美唄市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月11日
(1)市政執行方針等について/(2)交通行政について/(3)教育行政執行方針について
2019年3月11日、美唄市議会の一般質問で、土井敏興議員が「市政執行方針等について」「交通行政について」「教育行政執行方針について」について質問し、市長 髙橋幹夫、教育長 星野恒徳が答弁しました。
- 質問者
- 土井敏興 議員
- 答弁者
- 市長 髙橋幹夫、教育長 星野恒徳
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 土井敏興
質問に入ります前に、先ほど同僚議員からもございましたけれども、今から8年前の本日午後2時46分、東日本大震災が発生し、大津波や原発の事故により未曾有の大災害となり、多くの犠牲者や被害者をもたらし、現在は徐々に復興は進んでおりますけれども、いまだ完全復興にはいたらない状況にあります。犠牲となられた方や、被害者の方々に改めて追悼の意とお見舞いを申し上げる次第であり、1日も早い復興をお祈りいたす次第でございます。また、私ごとでございますけれども、喉を少し痛めておりまして、咳き込むなどのことでお聞き苦しい点があるかと思いますけれども、ご了承いただきたいと思います。それでは、質問に入ります。平成31年第1回市議会定例会にあたり、大綱3点について市長並びに教育長にお伺いをいたします。大綱の1点目は、市政執行方針について市長にお伺いをいたします。その1つ目として、行財政運営につきまして、さきに同僚議員から決算の見通し等についてお尋ねがあり、厳しい内容である旨のご答弁がございましたが、国の動向によりますと、全体として景気も緩やかな上昇基調のもと、求人倍率も依然として高水準であり、底堅さがうたわれておりますけれども、本市をはじめとする過疎地域にあっては、直面する諸課題から経済活動も非常に厳しい状況下におかれ、しかも人口の減少等が顕著となり、年々税収が漸減している状況にあるものと思うところであります。税は行財政執行の根幹をなすものであり、安定的であることが基本であります。よって、この5年ほどの市税等の収納状況やそれらの動向についてどのようにとらえているのかお伺いをいたします。また、このたび監査委員より行政監査の結果につきまして報告があり、その中で、未収金等の対策や不納欠損に至るまでの対策など、いわゆる滞納状況の把握やその整理につきまして指摘がなされていますけれども、税負担における市民の公平性の担保という観点から、それらをどのように考えておられるのかお尋ねをいたします。よって、今後、市税等の収納のあり方、引き続き美唄市に住み続けていただくためにも、市民理解や周知について、どのように取り組んでいかれようとしているのかもお伺いいたします。2点目には、都市基盤整備等につきまして、1つ目には、市として、これまで民間住宅に対し、バリアフリー化や耐震診断あるいは耐震改修の助成制度を設け取り組んでおりましたが、市内には老朽化した住宅や廃屋、また危険と思われる住宅も相当数存在しているものと思うところであります。新年度に向け、そうした住宅の解体等のいわゆる除却費について支援を行うとのことでありますが、その具体的な内容と規模についてお伺いをいたします。都市整備の2点目についてでありますが、上下水道の関係につきまして、これまで市民に対し、安心で安全な飲料水の提供や、衛生的で快適な暮らしを守るため、さまざまな工夫と努力を重ねてこられたと思うところでありますが、この度、新たに経営改善に向けた市民委員会を設置されるとのことであり、どのような背景からなのか、また、設置の内容や構成、設置時期等についてお伺いをいたします。3点目は遅れていると思われる本市の中心地区、いわゆる条丁目表示地区と申し上げればよいのかもしれませんが、街路、生活道路等の補修や改修について、先に同僚議員からもお尋ねがありましたが、これらの整備が除々には進んでいるようでありますけれども、町内会等より約6,000メートル弱の改修要望に対し、整備された区間は、この5年間で1,300メートル程度とのことであり、4分の1以下の状況で、全体として非常に遅れていると感じているところであります。厳しい財政環境下での対応は理解するところでありますが、現在、本市は、市長を先頭に自転車の活用等により、国内外から利用者を呼び込むインバウンド対策に力を注ぎ、それを美唄が持つ自然景観とマッチさせ、観光振興の軸として、展開のご努力をされていることは承知をしているところであります。またさらには、自転車を活用したまちづくりを推進する全国市町村長の会の北海道ブロック長もなされているとのことでもありますことからしても、私は車であれ、自転車であれ、あるいは歩行者であれ、この美唄のまち中に足を踏み入れていただいた時に、それらの道路の整備の状況によっては、その人の持つ印象度は大きく変わるものではないかと思うところであります。言わば街中の道路は人に例えるならば、顔と言えましょうし、その表情が良いのか悪いのかによって当然評価が変わると思います。これも言いかえるならば、整備をされた道路は、まさに美唄にとっても観光資源の1つと言えるのではないでしょうか。またコンパクトなまちづくりを進めようとしている状況からして、高齢化がより加速する中、1日も早く自転車利用者や歩行者のためにも、膨大な量の土のうパッチワークから卒業しなければならないと思うところであり、安心して通行していただけるためにも、これらの道路の整備を加速すべきと思うところでありますけれども、お考えをお伺いいたしたいと思います。大綱の2つ目は、自転車等の安全な利用に関してでありますが、私はこの取り組みにつきまして、歩行者や車に注意しつつ、安心で安全な自転車の利用を促すべく、これらに関する条例の制定についてこれまで2回にわたりお尋ねをしてまいりました。その間、前に進めるためにも、先進事例等を含め、調査研究をするとのことでありました。昨年市内で行ったそれらに関する調査内容とその結果についてはどのようなものであったのか、これらの結果を踏まえ、今後どのように取り組まれるのかお伺いをいたします。大綱の3点目は、教育行政執行方針につきまして教育長にお伺いをいたします。1つ目は、学校教育等についてでありますが、方針の中で、急激な変化が常態化し、予測が困難な時代にあっても、確かな学力、健やかな体、豊かな心を育て、しっかりと生きる力を身につけさせることが求められているとしています。そこで1点目は、確かな学力の育成についてでありますが、同僚議員からもお尋ねがあり、いささか重なる点もあろうかと思いますけれどもお伺いをいたします。これまで子どもたちの基礎学力の向上に向け、さまざまな工夫のもと取り組まれてきたところであり、学力テスト等の結果や動向から見て、なかなか納得のいく成果に結びつくところまで行き着いていないのではないかと思うところでありますが、その要因等についてどのように分析等されているのかお伺いをいたします。また、以前から学力向上プロジェクトチームを構成し、確かな学力育成プランの取り組みもなされてきたところでありますが、それらは、これまでどうであったのか、また検証を経て、今後どのように取り組まれるのか、国内はもとより、過疎地域においては、少子高齢化がますます加速する中、今後、子ども一人ひとりの存在が重くなっていくと同時に、必然的にその期待も大きく膨らんでいくものと思うところであります。さらには地域を牽引していく人材として育ってほしいと強く願うものでもあります。よって、家庭と学校のつながりをより強くしていくべきと考えますが、それらについてもどのように進められるのかお伺いいたします。次に、健やかな体の育成についてであります。同僚議員のお尋ねと一部重複しますが、お伺いをいたします。基礎学力の向上とともに、基礎体力づくりも重要なテーマであります。よって、体力や運動能力の調査結果についてもどのように分析をされ、これまでどう取り組んでこられたのか、体力についても学力と同様に家庭とのつながりを深め、継続して、息の長い取り組みが必要と考えますが、今後においては指導の改善やその充実を図ることはもちろんのこと、より家庭、保護者、地域との連携の強化を図ることも重要と考えますがいかがでしょうか。3点目は、学校給食についてであります。これも一部同僚議員の質問と重なりますが、視点が若干違いますので、お伺いをさせていただきたいと思います。子どもたちの健やかな成長には、食事は欠かすことのできない重要な要素の1つであります。そうした中、近年家庭における食事のバランスが問われ、社会問題となっており、中には朝食をとらなかったり、インスタント食品等に偏ったりなど、成長期の子どもたちにとっては好ましい傾向とは言えない状況であると思うところであります。よって、学校給食のあり方の重要性が増しており、給食の提供にあたり、子どもたちの健やかな成長を促す観点からも、日常、子どもたちや、家庭への説明を含め、どういった点に留意して取り組んでいるのかについてお尋ねいたします。また、給食の食材等の調達方法と地元美唄産の主要な野菜等について、この3年程度の使用実態についてもお伺いいたします。次に、社会教育の関係についてでありますが、最初に社会教育施設の図書館において、新年度、市民会館大ホール横に設置する雪をためるいわゆる貯雪場の雪を活用して、雪冷房で利用者に居心地のよい環境を提供する予定とのことでありますが、この装置の採用に当たってこれまでどのように検討され、また厳しい財政下にあっても、経年の中で費用対効果が確保されるということなのでしょうか、その点についてお伺いをいたします。2つ目は、生涯スポーツの振興についてでありますが、スポーツ健康宣言都市の取り組みに基づき、さまざまなメニューを提供し、市民の皆さんに親しんでいただけるよう、その環境づくりに苦心されているご努力には敬意を表するところであります。中でも、体育センターのクライミング設備については、近年利用者も増加しており、市内はもとより市外からも多く訪れていることから、今後においてもさらなる活用が期待されるところであります。よって、近年の利用状況や利用者の声等についてはどのように把握をしているのかをお伺いをいたしたいと思います。また、利用者からは、できればスピードと言われる設備の設置を望む声もあるとも聞き及んでいるところでありますが、これらの設置についてはどのようにお考えをお持ちでしょうか、お伺いいたします。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
土井議員の質問にお答えいたします。初めに、市政執行方針について、行財政運営についてでありますが、市税等の収納状況や動向につきましては、本市の取り巻く現状は、人口減少や少子高齢化が進む中、本市の歳入総括予算が年々減少している状況にあり、持続可能な行財政運営を進めるためには、自主財源である市税などの収入確保が重要であります。市税におきまして、過去5年間の収納率は現年度分と滞納繰越分を合わせたもので、平成25年度は88.6%、平成26年度は89.1%、平成27年度は89.9%、平成28年度は91.4%、平成29年度は91.9%と年々上昇しているところであり、引き続き税収の確保に努めなければならないものと考えているところでございます。一方で、不納欠損額におきましては、一般会計と特別会計を合わせたもので、平成25年度は5,682万8,486円、平成26年度は6,086万5,044円、平成27年度は6,297万1,228円、平成28年度は6,290万3,212円、平成29年度は7,225万632円と増加しており、適正な債権管理の重要性について確認しているところであります。次に、市民の公平性につきましては、市税のほか、各会計の手数料や使用料などの収入の確保におきまして、関係法令や美唄市私債権管理条例に基づいて進めているところでありますが、この度の行政監査報告の結果につきましては真摯に受け止め、債権管理台帳の整備をさらに徹底し、個別面談などにより、滞納されている方の生活状況や財産の有無、また、滞納に至った経緯を詳細に聞き取るなど、支払い能力を慎重に判断したうえで、状況に応じ強制徴収や徴収停止の措置を講じながら未収金の解消に努め、公平性を図ってまいりたいと考えているところであります。次に、市民理解や周知につきましては、現在、市税において差し押さえが必要だと判断した方に対しましては、預貯金や給与等の債権を中心に執行しているほか、国税や道税還付金の差し押さえ、タイヤロックによる自動車などの差し押さえ、自宅に立入調査し、財産をその場で差し押さえる捜索など、引き続き継続していくこととしております。今後も、期限内に納めていただいております市民の皆様の目線で滞納整理を進め、その取り組みにつきましては、広報紙や新聞等のメディアを通じ、市民の皆様に周知してまいりたいと考えてございます。次に、都市基盤整備等についてでありますが、民間住宅に対する除却費支援の内容や規模につきましては、木造住宅の耐震化率の向上を目的として、これまでの耐震診断、耐震改修の助成制度に加え、旧耐震基準で建築され、かつ耐震診断において、倒壊の危険性がある木造住宅を除却しようとする所有者に対しまして、除却に要する費用の一部を助成する制度を新たに設けるものであります。助成金額につきましては、除却対象経費の2割以内で上限額を20万円とするものであり、件数につきましては、15件程度と見込んでおり、助成予定額としましては約300万円程度と考えているところであります。次に、上下水道事業の経営改善に向けた市民委員会設置の内容についてでありますが、上下水道事業の経営につきましては、平成20年度に下水道使用料、平成27年度には水道料金の値上げを実施して以来、本年まで健全な事業運営を維持しているところであります。しかしながら、人口減少に伴う水需要が年々低下し、水道料金や下水道使用料の収益がさらに減少となることが予想されるほか、施設の老朽化に伴う更新費用が増加するものと見込まれているところであります。このことから、将来に向け安定した経営を図るうえで、幅広く市民に意見や理解を求めることが重要であると考え、8月をめどに、学識経験者や市内団体などの代表者のほか、市民公募によります8名程度で構成する市民委員会を設置し、水道事業及び下水道事業の経営状況の把握と、より一層の健全化を推進できるよう、早い段階での協議を進め、上下水道事業の今後のあり方について検討してまいりたいと考えているところであります。次に、遅れている中心地区の街路の補修や改修等につきましては、生活道路のほとんどが凍上を防止するための路盤材を使用していない、簡易的に舗装を行ったもので、このような道路に上下水道管などを埋設した箇所では、路盤材を使用して施工しているため、路盤構成が不均一となってしまうことから、凍上現象に違いが生じ段差が現れている状況であり、その多くは、土のうにより解消し、通行を確保しているところであります。幹線道路につきましては、総合交通体系基本計画に基づき、改修を執り進めており、平成30年度に美培線とゆたかニュータウン1線の整備を終え、平成31年度は、新たに東雲線のほか、地域からのご要望を受けまして整備している中央団地線の改良舗装は、昨年度に引き続き実施する計画としているところであります。また、中心地区の道路整備につきましては、凍上などの影響により、舗装面の損傷が進んだ道路の再整備のご要望を多数いただいているところでありますが、損傷した道路の再整備は、路盤改良を行なわなければならないことから、工事費がかさみ、計画的な進捗が図れない状況となっているところであります。このため、サイクリングやインバウンドの推進を図っていることや、コンパクトなまちづくりを進めるうえで、最も重要なインフラである道路の整備は進めていかなければならないものと考えておりますが、交通量が少ない住宅地の道路では、補助金など有効な財源となるものがないことから、事業費の確保が課題となっているところであります。次に、交通行政についてでありますが、自転車等の安全な利用に関する取り組みにつきましては、本市では、昨年の8月4日に「自転車利用に関するアンケート調査」を実施し、日常における自転車の使用頻度や北海道自転車条例の認知度、自転車保険加入のほか、自転車交通ルール順守のために取り組むべき対策について調査をしたところであります。その結果、北海道自転車条例の認知度は58%、自転車保険加入率は35%、また、ルール順守のために取り組むべき対策としては、「自転車の通行環境整備の推進」が60%のほか、「学校・地域における交通安全教育の強化」が50%、「交通ルールに関する広報啓発の強化」が48%の市民の方から必要との回答があったところであります。本市につきましては、現在のところ、自転車が加害者になる事故による高額な損害賠償事例は発生しておりませんが、自転車の機能が進化しスピードが出ることや、利用者のマナーの悪さなどから、他市においては、自転車と歩行者の事故も多くなってきている状況でありますが、昨年4月に施行されました「北海道自転車条例」において、基本的施策として、自転車交通安全教育の推進、自転車損害賠償保険などへの加入促進などを規定していることから、今後におきましては、北海道自転車条例に基づき、さまざまな機会を通じ、関係団体との協働のもと、自転車利用の安全確保などを図ってまいりたいと考えているところであります。
答弁 教育長 星野恒徳(教育長は2019年3月まで)
土井議員の質問にお答えします。初めに、学校教育等について、本市の学力向上に向けた取り組みについてでありますが、市内小中学校の校長・教頭・教員で組織した学力向上プロジェクトチームがまとめた確かな学力向上プランを、教員が授業の中で、児童生徒が理解しやすく工夫して活用しているところでございます。成果といたしましては、全国学力テストの結果によりますと、今年度、中学3年生の結果を6年生当時、平成27年度の結果と比較しますと、国語Aでは平均正答率が8ポイント上がり、国語Bでは1ポイント上がり、算数Aでは9ポイント下がりますが、算数Bでは2ポイント上がっており、4科目の中で3科目が、成長した中学3年時の方が上回る結果となっており、少しずつ成果に結びついていると考えております。しかしながら、本市の児童生徒は、各教科とも共通して「読む力」と読んだ内容をまとめて理解する「読解力」、家庭での学習時間が不足していること等が要因で、全国学力テストの結果が全国・全道と比較して、多くの項目で下回る結果となっていることを踏まえ、教育委員会といたしましては、学力向上プロジェクトチームがまとめた「確かな学力育成プラン」及び「家庭学習の手引き」の活用をさらに促進してまいりたいと考えております。次に、確かな学力育成プランにつきましては、すべての教職員に配付し、このプランをもとに授業改善を行っているとともに、保護者に対しては「確かな学力育成プラン概要版」として配付し、学校と家庭が一体となって学力の向上に努めているところでございますが、本市の児童生徒は、全国・全道と比較しスマートフォン等の使用時間が長く、その分、家庭での学習時間が短いことから、プランに示される確かな学力が身についていない状況となっております。このことから、教育委員会といたしましては、新年度に学力向上プロジェクトチームが作成するプランの中に、家庭での正しい学習・生活習慣の確立方法について盛り込むよう、連携して取り組んでまいりたいと考えております。次に、健やかな体の育成についてでございますが、小学5年生と中学2年生を対象とする全国体力・運動能力・運動習慣等調査の結果、本市の児童生徒は、小中共通の握力、上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、20メートルシャトルラン、50メートル走、立ち幅跳び、小学5年生のソフトボール投げ、中学2年生のハンドボール投げの全8種目のうち、小中とも20メートルシャトルランや長座体前屈などの持久力、柔軟性に課題を持つ結果となりました。これらの課題を克服すべく、各学校では、特色ある体育的活動として、縄跳びや一輪車を積極的に取り入れたり、校舎周辺にパークゴルフ場のような環境を整備し得点を争ったり、児童会として全校で遊んだり、運動会の学級練習に積極的に取り組むとともに、年間を通じて朝の時間帯に体と頭の体操をするサーキット運動に取り組んでいる学校もあり、児童生徒も自分の記録が伸びることに喜びを感じたり、自分たちが計画した体育的活動に積極的に取り組んでおり、これら取り組みを通じて、少しずつ体力の向上に結びついているものと考えております。次に、家庭等との連携についてでございますが、児童生徒の体力向上を図るためには、保護者自らが早寝・早起き・朝ご飯を実践するとともに、児童生徒の前でスマートフォン等を使用しない、児童生徒にも使用を制限するなど、保護者と児童生徒が正しい生活習慣を確立することが必要であることから、教育委員会といたしましては、学校便り等を通じ、これら生活習慣の確立について周知・啓発してまいりたいと考えております。次に、学校給食等についてでありますが、児童生徒に望ましい食習慣と食に関する正しい知識を身につけさせるため、栄養教諭による継続的な食育授業を実施するとともに、ふるさと給食など、アスパラや玉ねぎなど地場産物を豊富に取り入れた献立作成を行っているところでございます。また、保護者の皆様へは毎月発行する給食だよりや参観日などにあわせて実施される給食試食会の際に発行する試食会だより等により、給食についての基本的な考え方をお知らせしているところでございます。給食の食材調達方法につきましては、米は100%地元JAから仕入れているほか、地元の生産者グループから低農薬・無農薬栽培の生鮮野菜を直接仕入れるなど、食育の観点からも、可能な限り美唄産、道産、国産の順で調達するようにしているところでございます。また、美唄産の食材のうち主な生鮮野菜について、過去3年間における年間総使用量及び1日当たりの平均使用量で申し上げますと、玉ねぎについては、平成27年度は607kg、1日当たり約3kg、平成28年度は1,032kg、1日当たり約5kg、平成29年度は932kg、1日当たり約5kg、キャベツについては、平成27年度は1,443kg、1日当たり約7kg、平成28年度は414kg、1日当たり約2kg、平成29年度は1,204kg、1日当たり約6kg、大根については、平成27年度は833kg、1日当たり約4kg、平成28年度は852kg、1日当たり約4kg、平成29年度は1,247kg、1日当たり約6kg、ジャガイモについては、平成27年度は1,959kg、1日当たり約10kg、平成28年度は473kg、1日当たり約2kg、平成29年度は1,565kg、1日当たり約8kgとなっており、各年度における年間給食日数と1日当たりの平均提供食数につきましては、平成27年度は年間199日、1日平均1,575食、平成28年度は年間199日、1日平均1,503食、平成29年度は年間199日、1日平均1,433食となっております。なお、美唄産の野菜は、基本的に年間計画により栽培していただいているところですが、同じ野菜でも天候不順等により、収量の減などがあることから、総使用量に大きな差があるところでございます。次に、社会教育施設等の充実についてでございますが、図書館閲覧室への雪冷房設置についてでありますが、これまで利用者から、夏場の暑い時期に快適に読書や勉強・調べものができるよう冷房設置の要望があり、当初は電気冷房設備を設置する方向で指定管理者と協議したところでございますが、この雪冷房を導入するとした場合、平成27年度の地方創生事業で実施した市民会館大ホールのサイドステージ及びホワイエの雪冷房に使用している雪山の活用が、技術的に可能であることが協議の段階でわかったところでございます。このことから、教育委員会といたしましては、数年程度の比較で、既存の雪山を活用した初期投資と毎月の電気代の費用を合わせたトータルコストでは、電気冷房よりもコストが高くなることが見込まれるものの、電気代が10分の1程度であることや、本市が進める雪冷房設備を公共施設に導入する取り組みが広く情報発信されることは、地域活性化にもつながることが期待されるものと考え雪冷房設備を選択したところでございます。次に、生涯スポーツの振興についてでございますが、クライミング利用者数につきましては、現在の体育センターの供用開始からの利用者は、平成26年度1,476人、平成27年度1,381人、平成28年度2,248人、平成29年度3,041人、今年度は2月末で3,331人と年々増加しております。利用割合は、ほとんどが個人利用であり、団体では北海道山岳連盟のユース選手や遠軽高校の部活動、函館のクライミングジムの選手の合宿利用などで複数回利用されているところでございます。利用者からは、「本格的にクライミングに取り組め、トレーニング環境としての価値が高い」との声がある一方で、既存のリード壁が15年経過し、パネルの劣化やホールドを固定するツメ付きナットが取れているため、団体利用者からは、「パネルの更新とともに、さまざまな形や大きさのホールドを定期的に購入し、壁に変化をつけてほしい」との意見が寄せられているところでございます。またスピード壁の設置につきましては、2020東京オリンピックの事前合宿誘致にあわせ検討いたしましたが、現在の体育センターの天井高では、高さ15mのスピード壁を設置することは、構造上難しいところであります。このことから、教育委員会といたしましては、現在設置しているクライミング壁の整備・拡充により、利用者増を図ってまいりたいと考えております。
質問 12番 土井敏興
それぞれお答えをいただいとところてございますけれども、何点か改めてお伺いをいたしたいと思います。まず市長にお伺いをいたしますけれども、最初に街中の道路整備についてでありますが、生活道路については、簡易舗装によるため損傷が早く、程度も悪化しているところでもあり、同僚議員に対するお答えでも、早期の整備には財源の確保が課題となるとのことでありますけれども、市長も二期目の任期をまもなく終える時期を迎え、またこのたびの市政執行方針は、いわゆる3期目に向けて、これまで取り組んでこられたことを、大きく花開かせるその土台となるものと私は思っておりますし、次の総合計画にも反映をさせていかなければならないと思っているところであります。先ほど申し上げましたように、自転車にかかる北海道ブロック長の立場になられ、インバウンドを通じて人を呼び込むため、精力的に活動されていることは十分承知をしているところでありますけれども、やはり美唄を訪れていただいた方々を自信を持ってお迎えするためにも、市長としての政治判断も含めまして、道路整備を加速すべきと考えるところでありますけれども、改めてご見解をお伺いしたいと思います。次に、自転車についてでありますけれども、これに関する条例についてはお答えにありましたように、北海道も昨年、制定・施行されたところであります。一方、全国的に見ますと、昨年4月の段階で、都道府県を含め、76の自治体で既に制定をされ、それ以降も制定あるいは制定に向け整備中を含めますと、優に80を超える状況下にあると伺っております。今ほどのお答えによりますと、北海道の定めている条例を基本に対応される旨の内容でありまして、制定は考えていないようでありますが、以前のお答えより残念ではでありますけれども、いささか後退したものと私は受け止めざるを得ないと思わせていただいてございますけれども、少なくとも私は、自転車に関して適正な使用、放置への対応、また事故等に備えての保険の加入促進など、本当に市長は美唄市民の安全・安心を強くお考えでありましたならば、美唄にふさわしい条例を私は制定すべきと思いますけれども、この点、今一度改めてお伺いをいたしたいと思います。次に、教育長にお尋ねをいたします。まず学校給食についてでありますけれども、先ほどのお答えの中で、年間当たりの配食日数、1日当たりの配食数、そして美唄産を主体として調達に努められていることや、主な食材の使用量について、およそ理解をさせていただいたところでありますけれども、改めてお伺いをいたしたいのは、市内の生産者の方々は、さまざまな作物を栽培しているわけでありますけれども、栽培環境、あるいは天候の状況によっては、必ずしも良質なものばかりが生産されるわけでありません。味は変わらずとも、見た目が悪いために、あるいは一定量の生産量に満たないために市場等への出荷に至らないケースもそれなりにありまして、生産者の方々は、忍び難くも廃棄をしなければならないところが往々にしてあるわけです。よって、こうしたものを学校給食等に有効活用することで、少しでも長期間給食費を引き上げずに済むことにつながるとともに、生産者としても、食育という面からは、子どもたちの健やかな成長に携われること、栽培作物のロスを減らすことにもなり、できればJAの協力も含め、ぜひともそのような仕組みづくりについてご検討いただきたいと思いますけれども、お考えをお伺いいたしたいと思います。次に、クライミングの関係についてでありますけれども、私が聞き及んでいる範囲では、本市の体育センターの施設については評判もよく、関心の高さを感じているところであります。要望のあるスピード壁については、構造上の問題もあり、厳しいとのことでありますけれども、せっかく評価も上がり、希望も多いとすれば、クラウドファンディングやふるさと納税による応援寄附金、あるいはクライミング用品生産会社、または用品販売店などのスポンサー企業を募って財源を確保し、さまざまな工夫のもと、設置を考える必要があるのではないでしょうか。また、既存の劣化が進んでいる壁のパネル等の更新については、早期に対応すべきと考えるところでありますけれども、それらの対応については可能であるのかどうなのか、その辺のところについてお伺いをしたいと思います。また加えて、市外からの利用者のために、安価な宿泊施設の確保など、利用者の増加や合宿誘致などにつなげていくことも私は必要だと考えるのでありますけれども、教育長の考えを改めてお伺いします。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
土井議員の質問にお答えいたします。初めに、遅れている中心地区の街路の補修や改修等についてでありますが、財源の確保が課題となっていることをご答弁したところでございますが、市といたしましては、「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会」の北海道ブロック長となったこともあり、他市町村とも情報の連携を図り、地域からのご要望に沿えるよう再整備に必要な事業費の確保について、最大限努めてまいりたいと考えているところであります。次に、本市独自の自転車条例の制定についてでありますが、「北海道自転車条例」におきまして、自転車利用者の責務といたしまして、自転車利用者及び歩行者の安全確保のほか、乗車用ヘルメットの着用、夜間の反射器材の装着に努めるなど、具体的な安全確保策について規定されておりますことから、今後におきましても、北海道自転車条例に基づき、地域安全パレードや地域安全大会など、さまざまな機会を通じ、関係団体との協働のもと、自転車利用者の安全確保を図っていくための普及啓発活動を行ってまいりますとともに、市の条例につきましては、今後どのような条例を制定したらよいかしっかりと検討してまいりたいと考えているところでございます。
答弁 教育長 星野恒徳(教育長は2019年3月まで)
土井議員の質問にお答えいたします。初めに、学校給食についてでありますが、給食への野菜などの食材の供給につきましては、市場での流通量や生産者のストック量、形状等で出荷できない関係で廃棄されることが多い、こうした食材を活用することは、安心・安全な地元の野菜等の食材を確保すること、さらにはコスト削減が期待されますので、今後こうした食材の安定供給の仕組みが継続的に確保・構築されるか等含めまして、JAや生産者等からの話を聞きながら、調査研究してまいりたいと考えております。次に、スピード壁の整備についてでありますが、屋外にスピード壁を設置した場合、特殊な構造のため、冬期間の積雪や寒冷による壁の劣化などへの対応が予測されること、リード、ボルタリング、スピードの3種目の複合競技により行われる2020年東京オリンピックの次に開催予定のパリオリンピックでは、スピード1種目とリード、ボルタリング2種目による複合競技に変更になるとの報道がされており、またパリオリンピック後、それぞれの種目による単一競技に変更になることにより、これまで国内ではほとんど行われていなかったスピード競技の需要が減少すると予測されているところでございます。このことから、教育委員会といたしましては、既存設備を活用しつつ、スピード競技の動向を注視しながら、利用増に向けてクラウドファンディングの手法等も含めまして、さまざまな検討をしてまいりたいと考えております。現在設置しているパネルにつきましては、劣化が進み、ホールドが固定できない部分も出てきており、利用者から更新してほしいとの声もあり、利用者の安全に配慮する観点から、財源の確保に進めてまいりたいと考えております。また、市外からの利用者増に向けた宿泊施設の確保についてありますが、多目的宿泊施設「トマーレびばい」は、需要期には、他の利用者によって予約が取りづらいことから、現在、市長部局で組織化を検討しているDMOの取り組みの中で、必要な対応をしてまいりたいと考えております。
質問 12番 土井敏興
いまほど、自転車に関することについて、どういった条例がふさわしいか、そのことについて考えていきたいということで、改めて延期として取らせていただきたいと思いますけれども、そういった答えをいただき、やはり北海道に条例があるとしても、それも北海道全体の条例ということでありますから、それをさして、美唄にどれだけマッチするかということになると十分網羅できない部分があるかと思っているところでありますので、少し時間をかけて結構だと思いますけれども、やはり、先程申し上げましたように、美唄市民のことを強く思われるのであれば、美唄にふさわしい条例づくりについて邁進していただきたいと、このことを強く要望させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。