺いしないと分からない面はございますけれども、私も移住者、新規就農者の一員である経験を踏まえますと、そこの土地で就農させていただくということにつきましては、その土地がどういうような成り立ちであって、どういうような特性を持っているのかということは、十分理解をし、そのために、ではどういう活動しなければならないのかということも、十分認識した上で、その場で生活をさせていただいているという風に思っております。避難訓練につきましても、先ほども申しましたけれども美沢地区の皆さま方から毎年多数ご参加をいただいてございますし、参加いただけない場合でも、美沢地区の方々には避難のあり方について、町、役場職員からもご説明をさせていただいておりますので、防災意識につきましては、これまでどおりの、美沢地区の皆さまと同じ防災意識を持っていらっしゃるという風に考えているところでございます。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
桑谷です。合わせて、役場等公的関係者も当時を知る職員が減ってきていると思います。一方で、ハイテクを駆使し、今まで以上の規模での関係機関の合同訓練も行われていますが、ただ、最後は活火山を抱える地元首長があらゆる場面で対応を迫られると思います。昭和63年の噴火の際、白水地区の一時避難の指示を出した当時の水上町長の判断に至るまでの苦悩は、今では確認できませんが、計り知れない重圧があったと思われます。そういったことからも、コロナ禍で十分な訓練ができていない今こそ、今一度、原点に戻って、訓練の立て直しをしてはどうでしょうか、町長のお考えは。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
コロナ禍の中で、確かに議員ご指摘のとおり、2年続けてそれまでの形のような訓練は実施できない状況となっております。であるからこそ、防災の意識を常に高めていただき、また、有事の際の対応というのは、十分に検証し、実施できる体制を整えていかなければならないという風に考えているところでございます。この訓練におきましても、毎年同じものを、同じような内容のことを慢然としている訳ではなくて、その年々におきまして、必要とされること重点的なことを取り入れながら、内容を変えて訓練を行っております。また、各企業さんと包括連携協定のような形を結ばせていただく企業様もいらっしゃいます。そのような方が、防災面で協力してくれるよというところにつきましては、この訓練の中でも取り入れさせていただいたところでもございますし、後ほどの、後ほどといいますか、先ほどご質問をいただきました、灰に対する対応につきましても、近年、灰を想定した訓練も行っているなど、新しい中身を更新しつつの訓練を行っておりますので、今後とも最新の状況ですとか、新しい課題などに対応できるような訓練の内容を考え、構築し、実施してまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
はい、分かりました。今回、十勝岳ジオパークが認定された中での質問になりますが、十勝岳ジオパークの取り組みや美瑛町で取り組んでいる美瑛学で、十勝岳に係る学習の機会が多くなり、児童生徒から大人まで認識されていると思いますが、もう少し他の人も関心を持てるように、例えばハザードマップをベースとしたシミュレーション動画の作成やバーチャル的に十勝岳噴火災害の体感ができるのとか、どうでしょうか、町長の考えを伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、ご指摘いただきましたように、十勝岳ジオパークが日本ジオパークの認定をいただいたところでございます。そして今後、これは議会の皆さまとご相談、また、ご承認いただくことにならなければなりませんけれども、そのジオパークの活動の拠点として、火山砂防情報センターの活用を想定しているところでございます。この砂防センターの方の活用を、もちろん所有は開発さんですので、開発さんと共に検討させていただいている中で、より分かりやすく、この火山の情報を多くの方に伝えるということもジオパークの活動の一つである、重要な柱であるというお話は既にしているところでございます。ジオパーク活動の中で教育面というのが非常に大きな要素も占めているし、そこにジオパーク活動を取り組む意義があると私も思っておりますので、十勝岳のこの噴火、火山の活動を、より多くの人、方々、子ども達も含めて、に伝えていく手段というのは今後考えていかなければならないと思っているところでございます。砂防センターの中にもですね、現在でも、模型的な形で噴火したらどこに泥流が流れるというものがございまして、ただあまり古いものであってうまく動いてないというところもございます。そういうところも直しつつ、分かりやすく、火山の危険性ですとか、噴火の状況などを体感できるような、そういうような設備につきましても、ジオパーク活動の中の一環としても取り組んでまいる所存でございますので、今後ともご指摘を、またご指導賜りますようお願いいたします。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
8番桑谷です。では続きまして、2点目につきまして、お伺いします。温泉街の町道避難階段シェルターはね、地形的・国立公園内の法的な制限のある中、迅速に整備されたものと思いますが、私も見に行きましたが、屋根や壁は、ほぼ透明のアクリル板だと思いますが、経年劣化などで大規模な改修が必要なのではないでしょうか。改修計画の予定はありますか、お伺いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
ご指摘の町道の避難階段につきましては、これまでも、ちょっと不正確ですけど、平成25年、6年頃にも改修を行っているところでございます。その都度、安全に使用していただけるよう必要なところの改修、改善に努めてきているところでございます。現在、ご指摘のような具体的な大規模な改修計画というようなものは持ち合わせておりませんけれども、住民の方々、また白金温泉にいる方々の重要な避難経路でございますので、不都合がないよう、安全に避難ができるよう、日々点検をし、パトロールをし、不具合が生じていると分かった場合につきましては、速やかに修繕、改修に努めてまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
8番桑谷です。分かりました。あそこの階段は私も行きましたけど、286段あったと思いますが、健康な人でも、十勝岳火山砂防センターに行くには大変だと思います。災害時の対応は答弁書のとおりだと思いますが、この避難シェルターは、災害時の避難階段ですが、平常時は十勝岳火山砂防センターへの連絡道路で、観光的な一面も持っていると思います。足の不自由な観光客や高齢者や障がい者の方なら、なおさらだと思います。私はエスカレーターは無理だとしても、階段昇降機は無理ですか、町長のお考えを伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
あの避難用の町道の階段でございます。一義的にと言いますか、まずはあそこの重要な役割というのは、観光よりも避難のために使っていただくということの位置づけだろうと思っております。そして、先ほども申しましたけれども、避難の上で、体の不自由な方、障がいのある方につきましては、階段を使う前の段階で避難を完了していただくという想定の下で計画を立ててございますので、階段であるから避難ができなかった、遅れたというような事態は発生しないという前提で取り組みを進めているところでございます。その上で観光地、白金温泉でももちろんございますので、観光の方々の利便性、観光の方々に楽しんでいただくという面もあるのかなと考えておりますが、階段も複雑に入り組んでおりますので、昇降機が設置できるのかどうかも含めて、また、どれだけの方が、そういう利用をなさるのか、ニーズなども踏まえて、今後検討させていただきたいなと考えてございます。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
分かりました。あそこは色々な規制があると思いますが、例えば、リフトを設けて、通常は観光用として温泉街と、火山砂防センターをつなぐ新たな移動手段として、また、災害時は避難手段として計画することは可能ですか。あそこの火山砂防センターの上は景色は良くて、例えば私言うのは青い池から白ひげの滝、そして、その火山砂防センターまでつなぐ観光リフトも観光というか、そういうのも計画したら良いなという考えも持ってますので、リフトを設けて観光になれば良いなと思ってますか、いかがですか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
多くの方が、観光の方が楽しまれていらっしゃる白金地区と、議員ご指摘いただきましたように、砂防センターからの、特に十勝岳方面への眺望も非常に優れているところがございます。観光の資源としては、活用の仕方によりましては、まだまだ多くの方に楽しんでいただける、美瑛町の有効な、観光資源の一つになろうかと思うところでございます。ただ、具体的には恐らくもっと、全体の構想を立てよというご指摘と受け止めておりますけれども、温泉街から砂防センターにリフトを通すとなりますと景観上の問題ですとか、もちろん経費の問題等もございます。また、先ほどご指摘しました灰が降った時に、どのような影響が出るのかというようなことも心配されるところでございますので、白金のエリア、全体の活性化策、観光の振興策につきまして、検討しなければならないと思っておりますので、白金エリア全体の構想構築の中で、ご提案を検討させていただきたいなと思っております。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
では3点目についてお伺いします。昨年10月頃だったと思いますが、NHK総合テレビで放映された「富士山噴火そのときあなたは」で、富士山の噴火で大量の火山灰が降った時に、首都圏やそこに住む人々の暮らしに何が起きるか想定していました。その中で、大量の灰により停電や信号の誤作動、飛行機のエンジントラブル、水質汚染や水道への影響、降り積もった灰の除去、そして健康被害が取り上げられていました。この時の映像では、江戸時代の寛永噴火と同じような規模が起こった場合、2兆5,000億円の被害額になると試算していました。美瑛町は首都圏とは違い、火山灰量も分かりませんが、22年前の有珠山噴火での降灰は40km以上も離れた支笏湖でも観測されています。万が一の時、尋常じゃない程の被害が想定されるのではないでしょうか。この火山灰の脅威について、町長の考えをお聞かせください。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
議員からのご指摘もございます、火山による灰の被害でございます。先ほども答弁申し上げましたけれども、過去の十勝岳の被害状況から見まして、美瑛町方面に対する灰の被害というものが見られないことから、これまでの訓練の中では、ご指摘のように正直なところ重きを置いている部分ではございませんでした。その部分につきましては、反省をし、また、先ほども少し申しましたけど、現在の訓練の中では、灰が降ってくるという前提の下での避難訓練も防災訓練も行っておりますので、対策を立ててない訳ではございませんけれども、これまで実被害がなかったからと言って今後もないということにはなりませんので、灰の被害というものを十分考えた上での訓練、また、対策も講じていかなければならないなと受け止めているところでございます。国の中央防災会議でも大規模噴火の広域降灰対策というものについて検討しているようでございまして、その中を見ても道路、通信、上下水道、建物、人の移動、本当に多くの住民活動、市民活動、広範囲にわたる影響が懸念もされ指摘もされているところでございますので、様々な観点から灰に対する影響、それをどのように対処していくのかということも、今後考えて、訓練の中に取り入れてまいりたいなという風に思っているところでございます。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
8番桑谷です。夏場の場合、農業被害や観光面、例えば、青い池は火山灰で埋め尽くされたり、生産活動や通勤などの社会活動はマヒ状態、子ども達の登校も無理で、復興には長い時間がかかると思います。その間に新たな生活の場所を求めて町外へ出て行く人も想定されています。そうなると復興どころか、町として維持していけなくなるかといった最悪のシナリオも考えられます。お答えづらいとは思いますが、町長の考えをお伺いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
自然災害でございますので、実際にどのような被害が生じるのかというのは、正確なところは分からないというところが実態であろうと思っております。ご指摘いただいたように、最悪の事態を想定すれば、とんでもない量の泥流もですし、灰もですし、が押し寄せてくるということも、考えられない訳ではございません。しかし、そのような中でも今私たちが現実としてできる防災の対策、講じることが、最大限可能な対策について、関係各機関と共にシミュレーションを立てながら訓練をしているところでございます。とんでもない自然災害は、あり得ない訳ではございませんけれども、今できる最大限の防災に対する取り組みを、今ある、あらゆる機関と連携をとって進める、そのことが全て実施できることによって町民の生活を守る、そのことに尽きるのかなと考えております。できること、可能なことを全て投入して、被害を最小限に食い止める、そのための準備は怠らないというような姿勢は変わらず、当然のことでございますけども、そういう姿勢で今後も臨んでまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
8番桑谷です。同じ放送の中で「火山とともに暮らす桜島の知恵」として案内されていましたが、その中で火山灰は下水に流さない、下水に流すと詰まるので、克灰袋という袋を市が無料で配布し、その袋に詰めて、定期的に市が回収するそうです。また、車の運転はスピードを落とすなど、こういった先進地に災害担当職員を研修させ、来る災害に対応してみてはどうでしょうか。町長の考えを伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、職員研修に関するご質問でございます。灰のこともそうでございますし、灰も含めて、職員も、先ほども申しましたけれども、防災訓練を行ってるだけではございませんで各種の研修、精力的に取り組んでございます。防災士の資格も多くの職員が、資格を取得し、取り組みを進めているところでございます。そのような、より防災の技術も持っている職員というのは、今後も育成していかなければならないと考えているところでございますので、研修活動については、引き続き力を入れてまいるのは当然でございますし、灰について、過去、この美瑛町においては経験が少なくて、ノウハウも少ないということでございましたら、降灰に対する先進地の事例など、実地に行くことも必要かもしれませんし、また事例を学ぶということでも身につくと思いますので、降灰を想定した、防災の技術意識の向上についても取り組んでまいります。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
最後の質問します。今コロナ禍で十分な訓練をやってないと思いましたけど、9月1日の国の防災の日でございますので、9月1日、町長どのような訓練をやるか、その辺ちょっとお聞きして、終わりたいと思います。できれば9月1日の防災の日の訓練、前回はヘリコプターだとか色々出してやりましたので、そういう点、計画がありまして、今コロナ禍で今できないから9月1日の防災訓練、もし分かればどういう考えあるか、お聞かせください。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
現状、9月1日、予定している防災の訓練はございません。美瑛町といたしましては、9月1日関東大震災の日でございますけれども、美瑛町といたしましては地震よりも、十勝岳の噴火の危機感が強いということもありまして、十勝岳の噴火を想定、また、その中でも状況的には、非常に悪いと思われる冬場の噴火を想定した訓練を毎年行っているところでございます。その訓練を続けさせていただきたいということでございます。また、とは言いましても、9月1日、地震というのみではなくて、日本国全体が防災に対して考える日でございますので、その日に、町民の皆さまに、一緒に防災について思いを寄せていただくような、そういうような何かきっかけ作りができれば良いなと思いますので、ご指摘を受けて今後検討させていただきたいと思います。