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美唄市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月19日

(1)地域振興について/(2)環境行政について

2013年9月19日、美唄市議会の一般質問で、高田正則議員が「地域振興について」「環境行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫が答弁しました。

質問者
高田正則 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 高田正則

平成 25 年第3回定例会に当たり、大綱2点につきまして、市長にお伺いいたします。大綱1点目は、地域振興についてであります。その1つ目は、地域経済の現状についてであります。内閣府が9月 13 日に発表した月例経済報告によりますと、「景気は、緩やかに回復しつつあり、先行きについては輸出が持ち直し、各種政策の効果が発現するなかで、家計所得や投資の増加傾向が続き、景気回復の動きが確かなものとなることが期待される」とのことであります。報道等でも、「日本経済はアベノミクス効果により景気が好転している」と報じられているところでありますが、円安傾向から石油等の輸入品の価格が高騰し、また、電気料金の値上げなど、地域経済に影響を及ぼすと思われますが、道内及び市内経済の現状についての認識をお伺いいたします。その2つ目は、広域観光についてであります。国土交通省によりますと、北海道の雄大な自然、雪、温泉などの観光資源は、国内の旅行者のみならず、外国人旅行者からも人気が高く、積極的な海外プロモーション活動の推進などもあり、台湾、中国、韓国等の東アジアからの旅行者がここ数年大幅に増加していることから、北海道観光は大きな可能性を有しており、今後、国際観光地としての展開がますます期待されているとのことであります。また、今月、平成 24 年度の観光客入込数が発表されましたが、北海道の観光入込数は5,098 万人で前年対比 10.5%の増、外国人観光客入込数も 79 万 4,000 人と前年対比 38.7%増と報道されております。2020 年の東京オリンピック招致も決まり、今後ますます、北海道に観光客が入り込むことが期待されるところであります。これまでの本市における広域観光の事業内容と今後の広域観光の方向性についてお伺いをいたします。その3つ目は、中心市街地活性化についてであります。近年、生活拠点の郊外化が進み、市中心部居住人口の減少や近隣あるいは大都市への購買力の流出などに伴い、中心市街地が空洞化し、商業環境は大変厳しい状況が続いている中、まちなか交流広場は、すずらん通り商店会などの中心市街地の活性化を図るため、買い物客の無料駐車スペース及び月決め有料駐車場や各種イベント会場として整備されたものでありますが、これまでの活用状況と今後の活用の方向性についてお伺いいたします。その4つ目は、農商工連携についてであります。農商工連携は、農林水産業者と商工業者がそれぞれ有する経営資源を互いに持ち寄り、新商品、新サービスの開発等に取り組むことであり、農林水産省と経済産業省が共同で支援しており、最近では、富山県氷見市の「はとむぎ茶」や沖縄県読谷村の「紅いもタルト」のように、地域の農産物等を使って農商工連携による地域活性化を実現している地域が各地で見られるようになってきているとお聞きしております。財政健全化中の本市にとっても、こうした国や道の補助金を活用した地域振興施策が有効と考えますが、本市における平成 24 年度の農商工連携補助金の活用結果と今年度の状況についてお伺いいたします。また、市役所の組織改正で農政部と商工交流部が統合され、「経済部」となりましたが、この統合により、基幹産業の農業と商工業の連携による経済の活性化とともに、組織運営の効率化も図られると承知しているところでありますが、これが市役所内部にとどまらず、市内の商業団体、農業団体が連絡・連携しやすい機会づくりも必要ではないかと考えますが、市長の見解をお伺いいたします。大綱2点目は、環境行政についてであります。その1つ目は、地球温暖化対策についてでありますが、地球の平均気温は過去 100 年間に 0.74 度上昇しており、2100 年には、世界平均気温がさらに 1.8 度から4度上昇するとの予測もなされております。この地球温暖化は、地球全体の環境に深刻な影響を及ぼすものであり、日本においても、農水産物や生態系への影響、暴風、台風等による、過去に例がないような甚大な被害なども観測されております。地球温暖化のほとんどが人為的な影響による可能性が高いとされており、適切な対策を講じることにより、温室効果ガス排出量を相殺、削減できるとされております。本市におきましては、本年3月をもって美唄市地球温暖化対策実行計画の第1期計画期間が終了したところであり、その総括と本年4月からの美唄市温暖化対策実行計画の第2期計画について、その概要をお伺いいたします。その2つ目は、最終処分場についてありますが、最終処分場の残余容量については、これまでも、議会の中でも、たびたび取り上げられてきているところではありますが、最終処分場の現況についてお伺いいたします。また、平成 24 年度に残余容量調査を実施したとお聞きしておりますが、その結果と対応についてお伺いいたします。その3つ目は、再資源化・減量化についてでありますが、ごみの減量化や再資源化を図り、循環型社会の構築を目指すことは、環境負荷の低減となり、地球温暖化の防止やCO2の削減にもつながり、大変重要なことと考えます。そこで、本市の再資源化・減量化への取り組みについてお伺いをいたします。以上、この場からの質問を終わります。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

高田議員の質問にお答えいたします。初めに、地域振興について、地域経済の現状についてでありますが、北海道経済産業局が8月 13 日に公表した7月の経済概況によりますと、台湾、中国、韓国など、アジア諸国からの観光客の増加を背景に、観光産業が回復傾向を継続しているほか、設備投資、個人消費なども回復の兆しが現れており、北海道経済は総じて上向いているとの判断を示しているところであります。本市におきましては、昨年から引き続き、企業の設備投資が堅調に推移し、7月には、東明工業団地の企業が農業用コルゲート管の製造ラインを増設したほか、コンビニ2店のオープンや民間賃貸アパートの高齢者向け賃貸アパートへの転用など、設備投資は緩やかながら回復傾向を継続しているところであります。しかしながら、本市経済全体を見ますと、建設事業や一部サービス業などの業種によっては、わずかながら回復基調にあるものと思われますが、国や道と比較して、アベノミクス効果は今のところ、まだまだ実感できてないものと判断しているところであります。次に、広域観光についてでありますが、本市におきまして、平成 23 年から、美唄、三笠、月形、浦臼の2市2町が連携して、札幌圏の物産展や札幌駅前地下歩行空間でのイベントに参加し、特産品や観光PRを実施しているほか、首都圏や関西圏での物産展において、本市の特産品の販売PRにあわせ、近隣自治体の観光PRも行っているところであります。また、4月にサイクルツーリズムそらち連絡会の代表として台湾を訪問したことを受け、8月には、台湾の自転車協会役員とサイクリング愛好家 10 数名の方にお越しいただき、その際、かぶら祭りにもゲストとして参加をしていただき、日本と台湾の交流が深められたものと考えております。このツアーは、参加した皆さんから空知のサイクリングルートについて高い評価をいただいたほか、テレビでも道内、全国向けに特集が組まれ、全国的にも注目を浴びているところでございます。市としましては、各種イベントへの参加や海外観光客の誘致活動について、近隣自治体との連携を図り、広域観光の推進に努めてまいりたいと考えております。次に、まちなか交流広場の利用状況についてでありますが、無料駐車スペースについては、平日の日中は、買い物客などの利用によりほぼ満車の状態となっており、買い物客などの利便性の確保が図られているものと考えております。また、イベントにつきましては、平成 23 年度から、コアビバイやすずらん通り商店街が実行委員会を組織し、「まちなか交流広場ワクワク祭り」を開催し、3回目となる本年も、「食のフリーマーケット」との合同開催により、多くの市民の方々が来場するなど、夏の一大イベントとして定着してきたものと考えております。市といたしましては、まちなか交流広場の利活用は、中心市街地の活性化につながることから、今後におきましても、指定管理者である商工会議所やすずらん通り商店街の皆さんと連携・協働し、まちなか交流広場の多面的な利活用を通じ、賑わい創出に努めてまいりたいと考えております。次に、農商工連携についてでありますが、農商工連携補助金については、平成 24 年度は、前年度の認定事業3件を継続事業として認定したほか、新たに2件の事業を認定し、総額で 272 万 3,000 円の事業費になったところであり、本年度につきましては、9月現在で、昨年度の認定事業2件に加え、新たに2件の事業を認定し、総額で 184 万 8,000 円の事業費になっているところであります。次に、農商工連携事業の推進についてでありますが、国・道や支援機関などの支援メニューを活用するための仲立ちをするほか、地域経済円卓会議を通じて、商工会議所や農協などの関係団体との連携体制を強化するとともに、試験研究機関や大学の意見も参考にしながら、商品化に向けた取り組みを支援してまいりたいと考えております。また、アンテナショップや食にこだわったまちづくり市民試食会などの各種イベントを情報発信の場として活用するほか、道内・道外のイベントや商談会にも積極的に参加して、販路拡大につなげていくことが必要であると考えております。次に、環境行政について、地球温暖化対策についてでありますが、市では、平成 20 年4月に策定いたしました「美唄市地球温暖化対策実行計画」を基に、平成 20 年度から平成24 年度までの5年間、市の公共施設から排出される温室効果ガスの削減に取り組んできたところでございます。この計画では、平成 18 年度現在における温室効果ガスの排出量を、平成 24 年度までに12.1%削減することを目標に、こまめな節電をはじめ、暖房温度の抑制や公用車に対する燃費向上対策など、44 項目の具体的な取り組みを定め、着実に実行してきた結果、平成 23年度には 22%の削減が行われるなど、目標は大きく上回る結果となったところであります。また、平成 25 年4月に策定した第2期計画では、平成 29 年度までの期間において、平成23 年度までの取り組みを踏まえ、新たに「電気製品等の新規購入時には、省エネルギータイプで環境負荷の少ないものを購入する」取り組みを1つ追加し、45 項目の取り組みを行うこととし、平成 23 年度の実績より、さらに5%削減する目標を定めたところでございます。次に、最終処分場についてでございますが、現在の最終処分場は、平成 19 年度から平成33 年度までの 15 年間埋め立てする計画で整備されましたが、平成 24 年度から予定しておりました「広域焼却施設処理計画」が遅れたことに加え、豪雪被害による災害ごみの受け入れなどにより、全体の埋立量が計画埋立量よりも増加している状況となっております。このため、平成 24 年度において最終処分場の現地測量を実施し、残余容量調査と埋立可能年数の推定を行った結果、埋立済量は約 8万 7,000 立方メートルで、当初計画の埋立可能量の 10 万 5,200 立方メートルとの比較では、約 83%が埋立済となっており、余容量は約 1万 8,200 立方メートルであることが確認され、平成 26 年度中には計画数量に達することが推定されたところでございます。このことから、道と協議を行い、1 万 0,400立方メートルの嵩上げについて届け出を行い、全体埋立可能容量を 11 万 5,600 立方メートルとして変更を行ったところでございます。これにより、平成 24 年度末時点において、残余容量は約 2 万 8,600 立方メートルまで増加されたところであります。なお、平成 27 年度から新たな分別収集を行い、生ごみは堆肥化することとし、生ごみを除く燃やせるごみについては、広域の中間処理施設で焼却処理を行うこととなります。このため、埋立量は現行の約3割に減少することが見込まれますので、現在の最終処分場は延命化が図られ、平成 30 年度中まで埋め立てが可能になるものと推定しているところでございます。次に、ごみの減量化や再資源化についてでありますが、市における具体的な取り組みといたしましては、本年4月の「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」の施行に先駆け、平成 23 年 10 月より、ビデオデッキや電子レンジ、携帯電話など、使用済小型家電の無料拠点回収を市役所で実施しているところであり、平成 24 年度の引渡量は42 トンとなっております。また、平成 24 年4月からは、市役所窓口において、不用になった古着の無料回収によるリサイクルを実施しており、平成 24 年度の引渡量は 3.8 トンとなっております。そのほか、リサイクルセンターでは、プラスチック製容器包装ごみやペットボトル、空き缶、ダンボール、びんなどの処理を行い、ごみの減量化や再資源化に努めているところでありますが、燃やせないごみの中に資源ごみの混入が見受けられることから、ごみの適正分別の周知ポスターの掲示や、リサイクル品の展示をリサイクルフェアで実施したほか、広報紙メロディーや市のホームページで広く市民に周知しているところであります。今後におきましても、持続可能な循環型社会の構築を目指すため、市民の皆様のご協力をいただきながら、ごみの減量化と再資源化の推進に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

再質問 10番 高田正則

一通りお答えをいただきました。ありがとうございます。自席から再質問させていただきます。まず、広域観光についてでありますが、広域観光については、8月に開催されました本市地域経済円卓会議の中でも議題となり、平成 30 年度開通予定の道道美唄富良野線に絡め、修学旅行などの観光バスが、美唄経由で札幌から富良野に至る幹線ルートになると期待され、観光客向けのトイレ整備や観光客がとどまる体験型観光の研究などのアイデアが出されていたとお聞きしておりますが、市としての整備の方向性についてお伺いいたします。また、この沿線には美唄国設スキー場があり、この施設も拠点となり得るものと考えておりますが、レストハウスについては、老朽化が進んでおり整備が必要と考えますが、今後の整備についてのお考えをお伺いいたします。次に、中心市街地活性化についてでありますが、まちなか交流広場については、駐車スペースのほか、イベント会場として活用されておりますが、昨年も今年も雨が続き、会場に水たまりができ、イベント運営に支障が生じたとのお話もお聞きしており、舗装化するなどの必要性もあるかと思いますが、お考えをお伺いいたします。次に、地球温暖化対策についてでありますが、美唄市地球温暖化対策実行計画は、市の公共施設を対象とした計画ということでありますが、市民とともに取り組む必要があるかと思いますけども、市民を対象とした地球温暖化対策の取り組み内容について、お伺いをいたします。次に、最終処分場についてでありますが、最終処分場の埋め立て終了の時期は、平成 30年度と推定されているというお答えでありますが、埋め立て終了以降の最終処分場についてどのようにお考えか、お伺いいたします。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

高田議員のご質問にお答えします。初めに、観光施設についてでありますが、平成 30 年までに開通する予定となっている道道美唄富良野線の沿線には、東明公園の桜やアルテピアッツァ美唄、炭鉱メモリアル森林公園、美唄ダムなど、美唄を代表する観光資源や炭鉱遺産が多数あることから、私といたしましては、この沿線を本市の観光拠点に位置づけるとともに、レストハウスにつきましても、単に改修という観点ではなく、どのような機能を持たせて整備することが最も効果的か、引き続き、地域経済円卓会議での意見や市民の皆様方の声なども聴きながら、さまざまな観点から検討してまいりたいと考えております。次に、まちなか交流広場の舗装化についてでありますが、これまで3回ワクワク祭りを実施して、いずれの年も雨に見舞われ、会場内には至るところに水たまりができ、来場された市民の皆様方にはご迷惑をおかけしたものと考えているところでございます。財政健全化を進めている現状においては、現段階での舗装化は難しいものと考えておりますが、今後の利用状況や財政状況などを踏まえ、整備の方向性について検討してまいりたいと考えております。次に、地球温暖化対策の市民を対象とした取り組みについてでありますが、市では、平成 22 年度に美唄市環境基本計画を策定し、「豊かな自然、快適な生活、資源を循環利用する社会を共に創り、未来に継承するまちづくり」のため、市と市民、事業者それぞれの取り組みについて定めているところであります。市民の具体的な取り組みとしましては、自動車利用時のエコドライブの実施をはじめ、省エネルギー型機器の使用や節電、灯油などの燃料削減に努めることなどを定めているところでございます。なお、これらを推進するため、市では、環境家計簿の配布や地球温暖化対策に関する情報をホームページで紹介をしているところであり、今後につきましても、継続して地球温暖化対策の取り組みを推進してまいりたいと考えております。次に、最終処分場の埋め立て終了後の取り組みについてでありますが、平成 30 年度以降のごみの最終処分方法については、財政負担及び市民負担をできるだけ抑えることを基本とし、新たに最終処分場を整備する方法や民間の処分場を活用する方法のほか、現処分場をさらに嵩上げする可能性など、新たな延命化策を含め費用対効果を考慮し、早急に検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

出典:美唄市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月19日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる