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美唄市議会 平成21年第4回定例会 2009年12月14日

(1)中心市街地活性化について/(2)CO2削減対策について/(3)8020運動について

2009年12月14日、美唄市議会の一般質問で、高田正則議員が「中心市街地活性化について」「CO2削減対策について」「8020運動について」について質問し、市長 桜井道夫、教育長 板東知文が答弁しました。

質問者
高田正則 議員
答弁者
市長 桜井道夫、教育長 板東知文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 高田正則

平成21年第4回定例会に当たり、大綱3点につきまして市長及び教育長に質問させていただきます。大綱1点目は、中心市街地活性化について市長にお伺いいたします。その1点目は、道営住宅の進捗状況についてであります。中心市街地に建設が予定されております道営住宅は、市民にとって大変関心が高いものと思われます。建設に関する現在の状況と建物の概要、入居時期を含めた今後の見通しについてお伺いいたします。その2点目は、まちなか交流広場についてであります。中心市街地の活性化を図る施策の1つとしてまちなか交流広場の造成が行われ、本年7月から利用できるようになり、買い物客等への利便性も高まるなど、今後の広場の利活用に大いに期待をしているところであります。そこで、1つとして供用開始後の利用状況について。2つとして、現在広場には夜間照明もなく、暗がりの中利用される市民のために、利便性の上からさらに防犯上対策が必要と考えられますが、この点についてのお考えをお伺いいたします。3点目は、市民ふれあいサロンについてであります。この度、コア美唄内の一角に市民ふれあいサロンが設置されたところでありますが、サロンを設置した目的や設備の概要、開設後の利用条件についてお伺いいたします。また、このサロンと中心市街地の活性化とのかかわりをお伺いいたします。大綱2点目は、CO2削減対策についてであります。本年9月の国連総会の一環として開かれた気候変動首脳会議において、日本のCO2排出量を1990年比で2020年までに25%削減することを目指すという表明がなされ、世界各国から評価されており、今後、削減に向けた具体的な方針が打ち出されることと考えます。また、近年地球温暖化による異常気象や、それに伴う災害、さまざまな現象などを目の当たりにしたとき、CO2削減は地域としても早期に取り組むべき課題であると考えます。市においても現在策定している環境基本計画の中でCO2削減の方向性や、市民、事業者と一体となった取り組みなどが示されるものと考えているところであります。そこで、CO2削減対策についてお- -69伺いいたします。1点目は、市のCO2削減の取り組みについてでありますが、先日の同僚議員の質問に対する市長の御答弁で理解できましたので、割愛させていただきます。議長においてお取り計らいをお願いいたします。2点目は、「クリーンラーチ」についてであります。先日、同僚議員の質問がございましたが、視点を変えて改めて質問させていただきます。森林、樹木を増やすことはCO2削減のために有効な手段であると考えます。特に、美唄にあります道立林業試験場で開発されたCO2吸収率が高い「クリーンラーチ」は、その点で大きな可能性を持つものであると考えますが、「クリーンラーチ」の特性と活用、普及について市長の考えをお伺いいたします。3点目は、木質バイオマスの活用についてであります。間伐材や倒木、建設廃材などをごみにするのではなく、エネルギーなどとして利用する木質バイオマスの活用も、今後地域で取り組むべき課題と考えますが、どのようにお考えか市長にお伺いいたします。4点目は、グリーン・ニューディールについてであります。グリーン・ニューディールの考え方として、環境技術や製品の開発などへの投資を促進し、CO2排出量の抑制を図ると共に、環境関連産業の振興を通じて、新たな雇用を生み出すということがあると考えます。本市では新エネルギービジョンに基づき、雪の冷熱エネルギーの利活用を中心に先進的な取り組みを進めてきており、一方で、空知団地活用の課題もあります。そういった観点から大規模食糧備蓄基地の誘致を図ることは、新たな雇用の創出にもつながることから、より一層推進すべきと考えますが、市長の考えをお伺いいたします。5点目は、学校施設における太陽光発電についてであります。太陽光発電はCO2を排出しないクリーンなエネルギーであり、CO2削減に有効な手だてと考えますが、環境教育の教材としての活用が可能な学校施設への太陽光発電の導入について、また、その教育効果について教育長にお伺いいたします。大綱3点目は、8020運動についてであります。1点、フッ素塗布・フッ化物洗口についてお伺いいたします。8020運動は厚生労働省や日本医師会で推進しており、満80歳で20本以上の歯を残すことを目標とする運動であるとお聞きしております。道民の歯・口腔の健康状態は全国的に見て悪い状況にあるところから、北海道においては、本年「北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例」が制定され、幼児期からフッ化物洗口で虫歯予防を推進するとお聞きしているところであります。すでに道内には虫歯予防のため幼児期からのフッ化物洗口を実施し、成果を上げている自治体もあるとお聞きしております。そこで、フッ素塗布・フッ化物洗口の現状とこれまで8020運動にどのように対応されてこられたのか、また、「北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例」が制定されたことに対する今後の対応について、市長及び教育長にお伺いいたします。以上この場からの質問を終わらせていただきます。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

高田議員の質問にお答えします。初めに、中心市街地活性化について、道営住宅の進捗状況についてでありますが、道では現在実施設計を進めているところであり、事業の概要につきましては、建設位置は旧市営中央駐車場とし、建物の構造規模は鉄筋コンクリートづくり5階建て、建設戸数は子育て支援住宅やシルバーハウジングを含め39戸の整備と伺っております。今年度は、第1期工事として集会室とエレベーターを含めた1棟19戸を、平成22年3月に発注し、平成23年3月に完成した後、入居を開始することとなり、その後、第2期工事を行う予定と伺っております。次に、まちなか交流広場についてでありますが、この広場は中心市街地におけるにぎわいの創出を図るため、イベントや買い物客等の一時的な駐車スペースなどを整備し、市民の皆様に利用していただくよう本年4月から敷地の造成を行い、7月1日から供用を開始したところであります。供用開始後においては、イベント区域で事業所の従業員交流会や秋祭りなど昼夜利用されており、また、有料の駐車区域においても、現在20区画のすべてが利用されている状況にありますが、利用者からは夜間の利用の際に暗くて足元が見づらいといったお話を聞いてるとこであります。このため、市といたしましては利用者の利便性を高め、防犯対策の向上を図る観点から、今後、街灯の設置に向けて検討してまいりたいと考えております。次に、市民ふれあいサロンについてでありますが、このサロンは商店街のにぎわい創出を図ることを目的に、高齢者の方を初め市民の皆様が気軽に立ち寄り、休憩や憩いの場として利用いただくことや、ミニイベントなどができる場として、11月1日からコア美唄内の空きスペースを活用し、市民ふれあいサロンを開設したものでございます。サロンは、約40坪のスペースにベンチやテーブル、10畳敷きの座敷を配置したほか、日常の健康管理に役立てていただくための血圧計や雑誌、図書類などを用意し、訪れた方が自由に使えるようにしております。また、学校やサークル活動などの作品を展示できるギャラリーコーナーを設けたほか、各種サークル団体や商業者、行政などからのお知らせ掲示板を備えており、このサロンは多くの方に御利用いただいております。また、最近では小学校の絵画展や、JA美唄女性部による収穫祭なども開催されており、利用に関する問い合わせも数多く寄せられているところであります。市といたしましては、今後、高齢者を対象とした貯筋体操や、一般の方を含めたミニ健康講座なども行うこととしており、さまざまなイベントを開催することにより多くの人が集まり、にぎわいの創出に努め、中心市街地の活性化につなげてまいりたいと考えております。次に、CO2削減対策について、「クリーンラーチ」についてでありますが、「クリーンラーチ」の特性としては、成長がカラマツより約5年早く、野ネズミによる食害や風雪害、病害虫に強いほか、二酸化炭素吸収率がカラ- -71マツに比べ7%から20%高いことから、温暖化防止に一定の役割を果たすものと認識しており、この活用方策については、環境基本計画に盛り込む方向で検討してまいりたいと考えております。市としては、この苗木の生産量の推移を見ながら、道立林業試験場と連携しながら、市有林を含めた市内山林への植栽を促進するなど、「クリーンラーチ」の普及に努めてまいります。次に、木質バイオマスの活用についてでありますが、石油や石炭などの化石燃料にかわる燃料として、間伐等により発生する端材や防風林の倒木、建設廃材等を利用した木質バイオマスは、二酸化炭素削減の有効な手段の1つであります。本市においても、木質バイオマスによる暖房システムを導入した施設等がありますことから、利用実態や他市の取り組み状況、普及方法などについて調査研究してまいりたいと考えております。次に、グリーン・ニューディールについてでありますが、本市の資源や特性、さらには既存の産業施設の活用という視点を踏まえ、雪エネルギーに着目し、市として平成11年に美唄市大規模冷温食糧備蓄基地構想を策定したところであります。この構想を推進するため、市や商工会議所、農協などの関係団体からなる「美唄市大規模冷温食糧備蓄基地構想推進協議会」を設立し、「北海道大規模長期食糧備蓄基地構想推進協議会」と連携を図りながら、これまで国や道などに対し、食糧備蓄基地の空知団地への立地について要望を行ってきたところであります。食糧の自給率の向上や温暖化対策への対応が我が国の課題となっている中で、雪の自然冷熱エネルギーを活用した食糧備蓄基地は、食糧の安定供給や温室効果ガスの削減に寄与することはもとより、雇用の創出など、地域経済の活性化にもつながることから、こうした効果を明らかにし、関係団体とも連携を図り、今後ともその実現に向けて努力してまいりたいと考えております。次に、8020運動について、フッ素塗布・フッ化物洗口についてでありますが、市民の皆さんが健康で充実した生活を送っていく上で、歯や口腔の健康管理は大変重要なものと考えております。市におきましては、現在フッ素塗布やフッ化物洗口については実施しておりませんが、乳幼児健診によるブラッシング指導などのほか、1歳6カ月健診や3歳児健診時を初め、保育所においても定期的に歯科健診を実施し、虫歯や口腔疾患の早期発見に努めているところです。また、市においては、美唄ヘルシーライフ21計画の中に8020運動の推進を掲げ、その一環として、美唄歯科医師会で平成13年度から毎年実施している「高齢者の歯のコンクール」を支援すると共に、本年度は北海道から「口腔機能向上従事者拡大モデル事業」として北海道歯科医師会から歯科衛生士の派遣を受け、介護予防教室の中で高齢者の口腔機能向上を図るなど、生涯にわたる歯及び口腔の健康づくりに取り組んでいるところであります。このような中、本年6月、北海道においてフッ化物洗口の普及と効果的な歯科保健対策の推進などが盛り込まれた「北海道歯・口腔- -72の健康づくり8020推進条例」が制定されたところであり、市町村が取り組むガイドラインが年度内に示される予定と伺っております。市としましては、このガイドラインを踏まえ、今後とも関係機関との連携を図りながら、必要な対策を講じてまいりたいと考えております。私からは以上でございます。

答弁 教育長 板東知文(教育長は2010年3月まで)

高田議員の質問にお答えします。初めに、学校施設における太陽光発電についてでありますが、今年度、国の経済危機対策の一環として学校施設における耐震化、エコ化、ICT化などを一体的に推進するスクールニューディール構想につきましては、国において予算化されたことを受け、本市としても学校施設の耐震化、地上波デジタル放送用テレビの購入、庁内LANの整備などについて取り組むこととしたところでございます。太陽光発電については、当初、今回の取り組みに合わせ事業申請いたしましたが、国の段階で、事業申請額が予算の総額を大幅に上回り、各自治体への補助配分額が減額されたこととなったため、学校における耐震化やICT環境の整備を優先し、実施を見送ったところでございます。次に、学校における太陽光発電導入の考え方についてでありますが、低炭素社会の実現に向けて、学校、地域にわたる環境エネルギー教育に活用できるほか、再生可能エネルギーの積極的活用を、CO2削減効果、学校の電気代の節約など、具体的な効果が期待できるものですが、現状では導入コスト面で課題があるため、環境教育としてはDVD等の教材を活用しながら対応しているところでございます。太陽光発電については、今後の環境教育を進める上で、教材としての教育効果があると考えておりますが、導入のための財源確保などの課題もあることから、費用対効果等の検証を含め、さらに調査検討してまいりたいと考えております。次に、フッ素塗布・フッ化物洗口についてでありますが、現在、市内幼稚園や小中学校における歯・口腔の健康づくりにつきましては、幼稚園と一部の小学校において給食後などに歯磨きの取り組みを行っているところでございます。北海道では「北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例」に基づき、市町村がその役割に応じて、効果的に歯・口腔の健康づくりの推進に取り組む上での基本となりますガイドラインを、今年度中に策定することとしております。今後の対応につきましては、ガイドラインにより、フッ素塗布・フッ化物洗口などについて具体的な内容が示されることとなっておりますから、他市等の取り組みを含め、その内容を検討し、関係機関との連携を図りながら、子どもの歯と口腔の健康づくりに向けて、必要な対応に努めてまいりたいと考えております。私からは以上でございます。

質問 4番 高田正則

一通りお答えをいただきまして、ありがとうございます。自席から2点、市長に再質問させていただきます。1点目は、「クリーンラーチ」についてであ- -73りますが、「クリーンラーチ」は、CO2削減対策上、非常に有効なものでありますが、木材としての商品価値についてお伺いをいたします。また、現在苗木の生産量が不足しているということでありますが、苗木生産の見通しについてお伺いをいたします。2点目は、グリーン・ニューディールについてでありますが、本市では、これまで公共事業で多くの雇用を支えてきておりましたが、公共事業の大幅な削減を余儀なくされる中、雇用の確保は現在最も緊急を要する課題であると考えます。グリーン・ニューディールの考え方を基に地域の資源を生かした環境ビジネスや、雇用拡大に関する将来ビジョンを打ち出すことも必要かと考えますが、見解をお伺いいたします。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

高田議員の質問にお答えします。初めに、木材としての「クリーンラーチ」の商品価値及び苗木生産の見通しについてでありますが、「クリーンラーチ」の木材としての商品価値等は、幹の曲が少ないため製材としての歩留まりが良く、カラマツが約30年で木材として利用できるのに対し、約25年で利用できる点、また、強度も高いという点などが挙げられます。次に、苗木生産の見通しでありますが、苗木生産は北海道山林種苗協同組合が担っており、供給計画では平成22年秋から3万2,000本、平成23年に同じく3万2,000本予定されておりますが、道内各地で需要が多いことから、道では苗木の生産体制について検討中であると伺っております。次に、グリーン・ニューディールについてでありますが、グリーン・ニューディールは太陽光や風力、雪冷熱などの自然エネルギーの活用を図り、景気浮揚と雇用創出を目指すものと承知しており、今後の経済発展のあり方として大変重要と認識しておりますので、現在策定予定の新たな産業振興の指針となる産業振興計画において、具体的に検討してまいりたいと考えております。私からは以上でございます。

出典:美唄市議会 平成21年第4回定例会 2009年12月14日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる