みんなの議会

美瑛町議会 平成28年第5回定例会 2016年9月20日

「今回の大雨による災害を受けられた皆さんに心からお見舞い申し上…」

2016年9月20日、美瑛町議会の一般質問で、穂積力議員が質問し、教育長 千葉茂美、町長 浜田哲が答弁しました。

質問者
穂積力 議員
答弁者
教育長 千葉茂美、町長 浜田哲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 穂積力

今回の大雨による災害を受けられた皆さんに心からお見舞い申し上げます。また、それに対して一生懸命災害を最小限度に食いとめるべく頑張った多くの関係者の皆さんに、本当にありがとうという気持ちでいっぱいでございます。特に、役場職員は、土曜、日曜、顧みず昼夜一生懸命頑張ってるというそういう声が町民から私のところに聞かされてます。本当にありがとうございます。私は今回、災害の質問ではありませんけれど、2つについて質問をいたします。それでは、入ります。番号10番、穂積力。質問方式は、無制限の時間でやります。回数ですね、時間制限ないので無制限という。丘のまち郷土学館「美宙」で学んでということで1問目、質問の要旨、先日、議員研究会を美宙で行いました。美瑛学を幅広く学ぶ空間、丘のまち郷土学館「美宙」は昼間の星も観察できる天文台を併設し、施設まるごとが美瑛学の学び場であり、町の風土や景色になじむ建物の内装には、倉庫で使われていた美瑛軟石を再利用して、美瑛産カラマツ材もふんだんに使用しています。いつ訪れても新しい学びや発見があり、何度でも訪れたくなるような施設です。普段は目に見えない昼間の星が見えることは素晴らしいことです。もっと素晴らしいことは、佐治博士のお話しが聞けることです。先日のテーマは「宇宙のふしぎ」でしたが、65歳になる私が少年時代の時のように胸をドキドキさせて聞き入りました。そして、もっと多くの町民に佐治博士のお話しを聞いてほしいと思いました。美宙がオープンして以来、さまざまな事業に取り組んでいることと思いますが、少しでも早く多くの子供たちに佐治博士のお話しを聞いてほしい、また聞くチャンスを与えてほしいと強く願うところです。そこで、学校教育における「美宙」の活用について教育長の考えをお伺いします。質問の相手は教育長です。よろしくお願いします。はい、質問2つ目、白樺街道の白樺整備について。白樺街道の整備が重要と考え、今回は白樺の間伐の計画について町長にお伺いします。多くの白樺は、自生したものだと思います。もちろん白樺以外の樹木もありますが、今の状況のままでは素晴らしい白樺街道にはならないと思いますので、適正な間伐が必要と考えます。町長に今後の間伐の計画をお伺いします。町長よろしくお願いします。

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

10番、穂積議員の一般質問の1点目について答弁を申し上げます。質問事項は、丘のまち郷土学館「美宙」で学んでございます。本年、7月9日にオープンしました郷土学館「美宙」は、本町の開拓の歩みや昔の茶の間、農機具などを展示し、歴史と文化が学べる施設として、また、大きな特色であります昼間でも星などの観測が町の中で気軽に体験できる天文台を併設した新しい学習の場として、町民の皆さまをはじめ、訪れる方々に地域学の情報を提供しております。美宙の主催事業では、小中学生を対象とした「びえい学スクール」をはじめ、星を見る会、美瑛学講座を開設し、世代を超えた多くの方々が集まり、学び・楽しみ・発信する場として、提供しているところでございます。学校教育における活用につきましては、地域と連携した教育環境の中で、子どもたちが心豊かに生きる力を育むことが求められております。各学校の教育課程に位置づけられた学習内容の中には、美宙を活用しながら学ぶことが効果的なものも多くあります。例えば、中学校のキャリア教育では佐治先生の講話を、小学校の理科、社会科、総合的な学習の時間などの各教科、領域においては、天文台や常設展示を利用した学習の場としての取り組みを進めております。特に、佐治先生がこれまで培われてきました物理学や宇宙論などを分かりやすく教えてくれることは、子どもたちの新たな学習の場でもあります。また、防災学習や本年度から取り組んでいるふるさと学習が学べる施設としてもますます重要となるものと考えております。今後におきましても、他の地域資源とともに郷土の歴史や特殊性など、多様かつ多彩な学びができる「美瑛学」の拠点施設として、また、子どもたちの発見や学習機会、教職員の研修の場として積極的に活用を図ってまいります。以上でございます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

穂積議員よりの一般質問2点目について答弁を申し上げます。よろしくお願いいたします。白樺街道の白樺整備についてであります。しろがねインフォメーションセンター付近から新設しましたクレー射撃場までの約2キロメートルの間に植樹されている白樺は、昭和63年頃、しろがねダムの送水管をあの地域に埋設しましたが、その上に森林再生のために植えられたものであるというふうに考えております。白樺のような広葉樹につきましては、特に間伐などを必要としないことから、自然の生育にまかせて、風雪害などにより被害を受けた樹木の処理などの管理をしてまいりました。しかし、植生後29年ほど経ち、木の成長につきましては、丈はほどほどに伸びたものの、議員ご指摘のように幹がなかなか太らないのが特徴であり、原因としては管の埋設工事跡でもあり、土壌が非常に痩せていることが主なものであると考えております。今後は、木の生育状況を見ながら環境整備の必要性も含めた検討をしてまいりたいと考えております。以上であります。(「はい」の声)

質問 10番 穂積力

それでは、再質をさせていただきます。まず1点目、美宙で学んでについてなんですけど、私、今月の1日でしたか。美宙で佐治博士の話を聞いてね、私は2回目なんですけど、本当にうれしくて、こんなすばらしい話を多くの人に、多くの町民に聞いてほしいなと一生懸命考えた結果、教育長に質問することになってしまいました。私が質問を出した後なんですけど、私もちょっと調べて、実際にねまだ美宙ができる前から、例えば美瑛中学校では佐治博士の話を中学生が聞いてるよということを中学生からも聞きました。そういった中で、すごく感激したわけです。いや、失敗したな、あまり教育長に質問したのまずかったかななんていうことを考えたわけなんですけど。ただ、誤解ないために話するわけなんですけど、要するに見えないものが見える。要するに、昼間星が見えるということはすばらしいことなんですけど、そのことは、これからずっとそういうことは見ていくことができるわけなんですけど、私が1番強調したかったのは博士がいるうちにね、いるうちっていなくなるわけではないんですけど、佐治博士が元気なうちに1人でも多くの町民がね話を聞くことによって、私みたいな気持ちの人が1人でも多くなってほしいなということを強く感じたわけです。星の話はもとより宇宙の話も夢があるんですけど、人と人が憎み合うとか、戦争なんてもっての他だというような、そういった考え方に知らんうちに引き込まれていくような、話はすばらしいもんだなと私は強く感じたわけです。そういった中で、もうちょっと付け加えて言えば、終わった後先生を囲んで夕食を共にしたわけなんですけど、その間も先生は惜しみなくいろんな、自分が80何年もかかって得たことを惜しみなく話ししてた。本当に今でも感激してます。そういうことで、もちろん教育長の答弁の中にはありませんでしたけど、美宙が出る前からそういうことに取り組んでやってるということをびっくりしたようなわけですけれど、ぜひ1人でも多く、天文台ももちろんすばらしいけれど、ぜひ先生の話をね、触れる機会を多くつくって欲しいなっていう私の考えです。私、表現の仕方も上手に言えませんけれど、そこら辺教育長ですのでご理解していただけると思いますので、今一度答弁しづらい質問かもしれませんけど、かなえてください。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

今、穂積議員から再質をいただきました。私も何回か佐治先生にお目にかかっていろいろお話をさせていただいて、私より町長の方がいろいろと話して、佐治先生がすばらしいことをご存じなんですが、私もそれなりに穂積議員と同じようにお話させていただいて、すばらしい方だなっていうふうに考えております。そんなことで昨年、美瑛中学校で先ほど穂積議員のお話にもありましたように、中学生のキャリア教育ということで、美瑛中学校で2コマぐらいですけどもお話をしていただきました。キャリア教育ということで職業観ということですけど宇宙論という難しい話なんですけども、やはり中学生にもわかるように噛み砕いてすばらしいお話だったなと思っているところです。中学校の先生方も感激してまして、ぜひ今年もということで、今年も美瑛中学校だけではなく、明徳中学校、美馬牛中学校の生徒も美瑛中学校に一堂に介して佐治先生のお話を聞こうということで企画しているところでございますし、美宙を使っていろいろ、7月9日オープンでございますので、なかなか先生方も美宙を見る機会がないということだったんですが、美瑛小学校の先生、美瑛東小学校の先生方も美宙を見ていただいて、こういうのであればいろんな、先ほども答弁申し上げましたが、総合的な学習の時間、それから社会科、理科、それから生活科の中で美宙を利用して授業ができるなということで、先生方も研修してくれております。今後も各学校でそれぞれ美宙を使って授業を展開することになっておりますし、その折には佐治先生のお話も聞けるということで、非常に先生方も喜んでいますし、私も非常にうれしいと思います。この間、美瑛東小学校2年生が実は美宙で授業をやりました。そのときも佐治先生が望遠鏡を使って、片方は座学で片方は望遠鏡を使って太陽を見ているということで、小学校2年生に対するお話だったんですが、すごくわかりやすくお話をしてくれておりまして、そういう点でまたすばらしい先生なんだなっていうふうに私も感激してその授業を見させていただいたところです。文化スポーツ推進室の中でも、美瑛学スクールとか星を見る会ということで小学生、中学生、それから大人を対象にして美宙を使って、また天文台を使ってのいろんな講座も設けておりますし、それから今後も小学校、中学校それぞれ、今いろいろ教育課程の中で使ってやっていただけますかっていう話の中で、使ってほしいという話の中では今後それぞれの学校で使っていただけるということで、その際にはぜひ佐治先生のお話も聞きたいというお話もいただいておりますので、今後いろんな美宙の使い方もあると思いますけれども、特に子供たちを中心にその天文台、それからいろんな美瑛学ということでふるさと学習も今年から十勝岳の成り立ちから美瑛についてのいろんな学習の場を設けましたので、それらも使いながら美宙を有効に活用して子供たちに佐治先生に会える機会があれば佐治先生のお話もいろいろお聞きしてということで考えているところでございます。答弁になるかどうかわかりませんが、そういうふうに今のところ考えているとこでございます。以上でございます。(「はい」の声)

質問 10番 穂積力

わかりました。質問を変えます。白樺、白樺の整備、町長、私は木のことわかりませんのでね、間伐しれっていうことをここで論戦する気は全然ありませんけれど、町あげて担当も決めてジオパークを何とか取り上げてほしいという一貫の中で、その入り口とも言える白樺街道、私が若き青年、私も昨日初めて敬老会、前期高齢者の前期っていう65歳になったので、仲間入りしたような感じで、今日は俺の日だなんて考えていたわけですけど、町長はまだ時間あるけどね。そんなことを考えながら若き日に白樺ここで歌ってもうまくないんですけど、白樺の林を行けばね、十勝岳雲間に呼ぶよっていう、青年の家でよく教えられて歌った歌があるんですけど、要するに白樺の林すばらしい、今みたいにひょろひょろした白樺ではない、ガッチリした昔の写真を見ると、やはりすばらしいなっていうことが感じられると思うんですね。いろんなことで、私は先ほども言ったけれど、繰り返しになりますけど間伐、木がどうして太くならんとかそんなことよくわからないんですけど、ただ聞かされて、親から聞かされていたのは痩せ土地でも育つのが白樺だと、そうしてその他に何かって言ったらワラビが生えるぞと。そういうことで痩せ土地だから白樺が太くならんって言われたら、そうかなあっていうふうに、実際にはね、冷たい水が下通ってるから、そういったいろんなこともないこともないのかもしれないんですけど。実はこれもテレビの生き写しなんですけど、最近、もうちょっと前になるんですけど、外人がねC・Wニコルさんっていうイギリスの人なのか長野の黒姫山に自分の原野を買ってそれを手入れして、手入れしないと山は生きないんだっていうことを盛んにテレビの中で訴えていたわけなんですけど、地道に間伐して地べたに太陽を当たるぐらいの間伐をしないと良い森は育たない。自分の買い入れたところの山だけでは足りなくて、今は国有林も許可をもらって手入れをしてると。そういう地道に外人が日本の長野で頑張ってるっちゅうのをテレビで放送してたの見て、やはり山も手入れしないとだめなんだななんていうことも、無学な私も少しは認識したっていうのが今回の質問になったわけなんです。私の質問がもう少し時間があればね、答弁しやすいような質問の仕方があったのかもしれませんけど、やはり、手入れをするべきでないかなと。細く長く延びるっちゅうことは密植してるからそういうふうになるんだな。あんまり長くなってから間伐しても急に木は太らないし手遅れになる。今、ジオパークに手を上げている今だからこそ、手入れをする一歩にすべきでないかなということで私は今回取り上げたわけです。私の説明は上手にできませんけれど、C・Wニコルっていう山の手入れするニコルさんは、その後ね地道な、地元の人にも変わり者だって言われていたけれど、天皇陛下がそこを訪ねていってからは地域の人も見る目が変わって理解する人が増えたということでテレビの中で言ってましたけれど、私は、せめて白樺林、何て言うかなそういう夢、今まで私はそういうすばらしい林を見て育って若き頃ね、パイプラインで壊されてしまったのかもしれませんけど、そういうことを手遅れにならないうちにしてほしいっていうことを思っているわけなんですけど、今一度。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

再質に答弁を申し上げます。ちょっと教育長の質問のところ、佐治先生の話で本当に佐治先生のことを理解してくれて質問していただいたこと、私大変うれしく思っています。佐治先生もきっと今の質問をですね聞いたら喜んで、また一生懸命やってくれる気持ちになってるんでないかと、改めて私からも感謝を申し上げます。ありがとうございます。今後、先生もちょっと病気がちですので、見守っていただければというふうに思ってます。白樺街道の件なんですけども、基本的にやはり土なんですね、地下の土をひっくり返してですね、そしてパイプを埋めて、そしてその土を戻してということで、元々あの地帯は火山灰の土が埋まってて、そこに少しずつ表土ができたような地域ですから、もう薄い表土がひっくり返されちゃったら何も残らなかったような状況で、そこにしかし植栽をしたということで、本来ですと最初は土地が土が肥えていくためには草が生えたりですね、いろんな更新がして、そしてそこに少し栄養分がだんだんだんだんできるようになって木が生えてきて、そしてそれが最初の木が白樺とかそういう植生のもので、そのあと白樺が自然更新されて広葉樹とか常緑樹の木だとか、そういうものが生えてくと、その更新がですねあの場所では全く破られてる状況なんですね。ですから、見てわかるように下草はあまりないようなそういう環境なもんですから、間伐をして日を当てても、結局は私はあまりいい結果にはならんだろうというふうに踏んでいます。基本的にあそこの部分の土地を肥やすことが重要で、昔、里山というふうな発想、今もあるんですけど、重要視されませんけども、山で落ち葉ができたと、その落ち葉を堆肥にして循環して山を育てていく、そういう発想が里山という発想であります。そういうことがあの場所でも必要なんだというふうに思ってますが、もともと草が生えてない状況ですので里山的な取り組みもできないということです。今我々やはりあそこの土地の追肥などをして土壌を少し改良する努力が必要だろうと、今穂積議員さんが指摘いただいたような部分を見直していくためにそういうことが必要だろうというふうに見ています。それが決め手になるかどうかわかりませんけども、下水道の汚泥処理の施設を議員さんにも認めていただきまして、今堆肥化事業をやってます。ですから、美瑛は下水道から出てきた、また今下水道ばかりでなくて浄化槽のやつもやろうかということで、合わせ技でやれないかということでやってるんですけども、そうなると堆肥が出てきます。これを町民の方々に還元をしたりですね、それから美瑛町の公園の芽土にしたり、追肥にしたりということで、農家の方々にもある程度使っていただけるものを使っていただければと思ってますけども、基本的にはそういう形で使っていければと思ってますので、今いただいたようなお話を題材に、そういった肥料等がああいう場所で使えるかどうかっていうような部分もテストして、試験して、今後可能性があれば探っていきたいというふうに思ってますので。お気持ちはわかります。白樺、町木があんな細い町木で町が発展が見えるのかと言われると、まさにその通りでありますので、我々も努力をしていきたいというふうに思います。以上であります。

出典:美瑛町議会 平成28年第5回定例会 2016年9月20日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる