みんなの議会

美瑛町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月15日

(1)青い池駐車場の駐車料金について/(2)移住定住施策と定住住宅取得助成事業について

2021年3月15日、美瑛町議会の一般質問で、保田仁議員が「青い池駐車場の駐車料金について」「移住定住施策と定住住宅取得助成事業について」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
保田仁 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 1番 保田仁

番号1番保田仁、質問方式、回数制限方式、質問事項1、青い池駐車場の駐車料金について。青い池駐車場(以下、「駐車場」という。)の駐車料金については、条例制定により昨年4月から有料化されていますが、町民や町内観光事業者についてはコロナ禍における負担軽減措置として、本年3月末までの期間駐車料金が免除されており、助けられている町民や事業者も少なくないと感じています。令和2年度の駐車場の運営状況については、駐車場に繋がる町道への路上駐車が増加する等のトラブルも発生していますが、料金収入についてはコロナ禍の困難な状況下にしては、比較的好調に推移していると思っています。しかし、今後においては駐車料金の割高感が要因となる利用者数減少や路上駐車の増加が懸念されるところであり、注意深く状況の把握に努めていく必要があると考えています。そこで、次の3点について伺います。(1)駐車料金が青い池周辺の環境整備や維持管理の財源として、利用者のために使われる等とのPRに努めることにより、駐車場利用者の理解と協力を得る必要性があるのではないか。(2)駐車料金の割高感が要因となる利用者数減少や路上駐車の増加を抑え、町内経済循環を促すため、駐車料金と町内利用限定クーポンをセットにする考えは。(3)コロナ禍が今後も続くと予想されるが、令和3年度においても町民・町内観光事業者を対象とした負担軽減措置を継続する考えは。さらに、町民以外の利用者に対しても拡大する考えは。質問の相手は町長です。質問事項の2、移住定住施策と定住住宅取得助成事業について。質問の要旨、本町における移住定住施策については、昨年4月からまちづくり推進課に移住定住推進室が設置され、施策の充実と一元化が図られるとともに、移住希望者が簡単に安心して相談できるワンストップ体制が構築されたところです。令和2年度では既存の施策に加え協議会設置や交流会開催によるコミュニティ創出、コロナ禍でのテレワークの推進など、新規事業への取り組みを拡大しており、今後、その効果が発揮されることを期待しているところです。とりわけ、移住希望者にとって住宅の確保は大きな課題であり、住宅建設への助成である定住住宅助成事業が他の市町村と比較して有利な助成であることは、移住を決断するうえで大変重要な要素であると考えられます。また、本町の地域経済循環や町民財産保全の観点からも、住宅建設による町内建設業者の施工高確保や町内産木材の有効利用、空き家・空き店舗の再活用は重要な課題だと思っています。そこで、次の2点について伺います。(1)令和2年度に実施した移住定住施策の実績と効果、そこから分析された課題と課題解決の施策について。(2)住宅建設を促進するため定住住宅取得助成事業の基本助成及び加算助成の引上げについて。質問の相手は町長です。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 角和浩幸

1番保田議員さんからの2点の質問に対して答弁を申し上げます。質問事項1点目、青い池駐車場の駐車料金について。青い池は、四季を通じて多くの方が訪れる本町を代表する観光スポットではありますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う緊急事態宣言などの影響から、本町を訪れる観光客数は大きく減少しており、町内の宿泊業、飲食業を始めとする観光産業に大きな影響を及ぼしております。このような状況の中においても、本年度の青い池駐車場には約16万台に迫る観光車両の来訪があり、青い池の集客力の高さを裏付けるものと認識しております。1点目につきましては、青い池駐車場の料金徴収に対する利用者の理解を得るために、ホームページ等での周知を始め、今後においては施設看板や駐車場チケットの裏面等を活用し、駐車料金によって白金エリア全体の環境整備や維持管理が実施されている等のPRを適切に行い、引き続き利用者に御理解と御協力を得られるよう取り進めてまいります。2点目につきましては、青い池駐車場を利用された町外者による町内消費への誘導は、町内の経済効果を高める上で重要であります。駐車券を提示することにより割引やサービスが受けられるなど、賛同いただける町内事業者等と連携し、更なる消費拡大につながる取り組みを検討してまいります。3点目につきましては、令和3年度においても町民の利用につきましては引き続き免除とし、また、町内宿泊業者が宿泊者に対して行う無料送迎での利用や、町内旅客運送事業者が観光客に対して行う運送での利用についても免除とする予定でありますが、町外者の利用については、これまでどおり御負担いただくこととしております。質問事項2点目、移住定住施策と定住住宅取得助成事業について、お答えいたします。移住定住施策については、美瑛町移住・定住促進計画に掲げる基本目標に基づいた施策を展開するとともに、移住経験者を含めた多くの町民やテレワークモニターから、施策に係る提言や新たな事業提案をいただき、業務や施策の改善を図りながら、移住定住者の増加に向けた取り組みを進めております。1点目につきましては、コロナ禍により都市圏で開催される移住相談会の中止が相次ぎましたが、面談やメールによる移住相談、また、オンライン移住相談会の実施により、本年1月末時点で150件を超える移住相談を実施しております。この結果、本町の魅力や各種支援等を御理解いただき、同じく1月末時点で21世帯、37人の方の移住が実現いたしました。本町に移住定住する上で課題となるのは、住居と仕事であります。住居については、移住者が長期間にわたり住むことができる場所の確保が重要であります。このため、美瑛町空家等対策計画に基づき、相談窓口における希望内容を整理し、売買を希望する場合には空き家情報バンクへの登録を促すとともに、賃貸を希望する場合には物件情報を関係課で共有するなど、有益な住宅情報が移住希望者の住居確保につながるよう取り組んでまいります。また、仕事については、多くの移住希望者が町内での就労を希望されていますが、ハローワークの求人情報だけでは希望に沿った就労先を見つけることが難しい状況となっております。このため、町民に対する求人、求職のマッチングを行う無料職業紹介事業の実施により、移住希望者にとってより良い就業環境の提供が可能となるよう、早期事業実施に向けて取り組んでまいります。2点目につきましては、令和3年度より森林環境譲与税を活用し、地域材使用加算における補助率の上乗せや森林認証材を使用した場合の認証材使用加算を新設するなど、定住施策の充実に努めてまいります。なお、基本加算における町内業者加算については、平成29年度の事業開始から施工実績が2件であることを鑑み、移住者のニーズや他市町村の状況を把握するなど、町内業者にとっても有効な支援施策となるよう引き続き検討してまいります。以上でございます。

質問 1番 保田仁

はい、1番保田です。それでは質問事項の1番、青い池駐車場の駐車料金について再質問をさせていただきます。コロナ禍におきましても、16万台の車両が駐車しているということは、大変に魅力的な観光資源だという証だと思っております。今後ともこの貴重な観光資源の環境整備ですとか、維持管理に努力していただきたいなと、こんな風に思っております。1点目についてでありますけれども、駐車場を目の前にしましてですね、駐車場に入れないで、路上駐車に長い列を作るということは、やはり駐車料金の割高感を感じている人が多いのかなと、そんな風に思います。本町におきましては、駐車料金を徴収し始めたばかりにですね、観光客が減少したというような例も過去にありましたので、そのところはですね、注意深く観察をしていっていただきたいと、そんな風に思っております。答弁の中におきましてですね、施設看板ですとか、駐車チケットの裏面を活用して進めていきたいというそういった内容でしたけれども、いずれにしてもですね、予算が必要だなと思っております。令和3年度の当初予算にはですね盛り込まれていないと思います。令和3年度の早い時期でのこういったことの実施はですね、可能であるのかどうか、お伺いをいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、ご指摘いただきました青い池でございます。貴重な本町の観光資源として、今後も多くの観光客の方に楽しんでいただける施設であり続けるように、ご指摘のように維持管理に努めてまいります。路上駐車等、長い列ができたと私は認識してはおりませんけれども、ただ、有料化に伴うリアクションというのは当然起きる訳でございますし、議員ご指摘いただきましたように、過去の美瑛町内の例で、無料だった駐車場を有料化することによって起きた事態ということも、私も聞き及んでおりますので、有料化に伴う影響というのは注意深く、これからも関心を持って見つめ続けていきたいと思っております。そして、もし駐車場を有料化にすることに対するデメリットがあるとしましたら、このお金は一体どのように使われるのかという、利用者の不安、不信感というものがあろうかと思います。その意味で議員からご指摘、ご提案いただきました、この駐車料金、ちゃんと白金、あるいは青い池の関係の管理維持に使われているんだということを周知して理解していただくという取り組みというのは、重要なものになってまいると思います。ご指摘を受けまして、今後より一層、この財源を利用して、このように整備をさせていただきますということの周知を努めてまいります。予算面からでございますけれども、看板につきましては、ご指摘をいただきまして、看板設置によってお訴えをしていく、理解を深めていくということを、令和3年度で考えております。その予算がないかということでございますけれども、その後、看板の設置に部分につきましては、今ある看板の修繕という形で修繕費の中で見込んで実施してまいりたいと考えております。以上です。(「はい」の声)

質問 1番 保田仁

はい、修繕料の中でということでしたので、そんな難しい内容ではないのでですね、迅速にですね、対応していただきたいなと、そんな風に思っております。そして(2)についての再質問になりますけれども、検討していくというような答弁をいただきましたが、駐車場のですね利用と、町内での割引等のサービスについてはですね、条例制定前の議員協議会の中でですね、そういった取り組みをするというようなことを説明をいただいたような記憶をしております。割高な駐車場というイメージがですね、利用者に定着する前にですね、早急にそういったサービスを開始する必要があるのではないかと、そんな風に思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 角和浩幸

はい、駐車利用券、駐車場の利用を町内の経済消費に回していく取り組みというのが、大変重要であろうと考えております。様々、考えてございますけれども、景品表示法の制限がありまして、色々考えた中で、一定の額でいただいて駐車料金500円でいただきました。その分駐車券で、金額をキャッシュバックすることをすると、法律上問題になるということが分かりまして、その手法はとれないという風に内部の方で検討を進めたところです。その上で、先ほどお話、答弁申し上げましたけれども、ではどうするか、駐車場の半券、利用券をお店に提示していただく、その時にそのお店側が、提示してもらったことに対して、お店としてのサービスを行ってる、50円割引にするとか、何かを増やすとかっていう、お店側がサービスをしてくれる部分については、それは認められるといういうことでありましたので、今、駐車場の半券を提示したお客さんに対して、一定のサービスをしていただく、そういう事業者、店舗について協力のお願いと説明に回っているところでございます。(「はい」の声)

質問 1番 保田仁

はい、分かりました。それでは、2点目ですね、質問事項の2ですね、移住定住施策と定住住宅取得助成事業についての再質問させていただきます。きめ細かな相談体制ですとか、煩わしさのないワンストップ窓口は、相談者の安心と信頼感を生むものだと思っております。まさにその効果が実績として表れてきているのかなと、そんな風に思っております。1点目についてですけれども、移住相談件数150件、移住件数が21世帯37人という実績は、近年の実績から比較して、どの程度伸びているのかと、そういったところで、どんな伸びを示しているのかというのをちょっと伺います。それからまた、インターネット上でですね、旭川宅建協会と連携して、美瑛町空き家情報バンクを見るとですね、100件を超える土地や建物ですね、物件情報が掲載されております。近隣町村と比較してもずば抜けて高い情報量だと思っています。移住者等の土地・建物購入希望者にとってはですね、とっても助かる空き家情報バンクだと思いますけれども、この空き家情報バンクを活用した土地・建物のですね、売買実績について掴んでいるもの、情報がありましたらお願いをいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

すみません、お時間いただきました。まず1点目の移住実績についてでございますけれども、今回、移住定住推進室できまして、その中で一元的に進めている中で、数字の把握というのも行えるようになった現状がございますので、過去の数字というのはあまりはっきりは把握できておりませんけれども、前年度につきましては、21、2名ではないかということでございますので、そこと比較しますと伸びている数字であると理解しております。コロナ禍の中で厳しい状況でございますけれども、しかし、移住のチャンスである面も存在しておりますので、より力を入れて移住促進に努めてまいりたいと思っております。また、ご指摘いただきました不動産の方の売買実績等でございますけれども、IRI掲載物件についてでございます。手元にある資料ですと、3月15日現在、登録数は110物件ございます。そして令和2年度の令和2年4月から現在までの成約数につきましては42件、内訳としましては土地23件、家屋19件の成約数となっております。この登録数がスタートしたところは80件の登録ぐらいからスタートし始めまして、42件成約がある訳ですから登録はその分もちろん減っていくんですけれども、なおかつ、登録自体が増えて今110件まで登録あるということでございますので、民間のこの土地の建物の売買というものが、いかに活発に行われているのかっていうのが、数字の上からも伺えるかなという風に思っております。ちなみにですけれども、売買物件に関する、一日のホームページへのアクセス数につきましては、一日約750件アクセスがあるということでございますので、これが他町村と比較、今数字は持ち合わせてませんけれども、恐らく美瑛町、かなり高い注目を集めている地域かなと思っておりますので、この良い流れ、チャンスと捉えて、移住定住に関心を持っている方々により積極的にこちらからもアクセスできるよう、移住定住施策の充実に努めてまいりたいと考えております。(「はい」の声)

質問 1番 保田仁

はい、私はあの、自分独自にちょっと調べた中ではですね、町内における令和2年の売買による所有権移転登記件数がですね、前年と比較して土地で20%伸びていると、建物で44%伸びているということはですね、やはりこの空き家情報バンクの効果ですとか、そういったものが顕著に表れてるのかなと。こういったコロナ禍の中でですね、コロナがこういう不動産売買に影響を与えるかどうかちょっと定かではないんですけども、コロナ禍の中でですね、こういった伸びを示しているっていうのはですね、こういった情報バンクですとか、移住定住対策の効果がですね表れ始めているという風に、そういう風に考えておりまして、今後ともですね、そういった対策の強化をですね、推進して続けていただきたいなとそんな風に思っております。2点目についてご質問をさせていただきます。令和3年度の予算におきましてですね、地域材認証材使用加算を追加したことにつきましては、地域内森林資源の有効活用と地域内経済循環が図られる効果が期待できると思っております。また、町内建設業者が住宅建設を請け負うことも、経済循環の効果が得られるんだろうと思っております。他の市町村の助成制度をちょっとネットで見ますとですね、上限が300万円だったり400万円だったり、そういったところもですね、数は多くないんですけれども見受けられます。そこでこの助成制度のですね、美瑛町の助成制度の対象範囲の拡大ですとか、それから助成金の上限を引き上げることによってですね、住宅建設を促進していくべきなのかなとそんな風にも思いますので、再度町長のお考えをお伺いいたしたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、2点目の今ご指摘ございました、認証材使用加算などについて、新たな取り組みとして付与することで、より一層、住宅取得に向けた取り組みが進めば良いなという風に考えているところでございます。もちろん、この事業そのものにつきましては、移住定住を図っていくというところが目的でございますので、どのような事業、支援策を、加算を行うことによって、移住希望者がそれに応じていただけるのか、最も効果的なところに、その加算ですとか、町としての支援を充てていくという、その原則に基づいて取り組んでまいりたいと思っております。当然、そのためにも、どこの部分の効果があったか、加算についてメリットを感じたから美瑛町で定住住宅を取得してくれたよというところの検証というものを行っていかなければならないと思っております。一番効果的に今後とも事業が進むように図ってまいりたいと考えているところです。もう1点、地域材、認証材もそうですし、地域事業者さんの活用に対する加算もそうでございますけれども、移住定住を進めるという面とともに、そのことと、地元経済、地元の事業者さんのお仕事と結びつけて町内経済を喚起させて振興していくという両面も持った制度でございます。どのような加算、あるいはどのような制度にすれば、より地域の事業者さんのメリットにつながっていくのか、その部分についても合わせて考慮することで、総合的にこの制度がうまく回っていくように、不断な見直しを進めていきたいと考えております。

出典:美瑛町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月15日 議事録 PDF(69ページ) 間違いを知らせる