美唄市議会 平成21年第3回定例会 2009年9月4日
(1)福祉行政について/(2)快適な住環境について/(3)教育行政について
2009年9月4日、美唄市議会の一般質問で、吉岡文子議員が「福祉行政について」「快適な住環境について」「教育行政について」について質問し、市長 桜井道夫、保健福祉部長 中川直紀、教育長 板東知文が答弁しました。
- 質問者
- 吉岡文子 議員
- 答弁者
- 市長 桜井道夫、保健福祉部長 中川直紀、教育長 板東知文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 吉岡文子
2009年第3回定例会にあたり、大綱3点について市長及び教育長に質問いたします。その前に先月8月30日に行われた衆議院選挙では、民主党が圧勝し、自民党・公明党は野党になりました。日本共産党は、改選前の9議席という結果でした。新しい民主党政権のもとでは、自民党・公明党政権が冷たく切り捨てた生活保護の母子加算の復活が年内にも実現可能なところまで迫っており、大変喜ばしいことだと思っています。また、改憲派の議員集団、新憲法制定議員同盟所属の議員が今回の衆議院選挙で大量落選し、139議席から53に激減。憲法を守る運動がいよいよ重要になってきたと言えると考えます。しかし、残念なことには民主党の鳩山代表が9月2日連合の中央執行委員会で挨拶し、消費税について政治不信が払拭されたときには、国民の皆様にも御負担をお願いをするようなことが将来出てくる可能性があろうかと思う、と述べ、将来の税率引き上げはあり得るとの考えを示したということです。この問題については、見守りつつ、消費税率引き上げには断固反対を連ねていかなければと気持ちを強くしているところです。質問に入ります。大綱の1点目は、福祉行政について伺います。最近、車いす生活のご夫婦が本州方面からふるさとの美唄に帰ってきたとお話がありました。人口がどんどん減少している本市に転居されてきたことに感謝すると共に、これからの寒い降雪の季節に向かい、この御夫婦に対しどんな援助が必要なのか、どんな援助ができるのか、深く考えていかなければと思っております。さて、本市の障がい者の現状はどのようになっていますでしょうか。3つの障がい別の人数と、5年前との比較をお伺いしたいと思います。2点目は、知的障がい者のグループホームについてお伺いしたいと思います。私の住まいの町内会は60件にもならない小さな町内会ですけれども、その中に2つのグループホームがあります。男性、女性1つずつです。もともと地域連携が薄れている社会情勢のもと、なかなかお互いに理解する、知り合うというところまで行っていないというのが正直なところです。ひところに比べてあちこちでグループホームを見かけるようになった気がします。また、私の知り合いの女性の方もグループホームの世話人として働いているという方も何人か最近知り合うことができました。さて、この知的障がい者のグループホームですけれども、いつごろからこのグループホー- -44ムがつくられたのか。現在に、市内には幾つのグループホームがあって、何人ぐらいの方々が生活をされているのか、お伺いいたします。また、美唄市障がい者プランでは、地域との交流を図っていくとなっていますが、現状はどうなっているでしょうか、お伺いいたします。次に、グループホームの夜間や救急時の体制について伺います。全国的には認知症・高齢者のグループホームや特別養護老人ホームの火災など、惨事が繰り返されています。利用者の年齢構成や障がいについて、同様でないことは理解しておりますが、本市の知的障がい者グループホームの体制についてはどうなっているのか、お伺いいたします。大綱の2点目は、快適な住環境についてお伺いいたします。最近久しぶりに会った友人が、日中眠くて仕方ないと愚痴をこぼしました。理由を聞くと今年の春に東明公園でマイマイガまみれになった経験があって、それが原因で心療内科の診察を受けて、薬を服用しているとのことでした。私のような無神経な人間ならばそれほどは感じませんけれども、虫が苦手で病的に嫌悪感を抱くという方もおられます。昨年に引き続き、今年も相当な数のマイマイガが発生したと思われますが、市民に快適な環境を提供すべく、行政としてどのように対応なさったのか。また、被害の把握はどのようになっているのか、お伺いいたします。卵で越年すると、来年も発生が懸念されますけれども、今後の対策についてもお伺いいたします。大綱の3点目は、教育行政について教育長にお伺いいたします。1点目は、新型インフルエンザに関してですけれども、午前中同僚議員から同様の質問がありましたけれども、私は教育現場の対応に限ってお伺いいたしますし、聞いている立場も違いますので、重複する部分があるとは思いますけれども、御答弁の方お願いしたいと思います。まず、新型インフルエンザの対応についてですけれども、今朝ほどの新聞では吹奏楽コンクールへ参加する学校が生徒のインフルエンザのために断念せざるを得なかったという、悲しい記事が載っておりました。現在の管内での発生状況はどのようになっているのか。また、市教委の対応についてどのようになっているのか、お伺いいたします。教育行政の2点目は、学校トイレの洋式化についてであります。この問題については、私は議員になってから何度かこの場で同様の質問をしておりました。最近は学校が統合などされて、随分学校自体の数が減っておりますので、現在の各学校ごとのトイレの洋式化の率についてお伺いしたいと思います。以上、この場からの質問を終わります。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
吉岡議員の質問にお答えします。初めに、福祉行政について、知的障がい者のグループホームについてでありますが、市内には知的障がい者のためのグループホームが、平成元年には1カ所、定員6名でスタートしましたが、その後は毎年増え続け、現在では26カ所で定員が135人となり、内訳では男性96人、女性39人の方が利用して- -45おります。グループホームを利用される方々のほとんどが就労しており、また、高齢のため就労できない方の多くは、施設の通所サービスを利用しております。休日などには草刈りやごみ広いなど町内会活動にも参加をしており、地域との交流を図っているところであります。次に、夜間救急時の対応でありますが、グループホームを設置している事業所では、事業所の職員が連絡用の携帯電話により、利用者からの緊急時の通報等に対し24時間体制で対応に努めているところであります。次に、快適な住環境について、マイマイガの発生及び被害状況と今後の対応についてでありますが、昨年、道路・公園などの街路灯に大量のマイマイガが発生し、街路灯などの清掃を行ったところでありますが、本年度につきましては、4月下旬ごろから卵から孵化した幼虫が発生したため、コスモス通などの道路施設・街路灯・公園周辺などの幼虫駆除や街路灯の清掃を行ったほか、樹木の剪定などにより対応してきたところであります。被害状況につきましては、人的被害は把握しておりませんが、人によっては幼虫に触れると発疹が出たり、または成虫の鱗粉でアレルギー反応を示す場合があります。また、公園の樹木や街路樹で葉を食べられる被害がありましたが、現在は葉も持ち直してきている状況であります。今後の対策についてでありますが、卵のうちに駆除することが重要であり、卵・幼虫の駆除や、樹木の剪定並びに消灯などで対応するほか、公共施設等につきましては、来春の孵化前までに卵の除去を行なうなど、発生の予防について施設管理者に対し改めて周知してまいりたいと考えております。また、中心市街地の街路灯につきましては、マイマイガが集まる傾向にある紫外線を発する水銀灯から紫外線の発生が少ないナトリウム灯への交換を早急に行ってまいります。さらに林業試験場との連携を図り、市民の皆様にマイマイ蛾に関する情報提供を今後も行ってまいりたいと考えております。なお、障がい者の現状につきましては、保健福祉部長から答弁させていただきます。私からは以上でございます。
答弁 保健福祉部長 中川直紀(保健福祉部長は2012年6月まで)
障がい者の現状については、私から答弁させていただきます。障がい者の状況についてでありますが、5年前の平成16年3月末と、本年3月末現在の手帳交付者数で申し上げますと、身体障がい者では5年前が1,842人、現在が1,908人と66人の増。知的障がい者では5年前が291人、現在が383人と92人の増。精神障がい者では5年前が113人、現在が164人と51人の増で、いずれも5年前と比較して増加傾向にあります。以上でございます。
答弁 教育長 板東知文(教育長は2010年3月まで)
吉岡議員のご質問にお答えします。初めに、新型インフルエンザに関する学校現場の対応についてでありますが、空知管内における新型インフルエンザ患者発生による臨時休業の状況につきましては、本年9月1日現在で休校が5校、学年閉鎖が8校、学級閉鎖が2校となっております。教育委員会と- -46しましては、これまでも文部科学省の新型インフルエンザ対策に関する行動計画や通知等に基づき、予防対策としては手洗い・うがいの励行、症状が出た方のマスクの着用、外出の自粛、人に咳やくしゃみをかけない咳エチケットの徹底、早期受診・早期治療などについて指導すると共に、児童生徒や教職員等に患者が発生した場合には、保健所等との連絡による臨時休業など、適時適切な措置を講じることとしております。今般の新型インフルエンザについては、厚生労働省の8月19日の発表を踏まえ、本格的な流行が既に始まっている可能性があり、今後感染が急速に拡大することも十分に考えられることから、校長会などを通じて、改めて学校や家庭における感染予防の徹底について周知を図ると共に、保健所等、関係機関との連携を図り、各幼稚園・小中学校に対する来校者用消毒液を配備するなど、その対策に努めているところでございます。次に、学校トイレの洋式化についででありますが、学校における洋式便座の配置の割合は、小学校が29.5%、中学校では24.1%となっております。また、学校別に申し上げますと、小学校では中央小学校34.5%、東小学校34.0%、峰延小学校13.3%、南美唄小学校27.8%、東栄小学校20.0%、茶志内小学校27.3%、西美唄小学校27.3%。また、中学校では美唄中学校11.1%、峰延中学校66.7%、南美唄中学校50.0%、東中学校7.4%となっております。私からは以上でございます。
再質問 1番 吉岡文子
自席から再質問させていただきます。まず、福祉行政ですけれども、障がい者の現状でお伺いしたところ、5年前に比べて3つの障がい、いずれも人口が増えていると。ざっと計算しても、2万7,000として、一般市民の9%ぐらいは障がいを持った方がおられるというふうになっております。人口減の中、障がいを持つ市民の方が増えているという背景には、どのようなものがあるというふうに認識されているのか、お伺いしたいと思います。また、グループホームについてですけれども、20年間の間で増加傾向というのは、非常に顕著なものが見受けられると思います。今後の動向はどのようになっていくのか、お伺いしたいと思います。また、先ほど伺いました夜間や救急の連絡体制に関してですけれども、事業所との関係が強いのかとは思うんですけれども、非常に心細い状況ではないかなというような感じがいたします。想定外の事故や災害などに備えるためにも、日ごろから地域との交流をもっと図っていって、理解を深めていくべきだというふうに考えますけれども、その点について市長のお考えをお伺いしたいと思います。それから、マイマイガの発生についてですけれども、状況はわかりました。被害についても市民の方からは、丸裸になってしまったような街路樹や公園の樹木に関して、どうなのというあたりの話がありましたけれども、樹木の生命の方は大丈夫だったというようなご報告なので、そういったことをお伝えしていきたいと思います。街路灯を交換されると- -47いうお話でした。確かにほかの自治体の例を見ましても、同じようなことで効果を上げているということですけれども、街路灯の交換本数とか、時期などはどのようになっているのか、お伺いしたいと思います。それから、教育長にお伺いいたしますけれども、新聞などの報道によりますと、全国的にも、それから全道的にも、例えばこのインフルエンザの学級閉鎖の基準っていうのがあいまいだっていうあたりのところが報道でされておりましたけれども、その点については、どのようになっているのか、お伺いしたいと思います。予防策についても、いろいろ紹介されていますけれども、教育委員会としては蔓延を防止するための危機意識を強く持ちながら、個々の予防策についてより具体的に提案、それから、教育現場の実施状況の検証などをすべきだと考えておりますけれども、その点についての教育長のお考えをお伺いしたいと思います。学校トイレについてですけれども、今般の経済危機対策臨時交付金で市民会館、それから公民館のトイレが改修されることになったということは、この前の予算審査でもありましたけれども、この議論の中で学校トイレが出なかったのかなというのは、私は非常に残念に思うところなんですけれども。もし、今回の交付金の活用の中で議論があったのであれば、どんなものがあったのかお聞かせ願いたいと思います。それと、率直に言ってトイレの洋式化に関しては、この数字を見て、ほとんどやってないんだなと言うのが正直な感想です。特に、東中学校のこの数字の低さに関しては、前のときにも随分低いなと思ったんですけれども、同じなものですから、ぜひその辺のところの御配慮をお願いしたいと思うんですけれども。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
吉岡議員の質問にお答えします。初めに、障がい者の現状でありますが、様々な要因が考えられるところでありますが、高齢者の増加に伴う身体障がいや、社会情勢の大きな変化による精神的ストレスや、それに起因して生じる障がいなどが主な要因と、このように考えているところでございます。次に、障がい者のグループホームについてでありますが、障害者自立支援法では、施設入所や、医療機関から地域生活へのサービス体系の移行を進めることとされており、今後も増えて行く可能性が高いと認識しております。夜間や災害時などの緊急対応を想定した場合、普段の住民同士のつながりや支えが大切なことから、地域で暮らす障がい者の方々が、日常生活の上でさまざまな形で地域との交流を図っていくことは大変重要であると考えております。市としましては、事業所や町内会などと障がいを持つ方々との相互理解を促進するため、イベントはもとより、地域での交通安全活動や、声かけ運動などへの参加など、コミュニケーションの場が広がる取り組みを積極的に支援し、だれもが安全で安心して暮らすことのできる地域社会の実現に向けて努力してまいりたいと考えております。次に、街路灯の交換時期等でありますが、交換時期につきましては、本年9月1日から11月30日までに交換する予定であります。- -48また、交換を実施する範囲などにつきましては、街路灯が集中している駅周辺、国道12号、旭通りなどの街路灯393灯を交換する予定であります。私からは以上でございます。
答弁 教育長 板東知文(教育長は2010年3月まで)
吉岡議員のご質問にお答えいたします。新型インフルエンザに関する対策についてでありますが、感染者が発生した場合の対応につきましては、厚生労働省が示した学校における新型インフルエンザ・クラスターサーベイランスの流れに基づき、直ちに出席停止の措置を講じ、保健所に連絡するなど、必要な措置を迅速に講じると共に、同一学級、または部活動単位等の同一集団において、2人以上のA型感染者が発生した場合には、校長・学校医・保健所との協議の上、学級閉鎖・学年閉鎖などの臨時休業の措置を行うこととしております。また、臨時休業の期間につきましては、原則5日間として取り扱うこととしております。次に、今後の対策についてでありますが、引き続き手洗い・うがい励行を徹底するほか、学校通信等を通じて、家庭における予防や発熱時の対応等について周知しながら、学校医や保健所等、関係機関と協議し、必要な対策を講じてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、新型インフルエンザに関する対策につきましては、今後とも国・道の情報収集に努めると共に、保健所と関係機関との連携を十分に図りながら、迅速かつ適切な対応に努めてまいりたいと考えております。次に、小中学校のトイレ洋式化についてでありますが、今般の地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業の選定に当たりましては、全教育施設の現状を踏まえ、社会教育施設においては、高齢者等の利用が多く、トイレの洋式化が済んでいない市民会館・図書館のトイレ改修を行うと共に、学校施設においては、映像メディア等の活用を向上させ、児童生徒の関心を高めながらわかりやすい授業を進めるため、テレビの地上波デジタル化と校内ネットワークなど、ICT関連のインフラ整備を重点に取り組むこととしたところであります。トイレの洋式化につきましては、今後とも学校現場の状況や意見等を踏まえ、必要な対応に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
再々質問 1番 吉岡文子
しつこいようで申しわけないんですけれども、教育長に再々質問させていただきます。今朝の日本農業新聞なんですけれど、見出しは和歌山の学校で梅酢でインフル撃退ということなんですけれども、この見出しではなくて、写真を後でご欄いただきたいと思うんですけど、子どもたちがコップでうがいをしてるんですけれども、私はこれを見たときに、このコップがどういったものなのかなということを思ったんです。というのは、先ほどから何回も教育長、手洗い・うがいの励行というふうにおっしゃってますけど、母親の立場からすると、細かいことで申しわけないんですけど、うがいをするにはコップがいりますよね。手でやる方もいらっしゃいますけどね。- -49そういった場合、学校現場でこのコップと言うのは、どんな扱いになってるのか。当然集団感染とか、予防する意味では、共有と言うのはあり得ないと思うんです。私、子どもたち、美唄の幼稚園ですけども、そこに入っていたときには、子どもたちがお弁当の後うがいをするっていうところでは、個人持ちで歯ブラシ・コップを子どもに一人ずつ持たせて、幼稚園のところで袋に入れて管理をすることになってたんですけどね。こういった集団感染が危惧される中では、うがい・手洗いを励行しましょうと言ったときに、そのコップをどうするのかという点では、まずやらなきゃいけないことなんだけれども、それが、ただ言葉だけになってるんではないかなって気がするんです。それで、やはり、お子さんを持つお母さん方と話をしたときに、どういうふうになるんだろうねって。登校から学校に行ったときには、やっぱり外から学校の中に入るということですから、当然、うがいをして手洗いをして学校の中で過ごす。で、学校から家に帰ったときにも同じように手洗い、うがいをしてというのがうがい・手洗いの励行というのが本当のことだと思うんですけども。そういったものを進める時に、美唄市ではどうしていくのか。そういった細かいところまで、本来ならばやっぱり教育現場と教育委員会ときちんと話ししなければ、家庭にもきちんとそれを通達していかなければ、子どもたちの集団感染を防ぐという、一番最初の防波堤だと思うんですよね、そこがね。それがなかなかできないのではないかなと思うんですけれども。あまり細かいところまで言い過ぎるのかもしれませんけれども、そこがちょっと危惧される点なので、その点について、もしお考えがあれば伺いたいと思います。それから、学校トイレについてですけれども、これはやはり子どもたちの権利条約の問題ですとか、いろんな点から最近だいぶ進んできたなというふうな印象を受けています。1つ、2つ、例を御紹介したいんですけれども、札幌市ですけれども、公共建築というホームページで、汚い・臭い・暗いの3Kと言われている学校トイレが今変わりつつあります、ということで、近年学校でトイレを我慢する子どもたちが増えています。単に和式トイレに慣れていないというだけでなく、冷やかされるのが嫌だからというのも大きな理由のようです。そこで、建設されてからある程度年数の経った学校では、大規模改造工事に合わせて、明るくみんなが使いやすいトイレに改造する工事を行っています。改造プランを立てるときには、生徒や先生の皆さんに意見を聞きながら、こんなことに気をつけています。1つはだれでも使えるトイレ、改造するときには、車いすの人も使える多目的トイレも一緒に整備します。開放的なトイレ、閉鎖的なイメージを解消するため、トイレと廊下との出入り口にドアを付けないことにします。そのかわりに、外からのぞかれないように、壁や便器の配置に気をつけています。明るいトイレ、内装の色や照明の配置などを工夫して明るいトイレになるようにします。においのしないトイレ、床を水洗いすると雑菌などが発生してにおいの原因となるため、水洗いしないで済むような床材を選んでいます。こう紹介されています。また、昨年の報道ですけれども、建材設備- -50メーカー7社で構成する学校のトイレ研究会が教育委員会に対して実施した調査から、こんな傾向が明らかになったという事で、過去5年間に公立の小中学校で洋式トイレが増えていると。調査では学校の大便器で和式と洋式の設置数の比を訪ねた。トイレについて、過去5年間に改修していない学校、改修した学校(新築を含む)、改修予定がある学校の3種類に分けて比較している。改修していないケースで洋式便器が過半数、または和式と同数と回答したのは計8%だったのに対し、改修した学校では63%と多かった。改修予定の場合では87%になる。また、温水便座も、改修していないケースでは16%なのが、改修済みでは36%と設置が進んでいることがわかったと。こういった、例を御紹介したいと思うんですけど、何度も私は、この一般質問の中で必要なことだということで、質問してまいりました。板東教育長も本会議におられた幹部のお1人ですので、ご記憶されていると思います。今、教育現場では午前中の同僚議員の質問にもありましたし、食育ということが子どもたちの育ちに大切だと言われていますけれども、食育イコール食べることが大事なら、それに伴って発生する排泄も同じように大切だと思われます。人間として避けては通れないことだからです。しかしながら、先程質問にお答えがあったようになかなか頭の中では理解されて、必要性も理解されているものの、実現においては非常に進んでいないというのが現状だと思っています。なかなか、財政難の中難しいとは思うんですけども、是非保護者や児童生徒にアンケートを実施して、その必要性を具体的に把握して、改善を計画的に進めるべきだと考えておりますけれども、教育長のお考えをお伺いいたします。
答弁 教育長 板東知文(教育長は2010年3月まで)
吉岡議員の質問にお答えいたします。初めに、新型インフルエンザに関しての学校現場の対応についてでありますが、ただいまお話しありましたコップの共有等、さらに予防対策につきましては、学校現場の状況を踏まえ、校長会等を含めて、その対策のあり方について再度検討してまいりたい。それから、専門的な観点から、保健所との連携も十分しながら、その在り方について、さらに予防対策の徹底を図ってまいりたいと考えております。次に、学校トイレ洋式化についてでありますが、私も基本的に排便と言うか、食を通じて排泄についても非常に重要だと考えております。ただ、現状においては教育費全般の中、一定の優先すべき内容の中、現実的に洋式化がなかなか進んでないという状況は、私自身も認識しているところでございます。今後、更に学校現場の状況、現場の先生方の意見等踏まえ、今後とも改善にむけた必要な対応に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。