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美唄市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月7日

(1)市民との協働のまちづくりについて/(2)新しい生活様式に向けた諸施策の具体化について

2020年12月7日、美唄市議会の一般質問で、本郷幸治議員が「市民との協働のまちづくりについて」「新しい生活様式に向けた諸施策の具体化について」について質問し、市長 板東知文、教育長 天野政俊が答弁しました。

質問者
本郷幸治 議員
答弁者
市長 板東知文、教育長 天野政俊

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 本郷幸治

令和2年第4回市議会定例会にあたり大綱2点、市長並びに教育長に伺います。大綱の1点目は、市民との協働のまちづくりについて、市長の政治姿勢について、これまでの一連の市長発言についてです。特に、進徳東、いなほ、南美唄の3団地を集約しての公営住宅の建て替えについて、私は前回の定例会でも質問しましたが、進徳東団地の代表と二つの対応で誤解を与えるような市長発言があり、これに対して市長ご自身が直接赴き、改めて説明するとの答弁をされていました。しかしながら、先般の第7期美唄市総合計画調査特別委員会の市側からの答弁では、2団地への説明を終えたが、進徳東団地への説明には行ってないとのこと。さらには、今後の進徳東団地への対応として、実際には市長自身が行くのではなく、担当の部下を当団地へ行かせ、説明させようとしていることを団地の代表の方から聞いております。そもそも市長ご自身が誤解を与えるような発言をしておきながら、仮に部下にその発言の責任を負わせようと考えているのであれば、相手の方は到底、納得できるようなものではありません。また、10月16日の地域医療体制等調査特別委員会で提案された資料の中に、病院建設に向けた財源に立地適正化計画による国からの交付金10億5,000万円を計上しています。市長は就任する以前の市民説明会の中でこのような国土交通省の財源は、その年の予算配分により決定されるもので、予算の変動性が強く、あてにはならないと、再三意見をしておりました。ところが自身が市長に就任した後には、就任前に発言した当てにならない国からの交付金を満額計上しております。私はこのような一連の市長発言等に全く理解ができません。市長は市民を代表する立場で、行政のトップとして市民をはじめ市長に関わる人達に対して、もっと誠実に正直でならなければなりません。また、市民との協働のまちづくりを進める上で、これまでの一連の市長の発言を厳粛にうけとめた上で、市長としての責任を持った発言、行動を求めるものであります。今後どのような政治姿勢で市政運営に臨もうとしているのか、お伺いします。大綱の2点目は、新しい生活様式に向けた諸施策の具体化について市長並びに教育長に質問します。新型コロナウイルス感染症の拡大によって、密を防ぐ新しい生活様式を築くため、地方移住を含めたビジネスや経済活動が動き出しております。今後は、「新しい生活様式」を定着させるための具体的な施策を本市においても推進し、決して後戻りをしない自立的な地域社会を構築していく必要があると考えます。そこで、デジタル化の果実を本市に大胆に取り入れるとともに、オンライン、テレワーク、ワーケーション、働き方改革や移住、企業や学校の休日を見直し、分散化を図ることによって魅力あるまちづくりと質の高い地域社会を築いていくために、具体的な施策の進捗や見通しについて質問します。その一つ目として、文化、芸術、図書館、公共の施設など、人が集まる空間では、密を可視化するためのオンライン情報やアプリなどを活用した予約システムの確立、プッシュ型の情報発信などが安心を担保すると考えます。また、文化、芸術、スポーツの活動継続に向けた支援についても積極的に推進すべきです。現在の取組状況と今後の見通しについて、市長並びに教育長にお伺いします。二つ目として、これまで地域のコミュニティーを中心に高齢者、子育て家庭などの見守りや支え合いの社会を築いてきますが、「新しい生活様式」に対応するため、オンラインツールの活用も重要です。特に、介護や福祉分野ではロボット技術やICT等の導入を用いたケアモデルの支援、個人の健康データの利活用の推進などを図り、健康寿命の延伸に繋げていくべきです。こうした課題にどう取り組まれるのか、市長の見解をお伺いします。三つ目として、ITの浸透が人々の生活にあらゆる面でより良い方向に変化させるデジタルトランスフォーメーションによって、地域の価値を高めていくことにより、移住や企業誘致を促進すると考えます。そこで、医療や住まい、交通などがアクセスしやすいサービスを地域限定で整えたり、空き家を利活用したワーキングスペースの整備や住宅の整備、自転車、自動車を多くの人と共有して、利用する仕組みづくりを推進し、誰もが住み続けられるまちづくりを実現すべきと考えますが、市長の見解をお伺いします。四つ目として、新たな日常の構築に向け、様々な生活現場での感染拡大を防ぐ取り組みが必要と考えます。例えば、多くの人が集まる場所の水道やトイレ、ごみ箱等に手を触れずに済ませることができる自動化の推進や工夫なども有効です。本市においても、生活病のリスクを下げるための取り組みを推進すべきと考えますが、どう取り組まれるのか、市長の見解をお伺いします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

本郷議員の質問にお答えします。私の政治姿勢についてでありますが、まちづくりは「市民の市民による市民のための政治」が基本であると考えております。また、私は美唄の未来を担う子どもたちのために、過去に責任を負うよりも未来に対して責任を負うべきであると考えております。このため、「沼貝村130年・美唄市制施行70年」の節目の年をもって、「勇気を持って挑戦する年」として位置付け、これまで培ったかけがえのない地域の力・市民の力を発揮し、「どんなに人口減少や高齢化が進んでも誰ひとり置き去りにしない、ともに支え合い・分かち合う地域づくり」に向け、全体の奉仕者として、日本国憲法をはじめとする法令を遵守し、市民の皆様の信託に答え、公平・公正かつ誠実に市民の皆さんとともに全力を挙げて市政運営に取り組んでまいります。次に、「新しい生活様式」に向けた諸政策の具体化についてでありますが、「密」を可視化するための取り組みにつきましては、パソコンやスマートフォンを活用したアプリの導入などにより、公共施設等の「密」の状態を可視化し、「3密」を避けた行動につなげるなど、感染リスクを軽減するためのICTの活用について、調査研究を進めてまいりたいと考えております。次に、「地域における見守り、支え合い」につきましては、子育て世帯などを対象とした健康相談、保健指導や認知症の方に係る相談を、オンラインを活用した相談もできる環境を整えているほか、市民の方が転出した先においても、ご自分の健康データが利活用できるよう母子保健や予防接種等の健康管理システムの改修を行っているところでございます。さらに、本定例会におきましては、新型コロナウイルス感染症の発生等により、聴覚障がい者等の方々が医療機関受診や社会活動を行う上で、手話通訳者が同行できない場合においても意思疎通を図ることができるよう、遠隔手話サービス支援の実施に向けた補正予算を計上したところでございます。また、家族が不在の時に認知症の方が1人で外出すると、それを感知し、家族のスマートフォンなどに外出時の様子の写真とともに、メールを送信するロボット型の端末機が介護保険において給付を受けて、この春からレンタル導入された例もあるところでございます。特に高齢者につきましては、コロナ禍の自粛生活により、診療、受診控えのほか、体力や記憶力の衰え、うつ傾向により介護が必要になる手前の、いわゆるフレイル状態の方が増えているとの大学からの調査報告をいただいております。このため、市民の皆さんに貯筋体操などの介護予防に取り組んでいただき、フレイルが進まないように支援を継続してまいりたいと考えております。今後におきましても、新型コロナウイルス感染症に対応しつつ、より快適で安全・安心な日常生活を送ることができるよう、高齢者の生活支援、子育て支援といった福祉や介護の分野において、新たなICT技術の情報把握や活用推進に努めるとともに、ともに支え合い、分かち合う地域づくりに向けて、地域コミュニティー再構築の取組を進めてまいりたいと考えております。次に、デジタルトランスフォーメーションにつきましては、今年度からオンラインでの介護相談や保健指導などを実施しており、令和3年度の導入に向け、住民票や印鑑登録証明書のコンビニ交付のほか、市税のキャッシュレス決済の準備を進めているところであります。また、令和3年度中に光回線のサービスエリアを市内全域へと拡大し、デジタル情報の格差解消を図るとともに、スマート農業やGIGAスクール構想等の推進に取り組んでまいります。いずれにいたしましても、新たな日常の構築の原動力となるデジタル化への定着、加速に向けてIoT、いわゆる自動認識や自動制御やAI、人工知能などのデータ技術の導入により、市民生活の利便性向上と行政改革に努めてまいりたいと考えております。次に、新たな日常の構築に向けた本市の取組につきましては、これまで保育所や保健センターなどの手洗い水洗の自動化やJR美唄駅、市庁舎などのトイレの水洗化改修など、多くの人が集まる場所の感染対策を優先的に進めてきたところであります。今後につきましては、新型コロナウイルス感染予防対策は個人の日頃の生活における対策が重要でありますことから、「新しい生活様式」、「新北海道スタイル」でうたわれている一人一人の基本的な感染対策が実施されるよう、広報紙メロディーや市ホームページを通じて周知を図るとともに、今後、市内飲食店等に使い捨てのマスクケースを配布するなど、広く啓発に努めてまいりたいと考えております。

答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)

本郷議員の質問にお答えいたします。はじめに、社会教育施設における3密を防ぐ取組についてでありますが、社会教育施設が混雑し、密が懸念される場合につきましては、電話等の利用予約時に人数や利用時間の制限などにより、必要な対応に努めているところであります。次に、公共施設予約システムの導入についてでありますが、このシステムはインターネットに接続したパソコンやスマートフォンから、施設の空き状況の確認や施設利用の予約をすることができるため、新型コロナウイルス感染症対策にも有効であると考えておりますが、システム導入費用や利用料金の収納管理などの事務処理が大幅に変更となることなど課題もあることから、近隣の市町の動向を注視しながら、検討をしたいと考えております。次に、文化芸術・スポーツの活動継続に向けた取組についてでありますが、これまでの取組といたしましては、来館者に対してのマスクの着用や体調の聞き取り、手指のアルコール消毒の励行、施設内ではマスクの着用、咳エチケットを徹底するなどの感染対策を実施しているほか、北海道新型コロナウイルス感染症対策本部が運用する「北海道コロナ通知システム」を活用していただくよう、各施設において周知をしているところでございます。また、年度内に発熱者を検知するサーマルカメラを市民会館及び安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄に配置する予定となっております。次に、今後の取組につきましては、日常生活を取り戻していく取組も大切であり、その中で文化や芸術、スポーツ活動に取組ことができると考えているため、衛生管理等を徹底したうえで、活動拠点となる社会教育施設の管理を適切に行い、活動する機会や場所の確保について、引き続き努めてまいります。

出典:美唄市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月7日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる