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美唄市議会 令和元年第2回定例会 2019年7月18日

市長の公約について

2019年7月18日、美唄市議会の一般質問で、楠徹也議員が「市長の公約について」質問し、市長 板東知文が答弁しました。

質問者
楠徹也 議員
答弁者
市長 板東知文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 楠徹也

令和元年第2回定例会にあたり、大綱1点、市長公約の生涯学習センターについて6点、市長にお聞きします。市長は、公民館、図書館を併設した生涯学習センター構想を選挙公約に掲げて当選されました。これまで教育委員会は、児童生徒数の減少を踏まえ、学校再配置計画に基づき統廃合を進め、本年3月末には、茶志内小学校と峰延中学校をそれぞれ中央小学校と美唄中学校に統合、令和3年3月末には、南美唄中学校を閉校し、東中学校と統合することとし、議会議決しているところです。教育委員会が策定したこの再配置計画では、児童生徒数の減少を踏まえ、将来的に小学校、中学校が1校ずつになった時点で、小中一貫校の必要性を示していると承知しております。このような取り組み方針の中、選挙戦において市長は、学校と図書館、公民館が併設される小中一貫校型施設の構想を掲げてきたところであります。これらの公約を踏まえ、市長にお伺いします。1点目は、規模、場所、財源を含めた構想内容と事業スケジュールについてです。公約では公民館となっておりますが、大ホールはどうするのかを含め、駐車場の確保等はどうするのか、小中一貫校とした場合、グラウンドや体育館はどうするのか、普通教室や特別支援教室、その他の特別教室はどうするのか、具体的にどのような考えなのかをお伺いします。2点目は、中央小学校の改修工事と構想の関係についてであります。本年3月には、中央小学校の2カ年継続の大規模改修工事が予算化され、6月20日には、今年度工事の入札が執行され、仮契約締結が行われたと承知しておりますが、市長は、中央小学校の大規模改修を行わないとのことも聞いております。このことは、生涯学習センターの建設と密接な関係があっての考えかと思うところですが、中止とした場合、子どもの命に関わる箇所の改修・修繕は行うのか、その費用はどう見ているのか、交付金は該当になるのか、この中央小学校の大規模改修と生涯学習センター構想の関係について、市長の考えをお伺いいたします。3点目は、学校と公共施設の併設の効果についてであります。私は、インターネットで公共施設と学校が併設した事例があるかどうか調べてみましたが、見つかりませんでした。事例がないと思われる中、市長がこのたびの公約で、この構想を掲げた理由と効果についてお伺いいたします。また、栄幼稚園同様、不特定多数の一般人が出入りすることに対するセキュリティ対策について、どう考えているのかお伺いいたします。4点目は、市立病院建替え、昭和52年に建設され、耐震化されていない本庁舎の建替え等、建設に向けた優先度についてであります。市長は選挙公約で、市立病院の建替えの必要性を訴えてきたところですが、建設には数十億の建設費が見込まれるところであります。さらに本庁舎の建替えも今後必要とされ、これにも数十億の建設費が見込まれるところであります。このような中、市長は、生涯学習センター構想を公約に掲げたところでありますが、これら建設にかかる優先度について、市長にお伺いいたします。5点目は、保護者・住民合意を得る方法・時期についてであります。茶志内、峰延、南美唄の各学校の閉校にあたって、星野前教育長は、時間をかけて保護者や地域住民と協議し、合意形成に結びついたとの議会答弁をしております。市長は、市民の声を聞き、市民主体のまちづくりを進めるとしたスローガンを掲げ市長に当選されましたが、今後、いつ、どのような方法で、この構想についての市民合意を得られようとしているのかをお伺いいたします。6点目は、学童保育施設についてであります。現状の児童生徒数で一貫校を新設した場合、学童保育施設の整備も当然必要となりますが、この学童保育施設をどこに、どのように建設するのかをお伺いいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

楠議員の質問にお答えします。初めに、市長公約について、生涯学習センターについてでありますが、人口減少や少子化が今後ますます進んでいく中におきましても、将来を見据えた持続可能なまちづくりを進めることが重要であると考えております。また、未来を担う子どもたちの生きる力を育んでいくためには、一定の集団性を培いながら学ぶ環境が必要であり、このため、小中一貫校をつくり、そこに図書館や公民館等の機能を含めた生涯学習センターを併設して、未来の子どもたちを地域全体で見守り、教え育てることのできる場所が必要であると考えております。この構想を具体化し、実効性の高いものとするためには、教育委員会と十分連携・協議するとともに、地域の皆さんをはじめ、教育関係者の皆様との情報共有を通じた共通認識を図ることが重要であり、規模やスケジュール、財源確保の点も含め、今後、具体的に検討してまいりたいと考えております。次に、中央小学校大規模改修工事と構想との関係につきましては、古い校舎を使い続けることよりも、子どもたちにとって、より良い環境となるよう、新築に向けた構想を検討してまいりたいと考えております。また、中央小学校の改修につきましては、緊急に工事をしなければならない箇所は早急に実施してまいります。なお、財源につきましては、国からの交付金等を充当する予定となっております。次に、学校施設と公共施設の併設化につきましては、併設の効果により、建設用地の有効利用や建設事業費の圧縮など、ハード面での効果は当然ですが、何よりも児童や生徒が生涯学習センターを使用することで、世代間交流が図られることなどにより、社会性や自立性の向上が助長されるものと考えております。次に、セキュリティ対策につきましては、教職員や公共施設職員による見守りの徹底とともに、今後、より具体的な対策について検討してまいりたいと考えております。次に、市立美唄病院建替えや本庁舎等の建替えに向けた優先度につきましては、市民の皆さんのご意見等を踏まえながら、次期総合計画策定に際し、判断してまいりたいと考えております。次に、保護者・地域の皆さんとの構想の合意形成につきましては、今後、各学校の現状や課題、将来の児童生徒数の見通しなどの整理のほか、小中学校の再編や校舎の建設位置などを検討し、保護者・地域の皆さんとの話し合いを行ってまいりたいと考えております。次に、学童保育施設につきましては、生涯学習センター構想をまとめていく中で、あわせて検討してまいりたいと考えております。

再質問 7番 楠徹也

自席より、再質問させていただきます。1点目は、生涯学習センター構想の内容とスケジュールについてであります。先ほど市長は、具現化に向け、教育委員会と十分連携・協議し、教育関係者と情報共有、共通認識を図り、規模やスケジュール、財源を含め、今後、具体的に検討するとの答弁をされました。市長は、生涯学習センターの建設を公約に掲げられましたが、公約とは、公に約束するということであり、当然、その公約は、自身の任期期間中に形にしなければならないと思います。しかし、市長の答弁では、今後、具体的に検討するとしただけで、スケジュールは示しておりません。今は何も決まっていない、今後、検討するとした答弁は、あまりに無責任ではないかと思います。市長は、一貫して市民の声を聞いて、市政を行うと述べてきました。改めて、いつまでに構想内容をまとめるのか、市長にお聞きいたします。2点目は、中央小学校の改修についてです。同僚議員と質問が重なりますが、改めてお聞きいたします。中央小学校の大規模改修は、本年3月の議会で承認され、2カ年の継続事業として、本年6月20日に入札、落札業者と仮契約を締結済みで、本定例会において本契約することで議案を上程すると思っておりましたが、市長は議会初日に提案せず、追加案件としたところです。市長は、中央小学校の大規模改修の件について、9日に総合教育会議を招集し、その席上、教育委員の皆さんに、古い中央小学校、東小学校に8億円を投じることは疑問で、新築を提起したとの道新記事が11日に掲載され、多くの市民、保護者の方が、この記事を読んだと思うところです。しかしその後、新築ではなく、大規模改修を行う旨、方針転換をしたと聞いております。先ほどの答弁では、中央小学校は古い校舎を使い続けるよりも新築する考えを示し、また改修については、緊急に工事しなければならないものは早急に実施するとしておりますが、これは大規模改修ではなく、4億円の工事費を縮小し、緊急的に工事しなければならない箇所だけをまずは改修し、その後、新築するという考えなのかお聞きいたします。3点目は、セキュリティ対策についてです。先ほどの答弁では、教職員や公共施設職員による見守りを徹底するとしておりますが、見守りを教職員にさせてまで小中一貫型生涯学習センターを建てなければならないのか、非常に疑問を感じます。全国では、不審者による児童生徒が被害者になる事件・事故が発生している中、なぜ不特定多数が行き交う建物をつくるのか、万が一、事件・事故が起きた場合、誰が責任を負うのか、それは学校なのか、市側なのか、そもそも教職員の見守りの徹底自体が可能なのか、実効性及び責任の所在について、市長にお聞きいたします。4点目は、市立病院建替えや本庁舎の建替えなど、建替えの優先度についてですが、市長の答弁では、次期総合計画の策定に際し判断するとしておりますが、次期総合計画の策定は2年後となり、それまでに財源を含め、今後、検討するとした課題を整理し、計画の中に盛り込むのか、市長にお聞きいたします。5点目は、構想の合意形成についてですが、答弁では、今後、各学校の現状や課題、将来の児童生徒等の整理のほか、財政推計を行った上で、小中学校の再編や校舎の建設位置を検討し、保護者・地域の皆さんと合意形成を図りたいとしておりますが、児童生徒数が何人になったら再建の検討をするのか、再建場所として、東側も検討するのか、東側も検討する場合、図書館、公民館も東側になると思いますが、そのような認識で良いのかお聞きするとともに、財政推計はいつまでに作成するのかお聞きいたします。6点目は、学童保育についてですが、これは新築するのか、既存の建物を利用するのかお聞きいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

楠議員のご質問にお答えします。初めに、生涯学習センターについてでありますが、1点目の構想の策定時期につきましては、今後、検討すべき事項を整理した上で、具体的な協議を重ねてまいりたいと思います。私の任期中に一定のめどはつけたいと考えているところでございます。2点目の中央小学校の工事の関係でございますけれども、中央小学校につきましては、早急に工事を実施しなければならない箇所を施工するとともに、小中一体となった生涯学習センター構想の実現に向けた検討を進めてまいりたいと考えてございます。今回、大規模改修の契約締結の件を提案させていただきました。これについては、時期的な問題もありまして、提案させていただいておりますけれども、これらについても、内容等を精査した中で、どこまでできるかということや設計変更も含めて、内容は契約した後、検討していきたいと考えてございます。それから、セキュリティ対策につきましては、事故が起きないよう適切な施設管理に向けて、必要な対応をしてまいりたいと考えてございます。複合施設については、東川町の小学校等を含めてそういうケースもあると私は聞いてございますので、その辺、十分、他市町村の学校の状況をさらに踏まえながら、セキュリティ対策については万全を期すよう、検討してまいりたいと考えてございます。それから、病院本庁舎の建替えに関する総合計画への登載につきましては、将来を見据えた財政推計のもと、次期総合計画で検討してまいりたいと考えております。これらにつきましては、私は就任後、各施設の状況を、現在、各部門別にヒアリングしているところでございまして、そういった実態の把握とともに、今後、早急につくる財政推計のもと、優先順位を決めながら、また、これまでの検討経過、これからの案を示して、議会議論、市民の皆さんの意見も踏まえながら、次期総合計画の中で位置づけていくよう検討してまいりたいと考えております。それから、小中学校の再編や校舎の建設位置についてでございますけれども、これは、今後、検討する生涯学習センター構想の中で、検討の結果として示してまいりたいということで、現在、具体的に場所等については、考え方を固めているわけではございません。今後、どの場所が良いのかということは検討していきたいと考えてございます。それから、財政推計の作成時期につきましては、あらゆる持続可能な財政運営を行う上でも基本的なものになりますし、これからのあらゆる計画の基本になると考えてございますので、できるだけ早い時期に策定してまいりたいと考えてございます。最後になりますが、学童保育施設につきましては、これも今後検討するであろう生涯学習センター構想策定の中で、現状の認識とともに、今後あるべき姿を検討して、生涯学習センター構想の関連の中で検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 7番 楠徹也

自席より、再度質問させていただきます。市長の答弁をお聞きし、市長は、市民の声は聞きますが、議員の質問には耳を傾けないのか、議会を軽く見ているのではないかと思えるところでありますが、赤平では、200名弱の児童生徒で、小中一貫校を建設するのに25億円余りの事業費がかかるということを報道で知りえました。これに対して、美唄市では1,000人規模の児童生徒数を有しており、私のような素人の単純計算でも、赤平の事業費を軽く上回ることが容易に推測できるとともに、これに用地買収費用や図書館、公民館建設費を加えると、市長が掲げた生涯学習センターは、100億円規模の建設事業費になるのではないかと思うところです。美唄市は、市立病院の建替えもあり、本庁舎の建替えもあるかもしれません。このような中で、市長は、100億円規模の生涯学習センターを公約に掲げて、当選されました。市長は、財政推計を行うと答弁しましたが、この生涯学習センターを財政推計に入れても、美唄市の財政運営が円滑に行えるのか、市長の考えをお伺いします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

楠議員のご質問にお答えします。今後、予定されている公共施設の事業と財政推計の関係でございますけれども、これにつきましては、今後、1回建てると20年、30年、50年と使うことになりますし、そういった中で、やはり将来の人口見通しなど、経済・社会情勢の変化を踏まえながら、しっかりとした見通しのもとで、取り組まなければならないと考えているところでございます。このため、20年後、人口が約半数になるという国の試算もございますので、そういった点を含めながら、今後、財政がどのような形になるかということを含めた財政推計を立てながら、それに見合った今課題とされている公共施設の整備、こういったものの実態を調べながら、優先順位等を決め、次期総合計画の中で、できることから具体的に明らかにしてまいりたいと考えております。学校につきましては、やはり、各自治体、近隣市町村を含めて、美唄の子どもの教育環境としては、非常に遅れていると私は認識してございます。現在の大規模校、中心校、中央小、東小を含めて、築50年を経過しているという中で、今般、大規模改修によって、さらに10年以上もたせるという考え方もございますけれども、私としましたら、やはり子どもの学習環境、小中学校の校舎のあり方につきましては、少なくとも近隣市町村並み、できるだけ早い時点で建替えをしたいという考え方がございまして、これらについては、さまざまな課題がございますけれども、1つの考え方として、小中一体校を含めた生涯学習センター構想ということで、そういったものを持ちながら、今後、新築に向けて検討してまいりたいと考えているところでございます。あくまでも基本にあるのは、美唄の小中学校の学習環境としての校舎、これは他市の水準と比較して非常に遅れている、1日も早い改築、新築が必要だと考えているところでございます。

出典:美唄市議会 令和元年第2回定例会 2019年7月18日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる