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美瑛町議会 平成27年第10回定例会 2015年12月17日

農業労働者を確保するための宿泊施設の対策について

2015年12月17日、美瑛町議会の一般質問で、沢尻健議員が「農業労働者を確保するための宿泊施設の対策について」質問し、町長 浜田哲が答弁しました。

質問者
沢尻健 議員
答弁者
町長 浜田哲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 沢尻健

一般質問最後の、今日一日最後の質問です。どうかよろしくお願いします。久しぶりの一般質問なのでちょっと上がってますのでよろしくお願いしたいと思います。質問事項、農業労働者を確保するための宿泊施設の対策について。質問の相手、町長にお伺いします。質問の要旨、美瑛町は、基幹産業の農業振興の観点から高収益作物の新規作付けを計画している農家や、さらなる増反を図っている耕作者のために高収益作物振興対策補助事業でハウス等の建設などに助成を行っています。今は、トマト耕作者が増え、美瑛ブランドの一つとしてトマトは消費者ニーズの増加で農家経営の安定化が図られております。しかし、一般農産物栽培と比較して全てが手作業で人手を必要とするため、新規または増反に向けて労働者の確保が大きな問題となっております。数年後には、TPP問題等で日本農業の方向性を変えることが想定され、さらなる安定した農業を続けるために高収益作物の導入は不可欠と思われ、ますます労働者が必要となることが考えられます。農業労働は、春から秋までに仕事が集中するため、通年を通した雇用となると農家だけでは限界もあり、畜産、林業、商業と他産業との取り組みが必要と思われます。農業労働者、新規就農者を受け入れるために、生活する基盤である宿泊施設の体制を整えることが急務と思われます。ある農家は、労働者を確保するため数百万円のお金をかけて宿泊施設を用意したと聞いております。本町の農業を守り発展させて、丘のまちびえいの風景を未来に継承するためにも、町として労働力確保に向けた宿泊施設の整備を進めるべきと考えております。農業労働者確保に向けた対策について、町長の考えを伺います。2点目でございます。ビルケの森トイレの利用時間について。先ほど穂積議員もトイレ問題について質問されましたが、ダブると思いますけども私からも質問させていただきます。ビルケの森では、20年経過して老朽化したトイレの改修工事が完了し、利用者が快適に利用できるトイレに生まれ変わったと思っております。そこで、以前から議会でも問題になっている利用時間の延長です。これまでの利用時間は夕方5時まで、冬期間は閉鎖しているということで、毎年増え続けている美瑛町を訪れる観光客にも不便さを感じさせているのではないでしょうか。丘のまちびえい、日本で最も美しい村、それにここにきて数年青い池の人気、これからも訪れてくださる観光客が快適に過ごせるビルケの森トイレの利用方法ついて、行政としてどのように取り組んでいくのか、町長の考えを伺いたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

本日の一般質問、最後ということでありますので、しっかりと答弁をさせていただきたいと思ってますが、足りないところ等ついては、ひとつよろしくお願いを申し上げます。6番沢尻議員よりの一般質問、第1点目、農業労働者を確保するための宿泊施設の対策をであります。美瑛町農協ではトマトの産地化を目指し、トマトの生産面積を60ヘクタール、生産額を20億円と目標設定を行い、選果施設や育苗施設の整備とともに面積の拡大を行っており、今年度41.5ヘクタール、13億9千万円まで到達いたしました。また、農業ヘルパー対策につきましても、本町近郊の農業ヘルパーが高齢化や成り手の減少により安定的な確保が困難になったことから、平成25年度に当面確保すべき農業ヘルパーの人数を50人程度と設定し、5か年程度で宿泊施設や輸送などの運営体制の整備を含めて確保したいと伺っているところであります。本町も美瑛町農協が整備しました宿舎への助成や、道外などから来られた農業ヘルパーの方々へ着任手当の支給、農業研修生の宿舎提供や民間アパートとの家賃差額助成などの支援を行っております。また、町内外の民間企業の協力を得てアパートの利用も可能になったと伺っており、今年は22名の農業ヘルパーが確保されました。さて、ご質問にあります、通年雇用のために農畜産業以外の産業との取り組みが必要とのことでありますが、町内の商工業の一部では、昔から冬場の雇用の場が確保できないことが課題の一つでありましたので、今後、各産業の方々と取り組みの可能性について検討をしていくことが必要だと考えております。次に、町が労働力確保に向けた宿泊施設の整備を進めるべきとのことでありますが、町といたしましては、町営住宅など行政施設の活用や空き住宅の活用といった中で検討することはやぶさかではないと考えており、今後も着任手当や家賃助成などの他にも美瑛町農協と協議を行いながら、町の施設や用地の有効利用など可能な限り住宅確保に向けた支援をしてまいりたいと考えております。質問事項2であります。ビルケの森トイレの利用時間についてであります。先の穂積議員への答弁で申し上げましたとおり、冬期間を含めた公衆トイレの必要性はますます高くなることから、課題の整理を含めて今後協議を進めていきたいと考えております。その中でも、ビルケの森につきましては白金温泉や青い池など、多くの観光客が訪れる観光スポットへの拠点であり、現在進めているジオパーク等を含めた施設の有効利用を検討する中で、トイレの開設期間や時間の延長も検討し、利便性の向上を図りたいと考えております。以上であります。(「はい」の声)

再質問 6番 沢尻健

はい、再質問させていただきます。1点目の労働者確保という観点からの宿泊施設についてなんですけども、これからの農業を考える上では、当然高収益作物の作付けというのは大事なことでありますし、それに伴ってですね労務の確保が絶対条件というのは、これはもう痛切になっております。我々もそのつもりで労働力の確保についてはですね、いろいろと検討してる中身でもあります。そういう中で、農協もですね来年度は30数名の労働力を確保できる予定と聞いております。答弁の中にですね、町営住宅や空き地の活用を検討する考えを持っていますということでありますがですね、さらに一歩進んでですね新たな町営住宅の建設を視野に入れた支援対策というのも一つ考えてもらいたいなと思っております。もう1点です。もう1点、今年度、農家で宿泊施設の確保ということで、比較的安価なスーパーハウスを建設した農家がおります。スーパーハウスと言ってもですね一般のスーパーハウスでなくて、ある程度住宅に準じたようなスーパーハウスと聞いております。町がですねスーパーハウスの建設、維持管理が難しいと伺っていますがですね、美瑛町農協が主体となってですね町が支援した上でですね、リース的な形の中でですね農家に貸し出すという方法もあるのではないかなと思っております。その辺の考えを再度町長に伺います。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

議員ご指摘のとおり労働力の確保、非常に重要なことでありますし、私どもも人口施策ということで将来の美瑛を見つめたときに、農業を産業としてしっかりと働く方々がそこで成り立っていく、そんな地域づくりと農業の振興を目標としているところであります。再質の中で新たな町営住宅等はどうだということでありますけども、過去にも申し上げたり、実施したことの説明となりますが、二股の地区で以前雇用されてる方の住むところがないと、町に町営住宅からに通ってたんだけど、やっぱりトマトなど施設管理ですとか、朝早くの作業ですとか、それから風が吹いた、雪が降った時の対応など、近くに住む場所が必要だというふうなことから、私どもとしては地域と協力した関係でやりたいということで、二股地区の協同の土地を提供していただいて、そこに町営住宅を建てて現在住んでいただいています。そこは今も住んでいただいて、町営住宅として家賃をいただいてるんですけども、先ほどご指摘があったとおり、二股地域では仮設のちょっと立派なやつを導入したんだということで、先日農業委員会の方でも情報を伺いまして、ちょっと資料持ってきてるんですけども、こういった仮設というには立派だと。普通の一戸建てからするとちょっとまあまあその辺落ちる。ただ、防寒材というか暖房材も入ってますので、断熱材も入ってますので、そういう意味では冬も暮らせるものではないかというふうに見ております。運搬等も半分ずつ持って来て合体させるんだというようなことも説明も伺いました。こういう仮設構造物に住んでいただくというようなことも、農家の方が検討されて今実施しているということであります。1点目の町営住宅等についてはですね、実は先日もある地域の方から町長というようなことで、お酒の席でもお話をいただいたんですけども、二股地域のこういう例もありますし、どうぞ地域で、我々は集落をどう維持していくかというのは大きなテーマですから、町営住宅を町に作らなきゃならんっていう何も決まりはありませんので、地域の方々とお互いに協力し合いながら住宅を建設することはやぶさかでないので、ぜひ一つ地域の中でこういう形でやりたいという提案をしていただければというお願いをしたところでありますので、町営住宅の建設等については前向きに検討してるということでご理解いただきたいと思います。それからリース案件、スーパーハウス、スーパーマイハウスという名前が付いてますけども、こういった案件につきましてはですね、民家の方がこういう施設に住む、これをですね我々が管理をする、そして家賃をいただくというのはなかなか厳しいとこがありますので、やはりここを議員ご指摘のとおり例えば農協さんなり、新たな協議会とか組織を作ってですねそこが管理すると。町はそれに対して購入とかという部分について支援すると、そういうようなことはできると思いますので、ぜひいろんな各機関と連携しながら、こういったものの取り組み等も今実際にやってみているということで、実績を見ながら取り組んでいくことに前向きに検討したいというふうに思っているところであります。再質については、そのような考え方をしているということでご理解いただきたいと思います。(「はい」の声)

再質問 6番 沢尻健

はい、今の町長の答弁から前向きな考えということで、ぜひですね良い方向に進めてもらいたいなと思っております。2番目のですねトイレについてですが、穂積議員が6月にも確か質問して、今回も質問ということでなかなかこのトイレ問題というのは、なかなか前に進んでないのが現状だと思っております。さっきも穂積議員さん言ったけれども、冬ライトアップ云々で、やっぱり冬も観光客を迎え入れている体制を作った中でトイレだけが今まで通りというのは、ちょっと観光客に対して失礼ではないかなと思っております。確かにいろんな経費とか、いろんなものが掛かるというのは分かります。そんな中ですね、せめてビルケの森のトイレぐらいはですね、せめて冬期間、試験的でもいいんですけどね何とか開放してもらえないかなと思っております。簡易トイレはあるんですけども、なんか簡易トイレの他でしてる観光客もちょっと見受けられるので、これ本当に美しい村美瑛のあり方かなと思っておりますので、ぜひその辺町長考えてもらいたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。これで質問を終わります。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

先ほども穂積議員さんのご質問に答弁をさせていただきましたが、現在検討中であるという部分について少し話をさせていただきますが、今、白金地域全体の観光資源の再編という取り組みをしています。きっと今持っている我々の白金地域の観光資源は、しっかりした情報発信をすれば相当魅力のあるものになっていくだろうと見ています。そうすると、今の青い池も非常に人気があるわけでありますけども、今までの白金地区の観光案内所は白金温泉の観光案内所であったということで、そういう意味では白金全体の情報発信をする場としては設定されてきてませんでした。そういうネイチャーセンターの方も入っておられますけども、郵便局等もありますけども、そんな使い方でありましたので、やはり今計画を練る中でしっかりした白金の案内所はあのインフォメーションセンターをすべきだというようなやはり方向性を見据えています。そうすると議員ご指摘のとおり、あそこを事務所として案内所としてしっかり確立していくと。当然、今のようなお話になっていくというふうににらんでいますので、そこの部分について白金地域の方々の了解も必要ですし、内々にはいろいろお話をしてますけども、しっかりした合意のもとで方向性をつくっていきたいというふうに考えているということでご理解いただきたいと思います。

出典:美瑛町議会 平成27年第10回定例会 2015年12月17日 議事録 PDF(58ページ) 間違いを知らせる