釧路町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月9日
町長マニフェストについて
2016年3月9日、釧路町議会の一般質問で、坂本裕人議員が「町長マニフェストについて」質問し、町長 佐藤広高、教育長 伊藤利晴が答弁しました。
- 質問者
- 坂本裕人 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤広高、教育長 伊藤利晴
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 坂本裕人
7番坂本裕人です。通告どおり、3問質問させていただきます。今回の定例会では、同僚議員が人口減少の歯どめ、子育て支援の手厚い取り組みなど、まちづくりに対し、いろいろと指摘、提言してきましたが、町長の建設的な答弁を伺うことができなかったようでもありますが、釧路町の将来を見据え、考えたならば、首長としての決断力が試すときが、今ではないかと思います。まちづくりとしては、手おくれに近い状態であるようにも思えるが、いかによい対策を築き、実施することが急がれている昨今ではあります。今やらなければ、いつやるのでしょうか。先ほど、三浦議員の言ったとおり、「今でしょ」という言葉があるとおり、悠長な考えでは、人口減少の歯どめ、雇用の創出、仕事の場の確保、町の繁栄はでき得ぬ状態で終わります。町民に不安を与えるのではないでしょうか。この事態を打開するには、町長の抱えるマニフェストを発揮し、釧路町の人口をふやすことが重大政策として位置づけ、捉え、早期に実行することが大切であると思います。それにつきまして、3件の質問をさせていただきます。1件目、町長のマニフェストについて。町長のマニフェストに「人を健やかに、豊かに育むまちづくり」と唱えており、子育ての重要な施設として、図書館など文化施設の位置づけをどのように考えているか、お伺いいたします。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
7番坂本議員の私のマニフェストについてのお尋ねの中で、まず、図書館など文化施設の位置づけに対する見解をお聞きでございます。当町には、御案内のとおり、図書館は有してございません。しかし、公民館やふるさと応援館などの文化施設は、子育てに限らず、人を健やかに、豊かに育むまちづくりにつながる施設の一つとして位置づけられているものと、このように捉えているところであります。以上です。
質問 7番 坂本裕人
マニフェストの「人を健やかに豊かに育むまち」とは、今、町長言われたとおり、施設が釧路町に、今言われたとおり何点か、文化施設等、公民館として位置づけをしているという答弁いただきましたが、私としては、やはり自分の町に必要な施設、これは絶対なければならない、そういう町をきちんと整備して、つくり上げて、初めて豊かな町、誇りの持てる町、そういう魅力のある町としてなると、私は思っております。なぜ、今まで図書館とか文化会館を建設に着手しないできたのか、その施設、町施設とのまちづくりとあわせて、どのように捉えているのかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
私は、このマニフェストの中でも言っておりますけれども、この「人を健やかに豊かに育むまちづくり」の要因として、図書館というものも考えられますが、図書館だけではないと私はそう思って、今回のマニフェストを掲げております。文化施設の中でも、先ほど言いましたように、公民館の充実、そして、そこにおける図書室の充実、そして、皆さんが使っている、老若男女から、多くの方々が使っているふるさと陶芸館など、こういった文化施設の充実も、私は必要だろうと。今、図書館を私としてもつくりたいわけでございますけれども、それに要する費用を捻出できない。私は、そう思ってございます。その前に生活環境、皆様方が、要望も多くある生活環境の充実、これを最優先に今考えているところでありますので、御理解をお願い申し上げます。
質問 7番 坂本裕人
