みんなの議会

美瑛町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月16日

(1)製粉工場建設について/(2)農業分野における新型コロナ対策について

2020年12月16日、美瑛町議会の一般質問で、山本賢一議員が「製粉工場建設について」「農業分野における新型コロナ対策について」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
山本賢一 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 12番 山本賢一

番号12番山本賢一、質問方式、回数制限方式、質問事項1、製粉工場建設について。質問の要旨、美瑛町における基幹産業である農業において、耕地面積11,600haの25%にあたる約3,000haが小麦栽培となっており、主要作物と位置づけられています。近年では、品種改良や生産技術の向上で安定した生産につながっております。2011年に品種登録された超強力粉品種「ゆめちから」の導入により、幅広い食品分野での用途が広がり、特に安定した価格や品質からパン・中華麺を中心に多くの食品業界での需要が伸びている状況です。さらに、消費者の関心も高く、特に国産小麦の「安全・安心」の観点からも輸入小麦から国内小麦への切り替えが進んでいる状況です。しかしながら、町内で生産される小麦を差別化し、ブランド化を進め優位販売に結び付けていく過程において障壁となっているのが製粉の問題でした。今回建設計画が進んでいる製粉工場の稼働により、高品質な小麦粉を産地で生産することで、地産地消や6次産業化など地域の産業の活性化につながると思われます。さらに、輸送コストの低減などで安価で町内に提供できることや、麦生産者にとっても輸送費などの経費負担が減り所得増に結びつくことが期待されます。現在、製粉工場建設に向けて進んでおりますが、町としての対応について、次の点を伺います。(1)今後、町として製粉工場建設に向けての協力体制について。(2)道路などのインフラ整備について。(3)今後の企業誘致に向けて町としての取り組みについて。質問の相手は町長でございます。質問事項2、農業分野における新型コロナ対策について。質問の要旨、新型コロナの感染は世界中に猛威を振るい、現在も終息の兆しも見えない状況です。日本国内においても冬の訪れとともに第3波による感染拡大が深刻化しております。「GoToキャンペーン」の実施により飲食業や宿泊業の回復の兆しが見えていましたが、感染の急拡大に伴い経済との両立より感染対策が急務となり「GoToキャンペーン」の一時停止、休業や時短営業要請と飲食業などの外食産業にとっては、ますます厳しい状況が予測されます。さらに、順調に推移してきたインバウンド需要の「消滅」と重なり大きな打撃となっています。今後の飲食業の営業縮小は、農産物の需要の内、中食、外食産業などの業務用食品の流通を鈍化させ、業務用米や一次・二次加工された野菜や小麦、砂糖、豆類など町内で生産される作物などの需要減少も見られ、今後、感染の長期化が深刻化していくことで、生産現場にもこれまで以上の影響が起こると思われます。現段階での影響は限定的と思われますが、今後、消費縮小による在庫の滞留や価格低下の長期化が懸念され、農業経営にも影響が予測されます。国や道の対策もこれから打ち出されると思われますが、美瑛町農業の実情に適した町独自の支援策をこれから講じていく必要があると思われますが、今後の対応策について伺います。質問の相手は町長でございます。

答弁 町長 角和浩幸

おはようございます。昨日に引き続きまして、一般質問、どうぞよろしくお願いいたします。12番山本議員からの2点にわたる質問に対して、答弁申し上げます。まず1項目、製粉工場建設についてでございます。本町の農業は、恵まれた自然と豊かな大地の下で経営が展開され、畑作4品を中心とした作付により輪作体系を維持し、地域を支える基幹産業として大きな役割を果たしており、第1次産業としての農業とこれに関連する第2次・第3次産業に関わる事業を融合させることにより、総合的かつ一体的な産業化を進めることが重要な施策体系であるものと考えております。1点目につきましては、製粉工場の建設は、美瑛産小麦のブランド化や差別化による農業の更なる発展、食文化の創造や雇用の確保など、本町のまちづくりに大きく寄与するものと期待しており、本事業の推進に当たっては、地域との協議も必要になることから、役場内関係課及び関係機関が綿密に連携する中で、建設事業への協力並びに支援に努めてまいりたいと考えております。2点目につきましては、現在の建設予定地は、現状が砂利道である町道村山線に接しており、今後、製粉工場の稼働及び施設等を利用される皆さまの利便性を踏まえた中で、道路や水道施設等の整備、景観に配慮した建物や電柱の整備等について検討が必要であることから、事業関係者と協議連携の上、地域の皆さまの御意見を伺いながら、地域の実情に十分配慮し進めてまいりたいと考えております。3点目につきましては、美瑛町企業振興促進条例に基づく一定規模以上の設備投資に対する5年間の固定資産税の不均一課税措置、3年間の雇用助成等の支援制度の周知を図りながら、町として可能な範囲の支援策について企業側と協議を進めるなど、誘致の推進を図ってまいります。また、現状のコロナ禍において人口が集中する首都圏の企業等は、地方へ目を向けつつあります。地域産業のみならず、移住促進の面などからも企業誘致は重要と考えており、旭川空港から近く、物流面においても国道や鉄道があるなど、本町のメリットをいかしながら、誘致活動を進めてまいります。質問項目2点目、農業分野における新型コロナ対策について答弁申し上げます。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛や臨時休校などにより、外食向け業務用食品の需要が大幅に減少となり、また、2020東京オリンピック・パラリンピックなど、大型イベントの需要を見込んだ製品の在庫も膨大となった結果、流通の鈍化や価格の下落が生じております。本町におきましても、町内の加工業者の製品が出荷できず、製造品の保管冷凍庫が確保できない状況の中、受入れができなかった一部の加工野菜について、ほ場での廃棄を余儀なくされており、生産現場においては、議員御指摘のとおり、今までに経験したことのない影響が起こることが予想されます。新型コロナウイルス感染症の収束が一向に見えない中、生産者が安心して作付けができる支援策につきましては、本定例会において新型コロナウイルス感染症対策事業として、加工野菜等次期作対策支援事業の補正予算を計上させていただいており、この事業が次期作に向けた生産者の安定した作付けと美瑛の農畜産物のブランド維持につながるものと考えております。今後においても、農畜産物の品目によって流通の鈍化や価格の下落などの時期が異なり、影響の把握や分析が難しいことが予想される状況にありますが、各関係団体との連携を密にしながら、国の第3次補正や新たな補助事業などの有効活用とともに、現在編成中の次年度予算において、美瑛の農畜産物のブランドの維持、市場での差別化、また、何よりも生産者の皆さまが安心かつ自信をもって生産できる環境づくりに向けて施策を重ね、美瑛の基幹産業である農業の持続的な発展に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 12番 山本賢一

12番山本です。今回、製粉工場の建設ということで、近年になく大型の企業進出ということになろうかと思います。この製粉会社はですね、長年からこの美瑛町にですね、製粉工場を建設したいという構想を持って今まで進んできてるということで、ようやくここに来て実現するという形になっております。この理由としてやはりおっしゃってるのはですね、やはり美瑛町の農業景観、この中での小麦の製粉工場を建設してですね、麦畑の中での工場で製粉したいという形でこうなっておりまして、やはりそれは美瑛町の農業景観これだけやはり著名なってますけども、美しいという部分があると思います。今後やはりこれらがですね非常にブームができた訳ですけども、ただ、今までなんですけども、農業分野とその農業所得に向けて、観光とのつながりというのは中々なかった訳ですけれども、今回のこの建設によってですね、やはり先ほどの質問でも申し上げましたけれども、所得に結びつくという形のはっきりしたものが出来上がってきたのかなと思います。やはり今後ともですね、この美瑛町で生産された小麦を100%その製粉工場で製粉するという形で、これが全国各地、ひいて言えばこの計画の中では世界までという風に視野に考えてこれから進めるというようなことを聞いております。ですので、このブランド化、それから差別化というのは本当にこれが差別化だとかブランド化につながっていくという風に思われますので、非常に美瑛町にとっても貢献度は大きいですし、また、工場自体も法人を美瑛町に置くということですので、また貢献度も大きいと思います。それから、農業全体の部分についても振興の中でも、非常にこれから良い状況で素晴らしく進んでいくと思います。その中でなんですけれども、今の現段階で答弁でもいただいておりますけれども、関係機関とこれから色々と進めていく、それから町自体のですね、これから協議等もやっていかなくちゃいけない訳ですけども、具体的にどこまで進んでいるのか、どのような状況になってるか、まずその部分について1点目で質問したいと思います。それからもう1点ですね、道路の部分なんですけれども、インフラもそうなんですけど電気、水道、それから道路という形でこの部分なんですけども、幹線道路から大体700メートルぐらい離れてると思うんですね。実際、その場所には電気、水道はありませんから、これから整備していかなくちゃいけないという部分と、道路自体も元々はこれほとんど農道で使われている部分ですから、この工場建設によってのトラック等の輸送が頻繁になるということで、この部分について、今後どういう風に整備していくのかというのが非常に地域住民、特に農家の方々がですね、心配されている部分でございます。やはり今の、数十年前にこれ一回整備はされている訳ですけれども、道路幅等も狭いですので、今後必要かと思いますし、また、作業等に支障を来すということも考えられますので、それも十分ですね、農業関係者との協議の上ですね、道路建設において設計の段階からしっかりと話を聞いた中で進めていただきたいなと思います。それと同時にですね、もう一点心配されている部分がですね、工場建設は良いんですけれども、それと同時にその建設までに道路整備、多分間に合わないような状況が生まれてくると思うんですけれども、そうなってくるとですね、工事車両が非常に頻繁に通行するということで、埃とかそういう問題が出てきて、農作物に影響が出るんじゃないかというようなことを言われている、その住民説明会の中で、そういう問題も指摘を受けております。過去にもこの地域、マイルドセブンの丘なんかそうだったんですけれども、道路整備を行う前に観光客がたくさん訪れてですね、埃等で農作物多大なる被害を受けたという経緯がありますので、そういうことも踏まえてですね、今後しっかりとですねその対応をですね、これ工事業者も勿論行うとは思うんですけれども、町としての対応も必要かと思いますけども、それについてですね、どのように今後進めていくのか、この2点ついて、まず最初に伺いたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、製粉工場の進出についてでございます。私もこの製粉工場関係者の方からお話をお伺いしたこともございまして、長年美瑛町で、自分のところの製粉工場を持つという願い、希望があったんだということでございまして、今回、その一歩が踏み出せるのかなと期待しているところでございます。事業者側様からの、こういう構想であるというお話は現在、伺っておりますけれども、そこより一歩踏み込んだ段階ではございません。事業計画案について担当課としてお話を伺っておりまして、詳しい中身についてはこれから協議をしていくということになろうかと思っております。事業会社様、そして農協さん、地元生産者の皆さま方、多くの方のご意見を賜りながら、町として取り組んでいける部分につきまして積極的に推進してまいる、そういう姿勢で臨んでいこうと思ってございます。また、麦、小麦でございますので、美瑛町の農産物、農業にとりましても、大変比重も大きいし位置づけも大きい、高いものがある農産物だと思っております。そのブランド化を今後進めていただく大きな基地になる、そういう期待も持って農業全体としての振興の面からも期待をかけているところでございます。もう一点のご質問、道路関係についてでございますけれども、こちらにつきましても現状今申しましたとおり、概要をお伺いしているという段階ですので、具体的に中身についての協議までに検討までに入っておりませんけれども、ご指摘、ご心配の点を踏まえまして、まずは、町道でございますので、町としてここをしっかり整備していく、それに当たっては工場としての機能を果たす上での道路の整備、それと共に、畑の中を通って行く道でございますので、隣接する畑を中心とした生産者の方々への利便性、あるいは影響、迷惑が出ないような形でも、整備設計のあり方などについても、当然、含めて考えてまいりたいと思っております。道路整備の時期等につきましては、繰り返し申してますとおり、まだ具体的にあるものではございませんけれども、埃等の被害のご心配、今ご指摘いただきましたので、その点も十分に踏まえまして、地元生産者の方々との説明会なり協議会を開いて、皆さまのご意見を賜って影響の出ない形で事業が進んでいくよう、努めてまいる所存でございます。(「はい」の声)

質問 12番 山本賢一

それではこの企業誘致の部分なんですけども、答弁いただいておりますけども、条例に基づいてということで固定資産税ですとか、雇用の助成等を行うということになってますけれども、これだけでは中々企業誘致には進んでこないのかなと思います。町として誘致活動を進めるということなんですけれども、具体的にどういう風に進めていくのかっていう部分とですね、移住定住これ同時に考えていかないといけないのかなという部分もあって、やはり働く場所がなければ、やはり、移住定住にもつながってこない部分もあるんじゃないかなと思いますので、今後それについてしっかりとやっていかないといけないんじゃないかなと思いますけども、まずその部分と、それから、今回もそうなんですけれども、場所の問題ですね、やはりいくら良い話があったとしてもですね、中々場所の選定ですとかそういう部分が中々うまくいかなかったりですとか、それからインフラ等の整備もですね中々出来てなかったりして、今までもこの町に対してどれだけこの問い合わせ等があったのか分かりませんけれども、こういう部分がやはりネックになってきている、また、ミスマッチも起きてきてるんじゃないかなと思います。特に移住でもそうですけれども、景色の良いところに住みたいですとか、そういうことがあった時に中々そういう場所が見つからないということもあったりというのを聞いております。今回の企業誘致もそうですけど、ここまで大きな、大規模な企業でなくてもですね、中小の部分であればそういうところで、もし開業するという風になっても中々難しいかと思いますので、町側としてもある程度こういう部分については、用意するという訳じゃないですけども、何かそういうようなお考えはないのかどうか、改めてお伺いしたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、1点目の企業誘致の部分でございます。ご答弁申し上げました、現行条例に基づいて企業誘致をPRし来ていただくという取り組み、そして優遇策も答弁申し上げたとおりの中身で行っているところでございまして、より一層、ぜひ美瑛町に来ていただくよう誘致活動に力を入れていきたいと思ってございます。一方で、この条例が想定している、受入企業、誘致される側の企業規模が、一定以上の大きさという想定もありますので、中々現状の希望と合わないのではないかというご指摘をこれまでも賜っているところでございます。そういう意味で、ご指摘のとおりミスマッチという部分も生まれているのかなという風に思っている部分もございます。起業、起こす業、それこそお一人、お二人ぐらいの方が、美瑛町内でもっと事業を起こしやすい環境、スタートアップといいますか、起業の支援策を今後講じていくことで、より小規模な形で美瑛で仕事を始められる、そういう体制の支援策について、今検討しているところでございますし、今後形にしていきたいなという風に思っております。また、起業でありましたらそこが仕事場になる訳でございますけれども、それ以外の移住定住につきましても、働く場所というのは一番大きな課題であるという認識は持っておりますので、美瑛町内の働く場、雇用の場がこれだけありますよということを、もっと積極的に移住希望者に対してお知らせしていく、そういう取り組みと共に、美瑛の中で働きやすい環境、働く場に来れない原因を探りまして、より美瑛で働きやすい環境づくりにも取り組んでまいりたいと思ってるところでございます。また、2点目のご質問、今少し関連しておりますけれども、立地等でございます。こちらも色々対処はしてまいりたいと思いますけれども、一方で、山本議員さん、一番お分かりの通り、農地法と農業振興地域等様々な農地に係る部分につきましては、現行法上の制約もありますので、その部分につきましては、やはり、美瑛町の基幹産業である農地を守るという、そういうところの意味が大変大きい、意義のある制度でございますので、こことの兼ね合いの中で、しかし、有効に活用できる立地につきましては、庁内で把握をしてご紹介できる、そういうような仕組みをつくってまいりたいという風に考えているところでございます。(「はい」の声)

質問 12番 山本賢一

12番山本です。質問変えたいと思います。新型コロナにおける農業分野への影響ということですけども、答弁の中にもありましたけれども、補正予算等で今年、今回ですね、対策という形で支援対策ということで計上されておりますけれども、今年の分はこれでなんですけども、来年に向けてといいますか、今後に向けてということなんですけれども、非常に今後、予測できないものですから、どうなっていくかというのはあくまでもの話でしかできないんですけれども、現実問題として今もう既にですね、色んなところで影響が出ております。例えば、そばなんかは在庫過剰になっておりまして、国の方で支援金ですか、出してですね、大手コンビニ等に引受けてもらうような形での対策を打ってますし、それから他にもお米の価格も下がっておりますし、それから小麦についてはですね令和3年産、来年度の部分なんですけども既に入札が終わっておりまして、15%程下がっております。これはただ単にコロナの影響だけではないんですけれども、下がり幅としては、そういうような形で大きくなってますし、また入札状況もですね、0.7倍という形で非常に低調な状況ということになっておりまして、今後これはですね、価格等にまた更に影響を及ぼすようなことがあるということでございます。また、美瑛も畑作4品の中でも砂糖等も需要も低迷しているということも今報道されておりますし、それから、豆類においては特に小豆ですね、こちらの方はもうほぼ消費が進んでないと。もう既に一年以上の在庫の積み上げ等が発生しているようなということも聞いております。今後はやはり、その他にもですね色んな影響が出てくる訳なんですけれども、実はこういうようなことっていうのは、豊作年ですとかそういうことがあればですね、こういうことが起きる訳なんですけれども、ただ今回ちょっと違うのは、例えば価格が下がれば消費が伸びるとかっていうこと、それから外国産から国産に切り替えるということが出てきます。ところが今回はですね、まるっきり消費がない訳です、なくなってる訳ですから、どういうことをしてもこれ在庫が過剰になっていくということになりますので、それを考えていきますと、今後の対策というのは非常に難しいかなと思います。災害年ではないですけども、一応災害年と同等の扱いで今まで町がですね色んな助成をしてきて支援を行ってきてると思いますけれども、それに準じた形で今後、各品種ごとに行っていくことも必要になってくるのかなと思います。やはり厳しい状況に追い込まれていきますので、やはり農家個々を、各農家をですね、しっかりと支援していくということが必要になってくるかと思います。そうでないと本当に大変な状況になってくるかと思いますので、まずその辺で、今後の支援体制の部分でなんですけれども、そういうことも踏まえた形で、今後どういう風に進めていくのか、まず最初に伺いたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、議員ご指摘のとおりでございまして、この新型コロナウイルス禍の中での農業界を巡る影響の出方というのは、まだ予測がつかない、もう既に影響の芽は出てるんでしょうけど、それがどのように広がっていくのかが他の産業とは違う、より予測の難しいところだなと思っております。まさにその価格面の低迷がどこまで行くのか、あるいは在庫ですよね、在庫がどの程度、過剰に積み上げてしまっていくのか、まさに先が読めないような状況であるという風に認識をしております。それだけに、美瑛町といたしましても農業者生産者の皆さま方の現場の声を聞かせていただく中で、どこに有効的なご支援をさせていただけるのか、どこに対するご支援をさせていただければ有効になるのかというところを検討して具体的な支援策を考えていきたいと思っているところでございます。現在でも行っておりますけれども、今直前のお話、ご質問出ましたけれども小麦につきましては小麦のブランド化を進めていくという取り組みを更に次年度も継続してまいりたいと思っておりますし、今年度から始まっております農福連携の取り組みなど、他産業分野との連携の強化なども図っていく必要があろうかと思っておりますし、ご指摘ございました、災害年と同じ基準という意味でございましたら、米の生産安定支援というのも、これまで美瑛町やってございました。その辺りの必要性についても十分考慮しながら、次年度の予算編成の中でしっかりした形を出していきたいなと考えているところでございます。(「はい」の声)

質問 12番 山本賢一

12番山本です。今答弁いただきましたので、しっかりと行っていただきたいなと思います。一番この部分で今心配している部分ですと、例えばこれコロナが終息して、経済状況が通常通りに戻ったとしてもですね、先ほどから申し上げておりますとおり在庫過剰になっていたりですとか、生産体制がかなりこう逼迫するような大変な状況になってますので、通常に戻るまで時間がかかってくるんじゃないかなと思います。その間ですね、例えばこれ、今町長伺ってるのは単年度の話だと思いますけれども、数年に渡って、これは行っていかないといけないんではないかなという風に思います。それからですね、これどれだけ長期化するか、状況どうなるか分からないんですけれども、このままいきますと農業経営においてもですね、やはりかなり逼迫する部分も出てくると。資金調達ですとか借入等も起こさないと、今後立ち行かなくなるなんてことも想像の段階ですけども、そういうことも考えられます。そういう場面において、国なんかもこれについては支援対策よくあるんですけども、金利補てんですとか、保証料の助成ですとか、そういうのはあるんですけども、そういうものもありますけども、町としてですね、その辺についての対策も考えていく必要があるんじゃないかなという風に思います。やはりその最後にですね、やはり美瑛町は美瑛町として、農業分野においてですね、しっかりと支援対策を行っていくんだということをですね、改めてこの来年度に向けて、また、これからに向けてですね、しっかりやっていくんだということをですね、町長の方からですね表明していただくということが、やはり農業者にとってみれば非常に心強い部分になってくると思いますので、ぜひともその辺についてですね、どういう風にお考えになってるか、最後に伺って終わりたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、改めてでございますけれども、ご指摘のように農業に対する新型コロナウイルスの被害がどういう影響が出るのか非常に難しい状況、そしてそれが単年度では恐らく、私もそう思います。単年度で終息するものではなくて、この被害状況というのは、農業、加工品の特性を考えたら、数年に及んでいくだろうなというスパンで物を考えております。その中で、いかに町として、自治体として、どういうようなご支援ができるのか、きっちりと先を見据えた中で、取組策について考えてまいりたいと思っております。ご指摘いただきました資金面での必要性も出てくるかもしれないということも、もちろんでございます。農業生産現場へのご支援はもちろんですけれども、経営活動に対する多面的なご支援のあり方も、あらゆる面から、どういうようなご支援ができるのかを検討してまいりたいと考えております。美瑛町にとりまして、農業は基幹産業でございます。ここの基幹産業である農業が弱ってしまいますと、美瑛町の経済界、産業界全体への影響は計り知れないものがございます。そういう意味で、農業を守っていくというような美瑛町にとって最大、大切な仕事でございますので、あらゆる支援策、あらゆる方策を検討し、効果的な実績が出るような支援策について、予算編成の中でも含めて、また今後の長いスパンという中を考慮いたしまして検討し、実行してまいりたいと考えております。

出典:美瑛町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月16日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる