みんなの議会

美瑛町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月16日

(1)ウクライナ避難民の受け入れについて/(2)冬期間の公衆トイレの使用について

2022年6月16日、美瑛町議会の一般質問で、穂積力議員が「ウクライナ避難民の受け入れについて」「冬期間の公衆トイレの使用について」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
穂積力 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 7番 穂積力

7番穂積力。質問方式、回数制限方式でお願いします。質問事項1、ウクライナ避難民の受け入れについて。質問の要旨、ロシアの侵略が始まってから、3か月以上が経過し、未だ侵略を止める気配さえありません。その中で、我が町でもウクライナ募金、団体募金をはじめ個人募金も寄せられていると聞いています。プーチン大統領は、核兵器で世界を脅し、原発までも攻撃しています。ロシアの侵略は国際法違反であり、国際平和を土台から壊す暴挙で、絶対に許すわけにはいきません。日本政府は、危機に乗じて「敵基地攻撃」、さらには「核共有」への道に進もうとしています。例えば「敵基地攻撃」は今のロシアとなんら変わらないことになるのではないでしょうか。今、急がなければならないのは、食料自給率を上げるために目を向けるべきだと思います。日本の食料自給率は、2019年度で38%(カロリーベース)でしかありません。私は、武力行使ではなく国連憲章を守るべきだと思います。町長は、機会あるごとに道、国はもとより軍拡は平和が遠のくと、声を上げる時ではないでしょうか。このような中、我が町でのウクライナ避難民の受け入れについて、検討が必要だと思いますが、町長の考えを伺います。2、冬期間の公衆トイレの使用について。町内には、数多くの公衆トイレがありますが、現在、そのほとんどが冬場は閉鎖されています。このことは、以前から取り上げてきましたが、未だ叶えられていません。凍結、暖房など維持管理も大変なうえ、経費も掛かることから、すべての公衆トイレではなくても、冬も利用者が多い公園や、郊外の主要な公衆トイレなどから、少しずつでも通年の開放が必要だと考えますが、町長の考えを伺います。

答弁 町長 角和浩幸

7番穂積議員さんからの2項目にわたります、質問にお答えをさせていただきます。まず、質問事項1個目、ウクライナ避難民の受け入れについてお答えいたします。現在もなお、ロシアによるウクライナ侵略により、多くの命が失われていること、そして、多くの方が避難を迫られていることに対して、町としましても与えられている権限の中で最大限の対応と支援を行ってまいりたいと考えております。国家の安全保障等に関連する内容につきましては、基礎自治体の代表がお答えするべきものではないと考えますが、日本国憲法の三大原則の一つが「平和主義」であり、憲法前文に掲げる恒久平和主義の基本原理に照らしても、日本国民のみならず、全世界の国民が平和であることを希求することは、人類共通の願いだと私も考えております。議員の御質問につきましては、北海道が把握している情報によりますと、現在、ウクライナから北海道内へ15人の方々が避難されております。町内にウクライナ国籍の方が在住していることは確認されておりませんが、ウクライナから町内へ避難する事例がある場合には、町としましても、避難する方に寄り添った適切な支援を行うことが必要であると考えております。そのためにも支援のニーズを適切に把握していくことが重要であるため、まずは、国や北海道と情報を共有した上で考え得る対応を検討し、本町への避難の希望がある場合には、速やかに受入れを行える体制を整えてまいります。質問事項2点目、冬期間の公衆トイレの使用についてお答えをいたします。現在、町内の公園等の公衆トイレにつきましては、ほとんどの公衆トイレで暖房設備が未設置であり、冬期間は使用できる構造となっていないため閉鎖しておりますが、町内2か所の道の駅や冬期間ライトアップを実施しております青い池公衆トイレにつきましては、通年使用で対応しております。また、白金温泉地区におきましても、白金観光センター横公衆トイレにつきましては、冬期間閉鎖としておりますが、閉鎖期間中は白金観光センター内のトイレを開放することで、通年での使用に対応しております。不十分との御指摘はございますが、市街地や郊外の要所、人気スポットでは冬期対応を実施しているところです。しかし、議員御指摘のとおり、冬期使用できるトイレの数が少ないという課題は以前から改善が求められています。町民の皆さまの利便性向上はもちろん、観光誘致を進めるに当たって、トイレの整備はまず取り組むべき基本的なことであると認識しております。課題の一つである経費につきましては、例えばことぶき公園やなかよし公園の公衆トイレ規模で、暖房設備設置に係る費用は最低100万円との試算で、さらに暖房や除雪、清掃等維持経費も掛かることが想定されます。冬期間の開放を必要とする地区の皆さまの要望や観光ルート上の必要性等の状況を考慮し、財源確保の方策も含めて、冬期間の公衆トイレの使用拡大につきまして検討してまいります。以上でございます。

質問 7番 穂積力

何人もの答弁お疲れさまです。私は難民対策においても、全体的には満足な答弁がいただいたと受け止めている訳なんですけど、今朝ほど、平和を尊ぶ、町長の話を聞いて、当たり前かもしれないんですけど、当たり前なことが忘れてしまうから、ああいうロシアの侵略みたいなことが起きてしまうとつくづく思います。人間っていうのは当たり前なことを当然なんだけれど忘れがちなので、本当に機会あるごとに平和を口にしてほしいと強く望むものです。毎日、100日以上ニュースを見ればウクライナ、本当に悲惨で目をつぶるぐらいの気持ちでいるのも事実です。どのチャンネルを捻っても悲惨な状況を見ます。そういった中で本当に大変なことなんだなと。私は戦後生まれた人間なので、日本でも大変だったということは聞いたり見たりしてしか、見たりっていうことないね口伝いに言われて初めて大変だったんだなと思うんですけど、今のウクライナの状況を見たら本当にまともにテレビであっても見てられないような気持ちです。そういった中で今の情勢としては、日本だって今の状態では駄目だと。もう少し軍備を増やすぞと。5年を計画に、今、11兆円ですか。倍に増やすぞなんて自民党の総理は言っています。それに拍車をかけて、維新なんかは核共有も考えなきゃならんでないかなんてとんでもないことを口に出すような状況、そういった中、私はそのことは核を強く倍にしたからってそんなことで平和なんか来るわけないというのを、やはり多くの人がこの美瑛からでもやはり発信すべきだと今でも強く感じているところです。酷い目になってから騒ぐことも出来なくなる。平和だなんて言うことも禁じられるような時代も、77年前には日本でもあったと聞いています。私はそういうことはもちろんあってはならないし、今以上に軍拡をするべきでないということと併せて、今大事なのは世界的に叫ばれている食料不足、食糧危機、今でさえ日本、3日に1回しか食べれないんだという、自国で食べる食料。北海道は幸いにして、200%食料自給率があると聞いている訳なんですけど、北海道の人間が他の人に食べさせないでやるぐらいの気持ちであるとは私も信じてますけど。忘れもしません、今から30何年前でしたかね、町長覚えてるかな。令和でないし、令和の前は平成の米騒動、お金あっても米買えんかったんですよね。そういう時代を私はほんの少しだけど経験してます。もうすぐ、端折って締めますけど。あんまり風呂敷広げてしまったら終いをなくなるんですけど、簡単にもうちょっとだけ言わしてほしいのは、私はその時米の作り方が忘れたら困るからって30アールほど自家米を作ってたんですね。いつも食べ切れなくて古古米になったので、たまたま米が不足の時に春先に全部売ってしまった、古い米ね。そしたら秋になったら、一粒も米が取れなくて本当に米作っていても、いやすごい苦労したということがあります。今これだけ厳しいって言っても、国のやってることはビートをつくるのだって制限してですね、減らしてくれって。とんでもない状況です。どうぞ、美瑛の基幹産業は農業です。食料を本当に、作る人に感謝をし、作るための協力を惜しまないと、そういった考えそういう方針で、国の先取り、当然国が設置しなければならないことではあるんですけど、やはり今叫ぶのは、食料自給率を高めるということだと強く感じてます。どうぞ、引き続き町長には動くにしても制限があるとは思いますけれど、今一度、答弁を求めます。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

平和の尊さにつきまして、その大事さというものは常に発していかなければならないし、黙っていて平和になるものではない、多くの方々の努力のおかげで今の平和があるということは、さっきも申しましたし、昨日の招魂祭の際にも深く心に思ったところでございます。私の立場の中でも平和であることということは、機会を通じて発信させていただきたいという風に思ってございます。それと今回のロシアのウクライナ侵略に伴いまして、クローズアップされたのは食料安全保障の点でございます。これまでももちろん美瑛町にとりましては、基幹産業農林業でございまして大事な産業でございますけれども、食料安全保障という国家の視点からしても、いかに食べ物に携わる農業が重要な産業であるのかということは国レベルで痛感しているところではないかなと思ってございます。美瑛町といたしましてもこのコロナの影響、そしてロシアのウクライナ侵攻の影響等々に原油高の問題等々によりまして、こと、農業に関しましても肥料が高騰している、資材費が上がっている様々な課題が上がってきております。基幹産業であり、また食料安保の観点からも、美瑛の農業これからも持続可能なものとして守っていく、そして再生産をいつまでも続けられるそういう仕組みを作っていくことに対しまして、これまで以上に町としてもご支援をさせていただきたいと思いますし、国の先取りしろよというご指摘でございます。そのような意気込みを持って対応に当たってまいりたいと考えているところでございます。(「はい」の声)

質問 7番 穂積力

どうもありがとうございます。質問を変えます。私トイレの話は何回も角和町長には初めてのような気がするんですけど、水上町長を先頭に浜田町長にも何度か迫ったことがあるんですけど、全体的には通告のとおり、至るとこっていう言い方はないんですけど、それぞれ大事なところには整備されてきてるということはすごく喜ばしいし、そしてきれいなんだよね、すごい。今観光客がコロナの関係で減っているから、まだ、どうのこうのという状況ではありませんけれど、これから冬も美瑛には来てくれよと。冬の観光もいいもんだと。もちろん美瑛町民が利用するにしてもあった方がいいんです。ほんとに冬はトイレは使わなくていいのかと。そういう皮肉を言われないようなまちづくりをぜひ、今度は少しずつでいいですから、暖房がないんなら、例えば凍れる心配がなくなった状況から、1日でも早く開ける努力もしくは責任持って、冬は凍れる時はそれこそシャッター閉めて冬は夜中は使えないよと。24時間は無理だよと。いろんな工夫ができると思います。私も来年の冬はちょっと任期中なんて駄目なんですけど、私も町議辞めたらトイレの番ぐらいやってもいいですからボランティアでね。そういったっていう状況の中でトイレを確保するっていうことに対して、今一度、力を入れてもう満足する答弁もらってるんですけど、少なくても、遠い、間に合わない、車で走っても回らないぐらいの遠いところには、例えば手前みそなんですけど、美馬牛のすばらしいトイレはオールシーズン開けてほしいなと。少なくとも夜だけ閉めるんなら閉めてもいいから。そういった要するに美瑛まで走ってくる車でも間に合わないっていうこともよく聞かれます。どうぞ、今後のまちづくりの中にも検討するって言ってるのに、しつこく言うなと言われそうなんで止めますけど、今一度。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

美瑛町内のトイレの課題、これは冬だけでなくて通年通してだと思いますけれども、私も観光地、美瑛町として今のこの町内のトイレの状況でいいのだろうかという問題意識は議員と同様にこれまでも持ってきているところでございます。ご質問は冬期のトイレ使用でございますけれども、先ほど答弁の中で申し上げさせていただきました費用面が、これ課題となってきているということで、具体的な金額についてもお答えさせていただきましたけれども、ではこれだからやらないんだということでいいのかというのは私も思っております。費用がかかる、また手間がかかるだからやらないということは後ろ向きな思考であります。思考停止と言ってもいいのかもしれません。必要とされるのであれば、ニーズがあるのであれば、どのようにしていけば可能になっていくのかというような、前向きに考えていく姿勢でトイレ問題に取り組んでまいりたいと思っております。今ご指摘いただきました、1日中開ける、24時間じゃなくて限られた時間でいいとか様々な工夫が行えるなと思っております。もう一律、もう冬は駄目だと諦めるのではなくて、どうすれば、少しでも開けられるのかっていう風な観点から、私も職員と一緒になって考えてまいりたいと思っております。また、ご指摘の、例えばの美馬牛とかございますんで、町内のトイレの中で住民の方、冬場の観光客の方の利用がどの程度あるのか、ニーズはどのぐらいあるのか、というところの調査もいたしまして、ここにはあった方が全ての方の利便性に向上になると、つながるということでありましたら、費用のことは、置いといてでも、町民、観光客のためになるということであれば、設置をしていくということは当然考えていくべき、いいことであろうという風に私も思っております。

出典:美瑛町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月16日 議事録 PDF(73ページ) 間違いを知らせる