美唄市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月8日
(1)農業行政について/(2)教育行政について
2023年12月8日、美唄市議会の一般質問で、楠徹也議員が「農業行政について」「教育行政について」について質問し、市長 桜井恒、教育長 石塚信彦、教育長 天野政俊が答弁しました。
- 質問者
- 楠徹也 議員
- 答弁者
- 市長 桜井恒、教育長 石塚信彦、教育長 天野政俊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 楠徹也
令和5年第4回定例会において、大綱2点、市長並びに教育長にお伺いいたします。大綱1点目は、農業行政について3点市長に伺います。今年の夏の暑さは日本のみならず世界中で異常な気象をもたらしました。今年の7月の世界平均気温が月別の最高気温を更新したとも言われており、地球温暖化の時代は終わった、地球沸騰化の時代が到来したと危機感を示した方もいたほどでした。そこで1点目は、本市においても、今年の猛暑の影響を受けて、農作物の品質や収量が低下しております。本市の主な農作物の品質と収量について伺います。次に、2点目の水田活用の直接支払交付金についてですが、春の大豆作付前や秋小麦収穫後に田に水張りをした農業者が多くいました。今年の水張り面積はどのくらいだったのか。水を張った方は、全員水張りの条件をクリアできたのか。また、水を張っている途中で水が足りなくなるなど、何も問題がなかったのかを伺います。次に、3点目の水田の畑地化についてですが、本市でも、畑地化に向けて手を挙げた方もいたと聞いております。どのぐらいの人数で、面積はどのぐらいだったのか、また認定された方はどのぐらいいたのか伺います。次に大綱の2点目、教育行政1点、教育長に伺います。学校の暑さ対策と夏季休業日の延長についてですが、市内の小中学校へのエアコンの設置について、先ほど同僚議員の質問もありましたが、若干違いがありますので、質問させていただきます。9月議会でも多くの議員から質問があり、早い時期に設置してまいりたいと考えているとの答弁がありました。また先日、この議場で行われました美唄中学3年生の子ども議会では生徒からも今年の夏は本当に暑く大変な毎日で、エアコンの設置を望む質問もありました。このように、小中学校の暑さ対策が急務であり、エアコンを設置し、子どもたちがより良い学習環境の中で、安心して学びに向かえるようにすることが大切だと思いますが、予算計上はいつ頃になるのか伺います。さらに暑さ対策として、道立学校においては、夏休みの期間を延長するという報道がされておりますが、本市ではどのように考えているのか、教育長に伺います。
答弁 市長 桜井恒
今年の農作物の品質と収量についてでありますが、本市で作付しております主なものとして、米、小麦、大豆、アスパラガス及びハスカップの5品目についてお答えします。初めに、米につきましては、記録的な猛暑の影響などによる「乳白粒」が多く発生したほか、タンパク値も高くなり、農政事務所が公表する作況において、南空知は「103」となっておりますが、農業者の方々からは、現状と乖離しているとの声も聞いております。移植時期や品種により収量に差が生じている状況となっております。小麦につきましては、成熟期が早まり、登熟期間が短めとなったものの品質は良好で、おおむね平年並みの収量となっております。大豆につきましては、8月の猛暑、9月以降の降雨の影響により、しわ、カビの発生が目立ち、平年より低い収量となっております。アスパラガスにつきましては、昨秋に発生した病気の影響により春芽が細く、高温で穂先が開き規格外品が多くなるなど、やや不良となっております。ハスカップにつきましては、花数が多く、開花も早かったことから、品質、収量ともに良好となっております。次に、水田活用の直接支払交付金についてでありますが、水田活用の直接支払交付金における必要時に水稲を作付できることなどを確認するための30日間の水張りにつきましては、1件において用水が切れたことに伴う影響により中止となったものの、37戸、約147haで問題なく最後まで実施しております。次に、水田の畑地化についてでありますが、畑地化促進事業への申請戸数と面積につきましては、7戸、約15㏊となっており、そのうち認められた戸数は1戸、約3㏊となっております。また残りの6戸、約12㏊につきましても、今年度中に認められる予定となっております。
答弁 教育長 石塚信彦
小中学校へのエアコンの設置についてでありますが、教育委員会といたしましては、これまでの議会議論やエアコンの設置を望む1,400人を超える署名などからも、設置の必要性を感じているところであり、早期の整備に向け、令和5年度中の予算化を予定しております。次に、学校の休業日についてでありますが、北海道教育委員会におきましては、本年11月に道立学校管理規則の改正を行い、来年度から道立高校と特別支援学校の夏季と冬季を合わせた休業日の総日数を現行の「50日以内」から「56日以内」とし、各学校長が総休業日数56日の範囲内で設定できるようにしたところであります。本市につきましては、美唄市立学校管理規則において、夏季休業日は「7月20日から8月31日までの間」、冬季休業日は「12月20日から翌年1月25日までの間」における、それぞれ25日以内と規定されているところであります。また、夏季と冬季を合わせた休業日の総日数の範囲内で、それぞれの休業日の日数を変更することができるとも規定されております。このため、令和6年度については、夏の暑さを考慮し、市内小中学校において、夏季休業日を「7月26日から8月22日までの28日間」、冬季休業日を「12月25日から翌年1月15日までの22日間」と予定しているところであります。
再質問 12番 楠徹也
農業行政について2点、教育行政について1点、再質問させていただきます。農業行政の1点目、今年の農作物の品質と収量についてですが、農作物の品質の低下や収量の減少、物財費の高騰により農家所得が減少しております。市として対策は何か考えているのかお伺いいたします。次に農業行政の2点目、水田の畑地化についてですが、畑地化することにより、交付金を受けられなくなるばかりか、離農等の際に農地の受け手が見つからず、耕作放棄地となることも考えられますが、このことについて市はどのように考えているのか市長に伺います。次に教育行政、学校の暑さ対策と夏季休業日の延長についてですが、答弁で、小中学校のエアコンの設置について、令和5年度中の予算化を予定しているとのことでしたし、先ほど同僚議員のご質問の答弁の中には7月中の設置ということがあったかと思いますけれども、来年の夏も猛暑になるかどうか分かりませんが、補正予算を組むなどして早くしなければ、本当に必要とされる夏の時期に間に合わないのではないかと思いますが、教育長の考えをお伺いいたします。
答弁 市長 桜井恒
農家所得の減少への市の対策についてでありますが、今日の農業情勢は、肥料、燃料、農薬及び包装資材などの高騰とともに、今年度は品質が低下する作物も見られるなど、農家所得の減少につながっているものと認識しております。この中で、本議会において提案させていただきました、農業経営緊急支援事業などのほか、来年度においても、本市農業が持続可能となるための事業など必要な支援を行ってまいります。次に、耕作放棄地の発生と対策についてでありますが、現在、美唄市の農地面積は約9,400㏊となっており、そのうち耕作放棄地として把握している農地はないものの、今後、転作していた農地が畑地化された後も、健全な農地を次の担い手の方々に引き継いでいただく必要性を理解しております。こうしたことから、農地を次の担い手へ引き継がれる場合に畑地化した農地につきましても、健全な農地として維持できるよう、関係機関と必要な対策を検討してまいります。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
小中学校へのエアコンの設置についてでありますが、今年の猛暑に象徴されるような近年の異常気象により、北海道内においても年々暑さが増す中、児童・生徒が健康で安心して学ぶことができる学習環境の確保は、喫緊の課題であり、エアコンの設置の必要性については強く感じているところであります。このため、早期に工事を進めることができるよう整備に要する有効な財源確保や補正予算の計上時期も含め、市長部局と十分に協議してまいりたいと考えております。