美瑛町議会 平成30年第5回定例会 2018年9月19日
学校の働き方改革について
2018年9月19日、美瑛町議会の一般質問で、佐藤晴観議員が「学校の働き方改革について」質問し、教育長 千葉茂美が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤晴観 議員
- 答弁者
- 教育長 千葉茂美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 佐藤晴観
こんにちは、よろしくお願いします。番号5番佐藤晴観。質問方式、回数制限方式。質問事項、学校の働き方改革について。質問の要旨。本年6月に参議院本会議において、働き方改革関連法案が可決されました。本法案は、労働基準法、労働時間等の設定の改善に関する特別措置法など多数の労働法の改正を行う法律の通称で、平成31年4月1日に施行される各法案に向けて、企業などは対策が必要とされています。働き方改革は、平成28年8月の第3次安倍第2次改造内閣発足時に閣議決定され、労働制度の大胆な改革を進めることとしています。これに伴い、関係省庁はじめ日本中で準備が始まったと思われ、教育現場においても同様の動きをされています。北海道教育委員会では、学校における働き方改革、北海道アクション・プランを本年3月に策定し、具体的な目標や取り組みを掲げられています。この改革は本町の教育現場にとっても重要な課題であり、教育長をはじめ各学校においても、すでに調査や準備、取り組みが行われていると思われます。そこで、次の3点について教育長の考えを伺います。1、北海道アクション・プランでは、平成30年度から平成32年度を取組期間として、1週間当たりの勤務時間が60時間を超える教員を全校種でゼロにするとありますが、対応策と達成の見込みは。また、事前に教員勤務実態調査を行っていると思われますが、どのような結果か。2、同プランにおいて、学校閉庁日を設定するとありますが、本町の実施状況は。3、同プランの始まりは働き方改革であり、その取り組みを実施するに当たり、児童、生徒に影響がないかを心配されておりますが、どのように捉えているか。質問の相手は教育長です。お願いします。
答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)
5番佐藤晴観議員の一般質問に答弁を申し上げます。質問事項は学校の働き方改革についてです。近年、学校に求められる内容が多様化・複雑化し、教職員の多忙化により長時間勤務となるなどの実態が全国的に見られております。教職員が子ども一人ひとりに目が行き届き、きめ細かな教育を充実するためにも、働き方改革の取り組みが求められており、本年3月に北海道教育委員会で北海道アクション・プランが策定されたところです。美瑛町教育委員会では、昨年10月に校長会を通じて勤務実態調査を実施したところ、小学校では、教員で1日当たり2.5時間、教頭先生で3.5時間、中学校では、教員、教頭先生ともに3時間の超過勤務があり、北海道教育委員会が発表した教育職員の時間外勤務等に係る実態調査と同じ傾向が見受けられました。本町においては、本年5月に教職員の負担軽減に向けてとして、北海道アクション・プランとの整合性も含め、教職員の心身の健康を損なうことのないよう執務環境を整備し、これまで以上に研鑽や授業準備等の時間を確保し、教職員が本来担うべき業務である、授業・学習指導、学級担任等の学級経営、生徒指導等に専念できるよう策定いたしました。1点目のご質問につきましては、議員ご指摘のとおり北海道アクション・プランにおきましては、1週間あたりの勤務時間が60時間を超える教員をゼロにするために、部活動休養日の完全実施、定時退勤日を月2回以上実施や学校閉庁日を年9日以上実施等、具体的に指標を設けており、本町もその達成を目指しております。教職員の長時間勤務を解消するためには、勤務時間の具体的な実態を把握した上で、効果的な施策や学校における業務の平準化、効率化などの業務改善に取り組むことが必要であると考えております。このことを踏まえ、教育委員会では、継続して町費による人員配置やICT機器の導入等に、また、学校においても校長のリーダーシップのもと勤務時間を把握するとともに、教職員との話し合いの中で業務改善や、学校運営協議会の協力を得ながら、長時間勤務の解消に向け取り組みを進めているところです。2点目のご質問につきましては、教職員の心身の健康保持や休養を取りやすい環境を整備するため、本年度、夏期休業中の8月13日から15日までを、学校閉庁日として試行的に実施しました。あらかじめ早期に周知等行ったこともあり、学校・保護者等において特に混乱はなかったと考えております。また、冬休み期間についても実施すべく、校長会と協議を進めているところです。3点目のご質問につきましては、教職員の時間外勤務での主な業務としては、生徒指導や部活動指導が挙げられます。これらについては、複数指導、スクールカウンセラーや部活動外部指導員の導入等により、教員一人に負担のかからないようにするとともに、児童生徒への影響が出ないよう適正に対してまいります。以上です。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)
質問 5番 佐藤晴観
それでは再質をさせていただきます。僕が中学生の頃はですね、部活と言えば毎日あるもんが当然で休むなんてことはけしからんみたいな雰囲気で、おかげをもちまして、毎回毎回教育長にですね、質問をぶつけていく忍耐力がついたのかなというふうにも思っているところなんですが、時代なんでしょうか。今はしっかりと休んでしっかりと働く、しっかりと休んでしっかりと学ぶというような感じになって、世の中の流れがそういうふうになっているのかなと思うところなんですが、あとはあれですね、先ほど京屋議員の質問の町長の答弁みたいにですね、道教委や文科省がですね、週60時間を超えないでやってくださいねっていう思いも思わなくもないところなんですけども、そこで再質をさせていただきますが、1点目の答弁書の1番下にあります、校長のリーダーシップのもと勤務時間を把握するというふうにあるんですけども、報道なんかでは学校にタイムカードの導入がっていうような報道を見たりしておりまして、この勤務時間の把握、という部分でどのような形で把握しているというところをですね、伺いたいところと、その後の学校運営協議会の協力というふうになってるんですけども、この学校運営協議会との、なんですか、働き方改革っていうところのつながりですか、その部分とですね。あと、3点目にあります部活動外部指導員ってあるんですけども、この部活動外部指導員というところの導入の現状ですね、今なってるのかそれとも、この先、どのようにしていくのかという部分の以上の3点を伺います。(「はい」の声)
答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)
今3点質問をいただきました。1点ずつ答弁をさせていただきたいと思います。部活動、佐藤議員が学生の頃の話が出ましたが、なかなかその部活動週1回休むとか、月、土日に1日間休むとかっていう、やはりそういう部活動の休養日を設けることについては、特に中学校の先生は部活動の中で、生徒指導も含めた中で部活動、それから通常の授業の中でということでそんな思いがあるもんですから、なかなか先生の意識改革も進めながらというふうになりますし、また、親もいろんな場面でやはり、それなりの成績を収めるとやっぱり部活動の時間を長くしてとか、土日に一生懸命練習してとそんな要望もあったりして、なかなかそれを実施するのは難しい面がありますけど、今特に中学校2校の中では、そういう面については十分に保護者の理解を得ながら進めてきているところでございます。1点目の校長のリーダーシップによる勤務時間の把握ということで、国はそのタイムカードとかICTを利用した中で教職員の勤務実態を把握した上で、どんな対応策が取れるのかということを検討しなさいというのは、今徐々になってきているとこで、実際にタイムカードの採用について道教委で調査した中では北海道では、道立高校の中で何校かそのタイムカード入れながら、ICカードを入れながらどんな実態であるかっていうことを検証している段階であり、北海道においてはタイムカードの導入がないというようなことが言われております。実際、美瑛町の学校においては、小学校、中学校それぞれやはり部活がある中学校と、部活動のない少年団活動ありますけど小学校であり、先生方の勤務実態が違っております。校長が最後まで残って遅くまでいて先生の勤務状況を把握するということでなく、特に教頭先生が残られて、把握してるような状況っていうふうに調査の中で出ております。それも含めて一般の行政職とはやはり先生方の勤務時間っていうのは少し違うのかなっていう、そんな思いもあったり、やっぱり子どもたちのためにということで先生方もそこは残っているような実態もあります。そんなことも含めながら、どんな方法でタイムカード等でそれが働き方改革になるかというと、それは手段であって目的ではないと思いますので、それも含めた中で今後どんな方法で、特に業務改善等を含めた中で、先生方の時間、どんな時間で退勤されているか含めた中で、校長会等を通じながらもう少し検証しながら進めていきたいと思います。それから2つ目の学校運営協議会の協力を得ながらということで、先ほど美瑛高校のコミュニティ・スクールの話もございました。美瑛町におきましては小中学校、昨年4月から学校運営協議会、コミュニティ・スクールをスタートさせたところです。その中でいろんな学校の授業、それから放課後の活動等、特に学校の授業の中で、先生方がやはり非常に授業準備等忙しい中で、学校以外の先生以外の方のサポートが欲しいということで、その中でコミュニティ・スクールの中でサポーターということを町では呼びかけて、授業の中にそういう方入っていただいたりしておりますので、今後やはり学校が行ういろんな業務、それから学校以外が行なわなければならない業務等をすみ分けした中で、例えば、登下校の見回りとか、いろんな、それから学校行事等のお手伝いなどについてやはりこのコミュニティ・スクールの方、地域の方が入った中で、行うことによって先生方の業務が少しでも軽減されるのではないかな、そのような考え方で答弁をさせていただいたところです。それから3点目の部活動指導員ということで外部指導という考え方でございます。今年から国が補助を付けまして外部指導、国3分の1、都道府県市町村3分の2を持つ形で、外部指導員を入れて北海道でも何校か入っております。今後は特に部活動における教職員の方々の指導ということに関してはやはり長時間勤務が挙げられておりますので、美瑛町の中学校に聞きますと、2校についてはまだ外部の指導までは要らないという話でございましたんで、取り入れておりませんが、今後も複数体制で実際には部活動の顧問も当てられておりますけど、やはり外部の方、外部の指導員、いろんな研修を受けた指導員ですけども、そういう方の導入も今後必要になってくるんでないかなというふうに考えております。いずれにいたしましてもいろんな形で先生方の業務の実態を把握して改善できること軽減できるものについては軽減するような形で、それから、指導時数を減らしながらやはり、教員の数を増やすような、そんな方法などによってやはり、働き方改革ということで、教員の方々の業務の軽減が少しでも図れればとそんなふうに考えているところです。以上です。(「はい」の声)
質問 5番 佐藤晴観
ちょっと言い忘れてしまったんですけど、教育長おめでとうございます、教育長がおめでとうございますじゃないですけど、野球とか子どもたち本当活躍して町民みんな喜んでますよね。それで再々質なんですけども、要は、その勤務時間把握するという部分では、人間が管理してるよっていうことだと思うんですけども、ぜひともですね、しっかりとごまかさないような、報告をしてもらってですね、そこでごまかしちゃうと改善するものも見えなくなってしまうでしょうから、そこはですねしっかりとですね、教育長が指導していっていただいてですね、子どもたちの教育にですね、繋げていっていただきたいと思っておりますので、教育長の考えはどのように思いますか。(「はい」の声)
答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)
自己申告の方が良いのかは、当然、校長なり教育委員会が先生方の勤務時間を把握するのは勤めでございますし責務だと思ってます。それのためにICカードだとかタイムカードというような、そういうものを導入して管理するのが良いのかということは、先ほど佐藤議員もおっしゃったように、勤務形態というのはなかなか把握しづらいものがありますので、ただカードを押して、そのあとにまた残って仕事をしたり、家へ持って帰って仕事をしたりというふうなことにならないように、どういうふうに時間を把握するのが良いのかっていうのは、まだちょっと私も整理できてない部分がありますけど、今後は道教委なり上川教育局なり、管内いろんな市町村がどんな方法で先生方の勤務時間を把握するかっていう方法がいろいろ出てくると思います。ただその把握することだけが目的にならないように、それを受けていろんな検証を含めながら、勤務時間の縮減になるよう、長時間勤務にならないような、そんな方向になればというふうに考えておりますが、今後いろいろ検証して検討していきたいと思っています。以上です。(「はい」の声)