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美瑛町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月16日

ICT教育について

2016年3月16日、美瑛町議会の一般質問で、佐藤晴観議員が「ICT教育について」質問し、教育長 千葉茂美が答弁しました。

質問者
佐藤晴観 議員
答弁者
教育長 千葉茂美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 佐藤晴観

5番佐藤晴観です。よろしくお願いいたします。質問方式は従来どおりの回数制限方式であります。質問事項、ICT教育について。質問の要旨、一言で「子供達の学力向上」と言う事は誰もが望むものですが、実際に学力を向上させることはさまざまな要因があり安易には進まないと認識しておりますが、全国学力・学習状況調査の結果を見れば、美瑛町の子供達の学力は着実に向上していると言っても過言ではない結果が出ていると思います。この結果は子供達がおかれている家庭や校内での環境改善など、さまざまな状況に対応し指導を行ってきた委員会の取り組みの効果も少なくないと感じますが、この現状を一過性の物とならない様に更なる取り組みや支援を行って欲しいところであります。先日、公表された平成28年度教育行政執行方針の学校教育に目を向けると新たにICT教育という文言が出され、効果的な授業づくりを推進するとあります。このICT教育について以下の点を伺います。1、新たな電子機器やシステムを導入するのか。また、導入する場合これまで導入した電子機器との連動性は図れるのか。2、本町におけるICT教育を進める中で、どの様な指導を各小中学校に行うのか。3、ICT教育を行う上でどの様な効果を期待できるか、またデメリットをどう捉えているか。質問の相手は教育長です。よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

5番、佐藤議員の一般質問に答弁を申し上げます。よろしくお願いいたします。質問事項は、ICT教育についてでございます。国の情報化に関する総合的な推進方策である情報化ビジョンでは、子どもたちの情報活用能力の育成やICTを効果的に活用した分かりやすく深まる授業の実現など、その特長を最大限に生かし、一斉指導による学びに加え、子どもたち一人ひとりの能力や特性に応じた学びを推進することが示されております。本町においては、教職員による指導方法の工夫、改善や、児童、生徒一人ひとりの学習習慣、生活習慣の定着など、さまざまな取り組みを進めてまいりました。今後におきましても、全ての子どもたちが主体的に学びに向かう力や人間性などを総合的に育むため、引き続き学校や家庭と連携、協力して進めていかなければならないと考えております。1点目のご質問につきましては、平成28年度は、小・中学校に校内LANを整備し、教室においてもインターネットを利用した学習が行える環境を整えてまいります。また、投影した画面上に文字の書き込みや画像を拡大するなど直接操作できるプロジェクターを配置し、これまで導入した実物投影機やタブレット端末に接続して、視聴覚を通して分かりやすい授業づくりを推進するほか、子どもたちが情報ネットワークなどの情報手段に慣れ親しむために効果的なICT環境の整備を進めてまいります。2点目のご質問につきましては、ICTを活用した学習のあり方について推進会議を設置し検証を進めたほか、教育委員会主催による全教職員を対象とした研修会を開催し、具体的な活用例や教材等の情報共有に取り組んできたところであります。今後におきましても、指導内容に応じて、収集した資料を画像やグラフに加工、編集しながら教材を作成するなど、様々な研修や実践を通してICT機器を活用した指導力の育成と向上を図ってまいります。3点目のご質問につきましては、ICTを授業に導入することによる利点は、これまでの黒板による指導に加え、動画や音声などの機能を活用し、学習への興味や関心を高める授業が実現することが考えられます。また、授業中の発表やグループ学習のまとめの内容を子どもたち全員が共有できるなど、多角的で多様な学習が推進できることであります。一方、子どもたちがインターネットを適切に活用する能力の習得や情報モラル教育の充実が必要でありますが、これらの問題に対し、学校、家庭が連携し、適切に対応しながら、引き続き本町教育の質の向上に努めてまいります。以上でございます。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)

質問 5番 佐藤晴観

はい、5番です。再質させていただきます。主要な5教科ですね、英、国、数、社、理とありますが、それにあわせてですねパソコンと言いますか、そのICTというものがですね今後ますます重要なものになっていくんではないかと、もうなってるって言っても過言ではないと思いますけども、その先ですね就職していくというところにおいてもですね、重要視、重要視と言いますかもう当たり前になっているのが現状なんでしょうけども、そのためにもですね子供たちがですね、本当慣れ親しんでいくと、興味を持っていくと、こういう機器にですね慣れていくということが本当に重要なことだというふうに考えております。1点目のですね質問に対して再質ですが、新たなとちょっと新しいプロジェクターを配置するということなんですが、ICT教育のメリット、デメリットなんていうものを調べるとですね、デメリットで故障した場合のときのことがポンと出てくるんですけども、今回この配置するプロジェクターというのがですね教室に一個一個ということはないんでしょうけど、各校に1台ではなくて、複数なのか。それと故障した場合にその業者がサポートとかそういうものがあるものかどうなのかという点を伺います。2点目についてですが、推進会議を設置してやってきたよというところなんですが、このICT事業について国や道からですね、こんなような事業をやりなさいというようなそういう何か指導があるものなのか、それとも、まちまちでの委員会や先生方とも話し合いの中でこういう教材を使おう、こういうふうにやっていこうというものなのかという点を伺うのと、もう1点なんですが、やはりどんな世界にも得手不得手なものを持つという部分はあると思うんですけども、先生方の中にですね、そのICTというものの分野を苦手とする先生がですね、例えば、簡単に言うといるのかいないのか。いた場合に、その学校として、委員会としてのサポートはどういう感じになってるのかということを伺います。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

はい、今、再質で3点質問いただいたところです。なかなかいっぱいいただきましたので漏れるかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。主要5教科のみならずICT教育という考え方で国が示しているICT教育の進め方の中では、いろんな活動の中にICT機材を取り入れて子どもたちに分かりやすい授業をするようにというようなことが、情報化のビジョンの中で掲げられておりますし、教育推進振興計画、国の計画の中でもやはりICTを活用して授業を進めて、いろんな情報教育機器を中心に使用しながら学習を進めること、教職員がそれらについていろんな研修を深めた中で指導するようなことっていうことについては、国の方もいろんなビジョンの中で示しているところでございます。今回1点目のプロジェクターについてお話があったところです。これまでも美瑛町では電子黒板、それから実物投影機、それから電子教科書、またタブレット型の端末というようなことで整備を進めているところでございます。今回新たに28年度ではプロジェクターということで、これは電子黒板付きのプロジェクターということで、それを映し出してそれにいろんな加工ができるということで、非常に便利なプロジェクターでございます。今の考えの中では、中学校につきましては各クラスそれぞれ1台ずつプロジェクターを配置し、小学校につきましては今のところ学校に1台ということで、いろんな検証をしていただいた中で次年度以降また計画的に進めていくというような考えを持っているところでございます。故障した場合のアフター、サポートということでございます。先生全てがそういう機器に精通しているということではございませんので、なかなかサポート、支援をというようなこともいろいろ要望として上がってきておりますが、今回については機器を整備して、サポートについては、今回のものについてはプロジェクター以外のタブレット型のレンタルのパソコン等も導入します。これについてはレンタルということで、機器の保守点検、それから故障に対応するということのサポートができるような体制をとって、少しでも教育に生かせるように、故障等起きた場合にサポートできるような体制そんなものも構築しながら今回進めていく。今後につきましてもそのような考え方で支援できる体制をとっていきたいというふうに考えております。28年度、27年度から実物投影機それからアイパッド等を導入しながら進める中で、やはりすぐに機器を入れてもなかなか指導に生かせないのではないかという懸念がありましたので、教育委員会を中心に各学校それぞれ、こういう機器の検討委員会というのを立ち上げまして、先進的な学校に研修に行ったり、地域に研修に行ったり、それからそれぞれの学校で校内の研修の中でどんな機器が良いのか、どんな使い方が良いのかというような研修もしたところでございます。国、道からのどんな指導かっていうことでありますが、それぞれ国、道からは、例えばパソコンを一学級40人であれば40台パソコン教室に揃えるとか、移動式、脱着式のパソコンを40台揃えるとか、いろんな内容、それから各教室には教師用ノートパソコンを置くとか実物投影機を置くとかっていうことを示されておりますし、北海道は、各学校各クラスにそれぞれ実物投影機を配置して、いろんな教科に使っていただきたいというようなことで、北海道は実物投影機について推奨してるとこでございますが、本町におきましてはそれらのことをいろいろ検証した中でタブレット端末、実物投影機それからプロジェクター、それから電子教科書などいろんなものを揃えた中で、研修を含めた中で良いものにしていこうということで今進めているところでございます。3つ目の苦手な方っていうこと、私もそんなに得意な方じゃないんですけど、先生それぞれでこういうICT機器を活用に向けて得意な方、不得意な方といらっしゃいます。何回か全校というんですか、教育委員会主催の研修会を開催する中で、実際にこういう機器を使って授業をしている先進的な学校もうちの中にあります。そういう先生方が使っているようなアプリケーションなども紹介していただき、例えばこういう場面にはこういうものを使ったらいいですよというような研修も何回かされているところでございますし、今27年度からいろいろ取り組んでいる機器を各学校がどのように活用しているかっていうことを、私も学校訪問させていただきますと、例えばタブレット端末を使っていろんな体育の授業で、例えば跳び箱でこれが模範的な演技です。子どもに、今あなたの飛んだのはこんな感じですよ、ここを直しますよとかっていう、あまり得意でない先生だろうなと思われる先生についても、それぞれ校内において、せっかくの機器なので、これからは先ほど佐藤議員が言われたとおり、いろんな情報通信機器というものはこれからの子どもたちは当然将来的にも必要ですし活用する時代になってきますので、先生方もそれについて十分認識をしていただいておりますし、今後につきましても、研修会等を含めながら情報機器を使って分かりやすく楽しい、そして子どもたちが使ってみたいというような、そんな授業づくりをするような指導もしていきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。(「はい」の声)

質問 5番 佐藤晴観

はい5番です。再々質をさせていただきます。あくまでも僕の考えなんですけども、何て言うんでしょうかね、将来この町をですね支えてくれる存在になる子どもたちにはですね、いくらお金を掛けても未来への投資だというふうに強く思っているところなんですが、今回この今回じゃないですね、こういう電子機器ですか、どんどんどんどん新しくなってしまって、数年経ったらすぐもう古い物扱いになってしまうという部分があると思うんですけども、今後ですねますますいろいろ進化していく中で、やっぱり常に新しいものを子どもたちに触らせていくっていうこともすごく、宝の持ちぐされじゃないかっていうふうに思われる方もいるかもしれないんですけども、そういうものを用意して触れさせる、用意してるっていうことだけでも子どもたちの心に焼き付けばですね、将来的に美瑛町はこんなふうにいろんなことをしてくれたんだみたいなことを思ってくれればというふうにも思いますので、どんどんと新しいものについていって、ぜひともですね教育長が先頭になってですね、お金の掛かることですから、その予算をですねしっかりとですね要望していくと、取っていっていただきたいと思っておりますが、その辺の意気込みについて伺って終わりたいと思います。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

子どもたちのいろんな教育については、先行投資も含めて投資だというふうに私も考えております。佐藤議員も同じ考え方だなと思ってます。ただ、言われたとおりお金の掛かることでもありますし、例えば今までのアナログ指導の中で、黒板それから教科書、ノートを使った指導、これが駄目かっていうことではないですし、デジタル教科書、それからいろんなパソコン、電子黒板を使ったデジタル化がそれだけでいいのかということでないです。当然、アナログとデジタルを併用しながら、子どもたちにいろんな教育をしなければならないと考えております。こういう機器については3年なり5年というようなやはり進化していく、変わっていくっていうことになります。今回パソコン教室を今まではデスクトップ型といって、パソコン教室据え付きで移動できないパソコンを入れていたんですが、今回いろいろ検討した中では脱着式でノートパソコンですが、外して各教室に持って行ったりできるという、そんなようなパソコンも導入するように考えているところです。今後につきましても、こういう情報機器についてはやはり非常に財源も必要なこともありますし、十分効果等も検証しながら、今後どういうことができるのかそれぞれの現場からも、今年、26、27、28といろんな機器が入りましたので、現場の先生方の声も聞き、また保護者の方の声も聞きながら、どんなものが良いのか検証しながら、効果もそれぞれ見ながら進めていきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。

出典:美瑛町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月16日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる