みんなの議会

名寄市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月18日

(1)「新しい生活様式」に向けた諸施策の具体化について/(2)新型コロナウイルスの散発的な流行に備えた対策について

2020年9月18日、名寄市議会の一般質問で、高橋伸典議員が「「新しい生活様式」に向けた諸施策の具体化について」「新型コロナウイルスの散発的な流行に備えた対策について」について質問し、教育部長 河合信二、総務部長 渡辺博史、こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一、市立総合病院事務部長 岡村弘重、総合政策部長 石橋毅が答弁しました。

質問者
高橋伸典 議員
答弁者
教育部長 河合信二、総務部長 渡辺博史、こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一、市立総合病院事務部長 岡村弘重、総合政策部長 石橋毅

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 高橋伸典

議長の御指名をいただきましたので、通告順に従いまして、順次質問してまいりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大きい項目、新しい生活様式に向けた諸施策の具体化についてをお尋ねいたします。新型コロナ感染症拡大によって密を防ぐ新しい生活様式を築くため、東京首都圏にある大手企業は地方移住を含めたリモートビジネスや経済活動が動き出しています。今後は新しい生活様式を定着させるための具体的な施策を本市においても推進し、決して後戻りしない自立的な地域社会を構築して令和2年9月18日(金曜日)第3回9月定例会・第4号いく必要があると考えております。国も新たな日常構築の原動力となるデジタル化への集中投資、社会実装とその環境整備を進めていくとしており、特にデジタルガバメント、情報システム構築だけでなく、すぐ使える、また簡単で便利なものにする、このことを今後1年間が改革期間であると言われる骨太の方針にも示されました。また、内閣府が示した地域未来構想20の中には、コロナ禍だからこそできる事業、ピンチをチャンスに変える施策が紹介されております。そこで、デジタル化の果実を本市に大胆に取り入れるとともに、オンライン、テレワーク、ワーケーション、働き方改革や移住、企業や学校の休日を見直し、分散化を図ることによって魅力あるまちづくりと質の高い地域社会を築いていくために具体的な施策の進捗や見通しについてを質問させていただきます。1つ目は、教育分野において3密を防ぎながら切れ目のない学習環境の提供は重要です。オンライン学習のために端末や機器の整備など名寄市はGIGAスクールを開始し、GIGAスクール構想関連事業と連携し、さらに児童生徒、学生や教員が学校、自宅で使うICT環境の整備は急務と考えられますが、どうなっているのか。進捗状況について理事者の御見解をお願いいたします。2つ目、文化、芸術、図書館、公共施設など人が集まる空間では、密を可視化するためのオンライン情報やアプリなどを活用した予約システムの確立、プッシュ型の情報発信などが安心を担保されると考えられております。また、文化、芸術、スポーツの活動継続に向けた支援についても積極的にアプリを使い、推進すべきです。現在の取組状況と今後の見通しについて、理事者の御見解をお願いいたします。3つ目、これまで地域のコミュニティーを中心とした高齢者、子育て家庭などの見守りや支え合いの社会を築いてきましたが、新しい生活様式に対応するためオンラインツールの活用も重要となっております。特に介護や福祉分野では、ロボッ令和2年9月18日(金曜日)第3回9月定例会・第4号ト技術やICT等の導入を用いたケアモデルの支援、個人の健康データの利活用の推進などを図り、健康寿命の延伸につなげていくべきと思います。こうした課題にどう取り組まれているか、また理事者の御見解をお願いいたします。小さい項目、ITの浸透が人々の生活にあらゆる面でよりよい方向に変化させるデジタルトランスフォーメーション、進化するデジタル技術を浸透させることにより、よいものへと変革していくことによって地域の価値を高めていくことにより移住や企業誘致を促進することができます。そこで、医療や住まい、交通などアクセスしやすいサービスを地域限定で整えたり、空き家を利活用したワーキングスペースの整備や住宅の整備、自動車や自転車などの多くの人々と共有して利用する仕組みづくりを推進し、誰もが名寄市が住み続けられるまちづくりを実現すべきと考えますが、理事者の御見解をお願いいたします。5つ目、新たな日常の構築に向け、様々な生活現場で感染拡大を防ぐ取組が必要と考えられます。例えば多くの人が集まる場所の水道やトイレ、ごみ箱等に手を触れずに済ませることができる自動化の推進や工夫、マンションや住宅における宅配ボックスの設置なども有効と考えられております。当市において多くの人が集まり、小中学校や公共施設等々、水道、トイレ等に手を触れず済ませたり、生活上のリスクを下げるための取組を推進すべきと考えますが、どう取り組まれているのか、理事者の御見解をお願いいたします。大きい項目2つ目、新型コロナウイルスの散発的な流行に備えた対策についてをお伺いいたします。世界の新型コロナ感染者数は960万人を突破し、死者は94万人を上回るなど現在もなお世界中の人々の命と暮らしを脅かしています。世界経済は大きな打撃を受け、我が国においても国民生活や経済の影響は深刻を極めています。私たちは、感染者の拡大を抑えるために懸命に努力していますが、ウイルスの治療薬やワクチンの開発、実用化までにはなお一定の時間を有することから、克服に向けた戦いは長期に及ぶことが予想されております。こうした中、今後感染防止と社会経済活動を両立しながら第2波、第3波に備えた対策の強化が求められています。例えば医療提供体制の確保や検査体制の整備、医療機関や介護関係者への着実な支援の充実を進めなければなりません。こうした関係から具体的な質問をさせていただきます。次の波に備えて国が示した基本的な考えに基づいて、医療提供体制の確保を着実に進めることが喫緊の課題となっています。特に感染患者を受け入れる重点医療機関の設定を含め、各病院の入院調整や受入れをスムーズに行うための体制の構築とともに、地域の実情に応じた必要な空床や宿泊療養施設の確保に取り組まなければなりません。また、不足する医療人材の適切な確保が求められています。どう取り組むのか、理事者の見解をお願いいたします。2つ目、PCR検査の充実についてお伺いをいたします。医師が必要と判断した人に対して速やかにPCR検査や質の高い抗原検査を実施することができるよう保健所、地方衛生研究所等々の体制強化が必要です。また、検体採取のために必要な個人防護服の安定的な供給を図るなど検査体制の整備、充実が求められています。さらに、秋以降のインフルエンザの流行を見据えた検査及び医療提供体制の整備を行う必要があると思いますが、理事者の御見解をお願いいたします。3つ目、感染症への感染拡大防止を強化するためオンラインによる医療支援などの強化についてお伺いいたします。離島やへき地などの医療提供の体制が脆弱な地域に限らず、少子高齢化社会に対応するためにも血圧、脈拍などの基本的な体調の確認に加え、今回のコロナの影響でオンライン診療や遠隔医療の推進、オンラインツールを活用した遠隔健康相談等の普及、促進が求められております。また、介護分野や保育所等においても、見守りの強化などへの取組としてオンライン活用を検討すべきと考えております。今後の取組について理事者の御見解をお願いいたします。以上、壇上での質問とさせていただきます。

答弁 教育部長 河合信二(教育部長は2021年3月まで)

私からは大項目1の小項目1、大項目1の小項目2、4、5については総務部長、大項目1の小項目3についてはこども・高齢者支援室長、大項目2については病院事務部長からの答弁となりますので、よろしくお願いします。まず、私からは大項目1、新しい生活様式に向けた諸施策の具体化についての小項目1、GIGAスクール構想とICT環境整備について簡潔にお答えをいたします。御承知のように、現在の学校ICT環境の整備は遅れており、自治体間の格差も大きいことから、令和時代のスタンダードな学校像として全国一律のICT環境整備が急務であり、国では令和元年12月13日にGIGAスクール構想の実現に向け校内通信ネットワークの整備、児童生徒1人1台端末の整備を行うことを閣議決定しました。国が当初提示した実現ロードマップでは、校内通信ネットワークを令和2年度に整備し、1人1台端末は令和5年度までに整備するとしていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響など、長期にわたる学校の臨時休業等の緊急時においてもICTの活用により全ての子供たちの学びを保障できる環境を早急に実現することを目指し、GIGAスクール構想におけるハード、ソフト、人材を一体とした整備を加速させる国の方針が示され、本市においても通信機器等の整備を進めているところでございます。現在の通信機器等の整備状況についてでございますが、1人1台端末の整備は令和2年度当初予算整備分については12月末までに導入し、補正予算対応分については令和3年2月納期に向け手続を進めております。校内通信ネットワーク及び端末保管庫については、冬休みや放令和2年9月18日(金曜日)第3回9月定例会・第4号課後を利用して整備する予定となっております。GIGAスクールサポーターの配置については、端末の納入に併せて委託する予定となっております。通信容量の低い智恵文小中学校については、当面モバイルWi―Fiを配置することとしております。大型提示装置につきましては、普通教室や特別教室の不足分を令和2年度中に配置をする予定となってございます。以上、GIGAスクール構想に関わる主な情報機器等の整備進捗状況について説明させていただきましたが、整備に当たりましては1人1台端末の整備や校内通信環境の整備など全国一斉に取り組まれており、情報機器の調達など課題もあると思いますけれども、令和2年度中に整備が完了できるよう努めていきたいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)

私からは、大項目1の小項目2、小項目4及び小項目5についてお答えします。初めに、小項目2、オンライン情報やアプリの活用による予約システムの確立について申し上げます。議員お話しのとおり、密を可視化する取組として予約システムの確立は有効なものと認識しております。しかしながら、システム導入に係る経費が高額であるほか、オンライン予約の場合、催しの内容が当日まで不明なこと、前納である使用料の収受、無断キャンセルなどの課題もありますので、これら課題の解決手法を含め、既に導入している自治体の状況も踏まえて予約システムに係る議論を深めてまいります。また、文化、芸術、スポーツの活動継続に向けた支援についてですが、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策については、各団体においてそれぞれの競技内容等を踏まえたガイドラインが作成されておりますので、市としてはサーモグラフィー、非接触型体温計などの備品購入や消毒薬の設置、大会開催における感染症対策への相談や助言などこれまで行ってき令和2年9月18日(金曜日)第3回9月定例会・第4号た感染防止対策を今後も継続して実施してまいります。次に、小項目4、移住、企業誘致の推進についてお答えします。コロナ禍における新しい生活様式が提案されておりますが、その中でも働き方の新しいスタイルとして示しているのはテレワークやローテーション勤務、時差出勤でゆったり、オフィスは広々と、会議はオンライン、対面での打合せは換気とマスクなどとなっております。これらのことは、現状の環境でも実践が可能なものも多くなっておりますが、Society5.0の時代であり、本市においても光ファイバーの敷設に取り組むことになりましたので、デジタルトランスフォーメーションの動きが加速していくものと考えております。人口減少、人材不足などいろいろな意味でIoTの推進は問題解決の一つの手段になっていくものであり、より市民生活を豊かにするツールとなってまいりますので、先進事例や情報収集に努め、民間との連携も重視しながら移住や企業誘致へ取り組んでまいりたいと考えております。次に、小項目5、生活現場の感染対策についてお答えします。新型コロナウイルスについては、飛沫及び接触により感染すると言われておりますので、議員御提言のとおり、公共施設等のトイレや水道に手を触れずに済ますことができれば、その場での感染のリスクは下がると思われます。本市の公共施設においても、比較的新しい施設、もしくは改修された施設においては自動化されたトイレや手洗い場を設置しておりまして、今後も予算の関係はありますが、施設改修の時期などに合わせてできるところから取組を進めていきたいと考えております。しかし、社会生活を行う中で手を触れる場所はトイレと水道に限られたものではなく、また一部だけを自動化しても感染予防対策を徹底していることにはなりません。そのため、新しい生活様式に基づき感染防止の基本である身体的距離の確保、マスクの着用、小まめな手洗いを励行し、利用される方が状況に応じた感染予防対策を行うことが重要と考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一(こども・高齢者支援室長は2022年3月まで)

私からは、大項目1、小項目3、オンラインツールの活用についてお答えいたします。新型コロナウイルスの出現に伴い、飛沫感染や接触感染、さらには近距離での会話への対策をこれまで以上に取り入れた生活様式を実践していくための方策の一つとしてオンラインツールの活用は有効であると考えます。新しい生活様式に沿った取組が実現できるよう国による介護ロボットや見守りセンサーなどの導入に伴う支援や北海道が道内4地区で介護従事者の労働環境改善、介護人材確保を目的とした介護ロボット及びICT機器の普及促進事業として移動講習会の開催や機器の無償貸与などを実施しているところであります。名寄市におけるオンラインツール活用の具体的な実施例としては、特別養護老人ホームにおいて新型コロナウイルス感染症予防対策のためオンライン面会を実施しており、5月8日から8月31日までの期間で清峰園が91回、しらかばハイツで35回の利用があり、家族が入所者の元気な様子を確認でき、安心できたとの声が出されるなど、来訪者や面会の制限が求められた中での非常に有効な取組であります。また、独居高齢者の安否確認などの対応としては、地域見守りネットワーク事業や配食サービス事業等を実施しておりますが、引き続き町内会や民生委員、関係機関とも連携し、国や北海道などから情報提供される見守り体制の事例も参考にしながら、地域における見守り体制の充実を図ってまいります。次に、個人の健康データの利活用としては、国保データベース、いわゆるKDBシステムが挙げられます。このKDBシステムは、国保の特定健診、特定保健指導の健康に関するデータ、国保の医療保険情報の疾病や治療のレセプトデータ、介護保険給付実績のデータ、後期高齢者医療のレセプトデータが一体的になったデータベースです。令和2年4月1日に国民健康保険法、高齢者の医療の確保に関する法律及び介護保険法が改正され、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施が施行されております。法改正に伴いKDBシステムを用いることが規定されており、改正後のKDBシステムでは国保の特定健診、特定保健指導、国民健康保険及び後期高齢者医療の医療保険、介護保険等の情報をつなげて見ることができるようになりました。このことにより、市では提供されたデータを基に統計情報や個人の健康に関する情報を分析し、地域における健康課題の抽出や高齢者個人に対する保健指導を行う際に蓄積されたデータが見える化されたツールとなっております。市では、国保高齢医療係、保健センター、高齢者支援課、地域包括支援センターが連携し、現段階ではKDBシステムのデータと併せて健康相談や介護予防教室参加者へ後期高齢者への質問票による調査を実施し、そこから糖尿病性腎症重症化予防プログラムの対象者及びフレイル予防対象者を把握している段階で、今後は効率的かつ効果的な個別への保健指導等の在り方を検討し、健康寿命の延伸につなげていく施策の一つとして取組を進めてまいります。以上、私からの答弁といたします。

答弁 市立総合病院事務部長 岡村弘重(市立総合病院事務部長は2022年12月まで)

私からは、大項目2、新型コロナウイルスの第2波に備えた対策についてお答えいたします。初めに、小項目1、医療提供体制の確保についてでございますが、新型コロナウイルス感染症は感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に定める感染症であり、その対策については国及び道が担うこととなっております。これまでも医療機関の役割の指定や受診、検査、入院の調整等については保健所を中心に御指示をいただいており、市立総合病院としては今後も求めら令和2年9月18日(金曜日)第3回9月定例会・第4号れる役割については感染状況を見ながら可能な限り対応していくこととしておりますので、御理解をお願いいたします。次に、小項目2、PCR検査の充実についてでございますが、道が行政検査として行うPCR検査は引き続き保健所が担当しておりますが、市立総合病院では救急患者や手術を必要とする患者について疑わしい症状が見られる場合の対応として、医師の指示に基づきPCR検査と同等の検査を行う体制を整備しております。今後において、国や道が検査体制の拡充を図る場合には随時対応してまいりたいと考えております。インフルエンザの流行も見据えた市立総合病院における今後の発熱患者対策については、新型コロナウイルス感染症への対応と重複した対応が求められていることから、院内の感染対策チームを中心に随時情報を得ながら効果的な対策の検討を進めている段階になります。確定的な方針ではありませんが、できるだけ発熱患者の動線を一般患者と分離することを前提として、感染症病棟と救急棟を活用することとしています。どちらの感染が拡大するかとその人数に応じての対応となりますが、屋外にプレハブやバスなどを配備することで待合や検体採取に活用することも検討しております。また、感染防止のための機材については、パーティションや防護具を用意することとしています。あわせて、この時期、インフルエンザの感染拡大時期に向けては予防接種を受けることが推奨されております。今年につきましては、できるだけ多くの方が受けていただけるようお願いしたいと考えております。次に、小項目3、オンラインによる医療支援についてでございますが、オンライン診療については国の定めた情報通信機器を用いた診療を行う十分な体制が整備されていることで実施できますが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応として臨時特例措置が出されました。当院では、3月から慢性疾患等の定期受診患者に対して電話での診療及び処方箋の発行を行っております。利用状況は、令和2年9月18日(金曜日)第3回9月定例会・第4号4月から8月までの期間で828件の受診があり、そのうち53%が名寄市内の患者さんとなっています。今回の措置では、初診の患者も臨時的に可能な制度ということになりましたが、当院では医師の対面による診療でなければ状態把握が難しく、誤った診断をした際の重症化などが懸念されたため、実施はしませんでした。今後については、インフルエンザ対応としてのオンライン診療も検討されていますので、制度改正の動向を注視していきたいと考えております。最後に、介護分野や保育などでのオンラインの活用についてですが、活用状況は先ほど答弁したとおりであり、今後も他自治体においてオンラインがどのように活用されているかなど情報を収集してまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

再質問 13番 高橋伸典

答弁ありがとうございます。再質問をさせていただきます。まず、新しい生活様式に向けた諸施策のうち1番の教育分野からちょっと進めさせていただきます。これからの部分ということで進められています。他市町村は、名寄よりも2か月早くGIGAスクールを開始すると言っていました。それで、端末自体が何か納入が遅れるというお話をお聞きしたのですけれども、名寄の場合は端末自体の納入というのは最初の部分は今年の12月、そして後の補正で出したものは来年の2月に何とか入りそうな状況なのでしょうか。

答弁 教育部長 河合信二(教育部長は2021年3月まで)

先ほど申しましたとおり、2月をめどに納入ということで準備を進めさせていただいておりますし、今議会の最終日に財産の取得の関係で御提案をさせていただくことになっておりますので、2月中には整備できるというふうに今のところ考えております。

再質問 13番 高橋伸典

よろしくお願いします。今回本当に2月の後半から約3か月間、4か月間ですか、小学校、中学校が開かれなくて、他市町村ではオンライン授業で進められているところもあったそうです。名寄はほとんど、うちの孫の話ししますけれども、駄目といったら困りますけれども、孫がうちに住んでいたのです。住んでいたというか、旦那が自衛隊で、札幌の中央のほうに単身で行っていたものですから、うちに孫が3か月ほどいまして、名寄はプリントで宿題や何かがどんどん、どんどん出された状況だったのですけれども、オンライン授業と家庭授業の部分で、埼玉県教育委員会と福岡県教育委員会と千葉教育委員会がこれからまたこのようなことがあったときのための検証をされたそうなのです。そして、一つ、埼玉県の教育委員会、さいたま市を除く周りの小中学校を調べたところ、コロナ禍の休校中、子供の家庭で学びを学校はどれぐらい支えられたのかという調査をされたそうです。そして、その自治体が取り組まれていたときにネット環境でやっていたところなのですけれども、ICTがある家庭ではいいのだけれども、パソコンを設置していないところが子供たちにあって、その子たちの部分では弊害があった。また、家庭学習だけでなく、内容が理解できなかったという子供はすごく多かったというのがこの3つのところの状況だったのです。そして、情報通信技術のICTで埼玉県は学習支援をさせられたのは小学校で84%、中学校で80%だったのです。メールで宿題だとか動画授業を送ったのだけれども、通信環境のないところには現状、現段階では支援できない状況の子供が小学校では30%、中学校では31%あったそうです。休校中の状態がブラックボックスのままあってはいけないということで、データに基づいた施策が必要ということで、今回アンケートを取ったみたいなのです。そして、名寄も今回の休校に伴った授業の状況、また家庭状況のアンケートというのは取ったのでしょうか。情報提供として押さえてはいるのでしょうか。ちょっとお知らせをいただきたいと思います。

答弁 教育部長 河合信二(教育部長は2021年3月まで)

今回のコロナウイルスの関係に対してのアンケート調査というのは取っておりませんし、これからも取る予定はございませんけれども、各学校では学校評価アンケートというのを児童生徒、保護者に対して実施しておりますので、その中で今回の長期休業期間中に関しての設問というものも設けさせていただくなどしながら、自由に記載できるようなことに工夫しながら、調査をしながら各学校での対応について検討させていただければというふうに思います。

再質問 13番 高橋伸典

分かりました。そして、もう一つ、千葉県の教育委員会、家庭学習で子供たちがどこまで理解ができた授業を進められたかということで調べたそうです。そして、小学校6年生、中学校3年生はいろんな部分でICTだとかプリントで学習、授業させるのに送ったのだけれども、なかなか家庭学習が定着しなかった。再度授業をし直すことが重要であるというのが全体の学校で88%を占めたというのです。そして、それ以外の学年でも86%がこの休み期間のプリントだとかICT授業でやったのだけれども、再授業をしなければいけないという部分がすごく出たというのです。再授業時間は三、四週間で24%、6週間以上やらなければいけないというのが14%の学校でなったみたいです。やはり授業を取り戻すのが今後鍵ではないかという、子供たちの学習能力を上げるために授業の内容を取り戻すのが鍵だというふうに言われているそうなのですけれども、名寄自体はアンケートは取らなかったのですけれども、何でも書いていいというところにはそういう内容というのは書かれていなかったのでしょうか。

答弁 教育部長 河合信二(教育部長は2021年3月まで)

まだアンケート自体やっていませんので、これからということなので令和2年9月18日(金曜日)第3回9月定例会・第4号すけれども、議員もお孫さんがいらっしゃったということで御承知だと思いますけれども、名寄市につきまして臨時休業期間中、当然インターネット等の環境がないというか、授業自体もそういうものを使っての授業、まだやっていませんから、どうしてもペーパー等を中心にやっておりますけれども、6月から学校始まっていますので、復習を中心とした家庭学習をやっておりましたので、どの辺まで定着しているかというのはなかなか確認しながら、また新たな課程、教育課程といいましょうか、新たなところに入っていくというようなこともありましたので、実際の、今議員おっしゃられたとおり、何%がかかったとかというのは実際の数字はありませんけれども、ほぼ回復はしたものだというふうに私は考えております。

再質問 13番 高橋伸典

分かりました。ぜひこのICT、GIGAスクール、早めに進めていただいて、第2波、第3波、第4波ですか、来たときには本当に対応できる体制を整えていただきたいなということをお願いいたします。次に、2番目のオンラインアプリで予約システムだとか情報を送るという、文化や芸術、スポーツはその競技団体に任せるということでありました。でも、無断に欠席するだとかやめるだとかというのがあるので、なかなか難しいということですけれども、やはりこのICT社会になってくるとそういう部分も出てくるのかなという部分ですので、ぜひ推進はしていただきたいなというふうに思います。文化センターにしろやはり現地に行って、紙に書いてという部分がまだまだ残っていると思いますけれども、そういう部分ではほとんど文化センター使われるのは名寄市内の方々ですので、オンラインにしても無断で急にやめるという人はいないかなというふうに思いますので、ぜひこの構想が入ったら着実に進めていただくことをお願いしたいと思います。また、オンラインツールの部分、KDBシステ令和2年9月18日(金曜日)第3回9月定例会・第4号ム、すばらしい内容だというふうに思います。やっぱりこういうシステムを使って健康相談だとか、いろんな高齢者の方々が健康維持に努められるように進めていただきたいなというふうに思っています。うちの母親も清峰園にいますけれども、オンラインではやっていません、直接行って、お会いしているので、まだオンラインは使っていませんけれども、でも本当オンライン、すばらしいことだというふうに思います。ぜひ進めていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。次に、移住と企業誘致なのですけれども、これはしっかりとやっぱり、空き家だとか、そういう改修がまだまだできないという部分はありますけれども、企業誘致、空き家対策だとか進めていただきたいなというふうに思います。隣町のS町では、毎年若手の起業家を呼んで、オンラインでここはできますよという体制で企業誘致を進めるような対策もやっています。いろんな部分の空き家使わなくてもいろんなところオンラインでやれますので、使えると思いますので、ここはやっぱりこれからの部分では本当に必要かなというふうに思います。東京の大企業は1年間に何千万円、何億円かけて賃貸しているビルをやめて、オンラインで会議をやったりしているところがすごく増えてきているのです。その部分にかかったお金を福利厚生費の部分で社員に渡しているという部分もありますし、オンラインですから、東京にいようが名寄にいようがどこでもできるというのが現状ですので、ぜひ推進していただきたいのですけれども、渡辺総務部長の思いとしてはどうなのか、ちょっとお聞かせをいただきたいなというふうに思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

今企業誘致、移住について高橋議員の思い、伝わってまいりました。実は、今月オンラインでワーケーションに関する検討会が行われて、その場で情報提供いただいたもの若干紹介させていただきながらちょっと答弁させていただけたらと思いますけれども、日本テレワーク協会が会員向けに今回アンケートを実施したということでした。これは首都圏ですけれども、その結果、緊急事態宣言中の対応で54%の企業のうち約7割がテレワークを実施しているということで、残りは出勤を時間差にしたりとかという対応していたかと思うのですが、7割がテレワークを実施したと。現状、今そのうちの2割が全面移行しているというような報告はいただきました。それから、在宅以外に25%程度がコワーキングスペースを活用していると。コワーキングというのは、いわゆる共同で利用できるオフィスということでございます。現状のオフィスについて5割が、半数が課題を感じていると。そのうち4分の1、25%が縮小やコワーキングの利用など方向性を出しているといったような状況となっております。ここで心強く思ったのが、実は首都圏の人たちにしてみれば北海道というのはアクセス的にはよいと感じている人が多いといったような結果が出ております。なぜ北海道がいいのかということになると、やはり避暑、それから静かさ、自然の豊かさということで、実は北海道は沖縄と並んで1位といったような状況になっているということでございます。先ほど答弁でも申し上げましたけれども、本市としては光ファイバー普及率というか、100%目指して今後整備していくという方針を打ち出させていただきましたけれども、ようやくその部分が整備された後に土俵に乗れるような、土俵に乗れるのかなというふうに考えています。また、全道はもとより、全国自治体で同じような取組が現在行われておりまして、整理としては名寄の強み、アピールポイント、まずこれをしっかりと整理して、一定程度私なりに今現状を整理はしているのですけれども、そういったものもしっかり整理しながら、場としてマッチングの場所も提供されていますけれども、そういうところ活用するようにしっかりとこちらからアプローチをかけて、それぞれの心をつかまえに行くということもしっかり考えていかなければならないかなというふうに思います。それから、成果を上げるためにはそういった場所をつくることが目的ということをしないで、今申し上げたことをしっかりと積み上げながら進めていかなければならないというふうに考えております。以上です。

再質問 13番 高橋伸典

すばらしいことだと思います。ぜひ石橋部長の思いを胸に2年後この企業誘致が推進されるのをお祈りいたしますし、要望としておきたいというふうに思っております。次に、感染予防についての部分を進めさせていただきます。まず、市民が思っているのはいつこの新型コロナにかかるか分からない不安さ、そしてかかったときの不安さ、そして今名寄市の体制はかかったときに大丈夫なのかという不安さがきっとあると思うのです。そして、その市民への不安を消すというのがやっぱり私は行政かなというふうに思っていますので、そこの配信をしっかりとお願いしたいなというふうに思います。東京財団政策研究所の小林さんという方がこう言われています。今後二、三年はこの新型コロナは続くでしょうと。ウィズコロナ時代に感染拡大防止と経済再生を両立していくには感染に関する不安を客観的に軽減しなければいけないと。自分の感染を疑う状況になったら、検査と医療を迅速に確実に受けられるという市民が安心していけるというのです。そして、できる体制にすることが市民が確信する社会であり、不安解消に不可欠なのだというふうに小林さんは言っています。その部分で名寄市、よく市民の方から聞くのは、美深の方が名寄で新型コロナの感染者が出たよと言っていましたと。必ず感染者が出たら保健所から名寄市に連絡が来て、名寄市から私たち議員にも必ず連絡来ますからと。だから、今私に来ていないということは名寄にはいないのですというふうにお伝えは令和2年9月18日(金曜日)第3回9月定例会・第4号します。でも、市民の方ってすごくやっぱりその部分で不安がっているのは事実です。その不安を解消していくためにはどうすればいいのかという部分で、やはり病院の体制が私は一番なのかな、かかったときに名寄市立総合病院に行ったときにしっかり受けられる、そしてPCR検査をしっかり受ける。先ほど岡村部長がPCR検査を受けられる体制で進めていますというふうに言ったので、大丈夫だと思うのですけれども、よくテレビに出ているのは、今日も抗原検査とPCR検査が一緒の薬になるというふうにテレビで先生、あとすぐではないですけれども、あと少ししたら検査が一緒にできるのですというふうに某テレビで言っていましたので、早くできることを祈りたいのですけれども、現状重症者が出たときや何か、テレビや何かでよく見ると、ECMOの機械に先生が1人、それを操作する。そして、患者含めて、検査員も含めて10名が必要だというのです。そうなった場合、名寄でもし4人の重度の新型コロナの患者が出て、名寄市立総合病院で何とか40人体制でやっていけるのか。感染症病床が4つですから、4人いると40人いるのかなと私自身は数字でしか見ませんけれども、体制的にはどうなのでしょうか。ちょっとお聞きをしたいなというふうに思います。

答弁 市立総合病院事務部長 岡村弘重(市立総合病院事務部長は2022年12月まで)

いきなり重症患者が発生するということはあまりないだろうというふうに想定をしていますが、今御質問ございましたところのECMOでございます。この辺につきましては当院に2台ございますから、今チームのトレーニングをしておりますし、2チーム人材はつくっているということでございますが、これを装着しますと、24時間体制になりますので、その10人をでは何日間24時間体制で回すことができるかということについては、やはり初期段階でECMOを装着した上で、そうした対応した後、その後も治療に長期間を要するよう令和2年9月18日(金曜日)第3回9月定例会・第4号なケースになりましたら、これは連携先を用意していますので、そうしたところと調整をさせていただくということになろうかというふうに思っております。

再質問 13番 高橋伸典

分かりました。連携先、旭川等々があると思いますので、しっかりと安心できる体制を整えていただきたいなというふうに思います。そして、先ほどインフルエンザの部分言われていました。本当先ほどの小林教授も、今現在8月でPCR検査、1日約5万000件できるそうです。そして、抗原検査が2万000件できるそうです。可能とはいえ、この秋から冬にインフルエンザが流行した場合、それを考慮するとこの数では全然足りないというのです。インフル流行時には30万が必要だというふうにこの小林研究所主幹は言われています。先日新聞で北海道社会保障推進協議会、それと道医労連、医療機関全部、300医療機関のうち619の医療機関から回答があったのですけれども、一番多く言われているのがPCR検査体制の充実を進めてほしいというふうに、病院の、300の医療機関から619回答がPCR検査体制の充実が43%あったというのです。感染が疑われる患者がいても保健所がなかなか検査をしてくれないという回答があったのですけれども、現状今名寄市では、岡村部長言われたように、感染確認のおそれがある方はPCR検査やられているということですよね。

答弁 市立総合病院事務部長 岡村弘重(市立総合病院事務部長は2022年12月まで)

これは、PCR法とLAMP法というのがございまして、当院が用意しているのはLAMP法というところでの検査方法でございます。同じ遺伝子検査でございます。成果のところで、僅か数%ですけれども、ちょっとPCRとは精度が違うというところはございますが、同じような手法でございます。ただ、今PCRの検査体制を全国的に拡充すべきだということでございますが、これらの検査のためには検査試薬の供給がちゃんと行くかどうかということなのです。例えばPCRの検査機械を購入できたとしてもそのための検査試薬が届かないということが各地で起きております。今流行が一番多いところに試薬も集中的に供給されておりますので、全国で同じような体制をしくというのは現状まだ厳しいだろうというふうに思っております。

再質問 13番 高橋伸典

分かりました。試薬が来ないということで、なかなかできないというのですけれども、できる体制になればぜひ進めていただきたいなというふうに思います。それと、医療体制の部分ですが、同僚議員も言っていたのですけれども、検査体制だとか人員の部分はそう不安視はないというふうに私は答弁でお聞きはしたのですけれども、検査体制だとか医療の提供体制は現状大丈夫ですね。そして、それに伴ってもしこの新型コロナの方々が多量に出た場合の体制についてちょっとお聞きしたいのですけれども、ホテルに隔離するだとかいろんな方法あります。そして、何日か前にスウェーデンの新型コロナの状況がテレビに出ました。ここは、抗体率がすごく上がっているそうなのです。それは、当初から50人以上の集会は持たないだとか、高齢者施設には訪問の制限をかけるだとか、そしてマスク率は日本が86%に対してスウェーデンは6%しかつけていないのです。皆さん外でお酒飲んだり、お茶をしたり、ふだんの生活をしているような状況で、そして熱が出たときは必ず自宅で療養しなさいと。そして、重症者のみ病院に入院ですよという体制を今も取っているそうです。そして、結局名寄は1波も2波も今まだ出ていないですから、あれなのですけれども、これでもし出て、そして100人ぐらいになったときに、先日100人以上出た場合、病院に入院できなくて、そして出た場合にホテルをお借りするだとかという部分を渡辺部長は言っていたのですけれども、そういう体制の話合いというのは名寄市では……(何事か呼ぶ者あり)

再質問 13番 高橋伸典

防災のときに言われていたので、この体制というのは名寄市と保健所だとか市立総合病院や何かではもう話し合って、体制はできているのでしょうか。それをちょっとお聞かせをいただきたいなというふうに思います。

答弁 市立総合病院事務部長 岡村弘重(市立総合病院事務部長は2022年12月まで)

北海道が示しております感染拡大時の対応についてでございますが、現状一番心配されるのは無症状の陽性患者なのです。これにつきましては、症状がございませんので、検査を受けることもなく、常に行動は自由ということになりますので、そこから感染拡大することが多いということが懸念をされておりますということですが、例えば一つの地域でクラスター的な発生があったときには、まず北海道のほうから専門家がその地域に入ります。そういう体制をもう既に取っています。そのほか、そうした無症状ですとか軽症の患者さん等については、三次医療圏ごとにホテルを契約する予定となっておりまして、ホテルの借りる場所というのはこの辺であれば旭川ということになるということでございます。そのような体制を、もう既に準備は整っていますので、いざというときにはそういうことが起きるだろうということになっております。もう一つ、ちょっと余談になって申し訳ないのですけれども、インフルエンザの今後の予測ということでございます。国は300万人分の予防接種の準備を進めていますけれども、気になるデータとしましては、今南半球のほうで冬ですので、この7月ぐらいのインフルエンザのピーク値を見た場合には過去に例のないほど陽性者がいないと。ほぼゼロというような状況になっているということでございます。当院のほうでもコロナ対策が始令和2年9月18日(金曜日)第3回9月定例会・第4号まった2月からインフルエンザの患者数は激減しましたので、今年の流行予測、感染拡大予測というものについてはこれは2パターンあると。本当に感染は拡大しないのではないかという予測と備えるという意味で例年どおりの感染者数が発生するだろうと。その両論の中で準備を進めなければいけないということでございますので、ちょっとこの辺は難しいなというふうに考えています。

再質問 13番 高橋伸典

本当第2波、第3波になるのですか、来たときにしっかりとした市民が安心できるコロナの治療ができ、またかからないほうが一番いいのですけれども、かかったときの医療体制だとか含めてしっかり体制を強化していただくことをお願い申し上げ、質問を終わります。

出典:名寄市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月18日 議事録 PDF(143ページ) 間違いを知らせる