美唄市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月7日
(1)経済観光振興について/(2)環境行政について/(3)教育行政について
2022年3月7日、美唄市議会の一般質問で、松山教宗議員が「経済観光振興について」「環境行政について」「教育行政について」について質問し、市長 板東知文、市民部長 松田公史、教育長 天野政俊が答弁しました。
- 質問者
- 松山教宗 議員
- 答弁者
- 市長 板東知文、市民部長 松田公史、教育長 天野政俊
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質問 9番 松山教宗
第1回定例会において、大綱3点について市長並びに教育長に質問いたします。また、同僚議員と重なる質問がございますけれども、視点等が違いますので、続けて質問をさせていただきたいと思います。大綱1点目は、経済観光振興についてであります。1つに、地域おこし協力隊・地域活性化企業人を活用した取組についてであります。観光振興において、ここ数年コロナ禍であり、インバウンドなど、国内外観光客誘致や観光振興全般の展開が非常に厳しい状況下ではありますが、その分、整備や構築、ブラッシュアップなど、今できる準備や整理が進められていると思います。これまで、地域おこし協力隊の積極的な活用、効率的、効果的な組織運用、そして庁内各部、各課において目的を持って、配置、増員し、行財政運営、農商工連携、地域活性化やまちづくり団体等と連携するなど、しっかりと地域に出し、まちづくりに生かすべきことを推進してまいりました。同様に地域活性化企業人においても、導入前より、活用の推進をしてまいりました。経済部では早くから、地域おこし協力隊制度を導入し、これまで多くの地域おこし協力隊に行政の目線では気づかない点や知識、経験を生かした新しいアイデアにより、地域活性化の取組に推進をしてこられましたことは承知しております。また、地域活性化企業人につきましても、民間ノウハウや専門知識を生かしながら、地域活性化に向けた取組に携わっていただいております。このため本市にとって、地域おこし協力隊及び地域活性化企業人の役割は、現在においてもアフターコロナを見据えた上でも非常に大きいものであると考えております。そこで市長に伺います。地域おこし協力隊や地域活性化企業人などの外部人材の活用は、本市にとっても必要であり、特にこれまで経済観光振興分野では、多くの協力隊や企業人が登用されておりますが、具体的に、現在ではどのような業務を担っているのか。また、令和4年度の業務はどのように拡充されているのか伺います。また、地域おこし協力隊の活動を終え、美唄に定住されている方も今おりますが、ほとんどは市内での起業や定住がかなわなかったものと聞いておりますし、課題であると考えます。そこで、地域おこし協力隊の課題としては、退任後に定住できるかが非常に重要だと考えますが、定住の促進に向けて、具体的にどのように考えているか、併せてお伺いをいたします。2つに、ふるさと納税による関係人口の創出についてであります。近年、ふるさと納税については、各自治体において、魅力あるまちづくりへの貴重な財源として、寄附額の争奪戦になっており、寄附額の確保に向けては、返礼品開発やPRの仕方を含め、様々な取組がなされております。本市においても、導入は早くなかったものの、ここ5年程度、手探りをしながら地道な取組により、課題の解決を進め、各種サイトを増やし、返礼品も多くとり揃えるなど、積み重ね、構築されてきたことにより、令和2年度に引き続き、令和3年度においても寄附額が伸びていることは承知しており、財政が厳しい本市にとってはとても貴重な財源であります。北海道では、お米を返礼品の主力として力を得ている自治体も多いことから、本市のライバルも多いと思いますが、他の自治体に負けないよう、そして減らないよう、緊張感を持った現状維持や、さらなる取組が必要で、安定的な寄附額の確保に向け、多くの寄附者に対して効果的な情報発信や返礼品のPRを行っていくこと。ふるさと納税により、本市の活用実績や効果を示しながら、リピーター獲得や関係人口の創出につながるものと考えております。そこで、市長にお伺いします。近年の寄附額状況と、令和4年度ではどのような対応を行っていく予定なのか、具体的にお伺いします。大綱2点目は、環境行政についてであります。まず1点目は、市民バスについてですが、本市は、新年に入り人口が2万人を切るなど、人口減少や高齢化が進んでおります。本市の面積は広く、高齢化率の上昇に伴い、運転免許証の返納や徒歩による日常生活の移動が大変になってくる中、自宅から市外地域への買物や病院への通院、様々な所要など、移動手段である公共交通は不可欠なものであり、市民バスや都市間バス、乗合タクシーなど、住み慣れたまちで安心安全に生活を送る上で、非常に重要な行政サービスでもあります。その運用管理においても、決して楽なものではないと考えますし、ランニングコストなど、財源も必要なものであることは承知しております。市政執行方針に、令和4年度においては「美唄市地域公共交通計画」を策定すると伺っておりますが、これは国が令和2年に活性化再生法の改正により、策定にあたる自治体においては、新たな法定計画としての作成が努力義務化され、計画年数も特に定められてないことは承知しておりますが、策定に当たり、策定スケジュールと平成31年度に、現在の路線を運行している市民バス東線及び西線について、既に3年が経とうとしておりますが、現在まで運行や時刻表、バス停など、運用全般について、何か課題はないのかお伺いしますとともに、東線及び西線の令和元年度及び2年度の年間延べ利用者数や、1便当たりの平均乗車率についても伺います。次に2点目として、乗合タクシーについてでありますが、現在、中心市街地での市民バスの他といいますか、中心市街地外においての公共手段として、「乗合タクシー事業」が進められ、現在は盤の沢・我路方面、日東・茶志内方面、西美唄・開発方面、そして中村・沼の内方面など、市内4ゕ所にて実施していることは承知しておりますが、「乗合タクシー事業」について、現在まで運用や利便性など、事業全般において何か課題はないのか伺いますとともに、令和元年及び2年度の年間利用者数及び地区ごとの年間利用者数について伺います。また、乗合タクシーは、市内4地区と市中心部の指定施設の間を運行していると承知しておりますが、直近の元年、2年度における主な乗降場所と、その利用割合についてもお伺いします。次に3点目として、「夜間交通対策支援事業」についてでありますが、本市は現在、タクシー事業者が3社ございますが、1社は昨年11月後半に午後8時までの事業縮小がなされ、他は午前0時ほどまでと、民間事業者としてコロナ禍に厳しい状況にあり、利用者数の減やドライバーの高齢化、また、不足もある旨をお聞きしておりますが、本市としては、乗合タクシー事業者でもあり、なくてはならない、必要不可欠な交通手段でもあります。そこで、準公共交通であるタクシー事業の現状についてどのように考えているのか。また、令和4年度において実施する「夜間交通対策支援事業」は、どのような市民ニーズから生まれてきたのか。また、今後の夜間交通対策のあり方についてどのように考えているのか、伺います。大綱3点目は、教育行政についてであります。1つに、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄の施設整備についてであります。旧栄小学校を利活用し、進められてきた安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄は、平成4年のオープンより本年で30周年を迎えます。平成3年に旧体育館、平成10年には旧校舎の改築、大規模改修など、これまで2度の大きな整備改修事業があったことは承知しております。一昨年、第3回定例会において、美術館の施設や周辺の景観の保全、旧栄幼稚園の跡地利用について今後どうするのか、との質問に対し、教育長は「文化財保全事業として、旧栄小学校の体育館と校舎の点検調査を実施していることから、調査結果を基に今後の保全の在り方について協議をしていく。そして旧栄幼稚園については、木造校舎と自然環境豊かな芸術空間として利活用について考えるため、市民委員の募集を行い、利活用検討委員会を設置し、今後の利活用に向けた検討を行う。」などの答弁があり、今後、整備事業が必要である旨もあったと記憶をしております。本年1月1日、北海道新聞の記事に安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄の記事がございましたが、先ほど述べましたように、令和4年度は開館して30年を迎えること、そして今後の課題や議論経過についての簡単な記事も記載がございました。令和3年第4回定例会においては、美術館の施設整備について質問をし、美術館の方針と言える「アルテビジョン」は、令和4年に変更する旨の答弁がございました。令和4年度の当初予算の資料である「令和4年度美唄市予算(案)のポイント」によりますと、同美術館の整備事業として、約8,300万円の予算が計上されておりました。そこで、アルテビジョンの変更について、現在どのような状況になっているのか。そして、令和4年度当初予算に掲載されている事業とアルテビジョンの関連、整合性はどのようになっているのか。また、当初予算に計上するということは、計画行政でありますので、明確な整備事業計画は作成されていると思われますが、一定の整備計画の方向性があるのかを含め、教育長にお伺いをします。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
経済観光振興における地域おこし協力隊・地域活性化企業人を活用した取組についてでありますが、地域おこし協力隊につきましては、中心市街地の賑わい創出や美唄ブラックダイヤモンズの運営支援、地域資源を活用した観光振興に、また地域活性化起業人は、ホワイトデータセンター構想の推進や美唄ブラックダイヤモンズの選手育成業務を、それぞれ担っていただいているところであります。次に、令和4年度の経済観光振興における地域おこし協力隊・地域活性化企業人の拡充につきましては、協力隊が5名増員の13名、起業人は3名を予定しているところであります。次に、地域おこし協力隊の活動内容につきましては、令和3年度の事業のほか、新たに首都圏への特産品販路拡大やアウトドアの推進をはじめ、食と農をテーマとした都市と農村の交流、さらには官民連携による観光まちづくり推進主体組織の運営支援に取り組むこととしております。また、地域活性化企業人につきましては、令和3年度の事業のほか、新たに国設スキー場を拠点とした「スノースポーツ事業」の支援業務を行うこととしております。次に、定住に向けた取組につきましては、地域おこし協力隊の意向を踏まえ、起業に向けた助成事業の充実のほか、商工会議所などの関連団体との連携や、地域とのつながりをさらに深め、就職や起業に結びつけるなど、任期満了後の定住に向けた支援を行ってまいります。次に、ふるさと納税による関係人口の創出についてでありますが、令和2年度のふるさと納税の寄附額は、令和元年度9,384万円から約11倍の10億8,767万円となり、道内で1番の伸び率となったところであります。また、令和3年度は2月末で既に15億円を超え、昨年度をさらに上回る寄附をいただいており、美唄市のまちづくり施策に対して貴重な財源となっているところであります。このことから、令和4年度におきましては、さらに寄附金確保に向けた取組を強化するため、返礼品の充実を図るとともに、ふるさと納税の使い道や美唄産農産物等を紹介する市独自のふるさと納税サイトを作成いたします。また、ふるさと美唄応援団へのPRや首都圏アンテナショップを活用し、魅力ある返礼品の情報を積極的に発信するなど、寄附額の拡大や安定的な確保を図るとともに、その取組が交流人口や関係人口の創出・拡大につながるといった好循環が生まれるような仕組みづくりに取り組んでまいります。次に、公共交通についてでありますが、令和2年度の「地域公共交通活性化再生法」の改正に基づき、現在「美唄市地域公共交通計画」の策定に取り組んでいるところであり、スケジュールといたしましては、今後、パブリックコメントを実施の上、8月を目途に策定することとしております。また、市民バスの運行における課題といたしましては、アンケート調査の結果によりますと、便数が少なく、利用したい時刻に走っていない、停留所を増やしてほしい等の意見があることから、これまでの運行に加え、将来的には、市民バスの定時・定路線の運行形態から予約型の区域運行への移行など、効率的な運行、いわゆるデマンドバスなどの施策を盛り込む計画となっているところであります。次に、乗合タクシーにつきましては、特に市民からの意見要望は寄せられていないところであり、より利用しやすい方策を検討してまいります。次に、「夜間交通対策支援事業」につきましては、市内では現在3社のタクシー事業者が営業しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響による乗客数の減少や乗務員の高齢化などの理由から、営業時間の短縮や減便をせざるを得ない状況と伺っており、夜間救急外来で診察を終えた患者やその家族、深夜に仕事を終えた市民や、夜間のJRを利用した市民の足の確保が出来ないなどのケースが実際に起こっているところであります。このような状況から、令和4年度に実施する「夜間交通対策支援事業」につきましては、営業時間等を短縮しているタクシー事業者へ夜間運行経費を支援することにより、市民の移動手段の確保を図るため、実施しようとするものであります。次に、今後の夜間交通対策のあり方につきましては、タクシーの運行、利用状況などを踏まえ、地元事業者や商工会議所なども含め、協議してまいります。なお、市民バス東線及び西線、並びに乗合タクシーの年間延べ利用者数等につきましては、市民部長から答弁させます。
答弁 市民部長 松田公史
市民バス東線及び西線並びに乗合タクシーの年間延べ利用者数等につきまして、私から答弁させていただきます。はじめに、市民バス東線及び西線の年間延べ利用者数及び1日当たりの平均利用者数で申し上げますと、令和元年度では東線が6万5,385人、1日平均179.1人、西線が2,807人、1日平均11.6人、令和2年度では東線が5万5,811人、1日平均153.3人、西線が2,719人、1日平均11.1人となっております。次に、乗合タクシーの年間延べ利用者数及び地区毎の年間利用者数につきましては、令和元年度では3,439名で、盤の沢・我路方面が855名、日東・茶志内方面が1,086名、西美唄・開発方面が905名、中村・沼の内方面が593名、令和2年度では、2,483名で、盤の沢・我路方面が572名、日東・茶志内方面が803名、西美唄・開発方面が662名、中村・沼の内方面が446名となっております。また、主な乗降場所とその利用割合につきましては、令和元年度では、コアビバイが41%、JAびばいが15%、コープさっぽろ美唄店が9%、令和2年度では、コアビバイが43%、JAびばいが10%、コープさっぽろ美唄店が12%となっております。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄の整備についてでありますが、「安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄ビジョン」につきましては、芸術・文化・癒やしの空間、観光資源として、世界でも稀な美術館を適切に維持・管理・保全し、より有効的に活用するための方針として策定したものであり、現在、内容の見直しを進めているところです。また、今後のスケジュールにつきましては、整備内容や年次などの見直しの検討を行い、素案を議員協議会で説明させていただき、その後、パブリック・コメント手続きを経て、令和4年度中の完成を予定しております。次に、予算案とビジョンの関連については、ビジョンには、「美術館施設の屋根については、緊急性があるため早急改修が必要」と記載しております。また、令和2年度の大雪では、屋根がサビなどで腐食が進み、雪が落ちにくくなり、屋根の一部が破損するなど、被害が発生している状況であります。このため、令和2年度に現況調査、令和3年度に実施設計を行い、それらを踏まえて、緊急性の高い屋根の改修を令和4年度の当初予算に計上したところでございます。次に、整備の方向性については、第7期美唄市総合計画や美唄市過疎地域持続的発展市町村計画に基づき、令和4年度には、実施設計を終えた屋根の改修を行ってまいります。また、令和5年度以降には、校舎や体育館の外壁や防火設備等の改修に取り組み、財政状況を踏まえながら、複数年での改修を考えているところであります。
質問 9番 松山教宗
まず経済観光振興になりますけれども、まず地域おこし協力隊・地域活性化起業人についてでございますが、地域おこし協力隊が令和3年度で行ってきた業務、また令和4年度の業務内容については、わかりました。そこで、ご答弁の中にあったアウトドアの推進についてお聞きしたいと思います。そこで協力隊は、様々な数の支援員として活躍をされていますが、特にコロナ禍であり、アウトドアによる観光コンテンツは非常に注目を集めていると承知してございます。そのため、今後の本市の観光振興や地域活性化の推進についてはアウトドアに関連したコンテンツを充実させる必要があると考えてございます。せっかくアウトドアを推進する協力隊員がいるのであれば、任期満了までに、本市のアウトドアの環境を整える必要があると考えます。例えばここ数年、民間施設なんですけども、まちづくり団体がゴルフ5カントリーの利活用や、本市で言いますとゆ~りん館を中心とした地域で活用推進もしておりますし、本市唯一のキャンプ場でありますファミリー公園や、スキー場やメモリアル公園も可能であると考えます。そんな中、ファミリー公園やメモリアル森林公園は、所管が都市整備部、観光の視点から言えば経済部が担っておりますが、そういう所管を一本化する、機能的にすることも必要だと考えますし、あるいは今後、道道美唄富良野線開通に向けて、東部地域のみならず、活性化をすべきではないかと考えますので、市長にお伺いをいたします。アウトドアについて、どのような業務を行っていくのか、具体的にご答弁いただければと思います。次に、ふるさと納税についてですが、ふるさと納税の寄附額の増に向けて、首都圏のアンテナショップを活用するという旨の答弁がございました。アンテナショップについては、うまく運用できれば、地元住民とのつながりも深くなっていくと思いますし、美唄の波をつくるということでも非常に大事だと思いますので、市長に伺いたいと思います。そこで、川崎市に先般設置されましたアンテナショップ、コンテナショップですか、全国に拡大することで、より一層、関係人口の創出につながると考えてございますので、今後、アンテナショップを関西圏や、例えば中部圏、あるいは九州、沖縄など、そういう首都圏の他の地域などにも、あるいは縁のあるところにも広げていくという必要性も、考え方としてはあるのかなと思います。そういう意味で本市の特産品のPRになりますし、本市を知っていただく中継地点として、非常に有効であると思いますので、それを含めてお伺いをしたいと思います。3点目になりますけども、環境行政の公共交通についてでございます。まず市民バス東線については、実際に運行しているのはマイクロバスでありますし、乗車人数が極端に低い時間帯もあるようですが、以前運行していた大型バスから現在、マイクロバスに移行していることは、承知してございます。定員も、その車両によって違うかもしれませんけれども、時間帯によっては、現状維持でありますけれども、車体の大きさ、市町村見ると、あるいは今後10年先を考えていった場合、維持管理のコストや小回りも効きますし、ドライバーのことも考えると、今言いました小型化も今後は必要になってくるのかなと考えますので、その考え方についてお伺いしますとともに、あわせて高齢化が進み、いわゆる交通弱者の方を考えますと、やはり公共交通の必要性というのは今後ますます高くなっていくのでないかと思いますし、答弁ありました南幌町でのオンデマンド交通の導入、さらには、本市は空知工業団地がございまして、AIの企業誘致、集積化をするということもありますので、近い将来、コンパクトシティにも変わると思うんですけど、ITを活用した自動運転という考え方も十分予想されますし、現在、国土交通省や内閣府では地方自治体の自動運転サービスの導入計画を推進し、そのシェアを進めているという点もございますし、国の実証実験制度を活用して、将来を見据えた公共交通を議論していくことも、私は必要でないかなと思います。その策定にあたり、バス路線の維持に向けた考え方について、市長にまずお伺いをしたいと思います。そしてあわせてですけども、乗合タクシーについてでありますが、現在、4地区で運行されていて、4地区以外にも高齢化等により、やはりニーズがあるのではないかと推察しますし、同僚議員も以前に質問等でありましたけど、例えば峰樺地区含めて、今後は広げていく、カバーをしていく、市民バスが通ってないところをカバーをしていくことが大事なのではないかなと思いますし、市民サービスの向上のためにも、今言いましたように、対象地区を拡大すべきではないかと考えますので、それも含めてご質問をします。また、「夜間交通支援事業」についてですが、タクシー事業者と連携しながら、新年度も深夜2時までの交通体制を確保するということでありますけども、これも民間事業者さんですから、どこまでというのは難しいと思いますけど、現在、夜中の2時から7時までタクシーが走っていない空白の時間帯が実はございます。これも今後を見据えて、何らかの対応が必要なのかと考えますし、そこで市長の考えを伺いますとともに、現在、2万人を切ったとはいえ、今言いましたように、10年先を見据えたときに、タクシー事業者さんについても、また、ドライバーの確保についても、非常に難しくなるということを伺ってございますので、市民バスや乗合タクシー事業の維持のためにも、今言いましたように、何らかの公共交通対策を今から考えていかなければならないと思いますので、それを含め、市長に伺いたいと思います。次に、教育行政でございます。アルテビジョンの関係で今ご答弁いただきました、ビジョン変更について取り組んでいるということと、本議会で提案されている美術館の整備が、老朽化対策で早急に取り組むものであるということ、複数年でまた整備をするという方向性があると理解をさせていただきます。しかし本市では、来年度から市立病院だとか学校の大規模改修だとか、公共事業が予定されてございます。その中、昨年の第1回定例会、予算委員会のときに今後の整備のため、3億8,000万円の事業費が必要という答弁がありまして、総合計画のときも含めますけど、かなりその額を聞いて驚いたことを私は鮮明に実は覚えています。そういった中で、本美術館の整備は古い校舎を使うので、かなり費用もかかるということが基本でありますけども、先ほど同僚議員がありましたけれども、本美術館整備には、どのような財源を必要としているのか、再度教育長にお伺いしたいと思います。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
初めに、アウトドア推進担当の地域おこし協力隊の活動状況についてでありますが、本市におけるアウトドア関連事業としましては、国設スキー場やキャンプ場の運営のほか、観光物産協会が実施しているキャンプイベント、それからゴルフ5カントリー美唄コースが運営するスノーランドなど、四季を通じて様々なアウトドア体験ができる地域資源を有しているところであると考えております。これらを有効に活用するため、アウトドア事業の推進に向け、令和3年9月より地域おこし協力隊を配置し、関係団体や企業との情報交換のほか、市内数箇所で冬キャンプの体験実証などに取り組んでいるところであります。また、令和4年度につきましては、アウトドアによる都市と農村の交流を推進するため、関係団体や企業などが連携したイベントや交流事業に取り組むこととしているところでございます。次に、アンテナショップについてでありますが、現在、昨年10月より、本市に企業がございます、日本理化学工業株式会社、この本社である川崎市におきまして、アンテナショップを設置しているところでございます。こういった取組の実施状況を踏まえながら、また新たに友好自治体である愛知県大治町とも、農産物の販売の設置に向けた取組を、今具体的に準備検討を含め、進めているところであります。今後につきましては、そういった経験、流れも踏まえながら、さらに関係人口の創出拡大との関連も十分踏まえながら、こういったアンテナショップの取組について、さらに検討を進めてまいりたいと考えております。次に、市民バスについてでございますが、バスにつきましては、これまでも乗客数の実態に合わせ、バスの規格を考慮してきたところであり、今後も利用実態に見合った車両規模等を十分検討してまいりたいと考えております。次に、バス路線の維持に向けた考え方でございますけども、今後、急激に進む人口減少、それから高齢化といった問題を踏まえまして、やはり地域社会をしっかりと維持していくためには、公共交通の果たす役割は非常に大きいものと認識しているところでございます。公共交通の維持に向けて、今後とも大きな課題として、施策としてしっかり取り組んでまいりたいと思います。次に、乗合タクシーの対象地域の拡大についてございます。各地域からの要望は、現時点で直接的には出ておりませんが、今後、高齢化率の推移や更なる市民の皆様の要望等を十分見極めながら対応してまいりたいと考えております。次に、「夜間交通対策支援事業」につきましては、あくまでも深夜2時までの事業を実施しようとするものでございまして、さらに今後の利用状況や市民の皆様の要望等を考慮しながら対応したいと考えております。いずれにいたしましても、今後につきましては、これまでの本市の取組状況を十分踏まえながら、現在策定中の「美唄市地域公共交通計画」を基本に様々な面から議論を加え、持続可能な公共交通の確立に向けて、取り組んでまいりたいと考えています。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄の整備についてでありますが、令和4年度に計上した事業については、一般財源に負担の少ない過疎債などの起債を充てることとしておりますが、有効な財源確保に向け、引き続き、市長部局と連携し、協議・検討をしてまいりたいと考えております。
質問 9番 松山教宗
アルテピアッツァについてでありますけれども、美術館の整備は過疎債が出るということでご答弁いただきました。その他に様々な財源についても検討を進めていくということでありましたが、過疎債も満額ではないし、しっかり所管をしていかなければならないというものであるということは認識してございます。財源の確保は重要ですので、市民負担が大きくのしかからないように十分考慮して、計画を立てなければないと思いますし、併せて地域の宝、唯一無二であることは理解しておりますけど、やはり持続させていくためには、整備に関わる一時的な財源も必要ですけども、根本的な施設管理、運営に当たる収益性や有料化についても考えていくことが重要であると思いますし、その議論をしっかりすることが必要ではないかと考えてございます。そうでなければ、市民理解も当然得られないということにつながっていくんだと思います。実はこれまでの議会での議論経過を含めてでありますけど、美術館の有料化、あるいは駐車場の整備をして、そこを有料化してくという意見が過去にあったと思います。アルテビジョンの中に、指定管理制度の施設管理の中に、入館料収集の必要性も議論されているというような記載が若干でありますが、ございます。また、約6年前だと思います。ご存じだと思いますけど、博物館法にのっとって、美術館化するということで、条例改正案が当時平成23年度、総務・文教委員会で議案が上がった時の議事録を調べましたら、そのときの答弁に教育委員会が「まだ整備されてない駐車場や入館料、料金をいただく方向で検討する」というような議事録が28年度3月の総務・文教委員会のやりとりにもあったところであります。当時の一般質問でも、やはり美術館化ということを含めて、やはり有料化をする、入場料をとるという議論がありました。それがここ数年止まっておりますので、結果がどうなるにせよ、収益性含めた議論を私はもう一度、これからしていかなければならないと思っております。言っても公共施設であります。その美術館整備、維持、管理全て財源を確保することが、やはり末永く存続するということにつながっていく上で、本当に必要なことだと私は考えます。改めて、美術館の維持、地域の宝であります資源、資産として、その意味と価値を発信し、有効活用していくための、やはり価値感を高めるという意味でも入場料、有料化ということも独自財源の確保にもなります、議論、検討を進めていくべきだと思いますので、教育長に改めてお伺いをしたいと思います。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄の整備についてでありますが、同館は、世界でも稀に見る入館料をいただいていない美術館であります。収益性の観点から、本美術館の名称でもある「ピアッツァ=広場」という美術館の価値の根幹をなす考え方を守り、本美術単体で収益性を求めるよりも、交流人口・関係人口から発生する経済効果によって市の活性化を目指すという考え方に立ち、指定管理者と協力しながら、財源確保に努め、地域の人々の思いが刻まれた安田侃彫刻美術館アルテピアッツア美唄を今後も適正な管理・保全に努めてまいりたいと考えております。