みんなの議会

美瑛町議会 令和元年第4回定例会 2019年6月20日

美瑛町まちづくり総合計画とマニフェストの整合性について

2019年6月20日、美瑛町議会の一般質問で、八木幹男議員が「美瑛町まちづくり総合計画とマニフェストの整合性について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
八木幹男 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 13番 八木幹男

13番、八木です。年号が変わりまして、新たに議員のメンバーも替わりまして、心がけを改めまして、少し早めに一般質問を出そうかなと思いましたらトップに当たりまして、聞きづらい点もあろうかと思いますけれども、よろしくお願いをいたします。番号13番、八木幹男。質問方式回数制限方式。質問事項、美瑛町まちづくり総合計画とマニフェストの整合性について。質問の要旨、まちの将来像を実現するための課題の体系図である、「美瑛町まちづくり総合計画」(以下、総合計画)を、「町長が掲げたマニフェスト」(以下、マニフェスト)と整合性を図る意味から、町長の任期に合わせ作り直すべきではないかという点について質問をいたします。町長は、マニフェストを掲げた政策中心の選挙を展開し、見事当選されました。4つのまちづくりの方向性と、それを実現するための具体策が多くの町民の心に響き共感を得られたのだと考えております。さて、マニフェストの導入を提唱した元三重県知事の北川正恭氏は「期限・財源・工程」を明記する重要性を強調されています。また、「美瑛町まち・ひと・しごと創生総合戦略」では、地域にマーケティング的な思考を取り入れ、施策に対する重要業績評価指標、いわゆるKPIなど数値目標を設定し取り組んでいますが、総合計画でも、「目標がどれだけ実現できたのか」「課題がどれだけ解決したのか」数値で表現し、成果を誰もが確認できるものにしていかなければならないように考えております。さらに、総合計画の基本構想では分野別施策の方向を、「足腰の強い産業づくり」「ともに支え合うまちづくり」「まちを動かす人づくり」「安全・安心なまちづくり」「みんなで歩むまちづくり」の5項目を掲げ、これに沿って基本計画が組まれています。一方、マニフェストでは「みんなでつくるまちづくり」「世界に誇れるまちづくり」「しあわせなまちづくり」「未来につなぐまちづくり」と4つの方向性を掲げ、総合計画の分類とは大きな隔たりがあります。このような観点に加え、町民とじかに接する職員とのビジョンの共有という視点からも町長の任期に合わせた新たな総合計画に見直すべきではないでしょうか、町長のお考えを伺います。質問の相手は町長です。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 角和浩幸

では、1番バッター八木議員のご質問に答弁をさせていただきます。立場が変わりまして、私も初めての答弁をするという立場になりました。ちょっと慣れない点もございます。試行錯誤もあろうかと思いますけれども誠意をもってお答えをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。では、13番、八木議員、美瑛町まちづくり総合計画とマニフェストの整合性について、ご答弁をさせていただきます。この度令和元年度町政執行方針において、私が目指す4つのまちづくりの方向性とそれを実現するための具体策について、町政に臨む基本姿勢として述べさせていただきました。これからは、このまちづくりの方向性を町長としてしっかりと分かりやすく、町民の皆さまへ説明させていただき、町民の皆さまとの対話の中で政策を確立し、まちづくりを進めていかなければなりません。議員ご質問の本町の最上位計画である、「美瑛町まちづくり総合計画」(以下、総合計画)と申しますが、における、数値目標の設定と成果確認及び新たな総合計画の策定につきましては、現計画において、引き続き、推進充実すべき事業については継続して取り組み、新たに取り組むべき施策については、まちづくりの方向性をお示しして総合計画に盛り込む必要があると考えております。総合計画につきましては、町政執行方針に掲げたまちづくりの方向性を含め、大きな未来目標は変わらずとも、時代の流れや環境の変化に合わせ、手段については最良のものの選択が求められているものと考えております。また来年度は、計画策定から中間期を迎えることから、前期計画の成果検証を行い、今後のまちづくりの目標や発展の方向性を明確に定め、行政運営の基本指針をお示しする必要があると考えており、後期総合計画においては、まちづくりの長期ビジョンに加え可能な限り明確化し、下位の各種基本計画において明記することで、成果検証や今後のまちづくりにいかすとともに、地域の皆さまの総意によって達成されるべき総合計画になるよう、後期の計画策定に向け取り組んでまいります。以上でございます。(「はい」の声)

質問 13番 八木幹男

13番、八木です。丁寧なご答弁をいただきました。この答弁の内容につきましては、新たに取り組む内容については総合計画に盛り込んでいくけれども、新たな総合計画をつくるということはしない、また、数値目標に関しては総合計画ではなく、下位の各種基本計画で明記していくと、このように理解をしております。そこで総合計画に新たに取り組む必要性を3点に絞ってこれから再質問させていただきます。まず1点目は、角和町長の選挙時のマニフェストで述べてきたことに対して、町民は大きな期待を持っていて、どんなことをやってくるのかということを大変注目しているところであろうと思っております。また、私見ですが、掲げた政策を実行して成果を上げるには、やはり3期12年かかると、このようなことを考えております。1期2期ではやはりこう無責任といいますか、こんなことになるのではないかなというようなことも考えております。今すぐ総合計画をつくれと言っているのでありません。1年から1年半、あるいはそれ以上かかるかもしれませんけれども、状況判断をしっかりし組み立てをし、新しい総合計画を町民に示していくべきではないかということを考えております。こういったことが、町長の言われるまちづくりの方向性をしっかりと分かりやすく、ここにつながるのではないかなというようなことを考えております。この点が1点であります。2点目は、現在は時代の流れや環境の変化が大変厳しい時代となっております。総合計画の10年間で詳細を計画に盛り込むということは、大変難しい至難のわざではないかなというようなことを考えております。前半の5カ年を実施計画、こういった形で具体策を事業計画を具体策を表示していく、あるいは後半の5年間については展望計画といった形で多少ファジーな形で概要的な組み方、こういった事をしていくことも可能ではないかなというようなことを感じております。最後の3点目は、数値目標に関してであります。総合計画ではなく、下位の各種基本計画において明確に明記をして成果検証していく、このように答弁から理解をしておりますが、この点については、総合計画と下位の各種基本計画と数値目標を連動させるべきではないかというところから、例題を一点あげて、ちょっとご説明させていただきたいと思っております。この例は答弁を分かりやすくということで、この個別については答弁いただく必要はないかと思っておりますが、例として挙げさせていただきますと、現行の総合計画の児童福祉、ここにおいて、課題の項目では、課題の項目ですね、ここの中では合計の特殊出生率、これは直近で1.28と、このような数字を挙げていますけれども、この中の基本目標の項目では数値目標ではなく、安心して子どもを産み育てられる地域づくりとなっており、数値目標は設定されておりません。このようなところ、一方、まち・ひと・しごと創生総合戦略で示しているような、合計特殊出生率目標値1.51ちょっと大きな数字になってますが、このような形で総合戦略では表示されております。このような形で下位の計画といいますか、子ども子育て支援事業計画のこういったものを最終目的にしていく、このような考え方が必要なのではないかなというようなことを考えております。このような形で総合計画と会議の各種基本計画を数値目標で連携させていくと。このようなことをやっていく時期にきているのではないかなというようなことを感じております。こんなことを考えておりますのでちょっと長々となりましたけれども、3項目について再質問させていただきます。答弁よろしくお願いをいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、ご答弁をさせていただきます。総論的な、まずお話をさせてもらいますけれども、総合計画の位置づけですとか、総合計画が持ってる狙いについて私も考えてみたいなというふうに思っておりますし、一般的には今総合計画かなり形骸化してるんじゃないかということは各自治体で言われていることだと私は思っております。なぜ、形骸化しているかというとやっぱり計画期間が10年間という長い期間のものであるということで、このスピード感を持った行政のあり方、あるいは社会情勢の変化に対応できていないという面もあるのかなというふうに考えております。そういう意味では今、総合計画かなり総花的なもので作っても全分野盛り込んでおりますけれども、もっと選択と集中を図って重要度、緊急度の高いものを中心にしたものに変えていくということも一つの考え方かなというふうに思っております。そして、数値目標、八木議員さんからご指摘いただいておりますけど私も思っておりまして、これまでの美瑛町の総合計画、総合計画はございますけれども基本構想基本計画ありますけれども、実際のアクションプランというのがつくられていないと、本来であればそのアクションプランの中に数値を入れて、それの実施を図っていくというのがもともとの本来の姿ではないかなというふうにも考えております。そういうようなことを全て勘案しながら、より具体的で実効性のある計画に変更を変えていこうかなというふうにも考えると言っているところでございます。とは言いましても、今10年計画はできておりまして、これをどのようにしていくのかなというところでございます。先ほども申しましたけれども中間年、来年度中間年となっておりますのでそこではまず、見直しを図っていく、見直しと言いますかこの5年間の検証を図っていくという作業が必要でございますので、そのこととあわせて、私が示させていただいたマニフェストにつきましての整合性を合わせていきたいなというふうにも思っております。となりますと、その段階で2番目のお答えになろうかと思うんですけども、5年間、前期5年間を実施計画、後半はある程度ファジーでもというご提案でございますけれども、まさに、その中間の見直しの時点で今後4年間にするのか、5年という半分にするのか。そのあたりの期限についても考えていきたいと思いますし、数値目標につきましては、そこに入れてしまうのがいいのか、あるいは下位の、ご提案のように下位計画に連動させる形でいくのがいいのか、ちょっと悩んでいるところではあるんですけれども、ある意味で、総合戦略、まち・ひと・しごとの総合戦略が数値目標を盛り込んでおりますので、これが今何か、総合計画とどっちがどうなんだという位置づけのあやふやさもあるかなと思っております。いずれにしましても数値目標は必ず必要な要素であろうと思っておりますので、総合計画の中に盛り込むのか、あるいはその下のアクションプランをつくるのか、あるいはご提案のように、その他いろいろ下部の計画がございますので、そこに入れて連動を図っていくのか、形はちょっと検討させていただきますけれども、いずれにしましても数値目標は必ず入れていこうというふうに考えております。以上です。(「はい」の声)

質問 13番 八木幹男

八木です。角和町政が始まりましてから、まだ経過期間が少ないということで、やはりいろんなことが、検討していかないといけないことが多数あるんだろうと思っております。そんな意味から、やはりこの何らかの形で町民の皆さんに全体像を示していく必要があるなと、このようなことが1番のもう主眼であります。この辺のところについて、再度、再質問という形ではありませんが、この辺のところの認識を共有していきたいと思っておりますが、このようなところ、よろしくお願いいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、ご指摘のとおりでございまして、いわゆるマニフェスト、私が考えたものがマニフェストと言えるものなのかどうか分かりませんけれども内容としましては、各個別の項目の集合体のような印象もございます。それをこれからの町政の中でどういうふうに位置づけて全体像こうなんだということは、もう少し丁寧にお示ししていかなければいけないかなと私も思っております。それと含めまして総合計画ですと財源とか、財政運営という視点が抜けてこれやります、あれやります、これ目標ですということを載せているのかなというふうに私も過去から思っておりまして、そのあたりも含めまして、財源ですとか、財政運営という観点も一緒に全体像を丁寧にお示ししていきたいと考えております。よろしくお願いします。

出典:美瑛町議会 令和元年第4回定例会 2019年6月20日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる