みんなの議会

美瑛町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月12日

防災対策における町有道路の維持管理について

2020年3月12日、美瑛町議会の一般質問で、山本賢一議員が「防災対策における町有道路の維持管理について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
山本賢一 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 12番 山本賢一

番号12番、山本賢一、質問方式は回数制限方式でございます。質問事項、防災対策における町有道路の維持管理について。質問の要旨、近年、地球温暖化に伴う異常気象によって自然災害が発生し、全国各地で多大なる被害が起きております。特に昨年の関東、中部、東北地方を襲った台風被害では、豪雨による河川の氾濫、強風による住宅への被害、倒木等による送電網の損壊に伴う長期間の停電等、甚大な被害となりました。本町においても、近年の風水害や雪害、火山噴火などが今後危惧されます。これらの自然災害に備え、過去の経験から最大規模の災害を想定し、洪水・土砂、火山・噴火ハザードマップをまとめた「防災ガイドブック」を作成し、各戸に配布されております。その他にも、事前に備えるべき目標を定めた地域強靭化計画、地域防災計画等があり、災害時の対応や事前の防災対策などが策定されております。特にその中で、災害時の避難や緊急車両、災害活動の交通輸送路として重要な町有道路の状況について、次の3点を伺います。(1)風倒木による道路の寸断や電力、通信網の切断が想定されますが、これらの雑木等の処理について。(2)町有道路に面した雨水処理に重要な排水路、排水溝、雨水桝等の点検、管理状況について。(3)道路整備されてから年数が経過しており、補修等の必要箇所が多く見受けられますが、長寿命化も含めた今後の対策について。質問相手は町長でございます。お願いいたします。

答弁 町長 角和浩幸

12番山本議員さんのご質問にお答えさせていただきます。質問項目1点でございます。防災対策における町有道路の維持管理について、お答えをさせていただきます。近年、全国各地で大規模な自然災害が多発しており、本町においても、平成28年の大雨災害や平成30年の「北海道胆振東部地震」によるブラックアウトなどを経験し、また、前回噴火から31年が経過した十勝岳につきましても、現在、火山活動の活発化を示す現象が観測されており、先日の町政執行方針の中でも本町の防災対策につきまして、述べさせていただいたところでございます。1点目についてですが、雑木等の処理については、職員による巡回はもとより、警察などの各関係機関や住民の方々からの情報提供により把握し、迅速に処理を行っているところであり、また、電力・通信網の維持につきましては、電力会社・通信事業者等の責任において、それぞれ雑木等の土地所有者と協議の上、景観にも配慮しながら必要最小限の枝払いや剪定を行っているところであります。2点目についてですが、町道排水路等の点検・管理については、1点目と同様に職員による巡回点検、住民の方々の情報提供による現地の確認や対応を行っており、大雨等による土砂流出時には道路清掃の実施、排水機能の確保に努め、また、環境保全の観点から多面的機能支払交付金事業と連携した取り組みも進めているところです。3点目についてですが、町道の補修等につきましては、毎年度、町内会・行政区の要望調査を実施し、地区代表の方の立会いのもと現地確認を行った上で必要に応じた補修等を行うとともに、職員による随時巡回を通して、劣化・損傷の早期発見や対応に努めているところでありますので、今後も引き続き町内会・行政区の皆さまの御協力と連携のもと、安全かつ円滑な交通確保に向け、計画的な修繕による道路の長寿命化を図ってまいります。以上でございます。

質問 12番 山本賢一

12番山本です。まず最初に、この風倒木の関係なんですけれども、昨年、本州で特に台風15号で、千葉県が特にですね風倒木によって電力網が寸断されて、それを普及するのに非常に時間がかかったということがございました。あの映像を見ていて私も我が町でもですね、過去に平成16年の時に台風が来た時にですね、この風台風で非常に町内にも非常に大きな被害を受けたという記憶がございます。私も仕事をしておりました時ですけども、非常にあれ以上、あの時以降ですね、あれだけの風が吹いたというのはあまり経験ございません。ですので、もし今後そういうような風が吹いた時には、今後もそういうことが起きるということが想定されるという風に思われますので、しっかりとした形の町有道路に面した形、道路とそれから町有施設ですね敷地ですね、内に生えてるものについては撤去するか切るということが必要ではないかと思います。特に最近ではですね郊外においては、集落地からちょっと離れたようなところに住宅ある方もおられます。そういうところの部分については、結構そういう雑木ですとか、木が生い茂っているようなところがございます。たまに木が倒れて電線網に接触して停電なんかしていて、その停電になっているのは自分だけだったっていうことが分からなかった家なんかも過去にあります。ですのでやはり、そういうことも考えていくとですね、やはり、高齢世帯ですとか単身世帯ですとかそういうところもありますので、そういうところを重点的に点検し、そして管理するということが重要ではないかと思います。その他にもですね、もちろん災害の時もそうなんですけれども、交通安全の面ですとかそういう面からも考えていくと、道路沿いにこういう木が生えていますと見通しが悪くなって交通安全の面ですとかそういうので非常に支障きたす部分があるかと思われます。特に交差点付近ですとかそういう部分に生えていますと、事故の危険性も高くなるということも考えられます。それとやはり美瑛町は皆さんご存知のとおり観光地でございまして、多くの観光客の方々がおいでになって道路の通行されます。特に観光業を営まれてる方というのは美瑛町内にいろんな所で点在しておりまして、店ですとかペンション、これらを営んでおられる方たくさんおられます。それらの交通アクセスするための道路というのは非常に重要になってきますので、それの日々の管理、これは重要でないかと思います。その他にも町がですね管理している駐車場等の出入り口付近ですとかこういうところにも結構そういう形で見通しの悪い部分もあったりしますので、細かい部分かもしれませんけどしっかりこれについても対応していくっていうのは大事ではないかなと思います。それから、排水路の部分なんですけれども、実はですねこの部分で申し上げたいのは、昨年の8月の広報、それから一昨年の8月の広報の中でも、これ紹介されてるんですけれども、突然の災害に備える地域の防災力を高めるという形で、町民の方々に、8月ですので、この後台風被害等が出るっていうことも考えての町民の方々への周知だと思うんですけども、その中に紹介されてるんですけれども、写真が掲載されておりまして、洪水で大雨が降った時の大雨による被害ということで紹介されてるんですけれども、この載っています市街地においては旭町の部分が冠水しているという写真と、それから郊外においては路肩の崩壊した写真が出ております。これ2年連続こういうような形で載せてあるんですけれども、特にこの郊外で路肩が崩落したというところなんですけども、これ町長もご存知のとおり、美田第3のところなんですけれども、これなぜこういうことが起きたのかということで、問題がこれ大きいなと思うのは、実はこれ道路自体が水路になってしまって、上からどんどん水が流れてきて最終的にこの低い所に落ち込んだということがございます。なぜその道路が水路になってるかと言いますと、本来道路を設置する時には、道路に降った雨水、雨というのは、道路脇にある排水路等に処理されるのが本来の姿なんですけれども、これがうまくなっていないと、脇に草ですとかそういうものが生えていまして、中々そちらに落ち込まないで、機能が果たせないような状況になっているということがございます。それでこういうような被害が出てるということですので、こういうことが起きるということはやはり日々の管理ですとか、非常にこう、そういう部分がうまくいってないのかなという部分が感じられます。実はですね、こういう風なことが起きる先ほどの雑木等の話も、木の話もそうなんですけれども、各地域、地方においてはですね、農家の戸数の減少ですとか、あと高齢化が進んでいて、本来でしたらこういう方々からの指摘によって答弁にもありましたけれども、指摘によってこう処理していくということが本来はしていく姿なんですけども、中々そういう形の人たちが少なくなってきてると、要するに先ほどからも人口の話もありましたけれども、人口減少ですとかそういうことがこういうところに弊害を及ぼしているということだと思います。ですので、町長の答弁ありましたけれども、住民の方ですとか各行政区ですとかそういう形からの指摘という風になってますけれども、今後はそれだけでは間に合わないという部分があります。ですので行政として今後も役割として、もっと大きな形で関わっていくということが必要になってきてないかと思いますけども、それについて再質問させていただきます。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、町有地及びまた町道等の日々の管理体制についてのご指摘を頂戴しました。ライフラインを含む各設備の安全適正な運用運行については、もちろん町としても責任を持って取り組んでいかなければならないところでございます。雑木、倒木につきましては 、 先 ほ ど 申 し 上 げ ま し た け れ ど も 巡 回 を 行 っ て お り ま し て そ の 中 で 危 な い 箇 所 に つ いて手当てをしていっているところでございますけれども、これまで巡回、例えば、昨年度は11月に建設水道課職員4班体制で全路線を見回るとか細かく見て回っているところでございますけれども、基準が今までのところはなかったという風に聞いております。もっとはっきりと、例えば、春、雪溶け直後あるいは雪降る前、秋とか、ある程度の定めを決めて定期的に巡回していく、そういうような体制づくりを担当課の方でも検討を進めているところでございまして、何かあったから連絡があったからではなくて、日常からの点検の充実策について図っていきたいなという風に思っております。排水につきましても、基本的には同様でございますけれども、排水路の点検、水が流れるようになってるかどうかというところの細かいチェックということが必要になってくるというご指摘でございまして、誠にもってごもっともだなという風に思っているところであります。ただ、土砂が流れ込んでいるとか、あるいは草が生えてるというのはまた別ですけれども、どうして水が流れなくなっているのかっていうところの原因も探る中で対応していかなければならない問題かなという風にも思っております。そういう意味では、ここの箇所こうなってるよという指摘が町民、住民の皆さまからありましたら、より良い適切に対応できるかなと思っておりますし、町民の皆さん行政区の皆さまとともに管理に当たってまいりたいという風に考えております。行政としての手だてでございますけれども、例えば行政でできるところあるんですけれども、例えば送電線で言いますと、これ電力会社が立木切っていくっていうことにもなっておりますし、行政ができない部分もございます。その辺りを含めて事業者とも協力しながら、安全なライフラインを確保できるように努めてまいります。送電線のかかる木、今まで枝払いなど小規模な形で進めておりましたけれども、令和2年度からはもう少し大きくバッサリ切ってもいいよというような形の方針の中で、1回である程度の大規模の伐採ができ、安全な運用が図れるようにその辺りも一緒になって考えていきたいという風に考えているところでございます。(「はい」の声)

質問 12番 山本賢一

そのような形でしっかりとですね今後とも対応していただきたいなといういう風に思います。それから道路補修の関係なんですけれども、非常に申しましたとおり、地方においては特に道路を整備されてから、非常に時間経っております。ほとんどが昭和の時代に整備されておりまして30年40年という形で非常に長い時間が経過しておりますので、これらも農免道路、広域農道という形の最初整備だったんですけれども、それからも非常に時間経っておりまして、至る所でけっこう亀裂ですとか段差ですとか色んな部分が見受けられるということになります。こういうことがありますとやはり避難道としての役目をしっかりと果たせるかというと、これについてはちょっと中々難しい部分もあるのかなと思いますので今後しっかりと整備するということも大事だと思いますし、それから傷み具合が激しいのですけれども、全面改修ということは無理という風に思っておりますので、やはり早い段階での補修をして、少しでも寿命を伸ばしていくということが大事だという風に思われます。それから、災害の部分とはちょっと離れるかもしれませんけれども、町道の部分でいきますと、美瑛町もイベント等でこの町道利用することがあります。特にヘルシーマラソンですとかセンチュリーライドといった形で利用している訳ですけれども、その時にもそうなんですけども、結構時期になりますと、道路上にいろんな印が付くんですね、白く。これは何かといいますと、傷んでいる部分についての注意喚起ということで、参加者の方々につけているという部分なんですけれども、そういう部分については、日々直されているんですけども、それ以上にやはり傷み具合が激しくなってきてるというような状況もあります。やはりそういうこともありますので、日々のしっかりとした補修それから管理体制というのをしっかりやっていかないといけないんでないかと思います。最後にですね、こういう部分も含めて防災計画ですとか、ガイドマップ、それから色んなものできておりますけれども、いざ避難しようと思った時に道路が通行できないとかっていうことになってはこれは非常に困る訳ですから、しっかりとした形で計画ですとかそれと同時に、足元の部分もしっかりと整備をして住民の方々に安心して暮らせると言いますか、そのような状況をしっかり作っていくということが重要だと思いますけども、再度その部分について伺って終わりたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、道路をはじめ、ご指摘をいただいたところでございます。道路修繕につきましては、先ほども申しましたけれども年度初め、行政区町内会から、この箇所だよというところでご指摘をいただいたところを現地調査の上、順次行っている、修復を行っているところでございます。今年度につきましては各行政区から202件の要望箇所があったようでございまして、その中で修繕ではない、他の部分もありますので、イコールそのままではないですけれども、その内の89件につきまして道路の修繕は終了しているということでございまして、町内会、行政区、住民の皆さまのお声を受けて一つ一つ順位をつけながら対処をしてまいりたいと思っております。そういうことの積み重ねが、いざという時に町道を守っている、町道が使えるということの取り組みになっていくと考えております。今のある仕組みを活かしながら、さらに、町民の皆さま方の意見を受けながら、体制内の強化を図りつつ、そういういざという時に町道通れなかったよというようなことが無いように担当課、担当職員、全職員一丸となって防災意識を高めて取り組んでまいりたいと考えております。

出典:美瑛町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月12日 議事録 PDF(61ページ) 間違いを知らせる