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美唄市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月9日

福祉行政について

2022年12月9日、美唄市議会の一般質問で、森明人議員が「福祉行政について」質問し、市長 板東知文が答弁しました。

質問者
森明人 議員
答弁者
市長 板東知文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 森明人

大綱1点、福祉行政について質問いたします。まず、加齢性難聴について、10月に高齢者の方から相談を受けております。内容は、市役所窓口での説明が聞き取りにくい。年のせいか聞き取れないので、家内と市役所に行き、聞いていただいているということです。お尋ねした高齢者の方は1人で来ても聞き取れない。聞き取れないから、担当者の話がかみ合わない。何度も聞くのが恥ずかしいと言っておりました。私は検証してみようと思いまして、今週月曜日から水曜日の間に市民課の窓口前にて動向を見てみました。高齢者の方、特に男性が要件の場合は、奥様と来ている割合が非常に多いということが分かりました。ここ最近はコロナ感染の予防のために、パーテーション越しに話すことが避けられない状況となっており、特に高齢者の方には、何らかの対応が必要と考えております。そこで、市長に3点ほどお伺いいたします。1番目に、本市、高齢者の加齢性難聴者の割合を伺います。次に、本市窓口業務における加齢性難聴者への対応でありますが、各窓口ごとに工夫し、対応していると思いますが、現在は、一部の自治体、老人ホーム、病院、空港、JRなどで導入されている難聴者、高齢者を音でサポートするスピーカーの導入が進んでおります。スピーカーは音を上げなくても、クリアな音が遠くまで届き、難聴者や高齢者が聞き取りやすいスピーカーとなっております。最近では高齢者による難聴だけではなく、難聴が低年齢化しているということと、障害者手帳の範囲に入らない隠れ難聴の方も増えております。2016年4月、障がい者差別解消法が施行されたこともあり、公共のバリアフリー化は、福祉のまち美唄として取り組むべきと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。次に3点目、加齢性難聴の方への補聴器購入補助についてお伺いいたします。加齢性難聴は、加齢とともに高い音から徐々に音が聞こえなくなり、60歳以降のかなりの割合で難聴があるとされております。加齢性難聴の特徴として、例えば、伊藤、佐藤こういう名前を言っても、一緒に聞こえているのが現状であります。また、電子レンジの金属音「チーン」という音がありますが、この音も聞こえなくなっているようです。また、ガスにかけている鍋などの沸騰音、また車のクラクションの音も聞こえず、家庭にある火災報知機の「ピー」音、こちらも聞き取りにくいということで、大変危険な状況です。言葉が聞こえにくくなる。つまり、難聴を放置すると認知症が低下し、コミュニケーションにも支障が出て、社会的に孤立することで、閉じこもり、うつ、認知症、それから、寝たきりになりやすい、このことが統計で挙げられております。市長、補聴器は外部からの聞こえの情報を受けることによる認知症の予防であったり、将来的な医療費の削減、また、介護費用、その他の削減を考えれば、決して大きなものではないと考えております。加齢性難聴の方への補聴器購入補助を美唄市でも取り組んでいただきたいが、市長の考えをお伺いいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

福祉行政について、加齢性難聴についてでありますが、国立長寿医療研究センターの「全国高齢難聴者数推計と10年後の年齢発症率―老化に関する長期縦断疫学研究」によりますと、25デシベルを超える軽度以上の難聴者の全国の割合は、60歳以上では48.8%であるとの推計値が示されております。本市におきましては、難聴者数の調査は行っておりませんが、令和2年に行った美唄市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の介護予防・日常生活圏域ニーズ調査では、耳の病気で治療している方は、690人のうち42人で、6.1%の割合となっております。次に、本市の窓口業務における聞こえづらい方への対応につきましては、聞こえづらいと思われる方が窓口に来られた場合、少し大きめの声でゆっくりと説明し、さらには、文字を記載し説明するなど、様々な方法により工夫して対応しているのが現状でございます。また、現在窓口では、コロナ感染症予防のためパーテーションを使用しており、使用していない場合と比較しまして、聞こえづらい環境にありますので、今後につきましては、音声拡大スピーカーを設置し、市民の皆さんがより聞きやすい環境で窓口を利用できるよう、対応してまいります。次に、加齢性難聴の方への補聴器購入補助につきましては、高齢化に伴う全国的課題であることから、国の公的補助として制度化されるべきものと考えており、これまでに全国市長会を通じ、軽度・中等度難聴者の補聴器購入について、国の制度で対応するよう要請しているところでありますが、本市といたしましても、他の自治体の取組状況、例えば、現在人事交流を行っております東川町では既に補助制度を行っているところでございます。こういった取組状況を引き続き調査し、さらに検討してまいりたいと考えております。

出典:美唄市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月9日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる