みんなの議会

美唄市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月18日

(1)地域振興について/(2)防犯について/(3)教育行政について

2014年6月18日、美唄市議会の一般質問で、高田正則議員が「地域振興について」「防犯について」「教育行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫、教育長 早瀬公平が答弁しました。

質問者
高田正則 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫、教育長 早瀬公平

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 高田正則

平成 26 年第2回定例会にあたり、大綱3点につきまして、市長及び教育長に質問いたします。大綱1点目は、地域振興について市長に質問いたします。その1つ目は、地域経済の現況についてであります。日本経済はアベノミクス効果を背景に、トヨタや日立製作所など大手企業がベースアップに相当する賃金改善を6年ぶりに実施したほか、厚生労働省が5月 30 日に発表した4月の有効求人倍率も 1.08 倍と、前月から 0.01 ポイント上がり、改善は 17 カ月連続で、2006 年7月以来、7年9カ月ぶりの高い水準となるなど、製造業やサービス業を中心に国内経済は堅調に回復している旨の報道がなされておりますが、国の経済状況をどうとらえていらっしゃるのか、また、本市における経済の現状について、どのように認識されていらっしゃるのかお伺いいたします。その2つ目は、雇用の状況についてであります。雇用環境は従来の終身雇用制度等からパート社員、請負社員や派遣労働者等、非正規雇用形態に移行する傾向にあるほか、平成25 年4月には、高年齢者雇用安定法の一部が改正され、これに伴い、若年労働者の雇用機会の減少や非正規従業員の増加など、雇用環境が大きく変化している中、就労に対する若者の意識も多様化し、ニートやフリーターなどが増加している一方、団塊世代が定年を迎え、これら熟練技能者の退職などにより、新たな担い手となる人材の確保が難しい現状となってきております。本市においても、人口の減少傾向に歯どめがかからず、生産年齢人口の長期的な減少に伴い、各産業分野において就労者数が減少し、これに伴い、後継者不足が深刻化している中、若者が安心・納得して働き、その意欲や能力を十分に発揮できるような雇用環境に早急に改善していく必要があると考えているところであります。そこで、本市における主な産業の雇用・就労の状況はどのようになっているのかお伺いいたします。また、各業種の労働者の確保に向け、どのような施策を行っていくのかお伺いいたします。その3つ目は、ホワイトデータセンター構想についてであります。平成 25 年第4回定例会において、同僚議員からデータセンターに関する一般質問があり、その際の市長のご答弁では、「空知団地立地における課題となっていた大容量の通信回線及び電力設備など、データセンター事業に不可欠なインフラ整備については、課題が解決される見通しであり、現在、協定2社は来年度、事業計画に載せるため、建物、電気設備、冷却施設等のコスト試算を行うなど、投資改修計画の検討を重ねているところである」とのことでありましたが、その後の進捗状況についてお伺いいたします。さらに、工場新設に関する助成制度についても、「データセンター事業に対する道の支援制度に合わせて、また、他市の優遇制度も参考にしながら、拡充を検討してまいりたい」とのことでありましたが、昨年9月の協定締結後、協定企業との立地交渉を進めていると思いますが、現在の状況についてお伺いいたします。その4つ目は、交流拠点施設についてであります。交流拠点施設ゆ~りん館につきましては、平成 15 年 12 月の開業から 10 年が経過し、平成 26 年第1回定例会の同僚議員の質問に対するご答弁では、「入館者数は平成 16 年度の 32 万 7,000 人をピークに年々減少傾向にある。平成 24 年度では 20 万人をわった」とのことでありました。交流拠点施設の指定管理者である第三セクターの株式会社ベル・カント及びベル・カントから温泉運営を委託されている株式会社アンビックスの経営は大変厳しいものと推測しているところであります。株式会社アンビックスは、これまで温泉とパークゴルフをセットにした割引料金の設定やインターネット予約のほか、ランチバイキングや食べ放題企画の実施や朝食のレベルアップ、子供縁日の開催、市外での足湯サービスのPR、多様な宿泊プランの設定やカラオケ大会など各種イベントを企画するとともに、送迎バスの運行を砂川方面にも広げるなど、利用者の増加に向けた取り組みを実施しているとしておりますが、このような営業活動の結果、どのようになったのか。直近5年間の利用者の推移及び増減の主な要因についてお伺いいたします。さらに本年度は、利用客の増加に向けて、どのような取り組みを検討しているのかお伺いいたします。その5つ目は、アンテナショップの運営についてであります。アンテナショップピパについては、平成 25 年第4回定例会の一般質問において質問したところでありますが、その際、市長からアンテナショップピパについては、国や道の補助事業が終了したことから、経営的には極めて厳しい状況であり、平成 24年度は 220 万円の赤字を計上したとのご答弁がありました。アンテナショップピパにつきましては、総会も終了し、平成 25 年度の収支決算が出ていることと思いますが、昨年度の経営状況についてお伺いいたします。さらに、アンテナショップピパの出展者協議会では、どのようなことを経営上の課題としてとらえ、協議会及びこのアンテナショップの立ち上げや運営にかかわってきた市は、この課題を今後どのように解決しようとしているのかお伺いいたします。大綱2点目は、防犯について、犯罪の発生状況と防犯カメラの設置について、市長に質問いたします。本市においては、これまで安全・安心なまちづくりを目指し、警察や関連団体、さらには自治組織等と連携を図り、市民が安心して暮らせるよう、さまざまな取り組みを行ってきており、こうした取り組みが着実に推進されることで、犯罪や事故を未然に防ぎ、市民の方々がより一層安心して暮らせるまちづくりが図られるものと考えているところであります。北海道警察による過去5年間の北海道内における犯罪発生状況によりますと、刑法犯の発生件数は減少傾向にあるものの、殺人、強盗、放火、強制わいせつ等の重要犯罪が増加傾向にあり、また、重要窃盗である侵入盗、自転車盗、ひったくりなどは減少傾向にあるものの、犯罪発生総数の約1割を占めている状況にあるとのことであります。近年、国内では異常とも言える事件が多発し、道内でも札幌の上野幌駅近くの公園で発見された女性の死体遺棄事件をはじめ、白石区で発生した女の子の連れ去り事件、さらには北区方面を中心としたガスボンベの爆発事件など、生命や財産を脅かす事件が多数発生しており、これらの事件発生に伴い、警察が行う捜査において、コンビニや大型スーパー等に設置された防犯カメラが、捜査の手がかりとして非常に役立っていることに改めて気づかされたところであります。安全・安心なまちづくりを推進する上で、警察によるパトロールの強化をはじめ、各自治組織等による防犯パトロールの実施等、地道に防犯対策が行われているところであり、こうした犯罪を防止する取り組みは、非常に重要であると考えているところでありますし、また、防犯カメラの設置の必要性を感じているところでもあります。そこで、本市における犯罪の発生状況と防犯カメラの設置の実態、今後における公共施設等への設置のお考えをお伺いいたします。大綱3点目は、教育行政について教育長に質問いたします。その1つ目は、小中学校の児童生徒数についてであります。本市では、人口減少に歯どめがかからず、少子化も一層進行しております。そのような中、小中学校のあり方に関しては、これまでも統廃合を進めてきてはいるものの、今後も学校配置に関して、さらに検討しなければならない状況にあると感じております。小規模校では児童・生徒数の減少により、授業内容や学校行事、部活動など、さまざまな学校の活動において制約を受けざるを得ず、選択肢も限られてきます。教職員についても、少人数では教職員同士の研鑽も十分にはできかねているのではないかと感じており、これらにより、子供たちにとって必要な教育が提供できない状況に至るのではないかと大変危惧しているところであります。平成 24 年第3回定例会の一般質問において、小中学校の児童生徒数について質問し、将来に向けての教育委員会の考え方をお聞きしておりますが、現在の状況は、さらに深刻の度を深めているのではないかと感じておりますので、改めて、現状と今後の考え方をお伺いいたします。まず、本市の平成25 年度及び平成 26 年度の小中学校の児童生徒数をお伺いいたします。次に、その状況を踏まえ、今後の小中学校の配置に関する教育委員会のお考えをお伺いいたします。その2つ目は、高等学校の生徒数についてであります。本年度の高校入試の結果、市内にある2つの高等学校では、いずれも定員割れとなる極めて深刻な状況となっており、私を含め、多くの市民はこのことに大きな衝撃を受けているところであります。今後、何らかの対策を講じなければ生徒数の確保ができず、2校の維持存続にも大きな影響があるのではないかと感じているところであります。そこで、平成 25 年度及び平成 26 年度の生徒数並びに平成 26 年度入学者定員に対する入学者数とそれぞれの高校の特色についてお伺いいたします。また、先ごろ、公立高等学校配置計画案が示されたようでありますが、市内2校についての内容と今後どのようなスケジュールで決定されていくのかお伺いいたします。以上、この場からの質問を終わります。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

高田議員の質問にお答えいたします。初めに、地域振興について、地域経済の現状についてでありますが、内閣府が5月 23 日発表した月例経済報告では、景気は緩やかな回復基調が続いているが、個人消費は消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動が見られるものの、次第にその影響が薄れ、緩やかに回復するとの判断を示し、また、北海道経済産業局が5月 16 日に公表した道内の4月の経済概況においても、円安などを背景として、台湾やタイなどの東南アジア地域からの観光客が増加し、観光産業は着実に持ち直しているとともに、個人消費も持ち直しの傾向が続き、道内経済はゆるやかに持ち直しているとの判断を示しているところであります。本市におきましては、昨年 10 月に実施した経営設備動向調査や 12 月に実施した消費動向調査によりますと、堅調に推移してきた企業の設備投資が、昨年後半から抑制傾向となっていることなどから、国の好景気はまだまだ地方には波及されていないものと判断しているところであります。次に、本市の産業別労働人口についてでありますが、平成 22 年度に実施した国勢調査によりますと、生産労働力となる 15 歳以上の就業者数は 1 万 0,900 人となっており、主な産業別では、1次産業が 14.7%、この内訳はすべて農業となっており、2次産業では 2,328人で、21.4%、このうち建設業が 1,209 人で11.1%、製造業が 1,099 人で 10%、3次産業では 6,781 人で 62.2%、このうち卸売小売業が 1,250 人で 11.4%、宿泊・飲食業が 575 人で 5.2%、医療・福祉産業が 1,610 人で 14.7%となっており、人口の高齢化に伴い、ニーズが高い医療・福祉・介護分野などの3次産業の分野を除き、農業や製造業など1次・2次産業は、17 年度の国勢調査と比較しても減少傾向にあり、今後とも就労人口が減少していくものと推測しているところであります。市としましては、農業ビジョンや産業振興計画に基づき、基幹産業の農業においては、国の制度を活用して担い手の育成を図るとともに、2次・3次産業においては、企業誘致活動やハローワークとの連携をより一層強化し雇用の場を確保するほか、事業主に対しましては、国や道、産業支援機関の補助制度の活用や人材開発センターで実施する人材育成技能習得講座の講習を促し、労働者が長く安心して働くことのできる就労環境を整えてまいりたいと考えております。次に、ホワイトデータセンター構想の進捗状況についてでありますが、昨年の8月から、ホワイトデータセンター構想推進の中心的役割を担う美唄自然エネルギー研究会の構成会員が事業主体となり、道の新エネルギー関連の補助事業を活用し、包括連携協定を結んだ2社のコンピューターサーバーを実験施設である美唄ハイテクセンターに設置し、雪冷熱エネルギーや外気で冷却する実証実験を行い、冷却機能などを検証しながら、協定2社と立地に向けた検討を継続しているとこであります。しかしながら、データセンター事業を取り巻く市場の鈍化や技術革新によるデータの集約化、省スペース化が見込まれること、また、昨年から、首都圏を中心に新設のデータセンターが供用開始になるなどの理由により、サーバーの供給過剰が顕在化し、サービス価格の下落を招いていることなどから、関係企業においては設備投資の時期を検討しているとこであります。こうした中、市としましては、構想の早期実現を図るため、協定2社や大学研究機関との産学官共同により、国の再生可能エネルギー関連の補助金を活用して、雪冷熱エネルギーに関するより実用化に向けた詳細な実証実験を空知団地で行うことを検討しており、この実験施設をホワイトデータセンター計画のモデルとして、協定2社とともに海外を含むIT企業者にPRし、できるだけ早い事業化を目指すこととしているところであります。いずれにいたしましても、このデータセンターの立地は、税収の増加や雇用の創出など、地域経済活性化の起爆剤になることから、総務省が掲げるデータセンターの地域分散化、国土交通省の豪雪地帯特別措置法の改正に伴う雪冷熱エネルギー等の活用促進策、そして、道が策定したバックアップ拠点構想の取り組みとして、国に提案している環境配慮型データセンター誘致の動きと連動し、引き続き、国や道と情報交換をかさねながら、粘り強く誘致活動を継続してまいりたいと考えております。次に、交流拠点施設ゆ~りん館の利用者についてでありますが、平成 21 年度は 24 万0,795 人、平成 22 年度は 23 万 5,792 人、平成 23 年度は 20 万 6,573 人、平成 24 年度は19 万 4,975 人、平成 25 年度は 18 万 8,276 人となっており、さまざまな営業活動を行ってきているものの、利用者は減少傾向にあります。その主な要因としましては、近隣市の温泉施設がリニューアルしたことや、他市から無料送迎バスが運行されるなど、近隣の温泉間の競争が激化していることが考えられます。本年度の取り組みについてでありますが、ゆ~りん館では、これまでの誘客に向けた取り組みに加え、本年1月、パートナー協定を締結した日本ハムフィターズと連携し、応援キャンペーンを実施するほか、「じゃらん」など、旅行雑誌の活用や、スタッフの育成を通じてリピーターの増加を図ることとしているところであります。次に、アンテナショップの経営状況についてでありますが、平成 25 年度におきましては、売り上げは前年と同程度、約3,200 万円を計上したところでありますが、光熱費や消耗品等の節約に努める一方、人件費や固定費等の削減は難しく、約 350 万円の赤字を計上し、経営的にはさらに厳しい状況となっているとこであります。この赤字については、売り上げに対する手数料収入が少ないことなどが主な要因となっていることから、本年度、出店者協議会では、出店者から徴収する売上手数料を現行の 15%から 23%に見直すとともに、新たに入会金や年会費を徴収することとし、また、売り上げが下がる冬期間については、営業時間を短縮し、人件費や管理経費等を削減することで、経営の健全化に努めることとしたと伺っております。次に、防犯について、犯罪の発生状況についてでありますが、本市における犯罪の発生件数の推移については、北海道警察による平成 24 年と平成 25 年の件数で申し上げますと、殺人、強盗、放火、強制わいせつなどの重要犯罪については、平成 24 年は2件、平成 25年は1件となっており、侵入盗、自動車盗、ひったくりなどの重要窃盗については、平成24 年は 20 件、平成 25 年は 22 件と増加してるところであります。また、美唄警察署の調べによる市内の自転車盗の件数は、平成 24 年の 14 件に対して、平成 25 年は 22 件と増加しており、その約 45 パーセントは駅周辺の自転車駐輪場で発生していることが確認されております。次に、防犯カメラの設置についてでありますが、公共施設への設置については、これまで、防犯協会からの寄贈などにより、平成 14 年から 16 年にかけて、美唄駅のコスモス通りに8台のカメラを設置しているところであります。また、現在、地元業者の地域貢献により、美唄駅駐輪場において盗難防止を目的に3台のハイビジョン防犯カメラとレコーダー及びモニターを設置し、これを市に寄贈していただくとのお話をいただいているところであります。次に、公共施設等への防犯カメラの設置についてでありますが、防犯カメラの設置は、犯罪の抑止効果や、事件の捜査に期待ができるものとして、これまで種々検討を行ってきたところであり、特に人の出入りの多いところは防犯カメラを設置することにより、犯罪等を相当数を抑止することが期待できるものと考えているところであります。しかしながら、その一方では、プライバシーの保護についても考慮する必要がありますので、今後、関係機関と十分に協議を行いながら、必要性が高いと認められる施設にはできるだけ早く設置できるよう対応してまいりたいと考えております。以上でございます。

答弁 教育長 早瀬公平(教育長は2016年12月まで)

高田議員の質問にお答えいたします。小中学校の児童・生徒数についてでありますが、小中学校の児童・生徒数は、それぞれ5月1日現在で申し上げますと、平成 25 年は小学生が 929 人、中学生が 563 人で、合計 1,492 人。平成 26 年度は小学生が 880 人、中学生が 536 人で、合計1,416 人となっており、この2年間の比較では、小学生が 49 人、中学生が 27 人それぞれ減少し、合計 76 人の減少となっております。次に、学校の配置についてでありますが、教育委員会としては、学校の配置・見直しの検討に当たっては、これまで進めてきた考えと同様、児童・生徒数の推移を見ながら、保護者や地域の皆さんのご理解をいただき、検討を進めてまいりたいと考えております。検討に当たっては、子供たちに将来的に良好な教育環境を保障するという観点から、多くの友達と出会う中で、さまざまな考え方に触れ、協調性や連帯感を培い、みずから向上する心を育てていくことも大切であると考えております。そのようなことから、今後、教育委員会内において、将来の児童・生徒数の見通し、小規模校のメリットやデメリット、小中一貫校や学校統合などの可能性を含め、学校の適正規模を整理し、あるべき学校配置について本格的な検討を始めたいと考えております。次に、市内高校の生徒数等についてでありますが、生徒数については、それぞれ5月1日現在で申し上げますと、北海道美唄尚栄高等学校では、平成 25 年度は 368 人、平成 26年度は 322 人で、46 人の減となり、平成 26年度入学者数は、定員 160 人に対し 99 人で、学級数については、1減の3学級となりました。北海道美唄聖華高等学校では、専攻科を含め、平成 25 年度は 393 人、平成 26 年度は364 人で、29 人の減となり、平成 26 年度の入学者数は定員は 80 人に対し、53 人となっております。次に、高校の特色としましては、北海道美唄尚栄高等学校は総合学科としてフード系列やメカトロ・エンジニア系列など、5系列が設定され、多彩な選択科目が用意されており、自分に合った科目を選択して進路の実現を目指すことができる仕組みとなっております。また、北海道美唄聖華高等学校は、5年一貫教育により、最短で看護師国家試験受験資格を得られる学校として、全道一円から生徒が入学しており、国家試験合格率は 100%に近いなど、それぞれ特色ある教育が進められております。次に、6月3日に道教委が発表した公立高等学校配置計画案における市内2校の状況については、平成 27 年度から平成 29 年度までの配置計画については、現状と変更ありませんが、平成 30 年度から平成 33 年度までの見通しとして、空知南学区全体では、1つ目に、4年間で4から5学級相当の調整が必要。2つ目に、欠員の状況、これまでの調整や地元からの進学状況を考慮し、岩見沢市及び周辺市町において再編整備を含めた定員調整の検討が必要とされております。この計画(案)は各地域別の検討協議会の議論を経て、参加者の主な意見の集約や道教委の考え方を示した上で、本年8月以降に確定する見通しとなっております。以上でございます。

再質問 10番 高田正則

一通りお答えをいただきました。自席から再質問をさせていただきます。まず、地域経済の現状についてでありますが、堅調に推移してきた設備投資が抑制傾向となっていることや、好景気が地方には波及されていないとのことでありましたが、国やその他の産業支援機関による補助制度や融資制度などが企業に周知されていないのではないかと思われます。市は、企業に対して、国や道の中小企業向け設備投資や雇用に関する支援策をどのように周知されているのかお伺いをいたします。次に、ホワイトデータセンター構想についてでありますが、5月 31 日の新聞報道では、データセンターの特集記事が掲載され、その中で、岩見沢市の「はまなすインフォメーション」や、石狩市の国内最大級のデータセンター「さくらインターネット」では外気冷房により電力を削減しているとのことであり、特に、岩見沢市においては雪冷房より外気冷房に補完的に電気冷房を導入した方がコスト削減につながるとのことで、外気冷房をメインとして事業を進めているとの報道がありました。先ほどの市長のご答弁では、美唄市としては国の補助金を活用し、引き続き、雪冷房をメインとした実証実験を行い、その成果を国内外にPRするとのご答弁でありましたが、この国の補助金の概要をお聞きするとともに、この事業主体はどこでどのような実証実験を補助申請しようとしているのかお伺いをいたします。次に、交流拠点施設についてでありますが、先ほど、交流拠点施設の経営状況について、大変厳しい内容のご答弁がありましたが、この交流拠点施設の指定管理者の決定に当たっては、効率的な施設運営の観点から、以前より、直接、株式会社アンビックスを指定管理者にすることができないかとの議論経過があったものと認識しておりますが、これまでの交流拠点施設の管理の実態や今後の運営のあり方について、市としてお考えがあればお伺いをいたします。次に、犯罪の発生状況と防犯カメラの設置についてでありますが、先ほどの市長のご答弁によりますと、必要性が高いと認められる施設には出来るだけ早くに対応することが大切であるとのご答弁をいただきましたが、公共施設の中でも、特に、交流拠点施設であるゆ~りん館の駐車場においては、これまで複数の車上荒らしの被害があったとお聞きしております。ゆ~りん館は地元市民はもとより、市外からも大勢の方が来られる施設でもあり、この施設に安心して来ていただくためにも、車上荒らしの被害を抑える上で防犯カメラの設置を急ぐべきではないかと思われますが、どのようにお考えかお伺いいたします。また、その他の公共施設として、総合体育館や市民会館、学校等が考えられますが、設置の必要性についてどのようにお考えかお伺いをいたします。さらに、美唄駅のコスモス通りに設置されているカメラは、既に 10 年以上経過していることから、カメラをはじめ、機材類の老朽化も考えられるところであります。防犯カメラの設置は、犯罪を抑止する効果だけではなく、もし事件が発生した場合は、当然、警察の捜査に協力することになると思いますが、その際、現在設置してあるカメラの精度や機能等について、特に問題はないのか。この点についてもお伺いいたします。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

高田議員の質問にお答えいたします。はじめに、補助・融資制度の周知についてでありますが、市では、企業訪問にあわせ、国や道、産業支援機関などのパンフレット等を配布してきたほか、市役所内に置き、制度の周知を図ってきているところであります。また、国では、中小事業者等が必要とする支援制度を国、都道府県、市町村を問わず、迅速かつ効果的に探すことのできる中小企業支援ポータルサイト「ミラサポ」を開設し、周知していることから、本市におきましては、これまでの周知方法にあわせ、市内の企業・事業者等に対して本サイトの活用についても周知してまいりたいと考えております。次に、ホワイトデータセンター構想の国の補助金についてでありますが、この補助金は経済産業省の外郭団体であります「独立行政法人新エネルギー産業技術総合開発機構」、通称「NEDO」の再生可能エネルギー熱利用技術開発事業という公募事業で、これに対し、本市と協定2社を含む産学官7社を共同提案者として、都市除排雪を利用した雪山貯蔵による高効率熱供給システムの研究開発をテーマに申請しているところであります。具体的には 5,000 トン規模の雪山でサーバーを冷却する雪冷房の実証システムを構築し、運用コストの低減化を図るほか、サーバー排熱を利用した植物工場や陸上養殖システムの実証実験を平成 26 年度から平成 30 年度の5年間で約 3 億円の事業規模で行おうとするものであります。次に、交流拠点施設の指定管理者の考え方についてでありますが、指定管理者制度では、株式会社など、民間企業なども公の施設の指定管理者になることが可能となっているところでありますが、本市の指定管理者の指定手続きに関する条例では、株式会社など、民間企業を指定管理者とする場合、公募方法により、選定しなければならないことから、平成18 年4月より非公募の方法で選定できる第3セクター株式会社ベル・カントを交流拠点施設の指定管理者としてきたところであります。しかし、指定管理者制度の定着とともに、制度の効率的な運用を図るため、施設の性格、規模及び機能により、公募に適さない場合は、株式会社など、民間企業も非公募として選定できるよう、条例の改正を行う自治体が多くなってきていることから、本市においても、他市の事例を参考に条例の改正について検討してまいりたいと考えております。次に、ゆ~りん館への防犯カメラの設置についてでありますが、これまでも年に数件ほどの車上荒らしによる盗難被害があることから、今後、指定管理者と設置に向け具体的に協議してまいりたいと考えております。また、他の公共施設への設置につきましても、美唄警察署などからアドバイスをいただき、設置の必要性も含め検討してまいりたいと考えております。なお、美唄駅コスモス通りに設置しておりますカメラにつきましては、設置してから既 10 年以上が経過しており、アナログ方式でもあることから、解析性能も悪いため、性能の優れたデジタル方式に切りかえるよう今後検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

出典:美唄市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月18日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる