美瑛町議会 平成26年第4回定例会 2014年6月19日
マイカー観光の振興と駐車場整備について
2014年6月19日、美瑛町議会の一般質問で、角和浩幸議員が「マイカー観光の振興と駐車場整備について」質問し、町長 浜田哲が答弁しました。
- 質問者
- 角和浩幸 議員
- 答弁者
- 町長 浜田哲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 11番 角和浩幸
11番角和です。私からは1点につきまして、町長にお尋ねをさせていただきます。質問事項、マイカー観光の振興と駐車場整備について。今年も美瑛の美しい丘の景観を楽しむ方々が本町を訪れる夏の観光シーズンが始まります。本町の産業の大きな柱の1つである観光の振興が、本町のまちづくりに大きく寄与することはいうまでもありません。北海道の観光は、マイカーやレンタカーなど自動車を利用する比率が高いのが特徴です。昨年、観光マナーをめぐり観光客と地元住民の間で意見の相違があり、話題になったことは記憶に新しいところであります。ただ、突き詰めるところ本町にとりまして観光振興は推進こそすれ、門戸を閉ざすことはありえないわけです。日本のみならず世界各国から訪れる美瑛ファンの方々を歓迎する受け入れ態勢づくりが求められています。そこで、以下の3点について町長の考えを伺います1点目、既存の駐車場を長期間利用するキャンピングカーが増えており、駐車場の通常利用に支障が出かねない状況になっています。オートキャンプ場を開設することで問題解消が図られると思いますが、いかがでしょうか。2点目、この冬、観光地の駐車場の一部を除雪して観光客の利用を促したようですが、その実績や効果などについてどのように総括しておいででしょうか。3点目、観光地の駐車場の停止線が消えているところが数か所あり、観光客が車を思い思いの向きにとめています。事故の危険もあり対策が必要ではないでしょうか。以上3点でございます。よろしくお願いします。
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
11番角和議員よりの一般質問に答弁を申し上げます。質問事項につきましては、マイカー観光の振興と駐車場の整備についてであります。美瑛町の観光客の入込みは平成25年度、行政報告にもありますように、過去最高の149万3700人を数え、特に東アジア圏の増加が顕著であります。議員ご指摘の観光客のマナーにつきましても、昨年報道等で話題になったところでありますが、本年度はマナー対策として観光協会のアドバイザー、ボランティアの増員と観光協会加入者による啓蒙等を図り対応しているところであります。また、富良野美瑛広域観光推進協議会において、昨年美瑛町独自で発行した交通安全、観光マナーの周知チラシを一部手直しをして、1市4町1村にて関係各所及び観光客の皆様に配布をすることで進めているところであります。1点目のご質問の駐車場を長期間利用するキャンピングカーのためのオートキャンプ場の開設をとのご質問でありますが、過去のかしわ園の利用状況の反省点も参考にしながら検討しなければならないと考えています。本町にも、特に道の駅と国道沿いのふるさと市場に駐車するキャンピングカーが、夏休みの期間に数台から多い日は7から8台の利用が見受けられます。キャンピングカーをお持ちの方の動向としましては、オートキャンプ場を中心にご利用される方と、道の駅等の駐車場を利用して数日間の旅行をされる方とに分類されるようで、オートキャンプ場を開設する場合は、利用者の動向等を十分に分析しなければなりません。現在、道の駅等の駐車場に止めて宿泊する方は、トイレと水及び市街地のスーパー等の利用が目的のようであり、オートキャンプ場の開設が良いのか駐車場の増設が可能なのかも含めて、意向の把握やさまざまな情報を収集しながら検討してまいりたいと考えております。2点目のご質問についてでありますが、角和議員からの一般質問のご指摘等をいただく中で、この冬、パトロール等の巡回により冬期間の車両駐車について調査を行ってまいりました。観光地の駐車場には数台の車を確認いたしましたが、毎回車がいる状況でもありませんでした。また、停車時間も短時間であり常に駐車している状況でもありませんでした。その結果から冬期間、交通に支障となる状況ではなく必要性を見込んでいませんでしたが、春先には早めに駐車場の除雪を行ない駐車スペースの確保に努めたところであります。今後も冬期間の駐車場確保につきましては、観光客の動向等をパトロール等で把握した上で必要と判断する場合は、駐車スペースの確保に努めていきたいと考えております。3点目のご質問でありますが、観光地の駐車場の線が消えている件につきましては、今年度より定期的に行っている町道のパトロールの強化、充実に努めており、駐車場につきましても同様に調査を行いながら必要な箇所がありましたら、随時、維持修繕を行っていきたいと考えております。以上であります。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)
質問 11番 角和浩幸
11番です。再質をさせていただきます。まず、第1点目のオートキャンプ場についてでございます。この質問の趣旨、少々言葉で足りなかったかもしれませんけれども、オートキャンプ場そのものを作れと、あるいはいわゆるハード物の整備をせということだけが目的ではございませんで、マイカー、特にキャンピングカーなどで車中泊して滞在している観光客の方々の利便性の向上と並んで、地元の方々や一時利用の通過型の観光客の方の駐車場の利用の、これも利便性の向上という二つの効果を求めていくには、ある程度の駐車場の住み分けが必要ではないかなということが質問の1番の趣旨でございます。そういう意味では、ただいまご答弁にありましたとおり、駐車場を増設するというあり方、これも十分効果的な一つの選択肢であると私も考えております。また、既存の駐車場をキャンピングカー優先に利用してもらうよう誘導を図っていく、あるいはオートキャンプ場、ここオートキャンプ場ですよと指定をしてそちらの利用を進めてもらえるよう、そのように促すことも一つの対策ではないかなというふうに思っております。要は繰り返しになりますけれども、もう少しマイカーで滞在する方と一時的な駐車場利用者の住み分けをした方が、双方にとって使いやすくメリットがあるのではないかなというふうに考えている次第でございます。現況を見ますと、特に道の駅とふるさと市場でございますけれども、道の駅につきましては他の道の駅に比べて駐車場が狭い面がございます。その狭い駐車場を夏場7、8台が利用してしまいますと、ただでさえ狭い駐車場の利用がさらに限られてしまうというふうになっております。また、ふるさと市場でございますと、割と店舗に近い部分にキャンピングカーをお停めしている観光客の方がいらっしゃいまして、ふるさと市場に買い物に来られたお客さんが少し離れたところに車を停めて買い物をなさるというようなことも見受けられております。また一方で、キャンピングカーですとか車中泊の方々がここの駐車場を使うというのも市街地の利便性の良いところで、他に停めるというところ探しても、この2か所が比較的大きな駐車場ということで利用されているのかもしれないなという推測も働きます。このあたりの事情につきまして、観光客の皆さんのご意向も調べておく必要があるのではないかなというふうに感じております。先ほども申しましたけども、観光は本町にとりまして大きな産業振興の柱の一つでございます。市街地周辺での観光の駐車対策につきまして、観光客や地元住民の方々の意向調査ですとかアンケート調査などをとりまして、どのようにしていけば良いのか図るべきではないかなと思っております。この点につきまして、町長のお考えをお伺いいたします。2点目の冬場の観光地の駐車対策でございますけれども、今年一部で早めに駐車スペースを確保していただきました。ご答弁にありましたとおり交通障害という意味では、そこまで大きく除雪をして冬場の観光用の駐車スペースをとる必要はないのかもしれませんけれども、もう1点は冬場の観光誘致という側面もございます。積極的に冬場も観光客を迎え入れていますよ、歓迎してますよという姿勢をアピールする意味でも、冬場一定の駐車スペースを空けておくのが効果的ではないかなと思っております。この春の一部除雪をしていただいたこの試みの成果を受けまして今後どのようになされていくのか、この点につきましても町長の考えをお伺いさせていただきたいと思います。そして3点目の駐車場のラインにつきましては、実はこの一般質問の要旨を提出した後に状況が変わりました。本格的な観光シーズンが始まる前に新たに一部の駐車場では既にラインの引き直しがされております。誠に素早くて適正な対応だったと私自身思いますし、また観光業関係の方々からも非常に喜んでおられる声が私にも届いておりますので、そのことをお伝えをいたしまして、再質問とさせていただきます。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
答弁を申し上げます。3点について再質をいただきました。駐車場、オートキャンプ場の関係につきましては、角和議員さんもこの辺の状況を十分ご存じの中でのご質問と思いますけども、一時期北瑛の方でオートキャンプ場、自然にオートキャンプ場になってしまったということで大変多くの宿泊なり、キャンプに泊まる方が来られました。美瑛の観光のある意味では一つ大変おもしろい部分を担ってくれたんでありますけども、そういう中で地元の方々とのちょっと不協和音等も出てきて、どういう方がいるかわからなくて不安だとか、夜何か騒いでいて気持ち悪いですとか、それから畑から作物が盗られた、無くなったというような非常に課題を生んだところでありまして、この部分については今はキャンプ場としての使用は規制をしているところであります。美瑛町におきましては、白金にもキャンプ場、オートキャンプ場というようなものを造ってこれまでも対応したところでありますけども、最近の状況を見ますと非常に先ほど答弁申し上げましたとおり、利便性を重視して駐車場にあれば駐車場に泊まると。昔は乗用車に駐車場で寝ていますと不審者扱いされたもんですけども、そういうのが今当たり前になってきているということで、いろんな状況変わってきてるなというふうに思ってますが、そういう意味からするとオートキャンプ場を設置するようなことになると、やはり1番問題なのは管理になってきます。どういうふうに管理をするか、安全管理ですとか、そういった方々に対してどう対応するかということで、これをしますと大変経費も継続的な経費、駐車場を整備する以上に継続的な経費が掛かってまいりますんで、この部分についてはやはり今持っている白金のキャンプ場ですとか、そういった部分について使っていただくような形で検討するのが適正かなというふうに思っています。しかし、今映画を撮るような場所、デッカの跡地等も広い用地がありますんで、ああいうところで今後映画で使われた家の管理をしながら、そういうところでいける可能性があるのであればですね、またそんなことも検討するにはやぶさかでありませんけども、基本的には簡単にキャンプ場を造ると課題が増えるということをご理解をいただきたいというふうに思ってます。それから道の駅において、またふるさと市場における駐車場でありますけども、この部分については道の駅の運営している方々、そして市場を運営している方々と十分に協議をしながら、今後駐車場の活用についていろいろと我々も対応していきたいというふうに思っているところであります。道の駅につきましては、町の中に道の駅があるということで駐車場の確保、いろいろ課題もありますけども、できるものについては対応させていただきながらこれまでも取り組んできたところでありますし、駐車場の確保について前向きに取り組みを進めていきたいというふうに考えているところであります。それから冬期間の駐車場、再質の2番目の駐車場の除雪等利用でありますけども、この辺につきましては冬場の観光客をどう美瑛町にお出でをいただくかということについては重要なテーマであります。今後の需給バランス等を調査しながら、こういった今議員からご指摘いただいた冬場の駐車場の確保という部分について対応させていただきたいと。需要が無いのに供給だけ経費掛けてやると、ちょっととんまなことになりますんで、こういった部分についても需給のバランスをよく調査しながらということになると思いますんで、よろしくお願いを申し上げます。あと先ほど申し上げましたとおり、3点目の停止線とか駐車場の線でありますけども、実は行政報告でも申しました事故等がありました。道路での事故等は毎年いくつか起こっているところでありますけども、担当の方には道路のこういった事故によって人身等が発生した時に管理体制が問われることになってくると思います。裁判とかそういった部分にも対応できるような体制をやはり我々もしっかり持たなきゃならんということで、管理の体系化ということ、それから報告、こういった部分について私の方から強化するように指示をしているところであります。そんなことから、こういった駐車場の線等についてもですね、その業務の一環として今後対応しながら取り組んでいきたいというふうに思っていますんで、よろしくお願いを申し上げます。以上であります。