やはり見解の違いがありまして、まちづくりの中で、やはりこれだけの釧路町の、2万人を今切りましたけども、やはり2万5,000人近くいた当時に比べましたら、だんだんと人口が減ってきたと。その要因には、やはり施設が不十分。要するに、まちづくりがきちんとなされてなかったということが、要因にも挙げられるのではないかと、私は思います。やはり、住んで勉強したい。子供たちが放課後、図書館に行って勉強したいという施設がきちんと整っていないというのは、やはり管理者としては責任問題だと、私は思います。やはりこれは、大きな政策転換をしっかり構えて、釧路町にそういう施設をきちんと充実できるように施策をとって設計をし、そして、予算化をして実現に向かって計画を立てていきたいと。これが、総合計画の中でもうたっている計画だと思います。私が議員になりまして、ことしで14年目になります。そして、毎年、図書館、公民館に対しては、教育長に耳が痛くなるように訴えてきておりますが、やはり必要であるから、私は声を大きくして、何とか意思を通して、町民のために気づいていただきたいという願いを持って質問させていただいております。それで、今の規模が本当に適正な規模かということは、町長も先ほど答弁したとおり、貧弱な施設であるけどもということは、認識されてるとは思います。それで、管内の中においても、同僚会派の網田議員が、この間も代表質問で、本当に貧弱な、管内一最低な図書施設ということで提言させていただいておりますが、こういうことははっきり言って、言いたくありません。それより、管内で一番すばらしい図書施設があるのだよと、釧路町は、それだけ立派な町になってますよと。それだけ自信を持って自負できるような町をやはり築くのが、私は、町長の役目だと思っております。町長は、今、この希薄な環境を、これからどのようにしていくかということをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
私は、決して当町のある図書自身が貧弱であるというふうには思ってございませんし、それを補うために、今、勉強する施設が必要だという議員のお話でございますが、そのためにも放課後教室というものを開いて、それぞれ学校、対応してます。ただ、問題は、私が先ほど言いましたように、果たして今、それを先にやって、町民の皆さんが納得していただけるのでしょうか。施設が、設備がそろっているところの皆様方はそういうふうに思うかもしれませんけれども、まだまだ施設がおくれている、整備がおくれているところに住んでいる方にとっては、どっちが先なのでしょうかというお話を、私はよく聞かされます。やはりその点、生活環境という部分で、まずつくっていかなければ、私はここに住んでるから、いつまでもできないのですかと、私たちのところは、このままでいいのですかと、こういう思いをさせてはいけないのではないのです。これは、先ほども議員の皆さん方から出てるお話ではありませんか。私は、そういう思いを先に持たしてはいけないという思いで、先ほどの答弁をさせていただいておりますので、御理解をお願い申し上げたいと思ってます。
質問 7番 坂本裕人
そこなのですよね、町長の考え方とやはり違いがあるというのは。やはり今、人口減少問題というのが、大きな課題になっております。少子高齢化も、大きな問題です。それを歯どめかけるのに、総合戦略の長期計画書をつくって、ビジョンを出したはずなのです。今現在、町長、人口減少になってる最中ではないでしょうか。計画つくってから、第5次計画からもう5年もたちますし、そして、ビジョンを出してからも、もうすぐ2年たちますけども、その中で人口がふえてきてますか、実際に。もう2万人を切ってる状況に陥っているというのが、現実ではないでしょうか。やはりそれをとめるには、大きな転換を、施策をとって、やはり自分の町に少しでも魅力づくりというものをつくり出して、多くの人が釧路町に住んでいただける町をつくっていくということが、築くことが、私は一番大切だと思うのです。それをしないで、ほかではないとこもありますから、そういうとことこういうとこで、同じ考えで、私はそう思いますと言ったって、今、管内で、どうですか、図書室の現状は、一番貧弱なとこはどこですか。これは、きちんと教育長が認めてるのです、貧弱ということ。前の教育長も言っておりましたから。だから、私は口を酸っぱくして、14年間、毎年1回ずつこうやって質問させていただいて、何とか気づいていただきたいのです。その思いで訴えているのです。それを、やはり前向きに考えていただくのが、町長の役目だと思って言っているのです。そのマニフェストも、やはりここの釧路町に住んでいただいた町民の方が、喜んでいただけるような町になるように、やはり大きな施策転換をしていただいて、そして、そういう施設を築くことによって、豊かな町になると思うのです。そうではないですか、町長。豊かな町というのは、何もなくても豊かなのですか。やはりある程度の、最低限のものは用意されて、設備して、きちんと町民に使っていただいて、住みよい環境をつくっていただくというのが、やはり町長の役目だと思うのですけれども、その点もう一度、私の言ったことが、町長との相違あるかもしれませんけども、間違っているのか、ちょっとお聞きします。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
私の言ってることと坂本議員が言ってることは、全く違いはございません。ただ、その手法でございます。私は、こういった施設を今建てるだけの財源的な余裕はないという意味で、先ほどからのお話を申し上げてございます。ただ、今後の計画として、今、リノベーション事業を掲げてございます。その中で、今ある施設の使い方というのをもう一度考え直して、そして今、議員が言われるような施設についても、その対応をできないかということを研究しております。ただ、問題は、議員が言われるように、図書館という一つの単体という文化施設を建てるということに対しては、今すぐできないと申し上げているところであります。
質問 7番 坂本裕人
こういう図書館は、町長は、必要だというのは認めていただいてるとは思うのです。そして、できれば建てたいという気持ちはあると思うのです。ただ、予算がついてこられない、そういうことで、いましばらくお待ちくださいという答弁と受けとめたのですが、前、前町長のときに、私、質問させていただいて、第4次総合計画の中では、図書館の建設というのが後期のほうでうたっていたのです。そのときに、時が来たので、どうした町長、建てないのですか、計画にあるのですけどもと言ったら、いや、それも当時、町長と同じく、予算が足らないものだから、ちょっとできないと。でも、次期の第5次の計画書にはきちんと載せてやりますよと、ここで、議会で答弁していただいて、言われたことがあるのです。後期計画ができたときに、5次計画ができたときには、そういう図書館の計画さえもう消えているのです。一体どうなってるのでしょうか。やはり必要であると思うなら、長期にわたって予算を確保するような工夫をして、やはり捻出するような町政執行していただき、財政をつくっていただき、準備するということも大切ではないですか。誰も、10億もするような図書館を建てろとは言ってないですよ。今の規模以上に、もっと、施設はそんなにいいものではなくてもいいのです。だけども、ある程度やはりお金をかけて、やはり使っていただく。言葉は、ちょっと訂正しますけども、やはりいいものはいいものをつくっていただくのは本当ですけども、お金がないのであれば、お金の身に合ったものをつくればいいということを言っているだけで、お金をかけずにしても、ある程度のものはつくることはできると思うのです。それをやってこないというのは、やはり子供たちの将来を真剣に考えてきているのかというのも、私、ちょっと問いたいと思います。将来、子供たちの、今まで釧路町で育った子たちはもう、何だかんだともう40年たっている町制です。その間の子供たちは、余りいい環境ではないところで育っていって、やはりそうやって大人になっていってるのです。でも、今の時代、これだけ情報網がすごく発達してる中で、やはりいろんな情報を知り得るためには、そういう共有のできる情報館みたいなもののところで、図書館ですよね、そういうところで勉強して、いろいろと情操教育を向上して、また、町民の方も勉強なさって、情報を共有して、そういう場を行政がやはりしっかりとつくり上げていかないと、いい町とは言えないのです。アンケートがあるのです。まちづくりについてアンケートをとった、ちょっと違う場所のアンケートなのですが、自分たちの町を、いい町というのはどういう町ですかといったら、第一に図書館がある町が一番いい町ですよというアンケート結果も出てるのです。それだけのことを、やはり皆さん期待してる市民、町民、村民、そういう方がいる中で、やはり町長もこれから先、図書館の建設に向けてのやはり試案をしっかりつくっていただいて。文化会館もそうです。音楽の鑑賞、踊りの鑑賞、いろんなことが聞きたいのです、町民は。でも、今の公民館ではなかなか、音響設備もきちんと整ってないし、やはり会館としては音響、音楽としての、コンサートとしての位置づけではちょっとなってない状況であります。だから、しっかりそういう音楽鑑賞もできるような施設をつくり上げるということも、行政のサービス、町民に対する行政の働きだと思うのですが、それでもう一度、町長、考え直していただけないかということで、お伺いしたいと思います。
質問 7番 坂本裕人
お願いします。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
繰り返しの答弁になって、大変申しわけございませんけれども、私も坂本議員と同じ考えでございます。ただ、その手法をもってして、どっちを優先させるかということであります。ただいま坂本議員が、図書館のあるところはいいところだというアンケート、これは、すばらしい、うらやましいアンケートだなと思ってます。それは、きっと北海道ではないと思いますけども、その点、お聞きさせていただきます。どうも。
質問 7番 坂本裕人
これは、北海道ではありません。それで、これは、東京のほうの地区でアンケートをとった、まちづくりに対してのアンケート調査の中で、ネットで載ってた件だったのですけども、でも、やはりそういうものを求めているということが、図書館建設においては必要なことだと思うのです。それで、文科省ですね。これも、釧路町の町に対する図書館の大きさ、そして設備、状況、そういうのはきちんとうたわれてたと思うのですけども、その点は、どのように捉えて、今後の図書館の建設を考えていくのかということを、教育長にお聞きしたいと思います。
質問 7番 坂本裕人
まず、教育長から答弁。
答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)
答弁の前に、先ほど、釧路町の図書室、貧弱だというのを教育長認めてると言いましたけども、一言も言ったことないので。蔵書数が少ない、管内で一番少ないですよという話はしたけども、貧弱な図書室という答弁してませんので、その辺はお間違いのないようにしていただきたいと思います。それで、先ほどから町長とやりとりしてますけども、町長も私も、文化会館も図書館も必要だという考えを持っております。ただ、先ほどから言ってるように、町におけるさまざまな施設展開の中で、なかなか実現してないというのが現状だということは、理解してほしいというふうに思います。現状、今、第5次の総合計画にのってませんから、いつも私が答弁してるように、次の総合計画に位置づけて実現できるように努力したいということで御理解をいただきたいというふうに思います。
質問 7番 坂本裕人
それで、その前も言われて、今も言われた次の総合計画に位置づけしてのせたいということを明確に言っていただいたので、もう5次計画はのって動いてますから、あと5年で終わってしまうので、あと、そしたら5年後、先ですね。もしくは10年間の間、15年間の間ですね。そして、何とか釧路町にそういう施設を、立派な施設を本当はつくっていただければ、もっとありがたいのですけども、そういう方向性で進んでいただけるということで、ここでちょっと確約していただくことはできますでしょうか。きちんとのせていただけるということを。
質問 7番 坂本裕人
ですから、のせたいということを……。
質問 7番 坂本裕人
わかります。
質問 7番 坂本裕人
それで、優先順位が、先ほど町長のほうからも言われて、まちづくりには優先順位があるということを、何回も同じ質問をしております。優先順位、それはわかるのですけども、今、釧路町にこれだけの人口の皆さんが、釧路町民の皆さんが生活して、暮らしてて、子供たちもたくさんいらっしゃって、その中で今、そういう環境が希薄になってる。ということは、やはりそれをもっと厚く手当てをしてあげるということも、大切だと思うのです。だから、それを教育長の立場上、私も十分理解して言っているのですけども、やはりそれを2人で、町長と教育長が手を結び合って、話し合って、これからのまちづくりをしっかり築いていただきたいということで、きょう、お話しさせていただいておりますので。それで、教育長と町長の間で、そういう図書館とか文化会館の建設に向けての話し合いという場を持って、協議されたことはあるのかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)
町長と話し合いすることはたびたびありますし、図書館、何とか建ててほしいなという話はしますけども、答弁は先ほどと同じ内容になりますから、何回も同じことをいいませんけども、努力するという気持ちは分かっていただきたいというふうに思います。
質問 7番 坂本裕人
前回質問したときには、教育長、私には権限が余りないというような答弁をされていたこともあったのですけども、やはりそれは間違いだと思うのです。やっぱり教育長は、子供たちのための教育の場をしっかり築き上げなければならないという責任もあると思うのです。それをやはり貫いていただいて、なるべく町長のほうから大きく予算をいただいて、教育の振興のほうに発展していただく。今もやっていると思いますけども、なお力を入れて頑張っていただきたいと思いますので、何回も言っても同じ答えしか返ってこないのですけども、これも、釧路町を愛する思いで、訴えている思いで、私、やっておりますので、町長も、私と思いをしっかり受けとめていただいて、何とか次期計画にはのせられるように、計画を励んでいただいて、子供たちに夢と希望のある町をしっかりつくっていただくことが、釧路町の人口減少の歯どめ、少子高齢化の対策にもあると、私は思っておりますので、それを言いまして、この質問は終わりますので、最後に今の質問に対する答弁をいただいて終わりたいと思います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
繰り返しの繰り返しで、大変恐縮ではございますけれども、思いは同じでありますので、その点、御理解をお願い申し上げます。
質問 7番 坂本裕人
2問目に移ります。