みんなの議会

美唄市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月10日

(1)平成31年度予算編成について/(2)危機管理について/(3)移住・定住対策について/(4)農業行政について/(5)水道事業について/(6)教育行政について

2018年12月10日、美唄市議会の一般質問で、山崎一広議員が「平成31年度予算編成について」「危機管理について」「移住・定住対策について」「農業行政について」「水道事業について」「教育行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫、教育長 星野恒徳が答弁しました。

質問者
山崎一広 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫、教育長 星野恒徳

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 山崎一広

第4回市議会定例会にあたり、大綱6点につきまして、市長並びに教育長にお聞きします。大綱の1点目は、平成31年度予算編成についてであります。その1つに、市が徴収する使用料・手数料についてです。本市の財政状況は、依然として厳しい状況が見込まれることから、美唄市中期財政運営基本方針に基づき、健全な財政基盤の構築を進めていくとともに、行財政改革を推進し、スリムで持続可能な自治体の財政運営に向けて、事務事業の見直しとあわせて、歳入予算の確保が重要であると考えられます。そこで、市長にお伺いします。市が徴収する使用料・手数料の見直しについてですが、平成31年10月には、消費税が現行の8%から10%に引き上げられ、これらを見直すことが必要になると思います。消費税率の改定に伴う対応として、戸籍業務や住民票などは非課税であり、政令で規定しているため、手数料の改定は不要ですが、美唄市地域福祉会館の使用料は、運営委員会で上げる、上げないの議論が必要でありますが、その他の施設関係は、変更が予想されます。元号の変更が残すところ半年余りとなり、平成31年度予算の編成作業の真っ最中と思いますが、これらすべての利用料・使用料・手数料などの見直しは行わないのか、あわせて、ごみ処理施設使用料など、見直しを同じようにする考えはないのか伺います。その2つに、市内各スポーツ施設の使用料等の見直しについて、教育長にお聞きします。今ほど言いましたとおり、来年10月からの消費税の引き上げに伴い、総合体育館や体育センター、野球場など、市内各スポーツ施設の使用料の見直しを行うべきと考えますが、特に総合体育館の入館料は、使用しない方からも徴収すべきではないでしょうか。また、野球場やその他施設を利用される市内・市外の方の使用料を分けるべきと考えますが、どのように考え取り組まれるのか、お聞きいたします。大綱の2点目は、危機管理についてであります。第3回定例会の一般質問の初日、9月6日の金曜日、早朝、胆振東部を震源とするマグニチュード7、本市におきましても震度4、その後、全道を襲った大規模な停電、あまりうれしくもありませんが、今年の流行語大賞にもノミネートされましたブラックアウト、さまざまな課題と問題点を各自治体に投げかけ、道においても国においても、早期な対応を求められております。胆振東部地震から3カ月が過ぎ、避難所生活をされる方はいなくなりましたが、仮設住宅の生活は、いまだに余儀なくされております。その地震の断層には、大きく分けて2つの断層帯があり、その1つが石狩低地東縁断層帯と言われており、北海道西部の石狩平野とその東側に分布する岩見沢丘陵、栗沢丘陵、馬追丘陵との境界付近に位置する活断層帯で、石狩低地東縁断層帯は、その分布形態から、石狩低地東縁断層帯主部と石狩低地東縁断層帯南部に区分されます。主部は美唄市から岩見沢市、栗山町、長沼町、由仁町、千歳市を経て、勇払郡安平町に至る断層帯で、長さは約66キロメートルと推定されており、東側が西側に対して、相対的に隆起する逆断層です。もう1つが南部であり、千歳市から勇払郡安平町、苫小牧市、厚真町を経て、沙流郡日高町沖合の海域になる断層帯で、長さは54キロ以上と推定され、東側が西側に対して、相対的に隆起する逆断層と言われております。いつまた起きるのか不安で安心できません。幸いにして、本市で大きな被害はありませんでしたが、まるまる2日にわたる停電で、個人住宅は無論、商売をされている方の損害は計り知れないものと思います。また、間違った情報が流出し、「断水になる」「停電がしばらく続くようだ」などの過度の情報が流出し、市民生活に大きな損害を及ぼしたことは間違いありません。また、避難所の開設や広報車での情報を知らせる際の市民サイドからのお叱りや、避難所の確認を聞いた際に「わかりません」と言われたなど、市民からのお怒りの言葉をお聞きしました。私も先の9月の決算審査特別委員会で申し上げましたが、しっかりとした検証をしていただきたい、役所の職員だけで行わず、各事業所に出向き話し合いをし、何が必要か、何が不足だったのか、何を最初に行わなければならないのか、話し合いを行っていただきたいと言いました。そこでお聞きいたします。10月24日の水曜日、危機管理に関する会議が行われたと承知しておりますが、どのような会議内容だったのか、今述べたようなことが話し合われたのか、検証結果をお聞きいたします。大綱の3点目は、本市における移住・定住について、具体的対策についてであります。本市の人口減について、今年の3月31日の北海道新聞に掲載されたとおり、2045年の人口減少が、もし仮にこのように急激に進行するとした場合、まちのにぎわいや活気が低迷するだけではなく、中心部のさらなる購買力の低下など、さまざまな諸問題が深刻化し、将来のまちづくりに大きな悪影響をもたらすものと考えられます。また、市立美唄病院建替え事業の市民説明会やまちづくり懇談会などにおいても、将来の市民の人口減少を危惧する市民意見も数多くあった結果となったところであります。このような市民の人口減少に対する不安を少しでも払拭するために、早急に人口減少対策を講じていく必要があると考えられます。しかしながら、その一方で、最近の市民のまちなかへの移住傾向につきまして、例えば、これまで郊外の農村部に居住していた農業者の方々が、まちなかへ住みかえてくる、いわゆる通い農家を選択する農業者も多く見られる現状にあります。これら2つの人口減少と市民のまちなかへの移住傾向に対応していくために、現在、市が取り組んでいる移住・定住対策の速やかな拡充と、これに関連する新たな制度の策定・検討を進めるべきと考えます。本市には、平成27年度に策定した美唄市人口ビジョンがあり、ここで推計されているとおり、穏やかな減少幅でいくためには、人口減少を食い止めるべき具体的な施策を明確にすることが、市民への不安を払拭する上において、大変重要であると考えます。そこで1つに、現在までに取り組んできた移住・定住対策で、新築・中古住宅購入助成制度をはじめ、通勤助成や除雪助成、市所有分譲地助成などの各制度の実績と具体的な効果、これを踏まえた今後の対策に関して、どのように考えているのか、さらに、本年度も通勤の助成制度を行っておりますが、これらを拡充する考えはないのか、あわせて伺います。次に、近年、特に郊外部で見られる市民のまちなかへの移住傾向に対して、これを後押しするためにも、これまで住んでいた住宅除却に対する支援策と、さらに農村部における不用となった住宅への支援策を新たに打ち出し、将来のまとまりのある市街地形成に向けた取り組みの推進が重要であると私は考えております。特に、農村部における不用となった宅地に対しては、土地改良事業などへの編入が進められているものと承知しておりますが、具体的に、これまで実施してきた道営・国営事業により、何件か不用になった宅地の農地への編入などによる有効活用が図られてきたと思いますが、今後の事業展開により、どのくらいの不用宅地を農地として取り込み、ほ場整備を想定し進めていくのか、お聞きします。本市においては、特に他の市町と比較しても人口減少が著しく進行している現状を素直に受け止め、まとまりのあるまちづくりに向けた具体的な施策のあり方について、どのように考えているのかお聞きします。その4つ目に、農業行政について、1つに、スマート農業の推進についてであります。いわゆるスマート農業とは、ロボット技術や情報通信技術、いわゆるICTを活用し、省力化・精密化、高品質生産を実現することなどを推進している新たな農業のことと言われております。日本の農業の現場では、課題の1つとして、担い手の高齢化が急速に進み、そこで、スマート農業を活用することにより、農作業における省力・軽労力化をさらに進めることができるとともに、新規就農者の確保や栽培技術力の継承などが期待されている効果と言われています。スマート農業の一例として、人工知能による複雑な作業をロボット化することにより、1つに、運動の習熟機能により、これまで機械化できなかった野菜や果樹の収穫などの複雑な作業のロボット化を実現すること、2つに、画像認識により、赤いトマトなど、収穫すべきもののみの収穫などが見込まれます。先日、最先端の情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業の実用化に向け、道と岩見沢市、十勝管内更別村と、11月16日、事業の推進母体となる北海道近未来技術地域実装協議会を設立し、2020年度までの実用化を目指すと新聞報道がありました。「スマート農業は、本市ではまだ早い」などの声も耳にしますが、隣町岩見沢市ですでに、スマート農業やこれらの取り組みをしている現状があり、負けないためにも、市長はどのように考えているのかお聞きいたします。次に、トランスボーダーファーミングについてお聞きします。昨今、農業人口は20年前の半分に減少となり、まさに高齢化と人口流出が農業分野にも押し寄せています。農産物価格の低下による所得率の低下や規模拡大による機械投資の負担増大が課題化する中で、大型機械を効率的に運用するさまざまな取り組みが進められており、農地を一体的に管理運営し、農地面積規模を一大管理し、いわゆるお互いの農地を境界越えする経営で、近年は、北海道畑作とほぼ同規模にある南ドイツの畑作地域では、ICT農業技術を活用したトランスボーダーファーミングといった新たな取り組みも始まっており、機械の効率的運用とコスト低減が図られているところです。人間を超えることは間違いないところであり、先だって、新篠津の農家で実証実験が行われ、農薬散布などは、薬がなくなると補充場所に戻り農薬を補充し、農薬が切れて戻ってきたところに再び戻り散布を行うなど、人手不足の解消と時間の短縮、農業革命の切り札となると注目を集めておりました。自動運転のトラクターも同様で、人が近づくと自然に止まり、離れると再び作業を開始するシステムで、3分の1に農作業が短縮されると言われており、全国に先駆けてAI(人工知能)を導入し、来年夏の実用化を目指すと言われております。またさらに、岩見沢市は先進地であり、農業者の減少や高齢化が進む中、スマート農業の実用化は欠かせない、これらの岩見沢市の取り組みが、北海道農業の指針になればと強調しておられました。道農政事務所は、2019年度予算概要に盛り込んだスマート農業加速化実証プロジェクトの内容を紹介し、年明け以降、事業を進めていくと言っておられます。なお、GPSについては、1,200戸の約1割が使用しますが、長野県も同様ですが、費用は3倍から4倍かかるとも言われております。そこでお聞きします。本市も岩見沢市同様に取り組んではいかがでしょうか。以前にもお聞きしましたが、その後どのように取り組まれてきたのか、ぜひ前向きなご答弁をお願いいたします。その2つに、離農された農地の再利用について、農地または宅地化についてお聞きします。平成27年5月26日、空き家等対策の推進に関する特別措置法が実施され、この法律に基づき、適正に管理されていない空き家に関しては、市より市有地へ必要に応じた指導や勧告、命令等を行うこととなりました。人口減少が止まらない日本においては、本来、作物を収穫する目的の農地を、高齢化や採算性の厳しさから放棄してしまうケースが目立つようになりました。特に、高齢化は日本全体で歯止めがかからず、さまざまな分野で将来が不安視されております。そのような中、農業においても、相続によって代が替わり、最初から農家ではない相続人が、農地を活用できずに困っています。相続前に後継ぎがおらず、耕作放棄地となるケースもあるでしょう。ところが、耕作目的以外の用途が認められない農地も多く、遊休農地や耕作放棄地の活用は、田舎の他の土地よりも厳しい面がありますが、活用方法が全くないわけでもないので、自分の保有する農地がどのように活用できるのか、改めて可能性だけでも知っておくべきでしょう。農地を持てるには、農家に限定する農地区分と農地転用許可の基準、方法の1つに、農地を農地のままで活用する、その2つに、農地を転用して農地以外で活用する、その3つに、農地を転用前提で売却・賃貸する、遊休農地と固定資産税、土地は2つとして同じものがなく、移動はできません。この当たり前の特徴は、他のものではない特徴でもあり、身近でありながらよくわからないものとなっておりますが、そこに来て、人口減少により、宅地としての需要が減っているという先進国では例のない時代へ突入しています。古い時代の法律や仕組みにより、簡単には手放すことができないという問題も抱えています。繰り返しますが、土地は一つひとつ違います。立地、大きさ、形もそうです。大きなお金が動くため、他の資産や譲与等、背景も関係し、それぞれ異なります。土地活用に決まった答えなどなく、それぞれの状況に応じ、納得のいく答えを見つけるしかありません。そのために土地が持つ可能性を知ることが大事だと考えており、それだけでも土地で何ができるか方向性を定める指針になるはずであります。ところが、固定資産税の課税は登記上の地目ではなく、現在、その土地が使われている状況を調査して課税されます。そのため、使っていない農地が永遠に農地で課税とはならず、現況調査で雑種地として扱わなければなりません。はるかに高い宅地なみの税金になります。それだけではなく、遊休農地には、租税措置を講じることが決まっています。そこでお聞きします。離農地の宅地化とあわせて、農用地への転用について、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますが、お考えをお聞きします。大綱の5つ目は、水道事業について、水道の民営化についてであります。先週の6日、自治体の水道事業への民間参入を促進する水道民営化を含む水道法改正案が衆議院で成立されました。老朽化水道管の問題を抱える自治体の水道事業の基盤強化が目的で、水道民営化可決、外国では、水道料金が突然5倍に急騰するなどの問題が起きており、国民には十分周知されていないのが現状であります。「国民の税金でつくられた水道設備を外資に売り渡すのか」という批判的な意見もありますが、水道事業の民営化は、運営を民間に任せるだけであり、所有権は変わらないと言われております。いわゆるコンセッション方式と言われ、国や自治体が公共施設などの所有権を持ったまま、運営権を民間事業に売却するやり方で、国や自治体には売却益が入り、運営のための財政負担がなくなり、民間企業はサービス内容や施設利用料の設定など、幅広い裁量が認められ、独立採算となります。これは、6月18日に発生した大阪北部地震により、21万以上が水道の被害を受けたことで、老朽化した水道という問題がクローズアップされ、いっきに審議入りしたところであります。本市も同様で、水道管の劣化が問題視されている現状、民間会社は利潤を追求するので刷新が進まないおそれがあります。水は命に直結するインフラですから、儲け第一主義の企業に任せるわけにはいかないとも言われ、市町村の赤字体質が水道の老朽化を招いたのではないかとも言われますが、市町村などの水道事業者は、人口減による収入減などで赤字体質のところが多く、老朽化した水道管の更新が遅れているのが現状です。そもそも、これが水道法改正の背景にあるようで、老朽化した水道管更新が遅れているのは、水道事業者の赤字にあるというのですが、その解決法は、民間企業参入を求めるということだけで政府は考えているようですけれども、隣の岩見沢市ではすでに協議に入っており、本市も同様に民営化の検討をするべきだと考えておりますが、この点について市長にお聞きいたします。そこで、いつ頃をめどに考えを進めようとするのか、新たな事業展開はあるのか、また、この事業により料金改定はあるのか、以上3つをお聞きいたします。大綱の6点目は、教育行政について、教育委員会でお預かりしている個人の作品(備品)等の保管方法についてお聞きします。市民会館が建設され、四半世紀が過ぎようとしておりますが、ここ数年、さまざまな内部での問題が山積し、文化協会の指定管理への紛争、食堂の委託問題、契約、そして訴訟と、現在は、地震後のホールの使用禁止、これは昨日発表もあり、12月4日から開館しておりますが、課題は山積しており、ほとんど解決されていない現状であります。また現在、まだホールが使用できず、さまざまなイベントが2階の大会議室で行われ、市民合唱団の30周年記念事業やおやこ劇場の終演事業なども行われております。特に、9月に行われた芸能発表会で、所作台を40名近くが使用し、その際、土足で自由に上がり、さらには、凹凸にはヤスリなどをかけ、段差を解消したとお聞きしました。所作台の本来の意味をご存じでしょうか。日本舞踊、和の所作、礼儀作法を学べる日本舞踊教室の魅力、当然、足袋以外では所作台の上には上がらず、掃除の際には、もみ殻を敷き詰め、ほうきまたはモップで清めるなどしますが、誰がこのような許可をされたのか。また、この所作台は花柳鳴介師匠個人のもので、委員会がお預かりしているものを、本人に断ったとはいえ、土足ややすりなどで削るなど、考えられない行為で使用されたことは、言語道断、どのように考えておられるのかお聞きいたします。またあわせて、北浦先生の作品が学校に保管されておりますが、これらの作品の保管方法をどのようにされているのかお聞きいたします。その2つに、文化協会についてであります。11月21日の新聞報道で、市民会館などの市内4施設の指定管理者について、民間の建設会社に選定・内定したとの報道が掲載されておりました。選定委員会では、新聞報道によると、地域貢献などと書かれており、7項目の基準で選定したとありましたが、議会にも提案される以前に報道され、選定・内定したとは、どうしてこのようなことが許されるのか、議会軽視も甚だしいと思いますが、端的に教育長のお考えをお聞きします。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

山崎議員の質問にお答えいたします。初めに、平成31年度予算編成について、市が徴収する使用料・手数料の見直しについてでありますが、私は、平成31年度の予算編成方針で、市税の確保はもとより、国や道の補助制度の積極的な活用、財産収入の確保、使用料・手数料等の見直しなど、歳入の確保に最大限努め、特に公共施設の使用料と各種手数料につきましては、平成31年10月の消費税及び地方消費税の税率改定によります見直しをはじめ、行財政改革の取り組み項目として、事務事業の見直し検討を全庁的に通知しているところであります。いずれにいたしましても、私といたしましては、健全な財政運営と未来に向けたまちづくりの両立を図るため、厳しい時代の変化にしっかりと対応しながら、行財政改革を推進し、将来にわたり、持続可能な自治体経営に取り組んでまいりたいと考えているところであります。次に、危機管理について、胆振東部地震についてでありますが、胆振東部地震の検証結果につきましては、10月24日には、副市長と関係部長による美唄市災害対策本部の連絡会議を、11月7日には、私が本部長となっております同対策本部会議をそれぞれ開催し、検証を行ったところであります。検証にあたりましては、市民生活への影響を把握することが重要であることから、市内大型店やコンビニエンスストア、ガソリンスタンド、飲食店、タクシー業者、関係団体など、16カ所へ職員が出向き、停電時の詳しい状況やご意見・ご要望などを伺った上で、本部会議におきまして、情報収集・通信、市民への情報伝達、避難所運営、要配慮者への対応、物資及び資機材への対応、職員の体制と活動の6つの観点で検証及び今後の取り組みに関しまして、検討を行ったところであります。なお、6つの観点に基づく今後の取り組みに関しまして、主なものを申し上げますと、情報収集・通信につきましては、市の窓口業務やホームページを閲覧するためのシステムやサーバーを確保するための自家発電設備の導入には、多額の費用がかかることから、市が保有しております移動式発電機を使用して、最低限の電源確保を行い、情報収集や窓口業務に努めてまいります。次に、市民への情報伝達につきましては、避難所情報、学校の休校、施設の休館、携帯電話の充電場所など、詳細な情報につきましては、市のホームページやSNSなどで情報発信をするとともに、今後は、美唄市役所や避難所への最新情報の掲示や車載スピーカーの音量を上げること、車両の減速や停車などを行い、聞き取りやすいように改善するとともに、体が不自由な方、高齢者の方などへの情報伝達について検討してまいりたいと考えております。次に、避難所運営につきまして、避難所における食事につきましては、自宅で食事が確保できない方におかれましても提供するとともに、男女双方の担当職員の配置や警察官の巡回を行うことにより、女性も安心して使用できるよう配慮するほか、開設した避難所では、携帯電話等の充電場所の確保に努めてまいります。次に、要配慮者・観光客への対応につきましては、要配慮者の状況把握を行うための体制づくりを行うとともに、民生委員代表者や社会福祉施設の代表者などと、携帯電話などによるホットラインを構築することにより、迅速に連絡がとれる体制を強化するほか、外国人観光客が避難所に避難されている場合には、外国語を話すことのできる職員などによる支援に努めてまいります。次に、物資及び資機材への対応につきましては、災害協定を締結している事業者との連絡体制を強化し、避難所などへの必要な物資の確保に努めてまいります。最後に、職員の体制と活動につきましては、要配慮者対応の充実を図るため、本部の事務分掌の見直しを行うとともに、職員を対象といたしました初動訓練を実施し、災害発生時の迅速な対応に努めることとしているところであります。次に、移住・定住対策について、具体的な対策についてでありますが、コンパクトシティに向けた具体的対策につきましては、本年10月までの移住実績で、新築・中古住宅購入助成制度の活用につきましては、平成24年度の制度開始から36世帯81名が、また、通勤費助成制度の活用では、平成29年度の制度開始から3名が、それぞれ移住されたところでありますが、本年度から開始いたしました市所有分譲地購入助成や、冬期間間口除雪等助成の活用では、お問い合わせが数件あったものの、実績はなかったところであります。今後の制度拡充につきましては、人口減少対策として、移住・定住施策は、重要課題の1つと受け止めており、活力あるまちづくりの実現のため、取り組んでいかなければならないものと考えているところであります。そのため、これまで移住・定住施策に関しまして、美唄市移住・定住推進協議会の皆さんと一緒に、しっかり検証を行うとともに、新たな取り組みの研究や既存制度のブラッシュアップを図り、効果的な取り組みとなるよう推進してまいりたいと考えております。次に、現在、ほ場整備事業で実施されております国営事業2地区、道営事業13地区における本年度までの農地宅地の地区編入状況につきましては、国営事業では167筆、16.7ヘクタール、道営事業では47筆、3.8ヘクタール、合計214筆、20.5ヘクタールとなっております。また、来年度以降につきましては、国営事業では320筆、33.8ヘクタール、道営事業では110筆、12.1ヘクタール、合計430筆、45.9ヘクタールの農家宅地につきまして、引き続き、地区編入してほ場整備を行い、農地として有効活用していく計画となっているところであります。次に、人口減少対策として、具体的な施策のあり方につきましては、本市の総合戦略の基本目標に掲げた新たな雇用の創出、交流人口の増加、出産や子育ての希望をかなえる子育て支援、コンパクトシティの取り組みを推進していくため、庁内関係部局の縦横断的な連携の強化を図り、市民の皆さんと協働しながら取り組んでいくことが重要であると考えているところであります。次に、農業行政について、スマート農業の推進についてでありますが、農家戸数の減少や担い手の高齢化、労働力不足が課題となる中、スマート農業技術を活用することによって作業時間の短縮や作業精度の向上、さらには労働負担の軽減やコストの縮減など、さまざまな効果が見込まれると承知しているところであります。特に現在、美唄市では、生産性の向上を図るとともに、担い手への農地の集積を促進するため、国営・道営の基盤整備事業が市内各地で取り組まれ、経営規模の拡大とともに、ほ場も大型化していることから、こうした生産現場における効率的経営に向けて、GPSの活用などは、なくてはならない技術であると考えているところであります。次に、トランスボーダーファーミングにつきましては、10年ほど前にドイツで取り組みが始まり、現在、北海道におきましても、十勝地方で、てん菜などの栽培で、個人の所有農地の境界を超えた大区画ほ場を大型機械により、効率的に栽培管理するトランスボーダーファーミングの実証実験が行われていると承知しておりますが、この営農方法は、個々の経営を残したまま、農地の集約化、機械の共同利用、さらに構成農家による共同作業を行うことにより、経営規模の拡大を図りつつ、省力化と機械コストの低減を両立させることが可能であり、大規模経営や大型ほ場での営農に適した取り組みであると伺っているところであります。このように、トランスボーダーファーミングは、多くの農業問題の解消にもつながる可能性も考えられますので、十勝の実証実験での研究成果や運用事例などにつきまして、水田を主体とした地域におかれましても、活用ができるかどうか情報収集してまいりたいと考えているところであります。次に、美唄市におけるスマート農業の今日までの取り組みについてでありますが、GPS活用などの先進農業技術利用につきましては、美唄市農協、峰延農協の各研究会及び各農協と、これら技術や対応する機器の改良・発展の動向を把握するとともに、多くの方が将来にわたって活用しやすいシステムなどについて、情報共有を図ってきたところであります。また、このGPS活用につきましては、日本の準天頂衛星の打ち上げが増え、民間の情報サービスの充実も進みつつあることから、当初、研究会が必要と考えておりました情報インフラの整備よりも、実際に農業機械の運用に必要な機器の導入促進についての情報交換を行っているところであります。今後も各研究会などと情報を共有しつつ、さらなる技術の進展も見据え、スマート農業技術の利用が経営効率の向上や若手農業者の経営意欲の向上につながり、本市農業の振興発展につながるよう、検討を行ってまいりたいと考えているところでございます。次に、離農地の活用について、離農地の宅地化と農用地への転用についてでありますが、初めに、農地につきましては、農地法に基づいて、基本的に農地として適正に管理・耕作していく必要があることから、離農される農地でも、優良な農地につきましては、農業委員会の活動などにより、担い手への集積が図られているところであります。また、農業者の経営意向は、人・農地プランの集計などでは、規模拡大志向が大きい傾向にあることから、引き続き、農地としての利用集積を図ってまいりたいと考えているところであります。なお、本市につきましては、道へ報告を行っている荒廃農地が、平成29年度で7.1ヘクタールでありますが、このうち約3.8ヘクタールは、基盤整備事業等により耕作を再開する見込みとなっており、残る3.3ヘクタールの農地につきましては、離農または相続によります非農家所有の農地で、主に農業振興地域外や農業振興地域の白地地区にありますが、その所有者が売却を検討するものの、農地の利用調整が難航するなど、今後の利用方法の方向性が定まっていない状況であると、農業委員会から伺っているところであります。いずれにいたしましても、耕作されないままの状態が続くことは、付近の農地へ悪影響を及ぼす場合もあることから、所有者へ農地以外への地目変更または耕作再開の働きかけを行うほか、当該農地の周辺状況を勘案しつつ、道や農業委員会など関係機関と連携して、有効利用または再生利用などにより、解消が図られるよう取り組んでまいりたいと考えているところであります。次に、離農跡地における宅地の農用地への転用につきましては、移住・定住対策でもご答弁させていただきましたとおり、ほ場整備事業が実施されております地域につきましては、その事業の実施により、宅地の農地への編入が進んでいるところであります。一方、それ以外の地域につきましては、建物が残ったまま、あるいは建物はないものの、有効な活用がされないまま残っている例は多いものと考えておりますが、それぞれ個人の財産であることから、所有者の判断において実施されるべきものと考えているところであります。次に、水道事業について、水道事業の民営化についてでありますが、民間委託の業務につきましては、本市では、健全な事業経営の実施に向け、職員数の減少を見込んだ人件費などの経費削減を目的に、水道メーター検針業務、浄水場運転管理業務、水道施設維持管理業務など、民間事業者へ委託を実施しているところであります。今後も人口減少に伴います水需要が低下となり、給水収益の減少が予想され、事業経営は厳しい状況となることから、経費の削減及び市民サービスの向上を図るため、民間事業者のノウハウを生かした業務委託につきまして検討しているところであり、内容といたしましては、現在行っている窓口受付業務、水道開閉栓業務、料金収納及び未収金管理業務などの営業関係業務を考えているところであります。次に、実施時期並びに料金改定につきましては、この業務委託をすでに行っております他市事業体の実施状況を参考とし進めてまいりたいと考えており、将来の料金負担に影響とならないよう委託の実施によります費用の削減効果を検証するとともに、慎重に検討しているところであります。

