美瑛町議会 令和5年第7回定例会 2023年12月14日
きめ細やかな除排雪体制に向けて
2023年12月14日、美瑛町議会の一般質問で、桑谷覺議員が「きめ細やかな除排雪体制に向けて」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 桑谷覺 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 桑谷覺
昨日からの大雪で、職員の方は朝からパトロール、ご苦労さまでした。質問します。番号2は、桑谷覺。質問方式、時間制限方式。質問事項、きめ細やかな除排雪体制に向けて、質問の要旨、令和5年度除雪計画によると除雪路線数は457路線延長約390kmと、美瑛札幌間往復以上の距離を除雪業者、直営で昼夜問わず作業されていることに感謝の言葉しかありません。一方で、除雪業者は担い手不足や2024年問題の運転手の長時間労働の規制、車両機械・燃料・人件費の高騰等、厳しい状況にあります。この様な状況下でも、町民の生活を守るためにきめ細やかな除雪作業に当たられていますが、市街地の場合、車道と歩道の除雪があり、急激な降雪には十分に対応しきれない場合があり、特に朝方出勤・登校・高齢者の通院に支障をきたすことも少なくありません。町内には大型の除雪機械を所有されている方もおり、自分の敷地周りを除雪したあと、個人の依頼での除雪作業を目にしますが、これら機械所有の方に除雪協力隊(仮称)になってもらい、手が回らない除雪作業をお願いしてはどうですか。また、排雪時のダンプの確保も難しく、燃料・人件費も高騰している中、更なる効率化を図る必要もあると思います。そこで、次の点について伺います。(1)除雪業者への担い手確保等の対策は。(2)町内で除雪機械を有する人達で構成する除雪協力隊を立ち上げ町道の除雪を依頼しては。(3)町が進める「地域活動推進一括交付金」で、町内活動で町道除雪に対する交付金の考えは。(4)効率よく排雪するにあたり、新たな雪捨て場を検討しているか。質問の相手町長、よろしくお願いします。
答弁 町長 角和浩幸
今、桑谷議員さんからの質問事項、きめ細やかな、除排雪体制に向けて答弁を申し上げます。積雪寒冷地である本町において、除排雪対策は、町民の安全安心な生活を守り、冬期交通ネットワークの人流や物流を確保する上で重要であります。また、近年の気候変動と自然災害の激甚化、頻発化する環境変化に対応するため、通常の維持管理体制に加え、臨機の大規模雪害に備えた除雪体制の構築や民間事業者との応援受援体制の整備などを図る必要があるものと考えております。1点目につきましては、除排雪業務にかかわらず、建設業全般において人材不足や担い手不足が懸念されております。現在、建設業協会と定期的にお話しする機会を設けており、今後は町全体における担い手確保対策について協議を進め、支援策等の対策を講じてまいりたいと考えております。2点目及び3点目につきましては、除雪作業は周囲や地域の協力も含めて対応していくことが重要であると考えております。御質問の事業を進めるに当たりましては、地域において手順やルールなどを定めた上で、住民が協力しながら、家屋や家屋周辺、歩道や生活道路などの公共空間、地域の共有施設などの除雪作業を行う取組が肝要と考えております。除雪機械を有する方々が除雪協力隊を組織する共助による除雪体制の在り方は、除雪の効率性や安全性の向上、地域における連帯感と防災力の向上につながる有用な取組であると考えており、地域住民の協働による除雪の仕組みづくりや交付金による支援について検討してまいります。4点目につきましては、現在、5か所の雪捨て場を確保しており、一般向けには、原野3線、原野6線、美沢10線の3か所を開放しております。雪捨て場につきましては、投雪があれば毎回重機にて押し上げ作業を行い、場所が狭くなれば雪山を踏み均して2層部分を作るなど、これまで現行の雪捨て場で対応している状況にありますが、今後異常気象による大雪等も想定されることから、新たな雪捨て場の確保につきましても、候補地選定を進めてまいります。以上です。
再質問 2番 桑谷覺
再質問します。1点目でございますが、東神楽町ではね、令和3年度から除雪トラックなどの大型免許と取得に20万円、ロータリー除雪やグレーダーの大型特殊免許取得技能講習などに10万円、最大で30万円補助する制度を設けたようです。これは冬の除雪ばかりでなく、夏場の工事にも対応でき、結果として建設業界全体の担い手確保対策になると考えますが、町長のお考えは。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
先ほどもご答弁させていただきましたけれども、美瑛町、本町での除雪、除排雪に当たりましては、やはり担い手確保というのが非常に大きな課題であると認識をしております。そのため、建設業協会さんと定期的にどのように効率的に、また、運用が図れるようになるのかということについて、意見交換を進めさせていただいている現状にございます。その中で、どのようにすれば、担い手の方々を確保できるか、また担い手となる事業者さんも含めてですけど事業者さんも少なくならないよう、事業を行っていただけるよう、またその中で働いていただける方々が、働きやすい環境をつくっていくということについても、話合いをさせていただいているところでございます。東神楽で各種免許に対する助成を行っているということでございます。恐らくこれは事業を使った方は、その町内で美瑛でもしやるとしたら、美瑛町内の中で働いていただくというような条件が必要になってくるのかな。その辺が、どうクリアできるのかなと今お聞かせ頂きながら思っておりましたけれども、今の建設業協会さんとの話合いの中で、その部分、資格を取ることそこが一つネックになっているんだこれをクリアすることができれば、より担い手を確保していくことができるんだということになりましたら、もちろん大変いい制度でございますので、本町といたしましても、美瑛町といたしましても、資格、免許等の取得に向けたご支援というものも十分考えられるのかなと思っております。(「はい」の声)
再質問 2番 桑谷覺
では2点目につきまして、特に市街地においては、道路の除雪ほぼ直営だと思いますが、交通量の多い広い道路から処理していくので、道幅の狭い道路など後回しになり、通勤通学に支障が出たり、高齢者がタクシー呼んでも狭い道で雪が多く入りづらいこともあるので、年々高齢化していく中で、若い人もいずれは無理がきかなくなるかもしれませんので、近所で除雪機械を所有している方がいれば助けてもらえばいいと思うんで、除雪協力隊が可能か質問していますが、除雪の優先順位は理解しますが、現場が頑張っている方の苦労も理解しますが、美瑛町で生活してる人には、優先順位なんか関係ないので、そこら辺、柔軟な対応できませんか。いま1度、町長のお考えは。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
長い除雪路線がある中でどうしても後先が出てしまう。その中で優先順位を決めさせていただきながら、除排雪に努めているというところは、ご理解を賜りたいと、お願いを申し上げます。ただ、暮らしているものはそういう感覚ではないんだというところ、あるいは先ほど1番最初のご質問にもございましたけれども、例えば町内で助け合いながら、除雪を行っている方々に、より一層協力していただけるということは、十分これは美瑛町としてもありがたいことでありますし、望ましい形だと思います。このご提案の協力隊でございますけれども、町があなたこれやってくださいっていうのはなかなか言えず、やはり、行政区なり町内会の中で自発的にこういう組織が生まれてくることをバックアップするという形で取り組むのが道筋かなと思っております。ただ、本当に有意義な活動になると思いますので、町としましても、町民の皆様が協力していただける体制づくりについては、前向きにといいますか、積極的に検討を進めてまいりたいと考えます。(「はい」の声)
再質問 2番 桑谷覺
分かりました。今答弁もありますけどねよく家庭で私も小型除雪機を保有してるんですけど、近所の間口を保有している方が開けている光景を見ます。町内会単位で共助の取組かもしれませんが、そういう方々も協力隊として柔軟に対応してはどうですか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
繰り返しになりますけども、おっしゃるとおり、地域の方々、住民の方々で助け合っていくという取組をほんとに、大切でありまた尊い取組になると考えております。そこに向けて、町ができることといいますと、やはりその取組に対する何らかのご支援、または謝礼ですとか、かかった燃料経費、ガソリン代等々へのご支援等、様々なものが考えられると思います。共助で、お願いしますという掛け声をかけるのは簡単でございますけれども、それを実現するためにも、町として、何をすれば、どういう対策をとっていけばその共助が現実に実現する。そういうものになっていくのかという観点からも支援制度について考えさせていただきたいと思います。(「はい」の声)
再質問 2番 桑谷覺
では3点目につきまして、前回行政会議に出まして、地域一括交付金というのは頂きまして、行政区会議に地域活動推進一括交付金の話がありましたが、この活動の中で、町内へ登録されている除雪業者や町内で除雪機械を保有する人に、町内会単位で町道除雪を依頼して、こういう交付金をもらうことが可能なのか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
地域活動推進の一括交付金についてでございます。今、まさにどういう制度になっていくのか最終の詰めの設計段階をしているところでございます。大きな方向性としましては、今ある、様々な、補助事業の申請等をより簡略化するために、今あるものを一括して申請でいちいち全部やんなくてもいいですよという便利にさせていただく面と、あと、ご指摘のように、この町内会、あるいは行政区で優先的にやりたいのはこれなんだというところがあれば、自由にそこの部分に使っていただけるそういう要素も組込めないかなということで考えているところでございます。でありますので、ご指摘といいます、ご提案頂きました、我が町我が町内では除雪をみんなで助け合ってやるんだ。そこにこのお金を使いたいんだということであれば、そのことが可能になるような制度設計にしてまいりたいと思っております。優先順位これだここに使うということであれば、そこに使っても良いというような形。これは除雪に限りませんほかのことをほかのことに、我が町内会はこっちに使いたいんだ、だから、こっちに使わせてほしいということが実現するような、そういう制度にもっていきたいと考えております。また、それとは別に、近くの方の除雪機であれば除雪機を借りたときにそのことに対する謝礼というのが、どういうような制度設計ができるのかということも合わせて検討してまいりたいなと思っております。ただ、いずれにしても地域でやっていただければ地域でそういう組織、それを動かしていける地域組織を持っていただくということが重要でございますので、そのような組織づくりについても、町としても関わりを持って支援をさせていただきたいと考えております。(「はい」の声)
再質問 2番 桑谷覺
3点目は、ちょっと調べたんですけど山形市の豪雪地帯なのかもしれませんが、自治組織一斉除・排雪作業に対する報奨金があり、支給回数、世帯数で受けておりますが、300世帯未満は1シーズン1回、300世帯以上500世帯未満は1シーズン2回などで、報奨金は、基本報奨金1回につき6万円で、重機使用加算報奨金1回につき10万5,000円とありますが、ぜひこのような先進事例を取り入れたらどうですか、いま1度町長の考えを。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
先進事例は恐らくいろいろあるんだろうなと思います。旭川市さんでも新しい取組を進めているというような新聞報道も読んでいるところでございます。どの形をとっていくにしましても、恐らくは、中心になるのは、地域住民の方々の協力を頂いて、地域住民の方々と一緒になって取組を進めていくというのがベースのところにあるのかなと思っております。そのためには、やはり取組を共助の取組を進めていただきやすい、地域組織づくり。より強い町内会になっていただくため、そこに対して、町がご支援をしていく。これは、除雪に限らず、これからの地域社会を守っていくのにどうすればいいのかというところ共通の課題でもございますので、地域の組織の在り方というものをよりいい活発化できる仕組みづくりというものにも取り組んでまいりたいと考えておりますし、そのうちの一つが除雪があると思っております。やはり、美瑛町にとりまして北海道にとりまして、冬の除雪作業ってのは大変大きな部分でございますので、様々な支援制度は考えられると思います。ご支援する中で、こうであれば町内会単位、地域で除雪ができるという仕組みづくりも、先行事例、様々な各地の事例を研究させていただく中で考えてまいりたいと思っております。(「はい」の声)
再質問 2番 桑谷覺
期待しております。次は、4点目につきまして、4点目、冒頭話したとおり2024年、運転手の長時間労働の規制、車両機械、燃料、人件費の高騰や排雪用のダンプが不足している中で、効率よく排雪するには町の中の雪捨て場が必要ではないでしょうか。この質問させてもらいますが、たまにロータリー車が排雪ダンプ来るまで待機しており、時間がもったいない感じがするもんで、質問していますが、町長が今度進めている、中心市街地事業で駅の西口広場、公共施設のようなものがありますから、まだあそこに冬のイベント会場になった場合、雪捨て場としては使えなくなるので、その辺も含めて質問します。例えば、近いところに雪捨て場があれば、効率になりますんで、例えば町内の建設業者にいろいろと資材置場など、そういう所がたくさんありますので、そういう所雪捨て場として利用させてもらえないか。聞いてみてはですか。それはいかがですか。
答弁 町長 角和浩幸
雪捨場についてでございます。先ほどの1回目の答弁でお答えさせていただきましたけども現状、ぎりぎりどうにか活用させていただいてるというところでございますけれども、やはりこれだけではゆくゆくは足りなくなるだろうという思いのもとで、既にといいますかこれまでも、ここどうだろうかという、雪捨場については、役場内では、話を進めてきているところでございます。ただ、なかなかここだというところが見つからなかったりですとか、雪を投げるときのトラックのあおりの音を考えたときに、あまりにも中心地の人が住んでる近くであると音の問題も出てくるかなと、様々な観点から、今、検討を進めているところでございます。その中で、現状といたしましてはやっぱり町有地でどっかないかという形で、探しているんですけれども、なかなか、ここだというところが見つからない。そういう中で今ご指摘頂きました民間事業者さんの土場ですとか、民有地ですね民有地の中ででも有効に活用していただけるところがあるならば、そういうところをぜひご協力頂かないと、これからの雪捨場の確保というのは難しくなってくるかなと思っております。先ほど、雪捨て場の候補地選定について検討していると答えましたけれども、そういう意味で、町有地を前提だけではなくて民間でご協力頂ける方々、また、民有地の中で我々使っていただけるというようなところも含めて、しかし、あまり遠くないところのいい立地のところで、雪捨て場がないかということは、急ぎ、選定といいますか絶えず探し続けてまいりたいと考えております。(「はい」の声)
再質問 2番 桑谷覺
以上終わります。