答弁 教育長 星野恒徳(教育長は2019年3月まで)

山崎議員の質問にお答えいたします。初めに、市内各スポーツ施設の使用料の見直しについてでありますが、この見直しは、平成31年度の予算編成の基本方針において、健全な財政運営と未来に向けたまちづくりの両立を図るため、市税の確保はもとより、使用料・手数料の見直しなど、歳入の確保に最大限努めることが示されているところであります。また、行財政改革の取り組み項目にもなっていることから、スポーツ施設においても、来年10月1日の消費税率の改正に合わせ、見直すこととしております。教育委員会といたしましては、クライミング壁のある体育センターにつきましては、消費税率の改正に加え、利用状況と管理経費の観点からも見直しを行い、また、現在、大規模改修を進めている野球場につきましても、費用対効果の視点に立ち、体育センターと同様の見直しを考えているところでございます。次に、施設を利用しない付き添いの方々の入館料や市内と市外の利用者の利用料設定区分についてでありますが、他の自治体では、スポーツ施設を含め、公共施設の使用料について、税の投入の観点から、自己の住民と他の自治体の住民と区別して、使用料・利用料を設定している自治体もあるところでございます。また、本市におきましても、火葬場の使用料については市内・市外に区分して設定していることを踏まえ、教育委員会といたしましては、予算編成基本方針に示される最大限の歳入確保に向けて、スポーツ施設の使用料の設定のあり方について、他の自治体の取り組み等を参考に調査研究してまいりたいと考えております。なお、総合体育館に入館する際、付き添い等、設備等を使用しない方に対する使用料につきましては、受益者負担の観点から、使用料の徴収は難しいものと考えております。次に、花柳鳴介先生所有の所作台についてでありますが、北海道胆振東部地震の影響により、市民会館大ホールが使用できないことに伴い、芸能発表会の関係者から、市民会館大会議室を代替施設として使用するにあたり、演目の中の日本舞踊を大会議室にある山台で踊ることが難しいので、花柳先生の所作台を使用でないかとの相談があり、先生に事情を説明し、使用の許可をいただき、教育委員会職員が大会議室に設置したところでございます。この先生の所作台は、現在、旧勤労青少年ホーム内に保管しておりますが、職員が設置した際、表面にささくれがあり、演舞するには、けがの危険性があると判断し、紙やすりでささくれを除去したものでございます。所有者の許可なく紙やすりをかけたことや、土足厳禁にもかかわらず、歌謡等の演目の中で、靴の使用を容認したことについて、先般、花柳先生に状況説明の上、謝罪をし、ご理解をいただいたところでございますが、私から職員に対し、今後このようなことがないよう注意したところでございます。次に、北浦晃先生から寄贈された絵画作品などについてでありますが、作品は現在、南美唄小学校の空き教室に保管棚を設置し、劣化防止のため窓には暗幕をかけ、エアコンにより温度調整を行いながら通年保管をしているところでございます。作品の活用につきましては、これまで、市民文化祭の総合展示に展示するなど、広く市民の方々に鑑賞できる機会を提供しており、本年度は亡くなられて5年の節目でありましたことから、郷土史料館を会場に、北浦晃作品展を9月1日から23日の間で開催し、期間中、194名の方が来場したところでございます。また、北浦先生の絵画作品を活用し、芸術鑑賞の機会を提供するため、現在、絵画作品の貸し出しを予定しており、要領等が整いましたら広報メロディーなどで周知し、より多くの方々が作品に触れることができるよう、取り進めてまいりたいと考えております。次に、指定管理者候補の報道についてでございますが、11月21日の道新記事につきましては、公開会議としている11月20日の教育委員会議において、12月市議会定例会に提案する予定の指定管理者の指定の案件を、教育委員に報告した内容をもとに、傍聴した記者が記事にしたものでございます。これまでも議会に提案する案件につきましては、議会前に開催する定例記者懇談会や、今回のように傍聴できる会議等において内容を説明しており、この説明を聞いたマスコミは、今後、議会に提案予定である旨を示した中で記事にしているものと受け止めており、私といたしましては、これまでと同様の取り扱いであると考えております。

質問 9番 山崎一広

自席から2点ほどお聞きしたいと思います。まず危機管理ですけれども、ブラックアウト、本当に経験したことのない災害でしたけれども、できごとが現実に起きた、先だって新聞にも、もし地震発生が厳冬期の2月6日だったらという記事が掲載されておりました。9月6日の震度7の場合、この雪の重みで2倍から5倍の建物被害、さらに雪害や道路幅の狭さから交通渋滞が発生、そして何よりも一番は、氷点下の真冬の地震ということになっております。電気が切断された場合、寒さから低体温症のおそれが一番と言われており、万が一、直下型なら夏の4倍とも言われ、また、冬もブラックアウトの危険が、より多くの影響を与えると。さらに支援を要する方々への支援体制も考えなくてはなりません。それと、現在は福祉の方で取り扱っているかと思いますが、社会福祉協議会が、直接現場、いわゆる民生委員と携わっていることと思います。災害対策マニュアルとあわせて、制定後10年以上を経過していると思いますが、まちづくり基本条例の見直しも含めて、この際、行ってはどうかと思います。また、昔は要援護者支援マップと言っておりましたが、要配慮者支援マップがあると思うんですが、今次の地震、ブラックアウトで活用されたのかどうかお聞きします。それと、先ほど言いましたが、ブラックアウトという言葉も出ましたが、これら防災計画の見直しを私は必ずするべきだと考えておりますので、この辺の考えとあわせて、まちづくり基本条例も制定後10年以上経過しております。これらの条項などの追加や削除も含めて、見直すべきと考えておりますけれどもお聞きします。それともう1つ、これは質問とは別に、市長の考えがあればと思いますけれども、庁内議論のトップ会議が庁議だと思います。それとは別に、職員同士の意見交換、早く言えば、他の部署への意見も言わせるような場を作っていただきたいと私は考えます。原課や現場では、不満とは言いませんが、文句と言いますか、そういうことを言える場がない。私は在職中に「人のふり見てどうする」とよく言っておりました。これは「人のふりなど見てどうするのか」ということではなく、私の解釈として「人のふりを見て自分ならどうするか。どのように動くか」ととらえて、よく後輩に言っておりました。意見や考えを封じ込めるのではなく、自由に発言させる機会を与えてあげていただきたいと思います。先般、同僚議員からの質問で、3期目の出馬を表明されました。消防の広域化も近年、言われております。岩見沢か砂川で決めなければ、病院の建替え問題もあり、決して先行きは穏やかではないと思いますけれども、市長の考えがあれば、お聞きしたいと思います。それと、教育長に1点お聞きします。作品の保管方法はわかりました。ただ、改めて言うことでもないんでしょうけれども、日本舞踊の和、先ほど言いました所作台、この辺は十分に承知して、周知していただきたいと思います。鳴介先生は承諾されたのかもしれませんけれども、個人的には非常に怒っており「有り得ない」と言っておりましたので、この辺は、胸の奥にそっとではなく、十分にとめておいていただきたいと思います。北浦先生の作品も、エアコンをかけていると、私の部屋よりもずっと良いなと思いますけれども、それだけすばらしい作品を預かっているので、ぜひとも今後もそのような扱いをしてほしいと思います。それで、文化協会ですけれども、平成19年から指定管理、今日まで12年間、このようなずさんな管理で、本当に次にやる指定管理者ができるのかと、ちょっと私は不安に思います。美唄市の文化活動の拠点として昭和44年に建設されまして、社会教育、学校教育、社会福祉団体などによる生涯学習活動や優れた文化・芸術などの鑑賞の機会を設けること、市民文化の向上に資することを目的として設置され、今日まで維持管理を行ってきた市民会館です。このような中、選定委員会で、確かに先ほど言いました。選定項目7項目を全てとは言いませんけれども、例えば、資産やその他いっぱいあります。本当に項目で上回ったとは思わないと私は思うんです。地域貢献と、どこの地域貢献で上回っていたのか、改めてその辺の資料があればいただきたいと思いますけれども、これは後ほど開かれる総務・文教委員会の中で、同じような議論がされるかと思いますので、これ以上は追求しませんけれども、これらのことを含めて、市民会館の今後の考え方、指定管理のあり方も含めて、教育長の考えをお聞きします。そして前にも言いましたけれども、陸上競技場、サイクリングロード、本当に管理が悪くて、使用できなくなっております。現在、当然閉鎖されております。前教育長に聞きました。「サイクリングロードは一度も使ったことがない。聞いたこともない」と。ということは、4年間、何もしていなかったということになります。この辺も含めて、本当に管理が大丈夫なのか、もう一度改めてお聞きします。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

山崎議員の質問にお答えいたします。初めに、要配慮者マップの活用についてでありますが、今回の地震と停電におきましては活用していないものの、介護や障がい者の事業者や事業所や民生委員などの皆さんが、要配慮者の安否確認や状況把握を行ったほか、保健福祉部を中心に、要介護者、要配慮者、配慮を必要とする生活保護受給者、妊婦、在宅酸素使用者等の状況把握を行うなど、適切な対応に努めたところであります。なお、今後につきましては、要配慮者マップのデータを活用いたしました避難支援個別計画を立てるなど、災害支援のネットワーク体制の整備に努めてまいりたいと考えているところでございます。次に、美唄市地域防災計画の見直しにつきましては、今回の地震による北海道地域防災計画の見直しを踏まえ、美唄市地域防災計画の見直しを進めていくこととしているところであります。また、災害時の職員活動マニュアルの見直しにつきましては、災害対策本部の各班からの意見を取り入れた検証に基づいて見直しをしたところではありますが、今後、さらなる見直しの必要が生じたときは、多くの職員の意見を反映させていきたいと考えているところであります。次に、まちづくり基本条例の見直しの考え方につきましては、この条例を定期的に見直しすることにより、時代経過による条例の形骸化を阻止し、市民の皆さんに、この条例に関心を持ち続けてもらう動機づけになるとともに、条例の理念や内容が期待されたとおり作用されていることを確認することができるものと考えているところであります。そのため、4年ごとに庁内職員による検討をはじめ、市民の皆さんからの意見をもとに見直しの検討を行うこととし、次回は平成31年度に予定しているところであります。次に、職員同士の意見交換の場につきましては、所属を超えた部局間の情報交流により、共通認識を通じた縦横断的な連携が構築されていくものと考えておりますので、災害に限らず、職員同士の意見交換が図られるよう、しっかりと検討してまいりたいと考えております。また、それぞれの諸会議等々につきましても、会議の運営につきましては、話しやすい環境となるよう、しっかりと工夫してまいりたいと考えております。

答弁 教育長 星野恒徳(教育長は2019年3月まで)

山崎議員の質問にお答えします。初めに、所作台につきましては、今後、使用する場合もありますので、この度のようなことがないように十分、留意してまいりたいと考えておりますし、また、北浦先生の作品につきましても、適正に保管・管理をしまして、あわせまして、多くの市民の方々に触れる機会を多くしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。次に、地域貢献を含めました指定管理者選定委員会での選定基準についてでありますが、審査にあたりましては、審査項目ごとに各団体の提案内容につきまして審査しております。審査項目の中には、収支計画など、各委員が共通して客観的に判断できる数値評価の項目と、各委員の経験や知識、感性や視点等、いわゆる主観的に判断される項目があります。ご質問にありました地域貢献等を含めまして、選定基準にあります施設設置の目的が達成できること、利用者の平等な利用が確保されるものであること、事業計画書の内容が、施設の効用を最大限に発揮させるものであること、事業計画に沿った施設の管理を安定して行う人員、資産その他の能力を有するものであること、施設の安全性や利用者への適切な対応への配慮が十分なされていることの以上6項目については、私を含めまして、10名の委員が申請書の内容やプレゼンを通じまして、経験や知識、そして感性や視点等、いわゆる主観的な観点から採点しており、各項目につきましては、各委員の採点に差異が生じることがあるかとも思っております。いずれにいたしましても、最終的には、外部委員2名を含む10名の委員の合計の平均で、指定管理者候補者が選定されているところであり、地域貢献がどうであったかとの項目だけで選定されたものではないと考えております。次に、指定管理者を文化協会に行わせるとした過去の議論経過についてでございますが、指定管理者制度導入当初におきましては、公募・非公募を含めまして、市民会館の事業について、さまざまな議会議論はあったと思いますが、これまでの更新において、当該施設は公募としてきており、この間、議会の中で非公募とするべきとの議論は特になかったものと受け止めております。今回につきましても、所管課である教育委員会は、公募施設として選定委員会に諮り、選定委員会の中で、全会一致で決定しているところであり、委員の一人として、今回の手続きは、ルールにのっとり、適正であったと考えているところでございます。また、市民会館の今後の考え方についてでございますが、私としましては、文化協会が指定管理として培ったノウハウを、これは議会のこれからの常任委員会での関係になりますが、次の指定管理者に円滑に引き継がれることを強く期待しているところでございます。新聞報道にもありますとおり、文化協会は現在、今回の選定には、不服を持っているのも事実でございますが、私は、文化協会の協力なくして、美唄の文化振興を図れるものとは考えておりません。そのためには、文化協会がどのような組織体制になったとしても、教育委員会との密接な連携を継続していくことが重要と考えておりまして、私は、これまでと同様、美唄市文化協会に対しまして、美唄市の文化振興にお力添えをいただくようお願いしてまいりたいと考えております。

出典:美唄市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月10日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる